JP4058564B2 - ミシン - Google Patents
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- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/006—Control knobs or display means
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、縫製手段や表示手段を備えたミシンに関し、特にミシンの操作時や縫製時に発生する各種のエラーメッセージやガイドメッセージをディスプレイに表示するときには、動作を表現した動画情報(アニメーション情報)を表示することで、操作者の注意をディスプレイに引きつけるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用の電子制御式刺繍ミシンは、上下駆動される縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製機構と、加工布が着脱自在に取付けられる刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する刺繍装置と、大型の液晶ディスプレイや操作パネル等を備え、その液晶ディスプレイを有効的に活用することで、刺繍縫製に供する刺繍模様を選択できるだけでなく、各種のメッセージや情報を表示するようにしている。
【0003】
例えば、特開平1−129877号公報には、大型の液晶ディスプレイを設けるとともに、制御装置内のROMには、実用縫目模様の模様表示データ、「糸の掛け方」などのミシンの一般的な使い方に関する使い方情報の表示データ、「ボタン穴かがり」や「ジグザグ縫い」などの縫い方に関する縫い方情報の表示データ、エラー発生時に警告表示する複数種類のエラー情報の表示データなどを予め記憶しておき、必要に応じてこれら表示データを読み込んでディスプレイに表示するようにしたミシンの情報表示装置が記載されている。
【0004】
また、特開平4−221595号公報には、縫製に供する実用模様をディスプレイに表示するだけでなく、「鳥」や「風」や「月」に関する一連の形成模様を複数組予め記憶しておき、パターン選択スイッチを操作して所望の1組の形成模様を選択することで、その選択した形成模様を1画面でディスプレイに一括表示する一方、その形成模様を加工布に縫製するようにした自動多模様縫いミシンが記載されている。
【0005】
更に、特開平5−127948号公報には、監視制御対象のプロセス内の設備機器に異常が発生したときには、その異常の種別に対応するカラーのアニメーション情報をディスプレイに表示するとともに、監視作業者又は保守エンジニアがヘルプ情報の表示を要求したときには、その異常に対処する動画情報をディスプレイに表示するようにした監視制御装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、特開平1−129877号公報に記載のミシンの情報表示装置においては、実用縫目模様だけでなく、ミシンの使い方や縫い方のガイドメッセージ、更には発生したエラーのメッセージを、必要に応じてその都度ディスプレイに静止画像で表示するので、操作者はミシンに向かっている場合でも、常にディスプレイを見ているとは限らず、特にエラーメッセージのように操作者に是非読んでほしい重要で大切なメッセージであっても、操作者の注意をディスプレイに引きつけるようにはなっていないので、操作者がそのメッセージ表示に気が付かないで、見逃してしまうという問題がある。
【0007】
また、特開平4−221595号公報に記載の自動多模様縫いミシンにおいては、「鳥」や「風」や「月」に関する一連の形成模様を1画面でディスプレイに表示するだけなので、表示画面に変化がなく、同様に操作者の注意をディスプレイに引きつけるようにはなっていない。
更に、特開平5−127948号公報に記載の監視制御装置においては、カラーのアニメーション情報をディスプレイに表示することで、操作者の注意をディスプレイに引きつけるようにできるが、発生した異常を報知する為に、多数の画面数(コマ数)からなるカラーのアニメーション情報を記憶するとともに、発生した異常の種別に対応させて多数のカラーアニメーション情報を記憶することになり、アニメーション情報メモリが大型化すること、発生した異常を報知する為に、例えば数秒〜数十秒という表示時間を要すること、などの問題がある。
【0008】
本発明の目的は、前記の課題を解決する為に、操作者の注意をディスプレイに引きつけるようにしてから、各種のエラーメッセージやガイドメッセージを表示することで、これら表示する各メッセージを操作者に確実に読んでもらえるようなミシンを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1のミシンは、縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、一連の動作を表現する複数画面の動画情報を、少なくとも1組記憶した動画情報記憶手段と、ディスプレイへの何らかのメッセージ表示の際、動画情報記憶手段から動画情報を受けて表示手段のディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段であっ て、前記動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段とを備えたものである。ここで、動画情報としては、縫製対象とは無関係のキャラクタなどであってもよい。
【0010】
動画情報記憶手段には、例えば少なくとも1つのキャラクタ又はキャラクタ相当物の一連の動作を表現する複数画面の動画情報が、少なくとも1組記憶されているので、メッセージ表示制御手段は、ディスプレイへ何らかのメッセージを表示する際には、動画情報記憶手段から動画情報を受け、その動画情報をディスプレイに表示させる。即ち、操作者の視野にディスプレイが入ってはいるが、ディスプレイを注意せずにぼんやりと見ている場合でも、表示された動画情報により、操作者の注意をディスプレイに確実に引きつけることができ、表示されたメッセージを操作者に確実に読んでもらうことができる。
【0011】
【0012】
メッセージ表示制御手段による動画情報の表示は、メッセージ表示に先行して行うので、動画情報記憶手段の動画情報をディスプレイに表示することで操作者の注意をディスプレイに引きつけておいてから、メッセージが表示されることになる。そのため、動画情報としては、操作者の注意を引きつけるだけの短時間でよく、動画情報の情報量を少なくすることができ、また動画情報表示とメッセージ表示とを並行させないことから表示制御を簡単化することができる。
【0013】
請求項2のミシンは、請求項1の発明において、前記動画情報記憶手段は、内容の異なる動画情報を複数組記憶していることを特徴とするものである。
この場合、動画情報記憶手段には、内容の異なる動画情報を複数組記憶しているので、操作者の注意を引きつける為に表示される動画情報としては、各メッセージの表示毎に異なる内容のもの、つまり登場するキャラクタ又はキャラクタ相当物を順次入れ換えて表示することができ、表示される動画情報をその都度楽しむことができ、ミシン操作に愛着を感じることができる。その他、請求項1と同様の作用を奏する。
【0014】
請求項3のミシンは、請求項2の発明において、更に、各メッセージ表示毎に、動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報を、所定の順序で択一的に選択する表示動画情報選択手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合には、各メッセージ表示に際して表示される動画情報は、所定の順序で択一的に選択された1つの動画情報が表示されるので、次に表示される動画情報の内容、つまり次に登場するキャラクタを予想することができ、そのキャラクタについて子供と共に話をするなどして、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。その他、請求項2と同様の作用を奏する。
【0015】
請求項4のミシンは、請求項2の発明において、更に、各メッセージ表示毎に、動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報をランダムに選択する表示動画情報選択手段を備えたことを特徴とするものである。
この場合には、各メッセージ表示に際して表示される動画情報はランダムに選択された1つの動画情報が表示されるので、次に表示される動画情報の内容、つまり次に登場するキャラクタについて子供と共に推測しながら話ができ、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。その他、請求項2と同様の作用を奏する。
請求項5のミシンは、縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、一連の動作を表現する複数画面の動画情報を、複数組記憶した動画情報記憶手段と、ディスプレイへの何らかのメッセージ表示の際、動画情報記憶手段から動画情報を受けて表示手段のディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段と、各メッセージ表示毎に、前記動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情 報をランダムに選択する表示動画情報選択手段とを備えたものである。動画情報記憶手段には、例えば少なくとも1つのキャラクタ又はキャラクタ相当物の一連の動作を表現する複数画面の動画情報が、複数組記憶されているので、メッセージ表示制御手段は、ディスプレイへ何らかのメッセージを表示する際には、表示動画情報選択手段によりランダムに選択された1つの動画情報を動画情報記憶手段から受けて、その動画情報をディスプレイに表示させる。
請求項6のミシンは、請求項5の発明において、メッセージ表示制御手段は、動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させることを特徴とするものである。メッセージ表示制御手段による動画情報の表示は、メッセージ表示に先行して行うので、動画情報記憶手段の動画情報をディスプレイに表示することで操作者の注意をディスプレイに引きつけておいてから、メッセージを表示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は、刺繍装置を着脱可能に装着して種々の刺繍模様の縫製が可能な刺繍装置付き電子制御式刺繍ミシンに本発明を適用した場合の例である。
電子制御式刺繍ミシンMは、図1に示すように、ミシンベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。
【0017】
ベッド部1には、送り歯を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働する糸輪捕捉用釜(例えば、水平釜)等が設けられている。脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模様の模様データを記録したROMカード27を、内部のカード用コネクタ13(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形成されている。
【0018】
アーム部3には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモータ17で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ18で駆動され、送り歯前後動機構は送り歯前後駆動用ステッピングモータ19で駆動される(図2参照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。ここで、針棒揺動機構や天秤駆動機構や糸輪捕捉用釜などで縫製手段が構成されている。
【0019】
アーム部3の前面には大型の液晶ディスプレイ10が設けられ、この液晶ディスプレイ10には、実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能名、更には種々のエラーメッセージやガイドメッセージ等が表示される。この液晶ディスプレイ10の前面には、複数の刺繍模様や機能を示す機能名の表示位置の各々に対応させて、透明電極からなるタッチキー9がマトリックス状に設けられている。即ち、所望の刺繍模様の選択や機能の指示を、これら刺繍模様や機能名に対応するタッチキー9を押圧操作することで実現することができる。
【0020】
前記ベッド部1の左端側部分には、通称フリーアームと称されるフリーベッド部が形成され、このフリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着される。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布Wを着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向駆動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動機構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピングモータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0021】
刺繍装置30がフリーベッド部に装着されると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コネクタ14を介してミシンMの制御装置Cに電気的に接続され、制御装置Cにより第1,第2ステッピングモータ32,33が駆動制御され、刺繍枠34と加工布WとをX方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製できる状態になる。
次に、ミシンMの制御系について説明する。
【0022】
図2に示すように、制御装置Cは、入力インターフェース21と、CPU23とROM24とRAM25とを含むコンピュータと、出力インターフェース26と、これらを接続するバス22とを有する。入力インターフェース21には、起動・停止スイッチ12、タッチキー9、ミシン主軸の複数の回転位相を検出するタイミング信号発生器16が夫々接続され、出力インターフェース26には、ミシンモータ17、針棒揺動用ステッピングモータ18、送り歯前後駆動用ステッピングモータ19、液晶ディスプレイであるLCD10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)20と、刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ32,33が夫々接続されたコネクタ14等が接続されている。
【0023】
また、前記ROMカード27のROM28は、コネクタ13を介してバス22に接続されている。
ROM24に設けられたプログラムメモリ24aには、実用模様を縫製する縫製制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加えて、選択した刺繍模様に対してディスプレイ10を介してサイズ設定や位置設定等の編集処理を施す編集処理と、選択された刺繍模様を刺繍縫製する刺繍縫製処理とを含む模様選択編集縫製制御の制御プログラム、本願特有の後述の表示情報表示制御の制御プログラム、等々が予め格納されている。
【0024】
更に、ROM24に設けられたデータメモリ24bには、複数の実用模様の各々に関する表示データと縫製データとが格納されるとともに、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様の模様データが格納され、これら多数の刺繍模様の模様データは、刺繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納されている。また、前記ROMカード27のROM28には、比較的使用頻度の低い多数の刺繍模様の模様データが格納され、これら多数の刺繍模様の模様データは、刺繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して、ROM24と同様に記録されている。
【0025】
更に、ROM24に設けられたメッセージメモリ24cには、種々のエラーメッセージやガイドメッセージを表示する為の複数のメッセージドットイメージデータが、エラー番号やガイド番号を付して記憶されている。
そのメッセージメモリ(動画情報記憶手段に相当する)24cには、更に、3種類の動画情報(アニメーション情報)AA,AB,ACが図3〜図5に示すように記憶されている。動画情報AAは、4つの画面AA1〜AA4で人物が走っている動作が表現され、動画情報ABは、4つの画面AB1〜AB4で蒸気機関車が煙を吐きながら走っている動作が表現され、動画情報ACは、4つの画面AC1〜AC4で犬がいびきをかきながら寝ている動作が表現されている。
【0026】
前記RAM25には、種々の制御に必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジスタやバッファ等)が設けられている。
次に、制御装置Cで実行される表示情報表示制御のルーチンについて、図6のフローチャートを参照して説明する。尚、図中の符号Si(i=10,11,12・・・)は各ステップを示すものである。
【0027】
電源の投入によりこの制御が開始されると、先ずディスプレイ10には、実用模様や文字模様や具象模様などの模様の種類(分類)を選択する為のメニュー選択画面が表示される(S10)。
そして、所望の刺繍模様群の種類が、その種類に対応するタッチキー9を押圧操作することで、模様群の種類をメニューとして選択するメニュー選択処理が実行されると(S11)、その選択された模様群に含まれる多数の刺繍模様がマトリックス状に一覧表としてディスプレイ10に表示される(S12)。
次に、タッチキー9を操作して、模様群のうちから1つの刺繍模様を選択する模様選択処理が実行される(S13)。
【0028】
次に、その選択された刺繍模様と、その刺繍模様を構成する複数の色別模様部とがディスプレイ10に表示される(S14)。
次に編集キー(レイアウトキー)が操作されたときには、図10に示す編集画面がディスプレイ10に表示される(S15)。即ち、この編集画面においては、刺繍枠34に対応する刺繍可能領域Eが矩形枠で表示され、その刺繍可能領域Eの内部に、選択した刺繍模様(例えば、「象」)が表示される一方、縫製位置を8方向に移動させる為の8つの移動機能記号(矢印)、刺繍模様の向きを90°回転させる回転機能、縫製サイズの大きさを変更する大きさ変更機能などの複数の機能名が表示される。
【0029】
そして、これら機能名や機能記号に対応するタッチキー9を操作することで、刺繍模様の縫製位置や模様サイズを変更するなどの編集処理が実行される(S16)。ここで、この編集処理自体は一般的な処理であり、公知の種々の編集処理を適用してもよい。
次に、刺繍枠34に刺繍縫製に供する加工布がセットされた後、刺繍縫製を実行する為に起動・停止スイッチ12が操作されたときには(S17:Yes )、色別模様部毎の縫製時間や、刺繍模様全体の縫製時間を表示するなどの刺繍縫製時の画面表示が実行される(S18)。一方、刺繍縫製が終了したときには(S19:Yes )、S10にリターンする。
【0030】
ところで、前記制御装置Cには、70Hzの周期毎に割込み信号を出力するインターバルタイマが設けられており、そのインターバルタイマからの割込み信号を受ける毎に実行されるアニメ表示カウント割込み処理のルーチンについて、図7のフローチャートに基づいて説明する。
この割込み処理が開始されると、先ずアニメ表示カウンタのカウント値Nが2バイトの最大値「FFFF(H) 」でないときには(S30:No)、そのカウント値Nが1つインクリメントされ(S32)、この制御を終了して、メインルーチンにリターンする。
【0031】
一方、アニメ表示カウンタのカウント値Nが最大値「FFFF(H) 」のときには(S30:Yes )、そのカウント値Nがリセットされ(S31)、更にそのカウント値Nが1つインクリメントされる(S32)。
一方、図6で説明した表示情報表示制御の各ステップS10,S12,S14〜S15,S18において、タッチキー9や、起動・停止スイッチ12などの各スイッチが操作される毎に、割込み処理で実行されるエラーメッセージ表示制御のルーチンについて、図8に基づいて説明する。
【0032】
ここで、図2の制御系には図示していないが、制御装置Cには、ボタン穴かがり縫いの為の切換えレバーの作動位置を検出する検出センサ、サイドカッターの装着状態を検出する検出センサ、上糸の糸切れを検出する検出センサなどが設けられており、ミシンの操作時や、ボタンホール縫いやかがり縫いなどの縫製開始時や縫製中に発生する種々のエラーや誤動作を検出可能になっている。
【0033】
この制御が開始されると、先ずタッチキー9やスイッチが操作された結果、エラー状態か否か、つまりエラー状態の有無が検索され(S40)、何れのエラーも検出されないときには(S41:No)、この制御を終了してメインルーチンにリターンする。
しかし、エラーが検出されたときには(S41:Yes )、そのエラーに関するエラー表示情報が読み込まれる(S42)。次に、2バイトのアニメ表示カウンタのカウント値N「ABCD」が読み込まれ(S43)、そのカウント値N「ABCD」の最小桁カウント値「D 」に対応させて動画情報AA,AB,ACがROM24のメッセージメモリ24cから読み込まれる(S44)。
【0034】
即ち、最小桁カウント値「D 」が「0〜5」のときには動画情報AAが読み込まれ、カウント値「D 」が「6〜A」のときには動画情報ABが読み込まれ、カウント値「D 」が「B〜F」のときには動画情報ACが読み込まれる。
次に、その読み込まれた動画情報Aがディスプレイ10に表示される(S45)。即ち、例えば、図10に示す編集画面の表示中に、刺繍模様「象」は刺繍可能領域Eに対してこれ以上上側に移動できない状態にも拘わらず、「上向き移動キー」が押圧操作されたときには、エラーが検出される。
【0035】
そして、最小桁カウント値「D 」に基づいて動画情報AAが読み込まれたときには、図11に示すように、編集画面の表示を切換えて、最初の画面AA1が微小時間だけ表示され、続いて図12に示すように、次の画面AA2が微小時間だけ表示され、以下同様にして微小時間毎に画面AA3,AA4が順次表示されるので、ディスプレイ10において人物が走っている動作が表現され、操作者がディスプレイ10をぼんやりと見ている状態であっても、操作者の注意がディスプレイ10に引きつけられることになる。
【0036】
そして、最終的に検出したエラーのエラーメッセージがディスプレイ10に表示され(S46)、この制御を終了して、メインルーチンにリターンする。例えば、図13に示すように、編集画面の中央部に、エラーメッセージ「これ以上、上側へ移動できません。」が表示される。このとき、操作者はディスプレイ10を見ている状態なので、操作者はその重要なエラーメッセージを確実に読むようになる。
【0037】
次に、ミシンの使い方や縫い方に関するガイドメッセージを表示するガイドメッセージ表示制御のルーチンについて、図9に基づいて説明する。
各種のガイドメッセージを表示するのに際してこの制御が開始され、先ずアニメ表示カウンタのカウント値Nが読み込まれ(S50)、そのカウント値N「ABCD」の最小桁カウント値「D 」に対応させて動画情報AA,AB,ACがROM24のメッセージメモリ24cから読み込まれる(S51)。次に、その読み込まれた動画情報Aがディスプレイ10に表示される(S52)。そして、最終的にガイドメッセージがディスプレイ10に表示され(S53)、この制御を終了して、メインルーチンにリターンする。
【0038】
この場合にも同様に、動画情報によりキャラクタの一連の動作がディスプレイ10上で表現され、操作者の注意がディスプレイ10に引きつけられてからガイドメッセージが表示されるので、操作者はその重要なガイドメッセージを確実に読むようになる。
ここで、エラーメッセージ表示制御やガイドメッセージ表示制御などがメッセージ表示制御手段に相当し、アニメ表示カウント割込み処理やインターバルタイマやメッセージ表示制御のS43〜S44,S50〜S51などで表示動画情報選択手段が構成されている。
【0039】
次に、以上説明した電子制御式刺繍ミシンMで実行される表示制御の作用及び効果について説明する。
縫針6を下端に取付けた針棒5を駆動する針棒揺動機構や天秤駆動機構や糸輪捕捉用釜などを備えるとともに、大型の液晶ディスプレイ10を備えた電子制御式刺繍ミシンMにおいて、メッセージメモリ24cに、内容の異なる3種類の動画情報(アニメーション情報)AA,AB,ACが夫々記憶され、エラーメッセージ表示制御やガイドメッセージ表示制御により、エラーメッセージやガイドメッセージの表示の際、これらの動画情報を読み込んでディスプレイ10に表示するので、操作者の視野にディスプレイ10が入ってはいるが、ディスプレイ10を注意せずにぼんやりと見ている場合でも、表示された動画情報により、操作者の注意をディスプレイ10に確実に引きつけることができ、表示された重要なエラーメッセージ等を操作者に確実に読んでもらうことができる。
【0040】
また、これらエラーメッセージ表示制御やガイドメッセージ表示制御により、読み込んだ動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイ10に表示させるので、操作者の注意を引きつける短時間の動画情報でよく、動画情報の情報量を少なくすることができ、またこれらの表示制御を簡単化することができる。
また、メッセージメモリ24cに、内容の異なる3組の動画情報AA,AB,ACを記憶し、各メッセージ表示毎に、メッセージメモリ24cに記憶された3組の動画情報AA,AB,ACのうちの1組の動画情報を、アニメ表示カウンタのカウント値Nに基づいてランダムに選択するので、表示される動画情報AA,AB,ACをその都度楽しむことができ、メッセージ表示毎に次に登場するキャラクタについて子供と共に推測しながら話ができ、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。
【0041】
ところで、アニメ表示カウント制御を図14に示すように部分的に変更し、各メッセージ表示を実行する毎に、メッセージメモリ24cに記憶された3組の動画情報AA,AB,ACを記憶順序に基づいて、動画情報AA→動画情報AB→動画情報ACの順に択一的に表示させるようにしてもよい。
即ち、アニメ表示カウンタのカウント値Nが最大値MAX でないときには(S60:No)、そのカウント値Nが1つインクリメントされ(S62)、エラーメッセージ表示制御のS44、ガイドメッセージ表示制御のS51において、そのカウント値Nに対応する動画情報AA,AB,ACが読み込まれる。
【0042】
そして、カウント値Nが最大値MAX のときには(S60:Yes )、そのカウント値Nに初期値「0」がセットされる(S61)。このように、各メッセージの表示に先行して、3組の動画情報AA,AB,ACがこの順序で順次ディスプレイ10に択一的に表示されるので、メッセージ表示毎に次に登場するキャラクタを予想することができ、そのキャラクタについて子供と共に話をするなどして、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。
【0043】
前記実施形態の変更形態として、メッセージメモリ24cに記憶する動画情報として、エラーメッセージに関する動画情報と、ガイドメッセージに関する動画情報とで、登場するキャラクタの分類を異ならせるようにし、多数種類の動画情報をメッセージメモリ24cに記憶するようにしてもよい。また、各動画情報を表現する画面数を5〜10画面に増やすことも可能である。更に、表示する動画情報の背景画の輝度を微小時間毎に変更することで、表示画面を点滅させるようにしてもよい。また、動画情報の表示とメッセージ表示とを並行させて行うようにしてもよい。本縫いミシンやロックミシンなど、ディスプレイを有する各種のミシンに本発明を適用できることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、動画情報記憶手段と、メッセージ表示制御手段とを設けたので、操作者の視野にディスプレイが入ってはいるが、ディスプレイを注意せずにぼんやりと見ている場合でも、表示された動画情報により、操作者の注意をディスプレイに確実に引きつけることができ、表示されたメッセージを操作者に確実に読んでもらうことができる。
【0045】
また、前記メッセージ表示制御手段は、動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させるので、操作者の注意を引きつける短時間の動画情報でよく、動画情報の情報量を少なくすることができ、また動画情報表示の表示制御を簡単化することができる。
【0046】
請求項2の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記動画情報記憶手段は、内容の異なる動画情報を複数組記憶しているので、各メッセージの表示毎に、登場するキャラクタ又はキャラクタ相当物を順次入れ換えて表示することができ、表示される動画情報をその都度楽しむことができ、ミシン操作に愛着を感じることができる。
【0047】
請求項3の発明によれば、請求項2と同様の効果を奏するが、更に、各メッセージ表示毎に、動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報を、所定の順序で択一的に選択する表示動画情報選択手段を備えたので、メッセージ表示毎に次に登場するキャラクタを予想することができ、そのキャラクタについて子供と共に話をするなどして、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。
【0048】
請求項4の発明によれば、請求項2と同様の効果を奏するが、更に、各メッセージ表示毎に、動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報をランダムに選択する表示動画情報選択手段を備えたので、メッセージ表示毎に次に登場するキャラクタについて子供と共に推測しながら話ができ、お母さんだけでなく子供もミシンに興味をもつことができる。
請求項5の発明によれば、縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、動画情報記憶手段と、メッセージ表示制御手段とを設けたので、操作者の視野にディスプレイが入ってはいるが、ディスプレイを注意せずにぼんやりと見ている場合でも、表示された動画情報により、操作者の注意をディスプレイに確実に引きつけることができ、表示されたメッセージを操作者に確実に読んでもらうことができる。
また、各メッセージ表示毎に、前記動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報をランダムに選択する表示動画情報選択手段を設けたので、次に登場するキャラクタについて推測しながら操作をすることができ、操作者を飽きさせることなく、ディスプレイに注意を喚起することができる。
請求項6の発明によれば、メッセージ表示制御手段は、動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させるので、操作者の注意を引きつける短時間の動画情報でよく、動画情報の情報量を少なくすることができ、また動画情報表示の表示制御を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図3】人物に関する4画面からなる動画情報を説明する説明図である。
【図4】蒸気機関車に関する4画面からなる動画情報を説明する説明図である。
【図5】犬に関する4画面からなる動画情報を説明する説明図である。
【図6】表示情報表示制御のルーチンのフローチャートである。
【図7】アニメ表示カウント割込み処理のルーチンのフローチャートである。
【図8】エラーメッセージ表示制御のルーチンのフローチャートである。
【図9】ガイドメッセージ表示制御のルーチンのフローチャートである。
【図10】編集画面の表示例を示す図である。
【図11】編集画面上に動画情報の第1画面が表示された表示例を示す図である。
【図12】編集画面上に動画情報の第2画面が表示された表示例を示す図である。
【図13】編集画面上にエラーメッセージが表示された表示例を示す図である。
【図14】変更形態に係るアニメ表示カウント制御のルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
M 電子制御式刺繍ミシン
6 縫針
C 制御装置
10 ディスプレイ
24 ROM
24c メッセージメモリ
20 ディスプレイコントローラ(LCDC)
Claims (6)
- 縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、
一連の動作を表現する複数画面の動画情報を、少なくとも1組記憶した動画情報記憶手段と、
前記ディスプレイへの何らかのメッセージ表示の際、前記動画情報記憶手段から動画情報を受けて表示手段のディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段であって、前記動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするミシン。 - 前記動画情報記憶手段は、内容の異なる動画情報を複数組記憶していることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
- 更に、各メッセージ表示毎に、前記動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報を、所定の順序で択一的に選択する表示動画情報選択手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のミシン。
- 更に、各メッセージ表示毎に、前記動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報をランダムに選択する表示動画情報選択手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のミシン。
- 縫針とその縫針と協働して縫目を形成する糸輪捕捉用釜とを含む縫製手段と、種々のメッセージを表示可能なディスプレイを有する表示手段とを備えたミシンにおいて、
一連の動作を表現する複数画面の動画情報を、複数組記憶した動画情報記憶手段と、
前記ディスプレイへの何らかのメッセージ表示の際、前記動画情報記憶手段から動画情報を受けて表示手段のディスプレイに表示させるメッセージ表示制御手段と、
各メッセージ表示毎に、前記動画情報記憶手段に記憶された複数組の動画情報のうちの1組の動画情報をランダムに選択する表示動画情報選択手段と、
を備えたことを特徴とするミシン。 - 前記メッセージ表示制御手段は、前記動画情報記憶手段の動画情報を、メッセージ表示に先行してディスプレイに表示させることを特徴とする請求項5に記載のミシン。
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