JP6810511B2 - しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンに関するものである。
ミシンで刺繍を行う場合、素材(被縫製対象物)が通常の布等であれば、布を刺繍枠で挟むことにより布を固定する。しかし、素材が皮革やビニール等のように素材が固く、柔軟性が無い場合には、素材に傷をつけてしまうおそれがあり、刺繍枠に挟むことはできない。また、素材が刺繍枠よりも小さい場合にも、素材を挟んで固定することができない。
この様な場合、一般的にはまず芯地を刺繍枠に挟み、その上に皮革やビニールを固定する方法で対応する。布を固定する場合には、芯地に熱接着する方法もあるが、皮革やビニールの場合、熱によって皮革やビニールが痛んでしまうので、熱を加えることはできない。皮革やビニール等を素材とする場合、素材の周囲の目立たない箇所にしつけ縫いを行うことによって、素材を芯地に対して固定するとよい。
ここで、一般的な布であれば、刺繍模様に近接した矩形や輪郭線に沿ってしつけ縫いを行うことにより目的を達成できる。しかし、皮革やビニール等を素材とする場合、中央でしつけ縫いを行うと、針穴が残ってしまい、作品が損なわれてしまう。そのため、作品を作る過程で、縫いこまれる場所にしつけ縫いを行ったり、裁ち落される位置を選んで、しつけ縫いを行ったりして、目立たないように芯地と固定しなければならない。
しつけ縫いの為だけに通常縫いミシンを用意し手送りでしつけ縫いを行うのでは、作業性が著しく悪い。そこで、しつけ縫い用データを適切に生成して、ミシンの刺繍機能を利用して、しつけ縫いを行うことができることが望ましい。
特許文献1には、刺繍模様の輪郭の外側に所定間隔を空けて仮止め縫いデータを作成するミシンが開示されている。
特開2008−264503号公報
しかし、特許文献1のミシンでは、縫い縮防止(補強用)のために刺繍模様を基準として仮止め縫いデータを作成するので、上述した様な、縫いこまれる場所にしつけ縫いを行ったり、裁ち落される位置を選んで、しつけ縫いを行ったりすることが難しかった。すなわち、皮革やビニール等の素材にしつけ縫いを行う場合には、特許文献1のような刺繍模様を基準とした仮止め縫いデータを用いても、素材の大きさに応じた利用者の意図する位置にしつけ縫いを行うことができなかった。
本発明の課題は、刺繍枠だけでは固定できない素材であっても、素材の大きさに応じてしつけ縫いを簡単かつ適切に行うことができる、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、刺繍縫い用データに基づいて刺繍縫いを行うことができる刺繍ミシン(1)であって、しつけ縫いを行う範囲の指定を素材の大きさに応じて行えるように利用者に対する支援動作(S7)を行い、しつけ縫いを行う範囲の指定を受け付ける、しつけ範囲受付部(12)と、前記しつけ範囲受付部(12)が受け付けた範囲に応じて、しつけ縫い用データを生成する、しつけ縫いデータ生成部(13)と、前記しつけ縫いデータ生成部(13)が生成した、しつけ縫い用データに基づいて、しつけ縫いを実行する、しつけ縫い実行部(19)と、を備える、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、前記しつけ範囲受付部(12)は、前記支援動作として、利用者の操作に応じて刺繍枠(70)と針(61)との相対位置を実際に移動させながらしつけ範囲の指定を受け付けること、を特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、前記しつけ範囲受付部(12)は、刺繍枠(70)内に収まる大きさの矩形の範囲について受け付けを行うこと、を特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、前記しつけ縫いデータ生成部(13)が生成した、しつけ縫い用データ中の直線ステッチの任意の辺について、位置変更、及び/又は、削除をそれぞれ独立して行える、しつけ位置編集部(15)を備えること、を特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、前記しつけ縫いデータ生成部(13)が生成した、しつけ縫い用データ中の直線ステッチの任意の辺について、しつけ縫いのステッチ間隔をそれぞれ独立して変更可能な、しつけ縫いピッチ編集部(14)を備えること、を特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、トレース開始の指示を受け付けるトレース開始受付部(16)と、前記トレース開始受付部(16)がトレース開始の指示を受け付けたことに応じて、縫製を行わずに前記しつけ縫い用データに基づいて針(61)に対して芯地(100)を移動させるトレース動作を実行するトレース実行部(17)と、をさらに備えることを特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、しつけ縫い開始の指示を受け付ける、しつけ縫い開始受付部(18)を備え、前記しつけ縫い実行部(19)は、前記しつけ縫い開始受付部(18)が、しつけ縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、しつけ縫いを前記しつけ縫い用データに基づいて刺繍縫いとは独立して実行すること、を特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)において、刺繍縫い開始の指示を受け付ける、刺繍縫い開始受付部(20)と、前記刺繍縫い開始受付部(20)が、刺繍縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、刺繍縫いを前記刺繍縫い用データに基づいて、しつけ縫いとは独立して実行する、刺繍縫い実行部(21)と、をさらに備えることを特徴とする、しつけ縫いによる芯地(100)と素材(110)との固定機能を備える刺繍ミシン(1)である。
本発明によれば、刺繍枠だけでは固定できない素材であっても、素材の大きさに応じてしつけ縫いを簡単かつ適切に行うことができる、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンを提供することができる。
本実施形態の刺繍ミシン1の構成を示すブロック図である。 刺繍ミシン1の動作を説明するフローチャートである。 編集画面を表示している表示部52の表示例を示す図である。 編集画面にしつけ縫い範囲が表示されている表示部52の表示例を示す図である。 しつけ範囲の受け付けを行うためのダイアログボックスの表示例を示す図である。 ピッチ入力のためのダイアログボックスの表示例を示す図である。 しつけ縫いピッチを変更した例を示す図である。 しつけ縫い範囲の辺位置を変更した例を示す図である。 刺繍の実行画面の表示例を示す図である。 しつけ縫いを実行した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の刺繍ミシン1の構成を示すブロック図である。
なお、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
刺繍ミシン1は、模様設定部11と、しつけ範囲受付部12と、しつけ縫いデータ生成部13と、しつけ縫いピッチ編集部14と、しつけ位置編集部15と、トレース開始受付部16と、トレース実行部17と、しつけ縫い開始受付部18と、しつけ縫い実行部19と、刺繍縫い開始受付部20と、刺繍縫い実行部21と、制御部30と、外部入出力部40と、表示制御部51と、表示部52と、タクタイルスイッチ53と、タッチパネル54と、ミシンモータ制御部55と、ミシンモータ56と、XYモータ制御部57と、Xモータ58と、Yモータ59と、縫い機構60と、針61と、刺繍枠70とを備えている。
模様設定部11は、不図示の記憶部に記憶している模様、又は、フラッシュメモリ等の外部媒体に記憶されている模様から刺繍を実行する模様を選択できるように利用者に提示し、利用者が選択した模様を刺繍に用いる模様として設定する。
しつけ範囲受付部12は、しつけ縫いを行う範囲の指定を素材の大きさに応じて行えるように利用者に対する支援動作を行い、タッチパネル54を介して、しつけ縫いを行う範囲の指定を利用者から受け付ける。より具体的には、しつけ範囲受付部12は、タッチパネル54を介して利用者からの操作入力を受け付け、この操作入力に応じて、支援動作として、X−Yモータ制御部57、Xモータ58、Yモータ59により、縫い機構60を駆動させることによって、刺繍枠70を針61に対して相対的に移動させる。これにより、利用者は、しつけ縫い範囲を実際に確認しながらしつけ縫いを行う範囲の指定を行えるので、素材の大きさに応じた適切な、しつけ縫い範囲を指定可能である。本実施形態では、しつけ範囲受付部12は、しつけ縫いを施す矩形範囲の対向する2点の座標の入力を受け付ける。なお、しつけ範囲受付部12が受付可能な、しつけ縫い範囲は、刺繍枠70内に収まる大きさの矩形の範囲である。
しつけ縫いデータ生成部13は、しつけ範囲受付部12が受け付けた範囲に応じて、しつけ縫い用データを生成する。
しつけ縫いピッチ編集部14は、しつけ縫いデータ生成部13が生成した、しつけ縫い用データ中の4辺の直線ステッチの任意の辺について、しつけ縫いのステッチ間隔をそれぞれ独立して変更可能な編集を行う。
しつけ位置編集部15は、しつけ縫いデータ生成部13が生成した、しつけ縫い用データ中の4辺の直線ステッチの任意の辺について、位置変更、及び/又は、削除をそれぞれ独立して編集を行える。
トレース開始受付部16は、タッチパネル54を介して利用者からのトレース開始の指示を受け付ける。
トレース実行部17は、トレース開始受付部16がトレース開始の指示を受け付けたことに応じて、縫製を行わずにしつけ縫い用データに基づいて針61に対して芯地100を移動させるトレース動作を実行する。
しつけ縫い開始受付部18は、タッチパネル54を介して利用者からの、しつけ縫い開始の指示を受け付ける。
しつけ縫い実行部19は、しつけ縫いデータ生成部13が生成した、しつけ縫い用データに基づいて、しつけ縫いを実行する。
しつけ縫い実行部19は、しつけ縫い開始受付部18が、しつけ縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、しつけ縫いデータ生成部13が生成した、しつけ縫い用データに基づいて、しつけ縫いを刺繍縫いとは独立して実行する。
刺繍縫い開始受付部20は、タッチパネル54を介して刺繍縫い開始の指示を受け付ける。
刺繍縫い実行部21は、刺繍縫い開始受付部20が、刺繍縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、刺繍縫いを刺繍縫い用データに基づいて、しつけ縫いとは独立して実行する。
制御部30は、刺繍ミシン1の動作について、統括制御する中央演算装置である。制御部30の機能は、専用の制御回路として構成してもよいし、不図示の記憶部に記憶されているプログラムを実行することにより実現してもよい。また、上述した、模様設定部11と、しつけ範囲受付部12と、しつけ縫いデータ生成部13と、しつけ縫いピッチ編集部14と、しつけ位置編集部15と、トレース開始受付部16と、トレース実行部17と、しつけ縫い開始受付部18と、しつけ縫い実行部19と、刺繍縫い開始受付部20と、刺繍縫い実行部21との機能についても、制御部30の機能の一部として実現してもよい。
外部入出力部40は、制御部30が外部とデータのやり取りをするためのインターフェースである。
表示制御部51は、制御部30の制御下において、表示部52への模様や文字の表示を制御する。
表示部52は、例えば、液晶ディスプレイにより構成されており、表示制御部51に制御されて模様や文字の表示を行う。
タクタイルスイッチ53及びタッチパネル54は、使用者が操作可能な位置に配置されており、これらが使用者により操作されると、その操作に応じた信号が制御部30へ伝えられる。なお、タッチパネル54は、上述の表示部52と重ねて設けられており、表示部52とタッチパネル54とは、一体となって表示操作部を形成している。
ミシンモータ制御部55は、制御部30の制御下において、ミシンモータ56を介して縫い機構60を駆動制御し、不図示の針棒を制御する。
ミシンモータ56は、ミシンモータ制御部55に制御されて、縫い機構60の駆動に必要な駆動力を発生する。
XYモータ制御部57は、制御部30の制御下において、Xモータ58及びYモータ59を駆動制御し、縫い機構60の刺繍枠70をX方向及びY方向に移動させる。Xモータ58及びYモータ59への指令により針落ち点が決まり、縫い目が形成される。
Xモータ58と、Yモータ59は、XYモータ制御部57に制御されて、針棒の移動方向に直交する面(XY平面)内方向において刺繍枠70を移動させる駆動力を発生する。
縫い機構60は、刺繍枠70の駆動機構と、針61が取り付けられる針棒の駆動機構とを有しており、上述したように、ミシンモータ56と、Xモータ58と、Yモータ59とからの駆動力により駆動される。
次に、しつけ縫い動作を主として刺繍ミシン1の具体的な動作例を説明する。
図2は、刺繍ミシン1の動作を説明するフローチャートである。
ステップ(以下、単にSとする)1では、模様設定部11が刺繍を行う予定の模様の選択を利用者から受け、これに応じて、編集画面(S2)に遷移する。
S2では、制御部30は、表示部52に編集画面を表示させる。
図3は、編集画面が表示されている表示部52の表示例を示す図である。
図4は、編集画面にしつけ縫い範囲が表示されている表示部52の表示例を示す図である。
なお、以下の説明では、表示部52に表示されている各種ボタンのうち、本発明に関連する部分についてのみ説明を行う。
編集画面では、しつけ縫いデータの作成と編集を行うことができる。
模様表示領域52aには、S1において選択された刺繍模様が表示されている。
S3では、制御部30は、しつけボタン52bが押下されたか否かを判断する。しつけボタン52bが押下された場合には、しつけ範囲の受け付け(S7)へと進む。一方、しつけボタン52bが押下されていない場合には、S4へ進む。
S4では、制御部30は、ピッチボタン52cが押下されたか否かを判断する。ピッチボタン52cが押下された場合には、ピッチ入力(S8)へと進む。一方、ピッチボタン52cが押下されていない場合には、S5へ進む。
S5では、制御部30は、模様表示領域52a内に表示されている矩形の、しつけ縫い範囲を示す線52dがドラッグ操作されたか否かを判断する。しつけ縫い範囲を示す線52dがドラッグ操作された場合には、対応する辺の位置を移動するステップ(S9)へ進む。一方、しつけ縫い範囲を示す線52dがドラッグ操作されていない場合には、S6へ進む。
S6では、制御部30は、OKボタン52eが押下されたか否かを判断する。OKボタン52eが押下された場合には、編集画面が終了し、S11の実行画面へと進む。一方、OKボタン52eが押下されていない場合には、S2へ戻り、上述の動作を繰り返す。
S7では、しつけ範囲受付部12は、しつけ範囲の受け付けを行うためのダイアログボックスを表示部52に表示する。
図5は、しつけ範囲の受け付けを行うためのダイアログボックスの表示例を示す図である。
しつけ範囲の受け付けを行うためのダイアログボックスでは、芯地100の上に置かれた素材110の左上の座標(A点)と右下の座標(B点)を利用者が指定する。刺繍枠70を移動するジョグボタン81,82,83,84を利用者が押し続けると、5mm/秒程度の速度で押されたボタンの方向に刺繍枠70が移動する。利用者は、例えば、素材110の左上の位置より2〜3mm程度内側に針61の先端が位置するようにジョグボタン81,82,83,84で位置調整を行う。針61がしつけ範囲の左上位置(A点)の真上に来たときに、A点指定ボタン85を押すと、その座標XaとYaが表示される。同様にB点指定ボタン86を用いて、しつけ範囲の右下位置であるB点の座標を指定すると、その座標XbとYbが表示され、素材の内側に矩形を形成する座標が入力される。このS7において入力された座標値に基づいて、しつけ縫いを施す矩形の範囲が決められ、対応する、しつけ縫い範囲を示す線52dが模様表示領域52a内に表示される。
なお、本実施形態では、しつけ縫い範囲が矩形である例を示したが、これに限らず、例えば、しつけ縫い範囲は、多角形であってもよい。この場合、多角形の頂点を順次指定することにより、上記矩形の場合と同様にしつけ縫い範囲の指定を行える。
S8では、しつけ縫いピッチ編集部14は、ピッチ入力のためのダイアログボックスを表示部52に表示させる。
図6は、ピッチ入力のためのダイアログボックスの表示例を示す図である。
このS8では、しつけ縫いピッチ編集部14は、利用者から、しつけ縫いの送りピッチの入力を受け付ける。
各辺のステッチは、独立した4つの直線模様として、しつけ縫いデータ上では取り扱われており、それぞれの縫いピッチを辺毎に独立して変更することもできる。
図7は、しつけ縫いピッチを変更した例を示す図である。
図7の例では、縦方向の、しつけ縫いLAのピッチを3mmに変更し、横方向の、しつけ縫いLBのピッチは、5mmのまま変更していない例を示している。
一般的に、長い送りピッチの直線模様は、しつけ縫いとして芯地を刺繍する布や皮革等に止める役割を担い、模様の刺繍が完了した後、縫い目がほどかれたり、あるいは裁ち落されたりする。また、短いピッチの直線模様は、直線の縫い目として利用される。例えば、上記図7の例では、縦方向の、しつけ縫いLAは、しつけ縫い機能を利用して縫製しても、その後にほどかれたりすることなく、そのまま縫い目として利用される。
なお、このピッチ変更のための入力が行われない場合には、しつけ縫いデータ生成部13が、5mmピッチの、しつけ縫いデータを生成する。
S9では、しつけ位置編集部15は、編集画面のドラッグ操作に応じて、4辺の位置を変更し、その位置を記憶する。
図8は、しつけ縫い範囲の辺位置を変更した例を示す図である。
図8の例では、図7の状態からドラッグ操作が行われて、縦方向の、しつけ縫いLAの位置が変更された状態を示している。例えば、図8のように、しつけ縫いの直線模様を刺繍する布の中央に寄せた場合、ステッチとして利用することを目的としている。
また、しつけ位置編集部15は、利用者の操作にしたがって、しつけ縫いの任意の辺を削除することができる。
S10では、しつけ縫いについて、S7,S8,S9の動作によって、矩形の大きさ、縫いのピッチ、及び、しつけ縫いする位置が確定したので、しつけ縫いデータ生成部13は、しつけ縫いデータを生成し、再度編集画面S2に戻り、次の指示を待つ。
S11では、S6でOKボタン52eが押されたことから、制御部30は、編集画面を終了し、刺繍の実行画面を表示部25に表示させる。
図9は、刺繍の実行画面の表示例を示す図である。
S12では、トレース開始受付部16は、トレースボタン52fが押下されたか否かを判断する。トレースボタン52fが押下された場合には、トレースの実行(S15)へと進む。一方、トレースボタン52fが押下されていない場合には、S13へ進む。
S13では、しつけ縫い開始受付部18は、しつけボタン52gが押下されたか否かを判断する。しつけボタン52gが押下された場合には、しつけ縫いの実行(S16)へと進む。一方、しつけボタン52gが押下されていない場合には、S14へ進む。
S14では、刺繍縫い開始受付部20は、刺繍開始ボタン52hが押下されたか否かを判断する。刺繍開始ボタン52hが押下された場合には、刺繍の実行(S17)へ進む。一方、刺繍開始ボタン52hが押下されていない場合には、S11へ戻り、上述の動作を繰り返す。
S15では、トレース実行部17は、しつけ縫いデータに基づいて、矩形の線上でトレース動作を行う。これは針61を落とさないで(縫わないで)刺繍枠70をしつけ縫いデータの矩形に沿って移動し、針61の真下にしつけ縫いしたい素材110があるかを目視で確認するものである。S15の終了後は、S11へ戻る。
S16では、しつけ縫い実行部19は、しつけ縫いデータに基づいて、しつけ縫いを実行する。
図10は、しつけ縫いを実行した状態を示す図である。
刺繍枠70に保持された芯地100上に配置された皮革等の素材110に、しつけ縫いの縫い目Cが縫製されて固定されている。
S16の終了後は、S11へ戻る。
S17では、刺繍縫い実行部21は、刺繍縫いを実行し、動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、しつけ範囲受付部12が支援動作を行うことにより、皮革等のように刺繍枠70だけでは固定できない、又は、刺繍枠によって固定することが好ましくない素材であっても、素材の大きさに応じてしつけ縫いを簡単かつ適切に行うことができる、しつけ縫いによる芯地100と素材110との固定機能を備える刺繍ミシンを提供できる。
1 刺繍ミシン
11 模様設定部
12 しつけ範囲受付部
13 しつけ縫いデータ生成部
14 しつけ縫いピッチ編集部
15 しつけ位置編集部
16 トレース開始受付部
17 トレース実行部
18 しつけ縫い開始受付部
19 しつけ縫い実行部
20 刺繍縫い開始受付部
21 刺繍縫い実行部
25 表示部
30 制御部
40 外部入出力部
51 表示制御部
52 表示部
52a 模様表示領域
52b しつけボタン
52c ピッチボタン
52d しつけ縫い範囲を示す線
52e OKボタン
52f トレースボタン
52g しつけボタン
52h 刺繍開始ボタン
53 タクタイルスイッチ
54 タッチパネル
55 ミシンモータ制御部
56 ミシンモータ
57 モータ制御部
58 Xモータ
59 Yモータ
60 縫い機構
61 針
70 刺繍枠
81,82,83,84 ジョグボタン
85 A点指定ボタン
86 B点指定ボタン
100 芯地
110 素材

Claims (8)

  1. 刺繍縫い用データに基づいて刺繍縫いを行うことができる刺繍ミシンであって、
    刺繍枠だけでは固定できない皮革やビニール等の固く、柔軟性が無い素材に刺繍縫いを行うために、前記素材裁ち落とされる位置からなる、しつけ縫いを行う範囲の指定を前記素材の大きさに応じて行えるように利用者に対する支援動作を行い、しつけ縫いを行う範囲の指定を受け付ける、しつけ範囲受付部と、
    前記しつけ範囲受付部が受け付けた範囲に応じて、しつけ縫い用データを生成する、しつけ縫いデータ生成部と、
    前記しつけ縫いデータ生成部が生成した、しつけ縫い用データに基づいて、しつけ縫いを実行する、しつけ縫い実行部と、
    を備える、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  2. 請求項1に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    前記しつけ範囲受付部は、前記支援動作として、利用者の操作に応じて刺繍枠と針との相対位置を実際に移動させながらしつけ範囲の指定を受け付けること、
    を特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    前記しつけ範囲受付部は、さらに、刺繍枠内に収まる大きさの矩形の範囲について受け付けを行うこと、
    を特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    前記しつけ縫いデータ生成部が生成した、しつけ縫い用データ中の直線ステッチの任意の辺について、位置変更、及び/又は、削除をそれぞれ独立して行える、しつけ位置編集部を備えること、
    を特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    前記しつけ縫いデータ生成部が生成した、しつけ縫い用データ中の直線ステッチの任意の辺について、しつけ縫いのステッチ間隔をそれぞれ独立して変更可能な、しつけ縫いピッチ編集部を備えること、
    を特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    トレース開始の指示を受け付けるトレース開始受付部と、
    前記トレース開始受付部がトレース開始の指示を受け付けたことに応じて、縫製を行わずに前記しつけ縫い用データに基づいて針に対して芯地を移動させるトレース動作を実行するトレース実行部と、
    をさらに備えることを特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  7. 請求項1から請求項2のいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    しつけ縫い開始の指示を受け付ける、しつけ縫い開始受付部を備え、
    前記しつけ縫い実行部は、前記しつけ縫い開始受付部が、しつけ縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、しつけ縫いを前記しつけ縫い用データに基づいて刺繍縫いとは独立して実行すること、
    を特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシンにおいて、
    刺繍縫い開始の指示を受け付ける、刺繍縫い開始受付部と、
    前記刺繍縫い開始受付部が、刺繍縫い開始の指示を受け付けたことに応じて、刺繍縫いを前記刺繍縫い用データに基づいて、しつけ縫いとは独立して実行する、刺繍縫い実行部と、
    をさらに備えることを特徴とする、しつけ縫いによる芯地と素材との固定機能を備える刺繍ミシン。
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