JPH11244562A - 刺繍データ編集装置及び刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

刺繍データ編集装置及び刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11244562A
JPH11244562A JP10067879A JP6787998A JPH11244562A JP H11244562 A JPH11244562 A JP H11244562A JP 10067879 A JP10067879 A JP 10067879A JP 6787998 A JP6787998 A JP 6787998A JP H11244562 A JPH11244562 A JP H11244562A
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JP
Japan
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embroidery
pattern
group
patterns
data
Prior art date
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Application number
JP10067879A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Hirose
弘和 廣瀬
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、1つの刺繍模様を複数行かつ複数列の
マトリックス状に並べた刺繍模様群を編集作成する技術
では、刺繍模様の形状によって、加工布の 刺繍模様間
に形成される不使用部分が大きくなり、所定の縫製領域
内に縫製できる刺繍模様の数を増やすことができず、加
工布を無駄無く有効に使用できない。 【解決手段】 刺繍データ編集装置2において、変数設
定処理(S3)で、前記行方向模様数M、列方向模様数
N、行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチY、行方向
オフセット量Xa、列方向オフセット量Ya、第1回転
角度θ1、第2回転角度θ2を設定することができ、群
模様データ作成処理(S7)において、刺繍模様の模様
データと設定された変数データに基いて、刺繍模様群の
群模様データを作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は刺繍データ編集装
置及び刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒
体に関し、特に、1つの刺繍模様を複数行かつ複数列の
ほぼマトリックス状に相接近させて並べた刺繍模様群の
群模様データを作成するものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、刺繍模様を縫製可能な刺繍ミシ
ンにおいては、縫針を下端部に装着した針棒を上下に駆
動する針棒駆動機構、天秤を上下に駆動する天秤駆動機
構、縫針と協働して糸輪を捕捉する釜(捕捉器)を駆動
する釜駆動機構等、通常のミシンに設けられている機構
の他、加工布を刺繍縫製可能に保持する刺繍枠と、この
刺繍枠を前後左右に駆動する刺繍装置等が設けられ、更
に、刺繍模様等を表示可能なディスプレイを設けたもの
もある。
【0003】刺繍ミシンの制御装置のROMには、複数
の刺繍模様の縫製(刺繍)データを含む模様データ、複
数の刺繍模様から所望の刺繍模様を選択する為の刺繍模
様選択プログラム、選択された刺繍模様に移動や回転等
を施して模様データを編集する為の編集プログラム、選
択された刺繍模様又は編集された刺繍模様の模様データ
に基いて、針棒駆動機構、天秤駆動機構、釜駆動機構、
刺繍枠駆動機構等を駆動制御する縫製制御プログラム等
が格納されている。
【0004】更に、ディスプレイを備えた刺繍ミシンに
おいては、制御装置のROMに、複数の刺繍模様の表示
データと、表示データに基いて刺繍模様をディスプレイ
に表示させる表示制御プログラムが格納され、作業者
は、ディスプレイに表示された刺繍模様及びその位置や
姿勢等を見ながら、模様データの編集を行うことができ
る。尚、模様データの編集とともに表示データも編集さ
れ、ディスプレイには、編集された表示データに基いて
移動や回転等を施した刺繍模様が表示される。
【0005】さて、布片に同じ刺繍模様を形成したワッ
ペンを複数枚作成する場合等、(布片に切断される前
の)ある程度大きな縫製対象の加工布に、1つの刺繍模
様を繰返し刺繍縫製したい場合があるが、従来、このよ
うな場合、1つの刺繍模様を複数行かつ複数列のマトリ
ックス状に並べた刺繍模様群を編集作成できる刺繍デー
タ編集装置が使用される。
【0006】この刺繍データ編集装置では、複数の刺繍
模様から所望の刺繍模様を選択するとともに、行方向模
様数、列方向模様数、行方向に隣接する刺繍模様間の行
方向配列ピッチ、列方向に隣接する刺繍模様間の列方向
配列ピッチを入力設定すると、その設定された変数と刺
繍模様の模様データに基いて、複数の刺繍模様をマトリ
ックス状に並べた刺繍模様群の群模様データを作成でき
るようになっている。
【0007】例えば、図19に示すように、外形が円形
の1つの刺繍模様101 を選択し、行方向模様数m1、列
方向模様数n1、行方向配列ピッチx1、列方向配列ピ
ッチy1を入力設定すると、その設定された変数m1、
n1、x1、y1と刺繍模様101 の模様データに基い
て、複数の刺繍模様101 をマトリックス状に並べた刺繍
模様群100 の群模様データが作成される。
【0008】また、図20に示すように、外形が三角形
の1つの刺繍模様111 を選択し、行方向模様数m2、列
方向模様数n2、行方向配列ピッチx2と、列方向配列
ピッチy2を入力設定すると、その設定された変数m
2、n2、x2、y2と刺繍模様111 の模様データに基
いて、複数の刺繍模様111 をマトリックス状に並べた刺
繍模様群110 の群模様データが作成される。尚、図1
9、図20の刺繍模様群100,110 においては、各刺繍模
様110,111 の外周部に鎖線で示す縫い代を確保して、行
方向配列ピッチと列方向配列ピッチとが設定されてい
る。
【0009】そして、作成された刺繍模様群100,110 の
群模様データに基いて、針棒駆動機構、天秤駆動機構、
釜駆動機構、刺繍枠駆動機構等が駆動制御され、加工布
に刺繍模様群100,110 が刺繍縫製される。
【0010】ところで、前記刺繍模様群を縫製する加工
布を無駄無く有効に使用する為には、隣接する刺繍模様
同士がラップしないように、行方向配列ピッチと列方向
配列ピッチとを極力小さな値に設定すればよく、これに
より、隣接する刺繍模様間の不使用部分を小さくできる
とともに、所定の刺繍領域内において、全体の刺繍模様
の数を増やすことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、前記刺繍デ
ータ編集装置では、行方向模様数と列方向模様数と行方
向配列ピッチと列方向配列ピッチしか設定できないた
め、その行方向配列ピッチと列方向配列ピッチとを極力
小さな値に設定し群模様データを作成しても、刺繍模様
の形状によっては、所定の縫製領域内に縫製できる刺繍
模様の数を増やすことができず、加工布を無駄無く有効
に使用できない場合がある。
【0012】例えば、図19に示すように、外形が円形
の刺繍模様101 の刺繍模様群100 の群模様データを作成
しても、4つの刺繍模様101 に囲まれた部分にかなり大
きな不使用部分102 が存在し、また、図20に示すよう
に、外形が三角形の刺繍模様111 の刺繍模様群110 の群
模様データを作成しても、行方向に隣接する刺繍模様11
1 間に大きな不使用部分112 が存在するため、何方も所
定の縫製領域内に縫製できる刺繍模様の数を増やせず、
加工布を無駄無く有効に使用できない。
【0013】本発明の目的は、刺繍データ編集装置及び
刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒体にお
いて、刺繍模様の形状に応じて、所定の縫製領域内に縫
製できる刺繍模様群の刺繍模様の数を増やし、加工布を
無駄無く使用できるように、刺繍模様群の群模様データ
を作成可能にすること、更にこの群模様データを簡単に
作成可能にすること、等である。
【0014】
【課題を解決するための手段】 請求項1の刺繍データ
編集装置は、1つの刺繍模様の模様データを受け、行方
向に隣接する刺繍模様間の行方向配列ピッチと、列方向
に隣接する刺繍模様間の列方向配列ピッチとに基いて、
その刺繍模様を複数行かつ複数列のほぼマトリックス状
に相接近させて並べた刺繍模様群の群模様データを作成
する刺繍データ編集装置であって、前記刺繍模様群にお
ける、行方向模様数と、列方向模様数と、奇数行の刺繍
模様群に対する偶数行の刺繍模様群の行方向オフセット
量と、奇数列の刺繍模様群に対する偶数列の刺繍模様群
の列方向オフセット量とを設定する為の変数設定手段
と、前記変数設定手段により設定された複数の変数と、
刺繍模様の模様データとを用いて、刺繍模様群の群模様
データを作成する群模様データ作成手段とを備えたもの
である。
【0015】この刺繍データ編集装置に関しては、刺繍
ミシンに内蔵させてもよいし、刺繍ミシンと別体に設け
てもよい。刺繍ミシンと別体に設ける場合、刺繍ミシン
に電気的に接続可能なパーソナルコンピュータ等を適用
してもよい。また、前記変数設定手段において、行方向
模様数と列方向模様数については、刺繍領域の大きさ
と、行方向模様数と列方向模様数以外の設定された変数
に基いて、演算し設定できるようにしてもよい。
【0016】この刺繍データ編集装置においては、変数
設定手段により、前記行方向模様数と、列方向模様数
と、行方向オフセット量と、列方向オフセット量とを設
定でき、群模様データ作成手段により、前記行方向配列
ピッチ及び列方向配列ピッチと、変数設定手段により設
定された複数の変数と、刺繍模様の模様データとを用い
て、刺繍模様群の群模様データを作成することができ
る。
【0017】従って、刺繍模様の形状に応じて、前記行
方向配列ピッチ及び列方向配列ピッチ、行方向模様数、
列方向模様数、行方向オフセット量、列方向オフセット
量を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に
形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内に
おいて、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無
駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模
様データを作成することが可能になる。尚、偶数行、偶
数列の刺繍模様群をオフセットさせない場合、行方向オ
フセット量、列方向オフセット量を0に設定すればよ
い。
【0018】請求項2の刺繍データ編集装置は、請求項
1の発明において、前記変数設定手段は、偶数行の刺繍
模様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回転角
度と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回
転させる第2回転角度との少なくとも一方を設定できる
ように構成され、前記群模様データ作成手段は、設定さ
れた回転角度を用いて群模様データを作成することを特
徴とするもである。
【0019】この刺繍データ編集装置においては、変数
設定手段により、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を所
定方向に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模様
群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転角度と
の少なくとも一方を設定でき、群模様データ作成手段に
より、設定された回転角度を用いて群模様データを作成
することができる。尚、偶数行、偶数列の刺繍模様群の
各刺繍模様を回転させない場合、第1回転角度、第2回
転角度を0に設定すればよい。その他請求項1と同様の
作用を奏する。
【0020】請求項3の刺繍データ編集装置は、指令や
データを入力する為の入力手段と、複数の刺繍模様を表
示可能なディスプレイを含む表示手段と、表示制御とデ
ータ処理の可能な制御手段とを備え、1つの刺繍模様の
模様データを受け、行方向に隣接する刺繍模様間の行方
向配列ピッチと、列方向に隣接する刺繍模様間の列方向
配列ピッチとに基いて、その刺繍模様を横方向と縦方向
とにほぼマトリックス状に並べた刺繍模様群の群模様デ
ータを作成する刺繍データ編集装置であって、前記刺繍
模様の模様データに基づいて、ディスプレイ上の所定の
基準位置とその行方向隣接位置とその列方向隣接位置の
3位置に刺繍模様を夫々表示させ、それらディスプレイ
上の刺繍模様に移動を施してそれらの位置関係を設定す
る初期位置設定手段と、前記初期位置設定手段で設定さ
れた3つの刺繍模様のディスプレイ上の位置関係から、
奇数行の刺繍模様群に対する偶数行の刺繍模様群の行方
向オフセット量と、奇数列の刺繍模様群に対する偶数列
の刺繍模様群の列方向オフセット量とを求める変数演算
手段と、前記刺繍模様群における行方向模様数と列方向
模様数とを設定する模様数設定手段と、前記刺繍模様の
模様データと、変数演算手段で求めた諸データと、模様
数設定手段で設定された模様数データとを用いて、刺繍
模様群の群模様データを作成する群模様データ作成手段
とを備えたものである。
【0021】この刺繍データ編集装置に関しては、請求
項1と同様に、刺繍ミシンに内蔵させてもよいし、刺繍
ミシンと別体に設けてもよい。刺繍ミシンと別体に設け
る場合、刺繍ミシンに電気的に接続可能なパーソナルコ
ンピュータ等を適用してもよい。また、前記変数設定手
段において、行方向模様数と列方向模様数については、
刺繍領域の大きさと、変数演算手段で求めた前記諸デー
タとに基いて、演算し設定できるようにしてもよい。
【0022】この刺繍データ編集装置においては、入力
手段により指令やデータを入力することができ、表示手
段によりディスプレイに複数の刺繍模様を表示可能で、
制御手段により表示制御とデータ処理とが可能に構成さ
れ、先ず、初期位置設定手段により、前記刺繍模様の模
様データに基づいて、ディスプレイ上の所定の基準位置
とその行方向隣接位置とその列方向隣接位置の3位置に
刺繍模様を夫々表示させ、それらディスプレイ上の刺繍
模様に移動を施してそれらの位置関係を設定することが
できる。
【0023】また、変数演算手段により、初期位置設定
手段で設定された3つの刺繍模様のディスプレイ上の位
置関係から、前記行方向オフセット量と、列方向オフセ
ット量とを求めることができる。また、模様数設定手段
により、前記刺繍模様群における行方向模様数と列方向
模様数とを設定することができる。そして、群模様デー
タ作成手段により、前記刺繍模様の模様データと、変数
演算手段で求めた諸データと、模様数設定手段で設定さ
れた模様数データとを用いて、刺繍模様群の群模様デー
タを作成できる。
【0024】従って、刺繍模様の形状に応じて、ディス
プレイ上に表示された前記3位置の3つの刺繍模様に移
動を施して、それらの位置関係を適切な位置関係に設定
することで、前記行方向オフセット量、列方向オフセッ
ト量を簡単に求めることができ、更に、前記行方向配列
ピッチ及び列方向配列ピッチ、行方向模様数、列方向模
様数を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間
に形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内
において、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を
無駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群
模様データを簡単に作成することが可能になる。
【0025】請求項4の刺繍データ編集装置は、請求項
3の発明において、前記初期位置設定手段は、ディスプ
レイ上の刺繍模様に回転を施してそれらの位置関係を設
定できるように構成され、前記変数演算手段は、初期位
置設定手段で設定された3つの刺繍模様のディスプレイ
上の位置関係から、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を
所定方向に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模
様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転角度
とを求めるように構成され、前記群模様データ作成手段
は、設定された回転角度を用いて刺繍模様群の群模様デ
ータを作成することを特徴とするものである。
【0026】この刺繍データ編集装置においては、初期
位置設定手段により、ディスプレイ上の刺繍模様に回転
を施してそれらの位置関係を設定でき、変数演算手段に
より、初期位置設定手段で設定された3つの刺繍模様の
ディスプレイ上の位置関係から、前記第1,第2回転角
度を求めることができ、群模様データ作成手段により、
設定された回転角度を用いて刺繍模様群の群模様データ
を作成することができる。その他請求項3と同様の作用
を奏する。
【0027】請求項5の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体は、1つの刺繍模様の模様データを
用いて、行方向に隣接する刺繍模様間の行方向配列ピッ
チと、列方向に隣接する刺繍模様間の列方向配列ピッチ
とに基いて、その刺繍模様を複数行かつ複数列のほぼマ
トリックス状に相接近させて並べた刺繍模様群の群模様
データを作成する刺繍データ編集処理プログラムを記録
した記録媒体であって、前記刺繍模様群における、行方
向模様数と、列方向模様数と、奇数行の刺繍模様群に対
する偶数行の刺繍模様群の行方向オフセット量と、奇数
列の刺繍模様群に対する偶数列の刺繍模様群の列方向オ
フセット量とを含む変数を設定しメモリに記憶させる為
の変数設定ルーチンと、前記変数設定ルーチンにおいて
設定された複数の変数と、刺繍模様の模様データとを用
いて、刺繍模様群の群模様データを作成する群模様デー
タ作成ルーチンとを備えたものである。
【0028】この刺繍データ編集処理プログラムを記録
した記録媒体に関しては、刺繍ミシンに電気的に接続し
て使用できるようにしてもよいし、刺繍ミシンに電気的
に接続可能なパーソナルコンピュータ等に電気的に接続
して使用できるようにしてもよい。また、前記変数設定
ルーチンにおいて、行方向模様数と列方向模様数につい
ては、刺繍領域の大きさと、行方向模様数と列方向模様
数以外の設定された複数の変数に基いて、演算し設定で
きるようにしてもよい。
【0029】この記録媒体においては、変数設定ルーチ
ンにより、前記行方向模様数と、列方向模様数と、刺繍
模様群の行方向オフセット量と、列方向オフセット量と
を含む変数を設定しメモリに記憶させることができ、群
模様データ作成ルーチンにより、前記行方向配列ピッチ
及び列方向配列ピッチと、変数設定ルーチンにおいて設
定された複数の変数と、刺繍模様の模様データとを用い
て、刺繍模様群の群模様データを作成することができ
る。
【0030】従って、刺繍模様の形状に応じて、前記行
方向配列ピッチ及び列方向配列ピッチ、行方向模様数、
列方向模様数、行方向オフセット量、列方向オフセット
量を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に
形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内に
おいて、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無
駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模
様データを作成することが可能になる。尚、偶数行、偶
数列の刺繍模様群をオフセットさせない場合、行方向オ
フセット量、列方向オフセット量を0に設定すればよ
い。
【0031】請求項6の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体は、請求項5の発明において、前記
変数設定ルーチンでは、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模
様を所定方向に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺
繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転
角度との少なくとも一方を設定でき、前記群模様データ
作成ルーチンでは、設定された回転角度を用いて群模様
データを作成することを特徴とするものである。
【0032】この記録媒体においては、前記変数設定ル
ーチンにより、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を所定
方向に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模様群
の各刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転角度との
少なくとも一方を設定でき、群模様データ作成ルーチン
により、設定された回転角度を用いて群模様データを作
成することができる。尚、偶数行、偶数列の刺繍模様群
の各刺繍模様を回転させない場合、第1回転角度、第2
回転角度を0に設定すればよい。その他請求項5と同様
の作用を奏する。
【0033】請求項7の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体は、指令やデータを入力する為の入
力手段と、複数の刺繍模様を表示可能なディスプレイを
含む表示手段と、表示制御とデータ処理の可能な制御手
段とを備えた刺繍データ編集装置に適用される、1つの
刺繍模様の模様データを用いて、行方向に隣接する刺繍
模様間の行方向配列ピッチと、列方向に隣接する刺繍模
様間の列方向配列ピッチとに基いて、その刺繍模様を横
方向と縦方向とにほぼマトリックス状に並べた刺繍模様
群の群模様データを作成する刺繍データ編集処理プログ
ラムを記録した記録媒体であって、前記刺繍模様の模様
データを読み込んで、ディスプレイ上の所定の基準位置
とその行方向隣接位置とその列方向隣接位置の3位置に
刺繍模様を夫々表示させ、それらディスプレイ上の刺繍
模様に移動を施してそれらの位置関係を設定する初期位
置設定ルーチンと、前記初期位置設定ルーチンで設定さ
れた3つの刺繍模様のディスプレイ上の位置関係から、
奇数行の刺繍模様群に対する偶数行の刺繍模様群の行方
向オフセット量と、奇数列の刺繍模様群に対する偶数列
の刺繍模様群の列方向オフセット量とを求める変数演算
ルーチンと、前記刺繍模様群における行方向模様数と列
方向模様数とを含む模様数のデータを設定しメモリに記
憶させる為の模様数設定ルーチンと、前記刺繍模様の模
様データと、変数演算ルーチンで求めた諸データと、模
様数設定ルーチンで設定された模様数データとを用い
て、刺繍模様群の群模様データを作成する群模様データ
作成ルーチンとを備えたものである。
【0034】この刺繍データ編集処理プログラムを記録
した記録媒体を適用可能な前記刺繍データ編集装置に関
しては、刺繍ミシンに内蔵させてもよいし、刺繍ミシン
と別体に設けてもよい。刺繍ミシンと別体に設ける場
合、刺繍ミシンに電気的に接続可能なパーソナルコンピ
ュータ等を適用してもよい。また、前記模様数設定ルー
チンにおいて、行方向模様数と列方向模様数とについて
は、刺繍領域の大きさと、変数演算ルーチンで求めた前
記諸データとに基いて、演算し設定できるようにしても
よい。
【0035】この記録媒体においては、入力手段により
指令やデータを入力することができ、表示手段によりデ
ィスプレイに複数の刺繍模様を表示可能で、制御手段に
より表示制御とデータ処理とが可能に構成され、先ず、
初期位置設定ルーチンにより、前記刺繍模様の模様デー
タを読み込んで、ディスプレイ上の所定の基準位置とそ
の行方向隣接位置とその列方向隣接位置の3位置に刺繍
模様を夫々表示させ、それらディスプレイ上の刺繍模様
に移動を施してそれらの位置関係を設定することができ
る。
【0036】また、変数演算ルーチンにより、初期位置
設定ルーチンで設定された3つの刺繍模様のディスプレ
イ上の位置関係から、行方向オフセット量と、列方向オ
フセット量とを求めることができ、模様数設定ルーチン
により、前記行方向模様数と列方向模様数とを含む模様
数のデータを設定しメモリに記憶させることができ、群
模様データ作成ルーチンにより、前記行方向配列ピッチ
及び列方向配列ピッチと、刺繍模様の模様データと、変
数演算ルーチンで求めた諸データと、模様数設定ルーチ
ンで設定された模様数データとを用いて刺繍模様群の群
模様データを作成することができる。
【0037】従って、刺繍模様の形状に応じて、ディス
プレイ上に表示された前記3位置の3つの刺繍模様に移
動を施して、それらの位置関係を適切な位置関係に設定
することで、行方向オフセット量、列方向オフセット量
を簡単に求めることができ、更に、前記行方向配列ピッ
チ及び列方向配列ピッチ、行方向模様数、列方向模様数
を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に形
成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内にお
いて、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無駄
無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模様
データを簡単に作成できる。
【0038】請求項8の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体は、請求項7の発明において、初期
位置設定ルーチンでは、ディスプレイ上の刺繍模様に回
転を施してそれらの位置関係を設定でき、前記変数演算
ルーチンでは、初期位置設定ルーチンで設定された3つ
の刺繍模様のディスプレイ上の位置関係から、偶数行の
刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回
転角度と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向
に回転させる第2回転角度とを求めることができ、前記
群模様データ作成ルーチンでは、設定された回転角度を
用いて群模様データを作成することを特徴とするもので
ある。
【0039】この記録媒体においては、初期位置設定ル
ーチンにより、ディスプレイ上の刺繍模様に回転を施し
てそれらの位置関係を設定でき、変数演算ルーチンによ
り、初期位置設定ルーチンで設定された3つの刺繍模様
のディスプレイ上の位置関係から、前記第1,第2回転
角度を求めることができ、群模様データ作成ルーチンに
より、設定された回転角度を用いて群模様データを作成
することができる。その他請求項7と同様の作用を奏す
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、刺繍模様の
縫製(刺繍)データを含む模様データを作成可能なパー
ソナルコンピュータと、パーソナルコンピュータと通信
線により電気的に接続され、パーソナルコンピュータで
作成された模様データに基いてその刺繍模様を縫製可能
な電子式制御ミシンとからなる縫製システムにおいて、
このパーソナルコンピュータに本発明を適用した場合の
例である。
【0041】図1に示すように、この縫製システム1
は、パーソナルコンピュータからなる刺繍データ編集装
置2と、加工布を刺繍縫製可能に保持する刺繍枠42を
前後左右に駆動する刺繍装置40を有する電子式制御刺
繍ミシン3(以下、刺繍ミシンという)とを備え、これ
ら刺繍データ編集装置2と刺繍ミシン3とを接続ケーブ
ル4で通信可能に接続したものである。
【0042】前記刺繍データ編集装置2は、CRTディ
スプレイ10、キーボード11、マウス12と、制御本
体部13等を備えている。
【0043】刺繍データ編集装置2の制御系について説
明する。図2のブロック図に示すように、制御本体部1
3に内蔵された制御装置14には、データバス等のバス
27を介して接続されたCPU16、ROM17、RA
M18、ハードディスクコントローラ(HDC)19、
入出力インターフェース(入出力I/F)15、通信用
インターフェース(通信用I/F)26と、HDC19
により制御されハードディスク(HD)21に格納され
ている情報を読出すハードディスクドライブ(HDD)
20とが設けられている。
【0044】入出力I/F15には、キーボード11と
マウス12が夫々接続され、通信用I/F26と刺繍ミ
シン3が接続ケーブル4を介して接続されている。更
に、制御本体部13には、フロッピーディスク24が着
脱可能に装着されるフロッピーディスクコントローラ
(FDC)22と、CRTディスプレイ10に表示デー
タを出力するCRTディスプレイコントローラ(CRT
C)25が設けられ、これらFDC22とCRTC25
はバス27に夫々接続されている。
【0045】ここで、フロッピーディスク24には、多
数の刺繍模様の模様データ(模様表示データと縫製デー
タを含む)が記録されているものとする。
【0046】制御装置14のROM17には、一般的な
パーソナルコンピュータと同様に、電源投入時に刺繍デ
ータ編集装置2を立ち上げる為の起動プログラムが格納
され、HD21には、MS−DOSやウインドウズシス
テム等の各種OS(オペレーティングシステム)、同シ
ステム上でCRTディスプレイ10とキーボード11と
マウス12等を使用可能とする為の各種ドライバ・ソフ
トが格納されている。
【0047】更に、HD21には、刺繍ミシン3とデー
タ通信する為の通信制御プログラム、フロッピーディス
ク24に格納されている複数の刺繍模様から縫製に供す
る刺繍模様を選択する為の刺繍模様選択処理プログラム
の他、本願特有の刺繍データ編集処理プログラムが格納
されている。
【0048】この刺繍データ編集処理プログラムは、1
つの刺繍模様の模様データを受け、その刺繍模様を複数
行かつ複数列のほぼマトリックス状に相接近させて並べ
た刺繍模様群の群模様データを作成するプログラムであ
って、変数設定ルーチンと群模様データ作成ルーチンと
を含んでいる。
【0049】変数設定ルーチンは、前記刺繍模様群にお
ける、行方向模様数Mと、列方向模様数Nと、行方向に
隣接する刺繍模様間の行方向配列ピッチXと、列方向に
隣接する刺繍模様間の列方向配列ピッチYと、奇数行の
刺繍模様群に対する偶数行の刺繍模様群の行方向オフセ
ット量Xaと、奇数列の刺繍模様群に対する偶数列の刺
繍模様群の列方向オフセット量Yaと、偶数行の刺繍模
様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回転角度
θ1と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に
回転させる第2回転角度θ2等の変数を設定するルーチ
ンである。
【0050】また、群模様データ作成ルーチンは、変数
設定ルーチンにおいて設定された複数の変数と、刺繍模
様の模様データとに基づいて、刺繍模様群の群模様デー
タを作成するルーチンである。尚、この刺繍データ編集
処理プログラムに基いて、刺繍データ編集装置2の制御
装置15で行なわれる刺繍データ編集制御を含む制御に
ついては、後で詳細に説明する。
【0051】前記刺繍ミシン3は、図1に示すように、
ベッド部31と、ベッド部31の右端部から立設された
脚柱部32と、脚柱部32の上端からベッド部31に対
向するように左方へ延びるアーム部33を有し、ベッド
部31には、送り歯(図示略)、送り歯を上下に駆動す
る送り歯上下駆動機構(図示略)、送り歯を前後に駆動
する送り歯前後駆動機構(図示略)、縫針36と協働し
て糸輪を捕捉する水平釜等の糸輪捕捉器(図示略)、糸
輪捕捉器を駆動する釜駆動機構(図示略)等が設けられ
ている。
【0052】脚柱部32の右端部には、カード用スロッ
ト32aが形成され、その内部には、カード用スロット
32aに差し込まれたROMカード65を、制御装置5
0に接続する為のカード用コネクタ38(図3参照)が
設けられている。このROMカード65には、多数の刺
繍模様の模様データ(模様表示データと縫製データを含
む)が記録されている。
【0053】脚柱部32の前面部には、液晶ディスプレ
イ38が設けられ、この液晶ディスプレイ38に、実用
模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能名、更
には種々のメッセージ等を表示できるようになってい
る。また、液晶ディスプレイ38上にはタッチパネル3
9が設けられ、例えば、ディスプレイ38に複数の刺繍
模様を表示させた状態で、タッチパネル39(ディスプ
レイ38)をペン等で押圧すると、押圧した部分に表示
されている刺繍模様を縫製に供する刺繍模様として選択
できるようになっている。
【0054】アーム部33には、下端部に縫針36を装
着した針棒35、針棒35を上下動させる針棒駆動機構
(図示略)、針棒35を布送り方向と直交する方向に揺
動させる針棒揺動機構(図示略)、天秤(図示略)、天
秤を針棒35に調時させて上下動させる天秤駆動機構
(図示略)等が設けられ、アーム部33の頭部34に、
縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止スイッチ3
7が設けられている。
【0055】尚、送り歯上下動機構と針棒駆動機構と天
秤駆動機構と釜駆動機構はミシンモータ60で駆動さ
れ、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ61
で駆動され、送り歯前後動機構は送り歯駆動用ステッピ
ングモータ62で駆動される(図3参照)。
【0056】前記刺繍装置40は、ベッド部31の左端
側部分に形成されたフリーベッド部(通称フリーアー
ム)に着脱可能に装着され、フリーベッド部に係合可能
な本体ケース41と、本体ケース41の左上側に設けら
れた可動ケース43を有し、本体ケース41の内部に、
可動ケース43を左右方向へ駆動する第1ステッピング
モータ45(図3参照)を含む左右駆動機構が設けら
れ、可動ケース43の内部に、刺繍枠を連結解除可能に
連結して前後方向へ駆動する第2ステッピングモータ4
6(図3参照)を含む前後駆動機構が設けられている。
【0057】刺繍装置40がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ45,46が、コ
ネクタ44を介して刺繍ミシン3の制御装置50に電気
的に接続され、この状態で、制御装置50により、縫製
データに基いて、第1,第2ステッピングモータ45,
46が駆動制御され、刺繍枠42と加工布とが左右方向
と前後方向とに独立に移動駆動される。
【0058】刺繍ミシン3の制御系について説明する。
図3のブロック図に示すように、刺繍ミシン3の制御装
置50には、入力インターフェース51、CPU52と
ROM53及びRAM54とを含むコンピュータ、出力
インターフェース55、刺繍データ編集装置2とデータ
通信する為の通信用インターフェース(通信用I/F)
56、ROMカード65のROM66を接続するコネク
タ38が設けられ、これらはデータバス等のバス57で
接続されている。
【0059】入力インターフェース51には、起動・停
止スイッチ37と、タッチパネル39と、中止キー68
と、ミシン主軸の複数の回転位相を検出するタイミング
信号発生器58とが接続され、出力インターフェース5
5には、ミシンモータ60と針棒揺動用ステッピングモ
ータ61と送り歯駆動用ステッピングモータ62の為の
駆動回路65〜67と、液晶ディスプレイ38の為のデ
ィスプレイコントローラ(LCDC)63と、刺繍装置
40の第1,第2ステッピングモータ45,46が夫々
接続されるコネクタ44等が接続されている。尚、第
1,第2ステッピングモータ45,46の為の駆動回路
は図示省略する。
【0060】制御装置50のROM53には、複数の実
用模様や刺繍模様等の模様データ(模様表示データと縫
製データを含む)と、複数の実用模様や刺繍模様から縫
製に供する縫目模様を選択する為の模様選択処理プログ
ラムと、液晶ディスプレイ38に模様等を表示させる一
般的な表示制御プログラムと、選択された刺繍模様に編
集を施す為の模様編集処理プログラムと、縫製制御プロ
グラム等の一般的なプログラムの他、刺繍データ編集装
置2とデータ通信する為の通信制御プログラムが格納さ
れている。
【0061】尚、刺繍データ編集装置2により、フロッ
ピーディスク24に格納されている複数の刺繍模様から
刺繍模様を選択し、その刺繍模様を前記刺繍模様群に並
べた群模様データを編集する場合には、前記刺繍ミシン
3の制御装置50のROM54に格納されている、模様
選択処理プログラム及び模様編集処理プログラムは実質
状機能しない。
【0062】次に、刺繍データ編集装置2の制御装置1
5で行なわれる前記刺繍データ編集制御を含む制御につ
いて、図4のフローチャートに基いて説明する。尚、図
中符号Si(i=1、2、3・・・)は各ステップを示
す。但し、刺繍データ編集装置2において、複数の刺繍
模様の模様データが格納されたフロッピーディスク24
は、FDC22に装着されるものとする。
【0063】刺繍データ編集装置2において、電源投入
後、キーボード11の所定のキー操作により、刺繍デー
タ編集モードに切換えられると、刺繍模様選択処理プロ
グラム、刺繍データ編集処理プログラム、通信制御プロ
グラム等が読込まれこの制御が開始され、先ず、ディス
プレイ表示制御が実行される(S1)。このディスプレ
イ表示制御においては、各制御及び処理に基いて、少な
くとも、S12のデータ転送が完了する迄実行される。
【0064】次に、模様選択処理(S2)では、刺繍模
様選択処理プログラムにより、フロッピーディスク24
に格納されている複数の刺繍模様から1つの刺繍模様を
選択することができる。この場合、例えば、CRTディ
スプレイ10に、フロッピーディスク24に格納されて
いる複数の刺繍模様を一括表示させ(図示略)、キーボ
ード11のテンキーにより各模様に付されている番号を
入力したり、マウス12によりCRTディスプレイ10
上で指示カーソルを移動させ実行キーをONすること
で、前記複数の刺繍模様から1つの刺繍模様を選択でき
る。
【0065】1つの刺繍模様が選択されると、次に、変
数設定処理(S3)では、前記行方向模様数M、列方向
模様数N、行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチY、
行方向オフセット量Xa、列方向オフセット量Ya、第
1回転角度θ1、第2回転角度θ2を設定することがで
きる。この場合、例えば、図5に示すように、CRTデ
ィスプレイ10には、選択された刺繍模様を含む変数設
定画面が表示され、キーボード11により、M、N、
X、Y、Xa、Ya、θ1、θ2の変数を入力設定する
ことができる。
【0066】ここで、行方向配列ピッチXは、行方向に
隣接する刺繍模様の一端同士の行方向距離に、列方向配
列ピッチYは、列方向に隣接する刺繍模様の一端同士の
行方向距離に、行方向オフセット量Xaは、奇数行の刺
繍模様群と偶数行の刺繍模様群の一端同士の行方向距離
に、列方向オフセット量Yaは、奇数列の刺繍模様群と
偶数列の刺繍模様群の一端同士の列方向距離として夫々
設定されている。
【0067】また、第1回転角度θ1は、偶数行の刺繍
模様群の各刺繍模様を、回転前と回転後の行方向及び列
方向の中心が一致するように、時計回り(又は反時計回
り)に回転させる角度に、第2回転角度θ2は、偶数列
の刺繍模様群の各刺繍模様を、回転前と回転後の行方向
及び列方向の中心が一致するように、時計回り(又は反
時計回り)に回転させる角度に夫々設定されている。
【0068】尚、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様又は
偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を回転させる場合、前
記行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチY、行方向オ
フセット量Xa、列方向オフセット量Yaは、回転後の
ピッチ及び量として設定されている。但し、これらの設
定の仕方はこの限りでない。尚、刺繍ミシン3により加
工布を刺繍枠42にセットし直すことなく一回の縫製動
作で刺繍を施せる刺繍領域内に、前記刺繍模様群が位置
するように、M、N、X、Y、Xa、Ya、θ1、θ2
の変数を入力設定するのが望ましい。
【0069】次に、中止キーがONされると(S4;Ye
s)、この制御が終了するが、中止キーがONされずに
(S4;No )、確定キーがONされると(S5;Yes)、
選択された刺繍模様の模様データと、入力設定された変
数(M、N、X、Y、Xa、Ya、θ1、θ2)のデー
タがRAM18に記憶される(S6)。尚、中止キー及
び確定キーは、キーボード11の所定のキーに設定され
ている。
【0070】続いて、RAM18に記憶された刺繍模様
の模様データと設定された変数データに基いて、刺繍模
様群の群模様データが作成される(S7)。尚、1行1
列の刺繍模様の模様データは、所定の刺繍領域の左上位
置に予め設定されており、この1行1列の刺繍模様の模
様データに対して群模様データが作成される。その後、
群模様データがRAM18に記憶されるとともに(S
8)、その群模様データの表示データに基いて、CRT
ディスプレイ10に、編集された刺繍模様群の一部又は
全体が、実際に刺繍される刺繍模様群と等倍率で又は縮
小して表示される。尚、S3が変数設定手段に相当し、
S7が群模様データ作成手段に相当する。
【0071】ここで、例えば、図5に示すように、S2
の刺繍模様選択処理において、外形が円形の円形刺繍模
様70を選択すると、S3の変数設定処理において、C
RTディスプレイ10に円形刺繍模様70を含む変数設
定画面が表示され、M=a1、N=b1、X=c1、Y
=d1、Xa=e1を入力設定したものとして、次に、
確定キーをONすると、円形刺繍模様70の模様データ
と入力設定された変数のデータとに基いて、S7の群模
様データ作成処理において、刺繍模様群71の群模様デ
ータが作成され、図6に示すように、CRTディスプレ
イ10に編集された刺繍模様群71が表示される。
【0072】また、図7に示すように、S2の刺繍模様
選択処理において、前記同様、外形が円形の円形刺繍模
様70を選択すると、S3の変数設定処理において、C
RTディスプレイ10に円形刺繍模様70を含む変数設
定画面が表示され、M=a2、N=b2、X=c2、Y
=d2、Ya=f2を入力設定したものとして、次に、
確定キーをONすると、円形刺繍模様70の模様データ
と入力設定された変数のデータとに基いて、S7の群模
様データ作成処理において、刺繍模様群71の群模様デ
ータが作成され、図8に示すように、CRTディスプレ
イ10に編集された刺繍模様群71Aが表示される。
【0073】また、図9に示すように、S2の刺繍模様
選択処理において、外形が三角形の三角形刺繍模様80
を選択すると、S3の変数設定処理において、CRTデ
ィスプレイ10に三角形刺繍模様80を含む変数設定画
面が表示され、M=a3、N=b3、X=c3、Y=d
3、θ2=180を入力設定したものとして、次に、確
定キーをONすると、三角形刺繍模様80の模様データ
と入力設定された変数のデータとに基いて、S7の群模
様データ作成処理において、刺繍模様群81の群模様デ
ータが作成され、図10に示すように、CRTディスプ
レイ10に編集された刺繍模様群81が表示される。
【0074】その後、図4に示すように、中止キーがO
Nされると(S9;Yes)、群模様データが消去され(S
13)、この制御が終了するが、中止キーがONされず
に(S9;No )、転送キーがONされると(S10;Ye
s)、RAM18に記憶されている群模様データが刺繍
ミシン3側へ転送され(S11)、群模様データが刺繍
ミシン3の制御装置50のRAM54へ格納されてデー
タ転送が完了すると(S12;Yes)、この制御が終了す
る。尚、転送キーもキーボード11の所定のキーに設定
されている。
【0075】一方、刺繍ミシン3の制御装置50で行な
われる縫製制御を含む制御について、図11のフローチ
ャートに基いて、簡単に説明する。尚、図中符号Si
(i=20、21、22・・・)は各ステップを示す。
【0076】刺繍ミシン3の電源投入によりこの制御が
開始され、初期設定(S20)の後、刺繍データ編集装
置2からの前記刺繍模様群の群模様データの転送がある
と(S21;Yes)、その群模様データがRAM54に入
力記憶され、群模様データの表示データに基いて、刺繍
模様群の一部又は全体がディスプレイ38に表示され
る。尚、S24は必須ではなく、この場合、刺繍データ
編集装置2から刺繍ミシン3へ、群模様データの表示デ
ータは転送されない。
【0077】その後、中止キー68がONされると(S
25;Yes)、RAM54に記憶されている群模様データ
が消去され(S30)、リターンするが、中止キー68
がONされず(S25;No )、起動スイッチ37がON
されると(S26;Yes)、その群模様データに基いて、
ミシンモータ60、第1,第2ステッピングモータ4
5、46が駆動制御され、刺繍枠42に保持されている
加工布に刺繍模様群が刺繍縫製され、その後、S25へ
リターンする。即ち、RAM54から群模様データが消
去されず、刺繍枠42に加工布をセットし直し、縫製開
始キーをONするごとに刺繍模様群を刺繍縫製できる。
【0078】尚、初期設定(S2)の後、データ転送が
無く(S21;No )、その他の指令があるときには(S
28;Yes)、その他の処理が実行された後(S29)、
リターンし、その他の指令が無いときには(S28;No
)、S21へリターンする。
【0079】この刺繍データ編集装置2によれば、前記
行方向模様数M、列方向模様数N、行方向配列ピッチ
X、列方向配列ピッチY、行方向オフセット量Xa、列
方向オフセット量Ya、第1回転角度θ1、第2回転角
度θ2とを設定でき、その設定された複数の変数と、刺
繍模様の模様データとに基づいて、刺繍模様群の群模様
データを作成することができる。
【0080】従って、刺繍模様の形状に応じて、前記行
方向模様数M、列方向模様数N、行方向配列ピッチX、
列方向配列ピッチY、行方向オフセット量Xa、列方向
オフセット量Ya、第1回転角度θ1、第2回転角度θ
2を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に
形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内に
おいて、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無
駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模
様データを作成することが可能になる。
【0081】例えば、図12に示すように、正方形の枠
91で囲むことができる「猫」等の刺繍模様や、図13
に示すように長方形の枠93で囲むことができる「汽
車」等の刺繍模様の場合には、行方向模様数M、列方向
模様数N、行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチYだ
けを適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に形成
される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内におい
て、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無駄無
く有効に使用できるように、複数の「猫」や「汽車」等
からなる刺繍模様群の群模様データを作成することがで
きる。
【0082】また、図14に示すように、円形の枠95
で囲むことができる「太陽」等の刺繍模様の場合、図
5、図6(又は図7、図8)に基いて説明したように、
行方向模様数M、列方向模様数N、行方向配列ピッチ
X、列方向配列ピッチY、行方向オフセット量Xa(又
は列方向オフセット量Ya)を適切な値に設定すると、
加工布の刺繍模様間に形成される不使用部分を小さく
し、所定の刺繍領域内において、縫製できる刺繍模様の
数を増やし、加工布を無駄無く有効に使用できるよう
に、複数の「太陽」等からなる刺繍模様群の群模様デー
タを作成できる。
【0083】更に、図15に示すように、三角形の枠9
7で囲むことができる「鳥」等の刺繍模様の場合、図
9、図10に基いて説明したように、行方向模様数M、
列方向模様数N、行方向配列ピッチX、列方向配列ピッ
チY、第1,第2回転角度θ1,θ2を適切な値に設定
すると、加工布の刺繍模様間に形成される不使用部分を
小さくし、所定の刺繍領域内において、縫製できる刺繍
模様の数を増やし、加工布を無駄無く有効に使用できる
ように、複数の「鳥」等からなる刺繍模様群の群模様デ
ータを作成することができる。尚、場合によっては、刺
繍模様とともに、その刺繍模様に最も適合する枠(9
1,93,95,97等)を表示させるようにしてもよ
い。
【0084】尚、前記実施形態の変形例として、前記刺
繍模様群の群模様データを作成する為に、刺繍データ編
集装置2のHD21に、多数の刺繍模様の模様データを
格納してもよいし、制御本体部13に、図示していない
が、CDドライブ(CDD)を設けるとともに、バス2
7に接続されCDDを制御するCDコントローラ(CD
C)を設け、CDDに着脱可能に装着されるCDに、多
数の刺繍模様の模様データを格納してもよい。
【0085】更に、刺繍データ編集装置2により、前記
刺繍模様群の群模様データを作成する為に、刺繍ミシン
3のROM53又はROMカード65に格納されている
刺繍模様の模様データを適用できようにしてもよい。ま
た、行方向模様数Mと列方向模様数Nについては、刺繍
領域の大きさと、行方向模様数と列方向模様数以外の設
定された変数に基いて、演算し設定できるようにしても
よい。
【0086】尚、刺繍データ編集装置2を省略し、前記
刺繍模様群の群模様データを作成する機能を刺繍ミシン
3側に設けてもよい。即ち、刺繍ミシン3の制御装置5
0のROM53に、前記刺繍データ編集処理プログラム
を予め格納しておけばよい。
【0087】ここで、前記変数設定ルーチンと群模様デ
ータ作成ルーチンとを含む群模様データ編集処理プログ
ラムを、フロッピーディスクやCD等に記録媒体に記録
させ、刺繍データ編集装置2等に適用可能に構成しても
よい。そして、この記録媒体が、特許請求の範囲に記載
の刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒体に
相当する。
【0088】次に、前記別実施形態を部分的に変更した
別実施形態について説明する。尚、前記実施形態と同じ
ものには同一符号を付して説明する。但し、前記実施形
態と同じ部材・機構・装置等の説明は省略する。
【0089】別実施形態の刺繍データ編集装置2におい
ては、制御装置14のHD21に、キーボード12やマ
ウス11を使用してCRTディスプレイ10上に表示さ
れている刺繍模様に移動や回転を施す為の刺繍模様レイ
アウトプログラムと、初期位置設定ルーチンと変数演算
ルーチンと模様数設定ルーチンと群模様データ作成ルー
チンとを含む刺繍データ編集処理プログラムが格納され
ている。
【0090】前記初期位置設定ルーチンは、刺繍模様の
模様データを読み込んで、CRTディスプレイ10上の
所定の基準位置とその行方向隣接位置とその列方向隣接
位置の3位置に刺繍模様を夫々表示させ、それらCRT
ディスプレイ10上の刺繍模様に移動や回転を施してそ
れらの位置関係を設定するルーチンであり、変数演算ル
ーチンは、初期位置設定ルーチンで設定された3つの刺
繍模様のCRTディスプレイ10上の位置関係から、前
記行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチY、行方向オ
フセット量Xa、列方向オフセット量Ya、第1回転角
度θ1、第2回転角度θ2とを求めるルーチンである。
【0091】また、模様数設定ルーチンは、前記行方向
模様数Mと列方向模様数Nとを含む模様数のデータを設
定する為のルーチンであり、群模様データ作成ルーチン
は、刺繍模様の模様データと、変数演算ルーチンで求め
た諸データと、模様数設定ルーチンで設定された模様数
データとに基づいて、刺繍模様群の群模様データを作成
するルーチンである。
【0092】次に、この刺繍データ編集処理プログラム
に基いて、刺繍データ編集装置2の制御装置15で行な
われる前記刺繍データ編集制御を含む制御について、図
16のフローチャートを参照して具体的に説明する。
尚、図中符号Si(i=40、41、42・・・)は各
ステップを示す。
【0093】刺繍データ編集装置2において、電源投入
後、刺繍データ編集モードに切換えられると、刺繍模様
選択処理プログラム、刺繍データ編集処理プログラム、
通信制御プログラム等が読込まれこの制御が開始され、
先ず、ディスプレイ表示制御が実行され(S40)、次
に、模様選択処理(S41)では、刺繍模様選択処理プ
ログラムにより、フロッピーディスク24に格納されて
いる複数の刺繍模様から1つの刺繍模様を選択すること
ができる。
【0094】1つの刺繍模様が選択されると、次に、初
期位置設定処理(S42)において、選択された刺繍模
様の模様データが読み込まれ、CRTディスプレイ10
上の所定の基準位置とその行方向隣接位置とその列方向
隣接位置の3位置に刺繍模様が夫々表示され、キーボー
ド12やマウス11を使用して、それらCRTディスプ
レイ10上の刺繍模様に移動や回転を施してそれらの位
置関係が設定される。
【0095】次に、変数設定処理(S43)では、前記
行方向模様数Mと列方向模様数N等を設定することがで
き、その後、中止キーがONされると(S44;Yes)、
この制御が終了するが、中止キーがONされずに(S4
4;No )、確定キーがONされると(S45;Yes)、変
数演算処理(S46)おにいて、S42の初期位置設定
処理で設定された3つの刺繍模様のCRTディスプレイ
10上の位置関係から、前記行方向配列ピッチX、列方
向配列ピッチY、行方向オフセット量Xa、列方向オフ
セット量Ya、第1回転角度θ1、第2回転角度θ2と
が求められる。
【0096】その後、選択された刺繍模様の模様データ
と、演算され求められた変数(X、Y、Xa、Ya、θ
1、θ2)のデータと、設定された変数(M、N)のデ
ータとがRAM18に記憶され(S47)、続けて、R
AM18に記憶されたこれらのデータに基いて、刺繍模
様群の群模様データが作成された後(S48)、この群
模様データがRAM18に記憶される(S49)。
【0097】ここで、例えば、模様選択処理(S41)
で、外形が三角形の刺繍模様98を選択した場合、初期
位置設定処理(S42)において、刺繍模様98の模様
データが読み込まれ、図17に示すように、先ず、CR
Tディスプレイ10上の所定の基準位置99aとその行
方向隣接位置99bとその列方向隣接位置99cの3位
置に刺繍模様98が夫々表示される。
【0098】尚、CRTディスプレイ10の左上端が刺
繍領域の左上端に対応させた場合、基準位置99aの刺
繍模様98は、CRTディスプレイ10の左上位置に、
行方向隣接位置99bの刺繍模様98は、基準位置99
aの刺繍模様98から行方向へ所定ピッチc4あけた位
置に、列方向隣接位置99cの刺繍模様98は、基準位
置99aの刺繍模様98から行方向へ所定ピッチd4あ
けた位置に設定されるものとする。
【0099】そして、初期位置設定処理(S42)にお
いて、キーボード12やマウス11を使用して、図18
に示すように、CRTディスプレイ10上の刺繍模様9
8に移動や回転を施して設定できるが、前記所定ピッチ
c4,d4に加えて、刺繍模様98の移動量や回転量が
分かるため、変数演算処理(S46)おにいて、S42
の初期位置設定処理で設定された3つの刺繍模様のCR
Tディスプレイ10上の位置関係から、前記行方向配列
ピッチX=c5、列方向配列ピッチY=d5、行方向オ
フセット量Xa=0、列方向オフセット量Ya=0、第
1回転角度θ1=0、第2回転角度θ2=180とを求
めることができる。
【0100】その後、図16に示すように、中止キーが
ONされると(S50;Yes)、群模様データが消去され
(S54)、この制御が終了するが、中止キーがONさ
れず(S50;No )、転送キーがONされると(S5
1;Yes)、RAM18に記憶されている群模様データが
刺繍ミシン3側へ転送され(S52)、群模様データが
刺繍ミシン3の制御装置50のRAM54へ格納されて
データ転送が完了すると(S53;Yes)、この制御が終
了する。
【0101】この刺繍データ編集装置によれば、刺繍模
様の形状に応じて、CRTディスプレイ10上に表示さ
れた前記3位置の3つの刺繍模様に移動や回転を施し
て、それらの位置関係を適切な位置関係に設定すること
で、前記行方向配列ピッチX、列方向配列ピッチY、行
方向オフセット量Xa、列方向オフセット量Ya、第
1,第2回転角度θ1,θ2を簡単に求めることができ
る。
【0102】そして、前記行方向模様数M、列方向模様
数Nを適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間
に形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内
において、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を
無駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群
模様データを簡単に作成することが可能になる。その他
前記実施形態と同様の作用・効果を奏する。
【0103】ここで、前記初期位置設定ルーチンと変数
演算ルーチンと模様数設定ルーチンと群模様データ作成
ルーチンとを含む群模様データ編集処理プログラムを、
フロッピーディスクやCD等に記録媒体に記録させ、刺
繍データ編集装置2等に適用可能に構成してもよい。そ
して、この記録媒体が、特許請求の範囲に記載の刺繍デ
ータ編集処理プログラムを記録した記録媒体に相当す
る。
【0104】
【発明の効果】 請求項1の刺繍データ編集装置によれ
ば、変数設定手段により、前記行方向模様数と、列方向
模様数と、行方向オフセット量と、列方向オフセット量
とを設定でき、群模様データ作成手段により、行方向配
列ピッチ及び列方向配列ピッチと、変数設定手段により
設定された複数の変数と、刺繍模様の模様データとを用
いて、刺繍模様群の群模様データを作成することができ
るため、これら複数の変数と行方向配列ピッチ及び列方
向配列ピッチとを刺繍模様の形状に応じて適宜適切な値
に設定することにより、加工布の刺繍模様間に形成され
る不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内において、
縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無駄無く有
効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模様データ
を作成することができる。
【0105】請求項2の刺繍データ編集装置によれば、
請求項1と同様の効果を奏するが、変数設定手段によ
り、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回転
させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模
様を所定方向に回転させる第2回転角度との少なくとも
一方を設定でき、群模様データ作成手段により、設定さ
れた回転角度を用いて群模様データを作成することがで
きる。
【0106】請求項3の刺繍データ編集装置によれば、
初期位置設定手段、変数演算手段、模様数設定手段、群
模様データ作成手段とを設けたので、刺繍模様の形状に
応じて、ディスプレイ上に表示された前記3位置の3つ
の刺繍模様に移動を施して、それらの位置関係を適切な
位置関係に設定することで、前記行方向オフセット量、
列方向オフセット量を簡単に求めることができ、更に、
前記行方向配列ピッチ及び列方向配列ピッチと、行方向
模様数、列方向模様数を適宜適切な値に設定すると、加
工布の刺繍模様間に形成される不使用部分を小さくし、
所定の刺繍領域内において、縫製できる刺繍模様の数を
増やし、加工布を無駄無く有効に使用できるように、前
記刺繍模様群の群模様データを簡単に作成できる。
【0107】請求項4の刺繍データ編集装置によれば、
請求項3と同様の効果を奏するが、初期位置設定手段に
より、ディスプレイ上の刺繍模様に回転を施してそれら
の位置関係を設定でき、変数演算手段により、初期位置
設定手段で設定された3つの刺繍模様のディスプレイ上
の位置関係から、前記第1,第2回転角度を求めること
ができ、データ作成手段により、設定された回転角度を
用いて刺繍模様群の群模様データを作成することができ
る。
【0108】請求項5の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体によれば、変数設定ルーチンによ
り、前記行方向模様数と、列方向模様数と、刺繍模様群
の行方向オフセット量と、列方向オフセット量とを含む
変数を設定しメモリに記憶させることができ、群模様デ
ータ作成ルーチンにより、変数設定ルーチンにおいて設
定された複数の変数と、刺繍模様の模様データとを用い
て、刺繍模様群の群模様データを作成することができる
ため、これら複数の変数と行方向配列ピッチ及び列方向
配列ピッチを刺繍模様の形状に応じて適宜適切な値に設
定することにより、加工布の刺繍模様間に形成される不
使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内において、縫製
できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無駄無く有効に
使用できるように、前記刺繍模様群の群模様データを作
成することができる。
【0109】請求項6の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体によれば、請求項5と同様の効果を
奏するが、前記変数設定ルーチンにより、偶数行の刺繍
模様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回転角
度と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回
転させる第2回転角度との少なくとも一方を設定でき、
群模様データ作成ルーチンにより、設定された回転角度
を用いて群模様データを作成することができる。
【0110】請求項7の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体によれば、初期位置設定ルーチン、
変数演算ルーチン、模様数設定ルーチン、群模様データ
作成ルーチンを設けたので、刺繍模様の形状に応じて、
ディスプレイ上に表示された前記3位置の3つの刺繍模
様に移動を施して、それらの位置関係を適切な位置関係
に設定することで、前記行方向オフセット量、列方向オ
フセット量を求めることができるため、これらの変数を
適切な値に簡単に設定でき、更に、前記行方向配列ピッ
チ及び列方向配列ピッチと、行方向模様数、列方向模様
数を適宜適切な値に設定すると、加工布の刺繍模様間に
形成される不使用部分を小さくし、所定の刺繍領域内に
おいて、縫製できる刺繍模様の数を増やし、加工布を無
駄無く有効に使用できるように、前記刺繍模様群の群模
様データを簡単に作成できる。
【0111】請求項8の刺繍データ編集処理プログラム
を記録した記録媒体によれば、請求項7と同様の効果を
奏するが、初期位置設定ルーチンにより、ディスプレイ
上の刺繍模様に回転を施してそれらの位置関係を設定で
き、変数演算ルーチンにより、初期位置設定ルーチンで
設定された3つの刺繍模様のディスプレイ上の位置関係
から、前記第1,第2回転角度を求めることができ、群
模様データ作成ルーチンにより、設定された回転角度を
用いて群模様データを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る刺繍データ編集装置を
備えた縫製システムの斜視図である。
【図2】刺繍データ編集装置の制御系のブロック図であ
る。
【図3】刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図4】刺繍データ編集制御を含むフローチャートであ
る。
【図5】ディスプレイに表示された円形模様を含む変数
設定画面である。
【図6】ディスプレイに表示された刺繍模様群である。
【図7】ディスプレイに表示された円形模様を含む変数
設定画面である。
【図8】ディスプレイに表示された刺繍模様群である。
【図9】ディスプレイに表示された三角形模様を含む変
数設定画面である。
【図10】ディスプレイに表示された刺繍模様群であ
る。
【図11】縫製制御を含むフローチャートである。
【図12】正方形の枠に囲まれた刺繍模様である。
【図13】長方形の枠に囲まれた刺繍模様である。
【図14】三角形の枠に囲まれた刺繍模様である。
【図15】円形の枠に囲まれた刺繍模様である。
【図16】別実施形態に係る刺繍データ編集制御を含む
フローチャートである。
【図17】ディスプレイに表示された初期位置設定画面
である。
【図18】ディスプレイに表示された初期位置設定画面
である。
【図19】従来技術に係る編集処理された刺繍模様群の
図である。
【図20】従来技術に係る編集処理された刺繍模様群の
図である。
【符号の説明】
1 縫製システム 2 刺繍データ編集装置 3 電子制御式刺繍ミシン 10 CRTディスプレイ 11 キーボード 12 マウス 13 制御本体部 15,50 制御装置 21 ハードディスク 24 フロッピーディスク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの刺繍模様の模様データを受け、行
    方向に隣接する刺繍模様間の行方向配列ピッチと、列方
    向に隣接する刺繍模様間の列方向配列ピッチとに基い
    て、その刺繍模様を複数行かつ複数列のほぼマトリック
    ス状に相接近させて並べた刺繍模様群の群模様データを
    作成する刺繍データ編集装置であって、 前記刺繍模様群における、行方向模様数と、列方向模様
    数と、奇数行の刺繍模様群に対する偶数行の刺繍模様群
    の行方向オフセット量と、奇数列の刺繍模様群に対する
    偶数列の刺繍模様群の列方向オフセット量とを設定する
    為の変数設定手段と、 前記変数設定手段により設定された複数の変数と、刺繍
    模様の模様データとを用いて、刺繍模様群の群模様デー
    タを作成する群模様データ作成手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ編集装置。
  2. 【請求項2】 前記変数設定手段は、偶数行の刺繍模様
    群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回転角度
    と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回転
    させる第2回転角度との少なくとも一方を設定できるよ
    うに構成され、前記群模様データ作成手段は、設定され
    た回転角度を用いて群模様データを作成することを特徴
    とする請求項1に記載の刺繍データ編集装置。
  3. 【請求項3】 指令やデータを入力する為の入力手段
    と、複数の刺繍模様を表示可能なディスプレイを含む表
    示手段と、表示制御とデータ処理の可能な制御手段とを
    備え、1つの刺繍模様の模様データを受け、行方向に隣
    接する刺繍模様間の行方向配列ピッチと、列方向に隣接
    する刺繍模様間の列方向配列ピッチとに基いて、その刺
    繍模様を横方向と縦方向とにほぼマトリックス状に並べ
    た刺繍模様群の群模様データを作成する刺繍データ編集
    装置であって、 前記刺繍模様の模様データに基づいて、ディスプレイ上
    の所定の基準位置とその行方向隣接位置とその列方向隣
    接位置の3位置に刺繍模様を夫々表示させ、それらディ
    スプレイ上の刺繍模様に移動を施してそれらの位置関係
    を設定する初期位置設定手段と、 前記初期位置設定手段で設定された3つの刺繍模様のデ
    ィスプレイ上の位置関係から、奇数行の刺繍模様群に対
    する偶数行の刺繍模様群の行方向オフセット量と、奇数
    列の刺繍模様群に対する偶数列の刺繍模様群の列方向オ
    フセット量とを求める変数演算手段と、 前記刺繍模様群における行方向模様数と列方向模様数と
    を設定する模様数設定手段と、 前記刺繍模様の模様データと、変数演算手段で求めた諸
    データと、模様数設定手段で設定された模様数データと
    を用いて、刺繍模様群の群模様データを作成する群模様
    データ作成手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ編集装置。
  4. 【請求項4】 前記初期位置設定手段は、ディスプレイ
    上の刺繍模様に回転を施してそれらの位置関係を設定で
    きるように構成され、前記変数演算手段は、初期位置設
    定手段で設定された3つの刺繍模様のディスプレイ上の
    位置関係から、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を所定
    方向に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模様群
    の各刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転角度とを
    求めるように構成され、前記群模様データ作成手段は、
    設定された回転角度を用いて刺繍模様群の群模様データ
    を作成することを特徴とする請求項3に記載の刺繍デー
    タ編集装置。
  5. 【請求項5】 1つの刺繍模様の模様データを用いて、
    行方向に隣接する刺繍模様間の行方向配列ピッチと、列
    方向に隣接する刺繍模様間の列方向配列ピッチとに基い
    て、その刺繍模様を複数行かつ複数列のほぼマトリック
    ス状に相接近させて並べた刺繍模様群の群模様データを
    作成する刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録
    媒体であって、 前記刺繍模様群における、行方向模様数と、列方向模様
    数と、奇数行の刺繍模様群に対する偶数行の刺繍模様群
    の行方向オフセット量と、奇数列の刺繍模様群に対する
    偶数列の刺繍模様群の列方向オフセット量とを含む変数
    を設定しメモリに記憶させる為の変数設定ルーチンと、 前記変数設定ルーチンにおいて設定された複数の変数
    と、刺繍模様の模様データとを用いて、刺繍模様群の群
    模様データを作成する群模様データ作成ルーチンと、 を備えた刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 前記変数設定ルーチンでは、偶数行の刺
    繍模様群の各刺繍模様を所定方向に回転させる第1回転
    角度と、偶数列の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向に
    回転させる第2回転角度との少なくとも一方を設定で
    き、前記群模様データ作成ルーチンでは、設定された回
    転角度を用いて群模様データを作成することを特徴とす
    る請求項5に記載の刺繍データ編集処理プログラムを記
    録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 指令やデータを入力する為の入力手段
    と、複数の刺繍模様を表示可能なディスプレイを含む表
    示手段と、表示制御とデータ処理の可能な制御手段とを
    備えた刺繍データ編集装置に適用される、1つの刺繍模
    様の模様データを用いて、行方向に隣接する刺繍模様間
    の行方向配列ピッチと、列方向に隣接する刺繍模様間の
    列方向配列ピッチとに基いて、その刺繍模様を横方向と
    縦方向とにほぼマトリックス状に並べた刺繍模様群の群
    模様データを作成する刺繍データ編集処理プログラムを
    記録した記録媒体であって、 前記刺繍模様の模様データを読み込んで、ディスプレイ
    上の所定の基準位置とその行方向隣接位置とその列方向
    隣接位置の3位置に刺繍模様を夫々表示させ、それらデ
    ィスプレイ上の刺繍模様に移動を施してそれらの位置関
    係を設定する初期位置設定ルーチンと、 前記初期位置設定ルーチンで設定された3つの刺繍模様
    のディスプレイ上の位置関係から、奇数行の刺繍模様群
    に対する偶数行の刺繍模様群の行方向オフセット量と、
    奇数列の刺繍模様群に対する偶数列の刺繍模様群の列方
    向オフセット量とを求める変数演算ルーチンと、 前記刺繍模様群における行方向模様数と列方向模様数と
    を含む模様数のデータを設定しメモリに記憶させる為の
    模様数設定ルーチンと、 前記刺繍模様の模様データと、変数演算ルーチンで求め
    た諸データと、模様数設定ルーチンで設定された模様数
    データとを用いて、刺繍模様群の群模様データを作成す
    る群模様データ作成ルーチンと、 を備えた刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 初期位置設定ルーチンでは、ディスプレ
    イ上の刺繍模様に回転を施してそれらの位置関係を設定
    でき、前記変数演算ルーチンでは、初期位置設定ルーチ
    ンで設定された3つの刺繍模様のディスプレイ上の位置
    関係から、偶数行の刺繍模様群の各刺繍模様を所定方向
    に回転させる第1回転角度と、偶数列の刺繍模様群の各
    刺繍模様を所定方向に回転させる第2回転角度とを求め
    ることができ、前記群模様データ作成ルーチンでは、設
    定された回転角度を用いて群模様データを作成すること
    を特徴とする請求項7に記載の刺繍データ編集処理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
JP10067879A 1998-03-02 1998-03-02 刺繍データ編集装置及び刺繍データ編集処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11244562A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001198371A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍装置及び記録媒体
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WO2022158427A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 ファナック株式会社 キサゲ加工によって形成すべき凹部の位置を決定する装置、ロボットシステム、及び方法

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