JP6658936B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6658936B2
JP6658936B2 JP2019038336A JP2019038336A JP6658936B2 JP 6658936 B2 JP6658936 B2 JP 6658936B2 JP 2019038336 A JP2019038336 A JP 2019038336A JP 2019038336 A JP2019038336 A JP 2019038336A JP 6658936 B2 JP6658936 B2 JP 6658936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
cover member
opening
main body
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019038336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019082739A (ja
Inventor
光幸 宮本
光幸 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2019038336A priority Critical patent/JP6658936B2/ja
Publication of JP2019082739A publication Critical patent/JP2019082739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6658936B2 publication Critical patent/JP6658936B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、着脱可能な作像ユニットを備えた画像形成装置に関する。
プリンターや複合機等の画像形成装置においては、作像ユニットが装置本体に着脱可能に設けられ、作像ユニットの駆動源が装置本体に備えられる場合がある。作像ユニットと駆動源とには、両者を連結するために操作されるレバー部材や互いに接続するコネクタが設けられている。このようなレバー部材やコネクタは、必要時にサービスマンによって操作される。このため、一般の使用者が誤って操作することを防止するために、特許文献1に記載されているように、着脱可能に設けられるカバー部材によって保護されることが一般的である。
特開2014−194485号公報
しかしながら、このようなカバー部材は、いったん取り外された後で装着し忘れたり紛失したりしやすいという問題がある。カバー部材が装着されないと、レバー部材やコネクタが露出したままとなり、誤操作される虞がある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、着脱可能な作像ユニットを備える画像形成装置において、カバー部材の装着し忘れや紛失を確実に防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、 装置本体の所定の位置に着脱可能な作像ユニットを備える画像形成装置であって、前記装置本体は、押圧及び押圧解除されることで、前記装置本体に形成される開口を開閉する開閉部材の開閉状態を検知するスイッチ部材と、該スイッチ部材を押圧可能な姿勢と押圧不能な姿勢とに変位するように設けられる押圧部材と、を備え、前記作像ユニットは、着脱されるカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記押圧部材を前記押圧不能な姿勢から前記押圧可能な姿勢に変位させるように構成されていることを特徴とする。
本発明の画像形成装置において、前記装置本体は、前記スイッチ部材及び前記押圧部材を収容する操作部材収容部を備え、前記操作部材収容部は開口を有し、前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記開口を通って前記押圧部材に当接する押圧片を有し、前記押圧部材は、前記押圧片で押圧されることで、前記押圧不能な姿勢から前記押圧可能な姿勢へ変位することを特徴としてもよい。
本発明の画像形成装置において、前記装置本体は、スライドすることで前記作像ユニットと駆動源との連結及び連結解除を行う駆動レバーをさらに備え、前記駆動レバーは、手動操作されるヘッド部を有し、前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記ヘッド部を覆い、該ヘッド部を外部から保護することを特徴としてもよい。
本発明の画像形成装置において、前記作像ユニットと前記カバー部材とには、該カバー部材が前記作像ユニットに装着された際に係合する取付孔と取付片とがそれぞれ形成されており、前記取付孔と前記取付片とは、前記作像ユニットの仕様毎に形状の異なる非互換形状を有していることを特徴としても良い。
本発明によれば、レバー部材やコネクタを保護するカバー部材が着脱可能に設けられる作像ユニットを備える画像形成装置において、カバー部材の装着し忘れや紛失を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、上面カバーが回動した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターの内部構造を示す図で正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、操作部材収容部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、操作部材収容部の内側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、ユニット収容部の左端部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、中間転写ユニットの左端部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、中間転写ユニットの左端部を示す図であり、図8(A)は互いに係合したロック部材と係合凹部とを示す斜視図、図8(B)はロックピースを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、カバー部材を示す斜視図であり、図9(A)は第1の向き、図9(B)は第2の向きを示す。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、ロック部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、第1の向きで中間転写ユニットに装着されるカバー部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、カバー部材装着時に押圧部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、第2の向きで中間転写ユニットに装着されるカバー部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、ロック部材によるカバー部材のロック動作を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、ロックピースとロック部材との係合を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカラープリンターにおいて、取り外されたカバー部材が装着されてユニット収容部から取り外された中間転写ユニットを示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンターを示す斜視図、図2は上面カバーを回動して上面開口を開放したカラープリンターを示す斜視図、図3はカラープリンター1の内部構造を模式的に示す断面図である。以下の説明では、図1に示す前後方向をカラープリンターの前後方向とし、左右方向はカラープリンターを前側から見た方向を基準とする。
図1及び図2に示されるように、カラープリンター1の装置本体2には、上面に開口2aが形成されている。また、装置本体2には、開口2aを開閉する開閉部材としての上面カバー3が、後端部を中心として回動可能に設けられている。開口2aの下方には、コンテナ収容部4が形成され、コンテナ収容部4の下方にはユニット収容部5が形成されている。
図3に示されるように、装置本体2には、用紙に画像を形成する画像形成部7と、画像形成される用紙が収容される給紙カセット8、とが備えられている。画像形成部7は、画像形成を行う作像ユニットとしての中間転写ユニット10と、4色のトナー(Y,M,C,K)に対応する4つの画像形成ユニット11と、露光装置12と、定着装置13と、を備えている。中間転写ユニット10は、ハウジング15に循環走行可能に支持される中間転写ベルト16を有しており、ユニット収容部5に着脱可能に設けられている。4つの画像形成ユニット11は、ユニット収容部5の下方に前後方向に並んで配置されている。各画像形成ユニット11は、露光装置12によって露光された画像データに基づいたトナー像を中間転写ベルト16の表面に重ねて形成することで、中間転写ベルト16の表面にフルカラーのトナー像を形成する。定着装置13は、ユニット収容部5の後部上方に配置されて、用紙に転写されたフルカラーのトナー像を用紙に定着する。コンテナ収容部4には、各色のトナーが収容されたトナーコンテナ18が着脱される。
図2に示されるように、上面カバー3を後方に回動させることで、装置本体2の上面開口2aが開放されて、トナーコンテナ18がコンテナ収容部4に着脱される。また、トナーコンテナ18を全て取り外すと、コンテナ収容部4を通してユニット収容部5が開放され、中間転写ユニット10がユニット収容部5に着脱されるようになっている。中間転写ユニット10は、上面開口2aから斜め前方に抜き出される。また、上面カバー3の下面の前右隅には、下方に突出するアクチュエータピン21が立設されている。
このような構成を備えたカラープリンター1においては、給紙カセット8から送給された用紙に、画像形成部7フルカラーのトナー像が形成された後、上面カバー3に設けられた排紙トレイ3aに排出される。
次に、コンテナ収容部4について、図4及び図5を参照して説明する。図4はコンテナ収容部の左前隅部を示す斜視図、図5は操作部材収容部の中空部を左側から見た斜視図である。
図4に示されるように、コンテナ収容部4の左前隅部には、中空の操作部材収容部31が形成されている。操作部材収容部31には、図5に示されるように、駆動レバー33と開閉スイッチ34と押圧部材35とが収容されている。操作部材収容部31の上壁には、矩形状の開口36が形成されている。この開口36には、装置本体2の上面開口2aが上面カバー3で閉止された際に、上面カバー3に立設されたアクチュエータピン21(図2参照)が挿入可能となっている。
図4に示されるように、操作部材収容部31の右壁には、上壁に形成された開口36の下方に、縦長矩形状のガイド孔37が形成されている。ガイド孔37の上端には、横長矩形状の第1開口38が形成されている。さらに、第1開口38の後方斜め下には、矩形状の第2開口39が形成されている。
さらに、図5に示されるように、右壁の内面には、内側に突出する支軸40が立設されている。支軸40は、第2開口39の前方斜め上に配置されている。
駆動レバー33は、4つの画像形成ユニット11の連結部と、装置本体2に備えられる駆動源(図示省略)の連結部とを連結及び連結解除するための部材である。図4に示されるように、駆動レバー33のヘッド部33aは、操作部材収容部31の右壁に形成されたガイド孔37に係合して、ガイド孔37に沿って上下方向にスライド可能に支持されている。駆動レバー33を引き上げることで、各画像形成ユニット11の連結部と駆動源の連結部とが連結し、駆動レバー33を引き下げると、連結が解除されるようになっている。
開閉スイッチ34は、装置本体2の上面開口2aが上面カバー3で閉止されたことを検出するプッシュ型のスイッチである。図5に示されるように、開閉スイッチ34は、本体部34aと、本体部34aに押し込まれるスイッチ部34bと、を有し、スイッチ部34bが上方を向く姿勢で、操作部材収容部31の上壁に形成された開口36の下方に配置されている。
押圧部材35は、開口36と開閉スイッチ34との間に介在されて、開閉スイッチ34のスイッチ部34bを押し込む部材である。押圧部材35は、縦長の略直方体状であり、上端面に被押圧部35aが形成され、下端面には押圧部35bが形成されている。被押圧部35aと押圧部35bとの間には、押圧部材35の長手方向に沿った長孔35cが形成されている。長孔35cの下方には、後方に突き出た直方体状の突部35dが形成されている。突部35dの右面には、後方へ傾斜したガイド面が形成されている。
押圧部材35の長孔35cには、操作部材収容部31の右壁から中空部内に突出する支軸40が係合している。これにより、押圧部材35は支軸40を中心として回動可能に支持される。また、押圧部材35の突部35dと、操作部材収容部31との間にはバネ43が介装されている。バネ43は、押圧部材35を、支軸40を中心として図5の時計回り方向かつ上方向に付勢している。このように付勢されることで、押圧部材35は、図5に示されるように、開口36から被押圧部35aが前方に離間し、開閉スイッチ34のスイッチ部34bから押圧部35bが後方に離間した傾斜姿勢となる。つまり、押圧部材35は、開閉スイッチ34のスイッチ部34bを押圧不能な姿勢となる。一方で、バネ43の付勢力に抗して押圧部材35を鉛直姿勢となるように回動させると、被押圧部35aは開口36の直下に位置し、押圧部35bはスイッチ部34bの直上に位置して、開閉スイッチ34のスイッチ部34bを押圧可能な姿勢となる。
次に、ユニット収容部5について、図6を参照して説明する。図6はユニット収容部の左面の前端部を示す側面図である。ユニット収容部5の左面の前端部には、横長矩形状の係合凹部45が形成されている。係合凹部45の下方には、右方に延設された支持片46が形成されている。
次に、中間転写ユニット10について、図7〜図8を参照して説明する。図7は中間転写ユニットの収容凹部の内部を示す斜視図、図8(A)は収容凹部の左壁を示す斜視図、図8(B)はロックピースを示す正面図である。
図7に示されるように、中間転写ユニット10のハウジング15には、前端部に上方に凹んだ収容凹部15aが形成されている。収容凹部15aの上面には、カバー部材51が着脱可能に設けられ、収容凹部15aの内部には、ロック部材52が設けられている。
収容凹部15aの上壁には、3個の取付孔55が、前後方向に並んで開けられている。さらに、取付孔55の右側には、前後方向に長い矩形状の第1挿入開口56が開けられている。第1挿入開口56の右後側には、矩形状の第2挿入開口57が開けられている。
収容凹部15aの後壁の内面には、第1挿入開口56よりも右側から内側に突出する支軸59が立設されている。
収容凹部15aの左壁には、横長矩形状の開口61が形成されている。また、開口61の外側(左側)には、図8(A)に示されるように、水平な上壁部62と下壁部63とが上下方向に所定の間隔を開けて形成されている。上壁部62と下壁部63とには、図8(B)に示されるように、前後方向に横長の上開口62aと下開口63aとがそれぞれ形成されている。
上開口62aと下開口63aとには、隙間を横切るようにロックピース65が上下方向にスライド可能に支持されている。ロックピース65は、図8(B)に示されるように、矩形板状の本体部65aと、本体部65aの下端面の両端から下方に延びる一対の脚部65bと、を有している。さらに、一対の脚部65bの間には、ロック部材52と互いに係合する凹凸部としての突片65cが形成されている。突片65cの長さは、一対の脚部65bよりも短い。ロックピース65を上方にスライドさせると、一対の脚部65bと突片65cと下壁部63との間に、所定の高さの隙間が形成されるようになっている。
次に、カバー部材51について、図9を参照して説明する。図9はカバー部材を示す斜視図であり、図9(A)は第1の向き、図9(B)は第2の向きを示す。
カバー部材51は、操作部材収容部31に収容された駆動レバー33のヘッド部33a(図4参照)を保護するための部材である。駆動レバー33が不用意に操作されると、画像形成ユニット11と駆動源との連結部が破損する等の虞があるため、トナーコンテナ18を取り外した状態で、駆動レバー33が露出しないようにカバー部材51で保護されるようになっている。
カバー部材51は、略直方体形状であり、第1の面51aと、第1の面51aに直交して隣接する第2の面51bと、第1の面51a及び第2の面51bに直交すると共に互いに対向する第3の面51cと第4の面51dと、によって囲まれる中空部71を有している。第1の面51aに対向する第5の面51eと、第2の面51bに対向する第6の面51fとは、開口している。第1の面51aと第3の面51cとの角部は、直方体状に切り欠かれている。この切り欠きによって、第2の面51bは平面視L字状を成している。また、第6の面51fには、切り欠きに対応する部分に取付部72が形成されている。取付部72には、貫通孔73が開けられている。
第1の面51aには、第6の面51f側の端縁から突出する3つの取付片75が、端縁に沿って所定の間隔で形成されている。また、第2の面51bには、第5の面51e側の端縁から突出する接続片76が形成されている。接続片76の中央には、カバー部材51とロック部材52とを係合させる凹凸部としての矩形状の開口76aが開けられている。さらに、第2の面51bと第4の面51dとの角には、接続片76と同じ方向に突出する押圧片77が形成されている。押圧片77の先端は湾曲形状となっている。このように、3つの取付片75と、接続片76及び押圧片77とは、互いに直交するように形成されている。
次に、ロック部材52について、図8と図10を参照して説明する。図10はロック部材を示す斜視図である。
図10に示されるように、ロック部材52は、ユニット収容部5に形成された係合凹部45(図6参照)と係合することで、中間転写ユニット10をユニット収容部5に移動不能にロックするための部材である。ロック部材52はL字状の形状を有し、回転軸81を中心として互いに回動可能に連結する長尺状の短アーム82及び長アーム83を有している。
短アーム82の先端には、左側に湾曲して突出して、カバー部材51とロック部材52とを係合させる凹凸部としての係合片84が形成されている。さらに、短アーム82の左側の面には、長手方向の中央付近に、左方向に突出する被押圧片85が形成されている。短アーム82の左側の面からの被押圧片85の突出長さは、係合片84の突出長さよりも長い。また、短アーム82の右側の面には、長手方向の中央付近に、回転軸81の軸方向と平行な円筒状の軸支部86が形成されている。また、図8(A)に示されるように、長アーム83の先端部には、ロックピース65と互いに係合する凹凸部としての開口87が開けられている。
ロック部材52の軸支部86は、ハウジング15の収容凹部15aに形成された支軸59に軸支されて、短アーム82が図10の時計回り方向に回転するようにねじりコイルばね(図示省略)によって付勢されている。これにより、短アーム82は、係合片84が第1挿入開口56よりも右側に離間して、被押圧片85が第1挿入開口56の直下となる傾斜姿勢に回動している。
また、長アーム83の先端部は、図8(A)に示されるように、収容凹部15aの左壁に形成された開口61から上壁部62と下壁部63との間の隙間を通って、ユニット収容部5の左面に形成された係合凹部45に挿入されている。つまり、ロック部材52がユニット収容部5と係合するロック位置に回動して、中間転写ユニット10はユニット収容部5に移動不能にロックされる。ロックピース65は、一対の脚部65bが、ロック部材52の長アーム83の両側で、係合凹部45の下方に形成された支持片46に乗り上げている。また、長アーム83の先端部に形成された開口87は、ロックピース65の突片65cよりも左方に離間している。
一方、ねじりコイルばねの付勢力に抗して、短アーム82を略鉛直姿勢となるまで図10の反時計回り方向に回動させると、係合片84は第1挿入開口56の直下に達する。また、長アーム83は右方向にスライドして、ユニット収容部5の係合凹部45から先端部が離間する。つまり、ロック部材52が、ユニット収容部5との係合が解除されるロック解除位置に回動する。このようにロック部材52がロック解除位置に回動すると、長アーム83の先端部に形成された開口87が、突片65cの下方に移動する。
上記構成を有するカラープリンター1において、中間転写ユニット10のカバー部材51の着脱について、図5〜図10と、図11〜図15を参照して説明する。図11はカバー部材装着時を示す斜視図、図12はカバー部材装着時の押圧部材を示す斜視図、図13は取り外したカバー部材を再装着する状態を示す斜視図、図14はロック部材の動作を説明する模式図、図15はロックピースのロック動作を示す斜視図、図16はユニット収容部から取り外された中間転写ユニットを示す斜視図である。
中間転写ユニット10にカバー部材51を装着する場合は、カバー部材51を、3つの取付片75が下方を向き、接続片76と押圧片77とが左側を向いた第1の向き(図9(A)参照)に支持し、図11に示されるように、3つの取付片75を、ハウジング15の収容凹部15aの3つの取付孔55に挿入する。さらに、接続片76と押圧片77とを、操作部材収容部31の第1開口38と第2開口39とにそれぞれ挿通する。そして、カバー部材51の取付部72に形成された貫通孔73からビスを通して収容凹部15aの上面に締結する。これにより、駆動レバー33のヘッド部33aはカバー部材51の第5の面51eから中空部71に入り込み、外部から保護される。
さらに、図12に示されるように、カバー部材51の押圧片77が第2開口39に挿通されると、押圧片77の先端が、操作部材収容部31に収容されている押圧部材35の突部35dのガイド面に当接する。押圧片77がさらに第2開口39内に挿通されると、突部35dが押圧片77で前方に押され、押圧部材35は支軸40を中心として図12の反時計回り方向に回動して、開閉スイッチ34を押圧可能な姿勢に変位する。
このように押圧部材35が変位すると、上面カバー3を回動して上面開口2aを閉止した際に、アクチュエータピン21が開口36から操作部材収容部31に入り込み、押圧部材35の被押圧部35aを下方に押圧する。これにより、押圧部35bが開閉スイッチ34のスイッチ部34bを押し込み、開閉スイッチ34は、上面カバー3が閉止されたことを検知する。
カバー部材51を取り外す場合は、ビスの締結を解除してカバー部材51をハウジング15から取り外す。これにより、押圧部材35はバネ43で付勢されて開閉スイッチ34を押圧不能な姿勢に変位する。
そして、取り外されたカバー部材51を、3つの取付片75が右方を向き、接続片76と押圧片77とが下方を向いた第2の向き(図9(B)参照)に支持し、図13に示されるように、接続片76を第1挿入開口56に挿入し、押圧片77を第2挿入開口57に挿入する。図14(A)に示されるように、接続片76が第1挿入開口56に挿入されると、接続片76の先端が、ロック部材52の被押圧片85を下方に押圧する。すると、図14(B)に示されるように、短アーム82は、支軸59を中心として図14(B)の反時計回り方向に回転する。そして、短アーム82の係合片84が、カバー部材51の接続片76の開口76aに係合する。これにより、カバー部材51は、中間転写ユニット10に抜け止めされる。
また、長アーム83は回転軸81を中心として回転しながら右方向に移動する。これにより、長アーム83の先端部が、ユニット収容部5の係合凹部45から離間して、中間転写ユニット10とユニット収容部5との係合が解除される。さらに、長アーム83が右方向に移動することで、開口87がロックピース65の突片65cの直下に達する。
このようにユニット収容部5との係合が解除され、かつ、カバー部材51が中間転写ユニット10に抜け止めされた後、中間転写ユニット10をユニット収容部5から引き抜く。すると、ユニット収容部5の支持片46に乗り上げていたロックピース65が、自重によって鉛直方向に降下する。すると、図14(C)や図15に示されるように、ロックピース65の突片65cが長アーム83の開口87に係合して、長アーム83の移動が規制される。これにより、ロック部材52の回動が規制されて、ロック部材52とカバー部材51との係合が維持される。
その結果、図16に示されるように、中間転写ユニット10は、取り外されたカバー部材51が装着された状態でユニット収容部5から抜き出される。
上記したように本発明のカラープリンター1によれば、中間転写ユニット10を取り外すためには、カバー部材51を取り外した後、取り外されたカバー部材51を中間転写ユニット10に装着する必要がある。したがって、取り外されたカバー部材51の紛失を防止できる。さらに、中間転写ユニット10がユニット収容部5に装着された後で、カバー部材51を装着することによって、押圧部材35が開閉スイッチ34を押圧可能な姿勢に変位する。すなわち、中間転写ユニット10がユニット収容部5に装着された後、カバー部材51を装着しない限り、上面カバー3で上面開口2aが閉止されたことが検知されないので、カラープリンター1は稼働不能となる。したがって、カバー部材51の装着し忘れも防止することができる。なお、開閉スイッチ34は、上面カバー3以外の開閉部材の開閉状態を検出するスイッチであっても良い。
また、取り外されたカバー部材51を中間転写ユニット10に装着すると、カバー部材51とロック部材52とが互いに係合するので、カバー部材51が中間転写ユニット10から離脱することを防止できる。さらに、中間転写ユニット10をユニット収容部5から取り外すと、ロック部材52の回動が規制されるので、ロック部材52とカバー部材51との係合が維持される。このように、カバー部材51の紛失と装着し忘れを確実に防止することができる。
さらに、カバー部材51に設けられる3つの取付片75と、それぞれの取付片75が挿入される取付孔55とを、中間転写ユニット10の仕様毎に異なる形状とすることで、仕向地が異なる等、仕様の異なる中間転写ユニット10が装着されることを防止できる。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
2 装置本体
2a 上面開口(開口)
3 上面カバー(開閉部材)
10 中間転写ユニット(作像ユニット)
34 開閉スイッチ
35 押圧部材
51 カバー部材
52 ロック部材
65 ロックピース
65c 突片(凹凸部)
76 接続片(接続部)
76a 開口(凹凸部)
84 係合片(凹凸部)
87 開口(凹凸部)

Claims (4)

  1. 装置本体の所定の位置に着脱可能な作像ユニットを備える画像形成装置であって、
    前記装置本体は、
    押圧及び押圧解除されることで、前記装置本体に形成される開口を開閉する開閉部材の開閉状態を検知するスイッチ部材と、
    該スイッチ部材を押圧可能な姿勢と押圧不能な姿勢とに変位するように設けられる押圧部材と、を備え、
    前記作像ユニットは、着脱されるカバー部材を備え、
    前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記押圧部材を前記押圧不能な姿勢から前記押圧可能な姿勢に変位させるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置本体は、前記スイッチ部材及び前記押圧部材を収容する操作部材収容部を備え、
    前記操作部材収容部は開口を有し、
    前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記開口を通って前記押圧部材に当接して押圧する押圧片を有し、
    前記押圧部材は、前記押圧片で押圧されることで、前記押圧不能な姿勢から前記押圧可能な姿勢へ変位することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体は、スライドすることで前記作像ユニットと駆動源との連結及び連結解除を行う駆動レバーをさらに備え、
    前記駆動レバーは、手動操作されるヘッド部を有し、
    前記カバー部材は、前記装置本体の前記所定の位置に装着された前記作像ユニットに装着されると、前記ヘッド部を覆い、該ヘッド部を外部から保護することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記作像ユニットと前記カバー部材とには、該カバー部材が前記作像ユニットに装着された際に係合する取付孔と取付片とがそれぞれ形成されており、前記取付孔と前記取付片とは、前記作像ユニットの仕様毎に形状の異なる非互換形状を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2019038336A 2019-03-04 2019-03-04 画像形成装置 Expired - Fee Related JP6658936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038336A JP6658936B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038336A JP6658936B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016099668A Division JP6500837B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019082739A JP2019082739A (ja) 2019-05-30
JP6658936B2 true JP6658936B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=66670420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019038336A Expired - Fee Related JP6658936B2 (ja) 2019-03-04 2019-03-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6658936B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019082739A (ja) 2019-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5653548B2 (ja) 画像形成装置
JP6407036B2 (ja) 画像形成装置
JP5761975B2 (ja) 画像形成装置
JP3807624B2 (ja) 画像形成装置の給紙カセット
JP6658096B2 (ja) 画像形成装置
JP6269468B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置に装着されるトナー容器
JP6312407B2 (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
CN108241272B (zh) 图像形成装置
US9244425B2 (en) Image forming apparatus
JP2009086628A (ja) 画像形成装置
KR101702436B1 (ko) 현상유닛 및 그를 구비한 화상형성장치
JP6658936B2 (ja) 画像形成装置
JP6500837B2 (ja) 画像形成装置
JP5941889B2 (ja) 画像形成装置
JP6544202B2 (ja) 画像形成装置
JP3699816B2 (ja) 画像形成装置
CN108227444B (zh) 显影盒、处理盒及使用该处理盒的图像形成装置
JP2018072504A (ja) 画像形成装置
JP2005189686A (ja) 画像形成装置
JP2006184606A (ja) 現像装置、現像剤収容器及び画像形成装置
JP2007156360A (ja) 画像形成装置
CN112543889B (zh) 相机附件和相机
JP5664705B2 (ja) 画像記録装置
JP2001125331A (ja) 画像形成装置
JP2011257567A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190304

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6658936

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees