JPH10328445A - プログラム式電子ミシンのプログラム作成装置 - Google Patents

プログラム式電子ミシンのプログラム作成装置

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JPH10328445A
JPH10328445A JP9138731A JP13873197A JPH10328445A JP H10328445 A JPH10328445 A JP H10328445A JP 9138731 A JP9138731 A JP 9138731A JP 13873197 A JP13873197 A JP 13873197A JP H10328445 A JPH10328445 A JP H10328445A
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JP
Japan
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program
sewing machine
circle
menu
sewing
Prior art date
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Pending
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JP9138731A
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English (en)
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Yoshihiro Hara
由浩 原
信次 ▲吉▼田
Shinji Yoshida
Kazuji Inoue
和司 井上
Minoru Yamaguchi
稔 山口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • D05B19/085Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製に用いられるプログラムを、アイコン表
示に基づいて容易に作成することのできるプログラム式
電子ミシンのプログラム作成装置の提供。 【解決手段】 入力方法選択メニューで「円」を選択す
ると、(A)の円作成方法選択メニューが表示される。
このメニューでは、円作成方法(左から「3点指定
円」,「直径指定時計回り円」等)を表すアイコン73
1が表示される。ここで「3点指定円」を表すアイコン
731aを選択すると、(B)の円指定メニューが表示
される。このメニューでは、「0」〜「9」の文字キー
によりピッチと縫い終わりの重ね針数とを指定すること
ができ、指定されたピッチおよび重ね針数は、ピッチ表
示部723およびラップ表示部735にそれぞれ表示さ
れる。ENTERキーを操作してこれらの数値を決定す
ると、(C)の円プロットメニューが表示され、円を規
定する3点を矢印キーにより設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のプログラム
に従って縫製を行うプログラム式電子ミシンに設けら
れ、上記プログラムを作成するプログラム式電子ミシン
のプログラム作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定のプログラムに従って縫
製を行うプログラム式電子ミシンが知られている。この
種のプログラム式電子ミシンでは、縫製に用いられる上
記プログラムを、次のように作成することが考えられて
いる。すなわち、数字や文字を入力するためのキーを所
定の手順で操作し、その操作によってプログラムを作成
するのである。このキー操作の手順としては、次のよう
なものが考えられる。
【0003】例えば、ピッチ3mmの円を縫製するための
プログラムを作成する場合、先ず、ピッチの3(mm)を
数字で入力し、次に、特殊コマンドを指定するためのキ
ー入力(例えば文字「M」の入力)を行う。続いて、矢
印キー(いわゆるJOGキー)等により円の中心および
円周上の一点を指定した後、右回り円の作成を指示する
コマンド(例えば「999」)を数字で入力し、更に、
ENTERキーを操作した後、計算実行を指示するコマ
ンド(例えば「789」)を数字で入力してENTER
キーを操作する手順が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な手順によりプログラムを作成する場合、使用者は
「M」「999」「789」等のキー入力やコマンドを
記憶しておく必要がある。また、これらのコマンド等を
記憶していない使用者は、マニュアル等を参照しながら
プログラムを作成しなければならない。このため、この
種のプログラムの作成作業は、熟練を要する困難な作業
であった。そこで、本発明は、縫製に用いられるプログ
ラムを容易に作成することのできるプログラム式電子ミ
シンのプログラム作成装置を提供することを目的として
なされた。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項1記載の発明は、所定
のプログラムに従って縫製を行うプログラム式電子ミシ
ンに設けられ、上記プログラムを作成するプログラム式
電子ミシンのプログラム作成装置であって、上記プログ
ラムの作成に関わる各種指示をアイコンで表示する表示
手段と、該表示手段が表示するアイコンに対する選択を
行うと共に、プログラムの作成に関わるデータを入力す
る入力手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】このように構成された本発明では、表示手
段が、プログラムの作成に関わる各種指示をアイコンで
表示する。このため、所望の指示に対応するアイコン
を、初心者でも容易に選び出すことができる。そして、
所望の指示に対するアイコンを入力手段により選択する
と共に、プログラムの作成に関わるデータをその入力手
段により入力すれば、希望通りのプログラムを作成する
ことができる。従って、本発明のプログラム作成装置を
使用すれば、プログラム式電子ミシンによる縫製に用い
られるプログラムを、初心者でも容易に作成することが
できる。更に、本発明では、各種指示をアイコンで表示
しているので、機能を追加した場合にも、アイコンを追
加するだけでよく、ボタン等を追加する必要がない。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記表示手段が、上記アイコンと共に、その
時点で許可される上記入力手段の操作方法を表示するこ
とを特徴としている。本発明では、表示手段が、上記ア
イコンと共に、その時点で許可される入力手段の操作方
法を表示する。このため、表示手段の表示に基づき、使
用者は、その時点で許可される入力手段の操作方法を即
座に知ることができる。よって、本発明では、使用者が
入力手段の操作方法を誤ったり、その操作方法に迷った
りするのを良好に防止することができる。従って、請求
項1記載の発明の効果に加えて、上記プログラムを一層
容易に作成することができるといった効果が生じる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記プログラム式電子ミシンに着脱
自在に構成されると共に、携帯可能な筐体に収納された
ことを特徴としている。本発明は、プログラム式電子ミ
シンに着脱自在に構成されているので、プログラムを作
成するときだけプログラム式電子ミシンに装着し、それ
以外のときにはプログラム式電子ミシンから取り外すこ
とができる。このため、本発明のプログラム作成装置
は、何台かのミシンで共用することができる。すなわ
ち、縫製工場等の工場設備は、一般に複数(例えば10
台以上)のプログラム式電子ミシンを備えているが、全
てのプログラム式電子ミシン対して同時にプログラムを
作成する必要は殆どない。また、複数のプログラム式電
子ミシンに対してプログラムを作成する必要があったと
しても、使用者は通常1台ずつプログラムを作成してい
く。このため、プログラム作成装置は、何台かのミシン
で共用させても特に作業に支障を来すことはない。
【0009】更に、本発明は、携帯可能な筐体に収納さ
れているので、プログラムを作成すべきプログラム式電
子ミシンのところまで搬送し、そのプログラム式電子ミ
シンに装着して上記プログラムの作成を行う作業がきわ
めて容易かつ迅速に行える。従って、プログラム作成装
置を前述のように共用させても、作業能率が低下するこ
ともない。
【0010】本発明のプログラム作成装置は、このよう
に、なんら支障を来すことなく何台かのミシンで共用す
ることができるので、工場設備全体としての設備費を抑
制することができる。従って、本発明では、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加えて、工場設備全体として
の設備費を抑制して、プログラム作成装置の実質的なコ
ストを良好に低減することができるといった効果が生じ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明のプログラム作成装置
が適用されたプログラム式電子ミシン(以下、単にミシ
ンという)1の構成を表す斜視図である。なお、ミシン
1は、所定のプログラムに従ってネーム入れ等の模様縫
いを行う電子制御式模様縫いミシンである。
【0012】図1に示すように、ミシン1のミシンテー
ブル3上には、ベッド部5とアーム部7とを有する本体
11が設けられている。ベッド部5の前端部には針板1
3が設けられ、その針板13上には、互いに直交するX
軸,Y軸の2方向に独立に移動可能な布押え装置15が
設けられている。
【0013】布押え装置15は、ミシン制御装置17の
指令により駆動制御されるステッピングモータよりなる
X軸モータ21(図5)によってX軸方向に、同様にミ
シン制御装置17により駆動制御されるステッピングモ
ータよりなるY軸モータ23(図5)によってY軸方向
に、それぞれ移動される。また、ミシン制御装置17に
は、布押え装置15の後述する布押え板35の昇降を指
示する押えスイッチ25と、縫製の開始を指示するスタ
ートスイッチ27とが接続されている。なお、図1に示
すように、ミシン制御装置17はミシンテーブル3の右
側下方に設けられ、その上のミシンテーブル3表面に
は、操作パネル29が立設されている。
【0014】前述の布押え装置15は、図2に示すよう
に、針板13(図1)の上面に沿ってX軸,Y軸方向に
移動される送り板31と、送り板31上に設けられた押
え腕33と、その押え腕33の前端部に上下に昇降可能
に備え付けられた布押え板35とを備えている。布押え
板35は、通常は図示しないバネによって送り板31よ
り上昇されており、アーム部7に取り付けられた押えソ
レノイド37の付勢により、そのバネ圧に抗して送り板
31上に下降される。
【0015】そして、加工布99が布押え板35と送り
板31とによって挟持された状態で、ミシンモータ41
(図5)を駆動してミシン1の針棒43およびその下端
の縫針45を上下動させると共に、X軸モータ21,Y
軸モータ23を駆動して布押え装置15の位置を制御す
ることにより、加工布99上に縫製パターンに沿った縫
製を自動的に行うようになっている。
【0016】次に、図3は操作パネル29の構成を表す
正面図である。図3に示すように、操作パネル29の正
面には、右側面のフロッピディスクドライブ51(図
1)を介して縫製に関わるプログラムを読み出しまたは
書き込むためのリード/ライトスイッチ53、その読み
出しまたは書き込みがなされるプログラムのプログラム
ナンバーを設定する一対のプログラムナンバー設定スイ
ッチ55、その設定されたプログラムナンバーを2桁で
表示する一対の7セグメントディスプレイ57、横倍
率,縦倍率,スピード,下糸カウンター,スプリットN
o.の5項目の中から一つを選択するメニュー選択スイ
ッチ59、その項目の選択状態を点灯によって表す五つ
のメニューランプ61、上記選択された項目に設定され
た数値を変更するダイヤル63、その数値を3桁で表示
する三つの7セグメントディスプレイ65、等を含む各
種スイッチ29aおよび表示部が設けられている。
【0017】なお、7セグメントディスプレイ65は、
エラー内容に対応したエラー番号を表示するための表示
部としても機能する。この場合、最初の桁にエラーを表
す「E」を表示し、続く2桁にエラー内容に対応した2
桁の数字を表示する。また、操作パネル29の左側面に
は図示しないコネクタが設けられ、そのコネクタには、
図1に示すように、ケーブル69を介して、プログラム
作成装置としてのプログラマ71が着脱自在に設けられ
ている。
【0018】図4は、プログラマ71の構成を表す平面
図である。図4に示すように、プログラマ71は、エラ
ー発生時にエラー内容や復帰方法を文章で表示したり、
後述のようにプログラム作成用のアイコンを表示するた
めの、表示手段としてのLCD(液晶ディスプレイ)7
3を備えると共に、入力手段として次のような各種スイ
ッチ71a(図6)を備えている。すなわち、入力を取
り消したり画面を1ステップ戻したりするためのESC
キー75と、所定のヘルプ画面等を表示させるためのヘ
ルプキー77と、各種入力を行うためのENTERキー
79と、数値等のデータを入力するための文字キー81
と、カーソル(いわゆるJOG)を移動させるための矢
印キー83とを備えている。
【0019】続いて、図5,6に基づき、ミシン1およ
びプログラマ71の制御系の構成について説明する。な
お、図5,6では、駆動回路,インタフェース等の周知
の構成を省略して描いている。先ず、図5は、ミシン1
の制御系の構成を表すブロック図である。図5に示すよ
うに、CPU85aは、ROM85bおよびRAM85
cに接続されて各種演算を実行し、前述のX軸モータ2
1,Y軸モータ23,ミシンモータ41へ駆動信号を出
力する。また、CPU85aは、前述のフロッピディス
クドライブ51に接続されてそこに装着されたフロッピ
ディスク(図示せず)にデータの読み書きを行い、操作
パネル29の各種スイッチ(SW)29aの操作状態を
入力されると共に、操作パネル29のLED29b(7
セグメントディスプレイ57,65、メニューランプ6
1等)へ駆動信号を出力する。更に、CPU85aは、
ブザー87へ駆動信号を出力して警報を発生したり、前
述のコネクタ等の外部通信手段89を介してプログラマ
71等とデータの送受信を行ったりもする。
【0020】図6は、プログラマ71の制御系の構成を
表すブロック図である。図6に示すように、CPU91
aは、ROM91bおよびRAM91cに接続されて各
種演算を実行し、LCD73やそのLCD73のバック
ライト73aへ駆動信号を出力する。また、CPU91
aは、プログラマ71の各種スイッチ(SW)71aの
操作状態を入力されると共に、その各種スイッチ71a
の一部に設けられたLED71bへ駆動信号を出力す
る。更に、CPU91aは、前述のケーブル69等の外
部通信手段93を介してミシン1等とデータの送受信を
行ったり、ブザー95へ駆動信号を出力して警報を発生
したりもする。
【0021】このように構成されたプログラマ71およ
びミシン1では、LCD73に表示されたアイコンや各
種スイッチ71aの操作状態に基づき、フロッピディス
クドライブ51を介して読み込んだデータを用いて縫製
用のプログラムを作成することができる。このようにプ
ログラムが作成された後、スタートスイッチ27が踏み
込まれると、CPU85aは、X軸モータ21,Y軸モ
ータ23,およびミシンモータ41に駆動信号を出力し
て、加工布99上に上記プログラムに応じた縫製を行
う。なお、プログラムが比較的単純な場合は、リード/
ライトスイッチ53およびプログラムナンバー設定スイ
ッチ55を用いてそのプログラムを作成することもでき
る。
【0022】次に、プログラマ71を用いた縫製用のプ
ログラムの作成方法を、図7〜9を用いて説明する。な
お、図7〜9は、このプログラムの作成方法を実施する
に当たってLCD73に表示される画面の一例を表して
いる。電源が投入されているミシン1の操作パネル29
にプログラマ71を装着した後、「P」を表す文字キー
81a(図4)を操作すると、CPU85aの処理はプ
ログラム作成モードに切り替わり、LCD73には図7
(A)のメインメニューが表示される。このメニューで
は、左から順に下位メニューの「作成」,「トレー
ス」,「編集」,「イメージ表示」,「新規作成(全削
除)」,「ファイル操作」,「シーケンサー」を表す7
個のアイコン701が画面の上方に表示され、画面の下
方には、操作可能キー表示部703が表示される。この
操作可能キー表示部703には、その時点で操作可能な
プログラマ71の各種スイッチ71a(ここでは左右方
向の矢印キー83とENTERキー79)が表示され
る。
【0023】ここで、矢印キー83により「作成」を表
すアイコン701aを選択し、続いてENTERキー7
9を操作(以下、この一連のキー操作を単に選択とい
う)すると、LCD73には図7(B)の縫製開始点指
定メニューが表示される。このメニューでは、縫製開始
点指定メニューであることを表すアイコン705が画面
の左上に表示され、画面下方の操作可能キー表示部70
3には全ての矢印キー83とENTERキー79、およ
びESCキー75が表示される。
【0024】そこで、プログラマ71の矢印キー83を
操作すると、その矢印キー83の方向に応じて布押え装
置15が移動すると共に、画面中央の距離表示部707
に、原点から針位置までの距離のX軸成分およびY軸成
分が表示される。所望の針位置まで移動させた後、EN
TERキー79を操作すると、その針位置が縫製開始点
に設定され、図7(C)の入力方法選択メニューが表示
される。
【0025】このメニューでは、画面の左上から右へ順
に、入力方法としての「直線」,「スムージング」,
「円」,「円弧」,「半円」,「ジグザグ円」,「ジグ
ザグ」,「2重縫い」,「ステッチ」,「フィード」,
「仕付縫い」,「スプリット」,「終了コード」,「拡
大入力」,「低速変換」,「削除」,「トリガーコー
ド」,「イメージ表示」,「編集」,「トレース」を表
す20個のアイコン711が表示される。なお、操作可
能キー表示部703の表示は図7(B)と同様である。
この入力方法選択メニューを用いた入力方法の選択と、
後述の針位置の入力とを繰り返すことにより、縫製用の
プログラムが作成される。
【0026】例えば、図7(C)の入力方法選択メニュ
ーで「ステッチ」を表すアイコン711aを選択する
と、図8(A)のステッチ作成メニューが表示される。
このメニューでは、ステッチ入力であることを表すアイ
コン715が画面の左上に表示され、矢印キー83の操
作に応じて、布押え装置15が移動すると共に、前の針
位置から現在の針位置までの距離が距離表示部707に
XY成分で表示される。また、画面の右上には、そのメ
ニューにおいて入力が必要な残りプロット点数717が
表示される。布押え装置15を所望の針位置まで移動さ
せた後、ENTERキー79を操作すると、その位置に
次の針位置が設定される。更に、ESCキー75を操作
すると、前述の入力方法選択メニューへ戻る。
【0027】また、図7(C)の入力方法選択メニュー
で「直線」を表すアイコン711bを選択すると、図8
(B)の直線ピッチ指定メニューが表示される。このメ
ニューでは、直線入力であることを表すアイコン721
が画面の左上に表示され、操作可能キー表示部703が
示すように、「0」〜「9」の数字を表す文字キー81
も操作可能となる。そこで、直線縫いを行う場合のピッ
チを数字で指定して画面上方のピッチ表示部723に表
示し、ENTERキー79を操作して決定すると、図8
(C)の直線プロットメニューが表示される。
【0028】このメニューでは、矢印キー83を操作し
て直線の終点を設定することができる。このときも距離
表示部707には前点からの距離が表示される。また、
ESCキー75を1回操作すると前述の直線ピッチ指定
メニューへ戻り、更にESCキー75を操作すると、前
述の入力方法選択メニューへ戻る。
【0029】図7(C)の入力方法選択メニューで
「円」を表すアイコン711cを選択すると、図9
(A)の円作成方法選択メニューが表示される。このメ
ニューでは、画面上方に、円作成方法としての「3点指
定円」,「直径指定時計回り円」,「直径指定反時計回
り円」,「半径指定時計回り円」,「半径指定反時計回
り円」を表す5個のアイコン731が表示される。ここ
で、「3点指定円」を表すアイコン731aを選択する
と、図9(B)の円指定メニューが表示される。
【0030】このメニューでは、3点指定円であること
を表すアイコン733が画面左上に表示され、「0」〜
「9」の文字キー81により、ピッチと縫い終わりの重
ね針数とを指定することができる。指定されたピッチお
よび重ね針数は、ピッチ表示部723およびラップ表示
部735にそれぞれ表示される。ENTERキー79を
操作してこれらの数値を決定すると、図9(C)の円プ
ロットメニューが表示される。このメニューでは、矢印
キー83を操作して円を規定する3点を設定することが
できる。その後、ESCキー75を操作すると、前述の
円指定メニュー,円作成方法選択メニュー,入力方法選
択メニューへ順次戻ることができる。
【0031】このように、プログラマ71では、LCD
73が、プログラムの作成に関わる各種指示をアイコン
701〜731で表示する。このため、所望の指示に対
応するアイコン701〜731を、初心者でも容易に選
び出すことができる。そして、所望の指示に対するアイ
コン701〜731を矢印キー83およびENTERキ
ー79により選択すると共に、ピッチ等のデータを文字
キー81により入力すれば、希望通りのプログラムを作
成することができる。従って、プログラマ71を使用す
れば、ミシン1による縫製に用いられるプログラムを、
初心者でも容易に作成することができる。更に、プログ
ラマ71では、各種指示をアイコン701〜731で表
示しているので、機能を追加した場合にも、アイコンを
追加するだけでよく、ボタン等を追加する必要がない。
従って、バージョンアップに容易に追従でき、実質的な
コストを一層低減することができる。
【0032】また、LCD73は、画面の下方に操作可
能キー表示部703を表示する。このため、使用者は、
その表示に基づいてその時点で操作可能な各種スイッチ
71aを即座に知ることができる。よってプログラマ7
1では、使用者が各種スイッチ71aの操作方法を誤っ
たり、その操作方法に迷ったりするのを良好に防止する
ことができる。従って、上記プログラムを一層容易に作
成することができる。
【0033】更に、プログラマ71は、ミシン1の操作
パネル29に着脱自在に構成されると共に、携帯可能な
筐体に収納されている。このため、プログラマ71は、
プログラムを作成するときだけミシン1に装着し、それ
以外のときにはミシン1から取り外すことができる。ま
た、プログラムを作成すべきミシン1のところまで搬送
し、そのミシン1に装着してプログラムの作成を行う作
業もきわめて容易かつ迅速に行える。
【0034】このため、プログラマ71は、何台かのミ
シン1で共用することができる。すなわち、縫製工場等
の工場設備は、一般に複数(例えば10台以上)のミシ
ン1を備えることになるが、全てのミシン1対して同時
にプログラムを作成する必要は殆どない。また、複数の
ミシン1に対してプログラムを作成する必要があったと
しても、使用者は通常1台ずつプログラムを作成してい
く。しかも、プログラマ71の搬送は前述のように容易
である。このため、プログラマ71は、何台かのミシン
1で共用させても、作業に支障を来したり、作業能率を
低下させたりすることがない。従って、工場設備全体と
しての設備費を抑制して、プログラマ71の実質的なコ
ストを良好に低減することができる。
【0035】なお、プログラムの具体的な作成処理は、
プログラマ71内で行ってミシン1に入力しても、プロ
グラマ71から入力されたデータに基づきミシン1内で
行ってもよい。また、本発明は、上記実施の形態になん
ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、プ
ログラマ71は、エラー内容等を表示する装置と兼用に
構成されているが、本発明のプログラム作成装置は、プ
ログラムの作成専用に構成されてもよく、その他の装置
と兼用に構成されてもよい。但し、プログラマ71は、
上記2種類の装置を兼用しているので、コストを一層低
減することができる。
【0036】また、ミシン1では布押え装置15をX−
Y方向に移動させているが、本発明は、布押え装置15
をR−θ方向に移動させるミシン等、種々のミシンに適
用することもできる。更に、上記実施の形態では、プロ
グラマ71をミシン1に着脱自在に構成して、何台かの
ミシン1で共用可能としているが、本発明のプログラム
作成装置は、各ミシンに個々に固定して設けてもよく、
複数のミシンに常時共通に接続されているようにしても
よい。但し、前者の場合コストアップとなり、後者の場
合、複数のミシンに個々に異なるプログラムを実行させ
ることができず、多品種少量生産に追従できない。
【0037】また更に、アイコンの形態も上記の他種々
考えることができる。例えば、上記実施の形態では、ほ
とんどのアイコン701〜731にコマンド等に対応す
る絵模様のみを表示しているが、全てのアイコンに、コ
マンド等に対応する文章と絵模様とを同時に表示しても
よい。この場合、アイコン表示の意味が一層明確にな
り、使用者の感受性に関わらず正確にその意味を伝達す
ることができる。従って、プログラムを一層容易に作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたプログラム式電子ミシン
の構成を表す斜視図である。
【図2】 そのミシンの布押え装置の構成を表す斜視図
である。
【図3】 そのミシンの操作パネルの構成を表す正面図
である。
【図4】 そのミシンに備えられたプログラマの構成を
表す平面図である。
【図5】 そのミシンの制御系の構成を表すブロック図
である。
【図6】 上記プログラマの制御系の構成を表すブロッ
ク図である。
【図7】 上記プログラマによる初期の表示画面を例示
する説明図である。
【図8】 ステッチおよび直線入力時の上記表示画面を
例示する説明図である。
【図9】 円入力時の上記表示画面を例示する説明図で
ある。
【符号の説明】
1…プログラム式電子ミシン 11…本体 21…
X軸モータ 23…Y軸モータ 29…操作パネル 41…ミシ
ンモータ 43…針棒 51…フロッピディスクドライブ 53…リード/ラ
イトスイッチ 55…プログラムナンバー設定スイッチ 57,65…7セグメントディスプレイ 59…メニュー選択スイッチ 61…メニューランプ
63…ダイヤル 71…プログラマ 73…LCD 75…ESCキ
ー 77…ヘルプキー 79…ENTERキー 81…文字キー 83…矢
印キー 85a,91a…CPU 89,93…外部通信手段
99…加工布 701,705,711,715,721,731,7
33…アイコン 703…操作可能キー表示部 707…距離表示部
723…ピッチ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 稔 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のプログラムに従って縫製を行うプ
    ログラム式電子ミシンに設けられ、上記プログラムを作
    成するプログラム式電子ミシンのプログラム作成装置で
    あって、 上記プログラムの作成に関わる各種指示をアイコンで表
    示する表示手段と、 該表示手段が表示するアイコンに対する選択を行うと共
    に、プログラムの作成に関わるデータを入力する入力手
    段と、 を備えたことを特徴とするプログラム式電子ミシンのプ
    ログラム作成装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段が、上記アイコンと共に、
    その時点で許可される上記入力手段の操作方法を表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のプログラム式電子ミ
    シンのプログラム作成装置。
  3. 【請求項3】 上記プログラム式電子ミシンに着脱自在
    に構成されると共に、携帯可能な筐体に収納されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のプログラム式電子
    ミシンのプログラム作成装置。
JP9138731A 1997-05-28 1997-05-28 プログラム式電子ミシンのプログラム作成装置 Pending JPH10328445A (ja)

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JP9138731A JPH10328445A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 プログラム式電子ミシンのプログラム作成装置
US09/084,398 US5957070A (en) 1997-05-28 1998-05-27 Programmable electronic sewing machine

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