JP2000340280A - メモリカード用コネクタ - Google Patents
メモリカード用コネクタInfo
- Publication number
- JP2000340280A JP2000340280A JP11151456A JP15145699A JP2000340280A JP 2000340280 A JP2000340280 A JP 2000340280A JP 11151456 A JP11151456 A JP 11151456A JP 15145699 A JP15145699 A JP 15145699A JP 2000340280 A JP2000340280 A JP 2000340280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- holder cover
- memory card
- connector
- rotation axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
- H01R13/2442—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted with a single cantilevered beam
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ホルダーカバーが小型に構成され
得ると共に、ハウジングに対して容易にロックされ得る
ようにした、メモリカード用コネクタを提供することを
目的とする。 【解決手段】 メモリカードが収容されるハウジング1
1と、ハウジング内に収容されたメモリカードを覆うホ
ルダーカバー20と、一端がハウジング内に収容された
メモリカードの接点部に対向してハウジング表面に露出
し且つ他端がハウジングの端縁から突出するようにハウ
ジング内に組み込まれた複数個の接続端子14と、から
構成されているメモリカード用コネクタ10において、
上記ホルダーカバー20が、そのコネクタの長手方向に
対して横向きの一側縁にて、ハウジングの一側縁に設け
られた回転軸15の周りに回動することにより、ハウジ
ング11に対して開閉可能に支持されるように、メモリ
カード用コネクタ10を構成する。
得ると共に、ハウジングに対して容易にロックされ得る
ようにした、メモリカード用コネクタを提供することを
目的とする。 【解決手段】 メモリカードが収容されるハウジング1
1と、ハウジング内に収容されたメモリカードを覆うホ
ルダーカバー20と、一端がハウジング内に収容された
メモリカードの接点部に対向してハウジング表面に露出
し且つ他端がハウジングの端縁から突出するようにハウ
ジング内に組み込まれた複数個の接続端子14と、から
構成されているメモリカード用コネクタ10において、
上記ホルダーカバー20が、そのコネクタの長手方向に
対して横向きの一側縁にて、ハウジングの一側縁に設け
られた回転軸15の周りに回動することにより、ハウジ
ング11に対して開閉可能に支持されるように、メモリ
カード用コネクタ10を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばSIM(Sub
scriber ID Entity Module)(加入者識別用) カード等の
メモリカード用コネクタに関するものである。
scriber ID Entity Module)(加入者識別用) カード等の
メモリカード用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなメモリカード用コネク
タは、例えば図6乃至図10に示すように構成されてい
る。図6乃至図10において、メモリカード用コネクタ
1は、ハウジング2及びホルダーカバー3から構成され
ている。
タは、例えば図6乃至図10に示すように構成されてい
る。図6乃至図10において、メモリカード用コネクタ
1は、ハウジング2及びホルダーカバー3から構成され
ている。
【0003】上記ハウジング2は、その上面にメモリカ
ードとしてのSIMカード4を受容するためのスペース
2aを備えていると共に、このスペース2aを包囲する
周壁2bを備えている。また、上記ハウジング2は、そ
の上面に一端付近が突出し且つ他端がハウジング2の互
いに対向する端縁(図示の場合、左右の端縁)にて、そ
れぞれ並んで突出する複数本(図示の場合、3本)の接
続端子5を備えている。さらに、上記ハウジング2は、
図6にて右端縁の両端から外側(図6にて上下方向)に
突出した回転軸2cを備えている。
ードとしてのSIMカード4を受容するためのスペース
2aを備えていると共に、このスペース2aを包囲する
周壁2bを備えている。また、上記ハウジング2は、そ
の上面に一端付近が突出し且つ他端がハウジング2の互
いに対向する端縁(図示の場合、左右の端縁)にて、そ
れぞれ並んで突出する複数本(図示の場合、3本)の接
続端子5を備えている。さらに、上記ハウジング2は、
図6にて右端縁の両端から外側(図6にて上下方向)に
突出した回転軸2cを備えている。
【0004】上記ホルダーカバー3は、ハウジングに備
えられた回転軸2cに係合するヒンジ部3aを備えてお
り、ヒンジ部3aが回転軸2cに係合することにより、
ハウジング2に対して回転し得るように、構成されてい
る。さらに、上記ホルダーカバー3は、その両側縁(図
面にて上下縁)から下方に向かって延び、さらに内側に
延びるメモリカード係合爪3b及びロック爪3cを備え
ている。ここで、ヒンジ部3aは、ホルダーカバー3の
両側縁の方向に延びる長孔3dから構成されており、回
転軸2cが長孔3d内を摺動し得るように構成されてい
る。
えられた回転軸2cに係合するヒンジ部3aを備えてお
り、ヒンジ部3aが回転軸2cに係合することにより、
ハウジング2に対して回転し得るように、構成されてい
る。さらに、上記ホルダーカバー3は、その両側縁(図
面にて上下縁)から下方に向かって延び、さらに内側に
延びるメモリカード係合爪3b及びロック爪3cを備え
ている。ここで、ヒンジ部3aは、ホルダーカバー3の
両側縁の方向に延びる長孔3dから構成されており、回
転軸2cが長孔3d内を摺動し得るように構成されてい
る。
【0005】これにより、上記ホルダーカバー3は、図
6及び図7に示す開放位置から、図8に示すように回転
軸2cの周りに回転することにより、図9に示す閉鎖位
置に持ち来され、さらに回転軸2cが長孔3d内を摺動
しながら、ホルダーカバー3がハウジング2に対して図
9にて右方に移動されることにより、図10に示すロッ
ク位置に持ち来されるようになっている。そして、図1
0に示すロック位置にて、ホルダーカバー3に備えられ
たロック爪3cが、ハウジング2の側縁に備えられた係
合部2dに係合することにより、ホルダーカバー3がハ
ウジング2に対してロックされるようになっている。
6及び図7に示す開放位置から、図8に示すように回転
軸2cの周りに回転することにより、図9に示す閉鎖位
置に持ち来され、さらに回転軸2cが長孔3d内を摺動
しながら、ホルダーカバー3がハウジング2に対して図
9にて右方に移動されることにより、図10に示すロッ
ク位置に持ち来されるようになっている。そして、図1
0に示すロック位置にて、ホルダーカバー3に備えられ
たロック爪3cが、ハウジング2の側縁に備えられた係
合部2dに係合することにより、ホルダーカバー3がハ
ウジング2に対してロックされるようになっている。
【0006】このような構成のメモリカード用コネクタ
1によれば、先づ図6に示すように、ホルダーカバー3
がハウジング2に対してほぼ180度開いた開放位置に
て、ホルダーカバー3のメモリカード係合爪3bの内側
にメモリカード4をセットする(図7参照)。次に、図
8にて符号A,B,C,D,Eで示すように、ホルダー
カバー3をハウジング2に対して順次に回転させること
により、ホルダーカバー3が図9に示す閉鎖位置まで持
ち来される。
1によれば、先づ図6に示すように、ホルダーカバー3
がハウジング2に対してほぼ180度開いた開放位置に
て、ホルダーカバー3のメモリカード係合爪3bの内側
にメモリカード4をセットする(図7参照)。次に、図
8にて符号A,B,C,D,Eで示すように、ホルダー
カバー3をハウジング2に対して順次に回転させること
により、ホルダーカバー3が図9に示す閉鎖位置まで持
ち来される。
【0007】続いて、ホルダーカバー3が図9にて矢印
Xで示すようにハウジング2に対して摺動されて、ホル
ダーカバー3のロック爪3cがハウジング2の係合部2
dに係合することにより、ホルダーカバー3がハウジン
グ2に対してロックされる。このとき、ホルダーカバー
3内にセットされたメモリカード4は、その接点部が、
ハウジング2に備えられた対応する接続端子5の一端に
接触すると共に、ホルダーカバー3により接続端子5の
一端に押圧されることになる。
Xで示すようにハウジング2に対して摺動されて、ホル
ダーカバー3のロック爪3cがハウジング2の係合部2
dに係合することにより、ホルダーカバー3がハウジン
グ2に対してロックされる。このとき、ホルダーカバー
3内にセットされたメモリカード4は、その接点部が、
ハウジング2に備えられた対応する接続端子5の一端に
接触すると共に、ホルダーカバー3により接続端子5の
一端に押圧されることになる。
【0008】このようにして、例えば電話機や通信機器
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ1
内に収納されたメモリカード4は、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ1
内に収納されたメモリカード4は、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のメモリカード用コネクタ1においては、ホルダー
カバー3がコネクタ1の挿入方向に対して横向きの回転
軸2cの周りに回転可能に支持されている。従って、ホ
ルダーカバー3は、その両側縁にロック爪3cを備える
ことになるので、ホルダーカバー3全体が大型になって
しまうと共に、重量が増大してしまう。
構成のメモリカード用コネクタ1においては、ホルダー
カバー3がコネクタ1の挿入方向に対して横向きの回転
軸2cの周りに回転可能に支持されている。従って、ホ
ルダーカバー3は、その両側縁にロック爪3cを備える
ことになるので、ホルダーカバー3全体が大型になって
しまうと共に、重量が増大してしまう。
【0010】また、メモリカード4を収納する場合、ホ
ルダーカバー3を閉鎖位置まで回転軸2cの周りに回転
させた後、ホルダーカバー3をロック位置まで水平方向
に摺動させることにより、ホルダーカバー3がハウジン
グ2に対してロックされるようになっているため、メモ
リカード4の固定動作としては、ホルダーカバー3の回
動及び摺動の二動作になるため、操作性があまり良くな
いという問題があった。
ルダーカバー3を閉鎖位置まで回転軸2cの周りに回転
させた後、ホルダーカバー3をロック位置まで水平方向
に摺動させることにより、ホルダーカバー3がハウジン
グ2に対してロックされるようになっているため、メモ
リカード4の固定動作としては、ホルダーカバー3の回
動及び摺動の二動作になるため、操作性があまり良くな
いという問題があった。
【0011】さらに、ホルダーカバー3は、両側縁に
て、そのヒンジ部3aが回転軸2cに係合しているだけ
であるので、ホルダーカバー3が開放位置から閉鎖位置
まで回転される際に、ホルダーカバー3の一側にてヒン
ジ部3aの長孔3d内で回転軸2cが移動することによ
り、図12に示すように、ホルダーカバー3が斜めにな
って、ホルダーカバー3が閉鎖位置に移動し得なくなっ
てしまうことがあった。
て、そのヒンジ部3aが回転軸2cに係合しているだけ
であるので、ホルダーカバー3が開放位置から閉鎖位置
まで回転される際に、ホルダーカバー3の一側にてヒン
ジ部3aの長孔3d内で回転軸2cが移動することによ
り、図12に示すように、ホルダーカバー3が斜めにな
って、ホルダーカバー3が閉鎖位置に移動し得なくなっ
てしまうことがあった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、ホルダーカバ
ーが小型に構成され得ると共に、ハウジングに対して容
易にロックされ得るようにした、メモリカード用コネク
タを提供することを目的としている。
ーが小型に構成され得ると共に、ハウジングに対して容
易にロックされ得るようにした、メモリカード用コネク
タを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、メモリカードが収容されるハウジングと、ハウジ
ング内に収容されたメモリカードを覆うホルダーカバー
と、一端がハウジング内に収容されたメモリカードの接
点部に対向してハウジング表面に露出し且つ他端がハウ
ジングの端縁から突出するようにハウジング内に組み込
まれた複数個の接続端子と、から構成されているメモリ
カード用コネクタにおいて、上記ホルダーカバーが、そ
のコネクタの長手方向に対して横向きの一側縁にて、ハ
ウジングの一側縁に設けられた回転軸の周りに回動する
ことにより、ハウジングに対して開閉可能に支持されて
いることを特徴とする、メモリカード用コネクタによ
り、達成される。
れば、メモリカードが収容されるハウジングと、ハウジ
ング内に収容されたメモリカードを覆うホルダーカバー
と、一端がハウジング内に収容されたメモリカードの接
点部に対向してハウジング表面に露出し且つ他端がハウ
ジングの端縁から突出するようにハウジング内に組み込
まれた複数個の接続端子と、から構成されているメモリ
カード用コネクタにおいて、上記ホルダーカバーが、そ
のコネクタの長手方向に対して横向きの一側縁にて、ハ
ウジングの一側縁に設けられた回転軸の周りに回動する
ことにより、ハウジングに対して開閉可能に支持されて
いることを特徴とする、メモリカード用コネクタによ
り、達成される。
【0014】本発明によるメモリカード用コネクタは、
好ましくは、上記ホルダーカバーが、その他側縁に、ハ
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている。
好ましくは、上記ホルダーカバーが、その他側縁に、ハ
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている。
【0015】本発明によるメモリカード用コネクタは、
好ましくは、上記フックが、ホルダーカバーと一体に成
形されている。
好ましくは、上記フックが、ホルダーカバーと一体に成
形されている。
【0016】本発明によるメモリカード用コネクタは、
好ましくは、上記ホルダーカバーが、上記回転軸に沿っ
て摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバーが、
回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホルダーカ
バーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合するように
なっている。
好ましくは、上記ホルダーカバーが、上記回転軸に沿っ
て摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバーが、
回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホルダーカ
バーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合するように
なっている。
【0017】本発明によるメモリカード用コネクタは、
好ましくは、上記ホルダーカバーが、開閉時の指係止用
の窓部を備えている。
好ましくは、上記ホルダーカバーが、開閉時の指係止用
の窓部を備えている。
【0018】本発明によるメモリカード用コネクタは、
好ましくは、上記ホルダーカバーが、上記窓部に隣接し
て凸状部を備えている。
好ましくは、上記ホルダーカバーが、上記窓部に隣接し
て凸状部を備えている。
【0019】上記構成によれば、ホルダーカバーが、コ
ネクタ挿入方向に対して横向きの一側縁にて、ハウジン
グに対して回動し得るようになっているので、ホルダー
カバーのコネクタの長手方向の長さは、メモリカードの
接点部に対向する接続端子のハウジングの表面に露出し
た部分を覆うために必要な長さだけあればよい。従っ
て、ホルダーカバーが最小面積となるように小型に且つ
軽量に形成され得ることになる。
ネクタ挿入方向に対して横向きの一側縁にて、ハウジン
グに対して回動し得るようになっているので、ホルダー
カバーのコネクタの長手方向の長さは、メモリカードの
接点部に対向する接続端子のハウジングの表面に露出し
た部分を覆うために必要な長さだけあればよい。従っ
て、ホルダーカバーが最小面積となるように小型に且つ
軽量に形成され得ることになる。
【0020】さらに、ホルダーカバーのヒンジ部が、回
転軸に対して比較的長い距離で係合していることから、
ホルダーカバーが回転軸に沿って摺動する際、あるいは
回転軸の周りに回転する際、ホルダーカバーが回転軸に
対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に回
転軸に沿って平行に案内されることになり、メモリカー
ドの固定が確実に行なわれ得ることになる。
転軸に対して比較的長い距離で係合していることから、
ホルダーカバーが回転軸に沿って摺動する際、あるいは
回転軸の周りに回転する際、ホルダーカバーが回転軸に
対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に回
転軸に沿って平行に案内されることになり、メモリカー
ドの固定が確実に行なわれ得ることになる。
【0021】上記ホルダーカバーが、その他側縁に、ハ
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている場合には、ホルダーカ
バーがハウジングに対して閉じられることによって、そ
のフックがハウジングの係合部に係合することになり、
一動作でホルダーカバーのロックが行なわれ得るので、
操作性が向上することになる。
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている場合には、ホルダーカ
バーがハウジングに対して閉じられることによって、そ
のフックがハウジングの係合部に係合することになり、
一動作でホルダーカバーのロックが行なわれ得るので、
操作性が向上することになる。
【0022】上記フックが、ホルダーカバーと一体に成
形されている場合には、部品点数が削減されることによ
り、部品コスト及び組立コストが、低減され得ることに
なる。
形されている場合には、部品点数が削減されることによ
り、部品コスト及び組立コストが、低減され得ることに
なる。
【0023】上記ホルダーカバーが、上記回転軸に沿っ
て摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバーが、
回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホルダーカ
バーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合するように
なっている場合には、ホルダーカバーがハウジングに対
して閉じられた後、回転軸に沿って摺動されることによ
り、ロック位置に持ち来され、係合爪が突出部に係合す
ることによって、確実にロックされ得ることになる。
て摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバーが、
回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホルダーカ
バーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合するように
なっている場合には、ホルダーカバーがハウジングに対
して閉じられた後、回転軸に沿って摺動されることによ
り、ロック位置に持ち来され、係合爪が突出部に係合す
ることによって、確実にロックされ得ることになる。
【0024】上記ホルダーカバーが、開閉時の指係止用
の窓部及び/または上記窓部に隣接して凸状部を備えて
いる場合には、使用者がホルダーカバーを開ける際に、
手指を窓部または窓部と凸状部の間に入れることによ
り、ホルダーカバーを確実に把持することができ、容易
にホルダーカバーを開けることが可能になる。
の窓部及び/または上記窓部に隣接して凸状部を備えて
いる場合には、使用者がホルダーカバーを開ける際に、
手指を窓部または窓部と凸状部の間に入れることによ
り、ホルダーカバーを確実に把持することができ、容易
にホルダーカバーを開けることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1乃至図3は、本
発明によるメモリカード用コネクタの第一の実施形態の
構成を示している。図1及び図2において、メモリカー
ド用コネクタ10は、樹脂製のハウジング11及び金属
性のホルダーカバー20から構成されている。
づいて、本発明を詳細に説明する。図1乃至図3は、本
発明によるメモリカード用コネクタの第一の実施形態の
構成を示している。図1及び図2において、メモリカー
ド用コネクタ10は、樹脂製のハウジング11及び金属
性のホルダーカバー20から構成されている。
【0026】上記ハウジング11は、その上面にメモリ
カードとしてのSIMカードを受容するためのスペース
12を備えていると共に、このスペース12を包囲する
周壁13を備えている。また、上記ハウジング11は、
その上面に一端付近が突出し、且つ他端がハウジング1
1の互いに対向する端縁(図1にて、左手前及び右奥の
端縁)にて、それぞれ並んで突出する複数本(図示の場
合、4本)の接続端子14を備えている。さらに、上記
ハウジング11は、コネクタの長手方向X1に対して横
向きの一側縁(図1にて、左奥の側縁)に沿って延びる
回転軸15を備えている。
カードとしてのSIMカードを受容するためのスペース
12を備えていると共に、このスペース12を包囲する
周壁13を備えている。また、上記ハウジング11は、
その上面に一端付近が突出し、且つ他端がハウジング1
1の互いに対向する端縁(図1にて、左手前及び右奥の
端縁)にて、それぞれ並んで突出する複数本(図示の場
合、4本)の接続端子14を備えている。さらに、上記
ハウジング11は、コネクタの長手方向X1に対して横
向きの一側縁(図1にて、左奥の側縁)に沿って延びる
回転軸15を備えている。
【0027】上記ホルダーカバー20は、全体が金属性
の弾性材料から構成されていると共に、その一側縁に
て、ハウジング11に備えられた回転軸15に係合する
ヒンジ部21を備えており、ヒンジ部21が回転軸15
に係合することにより、ハウジング11に対して回転し
得るように、構成されている。さらに、上記ホルダーカ
バー20は、その他側縁(図面にて上下縁)から下方に
向かって延び、さらに内側に延びる係合爪としての舌片
22を備えている。この舌片22は、後述するように、
ホルダーカバー20が閉鎖位置から回転軸15に沿って
摺動されたとき、ハウジング11に設けられた突出部1
7に係合するようになっている。
の弾性材料から構成されていると共に、その一側縁に
て、ハウジング11に備えられた回転軸15に係合する
ヒンジ部21を備えており、ヒンジ部21が回転軸15
に係合することにより、ハウジング11に対して回転し
得るように、構成されている。さらに、上記ホルダーカ
バー20は、その他側縁(図面にて上下縁)から下方に
向かって延び、さらに内側に延びる係合爪としての舌片
22を備えている。この舌片22は、後述するように、
ホルダーカバー20が閉鎖位置から回転軸15に沿って
摺動されたとき、ハウジング11に設けられた突出部1
7に係合するようになっている。
【0028】ここで、ヒンジ部21は、ホルダーカバー
20の回転軸15に沿って延びていて、且つ断面が図1
に示すロック位置または閉鎖位置にて上方が開放したほ
ぼU字形状に形成されており、さらに回転軸15に沿っ
て摺動し得るように構成されている。これに対して、回
転軸15は、断面が円形に形成されていると共に、ロッ
ク位置に対応する領域15aにて、ホルダーカバー20
のヒンジ部21の形状に対応して断面が異型、図示の場
合U字形に形成されている。これにより、ホルダーカバ
ー20は、閉鎖位置にあるときにのみ、ヒンジ部21の
形状が異型部15a(ロック位置に対応する領域)の形
状に整合して、ロック位置に摺動し得るようになってい
る。
20の回転軸15に沿って延びていて、且つ断面が図1
に示すロック位置または閉鎖位置にて上方が開放したほ
ぼU字形状に形成されており、さらに回転軸15に沿っ
て摺動し得るように構成されている。これに対して、回
転軸15は、断面が円形に形成されていると共に、ロッ
ク位置に対応する領域15aにて、ホルダーカバー20
のヒンジ部21の形状に対応して断面が異型、図示の場
合U字形に形成されている。これにより、ホルダーカバ
ー20は、閉鎖位置にあるときにのみ、ヒンジ部21の
形状が異型部15a(ロック位置に対応する領域)の形
状に整合して、ロック位置に摺動し得るようになってい
る。
【0029】さらに、ホルダーカバー20は、図1に示
すロック位置にて、他側縁に、ハウジング11の他側縁
に形成された係合部16に係合するように内側に向かっ
て突出する凸部23を備えている。尚、上記凸部23
は、弾性材料から成るホルダーカバー20と一体に成形
されている。
すロック位置にて、他側縁に、ハウジング11の他側縁
に形成された係合部16に係合するように内側に向かっ
て突出する凸部23を備えている。尚、上記凸部23
は、弾性材料から成るホルダーカバー20と一体に成形
されている。
【0030】これにより、上記ホルダーカバー20は、
図2に示す開放位置から、一側縁が回転軸15の周りに
回転することにより、閉鎖位置に持ち来され、さらに回
転軸15に沿ってヒンジ部21が摺動して、ホルダーカ
バー20がハウジング11に対して図1にてX1方向に
移動されることにより、図1に示すロック位置に持ち来
されるようになっている。そして、図1に示すロック位
置にて、ホルダーカバー20に備えられた舌片22が、
ハウジング11の側縁に備えられた突出部17に係合す
ることにより、ホルダーカバー20がハウジング11に
対してロックされるようになっている。このとき、ホル
ダーカバー20に備えられた凸部23は、上記係合部1
6に備えられた傾斜面16aに沿って摺動し、係合部1
6の頂部16bを通過したとき、凸部23が係合部16
から外れて、クリック感を発生させることにより、ロッ
ク状態を容易に把握できるようになっている。
図2に示す開放位置から、一側縁が回転軸15の周りに
回転することにより、閉鎖位置に持ち来され、さらに回
転軸15に沿ってヒンジ部21が摺動して、ホルダーカ
バー20がハウジング11に対して図1にてX1方向に
移動されることにより、図1に示すロック位置に持ち来
されるようになっている。そして、図1に示すロック位
置にて、ホルダーカバー20に備えられた舌片22が、
ハウジング11の側縁に備えられた突出部17に係合す
ることにより、ホルダーカバー20がハウジング11に
対してロックされるようになっている。このとき、ホル
ダーカバー20に備えられた凸部23は、上記係合部1
6に備えられた傾斜面16aに沿って摺動し、係合部1
6の頂部16bを通過したとき、凸部23が係合部16
から外れて、クリック感を発生させることにより、ロッ
ク状態を容易に把握できるようになっている。
【0031】さらに、上記ホルダーカバー20は、図1
及び図2に示すように、開閉時の指係止用の窓部24を
備えている。図示の場合、上記窓部24は、互いに平行
に且つ回転軸15に対して垂直に延びる二本の長孔から
構成されている。
及び図2に示すように、開閉時の指係止用の窓部24を
備えている。図示の場合、上記窓部24は、互いに平行
に且つ回転軸15に対して垂直に延びる二本の長孔から
構成されている。
【0032】本発明実施形態によるメモリカード用コネ
クタ10は、以上のように構成されており、先づ図2に
示すように、例えば使用者は、ホルダーカバー20の窓
部24に指を入れて、ホルダーカバー20を回転軸15
の周りに回転させることにより、ホルダーカバー20を
ハウジング11に対してほぼ180度開いた開放位置に
持ち来す。この状態にて、使用者は、ハウジング11の
スペース12内にメモリカード(図示せず)をセットす
る。次に、ホルダーカバー20をハウジング11に対し
て回転軸15の周りに回転させることにより、ホルダー
カバー20が図3(A)に示す閉鎖位置まで持ち来され
る。
クタ10は、以上のように構成されており、先づ図2に
示すように、例えば使用者は、ホルダーカバー20の窓
部24に指を入れて、ホルダーカバー20を回転軸15
の周りに回転させることにより、ホルダーカバー20を
ハウジング11に対してほぼ180度開いた開放位置に
持ち来す。この状態にて、使用者は、ハウジング11の
スペース12内にメモリカード(図示せず)をセットす
る。次に、ホルダーカバー20をハウジング11に対し
て回転軸15の周りに回転させることにより、ホルダー
カバー20が図3(A)に示す閉鎖位置まで持ち来され
る。
【0033】続いて、ホルダーカバー20が図3(A)
及び図1にて矢印X1で示すようにハウジング11に対
して回転軸15に沿って摺動されることにより、ホルダ
ーカバー20が図3(B)に示すロック位置に持ち来さ
れる。ここで、ホルダーカバー20の舌片22がハウジ
ング11の突出部17に係合することにより、ホルダー
カバー20がハウジング11に対してロックされること
になる。このとき、ホルダーカバー20内にセットされ
たメモリカードは、その接点部が、ハウジング11に備
えられた対応する接続端子14の頂部14aに接触する
と共に、ホルダーカバー20により接続端子14の頂部
14aに対して押圧されることになる。
及び図1にて矢印X1で示すようにハウジング11に対
して回転軸15に沿って摺動されることにより、ホルダ
ーカバー20が図3(B)に示すロック位置に持ち来さ
れる。ここで、ホルダーカバー20の舌片22がハウジ
ング11の突出部17に係合することにより、ホルダー
カバー20がハウジング11に対してロックされること
になる。このとき、ホルダーカバー20内にセットされ
たメモリカードは、その接点部が、ハウジング11に備
えられた対応する接続端子14の頂部14aに接触する
と共に、ホルダーカバー20により接続端子14の頂部
14aに対して押圧されることになる。
【0034】このようにして、例えば電話機や通信機器
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ1
0内に収納されたメモリカードは、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ1
0内に収納されたメモリカードは、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
【0035】この場合、ホルダーカバー20は、一側縁
にて、ハウジング11に対して回転可能に支持されてお
り、ハウジング11に対してロックするための凸部23
がホルダーカバー20の他側縁に備えられるので、この
ため、ホルダーカバー20は、コネクタ挿入方向に関し
て、接続端子14のハウジング11のスペース12の表
面から突出する頂部14aを覆うために必要な最小面積
であればよく、図示のように、二対の接続端子14の各
対の頂部14a間の長さだけあればよい。従って、ホル
ダーカバー20は、図6乃至図10に示したハウジング
2の端縁に回転可能に支持されたホルダーカバー3を備
えたメモリカード用コネクタ1に比較して、コネクタ挿
入方向即ち回転軸15の方向に関して、大幅に短く形成
されるので、ホルダーカバー20が小型且つ軽量に構成
され得ることになる。
にて、ハウジング11に対して回転可能に支持されてお
り、ハウジング11に対してロックするための凸部23
がホルダーカバー20の他側縁に備えられるので、この
ため、ホルダーカバー20は、コネクタ挿入方向に関し
て、接続端子14のハウジング11のスペース12の表
面から突出する頂部14aを覆うために必要な最小面積
であればよく、図示のように、二対の接続端子14の各
対の頂部14a間の長さだけあればよい。従って、ホル
ダーカバー20は、図6乃至図10に示したハウジング
2の端縁に回転可能に支持されたホルダーカバー3を備
えたメモリカード用コネクタ1に比較して、コネクタ挿
入方向即ち回転軸15の方向に関して、大幅に短く形成
されるので、ホルダーカバー20が小型且つ軽量に構成
され得ることになる。
【0036】さらに、この場合、ホルダーカバー20
は、そのヒンジ部21が、回転軸15に対して、比較的
長い距離で係合していることから、ホルダーカバー20
が回転軸15に沿って摺動する際、あるいは回転軸15
の周りに回転する際、ホルダーカバー20が回転軸15
に対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に
回転軸15に沿って平行に案内されることになり、メモ
リカードの固定が確実に行なわれ得ることになる。
は、そのヒンジ部21が、回転軸15に対して、比較的
長い距離で係合していることから、ホルダーカバー20
が回転軸15に沿って摺動する際、あるいは回転軸15
の周りに回転する際、ホルダーカバー20が回転軸15
に対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に
回転軸15に沿って平行に案内されることになり、メモ
リカードの固定が確実に行なわれ得ることになる。
【0037】図4及び図5は、本発明によるメモリカー
ド用コネクタの第二の実施形態を示している。図4及び
図5において、メモリカード用コネクタ30は、図1乃
至図3に示したメモリカード用コネクタ10とほぼ同様
の構成であるが、以下の点で異なる構成になっている。
ド用コネクタの第二の実施形態を示している。図4及び
図5において、メモリカード用コネクタ30は、図1乃
至図3に示したメモリカード用コネクタ10とほぼ同様
の構成であるが、以下の点で異なる構成になっている。
【0038】即ち、金属性のホルダーカバー31は、回
転軸15の周りに回転可能に支持されているが、回転軸
15に沿って摺動し得ないように支持されている。ま
た、ホルダーカバー31は、図1乃至図3に示したメモ
リカード用コネクタ10における窓部24の代わりに、
他側縁側に設けられた窓部32及びこの窓部32に隣接
した上方に膨らんで形成された凸状部33を備えてい
る。
転軸15の周りに回転可能に支持されているが、回転軸
15に沿って摺動し得ないように支持されている。ま
た、ホルダーカバー31は、図1乃至図3に示したメモ
リカード用コネクタ10における窓部24の代わりに、
他側縁側に設けられた窓部32及びこの窓部32に隣接
した上方に膨らんで形成された凸状部33を備えてい
る。
【0039】さらに、ホルダーカバー31は、回転軸1
5の周りに回転されて、樹脂製のハウジング11に対し
て閉じられた時(閉鎖位置)に、図4(A)に示すよう
に、ハウジング11の他側縁に形成された係合部25に
係合するように内側に向かって突出するフック34を備
えている。これにより、ホルダーカバー31が閉鎖位置
に持ち来されると、このフック34が係合部25に係合
することにより、ホルダーカバー31がハウジング11
に対してロックされ得るようになっている。
5の周りに回転されて、樹脂製のハウジング11に対し
て閉じられた時(閉鎖位置)に、図4(A)に示すよう
に、ハウジング11の他側縁に形成された係合部25に
係合するように内側に向かって突出するフック34を備
えている。これにより、ホルダーカバー31が閉鎖位置
に持ち来されると、このフック34が係合部25に係合
することにより、ホルダーカバー31がハウジング11
に対してロックされ得るようになっている。
【0040】このような構成のメモリカード用コネクタ
30によれば、先づ図5に示すように、使用者は、ホル
ダーカバー31の窓部32から凸状部33内に指を入れ
て、ホルダーカバー31を回転軸15の周りに回転させ
ることにより、ホルダーカバー31をハウジング11に
対してほぼ180度開いた開放位置に持ち来す。この状
態にて、使用者は、ハウジング11のスペース12内に
メモリカード(図示せず)をセットする。次に、ホルダ
ーカバー31をハウジング11に対して回転軸15の周
りに回転させることにより、ホルダーカバー31が図4
に示す閉鎖位置まで持ち来される。ここで、ホルダーカ
バー31のフック34がハウジング11の係合部25に
係合することにより、ホルダーカバー31がハウジング
11に対してロックされることになる。このとき、ホル
ダーカバー31内にセットされたメモリカードは、その
接点部が、ハウジング11に備えられた対応する接続端
子14の頂部14aに接触すると共に、ホルダーカバー
31により接続端子14の頂部14aに対して押圧され
ることになる。
30によれば、先づ図5に示すように、使用者は、ホル
ダーカバー31の窓部32から凸状部33内に指を入れ
て、ホルダーカバー31を回転軸15の周りに回転させ
ることにより、ホルダーカバー31をハウジング11に
対してほぼ180度開いた開放位置に持ち来す。この状
態にて、使用者は、ハウジング11のスペース12内に
メモリカード(図示せず)をセットする。次に、ホルダ
ーカバー31をハウジング11に対して回転軸15の周
りに回転させることにより、ホルダーカバー31が図4
に示す閉鎖位置まで持ち来される。ここで、ホルダーカ
バー31のフック34がハウジング11の係合部25に
係合することにより、ホルダーカバー31がハウジング
11に対してロックされることになる。このとき、ホル
ダーカバー31内にセットされたメモリカードは、その
接点部が、ハウジング11に備えられた対応する接続端
子14の頂部14aに接触すると共に、ホルダーカバー
31により接続端子14の頂部14aに対して押圧され
ることになる。
【0041】このようにして、例えば電話機や通信機器
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ3
0内に収納されたメモリカードは、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
等の各種機器内に組込まれたメモリカード用コネクタ3
0内に収納されたメモリカードは、当該各種機器に対し
て接続され得ることになる。
【0042】この場合、ホルダーカバー31は、前述し
たホルダーカバー20の場合と同様に、コネクタ挿入方
向に関して、接続端子14のハウジング11のスペース
12の表面から突出する頂部14aを覆って、メモリカ
ードの接点部を対応する接続端子14の頂部14aに対
して押圧するために必要な最小面積であればよく、コネ
クタ挿入方向即ち回転軸15の方向に関して、大幅に短
く形成されるので、ホルダーカバー31が小型且つ軽量
に構成され得ることになる。
たホルダーカバー20の場合と同様に、コネクタ挿入方
向に関して、接続端子14のハウジング11のスペース
12の表面から突出する頂部14aを覆って、メモリカ
ードの接点部を対応する接続端子14の頂部14aに対
して押圧するために必要な最小面積であればよく、コネ
クタ挿入方向即ち回転軸15の方向に関して、大幅に短
く形成されるので、ホルダーカバー31が小型且つ軽量
に構成され得ることになる。
【0043】また、ホルダーカバー31を回転軸15の
周りに回転させて開放位置から閉鎖位置まで持ち来すだ
けで、ホルダーカバー31のフック34がハウジング1
1の係合部25と係合して、ホルダーカバー31がハウ
ジング11に対してロックされ得るので、一動作により
ホルダーカバー31がロックされることになり、操作性
が向上することになる。
周りに回転させて開放位置から閉鎖位置まで持ち来すだ
けで、ホルダーカバー31のフック34がハウジング1
1の係合部25と係合して、ホルダーカバー31がハウ
ジング11に対してロックされ得るので、一動作により
ホルダーカバー31がロックされることになり、操作性
が向上することになる。
【0044】さらに、この場合、ホルダーカバー31
は、そのヒンジ部21が、回転軸15に対して、比較的
長い距離で係合していることから、ホルダーカバー31
が回転軸15の周りに回転する際、ホルダーカバー20
が回転軸15に対して斜めにずれてしまうようなことは
なく、確実に回転軸15の周りに回転することになり、
メモリカードの固定が確実に行なわれ得ることになる。
は、そのヒンジ部21が、回転軸15に対して、比較的
長い距離で係合していることから、ホルダーカバー31
が回転軸15の周りに回転する際、ホルダーカバー20
が回転軸15に対して斜めにずれてしまうようなことは
なく、確実に回転軸15の周りに回転することになり、
メモリカードの固定が確実に行なわれ得ることになる。
【0045】尚、上記実施形態においては、接続端子1
4は、4本づつ二対設けられているが、これに限らず、
使用するメモリカードの接点部の数に対応して、任意の
本数の接続端子を備えたメモリカード用コネクタに対し
て、本発明を適用し得ることは明らかである。
4は、4本づつ二対設けられているが、これに限らず、
使用するメモリカードの接点部の数に対応して、任意の
本数の接続端子を備えたメモリカード用コネクタに対し
て、本発明を適用し得ることは明らかである。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ホ
ルダーカバーが、コネクタ挿入方向に対して横向きの一
側縁にて、ハウジングに対して回動し得るようになって
いるので、ホルダーカバーのコネクタの長手方向の長さ
は、メモリカードの接点部に対向する接続端子のハウジ
ングの表面に露出した部分を覆うために必要な長さだけ
あればよい。従って、ホルダーカバーが最小面積となる
ように小型に且つ軽量に形成され得ることになる。
ルダーカバーが、コネクタ挿入方向に対して横向きの一
側縁にて、ハウジングに対して回動し得るようになって
いるので、ホルダーカバーのコネクタの長手方向の長さ
は、メモリカードの接点部に対向する接続端子のハウジ
ングの表面に露出した部分を覆うために必要な長さだけ
あればよい。従って、ホルダーカバーが最小面積となる
ように小型に且つ軽量に形成され得ることになる。
【0047】さらに、ホルダーカバーのヒンジ部が、回
転軸に対して比較的長い距離で係合していることから、
ホルダーカバーが回転軸に沿って摺動する際、あるいは
回転軸の周りに回転する際、ホルダーカバーが回転軸に
対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に回
転軸に沿って平行に案内されることになり、メモリカー
ドの固定が確実に行なわれ得ることになる。
転軸に対して比較的長い距離で係合していることから、
ホルダーカバーが回転軸に沿って摺動する際、あるいは
回転軸の周りに回転する際、ホルダーカバーが回転軸に
対して斜めにずれてしまうようなことはなく、確実に回
転軸に沿って平行に案内されることになり、メモリカー
ドの固定が確実に行なわれ得ることになる。
【0048】上記ホルダーカバーが、その他側縁に、ハ
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている場合には、ホルダーカ
バーがハウジングに対して閉じられることによって、そ
のフックがハウジングの係合部に係合することになり、
一動作でホルダーカバーのロックが行なわれ得るので、
操作性が向上することになる。
ウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得る弾性
材料から成るフックを備えている場合には、ホルダーカ
バーがハウジングに対して閉じられることによって、そ
のフックがハウジングの係合部に係合することになり、
一動作でホルダーカバーのロックが行なわれ得るので、
操作性が向上することになる。
【0049】また、上記ホルダーカバーが、上記回転軸
に沿って摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバ
ーが、回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホル
ダーカバーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合する
ようになっている場合には、ホルダーカバーがハウジン
グに対して閉じられた後、回転軸に沿って摺動されるこ
とにより、ロック位置に持ち来され、係合爪が突出部に
係合することによって、確実にロックされ得ることにな
る。
に沿って摺動可能に支持されており、上記ホルダーカバ
ーが、回転軸に沿ってロック位置に摺動したとき、ホル
ダーカバーの係合爪が、ハウジングの突出部に係合する
ようになっている場合には、ホルダーカバーがハウジン
グに対して閉じられた後、回転軸に沿って摺動されるこ
とにより、ロック位置に持ち来され、係合爪が突出部に
係合することによって、確実にロックされ得ることにな
る。
【0050】かくして、本発明によれば、ホルダーカバ
ーが小型に構成され得ると共に、ハウジングに対して容
易にロックされ得るようにした、極めて優れたメモリカ
ード用コネクタが提供され得ることになる。
ーが小型に構成され得ると共に、ハウジングに対して容
易にロックされ得るようにした、極めて優れたメモリカ
ード用コネクタが提供され得ることになる。
【図1】本発明によるメモリカード用コネクタの第一の
実施形態のロック位置における構成を示す概略斜視図で
ある。
実施形態のロック位置における構成を示す概略斜視図で
ある。
【図2】図1のメモリカード用コネクタの開放位置にお
ける概略斜視図である。
ける概略斜視図である。
【図3】図1のメモリカード用コネクタを示し、(A)
は閉鎖位置、及び(B)はロック位置における平面図で
ある。
は閉鎖位置、及び(B)はロック位置における平面図で
ある。
【図4】本発明によるメモリカード用コネクタの第二の
実施形態を示し、ロック位置における(A)は概略斜視
図、及び(B)は概略側面図である。
実施形態を示し、ロック位置における(A)は概略斜視
図、及び(B)は概略側面図である。
【図5】図4のメモリカード用コネクタの開放位置を示
し、(A)は概略斜視図、及び(B)は概略側面図であ
る。
し、(A)は概略斜視図、及び(B)は概略側面図であ
る。
【図6】従来のメモリカード用コネクタの一例の開放位
置における平面図である。
置における平面図である。
【図7】図6のメモリカード用コネクタを示し、開放位
置におけるメモリカード挿入状態を示す、(A)は平面
図、及び(B)は側面図である。
置におけるメモリカード挿入状態を示す、(A)は平面
図、及び(B)は側面図である。
【図8】図6のメモリカード用コネクタの開放位置から
閉鎖位置までのホルダーカバーの回動状態を順次に示す
側面図である。
閉鎖位置までのホルダーカバーの回動状態を順次に示す
側面図である。
【図9】図6のメモリカード用コネクタの閉鎖位置にお
ける平面図である。
ける平面図である。
【図10】図6のメモリカード用コネクタのロック位置
を示し、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。
を示し、(A)は平面図、及び(B)は側面図である。
【図11】図6のメモリカード用コネクタにおけるホル
ダーカバーのヒンジ部とハウジングの回転軸を示す部分
拡大側面図である。
ダーカバーのヒンジ部とハウジングの回転軸を示す部分
拡大側面図である。
【図12】図6のメモリカード用コネクタにおけるホル
ダーカバーの斜めずれを示す概略平面図である。
ダーカバーの斜めずれを示す概略平面図である。
10,30 メモリカード用コネクタ 11 ハウジング 12 スペース 13 周壁 14 接続端子 14a 頂部 15 回転軸 16,25 係合部 16a 傾斜面 16b 頂部 20 ホルダーカバー 21,31 ヒンジ部 22 舌片(係合爪) 23 凸部 24,32 窓部 33 凸状部 34 フック
Claims (6)
- 【請求項1】 メモリカードが収容されるハウジング
と、ハウジング内に収容されたメモリカードを覆うホル
ダーカバーと、一端がハウジング内に収容されたメモリ
カードの接点部に対向してハウジング表面に露出し且つ
他端がハウジングの端縁から突出するようにハウジング
内に組み込まれた複数個の接続端子と、から構成されて
いるメモリカード用コネクタにおいて、 上記ホルダーカバーが、そのコネクタの長手方向に対し
て横向きの一側縁にて、ハウジングの一側縁に設けられ
た回転軸の周りに回動することにより、ハウジングに対
して開閉可能に支持されていることを特徴とする、メモ
リカード用コネクタ。 - 【請求項2】 上記ホルダーカバーが、その他側縁に、
ハウジングの他側縁に備えられた係合部に係合し得るフ
ックを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の
メモリカード用コネクタ。 - 【請求項3】 上記フックが、ホルダーカバーと一体に
成形されていることを特徴とする、請求項2に記載のメ
モリカード用コネクタ。 - 【請求項4】 上記ホルダーカバーが、上記回転軸に沿
って摺動可能に支持されており、 上記ホルダーカバーが、回転軸に沿ってロック位置に摺
動したとき、ホルダーカバーの係合爪が、ハウジングの
突出部に係合することを特徴とする、請求項1に記載の
メモリカード用コネクタ。 - 【請求項5】 上記ホルダーカバーが、開閉時の指係止
用の窓部を備えていることを特徴とする、請求項1また
は4に記載のメモリカード用コネクタ。 - 【請求項6】 上記ホルダーカバーが、上記窓部に隣接
して凸状部を備えていることを特徴とする、請求項5に
記載のメモリカード用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151456A JP2000340280A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | メモリカード用コネクタ |
US09/573,728 US6273739B1 (en) | 1999-05-31 | 2000-05-18 | Memory card connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151456A JP2000340280A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | メモリカード用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000340280A true JP2000340280A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15518970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11151456A Pending JP2000340280A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | メモリカード用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6273739B1 (ja) |
JP (1) | JP2000340280A (ja) |
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TW549762U (en) * | 2002-07-18 | 2003-08-21 | Benq Corp | Electronic device having electronic card |
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-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151456A patent/JP2000340280A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-18 US US09/573,728 patent/US6273739B1/en not_active Expired - Fee Related
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