JPH09246745A - カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構 - Google Patents

カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構

Info

Publication number
JPH09246745A
JPH09246745A JP8068951A JP6895196A JPH09246745A JP H09246745 A JPH09246745 A JP H09246745A JP 8068951 A JP8068951 A JP 8068951A JP 6895196 A JP6895196 A JP 6895196A JP H09246745 A JPH09246745 A JP H09246745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
lock member
cover
cover opening
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8068951A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
宏之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8068951A priority Critical patent/JPH09246745A/ja
Publication of JPH09246745A publication Critical patent/JPH09246745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器ケースにカバーが開閉自在に取り付けら
れた機器において、カバー開閉機構のうち機器ケースお
よびカバー以外の部品をユニット化し、かつ部品点数を
少なくする。 【解決手段】 カバー開閉用ユニット31はつまみ3
2、ロック部材33、圧縮コイルばね34の3つの部品
からなっている。カバー開閉用ユニット31は機器ケー
ス1のカバー開閉用ユニット収納部51内に収納されて
いる。ロック部材33でカバー6をロックした状態で
は、ロック部材33の下面はロック部材位置規制用突起
53の上面に当接され、つまみ32は圧縮コイルばね3
4の力により上方に付勢されて上限位置に位置してい
る。つまみ32が押圧されると、ロック部材33の被ガ
イド部36がつまみ32の直線状孔46bにガイドされ
て移動することにより、ロック部材33が左側に移動
し、ロック部材33によるカバー6に対するロックが解
除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカバー開閉用ユニ
ットおよびそれを用いたカバー開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばハンディタイプの印刷装置には、
機器ケースの上面側に設けられたテープカセット収納部
を機器ケースに回動可能に取り付けられたカバーによっ
て開閉するようにしたものがある。図10は従来のこの
ような印刷装置の概略斜視図を示し、図11はその一部
の縦断側面図を示したものである。この印刷装置は機器
ケース1を備えている。機器ケース1の上面には、情報
を入力するためのキー入力部2、入力された情報を表示
するための液晶表示パネルなどからなる表示部3、テー
プカセット4が収納されるテープカセット収納部5など
が設けられている。テープカセット収納部5を開閉する
ためのカバー6の後端部は軸7を介して機器ケース1の
後端部に回動可能に取り付けられている。軸7にはコイ
ルばね8が取り付けられ、このコイルばね8の一端部は
カバー6に固定され、他端部は機器ケース1に固定され
ている。そして、カバー6はこのコイルばね8の力によ
って図11において時計方向つまり開く方向に付勢され
ている。機器ケース1の上面側の所定の個所には後で説
明するカバー開閉機構9が設けられている。なお、テー
プカセット収納部5内およびその近傍には、テープカセ
ット収納部5内に収納されたテープカセット4から重ね
合わされて繰り出されたインクテープ10および被印字
テープ11を挾持して所定の印字を行うための印字ヘッ
ド12およびプラテンローラ13、印字後の被印字テー
プ11を切断するためのカッタ14などが配置されてい
るが、この発明と直接的には関係がないので、その説明
を省略する。
【0003】次に、図12はカバー開閉機構9の部分の
縦断正面図を示したものである。カバー開閉機構9は平
面長方形状のつまみ21(図10および図11参照)を
備えている。つまみ21は、機器ケース1に設けられた
つまみ収納孔22内に抜け止めされた状態で上下動可能
に配置されている。機器ケース1内の所定の個所にはロ
ック部材23が一体的に形成された軸部24を介して回
動可能に取り付けられている。ロック部材23は、圧縮
コイルばね25の力により図12において時計方向に付
勢されている。そして、ロック部材23の一端部は機器
ケース1に設けられた開口部26を介して機器ケース1
の上面側に突出され、他端部はつまみ21の下面の所定
の個所に当接されている。一方、図10および図11に
も示すように、カバー6の先端部の所定の個所には角筒
状の被ロック部27が設けられ、この被ロック部27の
所定の個所にはテーパー部28が設けられている。
【0004】次に、カバー開閉機構9の動作について説
明する。図12はカバー6を閉じた状態を示したもので
ある。この状態では、ロック部材23の一端部がカバー
6の被ロック部27に係合していることにより、カバー
6は閉じられた状態にロックされている。カバー6を開
ける場合には、図13に示すように、つまみ21を押圧
すると、ロック部材23が圧縮コイルばね25の力に抗
して図13において反時計方向に回動する。すると、ロ
ック部材23の一端部がカバー6の被ロック部27から
抜け出し、カバー6に対するロックが解除される。する
と、ロックを解除されたカバー6は図11に示すコイル
ばね8の力によって自動的に開くことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなカバー開閉機構9では、つまみ21、ロック
部材23、圧縮コイルばね25の各部品を個々に組み込
むことになるので、組み込み作業が面倒であるという問
題があった。また、これらの部品の各組み込み位置に応
じて機器ケース1の形状が決まるので、汎用性が乏しい
という問題があった。さらに、平面長方形状のつまみ2
1を機器ケース1のつまみ収納孔22内にただ単に配置
しただけでは、つまみ21の上下動の動作が不安定にな
るので、つまみ21の上下動の動作を安定化させるため
の対策をとる必要があった。例えば、図12に示す場合
には、つまみ21に設けられた2つの孔29に図示しな
いほぼコ字状の棒の両先端部を挿入し、この棒の中央部
近傍を機器ケース1に揺動可能に取り付け、この棒によ
ってつまみ21の上下動の動作を安定化させるようにし
ている。しかしながら、この場合、部品点数が増えるだ
けでなく、組み込み作業がさらに面倒となり、また汎用
性がさらに乏しくなるという問題があった。この発明の
課題は、部品点数の減少、組み込み作業の容易化、汎用
性の向上を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るカバー開閉用ユニットにおいては、有頭筒状であって
側壁の一部に開口部を有するつまみと、このつまみの内
部に移動可能に設けられたロック部材と、このロック部
材と前記つまみの頭部との間に設けられ、前記ロック部
材と前記つまみの頭部とを互いに離間する方向に付勢す
るバネ部材とを備え、前記ロック部材は、非使用時には
ほぼ全体が前記つまみの内部に位置して移動を阻止さ
れ、使用時にはその一部が前記つまみの開口部から突出
する位置に位置するロック位置とこのロック位置から前
記つまみの内部側に移動して所定の位置に位置するロッ
ク解除位置との間で移動可能となるようにしたものであ
る。請求項2記載の発明に係るカバー開閉用ユニットに
おいては、有頭筒状であって側壁の一部に開口部を有す
るつまみと、このつまみの内部に移動可能に設けられた
ロック部材と、このロック部材に一体的に設けられ、前
記ロック部材と前記つまみの頭部とを互いに離間する方
向に付勢するバネ部とを備え、前記ロック部材は、非使
用時にはほぼ全体が前記つまみの内部に位置して移動を
阻止され、使用時にはその一部が前記つまみの開口部か
ら突出する位置に位置するロック位置とこのロック位置
から前記つまみの内部側に移動して所定の位置に位置す
るロック解除位置との間で移動可能となるようにしたも
のである。請求項3記載の発明に係るカバー開閉機構に
おいては、機器ケースにカバーが開閉自在に取り付けら
れた機器において、前記機器ケースに設けられたカバー
開閉用ユニット収納部に請求項1または2記載のカバー
開閉用ユニットが収納され、前記カバーが閉じられた状
態では前記ロック部材が前記ロック位置に位置して前記
カバーを閉じられた状態にロックし、このロック状態に
おいて前記つまみが押圧されると前記ロック部材が前記
ロック解除位置に移動して前記カバーに対するロックが
解除されるようにしたものである。
【0007】この発明によれば、つまみ、ロック部材、
バネ部材の3つの部品(請求項2記載の発明の場合、2
つの部品)によってカバー開閉用ユニットを構成してい
るので、部品点数の減少を図ることができる。また、カ
バー開閉用ユニットを機器ケースのカバー開閉用ユニッ
ト収納部に収納すればよいので、組み込み作業の容易化
を図ることができる。さらに、機器ケースにはカバー開
閉用ユニット収納部を設けるだけでよいので、汎用性の
向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態を適
用した印刷装置の要部の縦断側面図を示したものであ
る。この図において、図11と同一部分には同一の符号
を付し、その説明を適宜省略する。この印刷装置では、
機器ケース1の所定の箇所に後で説明するように設けら
れたカバー開閉用ユニット収納部51内にカバー開閉用
ユニット31が収納されている。まず、カバー開閉用ユ
ニット31の構造について説明するに、図2(A)はカ
バー開閉用ユニット31の非使用時(つまりカバー開閉
用ユニット収納部51内に収納する前の状態)における
縦断正面図を示し、図2(B)は図2(A)の矢印Bで
示す円部の拡大図を示し、図3は図2(A)に示すカバ
ー開閉用ユニット31の下面側から見た分解斜視図を示
したものである。このカバー開閉用ユニット31はつま
み32、ロック部材33、圧縮コイルばね34の3つの
部品からなっている。このうちロック部材33は、角棒
状のロック部材本体35の前面および後面の各所定の2
個所に円板状の突起からなる被ガイド部36が設けら
れ、ロック部材本体35の図2における右端部上面にテ
ーパー部37が設けられた構造となっている。
【0009】つまみ32は、平面長方形状で有頭筒状の
つまみ本体41を備えている。つまみ本体41の図2
(A)における右側壁の下部には開口部42が設けられ
ている。つまみ本体41の図2(A)における左側壁の
外面下部には第1フック部43が設けられている。つま
み本体41の図3における前面下部には突出部44が設
けられ、この突出部44の図3における上面中央部の所
定の個所には第2フック部45が設けられている。つま
み本体41の図3における前側壁および後側壁の各所定
の2個所にはガイド孔46が設けられている。これらの
ガイド孔46は、図2(A)および(B)を参照して説
明すると、ロック部材33の被ガイド部36よりもある
程度大きい円孔46aと、この円孔46aから右斜め下
方に伸び、かつ幅をロック部材33の被ガイド部36よ
りも若干大きくされた直線状孔46bとからなり、円孔
46aの下部右側と直線状孔46bの下部左上部との間
に係止部46cが設けられた構造となっている。つまみ
本体41の頭部内面中央部の所定の2個所にはばね位置
決め用突起47が設けられている。
【0010】次に、カバー開閉用ユニット31を組み立
てる場合について説明する。まず、つまみ32の一対の
ばね位置決め用突起47間に圧縮コイルばね34の一端
部を挿入する。次に、つまみ32の前後の側壁をやや広
げ、その間にロック部材33を挿入しながらその4つの
被ガイド部36をそれぞれ対応するつまみ32の4つの
ガイド孔46に挿入する。かくして、カバー開閉用ユニ
ット31は組み立てられる。ところで、図2(A)およ
び(B)に示すように、ロック部材33の4つの被ガイ
ド部36をつまみ32の4つのガイド孔46の各円孔4
6aに位置させると、ロック部材33が圧縮コイルばね
34の力によって図2(A)において下方に付勢される
ことと、各係止部46cによる係止作用とにより、ロッ
ク部材33の特に図2(A)における右方向の移動が阻
止されることになる。すなわち、図2(A)に示すよう
に、ロック部材33のほぼ全体をつまみ21の内部に位
置させた状態では、ロック部材33は移動を阻止される
ことになる。これは、後で説明するように、カバー開閉
用ユニット31の機器ケース1への組み込みを容易とす
るためである。
【0011】次に、図4は機器ケース1のカバー開閉用
ユニット収納部51の部分の後側から見た斜視図を示
し、図5(A)は図4のA−A線に沿う一部の縦断正面
図を示し、図5(B)は図4のB−B線に沿う一部の縦
断側面図を示したものである。機器ケース1の上面側の
所定の個所に設けられたカバー開閉用ユニット収納部5
1は、基本的には、平面長方形状の凹部52からなって
いる。この凹部52の内底面上の所定の個所にはロック
部材位置規制用突起53が設けられている。このロック
部材位置規制用突起53の図5(A)における左側には
治具差し込み用孔54が設けられている。凹部52の内
壁面の所定の2個所には第1係合用凹部55および第2
係合用凹部56が設けられている。凹部52の所定の壁
部の所定の個所には開口部57が設けられている。この
開口部57の外側は、図1に示すカバー6が閉じられた
とき、カバー6の被ロック部27が収納されるカバー被
ロック部収納部58となっている。
【0012】次に、カバー開閉用ユニット収納部51内
に図2に示すカバー開閉用ユニット31を組み込む場合
について説明する。カバー開閉用ユニット収納部51内
に図2に示すカバー開閉用ユニット31を押し込むと、
図6(A)、(B)に示すように、つまみ32の第1フ
ック部43および第2フック部45がそれぞれ対応する
第1係合用凹部55および第2係合用凹部56に係合さ
れる。次に、図示していないが、先細りの棒などからな
る治具の先端部を治具差し込み用孔54を介してつまみ
32の内部に挿入し、この挿入した治具の先端部でロッ
ク部材33の図6(A)における左端部を右側に押す。
すると、ロック部材33の被ガイド部36が係止部46
c(図2参照)を乗り越え、次いでロック部材33が圧
縮コイルばね34の力により下方に付勢されていること
により、ロック部材33の被ガイド部36が直線状孔4
6bにガイドされて移動する。これに伴い、ロック部材
33が図6(A)において右斜め下方に平行移動し、例
えば図7に示すように、ロック部材33の下面がロック
部材位置規制用突起53の上面に当接するとともに、ロ
ック部材33のテーパー部37の部分がつまみ32の開
口部42およびカバー開閉用ユニット収納部51の開口
部57を通ってカバー被ロック部収納部58に位置する
状態となる。また、この状態では、つまみ32は圧縮コ
イルばね34の力により上方に付勢され、つまみ32の
第1フック部33および第2フック部35がそれぞれ対
応する第1係合用凹部55の内面上側55aおよび第2
係合用凹部56の内面上側56a(図5(B)参照)に
当接することにより、つまみ32は上方への移動を規制
されて上限位置に位置することになる。
【0013】次に、カバー開閉用ユニット31などから
なるカバー開閉機構の動作について説明する。図7はカ
バー6を閉じた状態を示したものである。この状態で
は、ロック部材33のテーパー部37の部分がカバー6
の被ロック部27に係合していることにより、カバー6
は閉じられた状態にロックされている。すなわち、カバ
ー6は、図1に示すコイルばね8の力によって開く方向
に回動しようとしているのをロック部材33のテーパー
部37の部分によって規制されている。なお、カバー6
を閉じるとき、カバー6の被ロック部27のテーパー部
28とロック部材33のテーパー部37との当接作用に
より、ロック部材33が図7において左側に一旦逃げた
後右側に戻り、これによりロック部材33のテーパー部
37の部分がカバー6の被ロック部27に係合すること
になる。
【0014】カバー6を開ける場合には、図8に示すよ
うに、つまみ32を押圧すると、ロック部材位置規制用
突起53によって下方への移動を阻止されたロック部材
33の被ガイド部36が直線状孔46bにガイドされて
移動することにより、ロック部材33が図8において左
側に移動する。すると、ロック部材33のテーパー部3
7の部分がカバー6の被ロック部27から抜け出し、カ
バー6に対するロックが解除される。すると、ロックを
解除されたカバー6は図1に示すコイルばね8の力によ
って自動的に開くことになる。このとき、ロック部材3
3は、図8に示すように左側に移動するが、被ガイド部
36が係止部36c(図2参照)を乗り越えて円孔36
aに到るまでは移動しない。
【0015】この後、つまみ32に対する押圧を解除す
ると、つまみ32は圧縮コイルばね34の力により上方
に付勢され、上限位置に位置することになる。これに伴
い、ロック部材33の被ガイド部36が直線状孔46b
にガイドされて移動することにより、ロック部材33が
図8において右側に移動する。すると、例えば図7に示
すように、ロック部材33のテーパー部37の部分がカ
バー被ロック部収納部58に位置する状態となる。
【0016】以上のように、カバー開閉用ユニット31
をつまみ32、ロック部材33、圧縮コイルばね34の
3つの部品によって構成しているので、部品点数の減少
を図ることができる。また、カバー開閉用ユニット31
を機器ケース1のカバー開閉用ユニット収納部51に収
納すればよいので、組み込み作業の容易化を図ることが
できる。この場合、上述したように、つまり図6に示す
ように、ロック部材33のほぼ全体をつまみ21の内部
に位置させてロック部材33の移動を阻止した状態で、
カバー開閉用ユニット31を機器ケース1のカバー開閉
用ユニット収納部51に収納することができるので、カ
バー開閉用ユニット31の機器ケース1への組み込みを
きわめて容易とすることができる。さらに、機器ケース
1にはカバー開閉用ユニット収納部51を設けるだけで
よいので、汎用性の向上を図ることができる。
【0017】なお、上記実施形態では、カバー開閉用ユ
ニット31をつまみ32、ロック部材33、圧縮コイル
ばね34の3つの部品によって構成した場合について説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、図
9に示すように、樹脂からなるロック部材33の上面の
所定の個所に板ばね部61を一体的に形成することによ
り、板ばね部61を有するロック部材33とつまみ32
との2つの部品によってカバー開閉用ユニット31を構
成するようにしてもよい。この場合、つまみ32には図
2(A)に示すばね位置決め用突起47を設けずに、板
ばね部61の先端部上面がつまみ32の頭部内面に当接
するようにする。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、つまみ、ロック部材、バネ部材の3つの部品(請求
項2記載の発明の場合、2つの部品)によってカバー開
閉用ユニットを構成しているので、部品点数の減少を図
ることができる。また、カバー開閉用ユニットを機器ケ
ースのカバー開閉用ユニット収納部に収納すればよいの
で、組み込み作業の容易化を図ることができる。さら
に、機器ケースにはカバー開閉用ユニット収納部を設け
るだけでよいので、汎用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を適用した印刷装置の要
部の縦断側面図。
【図2】(A)はカバー開閉用ユニットの非使用時にお
ける縦断正面図、(B)はその矢印Bで示す円部の拡大
図。
【図3】図2に示すカバー開閉用ユニットの下面側から
見た分解斜視図。
【図4】機器ケースのカバー開閉用ユニット収納部の部
分の後側から見た斜視図。
【図5】(A)は図4のA−A線に沿う一部の縦断正面
図、(B)は図4のB−B線に沿う縦断側面図。
【図6】(A)はカバー開閉用ユニットをカバー開閉用
ユニット収納部内にただ単に押し込んだ状態の一部の縦
断正面図、(B)はそのB−B線に沿う縦断側面図。
【図7】カバーをロックした状態の一部の縦断正面図。
【図8】カバーに対するロックを解除した状態の一部の
縦断正面図。
【図9】カバー開閉用ユニットの他の例を説明するため
に示す一部の縦断正面図。
【図10】従来の開閉可能なカバーを備えた印刷装置の
概略斜視図。
【図11】図10に示す印刷装置の一部の縦断側面図。
【図12】図10に示す印刷装置においてカバーをロッ
クした状態の一部の縦断正面図。
【図13】図10に示す印刷装置においてカバーに対す
るロックを解除した状態の一部の縦断正面図。
【符号の説明】
1 機器ケース 6 カバー 31 カバー開閉用ユニット 32 つまみ 33 ロック部材 34 圧縮コイルばね 51 カバー開閉用ユニット収納部 61 板ばね部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有頭筒状であって側壁の一部に開口部を
    有するつまみと、このつまみの内部に移動可能に設けら
    れたロック部材と、このロック部材と前記つまみの頭部
    との間に設けられ、前記ロック部材と前記つまみの頭部
    とを互いに離間する方向に付勢するバネ部材とを備え、
    前記ロック部材は、非使用時にはほぼ全体が前記つまみ
    の内部に位置して移動を阻止され、使用時にはその一部
    が前記つまみの開口部から突出する位置に位置するロッ
    ク位置とこのロック位置から前記つまみの内部側に移動
    して所定の位置に位置するロック解除位置との間で移動
    可能となることを特徴とするカバー開閉用ユニット。
  2. 【請求項2】 有頭筒状であって側壁の一部に開口部を
    有するつまみと、このつまみの内部に移動可能に設けら
    れたロック部材と、このロック部材に一体的に設けら
    れ、前記ロック部材と前記つまみの頭部とを互いに離間
    する方向に付勢するバネ部とを備え、前記ロック部材
    は、非使用時にはほぼ全体が前記つまみの内部に位置し
    て移動を阻止され、使用時にはその一部が前記つまみの
    開口部から突出する位置に位置するロック位置とこのロ
    ック位置から前記つまみの内部側に移動して所定の位置
    に位置するロック解除位置との間で移動可能となること
    を特徴とするカバー開閉用ユニット。
  3. 【請求項3】 機器ケースにカバーが開閉自在に取り付
    けられた機器において、前記ケースに設けられたカバー
    開閉用ユニット収納部に請求項1または2記載のカバー
    開閉用ユニットが収納され、前記カバーが閉じられた状
    態では前記ロック部材が前記ロック位置に位置して前記
    カバーを閉じられた状態にロックし、このロック状態に
    おいて前記つまみが押圧されると前記ロック部材が前記
    ロック解除位置に移動して前記カバーに対するロックが
    解除されることを特徴とするカバー開閉機構。
JP8068951A 1996-03-01 1996-03-01 カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構 Pending JPH09246745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068951A JPH09246745A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068951A JPH09246745A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09246745A true JPH09246745A (ja) 1997-09-19

Family

ID=13388492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8068951A Pending JPH09246745A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09246745A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2825317A1 (fr) * 2001-05-29 2002-12-06 Sagem Machine d'impression a volet de deverrouillage du capot
US9864325B2 (en) 2016-02-29 2018-01-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having cover openable and closable at side surface of apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2825317A1 (fr) * 2001-05-29 2002-12-06 Sagem Machine d'impression a volet de deverrouillage du capot
US6626594B1 (en) 2001-05-29 2003-09-30 Sagem S.A. Printing machine with a latch for unlocking the cover
US9864325B2 (en) 2016-02-29 2018-01-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having cover openable and closable at side surface of apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5201588A (en) Printer with openable paper web cassette mounting a platen roller
EP0877845B1 (en) Reversible mortise lock
AU2005268499B2 (en) Cassette locking and ejecting arrangement
JP2003145854A (ja) プリンタ及びプリンタユニット
JPH0853959A (ja) 押釦式平面ハンドル装置
JP7095369B2 (ja) 印刷装置
US4088218A (en) Ribbon cassette with bi-color capability
KR100297762B1 (ko) 인쇄기기의 용지카세트
JPH03108557A (ja) インクジェット記録装置
EP0068406A2 (en) Printing and cutter unit for a cash register or the like
JPH09246745A (ja) カバー開閉用ユニットおよびそれを用いたカバー開閉機構
JPH021357A (ja) プリンタの筐体構造
JPH1178047A (ja) インク貯蔵容器装着機構
JP5984763B2 (ja) ダイヤル露出型の日付印
JP3685566B2 (ja) ロック機構
EP1329328B1 (en) Printer
US10363763B2 (en) Cover piece and medium storage cassette
JP3300501B2 (ja) 画像形成装置
JP2020082595A (ja) 印刷装置
JPH04102867U (ja) インパクトプリンタおよびインクリボンカセツト
JP3655024B2 (ja) 情報処理装置
JP3671526B2 (ja) 印刷装置
KR102009520B1 (ko) 프린터
JP3260852B2 (ja) 印字ヘッドの固定構造
JPH02155782A (ja) 印字ヘッドの取付構造