JP2001198371A - 刺繍装置及び記録媒体 - Google Patents
刺繍装置及び記録媒体Info
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 12
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009956 embroidering Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性に優れた刺繍装置を提供する。
【解決手段】 刺繍装置Ａの上に設置板２を設け、ここ
にモバイルコンピュータＢを載置し、刺繍装置Ａとモバ
イルコンピュータＢとを接続する。モバイルコンピュー
タＢの起動時等に刺繍装置Ａから縫製情報を読み取り、
その後はモバイルコンピュータＢを刺繍装置Ａから切り
離してデータ処理可能とする。
にモバイルコンピュータＢを載置し、刺繍装置Ａとモバ
イルコンピュータＢとを接続する。モバイルコンピュー
タＢの起動時等に刺繍装置Ａから縫製情報を読み取り、
その後はモバイルコンピュータＢを刺繍装置Ａから切り
離してデータ処理可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、刺繍装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】刺繍装置は、対象物である布などに名前
や記号或いは模様などの形状を刺繍するものとして広く
普及している。刺繍装置には通常操作用のキーボード装
置やバーコードリーダなどを備えられ、これらにより名
前の選択などの種々の操作を行うようになっている。ま
た近年は刺繍装置にコンピュータを接続して、種々の操
作を行うものも提案されている。
や記号或いは模様などの形状を刺繍するものとして広く
普及している。刺繍装置には通常操作用のキーボード装
置やバーコードリーダなどを備えられ、これらにより名
前の選択などの種々の操作を行うようになっている。ま
た近年は刺繍装置にコンピュータを接続して、種々の操
作を行うものも提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の刺繍装
置の場合、キーボードやコンピュータなどの操作用の装
置のために設置スペースが大きくなる問題があった。ま
た、コンピュータを使用する場合においては、刺繍装置
とコンピュータを接続した状態で使用しなければなら
ず、使用効率がよくない問題があった。また、特定の刺
繍装置に特定のコンピュータを使用する必要があり、こ
の点においても使用効率が悪い問題があった。本発明は
上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
置の場合、キーボードやコンピュータなどの操作用の装
置のために設置スペースが大きくなる問題があった。ま
た、コンピュータを使用する場合においては、刺繍装置
とコンピュータを接続した状態で使用しなければなら
ず、使用効率がよくない問題があった。また、特定の刺
繍装置に特定のコンピュータを使用する必要があり、こ
の点においても使用効率が悪い問題があった。本発明は
上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の刺繍装置は、対象物に刺繍を行う刺繍機構
と、該刺繍機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製
制御手段と、該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫
製を実行するための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手
段と、を備える刺繍装置本体と；該刺繍装置本体とデー
タ通信可能に接続可能な着脱自在の可搬型データ処理装
置と；を備えたことを特徴とする。また請求項２の刺繍
装置は、対象物に刺繍を行う刺繍機構と、該刺繍機構を
制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御手段と、該縫
製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行するため
の縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を備える刺
繍装置本体と；該刺繍装置本体とデータ通信可能に接続
可能なデータ処理装置と；を備え、前記データ処理装置
は、前記縫製制御手段により生成される刺繍装置情報と
前記縫製情報記憶手段に記憶された情報の全部又は一部
の一方又は両方を取り込んで記憶する入力記憶手段と、
該入力記憶手段に記憶したデータに基づいてデータ処理
が可能なデータ処理手段と、を有し、前記縫製制御手段
が該データ処理手段により処理されたデータに基づいて
刺繍機構を制御可能である、ことを特徴とする。データ
処理装置としては通常はコンピュータを用い、好適実施
形態ではモバイルコンピュータを用いている。以上の構
成により、刺繍装置本体から一度刺繍装置情報と縫製情
報をデータ処理装置に取り込めば、非接続の状態でもデ
ータ処理装置によりデータ処理が可能になる。そのた
め、刺繍装置本体とデータ処理装置を常に接続しておく
必要がなく、装置本体から離れた場所でデータ処理の作
業が可能である。また複数の使用者が、モバイルコンピ
ュータを持つことで、個々人にカスタマイズされた操作
や入力画面を用いることができ、作業効率が向上するな
どの効果がある。更に異なる刺繍装置にモバイルコンピ
ュータを接続することにより、即座に該刺繍装置を使用
できるなどの効果がある。前記縫製情報が刺繍形状を指
定する情報を含み、前記データ処理手装置が該情報に基
づいて刺繍すべき刺繍形状を選択可能とし、前記縫製制
御手段はデータ処理装置が選択した刺繍形状に対応する
縫製情報に基づいて前記刺繍機構を制御可能であるよう
に構成することが望ましい。また、前記データ処理装置
が刺繍形状等の縫製情報を生成可能であり、前記縫製制
御手段が、該生成された縫製情報に基づいて前記縫製機
構を制御可能である、ことが望ましい。これらの構成に
より、刺繍装置本体と離れた場所でも、種々のデータ処
理が可能となる。また、前記データ処理装置が、前記縫
製機構の動作状態を表示可能であるように構成し、刺繍
装置本体の表示装置として用いることが可能なようにす
るのが望ましい。以上のデータ処理装置の機能は、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体として実現してもよ
く、該記録媒体は、縫製制御手段により生成される刺繍
装置情報と前記縫製情報記憶手段に記憶された情報の全
部又は一部の一方又は両方を該コンピュータに取り込ん
で記憶する入力記憶ステップと、前記縫製情報が刺繍形
状を指定する情報を含み、該情報に基づいて刺繍すべき
刺繍形状を選択し、該選択した情報を前記刺繍装置本体
に送信するステップと、刺繍形状等の縫製情報を生成
し、該縫製情報を刺繍装置本体に送信するステップと、
前記縫製機構の動作状態を表示するステップと、をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴
とする。また、モバイルコンピュータ等のデータ処理装
置は刺繍装置本体の上部に載置することがスペース効率
の点で望ましく、前記刺繍装置本体の上部に前記データ
処理装置を載置する設置板と、前記設置板に載置された
データ処理装置を避けるように上糸を導く糸ガイドと、
を有することが望ましい。この構成により、スペース効
率が向上し、しかも上糸とデータ処理装置の競合が生じ
ない効果がある。
に、本発明の刺繍装置は、対象物に刺繍を行う刺繍機構
と、該刺繍機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製
制御手段と、該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫
製を実行するための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手
段と、を備える刺繍装置本体と；該刺繍装置本体とデー
タ通信可能に接続可能な着脱自在の可搬型データ処理装
置と；を備えたことを特徴とする。また請求項２の刺繍
装置は、対象物に刺繍を行う刺繍機構と、該刺繍機構を
制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御手段と、該縫
製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行するため
の縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を備える刺
繍装置本体と；該刺繍装置本体とデータ通信可能に接続
可能なデータ処理装置と；を備え、前記データ処理装置
は、前記縫製制御手段により生成される刺繍装置情報と
前記縫製情報記憶手段に記憶された情報の全部又は一部
の一方又は両方を取り込んで記憶する入力記憶手段と、
該入力記憶手段に記憶したデータに基づいてデータ処理
が可能なデータ処理手段と、を有し、前記縫製制御手段
が該データ処理手段により処理されたデータに基づいて
刺繍機構を制御可能である、ことを特徴とする。データ
処理装置としては通常はコンピュータを用い、好適実施
形態ではモバイルコンピュータを用いている。以上の構
成により、刺繍装置本体から一度刺繍装置情報と縫製情
報をデータ処理装置に取り込めば、非接続の状態でもデ
ータ処理装置によりデータ処理が可能になる。そのた
め、刺繍装置本体とデータ処理装置を常に接続しておく
必要がなく、装置本体から離れた場所でデータ処理の作
業が可能である。また複数の使用者が、モバイルコンピ
ュータを持つことで、個々人にカスタマイズされた操作
や入力画面を用いることができ、作業効率が向上するな
どの効果がある。更に異なる刺繍装置にモバイルコンピ
ュータを接続することにより、即座に該刺繍装置を使用
できるなどの効果がある。前記縫製情報が刺繍形状を指
定する情報を含み、前記データ処理手装置が該情報に基
づいて刺繍すべき刺繍形状を選択可能とし、前記縫製制
御手段はデータ処理装置が選択した刺繍形状に対応する
縫製情報に基づいて前記刺繍機構を制御可能であるよう
に構成することが望ましい。また、前記データ処理装置
が刺繍形状等の縫製情報を生成可能であり、前記縫製制
御手段が、該生成された縫製情報に基づいて前記縫製機
構を制御可能である、ことが望ましい。これらの構成に
より、刺繍装置本体と離れた場所でも、種々のデータ処
理が可能となる。また、前記データ処理装置が、前記縫
製機構の動作状態を表示可能であるように構成し、刺繍
装置本体の表示装置として用いることが可能なようにす
るのが望ましい。以上のデータ処理装置の機能は、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体として実現してもよ
く、該記録媒体は、縫製制御手段により生成される刺繍
装置情報と前記縫製情報記憶手段に記憶された情報の全
部又は一部の一方又は両方を該コンピュータに取り込ん
で記憶する入力記憶ステップと、前記縫製情報が刺繍形
状を指定する情報を含み、該情報に基づいて刺繍すべき
刺繍形状を選択し、該選択した情報を前記刺繍装置本体
に送信するステップと、刺繍形状等の縫製情報を生成
し、該縫製情報を刺繍装置本体に送信するステップと、
前記縫製機構の動作状態を表示するステップと、をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴
とする。また、モバイルコンピュータ等のデータ処理装
置は刺繍装置本体の上部に載置することがスペース効率
の点で望ましく、前記刺繍装置本体の上部に前記データ
処理装置を載置する設置板と、前記設置板に載置された
データ処理装置を避けるように上糸を導く糸ガイドと、
を有することが望ましい。この構成により、スペース効
率が向上し、しかも上糸とデータ処理装置の競合が生じ
ない効果がある。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１と図２に外観を示す。刺繍装置
Ａの天板部１上に設置板２が設けられ、この設置板２上
にモバイルコンピュータＢを載置できるようになってい
る。設置板２は支柱３により支持され、該支柱３に沿っ
てケーブル７が設けられ、モバイルコンピュータＢを刺
繍装置Ａに接続するようになっている。ケーブル７はモ
バイルコンピュータＢの電源ケーブルも含んでいる。設
置板２にはクッション材４が設けられており、刺繍装置
Ａの作動による振動の影響をモバイルコンピュータＢに
与えないように構成されている。
基づいて説明する。図１と図２に外観を示す。刺繍装置
Ａの天板部１上に設置板２が設けられ、この設置板２上
にモバイルコンピュータＢを載置できるようになってい
る。設置板２は支柱３により支持され、該支柱３に沿っ
てケーブル７が設けられ、モバイルコンピュータＢを刺
繍装置Ａに接続するようになっている。ケーブル７はモ
バイルコンピュータＢの電源ケーブルも含んでいる。設
置板２にはクッション材４が設けられており、刺繍装置
Ａの作動による振動の影響をモバイルコンピュータＢに
与えないように構成されている。
【０００６】設置板２の脇には糸ガイド６が設けられて
おり、上糸５をモバイルコンピュータＢに当たらないよ
うに導くように構成されている。また、はずみ車８を手
で回すときにモバイルコンピュータＢに触れないように
設置板２の位置を調整してある。支柱３はミシンアーム
９にネジ止めされており、前記設置板２を支持するよう
になっている。
おり、上糸５をモバイルコンピュータＢに当たらないよ
うに導くように構成されている。また、はずみ車８を手
で回すときにモバイルコンピュータＢに触れないように
設置板２の位置を調整してある。支柱３はミシンアーム
９にネジ止めされており、前記設置板２を支持するよう
になっている。
【０００７】図３に示すように、刺繍装置Ａにはマイク
ロコンピュータを主体に構成された縫製制御手段１１が
設けられており、ここで種々の制御を行うようになって
いる。縫製制御手段１１は指令手段１５からのユーザの
種々の指令を受けて制御を行うようになっている。縫製
情報メモリ１２には縫製に必要な種々の情報が格納され
ており、図ではその代表的な情報として模様名と縫い目
データを表しており、それぞれ縫い目データ記憶部１３
と模様名記憶部１４に格納されている。縫製制御手段１
１は指令手段１５からの指令に応じて、縫い目形成手段
１７と刺繍枠移動手段１８を制御して、所定の刺繍縫い
を行うように構成されている。また、表示手段１６に種
々の表示を行うようになっている。ユーザは指令手段１
５を操作して、所望の模様或いは模様名を表示手段１６
に表示させ、刺繍したい模様を選択できるように構成さ
れている。縫製制御手段１１は該選択された模様の縫い
目データを模様名記憶部１４から読み出して、縫い目形
成手段１７と刺繍枠移動手段１８により刺繍を行わせる
ように構成されている。
ロコンピュータを主体に構成された縫製制御手段１１が
設けられており、ここで種々の制御を行うようになって
いる。縫製制御手段１１は指令手段１５からのユーザの
種々の指令を受けて制御を行うようになっている。縫製
情報メモリ１２には縫製に必要な種々の情報が格納され
ており、図ではその代表的な情報として模様名と縫い目
データを表しており、それぞれ縫い目データ記憶部１３
と模様名記憶部１４に格納されている。縫製制御手段１
１は指令手段１５からの指令に応じて、縫い目形成手段
１７と刺繍枠移動手段１８を制御して、所定の刺繍縫い
を行うように構成されている。また、表示手段１６に種
々の表示を行うようになっている。ユーザは指令手段１
５を操作して、所望の模様或いは模様名を表示手段１６
に表示させ、刺繍したい模様を選択できるように構成さ
れている。縫製制御手段１１は該選択された模様の縫い
目データを模様名記憶部１４から読み出して、縫い目形
成手段１７と刺繍枠移動手段１８により刺繍を行わせる
ように構成されている。
【０００８】刺繍装置ＡとモバイルコンピュータＢとは
インターフェース１９、インターフェース３０及びケー
ブル７により接続され、相互に通信を行うことができる
ようになっている。モバイルコンピュータＢには、入力
手段３１、制御手段３２、表示手段３３に加えて、プロ
グラム記録媒体４０に格納されたプログラムにより構成
された刺繍文字アウトラインデータ記憶手段３４と情報
共有化手段３５及び通信オンオフ手段３６が備えられて
いる。通信オンオフ手段３６はモバイルコンピュータＢ
の電源投入時或いはプログラム起動時又は必要に応じて
インターフェース３０を介して刺繍装置Ａの刺繍装置情
報及び縫製情報メモリ１２から縫製情報を入力し、情報
共有化手段３５に格納するようになっている。刺繍装置
Ａから読み込む縫製情報は縫製情報メモリ１２の全てで
も良いし、その一部であっても良い。制御手段３２は情
報共有化手段３５に格納された縫製情報に応じて種々の
データ処理を行えるように構成されている。即ち、ユー
ザは入力手段３１により縫製情報メモリ１２から情報共
有化手段３５にコピーされたデータに基づいて、模様や
模様名を表示手段３３に表示させることが可能であり、
更に刺繍させる模様を選択することも可能になってい
る。また、刺繍文字アウトラインデータ記憶手段３４の
データや情報共有化手段３５のデータに基づいて新たな
文字や模様等の刺繍データをモバイルコンピュータＢに
おいて生成できるようになっている。モバイルコンピュ
ータＢで生成されたデータは情報共有化手段３５に格納
され、適宜通信オンオフ手段３６を介して刺繍装置Ａに
転送され、縫製情報メモリ１２に蓄積されるように構成
されている。なお、縫製情報メモリ１２はメモリカード
の形態として、別途一括して多数の模様データを記憶す
るように構成しても良い。
インターフェース１９、インターフェース３０及びケー
ブル７により接続され、相互に通信を行うことができる
ようになっている。モバイルコンピュータＢには、入力
手段３１、制御手段３２、表示手段３３に加えて、プロ
グラム記録媒体４０に格納されたプログラムにより構成
された刺繍文字アウトラインデータ記憶手段３４と情報
共有化手段３５及び通信オンオフ手段３６が備えられて
いる。通信オンオフ手段３６はモバイルコンピュータＢ
の電源投入時或いはプログラム起動時又は必要に応じて
インターフェース３０を介して刺繍装置Ａの刺繍装置情
報及び縫製情報メモリ１２から縫製情報を入力し、情報
共有化手段３５に格納するようになっている。刺繍装置
Ａから読み込む縫製情報は縫製情報メモリ１２の全てで
も良いし、その一部であっても良い。制御手段３２は情
報共有化手段３５に格納された縫製情報に応じて種々の
データ処理を行えるように構成されている。即ち、ユー
ザは入力手段３１により縫製情報メモリ１２から情報共
有化手段３５にコピーされたデータに基づいて、模様や
模様名を表示手段３３に表示させることが可能であり、
更に刺繍させる模様を選択することも可能になってい
る。また、刺繍文字アウトラインデータ記憶手段３４の
データや情報共有化手段３５のデータに基づいて新たな
文字や模様等の刺繍データをモバイルコンピュータＢに
おいて生成できるようになっている。モバイルコンピュ
ータＢで生成されたデータは情報共有化手段３５に格納
され、適宜通信オンオフ手段３６を介して刺繍装置Ａに
転送され、縫製情報メモリ１２に蓄積されるように構成
されている。なお、縫製情報メモリ１２はメモリカード
の形態として、別途一括して多数の模様データを記憶す
るように構成しても良い。
【０００９】上記したように通信オンオフ手段３６によ
り必要なときにのみ、モバイルコンピュータＢと刺繍装
置Ａとの接続が行われ、その後は情報共有化手段３５に
おいて刺繍装置Ａと共有化されたデータに基づいてモバ
イルコンピュータＢ側のみでデータ処理が可能である。
そのため、モバイルコンピュータＢと刺繍装置Ａの接続
を切り離して、他の場所でモバイルコンピュータＢの操
作が可能である。また、異なるモバイルコンピュータＢ
であっても、プログラム記録媒体４０からプログラムを
読み込ませてあれば、いずれでも刺繍装置Ａと接続して
データ処理装置として使用が可能である。
り必要なときにのみ、モバイルコンピュータＢと刺繍装
置Ａとの接続が行われ、その後は情報共有化手段３５に
おいて刺繍装置Ａと共有化されたデータに基づいてモバ
イルコンピュータＢ側のみでデータ処理が可能である。
そのため、モバイルコンピュータＢと刺繍装置Ａの接続
を切り離して、他の場所でモバイルコンピュータＢの操
作が可能である。また、異なるモバイルコンピュータＢ
であっても、プログラム記録媒体４０からプログラムを
読み込ませてあれば、いずれでも刺繍装置Ａと接続して
データ処理装置として使用が可能である。
【００１０】なお、モバイルコンピュータＢは刺繍装置
Ａと接続されている間は、刺繍装置Ａのモニタとして機
能するように構成されており、刺繍装置Ａの動作状態な
どを表示手段３３に表示するように構成されている。
Ａと接続されている間は、刺繍装置Ａのモニタとして機
能するように構成されており、刺繍装置Ａの動作状態な
どを表示手段３３に表示するように構成されている。
【００１１】図４により動作を説明する。電源投入時或
いはプログラム起動時、その他必要な時にモバイルコン
ピュータＢの通信オンオフ手段３６は刺繍装置Ａとの通
信をオンとし、インターフェース３０、ケーブル７及び
インターフェース１９を介して通信を確立する（ステッ
プＳ１、２）。そして、縫製情報メモリ１２から縫製情
報を取得し（ステップＳ３）、通信をオフとする（ステ
ップＳ４）。
いはプログラム起動時、その他必要な時にモバイルコン
ピュータＢの通信オンオフ手段３６は刺繍装置Ａとの通
信をオンとし、インターフェース３０、ケーブル７及び
インターフェース１９を介して通信を確立する（ステッ
プＳ１、２）。そして、縫製情報メモリ１２から縫製情
報を取得し（ステップＳ３）、通信をオフとする（ステ
ップＳ４）。
【００１２】モバイルコンピュータＢにおいて文字入力
する場合は（ステップＳ１０）、ユーザの入力手段３１
からの文字入力に対してデータ処理を実行し（ステップ
Ｓ１１）、模様ファイルを作成し（ステップＳ１２）、
他のファイル名と重複しないようにファイル名を付けて
格納する（ステップＳ１３、１４）。該ファイルを保存
する場合は（ステップＳ２０）、通信をオンとし（ステ
ップＳ２１）、刺繍装置Ａの縫製情報メモリ１２に該フ
ァイルを保存して（ステップＳ２２）、通信をオフにす
る（ステップＳ２３）。モバイルコンピュータＢで模様
選択を行う場合には（ステップＳ３０）、情報共有化手
段３５からデータを取りだしてファイル名一覧を表示手
段３３に表示させ（ステップＳ３１）、ユーザが入力手
段３１により模様を選択すると（ステップＳ３２）、通
信をオンとし（ステップＳ３３）、刺繍模様名を刺繍装
置Ａ側に送信する（ステップＳ３４）。そして通信をオ
フする（ステップＳ３４）。モバイルコンピュータＢで
モニタする場合には（ステップＳ４０）、通信をオンと
し（ステップＳ４１）、現在の刺繍模様名や刺繍時間デ
ータを刺繍装置Ａから読み込み、表示する（ステップＳ
４２）。そして通信オフする（ステップＳ４３）。モバ
イルコンピュータＢ側で他の処理を行う場合には、他の
処理を実行する（ステップＳ５０）。
する場合は（ステップＳ１０）、ユーザの入力手段３１
からの文字入力に対してデータ処理を実行し（ステップ
Ｓ１１）、模様ファイルを作成し（ステップＳ１２）、
他のファイル名と重複しないようにファイル名を付けて
格納する（ステップＳ１３、１４）。該ファイルを保存
する場合は（ステップＳ２０）、通信をオンとし（ステ
ップＳ２１）、刺繍装置Ａの縫製情報メモリ１２に該フ
ァイルを保存して（ステップＳ２２）、通信をオフにす
る（ステップＳ２３）。モバイルコンピュータＢで模様
選択を行う場合には（ステップＳ３０）、情報共有化手
段３５からデータを取りだしてファイル名一覧を表示手
段３３に表示させ（ステップＳ３１）、ユーザが入力手
段３１により模様を選択すると（ステップＳ３２）、通
信をオンとし（ステップＳ３３）、刺繍模様名を刺繍装
置Ａ側に送信する（ステップＳ３４）。そして通信をオ
フする（ステップＳ３４）。モバイルコンピュータＢで
モニタする場合には（ステップＳ４０）、通信をオンと
し（ステップＳ４１）、現在の刺繍模様名や刺繍時間デ
ータを刺繍装置Ａから読み込み、表示する（ステップＳ
４２）。そして通信オフする（ステップＳ４３）。モバ
イルコンピュータＢ側で他の処理を行う場合には、他の
処理を実行する（ステップＳ５０）。
【００１３】以上説明した構成によれば、刺繍装置Ａか
ら一度縫製情報をモバイルコンピュータＢに取り込め
ば、非接続の状態でもデータ処理が可能になる。そのた
め、刺繍装置ＡとモバイルコンピュータＢとを常に接続
しておく必要がなく、刺繍装置Ａから離れた場所でモバ
イルコンピュータＢによりデータ処理の作業が可能であ
る。また複数の使用者が、モバイルコンピュータＢを持
つことで、個々人にカスタマイズされた操作や入力画面
を用いることができ、作業効率が向上するなどの効果が
ある。更に異なる刺繍装置ＡにモバイルコンピュータＢ
を接続することにより、即座に刺繍装置Ａを使用できる
などの効果がある。更に上記実施形態ではモバイルコン
ピュータＢを設置板２上に載せているのでスペース的な
制約が少なく、スペース効率が向上する。しかも、糸ガ
イド６により上糸５がモバイルコンピュータＢに接触す
るなどの危険がない等の利点がある。なお、インターフ
ェース３０、通信オンオフ手段３６、情報共有化手段３
５を複数設けて、一台のモバイルコンピュータＢで複数
の刺繍装置Ａを制御することも可能であり、この場合モ
バイルコンピュータの使用効率が更に向上する。
ら一度縫製情報をモバイルコンピュータＢに取り込め
ば、非接続の状態でもデータ処理が可能になる。そのた
め、刺繍装置ＡとモバイルコンピュータＢとを常に接続
しておく必要がなく、刺繍装置Ａから離れた場所でモバ
イルコンピュータＢによりデータ処理の作業が可能であ
る。また複数の使用者が、モバイルコンピュータＢを持
つことで、個々人にカスタマイズされた操作や入力画面
を用いることができ、作業効率が向上するなどの効果が
ある。更に異なる刺繍装置ＡにモバイルコンピュータＢ
を接続することにより、即座に刺繍装置Ａを使用できる
などの効果がある。更に上記実施形態ではモバイルコン
ピュータＢを設置板２上に載せているのでスペース的な
制約が少なく、スペース効率が向上する。しかも、糸ガ
イド６により上糸５がモバイルコンピュータＢに接触す
るなどの危険がない等の利点がある。なお、インターフ
ェース３０、通信オンオフ手段３６、情報共有化手段３
５を複数設けて、一台のモバイルコンピュータＢで複数
の刺繍装置Ａを制御することも可能であり、この場合モ
バイルコンピュータの使用効率が更に向上する。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明の刺繍装置に
よれば、汎用型のモバイルコンピュータ等をデータ処理
装置や操作装置或いはモニタ装置として使用可能であ
り、しかも最初に刺繍装置から縫製情報を取り込むよう
になっているため、その後はモバイルコンピュータを切
り離して使用することができ、操作性が格段向上する等
の効果がある。
よれば、汎用型のモバイルコンピュータ等をデータ処理
装置や操作装置或いはモニタ装置として使用可能であ
り、しかも最初に刺繍装置から縫製情報を取り込むよう
になっているため、その後はモバイルコンピュータを切
り離して使用することができ、操作性が格段向上する等
の効果がある。
【図１】本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図２】本発明の一実施形態を示す側面図。
【図３】本発明の一実施形態の機能ブロック図。
【図４】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
ト図。
ト図。
【符号の説明】 １：天板部、２：設置板、３：支柱、４：クッション
材、５：上糸、６：糸ガイド、７：ケーブル、８：はず
み車、９：ミシンアーム、１１：縫製制御手段、１２：
縫製情報メモリ、１３：縫い目データ記憶部、１４：模
様名記憶部、１５：指令手段、１６：表示手段、１７：
縫い目形成手段、１８：刺繍枠移動手段、１９：インタ
ーフェース、３０：インターフェース、３１：入力手
段、３２：制御手段、３３：表示手段、３４：刺繍文字
アウトラインデータ記憶手段、３５：情報共有化手段、
３６：通信オンオフ手段、４０：プログラム記録媒体。
材、５：上糸、６：糸ガイド、７：ケーブル、８：はず
み車、９：ミシンアーム、１１：縫製制御手段、１２：
縫製情報メモリ、１３：縫い目データ記憶部、１４：模
様名記憶部、１５：指令手段、１６：表示手段、１７：
縫い目形成手段、１８：刺繍枠移動手段、１９：インタ
ーフェース、３０：インターフェース、３１：入力手
段、３２：制御手段、３３：表示手段、３４：刺繍文字
アウトラインデータ記憶手段、３５：情報共有化手段、
３６：通信オンオフ手段、４０：プログラム記録媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久 武 通 夫 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 Ｆターム(参考） 3B150 AA15 CB04 CE02 CE23 CE28 GF01 GF09 LA66 LA67 LA72 LB03 MA02 MA08 MA12 NA61 NA62 NB18 NB19 PA01 QA06 QA07
Claims (7)
- 【請求項１】 対象物に刺繍を行う刺繍機構と、 該刺繍機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御
手段と、 該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行する
ための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を備え
る刺繍装置本体と；該刺繍装置本体とデータ通信可能に
接続可能な着脱自在の可搬型データ処理装置と；を備え
たことを特徴とする刺繍装置。 - 【請求項２】 対象物に刺繍を行う刺繍機構と、 該刺繍機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御
手段と、 該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行する
ための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を備え
る刺繍装置本体と；該刺繍装置本体とデータ通信可能に
接続可能なデータ処理装置と；を備え、 前記データ処理装置は、前記縫製制御手段により生成さ
れる刺繍装置情報と前記縫製情報記憶手段に記憶された
情報の全部又は一部の一方又は両方を取り込んで記憶す
る入力記憶手段と、 該入力記憶手段に記憶したデータに基づいてデータ処理
が可能なデータ処理手段と、を有し、 前記縫製制御手段が該データ処理手段により処理された
データに基づいて刺繍機構を制御可能である、ことを特
徴とする刺繍装置。 - 【請求項３】 前記縫製情報が刺繍形状を指定する情報
を含み、 前記データ処理装置が該情報に基づいて刺繍すべき刺繍
形状を選択可能であり、 前記縫製制御手段はデータ処理装置が選択した刺繍形状
に対応する縫製情報に基づいて前記刺繍機構を制御可能
である、 請求項１又は２に記載の刺繍装置。 - 【請求項４】 前記データ処理装置が刺繍形状等の縫製
情報を生成可能であり、 前記縫製制御手段が、該生成された縫製情報に基づいて
前記縫製機構を制御可能である、 請求項１又は２又は３に記載の刺繍装置。 - 【請求項５】 前記データ処理装置が、前記縫製機構の
動作状態を表示可能である、 請求項１又は２又は３又は４に記載の刺繍装置。 - 【請求項６】 対象物に刺繍を行う刺繍機構と、該刺繍
機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御手段
と、該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行
するための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を
備える刺繍装置本体に接続可能なコンピュータが読み取
り可能な記録媒体であって、 前記縫製制御手段により生成される刺繍装置情報と前記
縫製情報記憶手段に記憶された情報の全部又は一部の一
方又は両方を該コンピュータに取り込んで記憶する入力
記憶ステップと、 前記縫製情報が刺繍形状を指定する情報を含み、該情報
に基づいて刺繍すべき刺繍形状を選択し、該選択した情
報を前記刺繍装置本体に送信するステップと、 刺繍形状等の縫製情報を生成し、該縫製情報を刺繍装置
本体に送信するステップと、 前記縫製機構の動作状態を表示するステップと、 をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項７】 対象物に刺繍を行う刺繍機構と、 該刺繍機構を制御して所定の刺繍を実行させる縫製制御
手段と、 該縫製制御手段が該刺繍機構を制御して縫製を実行する
ための縫製情報を記憶する縫製情報記憶手段と、を備え
る刺繍装置本体と；該刺繍装置本体とデータ通信可能に
接続可能なデータ処理装置と；を備え、 前記刺繍装置本体の上部に前記データ処理装置を載置す
る設置板と、 前記設置板に載置されたデータ処理装置を避けるように
上糸を導く糸ガイドと、を有することを特徴とする刺繍
装置。
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