JP2001096085A - ミシン、およびミシンの外部記憶装置 - Google Patents

ミシン、およびミシンの外部記憶装置

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JP2001096085A
JP2001096085A JP27939599A JP27939599A JP2001096085A JP 2001096085 A JP2001096085 A JP 2001096085A JP 27939599 A JP27939599 A JP 27939599A JP 27939599 A JP27939599 A JP 27939599A JP 2001096085 A JP2001096085 A JP 2001096085A
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sewing
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embroidery frame
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍枠の取付位置または加工布の装着位置と
刺繍模様を構成する複数の部分模様との対応関係を、よ
り容易に確認できるようにすること。 【解決手段】 表示装置の画面上に、単一の刺繍模様を
構成する3つの部分模様に対応する情報として、画像6
4a〜64cを表示する。1つの部分模様に対応する画
像64aには、その部分模様の形象(概略の形状)g
1、縦棒に対する四角形の位置によって刺繍枠の取付位
置を表す記号g2、画像64a〜64cに対応する各部
分模様が単一の刺繍模様を構成することを表す文字g
3、画像64a〜64cに対応する各部分模様の縫製順
序を表す数字g4が含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部分模様を
組み合わせることにより、単一の刺繍模様を縫製するミ
シンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、刺繍枠の取付位置を何度か変
更しながら各取付位置において部分模様を縫製すること
により、それら複数の部分模様からなる大型の刺繍模様
を縫製可能なミシンが知られている。
【0003】このようなミシンでは、各部分模様毎に刺
繍枠の取付位置があらかじめ定められているので、刺繍
枠を適正な取付位置に取り付けた上で各部分模様を縫製
する作業を繰り返せば、刺繍枠の本来の可動範囲よりも
大きい刺繍模様を縫製することができた。
【0004】また、上記のように刺繍枠の取付位置を変
更することはできないミシンであっても、加工布の刺繍
枠に対する装着位置を何度か変更しながら各装着位置に
おいて部分模様を縫製すれば、刺繍枠の本来の可動範囲
よりも大きい刺繍模様を縫製することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記刺
繍枠の取付位置を変更可能なミシンにおいて、各部分模
様と刺繍枠の取付位置との対応関係は、説明書の類に記
載されているだけであった。また、加工布の刺繍枠に対
する装着位置を変更する場合でも、各部分模様と加工布
の装着位置との対応関係は、説明書の類に記載されてい
るだけであった。
【0006】そのため、各部分模様を縫製する際には、
いちいち説明書の類を見て刺繍枠の取付位置や加工布の
装着位置を確認しないと、それらを適正な位置に取り付
けることができず、かなり面倒な手間がかかるという問
題があった。本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、刺繍枠の取付位置または
加工布の装着位置を変更しながら部分模様を縫製するこ
とによって大型の刺繍模様を縫製可能なミシンにおい
て、刺繍枠の取付位置または加工布の装着位置と各部分
模様との対応関係を、より容易に確認できるようにする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】以
下、上記目的を達成するためになされた本発明の特徴に
ついて詳述する。まず、上記請求項1に記載のミシン
は、ディスプレイを含む表示手段と、縫製手段と、加工
布を保持するための刺繍枠と、その刺繍枠を移動させる
移動手段とを備え、縫製データに基づいて前記縫製手段
と前記移動手段とを駆動することにより前記刺繍枠を縫
針に対して相対移動させながら前記刺繍枠に保持された
加工布に対して刺繍模様を縫製可能なミシンであって、
前記刺繍枠を前記移動手段に取り付けるための取付部が
複数設けられていて該複数の取付部のいずれかを選んで
前記刺繍枠を前記移動手段に取り付けることにより前記
刺繍枠の前記移動手段に対する相対的な取付位置を変更
可能で、該刺繍枠の取付位置を変更しながら各取付位置
において部分模様を縫製することにより、該複数の部分
模様を組み合わせて、前記刺繍枠の前記各取付位置のそ
れぞれに対応して定められた縫製範囲よりも大きい刺繍
模様を縫製可能なミシンにおいて、前記複数の部分模様
のそれぞれに対応する縫製データと各部分模様毎に定め
られている前記刺繍枠の前記移動手段に対する取付位置
を示す取付位置データとを記憶したデータ記憶媒体よ
り、該縫製データと該取付位置データとを読み込むデー
タ読込手段と、前記データ読込手段により読み込まれた
前記取付位置データに基づいて、前記刺繍枠の前記移動
手段に対する取付位置を表す情報を前記ディスプレイに
表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このミシンにおいて、データ読込手段は、
縫製データと取付位置データをデータ記憶媒体から読み
出す。データ記憶媒体は、例えば、ミシン本体に内蔵さ
れた記憶媒体(ROM等の半導体メモリ、ハードディス
ク装置等の磁気記憶装置など)、あるいは、ミシンに対
して着脱可能な可搬性のある記憶媒体(ROMカード、
フロッピーディスク(FD)、CD−ROMなどの各種
リムーバブルメディア)などによって構成される。
【0009】そして、データ読込手段によって縫製デー
タと取付位置データを読み込んだら、表示制御手段が、
その読み込まれた取付位置データに基づいて、刺繍枠の
移動手段に対する取付位置を表す情報を、ディスプレイ
に表示させる。ここでディスプレイに表示される情報
は、部分模様毎に刺繍枠の取付位置を特定できるような
内容であれば、画像情報であっても文字情報であっても
よい。
【0010】以上のように構成されたミシンによれば、
複数の部分模様を縫製するに当たって、各部分模様毎に
定められている刺繍枠の取付位置を表す情報が、ディス
プレイに表示されるので、その表示された情報を見るこ
とにより、刺繍枠の取付位置を確認することができる。
【0011】したがって、部分模様を縫製する際に、い
ちいち説明書の類を見て刺繍枠の取付位置を確認すると
いった面倒な手間をかけなくても、刺繍枠を適正な取付
位置に取り付けて、所期の位置に部分模様を縫製でき、
これにより、複数の部分模様からなる大型の刺繍模様を
簡単に縫製することができる。
【0012】次に、請求項2に記載のミシンは、前記デ
ータ読込手段が、さらに、前記複数の部分模様の形象に
関する形象データを記憶したデータ記憶媒体よりその形
象データを読み込むように構成されていて、前記表示制
御手段は、前記データ読込手段で読み込まれた形象デー
タおよび取付位置データに基づき、前記複数の部分模様
の形象と前記取付位置を表す情報とを対応付けて前記デ
ィスプレイに表示させることを特徴とするこのミシンに
よれば、上記請求項1に記載のミシンについて述べたと
おりの作用・効果を奏する他、表示制御手段が、形象デ
ータおよび取付位置データに基づき、複数の部分模様の
形象と取付位置を表す情報とを対応付けてディスプレイ
に表示させるので、ディスプレイ上の表示によって部分
模様の形象を一目で確認することができ、しかも、その
形象を確認した部分模様を縫製するに当たって刺繍枠を
どの取付位置に取り付けるべきなのかを確認できる。
【0013】なお、上記請求項1に記載のミシンにおい
て、請求項2に記載の如き構成を備えないものとして
は、例えば、部分模様の形象を表示する代わりに、部分
模様に付けられた名前を文字情報として表示するもの
や、部分模様に付与された番号を表示するものなどを考
え得る。但し、これらの情報のみでは、ディスプレイ上
の表示から部分模様の形象を確認することはできないの
で、この点において請求項2に記載のミシンの方が望ま
しい。
【0014】次に、請求項3に記載のミシンは、前記表
示制御手段は、前記複数の部分模様の組み合わせにより
構成される刺繍模様の形象を前記ディスプレイに表示さ
せることを特徴とする。
【0015】このミシンによれば、上記請求項1,2に
記載のミシンについて述べたとおりの作用・効果を奏す
る他、表示制御手段が、部分模様の形象だけではなく、
複数の部分模様により構成される刺繍模様の形象をもデ
ィスプレイに表示させるので、刺繍模様を縫い上げたと
きのイメージを、ディスプレイ上で確認することができ
る。
【0016】次に、請求項4に記載のミシンは、前記表
示制御手段は、単一の刺繍模様を構成する前記複数の部
分模様の縫製順序を表す情報を表示することを特徴とす
る。
【0017】このミシンによれば、上記請求項1〜3に
記載のミシンについて述べたとおりの作用・効果を奏す
る他、表示制御手段が、複数の部分模様の縫製順序を表
す情報を表示するので、表示された縫製順序に従って縫
製するだけで、部分模様と部分模様が適切な順序で重な
るように、刺繍模様を縫製することができる。
【0018】ところで、以上説明した請求項1〜請求項
4に記載のミシンでは、刺繍枠の取付位置を変更しなが
ら各取付位置において部分模様を縫製していたが、加工
布の刺繍枠に対する装着位置を変更しながら各装着位置
において部分模様を縫製すれば、刺繍枠の本来の可動範
囲よりも大きい刺繍模様を縫製することができる。そこ
で、以下に、加工布の刺繍枠に対する装着位置を変更し
ながら各装着位置において部分模様を縫製するミシンに
ついても説明する。
【0019】まず、請求項5に記載のミシンは、ディス
プレイを含む表示手段と、縫製手段と、加工布を保持す
るための刺繍枠と、その刺繍枠を移動させる移動手段と
を備え、縫製データに基づいて前記縫製手段と前記移動
手段とを駆動することにより前記刺繍枠を縫針に対して
相対移動させながら前記刺繍枠に保持された加工布に対
して刺繍模様を縫製可能なミシンであって、前記加工布
の前記刺繍枠に対する相対的な装着位置を変更可能で、
該加工布の装着位置を変更しながら各装着位置において
部分模様を縫製することにより、該複数の部分模様を組
み合わせて、前記移動手段による前記刺繍枠の可動範囲
よりも大きい刺繍模様を縫製可能なミシンにおいて、前
記複数の部分模様のそれぞれに対応する縫製データと各
部分模様毎に定められている前記加工布の前記刺繍枠に
対する装着位置を示す装着位置データとを記憶したデー
タ記憶媒体より、該縫製データと該装着位置データとを
読み込むデータ読込手段と、前記データ読込手段により
読み込まれた前記装着位置データに基づいて、前記加工
布の前記刺繍枠に対する装着位置を表す情報を前記ディ
スプレイに表示させる表示制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0020】このミシンにおいて、データ読込手段は、
縫製データと装着位置データをデータ記憶媒体から読み
出す。データ記憶媒体は、例えば、ミシン本体に内蔵さ
れた記憶媒体(ROM等の半導体メモリ、ハードディス
ク装置等の磁気記憶装置など)、あるいは、ミシンに対
して着脱可能な可搬性のある記憶媒体(ROMカード、
フロッピーディスク(FD)、CD−ROMなどの各種
リムーバブルメディア)などによって構成される。
【0021】そして、データ読込手段によって縫製デー
タと装着位置データを読み込んだら、表示制御手段が、
その読み込まれた装着位置データに基づいて、加工布の
刺繍枠に対する装着位置を表す情報を、ディスプレイに
表示させる。ここでディスプレイに表示される情報は、
部分模様毎に加工布の装着位置を特定できるような内容
であれば、画像情報であっても文字情報であってもよ
い。
【0022】以上のように構成されたミシンによれば、
複数の部分模様を縫製するに当たって、各部分模様毎に
定められている加工布の装着位置を表す情報が、ディス
プレイに表示されるので、その表示された情報を見るこ
とにより、加工布の装着位置を確認することができる。
【0023】したがって、部分模様を縫製する際に、い
ちいち説明書の類を見て加工布の装着位置を確認すると
いった面倒な手間をかけなくても、加工布を適正な装着
位置に装着して、所期の位置に部分模様を縫製でき、こ
れにより、複数の部分模様からなる大型の刺繍模様を簡
単に縫製することができる。
【0024】次に、請求項6に記載のミシンは、前記デ
ータ読込手段が、さらに、前記複数の部分模様の形象に
関する形象データを記憶したデータ記憶媒体よりその形
象データを読み込むように構成されていて、前記表示制
御手段は、前記データ読込手段で読み込まれた形象デー
タおよび装着位置データに基づき、前記複数の部分模様
の形象と前記装着位置を表す情報とを対応付けて前記デ
ィスプレイに表示させることを特徴とする。
【0025】このミシンによれば、上記請求項5に記載
のミシンについて述べたとおりの作用・効果を奏する
他、表示制御手段が、形象データおよび装着位置データ
に基づき、複数の部分模様の形象と装着位置を表す情報
とを対応付けてディスプレイに表示させるので、ディス
プレイ上の表示によって部分模様の形象を一目で確認す
ることができ、しかも、その形象を確認した部分模様を
縫製するに当たって加工布をどの装着位置に装着すべき
なのかを確認できる。
【0026】なお、上記請求項5に記載のミシンにおい
て、請求項6に記載の如き構成を備えないものとして
は、例えば、部分模様の形象を表示する代わりに、部分
模様に付けられた名前を文字情報として表示するもの
や、部分模様に付与された番号を表示するものなどを考
え得る。但し、これらの情報のみでは、ディスプレイ上
の表示から部分模様の形象を確認することはできないの
で、この点において請求項6に記載のミシンの方が望ま
しい。
【0027】次に、請求項7に記載のミシンは、前記表
示制御手段は、前記複数の部分模様の組み合わせにより
構成される刺繍模様の形象を前記ディスプレイに表示さ
せることを特徴とする。
【0028】このミシンによれば、上記請求項5,6に
記載のミシンについて述べたとおりの作用・効果を奏す
る他、表示制御手段が、部分模様の形象だけではなく、
複数の部分模様により構成される刺繍模様の形象をもデ
ィスプレイに表示させるので、刺繍模様を縫い上げたと
きのイメージを、ディスプレイ上で確認することができ
る。
【0029】次に、請求項8に記載のミシンは、前記表
示制御手段は、単一の刺繍模様を構成する前記複数の部
分模様の縫製順序を表す情報を表示することを特徴とす
る。
【0030】このミシンによれば、上記請求項5〜7に
記載のミシンについて述べたとおりの作用・効果を奏す
る他、表示制御手段が、複数の部分模様の縫製順序を表
す情報を表示するので、表示された縫製順序に従って縫
製するだけで、部分模様と部分模様が適切な順序で重な
るように、刺繍模様を縫製することができる。
【0031】さて次に、上記請求項1〜請求項4のいず
れかに記載のミシンにおいて利用するのに好適なミシン
の外部記憶装置について説明する。まず、請求項9に記
載のミシンの外部記憶装置は、ディスプレイを含む表示
手段と、縫製手段と、加工布を保持するための刺繍枠
と、その刺繍枠を移動させる移動手段と、前記刺繍枠を
前記移動手段に取り付けるための複数の取付部とを備え
たミシンにおいて刺繍模様の縫製処理を実行させるため
の縫製データと該刺繍模様の表示データとを少なくとも
記憶する外部記憶装置において、複数の部分模様から構
成される単一の刺繍模様に関し、該複数の部分模様のそ
れぞれに対応する縫製データを記憶する第1の記憶エリ
アと、前記複数の部分模様のそれぞれに対応して前記刺
繍枠の前記移動手段に対する取付位置に関するデータを
記憶する第2の記憶エリアとを備えたことを特徴とす
る。
【0032】このミシンの外部記憶装置によれば、各部
分模様に対応する縫製データを記憶する第1の記憶エリ
アの他に、各部分模様に対応する刺繍枠の取付位置に関
するデータを記憶する第2の記憶エリアを備えているの
で、第1の記憶エリアに記憶された縫製データを利用し
て縫製処理を行う際に、第2の記憶エリアを参照するこ
とにより、適切な刺繍枠の取付位置に関する情報を得る
ことができる。
【0033】したがって、ミシン側において、適切な刺
繍枠の取付位置についての情報を、文字情報または図形
情報などとして表示できるようになり、あるいは、取付
位置に対応したランプ類を点灯させるなどして、取付位
置を報知することも可能となる。また、刺繍枠の実際の
取付位置を検知する手段がミシンに設けてあれば、その
実際の取付位置と第2の記憶エリアから得た取付位置と
を比較して、一致していれば正常、不一致であれば異常
と判断し、それぞれに対応するメッセージを表示した
り、警告ランプを点灯させたりすることもできる。
【0034】次に、請求項10に記載のミシンの外部記
憶装置は、前記第1の記憶エリアまたは前記第2の記憶
エリアに記憶されるデータとして、前記部分模様の形象
を表す表示データがさらに記憶されていることを特徴と
する。
【0035】このミシンの外部記憶装置によれば、第1
の記憶エリアまたは第2の記憶エリアに記憶されるデー
タとして、縫製処理のために必要となる縫製データの他
に、部分模様の形象を表す表示データがさらに記憶され
ているので、この表示データに基づいて、ミシンが備え
る表示手段に部分模様の形象を表示することができる。
【0036】したがって、縫製データしか記憶されてい
ない外部記憶装置の場合とは異なり、ミシンが縫製デー
タに基づいて部分模様の形象を表す画像を作成しなくて
もよくなるので、ミシン側にかかる表示制御に関する負
荷を軽減できる。次に、請求項11に記載のミシンの外
部記憶装置は、前記取付位置に関するデータが、前記刺
繍枠の前記移動手段に対する取付位置を図形情報にて表
示するための表示データであることを特徴とする。
【0037】このミシンの外部記憶装置によれば、取付
位置を図形情報にて表示するための表示データが、第2
の記憶エリアに記憶されているので、この表示データに
基づいて、ミシンが備える表示手段に取付位置に関する
図形情報を表示することができる。
【0038】したがって、取付位置を図形情報にて表示
するための表示データ以外のデータによって、取付位置
に関するデータを記憶している外部記憶装置の場合とは
異なり、ミシン側において取付位置を表す画像を作成し
なくても、視覚的にわかりやすい取付位置情報を表示で
き、ミシン側にかかる表示制御に関する負荷を軽減でき
る。
【0039】次に、請求項12に記載のミシンの外部記
憶装置は、カード形式の記憶装置により構成されたこと
を特徴とする。ここでいう、カード形式の記憶装置と
は、外形形状がカード型(薄板状)に形成されるととも
に、内部に不揮発性の半導体メモリを備えているもの
で、一般に、ROMカード、フラッシュメモリカード等
と称されるものが含まれる。上記不揮発性の半導体メモ
リは、電気的に書き換え可能なものであっても書き換え
不能なものであってもよい。
【0040】このように構成されたミシンの外部記憶装
置によれば、ミシン側に設けられたカードスロットにマ
ウントするだけで、ミシンが第1、第2の記憶エリアに
アクセス可能となるので、別の刺繍模様を縫製したいな
ど必要な場合に、外部記憶装置を簡単に交換することが
できる。また、きわめて容易に後からオプションとして
刺繍模様を追加提供することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。本発明の実施形態として示すミ
シン1は、図1に示すように、ベッド部1aと、ベッド
部1aの上面右側に立設された脚柱部1bと、脚柱部1
bの側面上部から左方へ延びるアーム部1cを備えてい
る。
【0042】ベッド部1aには、周知のように、送り歯
を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動
させる送り歯前後動機構(図示略)、下糸ボビンを収容
し縫針3と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が
設けられている。脚柱部1bの右側面には、刺繍模様に
関するデータ(縫製データ、取付位置データ、および形
象データなど)を記録したROMカードをマウントする
ためのスロット(図示略)が配設されている。
【0043】アーム部1cには、下端に縫針3を装着し
た針棒5を上下動させる針棒駆動機構(図示略)、針棒
5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機
構(図示略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動
させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。
【0044】アーム部1cの前面には液晶ディスプレイ
を備えた表示装置7が設けられ、この表示装置7の前面
に、透明電極をマトリックス状に配列してなるタッチパ
ネル9が設けられている。表示装置7には、刺繍模様の
形象等といった画像情報が表示され、また、各種メッセ
ージ等の文字情報も表示される。また、タッチパネル9
には操作キーに該当する複数の領域が動的に設定され、
表示装置7にはそれらの操作キー該当領域に重ねて当該
領域を示す画像などが表示される。
【0045】さらに、ベッド部1aには、刺繍枠駆動機
構11が着脱可能に装着されている。この刺繍枠駆動機
構11は、加工布を保持する刺繍枠13と、刺繍枠13
を前後方向(以下、Y方向ともいう)へ駆動するY方向
駆動部15と、Y方向駆動部15を左右方向(以下、X
方向ともいう)へ駆動するX方向駆動部17とを備えて
いる。
【0046】刺繍枠13には、図2に示すように、3組
の取付部13a〜13cが設けられている。これら3組
の取付部13a〜13cは、刺繍枠13に設けられた4
個の連結具の中から選ばれた隣り合う2個の連結具によ
って構成され、4個の連結具の内の1個は、取付部13
aと取付部13bで共有され、また、4個の連結具の内
の別の1個は、取付部13bと取付部13cで共有され
ている。これら3組の取付部13a〜13cの内、いず
れか1組を介して刺繍枠13をY方向駆動部15に取り
付けることができ、3組の取付部13a〜13cのいず
れを選ぶかによって、刺繍枠13のY方向駆動部15に
対する相対的な取付位置を、前後方向へ3通りに変更で
きるようになっている。
【0047】ここで、取付部13aを介して刺繍枠13
をY方向駆動部15に取り付けた場合は、領域19aの
内側に刺繍模様を縫製でき、取付部13bを介して刺繍
枠13をY方向駆動部15に取り付けた場合は、領域1
9bの内側に刺繍模様を縫製でき、取付部13cを介し
て刺繍枠13をY方向駆動部15に取り付けた場合は、
領域19cの内側に刺繍模様を縫製することができる。
領域19aと領域19bは互いの一部が重なっており、
また、領域19bと領域19cも互いの一部が重なって
いる。
【0048】次に、ミシン1の制御系について説明す
る。図3に示すように、ミシン1の制御部20は、CP
U21,ROM22,RAM23などを備えたマイクロ
コンピュータによって構成され、CPU21がROM2
2から読み出した制御プログラムに従ってミシン各部を
制御するようになっている。ROM22には、上述の制
御プログラムの他、各種実用縫いや刺繍模様の縫製デー
タ等も記憶され、RAM23には、CPU21による各
種演算結果などが格納されるようになっている。
【0049】また、縫製動作の開始/終了を指示するた
めのスタート/ストップキー25、針上下キー27、上
記タッチパネル9、その他の各種キー29、オプション
として追加される刺繍模様を記憶している外部ROMカ
ード31、上記表示装置7、縫針3や送り歯を駆動する
ためのメインモータ33、X方向駆動部17によってY
方向駆動部15をX方向へ駆動するための動力源となる
Xパルスモータ35、Y方向駆動部15によって刺繍枠
13をY方向へ駆動するための動力源となるYパルスモ
ータ37などを備え、これらが、それぞれに対応する入
出力インターフェイスを介して制御部20に接続されて
いる。
【0050】次に、複数の部分模様からなる刺繍模様に
ついて、具体的な例を挙げて説明する。図4に例示する
刺繍模様50は、中央にある第1模様50a、第1模様
50aよりも上にある第2模様50b、および第1模様
50aよりも下にある第3模様50cの3つの部分模様
によって構成されている。各部分模様は、それぞれ刺繍
枠13の取付位置を変更して縫製されるもので、具体的
には、第1模様50aが、先に説明した領域19b内に
縫製され、第2模様50bが領域19a内に縫製され、
第3模様50cが領域19c内に縫製されている。これ
らの部分模様は、第1模様50a、第2模様50b、第
3模様50cの順に縫製されて、その際、第2模様50
bを第1模様50aの上端部に重ねて縫製し、また、第
3模様50cを第1模様50aの下端部に重ねて縫製す
ることにより、部分模様間に隙間が生じないようにされ
ている。
【0051】以上のような刺繍模様50に関するデータ
は、外部ROMカード31(またはROM22)に格納
されている。外部ROMカード31には、図5に示すよ
うに、縫製データ領域(本発明でいう第1の記憶エリア
に相当)や表示データ領域(本発明でいう第2の記憶エ
リアに相当)などが確保され、各領域には、第1模様5
0a、第2模様50b、および第3模様50cのそれぞ
れに対応する縫製データ60a〜60c、表示データ6
2a〜62cなどが記憶されている。
【0052】縫製データ60a〜60cは、例えば針落
ち点の位置など実際の縫製に必要なデータ群である。表
示データ62a〜62cは、各部分模様に関する情報を
表示装置7に表示するために必要なデータ群で、後から
詳述する通り、本発明でいう取付位置データおよび形象
データの双方を含み、さらに縫製順序に関する情報も含
んでいる。
【0053】次に、表示データ62a〜62cに基づく
表示制御処理について、図6のフローチャートを参照し
ながら説明する。この処理は、刺繍模様の縫製に先立っ
て行われる刺繍模様の選択時に、CPU21によって実
行される。表示制御処理を開始すると、CPU21は、
外部ROMカード31から表示データ62a〜62cを
読み込む(S101)。ここでは、表示データ62a〜
62cが表示装置7にまとめて表示可能な数だけ読み込
まれ、本実施形態においては5組分が読み込まれる。
【0054】続いて、読み込んだ表示データ62a〜6
2cに基づいて、表示装置7に刺繍模様に関する情報を
表示して(S103)、本処理を終える。その結果、本
実施形態においては、図7に示すような画像によって刺
繍模様に関する情報が表示される。
【0055】具体的には、例えば、画像64a〜64c
は、上述の第1模様50a、第2模様50b、第3模様
50cに対応する情報で、画像64aには、上述の第1
模様50aの形象(概略の形状)g1、縦棒に対する四
角形の位置によって刺繍枠13の取付位置を表す記号g
2、画像64a〜64cに対応する各部分模様が単一の
刺繍模様を構成することを表す文字g3、画像64a〜
64cに対応する各部分模様の縫製順序を表す数字g4
が含まれている。画像64b、64cについても、情報
内容のレイアウトについては同様の形態とされている。
【0056】そのため、形象g1を見れば、各部分模様
の概略形状を一目で理解することができ、記号g2を見
れば、刺繍枠13の取付位置を一目で理解することがで
きる。また、文字g3を見れば、例えば、画像64a〜
64cが単一の刺繍模様50を構成するために必要な部
分模様であることを一目で理解でき、画像66a,66
bについては、刺繍模様50とは別の刺繍模様を構成す
る部分模様であることも理解できる。さらに、数字g4
を見れば、画像64a〜64cに対応する各部分模様
を、画像64a、64b、64cの順序で縫製すべきこ
とが一目で理解できる。
【0057】なお、以後は、上記処理とは別処理となる
選択処理が実行され、表示装置7に一覧表示されている
部分模様の中から、縫製したい模様が表示されている領
域を押圧操作すると、その押圧操作がタッチパネル9に
よって検知され、縫製したい模様が選択されることにな
る。
【0058】以上説明したように、上記ミシン1によれ
ば、複数の部分模様50a〜50cからなる刺繍模様5
0を縫製するに当たって、各部分模様毎に定められてい
る刺繍枠13の取付位置を表す情報(記号g2)が、表
示装置7に表示されるので、その表示された情報(記号
g2)を見ることにより、刺繍枠13の取付位置を確認
することができる。
【0059】したがって、部分模様50a〜50cを縫
製する際に、いちいち説明書の類を見て刺繍枠13の取
付位置を確認するといった面倒な手間をかけなくても、
刺繍枠13を適正な取付位置に取り付けて、所期の位置
に部分模様50a〜50cを縫製でき、これにより、複
数の部分模様50a〜50cからなる大型の刺繍模様5
0を簡単に縫製することができる。
【0060】また、上記ミシン1によれば、各部分模様
の形象g1と取付位置を表す情報(記号g2)とを対応
付けてディスプレイに表示させるので、各部分模様の形
象を一目で確認することができる。さらに、上記ミシン
1によれば、複数の部分模様50a〜50cの縫製順序
を表す情報を表示するので、表示された縫製順序に従っ
て縫製するだけで、部分模様50aと部分模様50bと
の重なり部分などが、適切な順序で重なるように、刺繍
模様50を縫製することができる。
【0061】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、上記以外の形態でも実施可能であり、上
記の具体的形態に限定されるものではない。例えば、上
記ミシン1では、表示装置7に部分模様50a〜50c
の形象を表示するように構成してあったが、複数の部分
模様50a〜50cの組み合わせにより構成される刺繍
模様50全体の形象を、表示装置7に表示させるように
構成してもよい。このように構成されたミシンによれ
ば、刺繍模様50を縫い上げたときのイメージを、実際
の縫製を行う前に表示装置7上で確認することができ
る。
【0062】また、上記ミシン1においては、外部RO
Mカード31に記憶された表示データ62a〜62cに
基づいて、形象g1、記号g2、文字g3、および数字
g4を含む画像を、部分模様に関する情報として表示し
ていたが、刺繍枠13の取付位置だけを表示するように
しても、十分に有益である。また、取付位置を表示する
ための枠位置データは、必ずしも画像そのものをデータ
化したものでなくてもよく、例えば、複数の取付位置に
対応する複数通りの値を枠位置データとして、外部RO
Mカード等に記憶させておいてもよい。この場合、枠位
置データである複数通りの値は、そのまま番号として表
示してもよいし、別の文字情報に置換して表示してもよ
いし、さらに、この枠位置データに基づいて枠位置を表
す画像を作成してもよい。但し、一般的には、この種の
数値データに基づいて画像を作成するよりは、あらかじ
め作成された画像そのものをデータ化して記憶しておく
方が、迅速な表示処理を行うことができる。
【0063】また、上記ミシン1においては、刺繍枠1
3の取付位置を前後方向へ3通りに変更できたが、3通
りに限らず、何通りに変更できてもよい。また、前後方
向への変更に限らず、刺繍枠の取付位置を左右方向へ変
更できるようになっていてもよいし、刺繍枠を90度回
転させたり、180度回転させた取付位置でミシン側に
取り付け可能となっていてもよい。これらの場合、例え
ば、図8に示すように、前後左右の取付位置がわかるよ
うな記号g5を含む画像70を表示すればよく、図8に
例示した記号g5の場合であれば、刺繍枠を左上の取付
位置に取り付けて画像70に対応する部分模様を縫製す
ればよいことが一目でわかる。
【0064】さらに、上記ミシン1においては、刺繍枠
13の取付位置を変更することにより、刺繍枠13内で
の部分模様の縫製位置を変更していたが、刺繍枠13に
保持されている加工布の刺繍枠13に対する装着位置を
変更しても、刺繍枠13内での部分模様の縫製位置を変
更することができるので、上記ミシン1において表示し
ていた刺繍枠13の取付位置に代えて、刺繍枠に対する
加工布の装着位置を表示するようにしてもよい。この場
合に、加工布の装着位置とともに、部分模様の形象、刺
繍模様全体の形象、部分模様の縫製順序などを表示して
もよいことはもちろんである。
【0065】加えて、上記ミシン1においては、刺繍枠
13の取付位置データを表示のためにのみ利用していた
が、例えば、ミシン側に刺繍枠の取付位置を検出する装
置を設けておいて、選択された部分模様に対応する取付
位置データと実際に検出した刺繍枠の取付位置との対応
に誤りがある場合には、表示装置に警告メッセージを表
示したり、ランプの点灯やブザーの鳴動により、警告を
発するように構成してもよい。こうすれば、刺繍枠を誤
った位置に取り付けても、直ちにそれを察知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態として示したミシンの外観
を表す俯瞰図である。
【図2】 上記ミシンが備える刺繍枠を表す平面図であ
る。
【図3】 上記ミシンの制御系を表すブロック図であ
る。
【図4】 複数の部分模様からなる刺繍模様を表す図で
ある。
【図5】 縫製データおよび表示データのデータ構造図
である。
【図6】 表示制御のフローチャートである。
【図7】 刺繍枠の取付位置等の情報を表示した表示装
置の画面を表す正面図である。
【図8】 刺繍枠の取付位置を前後左右に変更できる場
合の刺繍枠の取付位置等の情報を表示した画像を表す図
である。
【符号の説明】
1・・・ミシン、1a・・・ベッド部、1b・・・脚柱
部、1c・・・アーム部、3・・・縫針、5・・・針
棒、7・・・表示装置、9・・・タッチパネル、11・
・・刺繍枠駆動機構、13・・・刺繍枠、13a,13
b,13c・・・取付部、15・・・Y方向駆動部、1
7・・・X方向駆動部、19a,19b,19c・・・
領域、20・・・制御部、21・・・CPU、22・・
・ROM、23・・・RAM、25・・・スタート/ス
トップキー、27・・・針上下キー、29・・・各種キ
ー、31・・・外部ROMカード、33・・・メインモ
ータ、35・・・Xパルスモータ、37・・・Yパルス
モータ、50・・・刺繍模様、50a〜50c・・・部
分模様(第1模様〜第3模様)。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイを含む表示手段と、縫製手段
    と、加工布を保持するための刺繍枠と、その刺繍枠を移
    動させる移動手段とを備え、縫製データに基づいて前記
    縫製手段と前記移動手段とを駆動することにより前記刺
    繍枠を縫針に対して相対移動させながら前記刺繍枠に保
    持された加工布に対して刺繍模様を縫製可能なミシンで
    あって、前記刺繍枠を前記移動手段に取り付けるための
    取付部が複数設けられていて該複数の取付部のいずれか
    を選んで前記刺繍枠を前記移動手段に取り付けることに
    より前記刺繍枠の前記移動手段に対する相対的な取付位
    置を変更可能で、該刺繍枠の取付位置を変更しながら各
    取付位置において部分模様を縫製することにより、該複
    数の部分模様を組み合わせて、前記刺繍枠の前記各取付
    位置のそれぞれに対応して定められた縫製範囲よりも大
    きい刺繍模様を縫製可能なミシンにおいて、 前記複数の部分模様のそれぞれに対応する縫製データと
    各部分模様毎に定められている前記刺繍枠の前記移動手
    段に対する取付位置を示す取付位置データとを記憶した
    データ記憶媒体より、該縫製データと該取付位置データ
    とを読み込むデータ読込手段と、 前記データ読込手段により読み込まれた前記取付位置デ
    ータに基づいて、前記刺繍枠の前記移動手段に対する取
    付位置を表す情報を前記ディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備えたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】前記データ読込手段が、さらに、前記複数
    の部分模様の形象に関する形象データを記憶したデータ
    記憶媒体よりその形象データを読み込むように構成され
    ていて、 前記表示制御手段は、前記データ読込手段で読み込まれ
    た形象データおよび取付位置データに基づき、前記複数
    の部分模様の形象と前記取付位置を表す情報とを対応付
    けて前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請
    求項1に記載のミシン。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記複数の部分模様
    の組み合わせにより構成される刺繍模様の形象を前記デ
    ィスプレイに表示させることを特徴とする請求項2に記
    載のミシン。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、単一の刺繍模様を構
    成する前記複数の部分模様の縫製順序を表す情報を表示
    することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載のミシン。
  5. 【請求項5】ディスプレイを含む表示手段と、縫製手段
    と、加工布を保持するための刺繍枠と、その刺繍枠を移
    動させる移動手段とを備え、縫製データに基づいて前記
    縫製手段と前記移動手段とを駆動することにより前記刺
    繍枠を縫針に対して相対移動させながら前記刺繍枠に保
    持された加工布に対して刺繍模様を縫製可能なミシンで
    あって、前記加工布の前記刺繍枠に対する相対的な装着
    位置を変更可能で、該加工布の装着位置を変更しながら
    各装着位置において部分模様を縫製することにより、該
    複数の部分模様を組み合わせて、前記移動手段による前
    記刺繍枠の可動範囲よりも大きい刺繍模様を縫製可能な
    ミシンにおいて、 前記複数の部分模様のそれぞれに対応する縫製データと
    各部分模様毎に定められている前記加工布の前記刺繍枠
    に対する装着位置を示す装着位置データとを記憶したデ
    ータ記憶媒体より、該縫製データと該装着位置データと
    を読み込むデータ読込手段と、 前記データ読込手段により読み込まれた前記装着位置デ
    ータに基づいて、前記加工布の前記刺繍枠に対する装着
    位置を表す情報を前記ディスプレイに表示させる表示制
    御手段とを備えたことを特徴とするミシン。
  6. 【請求項6】前記データ読込手段が、さらに、前記複数
    の部分模様の形象に関する形象データを記憶したデータ
    記憶媒体よりその形象データを読み込むように構成され
    ていて、 前記表示制御手段は、前記データ読込手段で読み込まれ
    た形象データおよび装着位置データに基づき、前記複数
    の部分模様の形象と前記装着位置を表す情報とを対応付
    けて前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請
    求項5に記載のミシン。
  7. 【請求項7】前記表示制御手段は、前記複数の部分模様
    の組み合わせにより構成される刺繍模様の形象を前記デ
    ィスプレイに表示させることを特徴とする請求項6に記
    載のミシン。
  8. 【請求項8】前記表示制御手段は、単一の刺繍模様を構
    成する前記複数の部分模様の縫製順序を表す情報を表示
    することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに
    記載のミシン。
  9. 【請求項9】ディスプレイを含む表示手段と、縫製手段
    と、加工布を保持するための刺繍枠と、その刺繍枠を移
    動させる移動手段と、前記刺繍枠を前記移動手段に取り
    付けるための複数の取付部とを備えたミシンにおいて刺
    繍模様の縫製処理を実行させるための縫製データと該刺
    繍模様の表示データとを少なくとも記憶する外部記憶装
    置において、 複数の部分模様から構成される単一の刺繍模様に関し、
    該複数の部分模様のそれぞれに対応する縫製データを記
    憶する第1の記憶エリアと、 前記複数の部分模様のそれぞれに対応して前記刺繍枠の
    前記移動手段に対する取付位置に関するデータを記憶す
    る第2の記憶エリアとを備えたことを特徴とするミシン
    の外部記憶装置。
  10. 【請求項10】前記第1の記憶エリアまたは前記第2の
    記憶エリアに記憶されるデータとして、前記部分模様の
    形象を表す表示データがさらに記憶されていることを特
    徴とする請求項9に記載のミシンの外部記憶装置。
  11. 【請求項11】前記取付位置に関するデータが、前記刺
    繍枠の前記移動手段に対する取付位置を図形情報にて表
    示するための表示データであることを特徴とする請求項
    9または請求項10に記載のミシンの外部記憶装置。
  12. 【請求項12】カード形式の記憶装置により構成された
    ことを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれかに記
    載のミシンの外部記憶装置。
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