JP6658096B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、側面に開閉可能なカバーを備えた画像形成装置に関する。
従来からレーザプリンタ等の画像形成装置においては用紙のジャム処理のため、あるいはプロセス装置を交換するために、画像形成装置本体に対して開閉可能なカバーが設けられている。このような画像形成装置には、一般的にカバーが閉じた状態においてカバーが開かないようにロックするロック機構が設けられている。そして、ロック機構が解除されると、ばねの付勢力によってカバーが開くようになっている。
しかし、ばねの付勢力によってカバーを開く構成では、ユーザがカバーに触れている場合やロック機構に多少の引っ掛かりがある場合にカバーが開かないおそれがあった。そして、ばねを用いない構成として、例えば特許文献1の技術が提案されている。特許文献1には、操作部の押圧力が開閉ドアの係合状態を解除し、開放アームを回動させて開閉ドアを押圧する構成が開示されている。これにより、開閉ドアのロックが解除されると同時に開閉ドアが僅かに開くようになっている。
特開2007−168405号公報
しかしながら、特許文献1では操作部が斜めに押下されることによる押圧力を回動に変換して開閉ドアを押圧しているので、ユーザは操作部を斜めに押下する必要があり、操作に比較的大きな力が必要となる。また、開放アーム等を回動させるために鉛直方向の空間が必要となるが、手差し用トレイと干渉しないように配置を工夫しなければならない。
本発明は、鉛直方向に小さな構成によって小さな力で確実にカバーを開くことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドするリンク部材と、前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、前記カバーに設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材とを備え、前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする。
上記の構成によれば、ボタンを押下することでカバーの係止状態が解除され、カバーが少し開方向へ移動する。
本発明によれば、ボタンの押圧力が部材間で押圧力としてプッシュ部材まで伝達されるので、カバーを確実に開くことができる。また、リンク部材の水平方向のスライドによって第1係止部材とプッシュ部材とを押しているので、回動機構を用いる場合よりもボタンを押す力が小さくて済むとともに、鉛直方向に小さな構成とすることができる。
一実施形態の画像形成装置の斜視図である。 一実施形態の画像形成装置の斜視図である。 一実施形態の画像形成装置の中央断面図である。 前面カバー開閉機構の上面側斜視図である。 前面カバー開閉機構の下面側斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 前面カバー開閉機構の上面側周辺の部分断面図である。 前面カバー開閉機構の上面側周辺の部分断面図である。 一実施形態の画像形成装置の部分斜視図である。 前面カバーが閉位置にある場合のMPトレイロック機構の状態を説明する図である。 前面カバーが開位置にある場合のMPトレイロック機構の状態を説明する図である。
[画像形成装置の外観構成]
図1及び図2は一実施形態の画像形成装置の斜視図である。図1は前面カバーが閉じた状態を示し、図2は前面カバーが開いた状態を示している。以下の説明では、図1及び図2に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準とし、前後、左右、上下の各方向を定める。
画像形成装置1は略直方体の本体2で形成されている。本体2の上面には印刷を終えて本体2から排出されるシートが堆積される排出トレイ82が設けられている。排出トレイ82は後方に向かって下がる傾斜面を有し、傾斜面の後方にはシートが排出される排出口83が設けられている。
本体2の一側面である前面にはシートのジャム処理のため、あるいは画像形成ユニットを交換するために第1開口部2aが形成されている。第1開口部2aには開閉可能な前面カバー30が取り付けられている。前面カバー30は第1開口部2aの下端近傍に本体2の底面と平行であって第1開口部2aに沿った第1回動軸を有する前面カバー軸部31を備え(図3参照)、前面カバー軸部31を中心として第1開口部2aを覆う閉位置(図1の状態)と第1開口部2aを開放する開位置(図2の状態)との間で回動する。
閉位置にある前面カバー30の上面の左端付近には前面カバー30を開くための押下可能なボタン32が設けられている。前面カバー30の上面にボタン32を配置することにより、ボタン32を視認し易く、かつ押下し易くなる。図1に示すように、前面カバー30が閉位置にある状態でボタン32が押下されると、前面カバー30の上部に収容された前面カバー30を開閉する前面カバー開閉機構33においてロックが解除され、前面カバー30が開方向へ少し移動するようになっている。この状態からユーザは前面カバー30を前方へ回動させ、図2に示す開位置まで開くことができる。
前面カバー30の前面にはシートを手差しするための第2開口部(図3参照)30aが形成されている。第2開口部30aには手差し用シートを積載するための開閉可能なマルチパーパストレイ(以下、MPトレイと記す)40が取り付けられている。MPトレイ40は第2開口部30aの下端近傍に前面カバー軸部31と平行な第2回動軸を有するMPトレイ軸部41を備え、MPトレイ軸部41を中心として第2開口部30aを覆う閉位置と第2開口部30aを開放する開位置との間で回動する。
図1に示すように、MPトレイ40の回動先端部にはMPトレイ40を開くための取手42が設けられている。ユーザは前面カバー30が閉位置にある状態において取手42を前方へ引くことでMPトレイ40を開くことができる。前面カバー30が開位置にある状態において、MPトレイ40はMPトレイロック機構43(図9参照)によって前面カバー30に係止されて開かないようになっている。
[画像形成装置の内部構成]
図3は画像形成装置1の中央断面図である。画像形成装置1は、供給ユニット3と、モータ4と、画像形成部の一例としての画像形成ユニット5と、排出ユニット8とを備えている。
供給ユニット3は、画像形成装置1の下部及び前部に配置され、供給ユニット3に保持されるシートSを画像形成ユニット5に搬送するものである。画像形成ユニット5は、供給ユニット3よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、供給ユニット3から搬送されてきたシートSに画像を形成するものである。排出ユニット8は、画像形成ユニット5よりもシートSの搬送方向下流側に配置され、画像形成ユニット5により画像が形成されたシートSを画像形成装置1の外部へ排出するものである。
供給ユニット3は、画像形成装置1の下部にシートトレイ10と、給紙機構20と、搬送ローラ24と、レジストローラ26とを備え、画像形成装置1の前部にMPトレイ40と、MP側分離ローラ28と、MP側分離パッド29とを備えている。
シートトレイ10は本体2の下部に形成されるシートトレイ装着部2bに着脱可能に装着されている。シートトレイ10は、シートトレイ装着部2bに対して、図1における右方から左方へ向けて挿入することによりシートトレイ装着部2bに装着され、装着位置に位置することとなる。また、シートトレイ10は、シートトレイ装着部2bに対して、図1における左方から右方へ向けて引き出すことにより、装着位置から分離された分離位置に位置することとなる。
シートトレイ10は、複数枚のシートSを積載可能なトレイ本体11と、トレイ本体11に配置されシートSが積載されるとともにシートSを上下方向に変位可能な圧板12と、圧板12を上昇させるための圧板上昇部材13とを有する。
圧板12は回動支点12aで回動可能に支持されており、上下方向に変位することが可能となっている。圧板上昇部材13はモータ4により駆動されることで先端部が上昇する。圧板上昇部材13の上昇によって圧板12が持ち上げられ、圧板12上に積載されているシートSが図3に示すような給紙可能位置まで上昇させられる。
給紙機構20はシートトレイ10に積載されるシートSを一枚ずつ分離して取り出し、搬送ローラ24へ向けて搬送する機構である。給紙機構20は、ピックアップローラ21と、分離ローラ22と、分離パッド23とを備えている。
ピックアップローラ21は圧板12により給紙可能位置まで上昇されたシートSを取り出すためのローラであり、圧板12の上方に配置されている。分離ローラ22はピックアップローラ21よりもシートSの搬送方向下流側に配置されており、分離パッド23は分離ローラ22に対向配置されるとともに分離ローラ22に向けて付勢されている。
ピックアップローラ21により取り出されたシートSは分離ローラ22側へ送り出され、分離ローラ22と分離パッド23との間で1枚ずつに分離され、搬送ローラ24に向けて搬送される。
搬送ローラ24はシートSに搬送力を付与するローラであり、給紙機構20よりもシートSの搬送方向下流側に配置されている。搬送ローラ24の対向位置には、紙粉取りローラ25が配置されている。給紙機構20から搬送ローラ24に向けて搬送されてきたシートSは搬送ローラ24と紙粉取りローラ25とで挟持され、レジストローラ26へ向けて搬送される。
レジストローラ26は搬送ローラ24よりもシートSの搬送方向下流側に配置されている。レジストローラ26は対向配置されるレジストコロ27との間で搬送されるシートSの先端の移動を規制して一旦停止させた後、所定のタイミングにて転写位置に向けて搬送する。
MPトレイ40は複数枚のシートSを積載可能である。MP側分離ローラ28はMPトレイ40に積載されるシートSを一枚ずつ分離して取り出し、レジストローラ26へ向けて搬送するローラである。MP側分離パッド29はMP側分離ローラ28に対向配置されるとともにMP側分離ローラ28に向けて付勢されている。MP側分離ローラ28及びMP側分離パッド29により一枚ずつ分離して取り出されたシートSはレジストローラ26に向けて搬送される。
画像形成ユニット5は、供給ユニット3から搬送されてきたシートSの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50の感光体ドラム54の表面を露光する露光ユニット60と、プロセスカートリッジ50によりシートSに転写された画像を定着させる定着ユニット70とを備えている。
プロセスカートリッジ50は本体2におけるシートトレイ装着部2bよりも上方に配置されている。プロセスカートリッジ50は、現像剤収容室51と、供給ローラ52と、現像ローラ53と、感光体ドラム54と、転写ローラ55とを備えている。
現像剤収容室51には現像剤となるトナーが収容されている。現像剤収容室51に収容されたトナーは、図示しない撹拌部材により撹拌されながら供給ローラ52に送られる。供給ローラ52は現像剤収容室51から送られてくるトナーをさらに現像ローラ53へ供給する。
現像ローラ53は供給ローラ52に密着して配置されており、供給ローラ52から供給されるとともに図示しない摺接部材により正帯電されたトナーを担持する。また、現像ローラ53には、図示しないバイアス印加手段により正の現像バイアスが印加される。
感光体ドラム54は現像ローラ53に隣接して配置されている。感光体ドラム54の表面は図示しない帯電器により一様に正帯電された後、露光ユニット60により露光される。感光体ドラム54の露光された部分は他の部分よりも電位が低くなり、感光体ドラム54に画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラム54の表面に、正に帯電されたトナーが現像ローラ53から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ55は感光体ドラム54に対向配置され、図示しないバイアス印加手段により負の転写バイアスが印加される。転写ローラ55の表面に転写バイアスがされている状態で、現像剤像が形成された感光体ドラム54と転写ローラ55との間(転写位置)でシートSを挟持しなから搬送することにより、感光体ドラム54の表面に形成された現像剤像がシートSの表面に転写される。
露光ユニット60は、レーザダイオードと、ポリゴンミラーと、レンズと、反射鏡とを備えており、画像形成装置1に入力された画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム54へ向けて照射することにより、感光体ドラム54の表面を露光する。
定着ユニット70は、加熱ローラ71と、押圧ローラ72とを備えている。加熱ローラ71はモータ4からの駆動力により回転駆動され、加熱ローラ71は図示しない電源から電力を供給することで加熱される。押圧ローラ72は加熱ローラ71に対向配置されており、加熱ローラ71に密着して従動回転する。現像剤像が転写されたシートSが定着ユニット70に搬送されてくると、加熱ローラ71と押圧ローラ72との間でシートSを挟持しながら搬送し、シートSに現像剤像を定着させる。
排出ユニット8は、排出ローラ81と、排出トレイ82とを備えている。排出ローラ81は一対のローラであり、定着ユニット70から搬送されてくるシートSを本体2の外部へ向けて排出する。排出トレイ82は本体2の上面に形成されており、排出トレイ82には排出ローラ81により本体2の外部に排出されたシートSが堆積される。
[前面カバー開閉機構の構成]
図4は前面カバー開閉機構33の上面側斜視図、図5は前面カバー開閉機構33の下面側斜視図、図6は図4のA−A線断面図、図7及び図8は前面カバー開閉機構33の上面側周辺の部分断面図である。図7は前面カバー開閉機構33によって前面カバー30が本体2にロックされている状態を示し、図8はボタン32が押下された場合の前面カバー開閉機構33の状態を示している。
前面カバー開閉機構33は、第1リンク部材34及び第2リンク部材35を有するリンク部材36と、第1係止部材の一例としての右側フック37Aと、左側フック37Bと、2つのプッシュ部材38と、付勢部材39とを備えている。これらの部材とボタン32は左右方向に長いケース90に収容されている。
第1リンク部材34はボタン32の下方から右側フック37Aに当接する位置まで延びる左右方向に水平に載置された棒状の部材である。第1リンク部材34の左右端部付近には、それぞれ上下方向に貫通して左右方向に延びる案内溝341、342が形成されている。案内溝341、342に重なるケース90部分には上方へ突出するボス901、902が形成されており、ボス901、902が案内溝341、342に摺動可能に係合している。これにより、案内溝341、342がボス901、902に沿って左右方向に移動可能となり、つまり第1リンク部材34がケース90内を左右方向にスライド可能となる。
本実施形態において第1リンク部材34がスライド可能な左右方向のうちの右方向は、第1回動軸を有する前面カバー軸部31と平行な第1方向の一例である。第1リンク部材34の左端部は、図6に示すように、先端に向かって下向きに傾斜した傾斜面34aを有しており、この傾斜面34aがボタン32の下端に形成された傾斜面32aと対向して当接している。そして、ボタン32が押下されると傾斜面32aが下向きに移動するので、傾斜面32aによって傾斜面34aが下向きに押圧される。これにより、傾斜面34aは右水平方向の分力によって右方向に押され、第1リンク部材34が右方向にスライドする。
また、第1リンク部材34の上面の中央付近には上方へ突出した突出部343が形成されている。突出部343の右側面は前後方向に平行な押圧面343aとなっており、押圧面343aは第1リンク部材34の右方向へのスライドによって第2リンク部材35を押圧可能である。
右側フック37Aはケース90の右端に配置される。右側フック37AはS字を反転させたような形状である。右側フック37Aは中央付近に形成された上下方向に延びる回動軸部371と、後側の先端に形成された鉤部372と、前側の先端に形成された押圧部373とを有する。右側フック37Aは回動軸部371によってケース90に回動可能に取り付けられ、ねじりコイルばね374によって鉤部372が本体2の前面に形成された鉤部2c(図7等参照)に係合する方向に付勢される。
押圧部373は第1リンク部材34の右端部34bに当接している。そして、前面カバー30が閉位置にある状態でボタン32が押下されると、第1リンク部材34の右方向へのスライドによって右端部34bで押圧部373が押圧される。押圧部373が押圧されると、右側フック37Aは上面視で回動軸部371を中心に時計回りに回動し、鉤部372が本体2の鉤部2cから外れ、前面カバー30の右側の係止状態が解除される。
そして、ボタン32の押下をやめると、ねじりコイルばね374の付勢力によって右側フック37Aは反時計回りに回動し、押圧部373が第1リンク部材34の右端部34bを押圧する。これにより、第1リンク部材34は左方向にスライドして元の位置に戻る。このとき、第1リンク部材34の傾斜面34aがボタン32の傾斜面32aを押圧し、ボタン32を押し上げてボタン32を元の位置に戻す。ボタン32内には上下方向に圧縮コイルばね321が設けられており、この圧縮コイルばね321の復元力によってもボタン32は元の位置に戻るように付勢されている。
左側フック37Bはケース90の左端に配置される。左側フック37Bは右側フック37Aを反転させたS字型のような形状である。左側フック37Bは右側フック37Aと同様に、回動軸部375と、鉤部376と、押圧部377とを有する。左側フック37Bは回動軸部375によってケース90に回動可能に取り付けられ、ねじりコイルばね378によって鉤部376が本体2の前面に形成された鉤部2d(図7等参照)に係合する方向に付勢される。押圧部377は第1リンク部材34の傾斜面34aと左右対称な傾斜面であり、ボタン32の下端に形成された傾斜面32bと対向して当接している。
そして、ボタン32が押下されると傾斜面32bが下向きに移動するので、傾斜面32bによって押圧部377が下向きに押圧される。これにより、押圧部377は左水平方向の分力によって左方向に押され、左側フック37Bは上面視で回動軸部375を中心に反時計回りに回動し、鉤部376が本体2の鉤部2dから外れ、前面カバー30の左側の係止状態が解除される。
そして、ボタン32の押下をやめると、ねじりコイルばね378の付勢力によって左側フック37Bは時計回りに回動し、押圧部377がボタン32の傾斜面32bを押圧する。これにより、ボタン32は押し上げられて元の位置に戻る。
第2リンク部材35は棒状の部材であり、第1リンク部材34の後側である本体2側に左右方向に水平に載置されることで第1リンク部材34に並設される。第2リンク部材35の前面の中央付近には前方へ突出した押圧部351が形成されている。押圧部351の左側面は前後方向に平行な押圧面351a(図6参照)となっており、押圧面351aは第1リンク部材34の右方向へのスライドによって第1リンク部材34の突出部343で右方向に押圧される。これにより、第2リンク部材35が右方向にスライドする。
第2リンク部材35の左右端部付近には、それぞれ上下方向に貫通し、右方向に対して斜めに交差するように延びる案内溝352が形成されている。より具体的には、案内溝352は水平面内で右前から左後ろへ向かって延びている。案内溝352はプッシュ部材38のボス382に摺動可能に係合し、第2リンク部材35の左右方向のスライドによってボス382を案内する。
プッシュ部材38は前面カバー30の閉位置における開方向と反対側である後方に突出して本体2を押圧する部材であり、第2リンク部材35の案内溝352の下側であってケース90上に載置される。プッシュ部材38は略直方体の基部381と、基部381の上面に形成されたボス382とで構成される。ケース90には基部381の左右両側沿ってガイド部903が形成されており、基部381の後端面と対向して後壁部90aに開口部90bが形成されている。これにより、プッシュ部材38はガイド部903に沿って前後方向にスライド可能であり、開口部90bを通じて本体2側に突出可能となっている。
ボス382は第2リンク部材35の案内溝352に係合しており、図7に示すように前面カバー30が閉位置にある場合、ボス382は案内溝352の前端部に位置している。そして、第2リンク部材35の右方向へのスライドによって案内溝352はボス382を後方へ案内する。これにより、ボス382は案内溝352の後端部へ移動し、基部381は後方へスライドして本体2側に突出する。このとき、基部381が本体2を押圧し、その反力によって前面カバー30が開方向へ移動する。
このように、ボス382と案内溝352とを用いた簡単な構成で、第2リンク部材35のスライド動作をプッシュ部材38の突出動作に変換することができる。また、プッシュ部材38は第2リンク部材35の左右両端部に配置されているため、前面カバー30を左右2箇所で均等に押圧でき、前面カバー30を安定して開くことができる。
付勢部材39は第2リンク部材35を右方向に付勢する部材であり、本実施形態では圧縮コイルばねを用いている。付勢部材39は第2リンク部材35の中央付近に形成された開口部353に配置され、その右端部は開口部353に支持され、その左端部はケース90に形成された突起部に支持されている。
付勢部材39は前面カバー30が閉位置にある状態においては圧縮された状態となっている。したがって、前面カバー30が閉位置にある場合にボタン32が押下されると、付勢部材39の復元力によって第2リンク部材35が右方向へ付勢され、プッシュ部材38が突出する。このように、付勢部材39の付勢力がプッシュ部材38の押圧力に加わり、ボタン32の軽い操作力で前面カバー30をより確実に開くことができる。
そして、ボタン32の押下をやめても付勢部材39の付勢力によってプッシュ部材38はケース90内に戻らず、ユーザによって前面カバー30が閉じられることによってプッシュ部材38が本体2に押圧されて前方へ移動し、ケース90内に戻る。これにより、ボス382が案内溝352を押圧し、第2リンク部材35を左方向へスライドさせる。
このような前面カバー開閉機構33の構成により、ボタン32の押圧力が伝達されるプッシュ部材38によって前面カバー30を確実に開くことができる。また、第1リンク部材34及び第2リンク部材35のスライドによって右側フック37Aとプッシュ部材38とを押しているので、回動機構を用いる場合よりもボタン32を押す力が小さくて済むとともに、上下方向に小さな構成とすることができる。
[前面カバー開閉機構の動作]
図7及び図8を参照して前面カバー開閉機構33の開動作について説明する。前面カバー30が閉位置にある状態においては、図7に示すように右側フック37A及び左側フック37Bがそれぞれ本体2の鉤部2cに係合しており、前面カバー30は本体2に係止されている。
この状態においてボタン32が押下されると、ボタン32の傾斜面32aが下向きに移動して第1リンク部材34の傾斜面34aを下向きに押圧する。これにより、傾斜面34aは右水平方向の分力によって右方向に押され、第1リンク部材34が右方向にスライドする。
第1リンク部材34の右方向へのスライドによって、第1リンク部材34の右端部34bが右側フック37Aの押圧部373を押圧する。押圧部373が押圧されると、右側フック37Aは上面視で回動軸部371を中心に時計回りに回動し、鉤部372が本体2の鉤部2cから外れ、前面カバー30の右側の係止状態が解除される(図8の状態)。
一方、ボタン32が押下されると、ボタン32の傾斜面32bが下向きに移動して左側フック37Bの押圧部377が下向きに押圧する。これにより、押圧部377は左水平方向の分力によって左方向に押され、左側フック37Bは上面視で回動軸部375を中心に反時計回りに回動し、鉤部376が本体2の鉤部2dから外れ、前面カバー30の左側の係止状態が解除される(図8の状態)。このような右側フック37Aと左側フック37Bの係止状態の解除動作はほぼ同時に行われる。
また、第1リンク部材34の右方向へのスライドによって、第1リンク部材34の突出部343が第2リンク部材35の押圧部351を右方向へ押圧する。これにより、第2リンク部材35が右方向にスライドする。このとき、付勢部材39の復元力によって第2リンク部材35が右方向へ付勢され、付勢部材39の付勢力がプッシュ部材38の押圧力に加わる。
第2リンク部材35の右方向へのスライドによって案内溝352はプッシュ部材38のボス382を前から後へ案内する。これにより、ボス382は案内溝352の後端部へ移動し、プッシュ部材38の基部381は後方へスライドして本体2側に突出する。このとき、基部381の後端部が本体2の前面を押圧し、その反力によって前面カバー30が開方向へ移動する。これにより、前面カバー30は開方向へ少し移動する(図8の状態)。
上述した右側フック37A及び左側フック37Bの係止状態が解除される動作と、プッシュ部材38が前面カバー30を開方向へ移動させる動作とは同時又は右側フック37A及び左側フック37Bの係止状態が解除される動作が先に行われることとする。これにより、前面カバー30が係止状態のままプッシュ部材38が本体2を押すことがなく、スムーズに動作する。
このように、前面カバー30が閉位置にある状態でボタン32が押下された場合、右側フック37A及び左側フック37Bの係止状態が解除されるとともに、プッシュ部材38が本体2の前面を押圧して前面カバー30を開方向へ移動させる。一連の動作は全て押圧力として部材間で伝達されるので、ボタン32が押下されれば前面カバー30を確実に開くことができる。
[MPトレイロック機構の構成]
図9は画像形成装置1の部分斜視図である。図9はMPトレイ40が開いた状態を示している。図10は前面カバー30が閉位置にある場合のMPトレイロック機構43の状態を説明する図、図11は前面カバー30が開位置にある場合のMPトレイロック機構43の状態を説明する図である。図10及び図11では図を見やすくするため一部の構成を省略している。MPトレイロック機構43は、第2リンク部材35に設けられた第2係止部材の一例としてのMPトレイフック44と、MPトレイ40に形成された溝45とを備えている。
MPトレイフック44はMPトレイ40が開く際に第2リンク部材35の右方向へのスライドによって溝45に係合する部材であって、図5に示すようにケース90の外底面に配置される。MPトレイフック44は、略直方体の基部441と、基部441の前面に形成された鉤部442と、基部441の上面に形成された一対の鉤部443とで構成される。MPトレイフック44は鉤部443が第2リンク部材35の孔に嵌め込まれ、さらに第2リンク部材35の上面側からビス46で固定される。
溝45は略L字型であり、取手42の左側に形成される。溝45において、MPトレイ40が閉じるときにMPトレイフック44の鉤部442と対向する部分の側壁は切り欠かれており、鉤部442が溝45に係合可能となっている。つまり、MPトレイ40が閉位置にある状態で前面カバー30が開く際にMPトレイフック44が溝45に係合する。このように、MPトレイフック44と溝45とを用いた簡単な構成で、MPトレイ40を係止することができる。
[MPトレイロック機構の動作]
図10及び図11を参照してMPトレイロック機構43の動作について説明する。前面カバー30が閉位置にある状態においては、図10に示すようにMPトレイロック機構43の係止は解除されており、MPトレイ40は自由に開閉することができる状態にある。
この状態においてボタン32が押下されると、第2リンク部材35の右方向へのスライドによってMPトレイフック44も右方向へスライドし、MPトレイフック44の鉤部442が溝45に係合する(図11の状態)。これにより、MPトレイ40は前面カバー30に係止される。その後、開方向へ少し移動した前面カバー30がユーザによって開状態まで開かれるときに、前面カバー30が開位置に到達する際に衝撃が生じた場合でも、MPトレイ40は前面カバー30に係止されているので勝手に開くことはない。
次に、前面カバー30を閉じる過程においては、プッシュ部材38が本体2の前面に押圧されて前方へスライドすることによって第2リンク部材35が左方向へスライドし、MPトレイフック44も左方向へスライドする。これにより、溝45に係合しているMPトレイフック44の鉤部442が右方向へスライドして溝45から離間し、図10の状態に戻る。よって、MPトレイロック機構43の係止状態は解除され、MPトレイ40は自由に開閉することができる状態になる。
[変形例]
第1リンク部材34及び第2リンク部材35は一体であってもよい。例えば、第1リンク部材34の突出部343と第2リンク部材35の押圧部351とを一体とすればよい。このような構成によっても上述した前面カバー開閉機構33と同様の作用効果が得られる。
上記の実施形態では付勢部材39を設けたが、付勢部材39は必ずしも必要ではない。付勢部材39を省略した場合でもボタン32の押下による小さな力で前面カバー30を開方向に移動させることができる。
上記の実施形態では2つのプッシュ部材38用いたが、プッシュ部材38は1つでもよいし、3つ以上でもよい。1つの場合は左右方向に長い形状とすることで本体2の前面との接触面積が増え、前面カバー30を安定して開くことができる。また、3つ以上の場合は本体2の前面を複数箇所で均等に押圧でき、前面カバー30を安定して開くことができる。
上記の実施形態では前面カバー30の上面にボタン32を設けたが、ボタン32は前面カバー30に設けられればその位置には特に限定はなく、前面カバーの前面、右面又は左面に設けてもよい。
上記の実施形態では前面カバー30を本体2に係止するために右側フック37Aと左側フック37Bとを設けたが、どちらか一方のみ設けてもよい。また、3つ以上のフックを設けてもよい。
上記の実施形態では係止部材として右側フック37A、左側フック37B及びMPトレイフック44を用いたが、係止できれば特に限定はなく、マグネット、ピンなどを用いてもよい。
[実施形態の効果]
上記の実施形態である画像形成装置1は、側面に第1開口部2aを有する略直方体の本体2と、第1開口部2aの下端近傍に本体2の底面と平行であって第1開口部2aに沿った第1回動軸を有し、第1回動軸を中心として第1開口部2aを覆う閉位置と第1開口部2aを開放する開位置との間で回動する前面カバー30と、前面カバー30に設けられた押下可能なボタン32と、前面カバー30に設けられ、ボタン32の押圧力によって第1回動軸と平行な第1方向にスライドするリンク部材36と、前面カバー30に設けられ、前面カバー30と本体2とを係止可能であり、リンク部材36の第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材である右側フック37Aと、前面カバー30に設けられ、リンク部材36の第1方向へのスライドによって押圧され、前面カバー30の閉位置における開方向と反対側に突出して本体2を押圧するプッシュ部材38とを備える。そして、前面カバー30が閉位置にある状態でボタン32が押下された場合、右側フック37Aの係止状態が解除されるとともに、プッシュ部材38が本体2を押圧して前面カバー30を開方向へ移動させる。
この構成によれば、ボタン32の押圧力が部材間で押圧力としてプッシュ部材38まで伝達されるので、前面カバー30を確実に開くことができる。また、リンク部材36のスライドによって右側フック37Aとプッシュ部材38とを押しているので、回動機構を用いる場合よりもボタン32を押す力が小さくて済むとともに、鉛直方向に小さな構成とすることができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1は、リンク部材36を第1方向に付勢する付勢部材39を備える。
この構成によれば、付勢部材39の付勢力がプッシュ部材38の押圧力に加わり、ボタン32の軽い操作力で前面カバー30をより確実に開くことができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1は、プッシュ部材38を第1方向に沿って複数備える。
この構成によれば、複数のプッシュ部材38により複数箇所を均等に押圧でき、前面カバー30を安定して開くことができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1は、プッシュ部材38をリンク部材36の第1方向両端にそれぞれ備える。
この構成によれば、少ないプッシュ部材38で効率的に均等に押圧でき、カバーを安定して開くことができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1は、プッシュ部材38の上面に設けられたボス382と、リンク部材36に第1方向に対して斜めに交差するように設けられ、ボス382に係合する案内溝352とを備え、リンク部材36の第1方向へのスライドによって案内溝352がボス382を案内し、プッシュ部材38を突出させる。
この構成によれば、ボス382と案内溝352とを用いた簡単な構成で、リンク部材36の第1方向へのスライド動作をプッシュ部材38の突出動作に変換することができる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、ボタン32は前面カバー30の上面に設けられる。
この構成によれば、ボタン32を視認し易く、かつ押下し易くなる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、リンク部材36は、ボタン32の押圧力によって第1方向にスライドする第1リンク部材34と、第1リンク部材34の本体2側に並設され、第1リンク部材34の第1方向へのスライドによって押圧される押圧部351を有し、押圧部351が押圧されて第1方向にスライドする第2リンク部材35とを含んでいる。加えて、前面カバー30に形成された第2開口部30aと、第2開口部30aの下端近傍に第1回動軸と平行な第2回動軸を有し、第2回動軸を中心として第2開口部30aを覆う閉位置と第2開口部30aを開放する開位置との間で回動するMPトレイ40と、第2リンク部材35に設けられ、第2リンク部材35の第1方向へのスライドによってMPトレイ40を係止する第2係止部材であるMPトレイフック44とを備える。
この構成によれば、前面カバー30が開く際にMPトレイフック44がMPトレイ40を係止するので、前面カバー30が開位置に到達したときの衝撃でMPトレイ40が開くことを防止できる。
また上記の実施形態である画像形成装置1によれば、第2係止部材がMPトレイフック44であり、MPトレイ40にMPトレイフック44と係止可能な溝45を設けている。
この構成によれば、MPトレイフック44と溝45とを用いた簡単な構成で、MPトレイ40を係止することができる。
1 画像形成装置
2 本体
2a 第1開口部
30 カバー(前面カバー)
30a 第2開口部
32 ボタン
34 第1リンク部材
35 第2リンク部材
36 リンク部材
37A 第1係止部材(右側フック)
38 プッシュ部材
39 付勢部材
40 トレイ(MPトレイ)
44 第2係止部材(MPトレイフック)
45 溝
352 案内溝
382 ボス

Claims (7)

  1. 側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、
    前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、
    前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、
    前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドするリンク部材と、
    前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、
    前記カバーに前記第1方向に沿って複数設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材とを備え、
    前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、
    前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、
    前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、
    前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドするリンク部材と、
    前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、
    前記カバーにおける前記リンク部材の前記第1方向両端にそれぞれ設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材とを備え、
    前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、
    前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、
    前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、
    前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドするリンク部材と、
    前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、
    前記カバーに設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材と、
    前記プッシュ部材の上面に設けられたボスと、
    前記リンク部材に前記第1方向に対して斜めに交差するように設けられ、前記ボスに係合する案内溝とを備え、
    前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって前記案内溝が前記ボスを案内し、前記プッシュ部材を突出させ、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、
    前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、
    前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、
    前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドする第1リンク部材と、該第1リンク部材の前記本体側に並設され、前記第1リンク部材の第1方向へのスライドによって押圧される押圧部を有し、該押圧部が押圧されて前記第1方向にスライドする第2リンク部材とを含むリンク部材と、
    前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、
    前記カバーに設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材と、
    前記カバーに形成された第2開口部と、
    前記第2開口部の下端近傍に前記第1回動軸と平行な第2回動軸を有し、前記第2回動軸を中心として前記第2開口部を覆う閉位置と前記第2開口部を開放する開位置との間で回動するトレイと、
    前記第2リンク部材に設けられ、前記第2リンク部材の前記第1方向へのスライドによって前記トレイを係止する第2係止部材とを備え、
    前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 側面に第1開口部を有する略直方体の本体と、
    前記第1開口部の下端近傍に前記本体の底面と平行であって前記第1開口部に沿った第1回動軸を有し、前記第1回動軸を中心として前記第1開口部を覆う閉位置と前記第1開口部を開放する開位置との間で回動するカバーと、
    前記カバーに設けられた押下可能なボタンと、
    前記カバーに設けられ、前記ボタンの押圧力によって前記第1回動軸と平行な第1方向にスライドする第1リンク部材と、該第1リンク部材の前記本体側に並設され、前記第1リンク部材の第1方向へのスライドによって押圧される押圧部を有し、該押圧部が押圧されて前記第1方向にスライドする第2リンク部材とを含むリンク部材と、
    前記カバーに設けられ、前記カバーと前記本体とを係止可能であり、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧されて係止状態が解除される第1係止部材と、
    前記カバーに設けられ、前記リンク部材の前記第1方向へのスライドによって押圧され、前記カバーの閉位置における開方向と反対側に突出して前記本体を押圧するプッシュ部材と、
    前記カバーに形成された第2開口部と、
    前記第2開口部の下端近傍に前記第1回動軸と平行な第2回動軸を有し、前記第2回動軸を中心として前記第2開口部を覆う閉位置と前記第2開口部を開放する開位置との間で回動するトレイと、
    前記第2リンク部材に設けられ、前記第2リンク部材の前記第1方向へのスライドによって前記トレイを係止する第2係止部材とを備え、
    前記第2係止部材がフックであり、前記トレイに該フックと係止可能な溝を設け、
    前記カバーが閉位置にある状態で前記ボタンが押下された場合、前記第1係止部材の係止状態が解除されるとともに、前記プッシュ部材が前記本体を押圧して前記カバーを開方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記リンク部材を前記第1方向に付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ボタンは前記カバーの上面に設けられることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
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