JPH11137874A - 刺繍ミシン用模様選択装置 - Google Patents

刺繍ミシン用模様選択装置

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JPH11137874A
JPH11137874A JP32248897A JP32248897A JPH11137874A JP H11137874 A JPH11137874 A JP H11137874A JP 32248897 A JP32248897 A JP 32248897A JP 32248897 A JP32248897 A JP 32248897A JP H11137874 A JPH11137874 A JP H11137874A
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pattern
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patterns
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JP32248897A
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Seiichi Sekine
清一 関根
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁に使用する優先度の高い刺繍模様をディ
スプレイを介して迅速に選択できるようにして、模様選
択時の操作性や縫製処理能率を格段に向上させること。 【解決手段】 制御装置のRAMに登録模様メモリを別
途設け、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様の模様
名(「ゾウ」、「パンダ」、「パトカー」・・・)をそ
の登録模様メモリに登録しておくようにすることで、メ
ニュー画面表示の際に登録模様キーを操作するだけで、
登録模様メモリに登録しておいた模様名(「ゾウ」、
「パンダ」、「パトカー」・・・)がディスプレイ10
に表示されるので、その表示された登録模様から所望の
模様を迅速に選択でき、模様選択時の操作性や縫製処理
能率が格段に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍ミシン用模様
選択装置に関し、特に使用頻度の高い刺繍模様について
はそれらの模様特定情報又は模様番号を登録模様記憶手
段に別途格納しておき、模様選択時にはこれら使用頻度
の高い刺繍模様を優先的に表示させて選択できるように
した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用の電子制御式刺繍ミシン
は、上下駆動される縫針とこの縫針と協働する糸輪捕捉
器とを含む縫製機構と、加工布が着脱自在に取付けられ
る刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する駆動機
構と、直線縫いやジグザグ縫いの実用模様だけでなく、
アルファベット文字や数字などの文字模様、更には「ワ
ンポイントマーク」や「動物」や「花」などの種々の刺
繍模様の模様データを模様種類毎の模様群に分類して記
憶した模様データメモリと、ディスプレイ及び操作パネ
ル等を有し、オペレータが操作パネル等を操作し、所望
の刺繍模様をディスプレイを介して選択してから刺繍縫
製処理を実行するようになっている。
【0003】ところで、縫製に供する所望の模様を選択
するときには、一般的に、「動物」などの選択された模
様群に含まれる複数の刺繍模様(例えば、ゾウ、ライオ
ン、トラ、パンダ・・・)のうち、先ず最初の所定数
(例えば、5つ)の模様がディスプレイに表示される
が、所望の模様が表示されていないときには、縫製に供
する刺繍模様が表示されるまで「次ページキー」を繰り
返し操作して表示画面を順次切換え、最終的に表示され
た所望の刺繍模様に対応するタッチキーを操作して模様
を選択するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、通常
の電子制御式刺繍ミシンにおいては、模様データメモリ
に格納された模様群毎の複数の模様は、ミシンのメーカ
ー或いは外部メモリのメーカーが決めた所定の配列順序
に基づいて不揮発性メモリに固定的に記憶されているこ
とから、模様選択に際しては、各模様群毎の複数の模様
(例えば、80個〜100個)は、その所定の配列順序
に基づいて、先頭の刺繍模様から順次ディスプレイに表
示されるので、選択すべき刺繍模様がその配列順序の中
程(例えば、50番目)、或いは後方側(例えば、70
番目)に割当てられている場合であって、特に一度に表
示する模様数が少ないときには、画面切換えの為の次ペ
ージキー操作を複数回繰り返すことになり、模様選択時
の操作性に欠けること、選択処理が長期化して縫製処理
能率が低下すること、などの問題がある。
【0005】そこで、ディスプレイを大型化させて一度
に表示させる模様数を増加させることも考えられるが、
コスト的やスペース的に不利になるという問題がある。
一方、模様選択の為に表示する模様自体を小型化して、
ディスプレイに一度に表示できる模様数を増加させるこ
とも考えられるが、特に複雑な形状の刺繍模様について
は明確に判別できるように表示できなくなるという問題
がある。本発明の目的は、頻繁に使用する優先度の高い
刺繍模様をディスプレイを介して迅速に選択できるよう
にして、模様選択時の操作性や縫製処理能率を向上させ
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の刺繍ミシン用
模様選択装置は、ディスプレイを含む表示手段を備え、
模様データ記憶手段に夫々模様データが格納された複数
の刺繍模様のうちから、ディスプレイを介して刺繍模様
を選択する刺繍ミシン用模様選択装置において、複数の
刺繍模様のうちから優先度の高い刺繍模様として登録さ
れた登録模様に関する模様特定情報を格納した登録模様
記憶手段と、模様選択の際、登録模様記憶手段に登録さ
れた登録模様から模様を選択するモードを設定するモー
ド設定手段と、モードが設定されたとき、登録模様記憶
手段から模様特定情報を読み出して表示手段のディスプ
レイに表示させる情報表示制御手段と、情報表示制御手
段によりディスプレイに表示された登録模様から模様を
選択する為の模様選択手段とを備えたものである。
【0007】登録模様記憶手段には、模様データ記憶手
段に格納された複数の刺繍模様のうち、動物の「ゾウ」
や「パンダ」、乗り物の「自動車」や「バス」・・のよ
うに、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様として登
録された登録模様に関する、例えば模様名や形象表示情
報等の模様特定情報が格納されているので、モード設定
手段により、その登録模様記憶手段に登録された登録模
様から模様を選択するモードが設定されたときには、情
報表示制御手段は、登録模様記憶手段から模様特定情報
を読み出して表示手段のディスプレイに表示させるの
で、模様選択手段により、ディスプレイに表示された登
録模様から、「ゾウ」や「バス」などの子供が特に好き
な模様を迅速に選択することができる。
【0008】請求項2の刺繍ミシン用模様選択装置は、
ディスプレイを含む表示手段を備え、模様データ記憶手
段に夫々模様データが格納された複数の刺繍模様のうち
から、ディスプレイを介して刺繍模様を選択する刺繍ミ
シン用模様選択装置において、複数の刺繍模様のうちか
ら優先度の高い刺繍模様として登録された登録模様に関
する模様番号を格納した登録模様記憶手段と、模様選択
の際、登録模様記憶手段に登録された登録模様から模様
を選択するモードを設定するモード設定手段と、モード
が設定されたとき、登録模様記憶手段から模様番号を読
み出すと共にその模様番号に対応する刺繍模様の模様デ
ータを模様データ記憶手段から読み出して表示手段のデ
ィスプレイに表示させる情報表示制御手段と、情報表示
制御手段によりディスプレイに表示された登録模様から
模様を選択する為の模様選択手段とを備えたものであ
る。
【0009】登録模様記憶手段には、模様データ記憶手
段に格納された複数の刺繍模様のうち、動物の「ゾウ」
や「パンダ」、乗り物の「自動車」や「バス」・・のよ
うに、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様として登
録された登録模様に関する模様番号が格納されているの
で、モード設定手段により、その登録模様記憶手段に登
録された登録模様から模様を選択するモードが設定され
たときには、情報表示制御手段は、登録模様記憶手段か
ら模様番号を読み出して表示手段のディスプレイに表示
させるので、模様選択手段により、ディスプレイに表示
された登録模様から、「ゾウ」や「バス」などの子供が
特に好きな模様を迅速に選択することができる。
【0010】請求項3の刺繍ミシン用模様選択装置は、
請求項1又は2の発明において、前記模様データ記憶手
段に格納された刺繍模様のうちから表示手段を介して刺
繍模様を指定し、その指定した刺繍模様に関する模様特
定情報又は模様番号を模様データ記憶手段から読み出し
て、登録模様記憶手段に格納する模様登録手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【0011】この場合には、模様登録手段により、前記
模様データ記憶手段に格納された複数の刺繍模様が表示
手段のディスプレイに表示されるので、動物の「ゾウ」
や「パンダ」、乗り物の「自動車」や「バス」・・のよ
うに、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様を指定す
るだけで、その指定した刺繍模様に関する模様特定情報
又は模様番号が模様データ記憶手段から読み出して、登
録模様記憶手段に格納される。その他、請求項1又は2
と同様の作用を奏する。
【0012】請求項4の刺繍ミシン用模様選択装置は、
請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記登録模
様記憶手段に登録された登録模様のうちの何れかを指定
してその模様特定情報又は模様番号を削除する為の登録
模様削除手段を設けたことを特徴とするものである。こ
の場合には、登録模様削除手段により、登録模様記憶手
段に登録された登録模様のうち、例えば表示を介して任
意の模様を指定するだけで、その指定した模様の模様特
定情報又は模様番号が登録模様削除手段から削除され
る。その他、請求項1〜3の何れか1項と同様の作用を
奏する。
【0013】請求項5の刺繍ミシン用模様選択装置は、
請求項1の発明において、前記模様特定情報は、刺繍模
様の模様名であることを特徴とするものである。この場
合、登録模様記憶手段には登録模様の登録名が格納さ
れ、模様選択に際してはこれら登録模様の模様名が表示
されるので、その模様名により所望の刺繍模様を間違う
ことなく確実に選択することができる。その他、請求項
1と同様の作用を奏する。
【0014】請求項6の刺繍ミシン用模様選択装置は、
請求項1の発明において、前記模様特定情報は、刺繍模
様の形象を表示させる為の形象表示情報であることを特
徴とするものである。この場合、登録模様記憶手段には
登録模様の形象表示情報が格納され、模様選択に際して
はこれら登録模様の形象表示情報が表示されるので、そ
の形象表示情報により所望の刺繍模様の形象が分かり、
所望の刺繍模様を間違うことなく確実に選択することが
できる。その他、請求項1と同様の作用を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、刺繍装置
を着脱可能に装着して種々の刺繍模様の縫製が可能な刺
繍装置付き電子制御式刺繍ミシンに設けられた模様選択
装置に本発明を適用した場合の例である。先ず電子制御
式刺繍ミシンMについて説明すると、図1に示すよう
に、ミシンベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設
された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部1に対
向するように左方へ延びるアーム部3が設けられてい
る。
【0016】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(縫製データと模様表示データ)を記録
したROMカード27を、内部のカード用コネクタ18
(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形
成されている。
【0017】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ14で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ15で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯駆動用ステッピングモータ16で駆動される(図2参
照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止
を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。
【0018】アーム部3の前面には白黒の液晶ディスプ
レイ10が設けられ、この液晶ディスプレイ10には、
実用模様や刺繍模様等の種々の模様や各種の機能名、更
には種々のメッセージ等が表示される。この液晶ディス
プレイ10の前面には、複数の縫目模様や機能を示す機
能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極からなる
タッチキー11がマトリックス状に設けられている。即
ち、所望の実用模様や刺繍模様を選択するとき、また種
々の機能を実行させる指示を、これら模様や機能名に対
応するタッチキー11を押圧操作することで、実現でき
るようになっている。
【0019】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着され
る。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布
を着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方
向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収
容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆
動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構
であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機
構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピング
モータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピ
ングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0020】刺繍装置30がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コ
ネクタ19を介して刺繍ミシンMの制御装置20に電気
的に接続され、制御装置20により第1,第2ステッピ
ングモータ32,33が駆動制御され、刺繍枠34と加
工布とをX方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍
縫製できる状態になる。次に、刺繍ミシンMの制御系に
ついて説明する。図2に示すように、制御装置20は、
入力インターフェース21と、CPU23とROM24
とRAM25とを含むコンピュータと、出力インターフ
ェース26と、これらを接続するバス22などで構成さ
れている。
【0021】入力インターフェース21には、起動・停
止スイッチ12、タッチキー11、ミシン主軸の複数の
回転位相を検出するタイミング信号発生器13が夫々接
続されている。一方、出力インターフェース26には、
ミシンモータ14、針棒揺動用ステッピングモータ1
5、送り歯駆動用ステッピングモータ16、液晶ディス
プレイ(LCD)10の為のディスプレイコントローラ
(LCDC)17、刺繍装置30の第1,第2ステッピ
ングモータ32,33が夫々接続されたコネクタ19等
が接続されている。前記ROMカード27のROM28
は、コネクタ18を介してバス22に接続されている。
【0022】ROM24(模様データ記憶手段の一部に
相当する)には、縫製対象の実用模様や刺繍模様を縫製
する縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラム、選
択した刺繍模様に対してサイズ設定や糸密度設定等の編
集処理を施す編集処理制御プログラムに加えて、本願特
有の後述の刺繍模様選択処理の制御プログラム等が予め
格納されている。
【0023】また、ROM24には、「直線」や「ジグ
ザグ」などの複数の実用模様の各々に関する表示データ
とその縫製データを有する実用模様群の模様データに加
えて、図3に示すように、比較的使用頻度の高い多数の
刺繍模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様・・・)の模様
データが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、刺
繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納
されている。
【0024】ところで、ROMカード27(模様データ
記憶手段に一部に相当する)としては、複数枚準備され
ており、これらROMカード27のROM28には、比
較的使用頻度の低い多数の刺繍模様(第1刺繍模様、第
2刺繍模様・・・)の模様データ、種々の種類の文字、
図形や形象、マーク等の刺繍模様の模様データが、刺繍
模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して、RO
M24と同様に記録されている。
【0025】即ち、各刺繍模様の模様データは同様の構
成なので、第1刺繍模様の模様データについて説明する
と、図3に示すように、模様データには、模様番号のデ
ータと、模様名(例えば、動物「キリン」)のデータ
と、刺繍縫製の為の縫製データと、各表示画面に付随情
報を表示させる為の種々の付随情報表示データとが区別
して格納されている。3つの色別模様部を有する縫製デ
ータとしては、第1色別模様部の色替えコード、その第
1色別模様部を縫製するステッチデータ(針位置デー
タ)が格納され、第2及び第3色別模様部についても同
様に格納されている。
【0026】前記RAM25には、図4に示すように、
優先度が高い刺繍模様の模様名(これが、登録模様に関
する模様特定情報に相当する)を最高20個まで登録可
能な登録模様メモリ25a(これが、登録模様記憶手段
に相当する)が設けられるとともに、種々の制御に必要
なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、
レジスタやバッファ等)が設けられている。ここで、液
晶ディスプレイ10、タッチキー11、模様データを記
憶したROM24,28を含む制御装置20などで模様
選択装置が構成されている。次に、制御装置20で実行
される刺繍模様選択処理制御のルーチンについて、図5
のフローチャートを参照して説明する。尚、図中符号S
i(i=10,11,12・・・)は各ステップを示す
ものである。
【0027】電源の投入によりこの制御が開始される
と、先ずディスプレイ10には、複数の模様群を選択す
るメニューを有するメニュー画面が表示される(S1
0)。例えば、ディスプレイ10には図9に示すよう
に、文字を選択する文字模様選択キー11a〜11d、
実用模様を選択する実用模様選択キー11e、種々の刺
繍模様群を選択する模様群選択キー11f〜m、ROM
カード27の刺繍模様を選択するカードキー11n、更
には、登録模様を選択する登録模様選択キー11o、所
望の刺繍模様を登録する登録キー11p、登録した刺繍
模様を削除する登録削除キー11qなどが表示される。
【0028】次に、登録キー11pが操作されたときに
(S11・S12:Yes )、登録モードフラグTMF がリセッ
ト(データが「0」)されているときには(S20:N
o)、登録モードフラグTMF がセット(データが
「1」)され(S21)、また登録モードフラグTMF がセ
ットされているときには(S20:Yes )、登録モードフ
ラグTMFがリセットされる(S22)。次に、模様登録処
理(図6参照)が実行される(S23)。この制御が開始
され、何れかの模様群選択キー11f〜mが操作された
ときには(S30・S31:Yes )、模様群の模様名表示処
理が実行される(S34)。
【0029】この模様名表示処理においては、例えば、
動物の模様群選択キー11fが操作されたときには、図
10に示すように、複数の動物の名前が一覧表的に表示
される。また、乗物(陸)の模様群選択キー11gが操
作されたときには、図11に示すように、複数の乗り物
の名前が一覧表的に表示される。次に、模様名を選択す
る模様名キーが操作されたときには(S30:Yes 、S3
1:No、S32:Yes )、その指定された刺繍模様の模様
名がROM24から読み出されて登録模様メモリ25a
に格納される(S35)。
【0030】一方、これら模様名キー、機能キーである
戻るキー以外のキー、例えば図10,図11に示す「前
ページキー」や「次ページキー」・・などの機能キーが
操作されたときには(S30:Yes 、S31〜S33:No)、
その機能キーに対応する処理が実行される(S36)。ま
た、戻るキーが操作されたときには(S30:Yes 、S31
〜S32:No、S33:Yes )、この制御を終了して刺繍模
様選択処理制御のS10にリターンする。例えば、図4に
示すように、動物として「ゾウ」や「パンダ」、乗り物
として「パトカー」、草花として「バラ,「キク」、昆
虫として「トンボ」や「セミ」の刺繍模様が選択された
ときには、これらの模様名が登録模様メモリ25aに格
納される。
【0031】次に、刺繍模様選択処理制御において、そ
の登録された登録模様から模様を選択する為に登録模様
キー11oが操作されたときには(S11:Yes 、S12・
S13:No、S14:Yes )、登録模様選択モードフラグSM
F がセットされて、登録模様を選択するモードが設定さ
れ(S25)、登録模様選択処理制御(図8参照)が実行
される(S26)。この制御が開始されると、先ず登録名
表示が実行される(S50)。例えば、図12に示すよう
に、登録模様メモリ25aから読み出された全ての模様
名が一覧表的にディスプレイ10に表示される。
【0032】次に、これら表示された複数の模様名のう
ちから、刺繍縫製に供する所望の模様名(例えば、「パ
ンダ」や「バラ」)に対応する模様名キーを操作するこ
とで模様を選択する模様選択処理が実行され(S51)、
この制御を終了して、刺繍模様選択処理制御のS27にリ
ターンする。そして、刺繍模様選択処理制御において、
登録模様選択モードフラグSMFがリセットされ(S2
7)、その選択された模様のサイズを変更したり、縫製
位置を変更するなどの編集処理が適宜実行される(S1
7)。
【0033】一方、登録キー11p、登録削除キー11
q、登録模様キー11o以外の模様群選択キー11a〜
11mの何れかが操作されたときには(S11:Yes 、S
12〜S14:No)、その選択された模様群に含まれる複数
の模様名が表示され(S15)、その表示された模様名の
うちから所望の模様名に対応する模様名キーを操作する
ことで、通常の模様選択処理が実行される(S16) 。
【0034】そして、起動・停止スイッチ12が操作さ
れたときには(S18:Yes )、実用模様のときにはミシ
ンモータ14が駆動されるとともに、刺繍模様のときに
は刺繍装置30も駆動されて、選択模様を縫製する縫製
処理の実行に伴って、縫製中の模様名を表示するなどの
縫製時の画面表示が実行され(S19)、その縫製処理の
終了に伴ってS10にリターンする。一方、メニュー画面
が表示されているときに、登録削除キー11qが操作さ
れたときには(S11:Yes 、S12:No、S13:Yes )、
登録模様削除処理制御(図7参照)が実行される(S2
4)。
【0035】この制御が開始されると、図12に示すよ
うに、登録模様メモリ25aに格納されている登録名の
全てが表示される(S40)。次に、ディスプレイ10に
表示された複数の登録模様のうちから削除する模様に対
応する模様名キーが操作されたときには(S41・S42:
Yes )、その指定された登録模様の模様名が登録模様メ
モリ25aから削除される(S44)。そして、図示外の
終了キーが操作されたときには(S41:Yes 、S42:N
o、S43:Yes )、登録模様メモリ25aにおいて、削
除されずに最終的に登録されている登録模様の模様名を
整理する整理処理が実行され(S45)、この制御を終了
して、前記S10にリターンする。ところで、模様名キー
や終了キー以外の種々の機能キーが操作されたときには
(S41:Yes 、S42〜S43:No)、その機能キーに対応
する処理が実行される(S46)。
【0036】ここで、モード設定手段は、登録模様キー
11oや登録模様選択モードフラグSMF 等から構成さ
れ、情報表示制御手段は登録模様選択処理(図8)の特
にS50や制御装置20などから構成され、模様選択手段
はタッチキー11に設けられた複数の模様キーや登録模
様選択処理の特にS51などから構成され、模様登録手段
は登録キー11pと模様登録処理制御(図6)と制御装
置20などから構成され、登録模様削除手段は登録削除
キー11qと登録模様削除処理制御(図7)と制御装置
20などから構成されている。
【0037】次に、刺繍模様選択制御の作用・効果につ
いて説明する。RAM25に登録模様メモリ25aを設
け、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様の模様名を
その登録模様メモリ25aに登録しておくようにするこ
とで、メニュー画面表示の際に登録模様キー11oを操
作するだけで、登録模様メモリ25aに登録しておいた
模様名がディスプレイ10に表示されるので、その表示
された登録模様から所望の模様を迅速に且つ間違うこと
なく確実に選択でき、模様選択時の操作性や縫製処理能
率が格段に向上する。
【0038】また、登録キー11pを操作したときに
は、模様登録処理制御により、選択した模様群のうちか
ら所望の模様を指定するだけで、その指定した刺繍模様
の模様名がROM24から読み出されて登録模様メモリ
25aに格納されるので、子供が特に好きな優先度の高
い任意の複数の刺繍模様を簡単に且つ自由に登録するこ
とができる。一方、登録削除キー11qを操作したとき
には、登録模様削除処理制御により、登録模様メモリ2
5aに格納しておいた全ての登録模様の模様名がディス
プレイ10に表示され、登録しておく必要がなくなった
不要な模様を指定するだけで簡単に且つ自由に削除でき
るので、優先度の高い所望の刺繍模様だけを整理して登
録模様メモリ25aに格納させることができる。
【0039】前記実施形態の変更形態として、模様登録
制御において、登録するように指定された登録模様の模
様番号を登録模様メモリ25aに格納する一方、模様選
択制御や登録模様削除制御においては、登録模様メモリ
25aから読み出した模様番号に対応する模様表示デー
タをディスプレイ10に表示させるように構成してもよ
い。また、前記ROM24,28に格納する複数の刺繍
模様の模様データとして、模様名に代えて、刺繍模様の
形象を表示させる為の形象表示データ(ドットデータ)
を格納するようにし、模様登録制御においては、刺繍模
様の形象表示データを登録模様メモリ25aに格納し、
模様選択制御や登録模様削除制御において、登録模様メ
モリ25aに登録された登録模様の形象表示データをデ
ィスプレイ10に表示させるように構成してもよい。
【0040】更に、前記ROMカード27の代わりに、
磁気ディスクに複数の模様の模様データを格納し、その
磁気ディスクを制御装置20のFDDに着脱自在に装着
するように構成することもあるし、その他コンパクトデ
ィスクやCD−ROM、更には磁気光ディスクを適用す
ることも可能である。前記実施形態に係る刺繍模様縫製
制御は一例を示すものにすぎず、本発明の技術思想を逸
脱しない範囲で種々の変更を加えて実施し得る。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、登録模様記憶
手段と、模様設定手段と、模様選択手段とを設けたの
で、子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様として登録
された登録模様に関する、例えば模様名や形象表示情報
等の模様特定情報を登録模様記憶手段に登録しておくよ
うにすることで、登録模様を選択するモードを設定する
だけで、登録模様の模様特定情報がディスプレイに表示
され、その表示された登録模様から所望の模様を迅速に
選択でき、模様選択時の操作性や縫製処理能率が格段に
向上する。
【0042】請求項2の発明によれば、登録模様記憶手
段と、模様設定手段と、模様選択手段とを設けたので、
子供が特に好きな優先度の高い刺繍模様を登録模様記憶
手段に登録しておくようにすることで、登録模様を選択
するモードを設定するだけで、登録模様の模様番号がデ
ィスプレイに表示され、その表示された登録模様から所
望の模様を迅速に選択でき、模様選択時の操作性や縫製
処理能率が格段に向上する。
【0043】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
と同様の効果を奏するが、前記模様データ記憶手段に格
納された刺繍模様のうちから表示手段を介して刺繍模様
を指定し、その指定した刺繍模様に関する模様特定情報
又は模様番号を模様データ記憶手段から読み出して、登
録模様記憶手段に格納する模様登録手段を設けたので、
登録模様記憶手段により、子供が特に好きな優先度の高
い任意の複数の刺繍模様を簡単に且つ自由に登録するこ
とができる。
【0044】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記登録模様記憶
手段に登録された登録模様のうちの何れかを指定してそ
の模様特定情報又は模様番号を削除する為の登録模様削
除手段を設けたので、その登録模様削除手段により、登
録しておく必要がなくなった不要な模様を簡単に且つ自
由に削除でき、優先度の高い所望の刺繍模様だけを整理
して登録模様記憶手段に格納させることができる。
【0045】請求項5の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記模様特定情報は、刺繍模様の模
様名であるので、模様選択に際してこれら登録模様の模
様名が表示され、その模様名により所望の刺繍模様を間
違うことなく確実に選択することができる。請求項6の
発明によれば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記
模様特定情報は、刺繍模様の形象を表示させる為の形象
表示情報であるので、模様選択に際してこれら登録模様
の形象表示情報が表示され、その形象表示情報により所
望の刺繍模様を間違うことなく確実に選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
【図2】前記刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図3】ROMやROMカードに記憶されている各種の
データ構造を説明する図表である。
【図4】登録模様メモリに格納される模様名のデータ構
造を説明する図表である。
【図5】刺繍模様選択制御のルーチンのフローチャート
である。
【図6】模様登録制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】登録模様削除制御のルーチンのフローチャート
である。
【図8】登録模様選択制御のルーチンのフローチャート
である。
【図9】メニュー表示画面の表示例を説明する説明図で
ある。
【図10】動物の模様群に含まれる複数の模様名表示の
説明図である。
【図11】乗り物の模様群に含まれる複数の模様名表示
の説明図である。
【図12】登録模様表示の説明図である。
【符号の説明】
M 電子制御式刺繍ミシン 10 液晶ディスプレイ 11 タッチキー 20 制御装置 24 ROM 25 RAM 25a 登録模様メモリ SMF 登録模様選択モードフラグ 11o 登録模様キー 11p 登録キー 11q 登録削除キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを含む表示手段を備え、模
    様データ記憶手段に夫々模様データが格納された複数の
    刺繍模様のうちから、ディスプレイを介して刺繍模様を
    選択する刺繍ミシン用模様選択装置において、 前記複数の刺繍模様のうちから優先度の高い刺繍模様と
    して登録された登録模様に関する模様特定情報を格納し
    た登録模様記憶手段と、 模様選択の際、登録模様記憶手段に登録された登録模様
    から模様を選択するモードを設定するモード設定手段
    と、 前記モードが設定されたとき、登録模様記憶手段から模
    様特定情報を読み出して表示手段のディスプレイに表示
    させる情報表示制御手段と、 前記情報表示制御手段によりディスプレイに表示された
    登録模様から模様を選択する為の模様選択手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシン用模様選択装置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイを含む表示手段を備え、模
    様データ記憶手段に夫々模様データが格納された複数の
    刺繍模様のうちから、ディスプレイを介して刺繍模様を
    選択する刺繍ミシン用模様選択装置において、 前記複数の刺繍模様のうちから優先度の高い刺繍模様と
    して登録された登録模様に関する模様番号を格納した登
    録模様記憶手段と、 模様選択の際、登録模様記憶手段に登録された登録模様
    から模様を選択するモードを設定するモード設定手段
    と、 前記モードが設定されたとき、登録模様記憶手段から模
    様番号を読み出すと共にその模様番号に対応する刺繍模
    様の模様データを模様データ記憶手段から読み出して表
    示手段のディスプレイに表示させる情報表示制御手段
    と、 前記情報表示制御手段によりディスプレイに表示された
    登録模様から模様を選択する為の模様選択手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシン用模様選択装置。
  3. 【請求項3】 前記模様データ記憶手段に格納された刺
    繍模様のうちから表示手段を介して刺繍模様を指定し、
    その指定した刺繍模様に関する模様特定情報又は模様番
    号を模様データ記憶手段から読み出して、登録模様記憶
    手段に格納する模様登録手段を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の刺繍ミシン用模様選択装置。
  4. 【請求項4】 前記登録模様記憶手段に登録された登録
    模様のうちの何れかを指定してその模様特定情報又は模
    様番号を削除する為の登録模様削除手段を設けたことを
    特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の刺繍ミシ
    ン用模様選択装置。
  5. 【請求項5】 前記模様特定情報は、刺繍模様の模様名
    であることを特徴とする請求項1に記載の刺繍ミシン用
    模様選択装置。
  6. 【請求項6】 前記模様特定情報は、刺繍模様の形象を
    表示させる為の形象表示情報であることを特徴とする請
    求項1に記載の刺繍ミシン用模様選択装置。
JP32248897A 1997-11-06 1997-11-06 刺繍ミシン用模様選択装置 Pending JPH11137874A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198371A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍装置及び記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198371A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍装置及び記録媒体
JP4719328B2 (ja) * 2000-01-18 2011-07-06 蛇の目ミシン工業株式会社 刺繍装置

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