JPH11221385A - 模様データ作成装置及び電子制御式ミシン及び縫製システム - Google Patents

模様データ作成装置及び電子制御式ミシン及び縫製システム

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JPH11221385A
JPH11221385A JP4453598A JP4453598A JPH11221385A JP H11221385 A JPH11221385 A JP H11221385A JP 4453598 A JP4453598 A JP 4453598A JP 4453598 A JP4453598 A JP 4453598A JP H11221385 A JPH11221385 A JP H11221385A
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JP
Japan
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pattern
data
sewing machine
coordinate
pattern data
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Withdrawn
Application number
JP4453598A
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English (en)
Inventor
信太郎 ▲とみ▼田
Shintarou Tomita
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシン側に設けた座標入力手段を有効的に利
用して、この座標入力手段で入力した座標データを模様
データ作成装置に供給して模様データを作成できるよう
にすること。 【解決手段】 模様データ作成装置と刺繍ミシンとを接
続ケーブルで接続して縫製システムを構成し、刺繍ミシ
ンに設けたデジタイザーと同様に機能するタッチパネル
を有効的に利用するようにし、このタッチパネル上で押
圧操作された模様の座標データを模様データ作成装置に
送信(S25)する一方、模様データ作成装置において、
その送信された座標データを受信し、必要に応じてその
座標データに基づいて縫製可能な模様データを作成して
刺繍ミシンに送信し、刺繍ミシンにおいては、送信され
た模様データを受信(S27)する一方、その模様データ
に基づいて加工布に刺繍縫製(S32)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシン側に設けた
座標入力手段から模様の座標データを受信して模様デー
タを作成する模様データ作成装置、座標入力手段で入力
した模様の座標データを模様データ作成装置に送信可能
な電子制御式ミシン、座標入力手段で入力した模様の座
標データを送信可能な電子制御式ミシンとその座標デー
タを受信して模様データを作成する模様データ作成装置
とを有する縫製システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍装置を備えた家庭用の電子制
御式刺繍ミシンでは、制御装置のROMに設けた模様デ
ータメモリ又は外部記憶媒体であるROMカードに、複
数の刺繍模様の模様データを格納しておき、ディスプレ
イに模様を表示させ表示画面を切換えつつ所望の模様を
検索し、所望の刺繍模様が選択されたときには、その選
択された刺繍模様の縫製データに基づいて刺繍縫製する
ようになっている。
【0003】例えば、本願出願人が提案した特公平6−
71504号公報には、フロッピーディスクに複数の刺
繍模様の縫製データを格納する一方、ひらかなやカタカ
ナ等の文字模様や種々の模様をマトリックス状に表示し
たタブレットボード(アナログ式感圧検知パネル)をミ
シンテーブル上に設け、これら複数の模様のうちから所
望の模様を入力ペンで指示して選択することで、その模
様の縫製データに基づいてミシンモータや送り装置が駆
動されて、加工布にその模様が縫製されるようにした文
字及び模様等を縫製可能なミシンが記載されている。
【0004】また、特公平7−71588号公報には、
制御装置の模様データメモリ(ROM)に複数の刺繍模
様の模様データを格納する一方、ミシンの脚柱部に設け
た矩形状のタブレットボード(アナログ式感圧検知パネ
ル)に、複数枚の縫目模様表示カードを着脱自在に装着
可能に構成し、所望の縫目模様表示カードをタブレット
ボードに装着して所望の縫目模様を押圧操作して選択す
ることで、その模様の縫製データに基づいて刺繍縫製さ
れる縫目模様表示兼入力装置を設けたミシンが記載され
ている。但し、この公報において、図形入力用表示カー
ドをタブレットボードに装着したときには、ペン等で描
いた図形の図形情報を入力設定できるようになってい
る。
【0005】最近では、このように刺繍模様を選択可能
な刺繍ミシンにパーソナルコンピュータなどからなる模
様データ作成装置を接続線で電気的に接続し、模様デー
タ作成装置で作成した自作の模様の模様データを、模様
データ作成装置から刺繍ミシンに、1針毎のステッチデ
ータ(縫製データ)で送信するとともに、各種の制御コ
マンドを送信することで、刺繍ミシンで種々の刺繍模様
を縫製できるようにした縫製システムも実用化されてき
ている。
【0006】ここで、この種の模様データ作成装置に
は、一般的に、座標入力装置(所謂、マウス)が標準装
備されており、このマウスを移動操作することで、オリ
ジナルな模様を表示装置のディスプレイ上で作成するこ
とができ、その作成した模様の座標データを入力設定で
き、最終的に編集作業を行うことにより、その座標デー
タから模様データを作成できるようになっている。とこ
ろで、細かい多数の線からなる複雑な刺繍模様を作成す
る場合には、マウスよりもきめ細かく座標入力が可能な
デジサイザーを増設するようにし、このデジサイザーを
用いて豪華な刺繍模様を入力設定するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、刺繍
ミシンと模様データ作成装置とを接続線で電気的に接続
した縫製システムにおいて、模様データ作成装置で複雑
且つ豪華な刺繍模様を作成する場合には、模様データ作
成装置だけに着目し、高価なデジサイザーを増設するの
で、コスト高になること、デジサイザーの設置スペース
も余分に必要になること、などの問題がある。更に、こ
のデジサイザーは、多数の押圧検知部を有するアナログ
式感圧検知パネル的な構造であり、前述した特公平6−
71504号公報や特公平7−71588号公報に記載
のミシンに設けられたタブレットボードと同様でありな
がら、このミシン側に設けられたタブレットボードを有
効的に利用するようにしたものではない。
【0008】本発明の目的は、ミシン側に設けた座標入
力手段を有効的に利用して、この座標入力手段で入力し
た座標データを模様データ作成装置に供給して模様デー
タを作成できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の模様データ作
成装置は、ミシンで縫製する模様の模様データを作成し
てミシンに送信する模様データ作成装置において、ミシ
ン側に設けられた座標入力手段で入力された模様の座標
データを受信するデータ受信手段と、データ受信手段で
受信した模様の座標データに基づいて模様データを作成
する模様データ作成手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】データ受信手段は、多数の押圧検知部を有
するアナログ式のタッチパネルなどのデジタイザーとし
て機能するミシン側に設けられた座標入力手段で入力さ
れた模様の座標データを、接続線を用いたデータ通信に
より又は無線通信により受信する。そして、模様データ
作成手段は、データ受信手段で受信した模様の座標デー
タに基づいて模様データを作成する。これにより、模様
データ作成手段で作成された模様データが、データ通信
や無線通信、或いは記録媒体を介してミシンに供給さ
れ、その模様データに基づいてミシンで模様を縫製でき
る。
【0011】請求項2の模様データ作成装置は、請求項
1の発明において、前記座標入力手段は、複数の模様を
表示可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行
う模様選択手段として兼用されることを特徴とするもの
である。この場合には、座標入力手段により、座標デー
タの入力だけでなく、表示された模様を介して模様選択
を行うことができ、ミシンにおいては、コスト的にもス
ペース的にも有利になり、更に座標入力制御や模様選択
制御が簡単化する。その他請求項1と同様の作用を奏す
る。
【0012】請求項3の模様データ作成装置は、請求項
1又は2の発明において、前記ミシンに対してデータを
送信するデータ送信手段を備えたことを特徴とするもの
である。この場合、データ送信手段により、作成した縫
製可能な模様データをミシンに容易にデータ送信でき
る。その他請求項1又は2と同様の作用を奏する。
【0013】請求項4の電子制御式ミシンは、模様デー
タに基づいて模様を縫製する電子制御式ミシンにおい
て、模様の座標データを入力する為の座標入力手段と、
座標入力手段で入力された模様の座標データを、座標デ
ータに基づいて模様データを作成する模様データ作成装
置に送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】座標入力手段により模様の座標データが入
力されると、データ送信手段は、座標入力手段で入力さ
れた模様の座標データを模様データ作成装置に送信す
る。そして、模様データ作成手段は、この座標データに
基づいて模様データを作成する。これにより、模様デー
タ作成手段で作成された模様データが、データ通信や無
線通信、或いは記録媒体を介してミシンに供給され、そ
の模様データに基づいてミシンで模様を縫製できる。
【0015】請求項5の電子制御式ミシンは、請求項4
の発明において、前記座標入力手段は、複数の模様を表
示可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行う
模様選択手段として兼用されることを特徴とするもので
ある。この場合には、座標入力手段により、座標データ
の入力だけでなく、表示された模様を介して模様選択を
行うことができ、ミシンにおいては、コスト的にもスペ
ース的にも有利になり、更に座標入力制御や模様選択制
御が簡単化する。その他請求項4と同様の作用を奏す
る。
【0016】請求項6の電子制御式ミシンは、請求項4
又は5の発明において、前記模様データ作成手段からの
データを受信するデータ受信手段を備えたことを特徴と
するものである。この場合には、データ受信手段によ
り、模様データ作成手段で作成した縫製可能な模様デー
タを容易に受信でき、その模様データに基づいて縫製で
きる。その他請求項4又は5と同様の作用を奏する。
【0017】請求項7の電子制御式ミシンは、請求項4
〜6の何れか1項の発明において、ディスプレイを有す
る表示手段と、前記座標入力手段で入力された模様の座
標データに基づいて、入力された模様をディスプレイに
表示させる模様表示制御手段とを備えたことを特徴とす
るものである。この場合には、座標入力手段で模様の座
標データが入力されると、模様表示制御手段は、その座
標データに基づいて、複数の座標位置を連ねた模様をデ
ィスプレイに同時的に表示する。その他請求項4〜6の
何れか1項と同様の作用を奏する。
【0018】請求項8の縫製システムは、電子制御式ミ
シンと、このミシンからのデータを少なくとも受信可能
に接続され且つ縫製に供する模様の模様データを作成す
る模様データ作成装置とを有する縫製システムにおい
て、ミシンは、模様の座標データを入力する為の座標入
力手段を備え、模様データ作成装置は、座標入力手段で
入力された模様の座標データを受信して模様データを作
成する模様データ作成手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0019】ミシンに設けられた座標入力手段により模
様の座標データが入力される一方、模様データ作成装置
の模様データ作成手段により、座標入力手段で入力され
た模様の座標データを受信して模様データを作成する。
これにより、模様データ作成手段で作成された模様デー
タが、データ通信や無線通信、或いは記録媒体を介して
ミシンに供給され、その模様データに基づいてミシンで
模様を縫製できる。
【0020】請求項9の縫製システムは、請求項8の発
明において、前記座標入力手段は、複数の模様を表示可
能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行う模様
選択手段として兼用されることを特徴とするものであ
る。この場合には、座標入力手段により、座標データの
入力だけでなく、表示された模様を介して模様選択を行
うことができ、ミシンにおいては、コスト的にもスペー
ス的にも有利になり、更に座標入力制御や模様選択制御
が簡単化する。その他請求項8と同様の作用を奏する。
【0021】請求項10の縫製システムは、請求項8又
は9の発明において、前記模様データ作成装置とミシン
とは、相互にデータ送受信可能に構成されたことを特徴
とするものである。この場合には、模様データ作成装置
とミシンとの間でデータを双方向に送受信できることか
ら、ミシンから模様データ作成装置へ座標データを迅速
に転送でき、また模様データ作成装置からミシンへ模様
データを迅速に転送できる。その他請求項8又は9と同
様の作用を奏する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施形態は、模様デ
ータを作成可能な模様データ作成装置と、この模様デー
タ作成装置に通信線により電気的に接続された刺繍縫製
可能な電子式制御ミシンとからなる縫製システムに本発
明を適用した場合のものである。図1に示すように、こ
の縫製システム1は、パーソナルコンピュータからなる
模様データ作成装置2と、刺繍装置40を備えた電子式
制御刺繍ミシン3とを接続ケーブル4で接続したもので
あり、これら模様データ作成装置2と刺繍ミシン3との
間で双方向通信が可能になっている。
【0023】前記模様データ作成装置2は、図1に示す
ように基本的に、模様作成画面や編集画面を表示可能な
CRTディスプレイ10と、キーボード11と、座標入
力装置(所謂、マウス)12と、これらを制御する制御
本体部13などから構成されている。模様データ作成装
置2の制御系は、図2のブロック図に示すように構成さ
れている。
【0024】制御本体部13に設けられた制御装置14
の入出力インターフェース(入出力I/F)15には、
キーボード11と、座標入力装置12とが夫々接続され
ている。制御装置14は、CPU16と、このCPU1
6にデータバス等のバス27を介して接続されたROM
17及びRAM18と、ハードディスク(HD)21を
備えたハードディスクドライブ(HDD)20を制御す
るハードディスクコントローラ(HDC)19と、入出
力I/F15などから構成されている。
【0025】更に、バス27には、フロッピーディスク
24を着脱可能に装着するフロッピーディスクドライブ
(FDD)23を制御するフロッピーディスクコントロ
ーラ(FDC)22と、CRTディスプレイ10に表示
データを出力する為のCRTディスプレイコントローラ
(CRTC)25と、刺繍ミシン3に対して双方向でデ
ータ通信する為の通信用インターフェース(通信用I/
F)26とが夫々接続されている。
【0026】前記ROM17には、一般のパーソナルコ
ンピュータと同様に、電源オン時に模データ作成装置2
を立ち上げる為の起動プログラムが格納されている。一
方、HD21には、MS−DOSやウインドウズシステ
ム等の各種OS(オペレーティングシステム)が格納さ
れるとともに、同システム上で任意のCRTディスプレ
イ10、キーボード11、座標入力装置12等を使用可
能とする為の各種ドライバ・ソフトが組込まれるととも
に、模様データ作成ソフト、刺繍ミシン3に対して双方
向でデータ通信する為の通信制御プログラムや後述する
本願特有の座標データ受信制御や模様データ送信制御の
制御プログラム等の各種アプリケーションプログラムも
組込まれている。
【0027】これにより、各種アプリケーションプログ
ラムの実行に際しては、HD21等に格納されているM
S−DOS等の各種OSだけでなく、更には、同システ
ム上で実行可能なワープロソフトや、模様データ作成ソ
フトやデータ通信制御等の各種アプリケーションプログ
ラムが必要に応じて読み込まれ、各メモリ(RAM1
8、HD21、FD21等)を適宜使用してアプリケー
ションプログラムが動作可能とされる。前記RAM18
には、これら種々の制御を実行するに際して必要な各種
のメモリが設けられている。
【0028】次に、模様データ作成装置2から模様デー
タを受けて刺繍縫製する電子制御式刺繍ミシン3は、図
1に示すように、ミシンベッド部31と、ベッド部31
の右端部から立設された脚柱部32と、脚柱部32の上
端からベッド部31に対向するように左方へ延びるアー
ム部33を有する。ベッド部31には、送り歯を上下動
させる送り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送
り歯前後動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針3
6と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けら
れている。
【0029】脚柱部32には、オプション的に追加され
る多数の刺繍模様の模様データ(模様表示データと縫製
データと付随情報)を記録したROMカード65を、内
部のカード用コネクタ38(図4参照)に接続する為の
カード用スロット32aが形成されている。アーム部3
3には、下端に縫針36を装着した針棒35を上下動さ
せる針棒駆動機構、針棒35を布送り方向と直交する方
向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤を針棒3
5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示
略)等が設けられている。
【0030】ここで、送り歯上下動機構と針棒駆動機構
と天秤駆動機構とはミシンモータ60で駆動され、針棒
揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ61で駆動さ
れ、送り歯前後動機構は送り歯駆動用ステッピングモー
タ62で駆動される(図4参照)。アーム部33の頭部
34には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止
スイッチ37が設けられている。アーム部33の前面に
は、大型の液晶ディスプレイ38が設けられ、この液晶
ディスプレイ38には、実用模様や刺繍模様等の種々の
縫目模様や各種の機能名、更には種々のメッセージ等が
表示される。この液晶ディスプレイ38の前面には、こ
のディスプレイ38に表示された複数の刺繍模様を選択
したり、模様の座標データを入力するアナログ式のタッ
チパネル39が貼着されている。
【0031】即ち、このタッチパネル39について簡単
に説明すると、ディスプレイ38と同様の大きさを有す
る矩形状の透明なX電極用シートとY電極用シートとか
らなる2枚の電極用シートを張り合わせた構造になって
いる。X電極用シートの内側の電極面には、図3に示す
ように、線状の細い帯状の多数の透明なX電極板(抵抗
体)39aが近接状に横方向(行方向)に配設されると
ともに、Y電極用シートの内側の電極面には、線状の細
い帯状の多数の透明なY電極板(抵抗体)39bが近接
状に縦方向(列方向)に配設され、これら直交する複数
のX電極板39aとY電極板39bとの間に膜状の感圧
導電ゴム(図示略)を介在させて積層し、その前面側を
保護シートで覆われている。
【0032】これにより、タッチパネル39上の任意の
位置をペン等で押圧したときには、その押圧位置に対応
するX電極板39aとY電極板39bとが感圧導電ゴム
を介して短絡状態となり、このときに両電極板39a,
39bに流れる電流変化から、押圧位置に対応するX位
置信号とY位置信号とからなる座標データを出力するよ
うになっている。一方、模様選択に際して、ディスプレ
イ38に「模様」や機能キーに対応する「機能名」が表
示されたときに、その「模様」や「機能名」の各表示エ
リアに該当する何れの位置で押圧されたときには、これ
ら「模様」や「機能名」を選択する為のタッチキーとし
て兼用するようになっている。
【0033】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置40が着脱可能に装着され
る。刺繍装置40は、その本体ケース41と、加工布を
着脱自在に装着する刺繍枠42と、刺繍枠42をY方向
(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した収容
ケース43と、収容ケース43とその内部のY方向駆動
機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構で
あって本体ケース41内に収容されたX方向駆動機構と
を備えており、X方向駆動機構は第1ステッピングモー
タ45で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッピング
モータ46で駆動される(図4参照)。
【0034】刺繍装置40がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ45,46が、コ
ネクタ44を介して刺繍ミシン3の制御装置50に電気
的に接続され、刺繍装置40の装着状態が検知される一
方、制御装置50により第1,第2ステッピングモータ
45,46が駆動制御され、刺繍枠42と加工布とをX
方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺繍縫製され
る。次に、刺繍ミシン3の制御系について説明する。
【0035】図4に示すように、制御装置50は、入力
インターフェース51と、CPU52とROM53及び
RAM54とを含むコンピュータと、出力インターフェ
ース55と、これらを接続するバス57とを有する。入
力インターフェース51には、起動・停止スイッチ37
と、タッチパネル39と、ミシン主軸の複数の回転位相
を検出するタイミング信号発生器58とが夫々接続され
ている。
【0036】出力インターフェース55には、ミシンモ
ータ60と、針棒揺動用ステッピングモータ61と、送
り歯駆動用ステッピングモータ62と、液晶ディスプレ
イ38の為のディスプレイコントローラ(LCDC)6
3と、刺繍装置40の第1,第2ステッピングモータ4
5,46が夫々接続されるコネクタ44等が接続されて
いる。バス57には、前記ROMカード65のROM6
6を接続するコネクタ38と、模様データ作成装置2に
対して双方向でデータ通信する為の通信用インターフェ
ース(通信用I/F)56とが夫々接続されている。
【0037】前記ROM53には、実用模様や種々の刺
繍模様を選択する模様選択制御の制御プログラム、表示
制御の一般的な制御プログラムに加えて、模様データ作
成装置2に対して双方向でデータ通信する為の通信制御
プログラム、選択した刺繍模様に対してディスプレイ3
8を介してサイズ設定や縫製位置変更等の編集処理を施
す編集処理の制御プログラム、本願特有の後述のデータ
送受信制御を含む縫製制御の制御プログラム等々が予め
格納されている。更に、ROM53には、複数の実用模
様や実用的な文字に関する文字模様の各々に関して、表
示データと縫製データとを有する模様データが、模様の
種類別にグループ分けし模様番号を付して格納されてい
る。
【0038】前記RAM54には、縫製制御の実行に際
して必要な各種のメモリが設けられている。ところで、
前記ROMカード65としては、刺繍模様の種類に応じ
て複数枚分準備されており、これらROMカード65の
ROM66には、比較的使用頻度の高い「動物」や「乗
り物」や「花」などの一般的な模様群に加えて、特殊な
種々の図形や形象、マーク、キャラクタ(例えば、テレ
ビや映画等に登場する著名な人物、動物、ロボット等)
等の模様群毎に、多数の刺繍模様(第1刺繍模様、第2
刺繍模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様データが記
録されている。
【0039】次に、模様データ作成装置2の制御装置1
5で行なわれる模様データ受信制御について、図5のフ
ローチャートに基いて説明する。但し、図中符号Si
(i=10、11、12、・・・)は各ステップであ
る。模様データ作成装置2において、模様データ作成に
際して、刺繍ミシン3に設けられたタッチパネル39か
らの座標データを受信する座標データ受信制御が開始さ
れたときには、先ず座標データの送信を要求するコマン
ドが刺繍ミシン3に対して送信される(S10)。そし
て、刺繍ミシン3から座標データが送信されてきたとき
には(S11:Yes )、その座標データがRAM18に格
納される(S12)。
【0040】即ち、これらS10〜S12が微小時間毎に繰
り返して実行され、座標データの全ての受信が完了し
て、座標データ受信制御を中止するのに際して、座標デ
ータ送信要求が中止されたときには(S11:No、S13:
Yes )、この制御を終了してメインルーチンにリターン
する。一方、刺繍ミシン3における縫製制御について説
明すると、図7に示すように、電源の投入により、RA
M54の各メモリをクリアする等の初期設定処理が実行
され(S20)、通信要求コマンドが受信されたか(S2
1:No)、タッチキー39が操作されたか(S29:N
o)、或いは起動・停止スイッチ37が操作されたか
(S31:No)、がサイクリックに検出される。
【0041】そして、模様データ作成装置2から通信要
求コマンドを受信したときに(S21:Yes )、座標デー
タ送信要求コマンドのときには(S22:Yes )、タッチ
パネル39上で押圧される押圧位置に対応する座標位置
(x位置とy位置)が読み込まれ(S23)、その座標位
置に基づいて、押圧位置が、例えば点でディスプレイ3
8に表示され(S24)、更にその座標データが模様デー
タ作成装置2に送信処理される(S25)。即ち、これら
S21〜S25が微小時間毎に繰り返して実行され、ディス
プレイ38には押圧位置を点で連ねた模様が表示される
一方、模様の座標データの全てが送信される。
【0042】例えば、図4に示すように、タッチパネル
39上で動物「象」の模様を描いたときには、図1に示
すように、ディスプレイ38には、その模様が同時に表
示される。即ち、図5で説明したように、模様データ作
成装置2において、刺繍ミシン3から送信される模様の
座標データの全てが受信され、必要に応じて、模様デー
タ作成制御プログラムにより、その座標データに基づい
て縫製可能な模様データが作成される。
【0043】そして、模様データ作成装置2において、
作成した模様データを刺繍ミシン3で縫製するのに際し
て、その模様データを刺繍ミシン3に送信する模様デー
タ送信制御について説明すると、図6に示すように、先
ず、データ送信コマンドが刺繍ミシン3に対して送信さ
れる(S40)。次に、刺繍ミシン3側が受信可能になっ
たとき、つまり送信可能なときには(S41:Yes )、模
様データを刺繍ミシン3に対して送信する送信処理が実
行され(S42)、この制御を終了して、メインルーチン
にリターンする。
【0044】一方、刺繍ミシン3においては、図7に示
す縫製制御により、通信要求コマンドとして、データ送
信コマンドを受信したときには(S21:Yes 、S22:N
o、S26:Yes )、データ受信が可能なコマンドを送信
した後、模様データ作成装置2から送信されてくる模様
データを受信する受信処理が実行される(S27)。ここ
で、座標データ送信要求コマンドやデータ送信コマンド
以外の要求コマンドを受信したときには(S21:Yes 、
S22・S26:No)、その要求コマンドに対応する処理が
実行される(S28)。
【0045】一方、この縫製制御において、ROM5
3,66に記憶された複数の刺繍模様がディスプレイ3
8に表示され、縫製に供する模様を選択する模様選択処
理に際して、タッチパネル39上のタッチキーが操作さ
れたときには(S21:No、S29:Yes )、その指示され
た模様を選択するなどの種々の処理が実行され(S3
0)、起動・停止スイッチ37が操作されたときには
(S31:Yes )、選択された模様の縫製データに基づい
て模様を縫製する縫製処理が実行される(S32)。
【0046】ここで、液晶ディスプレイ38や模様選択
制御やタッチパネル39などで模様選択手段が構成さ
れ、このタッチパネル39や座標入力制御などで座標入
力手段が構成され、つまり座標入力手段は模様選択手段
として兼用されている。図5の座標データ受信制御や通
信用インターフェース26、通信制御プログラムなどで
請求項1のデータ受信手段が構成され、模様データ作成
制御プログラムなどで請求項1及び請求項8の模様デー
タ作成手段が構成されている。また、図6の模様データ
送信制御や通信用インターフェース26、通信制御プロ
グラムなどで請求項3のデータ送信手段が構成されてい
る。
【0047】また、図7の縫製制御の特にS23,S25や
通信用インターフェース56、通信制御プログラムなど
で請求項4のデータ送信手段が構成され、縫製制御の特
にS26〜S27や通信用インターフェース56、通信制御
プログラムなどで請求項6のデータ受信手段が構成さ
れ、ディスプレイコントローラ63や液晶ディスプレイ
38や表示制御などで表示手段が構成されている。更
に、縫製制御の特にS24などで請求項7の模様表示制御
手段が構成されている。
【0048】以上説明したように、模様データ作成装置
2と刺繍ミシン3とを接続ケーブル4で接続して縫製シ
ステム1を構成し、刺繍ミシン3に設けたタッチパネル
39上で押圧操作された模様の座標データを模様データ
作成装置2送信する一方、模様データ作成装置2におい
て、その送信された座標データを受信し、必要に応じて
その座標データに基づいて縫製可能な模様データを作成
して刺繍ミシン3に送信し、刺繍ミシン3においては、
送信された模様データを受信する一方、その模様データ
に基づいて加工布に刺繍縫製するので、模様データ作成
装置2に高価なデジタイザー等を別途増設しなくても、
刺繍ミシン3側のタッチパネル39を有効的に利用して
模様データを作成することができ、コスト的に有利にな
る。
【0049】また、刺繍ミシン3側タッチパネル39
は、複数の刺繍模様のうちから所望の模様を選択する模
様選択する際の模様選択キーを兼用できるので、刺繍ミ
シン3におけるコスト高を抑制できるとともに、座標入
力制御や模様選択制御が簡単化し、更に刺繍ミシン3が
大型化するのを抑制することができる。前記実施形態の
変更形態について説明する。
【0050】(1) 前記実施形態においては、縫製シ
ステム1として、CRTディスプレイ10やキーボード
11を備えたパーソナルコンピュータからなる大型の模
様データ作成装置2を用いたが、図8に示すように、小
型の液晶ディスプレイ70やハンディスキャナ装置71
を設け、更にメモリカード74を着脱可能に装着する制
御本体部73を備えた簡易型の模様データ作成装置2A
を用いるようにしてもよい。
【0051】(2) また、刺繍ミシン3と模様データ
作成装置2とを、インターネットやLAN(ローカル・
エリア・ネットワーク)などの通信回線を介して接続す
るようにし、刺繍ミシン3のタッチパネル39を介して
入力設定した模様の座標データを通信回線を介して模様
データ作成装置2に送信する一方、模様データ作成装置
2で作成した模様データを、通信回線を介して、或いは
ROMカード65を介して刺繍ミシン3に供給するよう
にしてもよい。 (3) 更に、前記模様データ作成装置2の座標データ
受信制御や模様データ送信制御、刺繍ミシン3の縫製制
御は一例を示したものに過ぎず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更することが可能である。
【0052】ところで、模様選択に際して、複数のアル
ファベット文字の文字模様を選択し、これら複数の文字
模様を直線状又は湾曲状に並べて刺繍縫製するときに、
刺繍枠42内に縫製できるか否かが判明しないことがあ
る。そこで、複数の文字模様を直線状や湾曲状の何れの
模様配列パターンでデザイン化して縫製できるか否かを
指示するようにしてもよい。例えば、図9に示すように
文字模様選択画面において、アルファベット文字列「A
BCD」を選択し、「レイアウトキー」を操作したとき
には、図10に示すレイアウト画面において、入力文字
列と、その入力文字列をデザイン化して配列する為に、
直線状の模様配列パターンP1〜P3と、湾曲状の模様
配列パターンP4〜P6とが表示される。
【0053】このとき、文字列「ABCD」の総文字幅
と、刺繍枠42における各模様配列パターンP1〜P6
の配列可能長さとに基づいて、何れの模様配列パターン
P1〜P6でも配列して縫製可能なときには、全ての模
様配列パターンP1〜P6が実線で表示される。そこ
で、任意の模様配列パターンPとして、例えば、模様配
列パターンP1を指示することで、文字列「ABCD」
がその模様配列パターンP1に基づいて、刺繍枠42の
縫製エリアE内に配列される。
【0054】一方、図11に示すように、文字列「VI
CTORY−VICTORY」を入力したときに、この
文字列の総文字幅が、配列可能長さが最も短い模様配列
パターンP1よりも大きいときには、縫製不可能である
ことから、その配列不可能な模様配列パターンP1がハ
ーフトーンで、又は点滅表示される。そこで、その配列
不可能な模様配列パターンP1以外の、例えば、模様配
列パターンP4を指示したときには、文字列がその模様
配列パターンP4に基づいて縫製エリアE内に表示され
る。ところで、図12に示すように、配列不可能な模様
配列パターンP1上に不可能マーク「×」を重ね表示し
て、配列不可能であることを指示するようにしてもよ
い。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データ受信手
段と、模様データ作成手段とを設け、ミシン側に設けた
座標入力手段を有効的に利用して、ミシン側の座標入力
装置で入力した座標データに基づいて模様データを作成
することができ、高価なデジタイザー等を別途増設しな
くてもよく、コスト的に有利になる。請求項2の発明に
よれば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記座標入
力手段は、複数の模様を表示可能で且つ複数の模様の表
示を介して模様選択を行う模様選択手段として兼用され
るので、ミシンにおけるコスト高を抑制できるととも
に、座標入力制御や模様選択制御が簡単化し、更にミシ
ンが大型化するのを抑制することができる。
【0056】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
と同様の効果を奏するが、前記ミシンに対してデータを
送信するデータ送信手段を設けたので、模様データ作成
手段で作成した縫製可能な模様データをミシンに容易に
データ送信することができる。請求項4の発明によれ
ば、座標入力手段と、データ送信手段とを設け、ミシン
側に設けた座標入力手段を有効的に利用して、その座標
入力装置で入力した座標データに基づいた模様データを
模様データ作成装置で作成することができ、高価なデジ
タイザー等を別途増設しなくてもよく、コスト的に有利
になる。
【0057】請求項5の発明によれば、請求項4と同様
の効果を奏するが、前記座標入力手段は、複数の模様を
表示可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行
う模様選択手段として兼用されるので、請求項2と同様
の効果が得られる。請求項6の発明によれば、請求項4
又は5と同様の効果を奏するが、前記模様データ作成手
段からのデータを受信するデータ受信手段を設けたの
で、模様データ作成手段で作成した模様データに基づい
て縫製することができる。
【0058】請求項7の発明によれば、請求項4〜6の
何れか1項と同様の効果を奏するが、ディスプレイを有
する表示手段と、座標入力手段で入力された模様の座標
データに基づいて、入力された模様をディスプレイに表
示させる模様表示制御手段とを設けたので、座標入力手
段で入力する模様を同時的にディスプレイに表示させる
ことができる。請求項8の発明によれば、ミシンは座標
入力手段を設け、模様データ作成装置は模様の座標デー
タを受信して模様データを作成する模様データ作成手段
を設け、ミシン側の座標入力手段を有効的に利用して、
その座標入力装置で入力した座標データに基づいた模様
データを模様データ作成装置で作成することができ、高
価なデジタイザー等を別途増設しなくてもよく、コスト
的に有利になる。
【0059】請求項9の発明によれば、請求項8と同様
の効果を奏するが、前記座標入力手段は、複数の模様を
表示可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行
う模様選択手段として兼用されるので、請求項2と同様
の効果が得られる。請求項10の発明によれば、請求項
8又は9と同様の効果を奏するが、前記模様データ作成
装置とミシンとは、相互にデータ送受信可能に構成され
たので、ミシンから模様データ作成装置へ座標データを
迅速に転送でき、また模様データ作成装置からミシンへ
模様データを迅速に転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る縫製システムの斜視図
である。
【図2】模様データ作成装置の制御系のブロック図であ
る。
【図3】タッチパネルの平面図である。
【図4】電子制御式刺繍ミシンの制御系のブロック図で
ある。
【図5】座標データ受信制御の概略フローチャートであ
る。
【図6】模様データ送信制御の概略フローチャートであ
る。
【図7】縫製制御の概略フローチャートである。
【図8】変更形態に係る模様データ作成装置の斜視図で
ある。
【図9】文字模様の模様選択画面の表示例の図である。
【図10】レイアウト表示画面の表示例の図である。
【図11】直線状の模様配列パターンを識別表示した図
10相当図である。
【図12】直線状の模様配列パターンを識別表示した図
10相当図である。
【符号の説明】
1 縫製システム 2 模様データ作成装置 3 電子制御式刺繍ミシン 15 制御装置 23 通信用インターフェース 38 液晶ディスプレイ 39 タッチパネル 50 制御装置 56 通信用インターフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンで縫製する模様の模様データを作
    成してミシンに送信する模様データ作成装置において、 ミシン側に設けられた座標入力手段で入力された模様の
    座標データを受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段で受信した模様の座標データに基づ
    いて模様データを作成する模様データ作成手段と、 を備えたことを特徴とする模様データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記座標入力手段は、複数の模様を表示
    可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行う模
    様選択手段として兼用されることを特徴とする請求項1
    に記載の模様データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記ミシンに対してデータを送信するデ
    ータ送信手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の模様データ作成装置。
  4. 【請求項4】 模様データに基づいて模様を縫製する電
    子制御式ミシンにおいて、 模様の座標データを入力する為の座標入力手段と、 前記座標入力手段で入力された模様の座標データを、座
    標データに基づいて模様データを作成する模様データ作
    成装置に送信するデータ送信手段と、 とを備えたことを特徴とする電子制御式ミシン。
  5. 【請求項5】 前記座標入力手段は、複数の模様を表示
    可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行う模
    様選択手段として兼用されることを特徴とする請求項4
    に記載の電子制御式ミシン。
  6. 【請求項6】 前記模様データ作成手段からのデータを
    受信するデータ受信手段を備えたことを特徴とする請求
    項4又は5に記載の電子制御式ミシン。
  7. 【請求項7】 ディスプレイを有する表示手段と、前記
    座標入力手段で入力された模様の座標データに基づい
    て、入力された模様をディスプレイに表示させる模様表
    示制御手段とを備えたことを特徴とする請求項4〜6の
    何れか1項に記載の電子制御式ミシン。
  8. 【請求項8】 電子制御式ミシンと、このミシンからの
    データを少なくとも受信可能に接続され且つ縫製に供す
    る模様の模様データを作成する模様データ作成装置とを
    有する縫製システムにおいて、 前記ミシンは、模様の座標データを入力する為の座標入
    力手段を備え、 前記模様データ作成装置は、座標入力手段で入力された
    模様の座標データを受信して模様データを作成する模様
    データ作成手段を備えたことを特徴とする縫製システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記座標入力手段は、複数の模様を表示
    可能で且つ複数の模様の表示を介して模様選択を行う模
    様選択手段として兼用されることを特徴とする請求項8
    に記載の縫製システム。
  10. 【請求項10】 前記模様データ作成装置とミシンと
    は、相互にデータ送受信可能に構成されたことを特徴と
    する請求項8又は9に記載の縫製システム。
JP4453598A 1998-02-09 1998-02-09 模様データ作成装置及び電子制御式ミシン及び縫製システム Withdrawn JPH11221385A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002126381A (ja) * 2000-10-30 2002-05-08 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍データ作成装置、ミシン及びコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2002292166A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 刺繍縫製可能な電子制御ミシン、縫製模様提供システム、縫製模様提供方法、縫製模様提供サーバー及び縫製模様提供プログラム
JP2002292165A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 縫製模様提供システム
WO2002081803A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme de fourniture de schemas de debit

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