JP2018072504A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の移動作業には支障を来さず、強い衝撃が加わった際には移動を防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、底面に設けられたキャスター4によって床F上に設置される装置本体2と、該装置本体2の下部に着脱可能に設けられる収容部8と、該収容部8が前記装置本体2から引き出されることで、前記装置本体2の底面から前記床Fに向けて突出し、該床Fを押圧するストッパー21と、を備えている。
ことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、給紙カセットや大容量の用紙を収容可能なデッキを備える画像形成装置に関する。
プリンターや複写機等の画像形成装置は、装置本体の底面の四隅に設けられるストッパー付のキャスターによって床に設置されるのが一般的である。この場合、通常の使用環境においては問題ないが、地震等によって強い衝撃が加わった際には、ストッパーが外れて画像形成装置が床上を移動してしまうような事態が想定され得る。また、装置本体の底面に複数のゴム脚が設けられる場合もあるが、この場合は、画像形成装置を移動させ難いという問題がある。
そこで、特許文献1には、キャスターの移動を防止する転倒防止具を備える画像形成装置が記載されている。転倒防止具は、画像形成装置の装置本体に取り付けられる支持部材と、キャスターの周囲を覆う車輪収容部材と、を有し、車輪収容部材によってキャスターの移動が防止されるようになっている。
特開2016−161607号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような転倒防止具を使用する場合、画像形成装置を移動させる際に、支持部材を装置本体から取り外し、移動先で再度支持部材を装置本体に取り付ける必要がある。
本発明は上記事情を考慮して、通常の移動作業には支障を来さず、強い衝撃が加わった際には移動を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、底面に設けられたキャスターによって床上に設置される装置本体と、該装置本体の下部に着脱可能に設けられる収容部と、該収容部が前記装置本体から引き出されることで、前記装置本体の底面から前記床に向けて突出し、該床を押圧するストッパーと、を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、装置本体に衝撃がかかって慣性力によって収容部が引き出された場合にはストッパーが突出して床を押圧するので、装置本体が床上を移動することを防止できる。
本発明の画像形成装置において、前記ストッパーは、前記キャスターよりも下方に突出する突出位置と前記キャスターよりも上方に退避する退避位置との間を回動可能に前記装置本体に設けられ、前記装置本体から前記収容部が引き出されることで、前記ストッパーが前記退避位置から前記突出位置に回動し、前記装置本体に前記収容部が装着されることで、前記ストッパーが前記突出位置から前記退避位置に回動することを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、ストッパーの回動を収容部の引き出しと装着とに連動させることができる。
本発明の画像形成装置において、前記ストッパーは伸縮可能に設けられ、前記退避位置においては伸長状態に維持され、前記退避位置から前記突出位置へ回動する際に前記床に当接すると、該床で押圧されることで収縮しながら前記床上をスライドし、前記突出位置においては伸長して前記床を押圧することを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、ストッパーを床と干渉させずに突出位置に回動させることができる。また、突出位置において、ストッパーを床に押圧させることができる。
本発明の画像形成装置において、前記ストッパーを回動させる力がゼロとなる死点を基準として、該死点の一方の側に前記ストッパーが回動すると該ストッパーを前記退避位置に回動するように付勢し、前記死点の他方の側に前記ストッパーが回動すると該ストッパーを前記突出位置に回動するように付勢する付勢部材と、前記収容部の底面から下方に突出する押圧片と、前記収容部の引き出し方向手前側及び装着方向手前側で前記押圧片と当接可能に前記ストッパーにそれぞれ設けられる引き出し側被押圧片及び装着側被押圧片と、を備え、前記収容部が前記装置本体から引き出されると、前記押圧片が前記引き出し側被押圧片を押圧することで前記ストッパーが前記死点の他方の側に回動し、前記付勢部材によって前記退避位置から前記突出位置に前記ストッパーが回動し、前記収容部が前記装置本体に装着されると、前記押圧片が前記装着側被押圧片を押圧することで前記ストッパーが前記死点の一方の側に回動し、前記付勢部材によって前記突出位置から前記退避位置に前記ストッパーが回動することを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、収容部の着脱に応じてストッパーを退避位置と突出位置とに確実に回動させることができる。
本発明の画像形成装置において、前記押圧片は、前記装置本体から前記収容部が引き出される長さが所定長さを越えたときに、前記引き出し側被押圧片を押圧し、前記収容部を前記装置本体へ装着するための長さが前記所定長さを越えたときに、前記装着側被押圧片を押圧することを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、通用使用時にはストッパーを作動させず、収容部が通常使用時よりも長く引き出された際にストッパーを作動させるので、収容部の操作性を阻害しない。
本発明の画像形成装置において、前記収容部は、用紙が収容される給紙カセット又は該給紙カセットよりも大容量の用紙が収容されるデッキであることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、給紙カセットやデッキは、装置本体に衝撃がかかった際に慣性力によって引き出されやすいので、衝撃に対して速やかにストッパーを突出位置に回動させることができる。また、給紙カセットやデッキが通常動作で引き出された際には、ストッパーが装置本体を支持するので、装置本体の剛性を高めることができる。
本発明によれば、装置本体に衝撃がかかって収容部が引き出された場合には、ストッパーが床を押圧するので、装置本体が床上を移動することを防止できる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ストッパーの回動を説明する図であり、図2(A)は退避位置におけるストッパー、図2(B)は当接部の角が床に当接した状態でのストッパー、図2(C)は当接部が床をスライドしながら収縮しているストッパー、図2(D)は突出位置におけるストッパーを示す。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、引っ張りばねによるストッパーの付勢状態を説明する図であり、図3(A)はストッパーが死点を越えて一方向に回動する状態を示し、図3(B)はストッパーが死点を越えて他方向に回動する状態を示す。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ストッパーの動作を説明する側面図であり、図4(A)は退避位置のストッパー、図4(B)は回動途中のストッパー。図4(C)は突出位置のストッパーを示す。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ストッパーの動作を説明する正面図であり、図5(A)は退避位置のストッパー、図5(B)は回動途中のストッパー。図5(C)は突出位置のストッパーを示す。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1を参照して、画像形成装置としてのプリンター1の全体の構成について説明する。図1はプリンターの概略を示す模式図である。以下の説明において、図1の紙面手前側をプリンター1の前側(正面側)とし、左右方向は、プリンター1を前側から見た方向を基準とする。
プリンター1の装置本体2には、底面の四隅にそれぞれキャスター4が取り付けられている。さらに、底面の四隅近傍と、前縁の中央付近には、ストッパー機能付のアジャスター5が取り付けられている。装置本体2は、これらのキャスター4とアジャスター5とによって床Fに設置されている。通常時は、アジャスター5によってプリンター1の移動が規制されている。一方で、プリンター1を移動させる際は、アジャスター5の高さを低くするように調整すると、プリンター1はキャスター4によって床Fに沿って移動できるようになっている。
装置本体2の下部には、2個の給紙カセット7と2個のデッキ8とが、それぞれ前方に引き出し可能に装着されている。各給紙カセット7には、それぞれ異なるサイズの用紙Sが収容され、各デッキ8には、A4サイズの用紙Sが1500枚程度収容される。
2個の給紙カセット7は、上下に並んで配置されている。2個のデッキ8は、2個の給紙カセット7の下方に、左右に並んで配置されている。各デッキ8の左右側面にはそれぞれスライダ11が前後方向に沿って固定されている。一方、装置本体2には、各スライダ11が係合可能なレール12が前後方向に沿って設けられている。各デッキ8は、スライダ11がレール12に係合してスライドすることで、前方に引き出し可能となっている。
装置本体2の上部には、トナー像を用紙Sに形成する画像形成部15と、トナー像を用紙Sに定着する定着装置16と、トナー像が定着された用紙Sを排出する排出装置17と、排出された用紙Sが受け止められる排出トレイ18と、が備えられている。用紙Sは、給紙カセット7又はデッキ8から送り出され、画像形成部15においてトナー像が転写された後、定着装置16においてトナー像が定着され、排出装置17から排出トレイ18に排出される。
さらに、装置本体2には、収容部としての2個のデッキ8の引き出しによって作動する移動防止用のストッパー21が設けられている。
次に、ストッパー21について、図2〜図5を参照して説明する。図2はストッパーの回動状態を説明する図であり、図3はコイルばねによるストッパーの付勢状態を説明する図である。図4及び図5はストッパーの動作を模式的に説明する図であり、図4は側面図、図5は正面図である。
ストッパー21は、図2に示されるように、コイルばね22によって連結された上部材23と下部材24とを有している。上部材23は略直方体形状であり、下面から上方に向けて凹んだ凹部23aが形成されている。下部材24は略直方体形状であり、上部材23の凹部23aに挿入される上端部24aを有している。上端部24aには、上面から下方に向けて凹んだ凹部24bが形成されている。コイルばね22は、上部材23の凹部23aと下部材24の凹部24bに収容されている。コイルばね22が伸縮することで、上部材23と下部材24とが相対的にスライドして、ストッパー21が伸縮する。ここで、コイルばね22が自然長さに伸長した状態を最伸長状態とする。最伸長状態において、上部材23と下部材24とは、互いに係合する係合部(図示省略)によって抜け止めされている。
上部材23の前面の上端部には、前方斜め上方向に延設された第1被押圧片25が、引き出し側被押圧片として形成されている。上部材23の上面の後端部には、上方に垂直に延設された第2被押圧片26が、装着側被押圧片として形成されている。下部材24の下端部には、外方向に張り出す当接部28が形成されている。当接部28の後側の角28aは、断面視円弧状に面取りされている。
上部材23の両側面の上端部には、デッキ8の引き出し方向(前方向)及び装着方向(後方向)と直交する方向(左右方向)において互いに反対方向に突出する支軸29(図4、図5参照)が同軸上に形成されている。最伸長状態における支軸29の中心と当接部28の底面との間の長さをL(以降、最伸長長さLとする)とする。
ストッパー21は、各デッキ8が収容されるデッキ収容空間内において、装置本体2の底板2aの上面に前後方向に回動可能に支持されている。底板2aには、図5に示されるように、左右方向に対向する一対の支持壁31が立設されている。一対の支持壁31間の底板2aには開口32が形成されている。一対の支持壁31の上端部には、それぞれ軸受部33が左右方向において同軸上に形成されている。軸受部33の中心の床Fからの高さをH(以降、軸受部高さHとする)とする。軸受部高さHは、最伸長長さLよりもやや短い。
ストッパー21の両支軸29は、一対の支持壁31の軸受部33に軸支されている。これにより、ストッパー21は、底板2aの開口32から下方に突出して当接部28が床Fを押圧する突出位置と、当接部28が床Fから上方に退避する退避位置との間を、両支軸29を中心として前後方向に回動する。
さらに、図5に示されるように、ストッパー21の上部材23の両側面と、各側面に対向する支持壁31との間には、引っ張りばね35が介装されている。引っ張りばね35は、ストッパー21を、退避位置及び突出位置に回動するように付勢する付勢部材である。
詳細には、図3(A)、図3(B)の実線に示されるように、引っ張りばね35の引っ張り方向と、ストッパー21の長さ方向とが同軸上に並ぶ位置Dにストッパー21が回動すると、引っ張りばね35の引っ張り力はストッパー21には及ぼされず、ストッパー21はこの位置Dから回動しない。この位置Dを死点Dとする。一方、図3(A)に示されるように、ストッパー21が死点よりも一方側(図3(A)の反時計回り方向側)に回動すると、図3(A)の二点鎖線で示されるように、引っ張りばね35はストッパー21を反時計回り方向、すなわち、退避位置の方向に回動するように付勢する。逆に、図3(B)に示されるように、ストッパー21が死点よりも他方側(図3(B)の時計回り方向側)に回動すると、図3(B)の一点鎖線に示されるように、引っ張りばね35はストッパー21を時計回り方向、すなわち、突出位置の方向に回動するように付勢する。
一方で、図4及び図5に示されるように、各デッキ8の底面には、前方寄りの位置に、下方に突出する押圧片41がそれぞれ形成されている。押圧片41は、デッキ8の引き出し及び装着方向においてストッパー21と並ぶように配置されている。デッキ8が装着された状態では、ストッパー21は引っ張りばね35で図4の反時計回り方向に付勢されて退避位置に回動して、図4(A)や図5(A)に示されるように、第1被押圧片25がデッキ8の押圧片41に当接している。
上記構成を有するプリンター1におけるストッパー21の回動について、図2を参照して説明する。
図2(A)に示される退避位置においては、ストッパー21は最伸長状態に伸長している。ストッパー21が両支軸29を中心として図2(A)の時計回り方向に回動すると、やがて、図2(B)に示されるように、当接部28の角28aが床Fに当接する。さらにストッパー21が時計回り方向に回動すると、図2(C)に示されるように、当接部28の角28aが床Fで押されて下部材24が床Fに対して押し上げられ、コイルばね22が自然長さから圧縮する。すなわち、ストッパー21が収縮する。そして、当接部28の角28aが床Fを後方にスライドしながらストッパー21が回動する。
図2(D)に示すように、当接部28が床Fに当接する突出位置までストッパー21が時計回り方向に回動すると、当接部28の角28aが床Fから押される力が解放される。これによりコイルばね22が伸長し、ストッパー21を伸長させる。ここで、ストッパー21の最伸長長さLは、軸受部高さHよりもやや長いので、突出位置においては、コイルばね22がやや圧縮されることになる。したがって、ストッパー21は、この圧縮されたコイルばね22の付勢力で、当接部28が床Fを押圧する。
次に、デッキ8の着脱に伴うストッパー21の動作について、主に図4と図5を参照して説明する。前述のように、デッキ8が装着された状態では、図4(A)や図5(A)に示されるように、ストッパー21は引っ張りばね35で反時計回り方向に付勢されて退避位置に回動し、第1被押圧片25がデッキ8の押圧片41に当接している。デッキ8を引き出していくと、デッキ8の押圧片41がストッパー21の第1被押圧片25を押圧し、ストッパー21は引っ張りばね35の付勢力に抗して、支軸29を中心として図4(A)の時計回り方向へ回動し始める。この時計回り方向への回動動作中、ストッパー21は図3に示される死点Dを越える。すると、前述のように、ストッパー21は引っ張りばね35によって時計回り方向に付勢される。やがて、図4(B)や図5(B)に示されるように、ストッパー21は開口32から下方に突き出て当接部28の角28aが床Fに当接する。
さらにデッキ8を引き出すと、図2を参照して説明したように、当接部28の角28aが床Fを後方にスライドし、ストッパー21は収縮しながらさらに図4の時計回り方向に回動する。そして、図4(C)や図5(C)に示されるように、ストッパー21が突出位置に回動すると、圧縮されたコイルばね22の付勢力によって、当接部28が床Fを押圧する。
一方、デッキ8を押し込むと、押圧片41が第2被押圧片26を押し、ストッパー21は当接部28の角28aを中心として、図4の反時計回り方向に回動する。さらに押圧片41が第2被押圧片26を押すと、当接部28の角28aは床Fを前方にスライドして、ストッパー21は収縮しながら支軸29を中心として回動し、やがて、当接部28が床Fから上方に離間する。この反時計回り方向への回動動作中、ストッパー21が図3に示される死点を越えると、ストッパー21は引っ張りばね35によって反時計回り方向に付勢される。ストッパー21は、第1被押圧片25が押圧片41へ当接する退避位置まで回動する。
上記説明したように本発明のプリンター1においては、デッキ8が引き出されると、装置本体2の底面からストッパー21が突出して床Fを押圧する。したがって、地震等によってプリンター1に前方への力がかかって、慣性力によってデッキ8が前方に引き出されたような場合に、装置本体2の前方への移動を防止できる。なお、通常使用時は、ストッパー21は退避状態に回動しているので、従来と同様に、アジャスター5によってプリンター1の移動が規制されている。プリンター1を移動させる際は、アジャスター5の高さを低くするように調整して、プリンター1をキャスター4によって床Fに沿って移動させる。
また、デッキ8に設けた押圧片41によってストッパー21を回動させるので、デッキ8の着脱に応じてストッパー21を確実に作動させることができる。さらに、ストッパー21の回動に応じて引っ張りばね35がストッパー21を退避位置又は突出位置に回動するように付勢するので、ストッパー21をより確実に回動させることができる。
また、通常使用時は、デッキ8を引き出すことでストッパー21が突出位置に回動するので、装置本体2の底板の強度を高めることができる。ただし、デッキ8の操作性等を考慮すると、通常使用時にはストッパー21を作動させず、デッキ8の引き出し長さが、通常の引き出し長さよりも長い場合に、ストッパー21を作動させることが好ましい。この場合は、ストッパー21を作動させる押圧片41を、デッキ8の下面の後端部に形成する。
デッキ8は、用紙Sの補給を容易に行えるように、装着状態で引き出し不能にロックするロック機構やカバー等が備えられておらず、ユーザーが容易に引き出せるようになっている。このため、装置本体2に通常使用時を越える大きな衝撃がかかった際には、デッキが引き出される可能性がある。そこで、デッキ8の引き出しと装着とにストッパー21を連動させることで、衝撃に対して速やかに対応することができる。
なお、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、この態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、且つ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 プリンター(画像形成装置)
2 装置本体
4 キャスター
8 デッキ(収容部)
21 ストッパー
25 第1被押圧片(引き出し側被押圧片)
26 第2被押圧片(装着側被押圧片)
35 引っ張りばね(付勢部材)
41 押圧片
F 床

Claims (6)

  1. 底面に設けられたキャスターによって床上に設置される装置本体と、
    該装置本体の下部に着脱可能に設けられる収容部と、
    該収容部が前記装置本体から引き出されることで、前記装置本体の底面から前記床に向けて突出し、該床を押圧するストッパーと、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ストッパーは、前記キャスターよりも下方に突出する突出位置と前記キャスターよりも上方に退避する退避位置との間を回動可能に前記装置本体に設けられ、
    前記装置本体から前記収容部が引き出されることで、前記ストッパーが前記退避位置から前記突出位置に回動し、
    前記装置本体に前記収容部が装着されることで、前記ストッパーが前記突出位置から前記退避位置に回動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ストッパーは伸縮可能に設けられ、
    前記退避位置においては伸長状態に維持され、
    前記退避位置から前記突出位置へ回動する際に前記床に当接すると、該床で押圧されることで収縮しながら前記床上をスライドし、
    前記突出位置においては伸長して前記床を押圧することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ストッパーを回動させる力がゼロとなる死点を基準として、該死点の一方の側に前記ストッパーが回動すると該ストッパーを前記退避位置に回動するように付勢し、前記死点の他方の側に前記ストッパーが回動すると該ストッパーを前記突出位置に回動するように付勢する付勢部材と、
    前記収容部の底面から下方に突出する押圧片と、
    前記収容部の引き出し方向手前側及び装着方向手前側で前記押圧片と当接可能に前記ストッパーにそれぞれ設けられる引き出し側被押圧片及び装着側被押圧片と、を備え、
    前記収容部が前記装置本体から引き出されると、前記押圧片が前記引き出し側被押圧片を押圧することで前記ストッパーが前記死点の他方の側に回動し、前記付勢部材によって前記退避位置から前記突出位置に前記ストッパーが回動し、
    前記収容部が前記装置本体に装着されると、前記押圧片が前記装着側被押圧片を押圧することで前記ストッパーが前記死点の一方の側に回動し、前記付勢部材によって前記突出位置から前記退避位置に前記ストッパーが回動することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記押圧片は、前記装置本体から前記収容部が引き出される長さが所定長さを越えたときに、前記引き出し側被押圧片を押圧し、前記収容部を前記装置本体へ装着するための長さが前記所定長さを越えたときに、前記装着側被押圧片を押圧することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記収容部は、用紙が収容される給紙カセット又は該給紙カセットよりも大容量の用紙が収容されるデッキであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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