JP4798767B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機又はこれらの複合機などとして構成される画像形成装置に関するものである。
上述した画像形成装置としては、従来より各種形式の装置が知られている。その1つとして、記録媒体に画像を形成する作像ユニットを増設することの可能な画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。かかる画像形成装置によれば、当初はベースとなる作像ユニットを備えた画像形成装置を使用していたユーザが、後になって、他の作像ユニットを入手し、これをベースとなる作像ユニットに付加することにより、画像形成装置のグレードアップを図ることが可能である。このようにグレードアップした画像形成装置は、複数の作像ユニットから構成されているので、コンポーネント方式の画像形成装置と呼ぶことができる。
図24はかかるコンポーネント方式の画像形成装置の概略を示す外観斜視図である。ここに示した画像形成装置は、上下に配置された2つの作像ユニット1A,101Aを有し、その下方に給紙ユニット3Aが配置されている。給紙ユニット3Aから送り出された図示していない記録媒体は、各作像ユニット101A,1Aを通過する間に、その各作像ユニットによって画像を形成され、次いで最上段の作像ユニット1Aの上面の排紙部9Aに矢印で示すように排出される。
ここで、下側に位置する作像ユニット101Aが故障し、これを新たな作像ユニットと交換する必要が生じたとする。この場合には、図25に示すように、先ず故障していない上段の作像ユニット1Aを、矢印Iで示すように取り外し、次いで故障した作像ユニット101Aを矢印Jで示すように、給紙ユニット3Aの上から取り外す。次に、新品の作像ユニット101Bを矢印Kで示すように給紙ユニット3Aの上に載置し、さらに上段の作像ユニット1Aを矢印Lで示すように、新品の作像ユニット101Bの上に載置する。このように、下段の作像ユニット101Aを交換するには、正常な上段の作像ユニット1Aを持ち上げて取り外し、再びその作像ユニット1Aを新品の作像ユニット101Bの上に載せなければならないため、その作業が大変煩わしいものとなる。作像ユニットが上下に3段以上重ねて配置されている場合には、下段の作像ユニットの交換作業は一層煩雑なものとなるおそれがある。
特開2005−70114号公報
本発明の目的は、最上段の作像ユニットよりも下方に位置する作像ユニットを従来よりも一層容易に取り外すことのできるコンポーネント方式の画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、それ単独で記録媒体への画像形成処理を完結できる機能を備えた複数の作像ユニットが上下に配置されている画像形成装置において、各作像ユニットは、本体筐体にそれぞれ手前方向に引き出し可能に収容され、最上段の本体筐体は、該最上段の本体筐体に収容された作像ユニットと共に、当該最上段の本体筐体とその本体筐体に収容された作像ユニットの通常の使用時の基準位置から、該作像ユニットの引き出し方向と反対の奥方向に移動可能に、当該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
また、本発明は、上記目的を達成するため、複数の感光体と、その各感光体に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトとを備え、該中間転写ベルトに転写された重ねトナー像を記録媒体に転写し、該記録媒体に転写されたトナー像を定着装置によって記録媒体に定着して該記録媒体に画像を形成する作像ユニットが上下に複数配置されている画像形成装置において、各作像ユニットは、本体筐体にそれぞれ手前方向に引き出し可能に収容され、最上段の本体筐体は、該最上段の本体筐体に収容された作像ユニットと共に、当該最上段の本体筐体とその本体筐体に収容された作像ユニットの通常の使用時の基準位置から、該作像ユニットの引き出し方向と反対の奥方向に移動可能に、当該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項2)。
さらに、上記請求項1又は2に記載の画像形成装置において、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体が奥方向に移動していないときは、前記各作像ユニットの引き出しを禁止する規制手段を設けると有利である(請求項3)。
また、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、水平に移動するように、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていると有利である(請求項4)。
さらに、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、その奥側の部分を中心として、手前側の部分が上方に移動する向きに回動可能に、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていると有利である(請求項5)。
また、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、その全体が上昇しながら奥方向に移動するように、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていると有利である(請求項6)。
さらに、上記請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、少なくとも2つの作像ユニットは、本体筐体に対する取り付け互換性を有していると有利である(請求項7)。
また、上記請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段を設けると有利である(請求項8)。
さらに、上記請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置において、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体を奥方向に移動させることを禁止すると共に、全ての作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段を設けると有利である(請求項9)。
また、上記請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記ロック手段は、鍵により施錠され、又は開錠される錠により構成されていると有利である(請求項10)。
さらに、上記請求項8又は9に記載の画像形成装置において、前記ロック手段は、駆動装置により施錠され、又は開錠される施錠手段により構成されていると有利である(請求項11)。
本発明によれば、最上段の作像ユニットよりも下方に位置する作像ユニットを容易に取り外すことができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1はベースとなる作像ユニット1の概略断面図である。この作像ユニット1は本体筐体2に収容されていて、その本体筐体2の下方に給紙ユニット3が配置されている。作像ユニット1は、そのユニットケース4の内部に配置された第1乃至第4の複数の感光体5Y,5M,5C,5BKと、中間転写ベルト6と、定着装置7とを有し、中間転写ベルト6は複数の支持ローラに巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される。第1乃至第4の感光体5Y乃至5BKはそれぞれ図1における時計方向に回転駆動され、このとき、それ自体周知のように、図示していない帯電装置、露光装置及び現像装置によって、各感光体5Y乃至5BK上にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、その各トナー像は中間転写ベルト6に重ねて転写される。一方、給紙ユニット3から、転写紙又は樹脂フィルムなどから成る図示していない記録媒体が矢印Bで示すように送り出され、その記録媒体が中間転写ベルト6と転写ローラ8との間を通るとき、中間転写ベルト6上の重ねトナー像が記録媒体に転写される。トナー像を転写された記録媒体は、さらに上方に搬送されて定着装置7を通過し、このときそのトナー像が熱と圧力の作用によって記録媒体に定着される。定着装置7を通過した記録媒体は、本体筐体2の上面により構成された排紙部9上に排出される。このように、作像ユニット1は、それ単独で記録媒体への画像形成処理を完結できる機能を備えたユニットである。
図2は、ベースとなる作像ユニット1と、他の作像ユニット101を上下に2段に配置して構成したコンポーネント方式の画像形成装置の概略断面図であり、図3はこの画像形成装置の概略外観斜視図である。ここでは、ベースとなる作像ユニット1が上に位置し、その下に増設した作像ユニット101が配置されている。上段の作像ユニット1は、図1にも示した本体筐体2に収容され、下段の作像ユニット101も、本体筐体102に収容されていて、その下方に図1にも示した給紙ユニット3が配置されている。なお、図3は、図2に示した構成要素の一部を省略し、かつ各作像ユニット等を簡略化して示した図である(図3乃至図7及び図10乃至図22も同じ)。このように、本例の画像形成装置は、複数の作像ユニット1,101が上下に配置されたものである。
下段の作像ユニット101のユニットケース104内の構成は、上段の作像ユニット1と変わりはなく、複数の感光体105Y,105M,105C,105BK上に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト106に重ねて転写されるように構成されている。
ここで、給紙ユニット3から送り出された記録媒体は、矢印Cで示すように、先ず下段の作像ユニット101内を通過し、このときその中間転写ベルト106に転写された重ねトナー像が記録媒体の一方の面に転写され、その記録媒体が定着装置107を通るとき、当該トナー像が記録媒体に定着される。この記録媒体は矢印Dで示すように、一旦、本体筐体102の外部に配置された反転装置11に排出され、次いでこの記録媒体は再び反転装置11から矢印Eで示すように上段の作像ユニット1の内部に送り込まれ、その記録媒体の他方の面に、中間転写ベルト6に転写された重ねトナー像が転写され、そのトナー像は記録媒体が定着装置7を通るとき、その記録媒体に定着される。このようにして両面に画像の形成された記録媒体は、矢印Fで示すように、上段の本体筐体2の上部により形成された排紙部9に排出される。反転装置11は、それ自体公知の構成を有しているので、ここではその詳細な説明は省略する。
給紙ユニット3から給送された記録媒体を、反転装置11に送り込まずに、そのまま下段の作像ユニット101と上段の作像ユニット1を通過させ、そのいずれかの作像ユニットによって記録媒体の一方の面に画像を形成することもできる。この場合、記録媒体を連続して給送し、上段の作像ユニット1と下段の作像ユニット101によって交互に各記録媒体にトナー像を形成できるので、図1に示したベースと成る作像ユニット1だけを備えた画像形成装置に比べて、画像形成スピードを高めることができる。このように、記録媒体に画像を形成する複数の作像ユニットを上下に配置して構成した画像形成装置によれば、ベースとなる作像ユニットだけを有する画像形成装置に比べて高い性能を発揮することができる。
上段の作像ユニット1を収容する本体筐体2は、図2及び図3に示すように、底板12と、両側板13,14と、上板15とが一体となった箱状に形成され、その手前側の部分は開放した開口16となっている。この上板15に記録媒体用の排紙部9が形成されている。
下段の作像ユニット101を収容する本体筐体102は、底板112と、両側板113,114と、上板115とが一体となった箱状に形成され、その手前側の部分は開放した開口116となっていて、かかる本体筐体102の上板115上に上段の本体筐体2が載置されている。このように、複数の本体筐体が上下に配置されている。
ここで、下段の作像ユニット101が故障するなどして、これを取り外す必要が生じたときは、その作像ユニット101を、図5に示すように、本体筐体102の開口116を通して手前方向Gに引き出し、本体筐体102から取り出すことができ、図示していない新品の作像ユニットを、開口116を通して、本体筐体102の内部に押し込んでセットすることができる。このように、最上段の作像ユニット1よりも下方に位置する作像ユニット101は、本体筐体102に手前方向Gに引き出し可能に収容されているので、上段の作像ユニット1を取り外すことなく、容易に下段の作像ユニット101の交換作業を行うことができる。
また、上段の作像ユニット1も、図6に示すように本体筐体2の開口16を通して手前方向Gに引き出し、さらに図7に示すように、上段と下段の両作像ユニット1,101を共に手前方向Gに引き出して、その各作像ユニットを新品の作像ユニットと交換することができる。このように、各作像ユニットは、本体筐体にそれぞれ手前方向に引き出し可能に収容されているのである。
ところで、作像ユニット1,101を手前方向に引き出したとき、画像形成装置全体の重心が手前側に大きく移動するので、作業者が作像ユニットに手をかけ、これに荷重を及ぼしたような場合、作像ユニット1,101がその各本体筐体2,102と共に手前側に転倒するおそれがある。そこで、本例の画像形成装置においては、図4に示すように、下段の本体筐体102の上面に一対のガイドレール17が固定され、上段の本体筐体2が、これらのガイドレール17に案内されて作像ユニット1,101の引き出し方向と反対の奥方向Hに移動できるように構成されている。図5乃至図7に示すように作像ユニット1,101を手前方向Gに引き出すには、これに先立って、上段の本体筐体2を、これに収容された作像ユニット1と共に図4に示す如く奥方向Hに移動させる。これにより、画像形成装置の重心が奥側に移動するので、この状態で作像ユニット1,101を図5乃至図7に示すように手前方向Gに引き出しても、画像形成装置全体の重心が大きく手前側に移動することはない。このため、画像形成装置が手前側に転倒することを防止することができる。このように、本例の画像形成装置の最上段の本体筐体2は、その最上段の本体筐体2に収容された作像ユニット1と共に、当該最上段の本体筐体2とその本体筐体2に収容された作像ユニット1の通常の使用時の基準位置から、該作像ユニット1の引き出し方向と反対の奥方向Hに移動可能に、当該最上段の本体筐体2の直下に位置する本体筐体102に支持されているのである。
図示した例では、最上段の本体筐体2を奥方向に移動可能に支持したが、下段の本体筐体102を奥方向に移動可能に支持したり、複数の本体筐体を奥方向に移動可能に支持することもできる。要は、少なくとも1つの本体筐体を、その本体筐体に収容された作像ユニットと共に、他の作像ユニットを収容した本体筐体に対して、作像ユニットの引き出し方向と反対の奥方向に移動可能に支持するのである。その際、図示した例のように、最上段の本体筐体2を奥方向に移動できるように構成することが最も構成を簡素化することができる。少なくとも最上段の本体筐体を奥方向に移動可能に支持することが好ましいのである。
上述の構成を採用することによって、作像ユニット1,101を手前方向に引き出したとき、画像形成装置が手前側に転倒することを防止できるが、作業者が誤って、上段の作像ユニット1を図4に示すように奥方向に移動させることを忘れて、作像ユニット1,101を図5乃至図7に示すように手前方向に引き出したとすれば、画像形成装置が手前側に転倒するおそれがある。
そこで、移動可能な本体筐体が奥方向に移動していないときは、各作像ユニット1,101の引き出しを禁止する規制手段を設けることが望ましい。図8及び図9は、この規制手段の一例を示す説明図である。図8は、上段の本体筐体2に作像ユニット1が収容され、下段の本体筐体102にも作像ユニット101が収容されていて、しかも上段の本体筐体2が未だ奥方向Hに移動していない図3と同じ状態を示している。上段の本体筐体2と、下段の本体筐体102には、枢ピン18,118を介してアーム19,119がそれぞれ揺動可能に支持され、これらアーム19,119の奥側端部20,120は共にS極に着磁され、手前側端部21,121は共にN極に着磁されている。また、各アーム19,119の手前側端部21,121と各本体筐体2,102との間には、圧縮ばね22,122が圧装されている。これによって、上段のアーム19は図8における時計方向に回動付勢されて、その手前側端部21の先端爪が、上段の作像ユニット1に設けられたロックピン23に係合し、上段の作像ユニット1が手前方向Gに引き出されることが禁止されている。同様に、下段のアーム119は図1における反時計方向に回動付勢され、その手前側端部121の先端爪が、下段の作像ユニット101に設けられたロックピン123に係合し、これによって下段の作像ユニット101も手前方向Gに引き出されることが禁止されている。このように、本例の規制手段は、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体2が奥方向に移動していないときは、各作像ユニット1,101の引き出しを禁止するように構成されている。
次に、作業者が上段の本体筐体2をこれに収容された作像ユニット1と共に奥方向Hに押圧して、これらを図4及び図9に示した奥側の位置に移動させると、両アーム19,119の奥側端部20,120が互いに対向する。このとき、これらの端部20,120は共に同極(図の例ではS極)に着磁されているので、上段のアーム19は、圧縮ばね22の作用に抗して、図9における反時計方向に回動し、下段のアーム119も、圧縮ばね122の作用に抗して、図9における時計方向に回動する。これにより、各アーム19,119の手前側端部21,121の先端爪がそれぞれロックピン23,123から外れる。このため、作業者が各作像ユニット1,102を手前方向Gに引けば、図9に示すように、これらの作像ユニット1,101を手前方向Gに引き出すことができる。再び、作像ユニット1,101を奥方向Hに押し込んで、作像ユニット1,101を本体筐体2,102に収容し、上段の本体筐体2を手前方向Gに引けば、図8に示したように、各アーム19,119の手前側端部21,121の先端爪が各ロックピン23,123に係合して、作像ユニット1,101の引き出しが禁止される。
上述のように、移動可能な本体筐体2が奥方向に移動していないときは、各作像ユニット1,101の引き出しが禁止されるので、作業者が本体筐体2を奥方向に移動させないまま、作像ユニット1,101を手前方向に引き出して、画像形成装置を転倒させる不具合を阻止できる。
ところで、図3乃至図7に示した例では、移動可能な本体筐体2が水平に移動するように支持されているが、図10に示すように、上段の本体筐体2の奥側の端部を、ヒンジ24を介して下段の本体筐体102に回動可能に支持し、その本体筐体2を図11に示すように回動させることにより、本体筐体2を奥方向に移動させることもできる。移動可能な本体筐体を、その奥側の部分を中心として、その手前側の部分が上方に移動する向きに回動可能に支持するのである。かかる構成によっても、本体筐体2を回動させることにより、画像形成装置の重心を奥側に移動させることができるので、この状態で、図12に示すように、作像ユニット1又は101、或いは両方の作像ユニット1,101を、その各本体筐体2,102に対して、手前方向Gに引き出しても、画像形成装置が手前側に転倒することを防止できる。図10乃至図12に示した画像形成装置の他の構成は、図1乃至図7に示した画像形成装置と変りはない。
また、図13に示した画像形成装置においては、上段の本体筐体2の側板13と、下段の本体筐体102の側板113が、2つのリンク25を介して連結され、他方の側板14と側板114も、図には示していないが、リンク25と全く同様な2つのリンクを介して連結されている。これにより、図13に示した初期状態の本体筐体2を、図14に示した位置まで平行移動させて、本体筐体2を奥方向に移動させることができる。移動可能な本体筐体を、その全体が上昇しながら奥方向に移動するように支持するのである。かかる構成によっても、本体筐体2を奥方向に移動させて、画像形成装置の重心を奥側に移すことができるので、この状態で、図15に示すように、作像ユニット1又は101、或いは両方の作像ユニット1,101を、その各本体筐体2,102に対して、手前方向Gに引き出しても、画像形成装置が手前側に転倒することはない。図13乃至図15に示した画像形成装置の他の構成は、図1乃至図7に示した画像形成装置と変りはない。
上述のように、図示した画像形成装置は、奥方向Hに移動可能な最上段の本体筐体2は、水平に移動するように、その最上段の本体筐体2の直下に位置する本体筐体102に支持され、或いは奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、その奥側の部分を中心として、手前側の部分が上方に移動する向きに回動可能に、その最上段の本体筐体2の直下に位置する本体筐体102に支持されている。或いは、奥方向に移動可能な最上段の本体筐体2は、その全体が上昇しながら奥方向に移動するように、その最上段の本体筐体2の直下に位置する本体筐体102に支持されている。
また、以上説明した画像形成装置において、上段の作像ユニット1と下段の作像ユニット101を同じ構造に構成し、これらの作像ユニット1,101を入れ替えて装着できるように構成することもできる。例えば、図16の左側に示すように、上段の本体筐体2に収容されていた作像ユニット1を、図16の右側に示すように下段の本体筐体102に収容し、逆に、図16の左側に示した下段の本体筐体102に収容されていた作像ユニット101を、図16の右側に示すように上段の本体筐体2に収容できるように構成するのである。このように構成すれば、作像ユニット1,101の装着作業時に、各作像ユニットを上段に装着しても、下段に装着してもよいので、楽に作業を行うことができる。作像ユニットが3以上あるときも同様に構成することが可能であり、少なくとも2つの作像ユニットが、本体筐体に対する取り付け互換性を有しているように構成すればよいのである。
また、図17に示した画像形成装置においては、各作像ユニット1,101に錠26,126がそれぞれ設けられ、上段の作像ユニット1を収容した本体筐体2が図17に示した位置にあるときも、またこの本体筐体2が図18に示したように奥方向Hに移動しているときも、各錠26,126が施錠されていれば、作像ユニット1,101を手前方向に引き出すことができないように構成されている。上段の作像ユニット1を図18に示すように奥方向Hに移動させた上で、図19に示すように、作像ユニット1に設けられた錠26の鍵穴に鍵27を差し込んで、これを回すことにより錠26を開錠すると、図19に示すように、作像ユニット1を手前方向Gに引き出すことができる。同様に、作像ユニット101の錠126の鍵穴に鍵127を差し込んで、これを回し、錠126を開錠すれば、作像ユニット101を手前方向Gに引き出すことができる。鍵27,127は、画像形成装置の転倒の可能性を知らない一般のユーザではなく、転倒の可能性を知っている保守作業者や管理資格者などによって管理されている。このため、一般のユーザが作像ユニット1,101を手前方向に引き出すことはなく、画像形成装置の転倒の危険性をより確実に防止することができる。錠26,126は、作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段の一例を構成するものであり、かかるロック手段を設けることによって、画像形成装置の転倒に対する安全性をより確実なものにすることができる。しかも、一般のユーザが作像ユニット1,101内の各機器に手を触れて、これらに傷を付けてしまうような不具合も阻止できる。
図20に示す画像形成装置においては、下段の作像ユニット101を収容した本体筐体102に錠28が設けられ、この錠28が施錠されているときは、いずれの作像ユニット1,101も手前方向に引き出すことはできず、しかも移動可能な本体筐体2を奥方向に移動させることも禁止される。図21に示すように、錠28の鍵穴に鍵29を差し込んで、これを回すことにより、錠28を開錠すれば、本体筐体2を奥方向Hに移動させることができ、しかも図22に示すように、作像ユニット1又は101、或いは両作像ユニット1,101を手前方向Gに引き出すことができる。図21及び図22に示した鍵29も、一般ユーザではなく、画像形成装置の転倒の可能性を知っている保守作業者や管理資格者によって管理されている。これにより、一般ユーザが作像ユニット1,101を手前方向に引き出して、画像形成装置を転倒させるおそれをなくすことができる。錠28は、奥方向Hに移動可能な最上段の本体筐体を奥方向に移動させることを禁止すると共に、全ての作像ユニットを、その各作像ユニットが収容された本体筐体に対して、手前方向に引き出すことを禁止するロック手段の一例を構成するものである。かかるロック手段を設けることにより、画像形成装置の転倒をより確実に防止でき、しかも一般のユーザによって、画像形成装置内の機器に傷が付けられるおそれもなくすことができる。本例の画像形成装置に用いられる錠28と、前述の錠26,126としては、例えば、シリンダー錠などを用いることができる。
以上説明したロック手段は、鍵27,127;29により施錠され、又は開錠される錠26,126;28により構成されているが、これらのロック手段を、駆動装置により施錠され、又は開錠される施錠手段により構成することもできる。図23は、その一例を示す説明図であって、図20に示した錠28の代りに設けられた施錠手段の第1の錠止装置30の説明図である。ここに示した第1の錠止装置30は、本体筐体102に固定支持されたソレノイド31より成る駆動装置と、本体筐体102に枢ピン32を介して揺動可能に支持されたアーム33とを有し、このアーム33の基端部は、ソレノイド31のプランジャ34に、ピン35を介して回動可能に連結されている。上段の本体筐体2が図20に示した初期位置にあるとき、圧縮ばね36により加圧されたプランジャ34によって、アーム33は図23に実線で示した姿勢をとり、このときアーム33の先端が本体筐体2に突設されたストップピン37に当接している。このため、本体筐体2は、図23に実線で示すように、奥方向Hに移動することができず、図20に示した初期位置にロックされる。このとき、図23に示した錠止装置と同じく構成された図示していない第2及び第3の錠止装置によって、図20に示した作像ユニット1,101が、それぞれ手前方向に引き出されることが禁止されている。このように施錠手段は、第1乃至第3の錠止装置によって構成されている。
ここで、作像ユニット1,101を手前方向に引き出すには、図23に示したスイッチSWをオンにすると、制御装置38からの指令により、ソレノイド31が付勢され、これによってプランジャ34が、圧縮ばね36の作用に抗して、破線で示した位置まで移動する。これにより、アーム33は枢ピン32のまわりを破線で示した位置まで回動し、そのアーム33の先端がストップピン37から外れる。このため、本体筐体2を奥方向Hに押すことによって、その本体筐体2を破線で示した奥方向位置に移動させることができる。
全く同様にして、図示していない第2及び第3の錠止装置用のスイッチをオンにすることによって、作像ユニット1,101のロックを解除し、該作像ユニット1,101を図22に示すように手前方向に引き出すことができる。上記第1乃至第3の錠止装置用のスイッチの操作方法、ないしはそのスイッチの設けられた場所は、一般ユーザには知らされておらず、専門知識のある保守作業者や管理資格者などによってだけ、スイッチが操作される。図23に示した例では、ソレノイド31より成る駆動装置を用いたが、その代わりにモータを用いることもできる。
上述した第1乃至第3の錠止装置によって、移動可能な本体筐体を奥方向に移動させることを禁止すると共に、全ての作像ユニットを本体筐体に対して手前方向へ引き出すことを禁止するロック手段が構成される。また、第2及び第3の錠止装置によって、作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段を構成することができる。このようなロック手段は鍵の紛失による二次的なトラブルを回避できる。
図17乃至図23に示した画像形成装置の他の構成は、図1乃至図16に示した画像形成装置と変りはなく、また、図10乃至図23に示した画像形成装置にも、移動可能な本体筐体が奥方向に移動していないときは、各作像ユニットの引き出しを禁止する規制手段を設けることが有利である。
ベースとなる作像ユニットの一例を示す概略断面図である。 2つの作像ユニットが上下に配置されたコンポーネント方式の画像形成装置の概略断面図である。 図2に示した画像形成装置の外観斜視図である。 上段の本体筐体を奥方向に移動させたときの画像形成装置の斜視図である。 下段の作像ユニットを手前方向に引き出したときの画像形成装置の斜視図である。 上段の作像ユニットを手前側に引き出したときの画像形成装置の斜視図である。 上段と下段の作像ユニットを手前側に引き出したときの画像形成装置の斜視図である。 移動可能な本体筐体が奥方向に移動していないときは、各作像ユニットの引き出しを禁止する規制手段の一例を示す説明図である。 移動可能な本体筐体が奥方向に移動していないときは、各作像ユニットの引き出しを禁止する規制手段の一例を示す説明図である。 上段の本体筐体が回動可能に支持されている画像形成装置の斜視図である。 図10に示した本体筐体が回動したときの斜視図である。 両作像ユニットを手前方向に引き出したときの様子を示す斜視図である。 上段の本体筐体が平行移動可能に支持されている画像形成装置の斜視図である。 図13に示した本体筐体が平行移動したときの様子を示す斜視図である。 両作像ユニットを手前方向に引き出したときの様子を示す斜視図である。 2つの作像ユニットが互いに互換性を有していることを説明する斜視図である。 錠を備えた画像形成装置の斜視図である。 上段の本体筐体を奥方向に移動させたときの画像形成装置の斜視図である。 両作像ユニットを手前方向に引き出したときの様子を示す斜視図である。 本体筐体に錠が設けられている画像形成装置の斜視図である。 上段の本体筐体を奥方向に移動させたときの画像形成装置の斜視図である。 両作像ユニットを手前方向に引き出したときの様子を示す斜視図である。 錠止装置の説明図である。 従来のコンポーネント方式の画像形成装置の外観斜視図である。 図12に示した画像形成装置の欠点を説明する斜視図である。
符号の説明
1,101 作像ユニット
2,102 本体筐体
5Y,5M,5C,5BK,105Y,105M,105C,105BK 感光体
6,106 中間転写ベルト
7,107 定着装置
26,126,28 錠
27,127,29 鍵
G 手前方向
H 奥方向

Claims (11)

  1. それ単独で記録媒体への画像形成処理を完結できる機能を備えた複数の作像ユニットが上下に配置されている画像形成装置において、各作像ユニットは、本体筐体にそれぞれ手前方向に引き出し可能に収容され、最上段の本体筐体は、該最上段の本体筐体に収容された作像ユニットと共に、当該最上段の本体筐体とその本体筐体に収容された作像ユニットの通常の使用時の基準位置から、該作像ユニットの引き出し方向と反対の奥方向に移動可能に、当該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の感光体と、その各感光体に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトとを備え、該中間転写ベルトに転写された重ねトナー像を記録媒体に転写し、該記録媒体に転写されたトナー像を定着装置によって記録媒体に定着して該記録媒体に画像を形成する作像ユニットが上下に複数配置されている画像形成装置において、各作像ユニットは、本体筐体にそれぞれ手前方向に引き出し可能に収容され、最上段の本体筐体は、該最上段の本体筐体に収容された作像ユニットと共に、当該最上段の本体筐体とその本体筐体に収容された作像ユニットの通常の使用時の基準位置から、該作像ユニットの引き出し方向と反対の奥方向に移動可能に、当該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 奥方向に移動可能な最上段の本体筐体が奥方向に移動していないときは、前記各作像ユニットの引き出しを禁止する規制手段を設けた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、水平に移動するように、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されている請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、その奥側の部分を中心として、手前側の部分が上方に移動する向きに回動可能に、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されている請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 奥方向に移動可能な最上段の本体筐体は、その全体が上昇しながら奥方向に移動するように、該最上段の本体筐体の直下に位置する本体筐体に支持されている請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 少なくとも2つの作像ユニットは、本体筐体に対する取り付け互換性を有している請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段を設けた請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 奥方向に移動可能な最上段の本体筐体を奥方向に移動させることを禁止すると共に、全ての作像ユニットを本体筐体に対して手前方向に引き出すことを禁止するロック手段を設けた請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記ロック手段は、鍵により施錠され、又は開錠される錠により構成されている請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記ロック手段は、駆動装置により施錠され、又は開錠される施錠手段により構成されている請求項8又は9に記載の画像形成装置。
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