JP2001197158A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001197158A JP2000005858A JP2000005858A JP2001197158A JP 2001197158 A JP2001197158 A JP 2001197158A JP 2000005858 A JP2000005858 A JP 2000005858A JP 2000005858 A JP2000005858 A JP 2000005858A JP 2001197158 A JP2001197158 A JP 2001197158A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/02Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
    • H04M19/04Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone the ringing-current being generated at the substations

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Abstract

(57)【要約】 【課題】着信音の差別化を十分に行えるとともに、着信
時の様々な状況を着信音の変化で把握でき、優れた利便
性を有する携帯電話機を提供する。 【解決手段】信号の着信を着信音で報知する携帯電話機
において、複数のパターンで着信音を発生させる着信音
発生手段と、携帯電話機の動作を制御する制御手段を備
え、制御手段は信号の着信時に予め設定された条件に基
づいて複数のパターンの着信音のうちから、一つのパタ
ーンを選択して着信音発生手段に着信音を発生させる制
御を行うよう構成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号の着信を着信
音で報知する携帯電話機に係り、特に着信時の条件を着
信音で使用者に報知するのに好適な携帯電話機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機における着信音は、ト
ーン信号をディジタル符号化した数々のトーンデータに
よるものが一般であった。着信があった場合にはその着
信音が鳴ることにより、利用者は自分の携帯電話機に電
話が掛かっている事を簡単に気が付いた。しかし、現在
は携帯電話機の利用者数が急増しており、同じ場所で携
帯電話機を所持している人が多くなった。そのため、他
の人の携帯電話機への着信が、自分の携帯電話機への着
信と間違う利用者が出て来たので、携帯電話機個々の着
信音を区別する必要が求められている。例えば、メロデ
ィ発生手段により各自が固有メロディを作成し、差別化
を図るものが普及してきた。さらに特開平10−444
2号公報にあるようにメロディをダウンロードにより更
新する機能や、特開平08−251258号公報のよう
に着信音を事前に外部マイクから取り込むことにより、
独自の着信音を作成する手段もある。ごく最近では、F
M音源方式のように音データベースから音を合成するこ
とにより楽器の音色を奏でられるようにする手段も発表
されてきた。
【0003】また、他人の携帯電話機との差別化以外に
も、特開平09−312684号公報のように電話を掛
けて来た相手によって、着信音や発光パターンを変更す
る手段が用いられるようになった。それにより、着信音
を聞くだけで発呼者が分かるなどの利用価値が高められ
るようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は単純にビープ音
を作成している周波数の範囲を広げたり、テンポを可変
にしたりして、それ以前の機械的なビープ音を用いたも
のに比べて、メロディ音を聞き易くしていた。さらに、
音データベースから音を合成するFM音源方式を着信音
に用いたものもあるが、これも楽器などの特定な音を再
生するだけに留まり、人の声などは作成することができ
ない。また、PCM音源方式などを単に用いれば、人の
声や効果音を作成できて無限に着信音を作成することが
できるが、小形、軽量が要求される携帯電話機にとって
は、保持するデータの容量が大きくなりすぎるという問
題点が生じてくる。
【0005】本発明の目的は、着信音の差別化を十分に
行えるとともに、着信時の様々な状況を着信音の変化で
把握でき、優れた利便性を有する携帯電話機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、信号の着信を着信音で報知する携帯電話機に
おいて、複数のパターンで着信音を発生させる着信音発
生手段と、携帯電話機の動作を制御する制御手段を備
え、制御手段は信号の着信時に予め設定された条件に基
づいて複数のパターンの着信音のうちから、一つのパタ
ーンを選択して着信音発生手段に着信音を発生させる制
御を行うよう構成されたことを特徴とするものである。
【0007】好ましい実施態様においては、着信音発生
手段は、それぞれ異なる発生方法により発生される複数
の音データをそれぞれ記憶する記憶手段と、記憶された
複数の音データをそれぞれの発生方法に従って再生する
複数の再生手段と、複数の音データのうち再生する音デ
ータの選択と、選択された音データのそれぞれの再生タ
イミングを記憶する再生タイミング記憶手段とを備え、
制御手段は再生タイミングにより選択されたそれぞれの
音データが再生されるよう再生手段を制御することを特
徴とするものである。
【0008】さらに好ましい実施態様においては、複数
の音データは、PCM音源方式などの振幅の大小または
パワーに応じて量子化幅を設定する波形符号化方式の音
データと、FM音源方式などの信号をモデル化して符号
化を行う分析合成符号化方式の音データを含むことを特
徴とする。以上の手段により、主なフレーズはFM音源
方式のような音データベースから合成するものを用い
て、付加的に、PCM音源方式の人の声や効果音などを
用いることができる。これによって、着信音を作成する
際に、無限のバリエーションが得られるとともに、容量
を小さくすることができる。
【0009】また、予め設定された条件として、発呼者
の電話番号が登録された電話番号と一致したとき、発呼
者の電話番号の一部分(市外局番等)が登録された電話
番号の一部分(市外局番等)と一致したとき、信号の着
信日が予め設定された期間に含まれるとき、特定の発呼
者からの不在着信回数が予め設定された回数の範囲内に
含まれるとき、着信時における電池残量が予め設定され
た容量の範囲内に含まれるとき、着呼時に携帯電話機周
囲の音が予め設定された音の条件に含まれるとき、着呼
時に携帯電話機周囲の音量レベルが予め設定された音量
レベルの範囲内に含まれるとき、熱または圧力センサー
により携帯電話機が使用者の手に保持されていることが
検知されたときなどである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図18により説明する。本発明の第1の実施の形態に
おける携帯電話機の構成を図15に示す。1510は送
受信アンテナ、1511は送受信データと無線信号を変
換する無線部、1512は送受信データを音声信号に変
換する符号復号処理部、1513はマイク、1514は
レシーバ、1515は携帯電話機としての動作を制御す
るのに必要とされるプログラム及びデータ等を保持する
ための通信用メモリ部、1516は本携帯電話機を制御
するための通信制御部、1517は表示部、1518は
キー入力部を示している。1519は無線信号着信時に
報知信号を発生させるための報知信号発生部、1520
は報知信号発生部1519で再生された報知信号を出力
させるためのスピーカを示す。
【0011】図1は、図15の通信制御部1516と着
信音発生部1519の詳細を示すブロック図である。本
実施の携帯は複数の音データを同時に再生できる携帯電
話機である。本実施の形態では、複数の音データ方式に
対応する音データを記憶する記憶部が複数個設けられて
いる。具体的には、FM音源方式音データ記憶部3aと
PCM音源方式音データ記憶部3bとMIDI方式デー
タ記憶部3cが設けられ、それぞれの方式に対応して音
データを再生する音データ再生部としてFM音源方式音
データ再生部4aとPCM音源方式音データ再生部4b
とMIDI方式音データ再生部4cが設けられている。
また、FM音源方式音データ再生部4aとPCM音源方
式音データ再生部4bとMIDI方式音データ再生部4
cは制御部2に接続され、制御部2は再生タイミング記
憶部1に記憶された複数の音データのうち再生する音デ
ータの選定と選定された音データのそれぞれの再生タイ
ミングの決定を行い、選定されたそれぞれの音データを
決定された再生タイミングにより音データ再生部に再生
を行わせる。音データ再生部の出力は混合器5に接続さ
れ、各々の音データが加算されて、この混合器5に接続
されたスピーカー6(図15のスピーカー1520に対
応)から最終的に着信音として外部に出力される。
【0012】図2に示すように、再生タイミング記憶部
1には、再生を行う音データ番号と、それぞれの再生の
タイミングなどが記憶されている。音データ番号はFM
音源方式音データが1番、PCM音源方式音データが2
番、MIDI方式音データが3番とそれぞれ対応してい
る。音データとしては上記に限ることはなく、MP3方
式音データも用いることができ、音データ番号として4
番が割り当てられる。以下、音データを追加する毎に5
番、6番と音データ番号が割り当てられていく。パター
ン番号は、相手の電話番号に応じて変更したり、着信時
刻によって変更したりすることができる。その設定方
法、種類などは後に詳しく説明する。再生タイミングは
ONとOFFで制御されており、ONの時にその音デー
タが再生されて、OFFの時には再生されないように制
御される。
【0013】次に、パターン番号の設定方法について説
明する。図16は本実施の形態における携帯電話機の概
略の外観を示す正面図である。電話機本体1601の正
面(使用者が操作するキー、ディスプレイ、マイク、ス
ピーカ等が設けられた面)には、一端に受話器となるス
ピーカ1602が設けられ、これから他端に向かってデ
ィスプレイ部1602と各種操作キーが設けられる。各
種の操作キーの中には、ディスプレイ部に表示されるカ
ーソルをそれぞれ上下左右に移動させるための上キー1
604、下キー1605、左キー1606、右キー16
07と、入力された内容を確定する確定キー1608
と、入力された内容の削除や操作の解除を行うクリアキ
ー1609と、各種の機能を選択または実行させるファ
ンクションキー1610が含まれる。上キー1604、
下キー1605、左キー1606、右キー1607、確
定キー1608は、電話番号や時刻等を入力する数字キ
ーの一部が割り当てられている。他端には送話器として
のマイク1513が設けられるが、本図では図示が省略
されている。
【0014】上記のキーを操作して、発呼者の電話番号
で着信音を変更する方法を説明する。このときのディス
プレイ部1603の表示画面の例を図17の(a)、
(b)、(c)に示す。まず、ファンクションキー16
10とメニュー画面選択に割り当てられたキーを押下し
て図17(a)に示される「着信音変更メニュー画面」
(d1)に行く。そこでは、何に対して着信音を変更す
るかの選択が行われ、例えば相手の電話番号や、着信日
時や、不在着信回数により変更できるものとする。選択
する項目を示すカーソルとして選択項目の左側に不等号
「>」が表示される。そこで、上キー1604押下或い
は下キー1605押下でカーソルを移動させ、不等号
「>」の先端(この場合右側の鋭角部分)を選択する項
目に合わせる。着信音を電話番号により変更したい場合
は「1.相手の電話番号」を選択して、確定キーを押下
する。すると図17(b)に示される「相手の電話番号
による着信音変更画面」(d2)に移る。この画面中で
上キー1604押下或いは下キー1605押下でカーソ
ルを移動させ、着信音を変更したい電話番号を選択して
確定キーを押下することにより相手の電話番号を選択す
ることができる。なお、相手の電話番号は数字キーを用
いて直接入力するようにしてもよい。電話番号を選択
後、確定キーを押下すると図17(c)に示される「着
信音のパターン選択画面」(d3)に移り、選択した電
話番号に対応する着信音のパターンを選択できるように
なる。そこでは、上キー1604押下或いは下キー16
05押下でカーソルを移動させ、所望のパターン番号を
選択する。本実施の携帯ではパターンが選択される度に
そのパターンでの着信音がスピーカ1602から再生さ
れ、パターンを確認することができる。ここでは、所望
しているパターンとして「2.パターン番号2」を選択
して確定キーを押下することにより、着信音を設定する
ことができる。パターン番号2では、図2に示されるよ
うに音データ番号1のFM音源、音データ番号2のPC
M音源、音データ番号4のMP3音源の音データが同図
に示されるタイミングで再生される。画面を前画面に戻
したいときは、(d3)の画面でクリアキー1609押
下により、(d2)の画面へ戻ることができる。同様に
(d2)の画面でクリアキー1609押下により(d
1)の画面へ戻ることができる。
【0015】次に、音データが再生されるまでの処理過
程を図1、図2、図3、図4及び図18を用いて説明す
る。ここでは1例として、発呼者の電話番号からパター
ン番号を選択し、再生する方法を説明する。図3は、発
呼者の電話番号からパターン番号の選択を行うために必
要な機能ブロックを示すブロック図である。図15に示
す携帯電話機の回路構成と対応づけて説明すると、無線
信号を受信する受信部101は図15の無線部1511
中に含まれる受信回路部分であり、電話番号検出部10
2は図15の通信制御部1516であり通信用メモリ部
1515に記憶されたプログラムに従って無線信号の復
調後に電話番号を検出する。図15の通信用メモリ部1
515のメモリエリアの一部はパターン番号記憶部10
3として割り当てられ、電話番号及び各々の電話番号に
対応する着信音のパターン番号が図4に示されるように
記憶されている。パターン番号記憶部103には設定さ
れて記憶された電話番号に対する着信103a、103
bや、電話番号のある部分、例えば、発呼者の電話番号
の市外局番に対する着信103c、103dなどに応じ
た着信音のパターン番号を記憶することができ、使用者
の要望に応じていろいろなサービスが展開できる。通信
制御部1516は検出された電話番号に対応するパター
ン番号をパターン番号記憶部103に記憶されたデータ
に基づいて決定し、その後は、図1の再生タイミング記
憶部1に記憶されたデータに基づいてそのパターン番号
に対応する音データの再生タイミングを読み出して着信
音の作成過程へ移行する。
【0016】以下、フローチャートを用いて具体的に説
明する。図18のフローチャートで、着信時(s1)に
おいて、相手の電話番号などを検出して、着信音が選択
される(s2)。相手の電話番号により着信音を変える
よう設定してあった場合には、図3に示すように携帯電
話機に着呼があると受信部101は無線信号を受信して
復調し、復調された信号が電話番号検出部102に送ら
れ、復調後のデータから電話番号検出部102は発呼者
(相手)の電話番号を検出する。この電話番号に対応す
る信号はパターン番号記憶部103に送られ、ここで記
憶された電話番号と照合されてその電話番号に対して設
定されたパターン番号が出力される。相手の電話番号が
「012−345−6789」であったとすると、図4
に示されるようにこの番号に対して設定されたパターン
番号「1」の着信音を再生することとなり、図2におけ
る音データ番号「1」と音データ番号「2」と音データ
番号「3」が再生されることとなる。また、発呼者が住
んでいる地域ごとに着信音変更を行うことも市外局番毎
にパターン番号を設定し記憶することにより可能であ
る。例えば、発呼者の電話番号の上3桁が「045」で
ある場合は、パターン番号「3」の着信音を再生するこ
ととなり、図2における音データ番号「3」が再生され
ることとなる。
【0017】制御部2は再生タイミング記憶部1にアク
セスして、図2における各音データの再生タイミングの
サーチを始まる(s3)。制御部2では音データ番号
「1」(FM音源方式)の再生タイミング(s4a)、
音データ番号「2」(PCM音源方式)の再生タイミン
グ(s4b)、音データ番号「3」(MIDI音源方
式)の再生タイミング(s4c)を各々チェックする。
ここで、着信音報知始め(図2中a時点)では、音デー
タ番号「1」と、音データ番号「3」がONになってい
るので、各々は(s5a)及び(s5c)に進む。音デ
ータ番号「2」はOFFのため処理はされず、サーチ待
ちの状態になる。音データ番号「1」であるFM音源方
式音データ再生部4aでは、FM音源方式音データ3a
を読み込み、混合器へ送る(s5a)。同様に、音デー
タ番号「3」であるMIDI音源方式音データ再生部4
cでは、MIDI音源方式音データ3cを読み込み、混
合器へ送る(s5b)。混合器5では、送られて来た二
つの音データを混合しスピーカー6に渡す。スピーカー
6では送られて来た音データを、着信音として出力する
(s6)。その後、終わりまでサーチされたか判断を行
い(s7)、次の再生タイミングが設定されている場合
には、次のタイミングのサーチを行う(s8)。
【0018】音データ番号「1」及び音データ番号
「3」の再生中、暫くすると(図2中b時点)、音デー
タ番号「2」もb時点の再生タイミングでONとなる
(s4b)。すると音データ番号「2」であるPCM音
源方式音データ再生部4bで、PCM音源方式音データ
3bが読み込まれ、混合器へ送られる(s5b)。混合
器5では、送られて来た三つの音データを混合しスピー
カー6に渡す。スピーカー6では送られて来た音データ
を、着信音として出力する(s6)。その後、終わりま
でサーチされたか判断を行い(s7)、次の再生タイミ
ングが設定されている場合には、次のタイミングのサー
チを行う(s8)。終わりまでサーチされている場合に
は、着信音の再生を終了する(s9)。これらの全ての
処理の過程であっても、携帯電話機利用者が電話を取っ
て通話を開始することにより、着信音データの再生は終
了となる(s9)。
【0019】以上の処理過程を踏むことにより、複数の
方式で記憶された音データを同時に再生させることが可
能となる。なお、この方法を用いると、記憶容量が大き
いPCM音源方式などの音データは、再生する時間を短
く設定することによりメモリの節約ができる。また、回
路規模は若干大きくなるかもしれないが、FM音源方式
によるピアノやギターなどの楽器の音色をバックグラウ
ンドに、例えばPCM音源方式による人の声などを再生
することが可能となる。主なフレーズはFM音源方式の
ような音データベースから合成するものを用いて、付加
的に、PCM音源方式の人の声や効果音などを用いるこ
とができる。これによって、着信音を作成する際に、無
限のバリエーションが得られて、かつ、容量は小さくな
る効果が得られる。その結果、着信時での着信音のバリ
エーションが豊富になり、他の人の携帯電話機の着信音
との差別化を容易に図ることができる。
【0020】着信音のバリエーションを豊富にする例と
して、上記以外に、パターン番号記憶部に記憶されてい
る電話番号の所持者の名前を事前にPCM音源方式の音
データとして記憶しておき、音声として再生すると発呼
者の名前が着信音となる。例えば、発呼者の名前が「徳
川家康」であり、これに対応する音データとして「トク
ガワイエヤス」と記憶されている場合には着信時に音声
で「トクガワイエヤス」と再生される。これは発呼者が
携帯電話を使用しているときにも有効である。発呼者が
電話線(光ケーブルを含む)を介して電話局に接続され
る電話器を使用している場合には、地域をPCM音源方
式の音データとして記憶しておき、音声として再生する
ことにより、着信時に相手の発信場所が分かる。例え
ば、発呼者の市外局番が「045」であり、これに対応
する音データとして「ヨコハマ」と記憶されている場合
には着信時に音声で「ヨコハマ」と再生される。このよ
うに電話を取らなくても、着信音を聞くだけで事前に登
録している誰からの着呼やどこからの発信なのかが理解
でき、適切な応答をすることができる。
【0021】次に、パターン番号の選択方法の他の例を
第2の実施の形態として図5、図6を用いて説明する。
本実施の形態では、着信時刻からパターン番号の選択を
行うことにより着信音の変更が行われる。通信制御部1
516の制御プログラムおよび機能、通信用メモリ部1
515に記憶されるパターン番号テーブルの内容以外は
第1の実施の形態と同様である。図5は、着信時刻から
パターン番号の選択を行うために必要な機能ブロックを
示すブロック図である。図15に示す携帯電話機の回路
構成と対応づけて説明すると、無線信号を受信する受信
部201は図15の無線部1511中に含まれる受信回
路部分であり、着信時刻検出部202及び時計機能20
4はいずれも図15の通信制御部1516である。時計
機能204は通信用メモリ部1515に記憶されたプロ
グラムに従って計時を行い時刻を出力する。着信時刻検
出部202は、通信用メモリ部1515に記憶されたプ
ログラムに従って、受信部201から着信有りの情報を
受けたときに時計機能204の出力により無線信号の着
信時刻を検出する。図15の通信用メモリ部1515の
メモリエリアの一部はパターン番号記憶部203として
割り当てられ、着信時刻に対応する着信音のパターン番
号が図6に示されるように記憶されている。本実施の形
態ではパターン番号記憶部203には設定されて記憶さ
れた時間帯に対する着信203a、203bに応じた着
信音のパターン番号を記憶することができる。通信制御
部1516は検出された時刻に対応するパターン番号を
パターン番号記憶部203に記憶されたデータに基づい
て決定し、その後は、図1の再生タイミング記憶部1に
記憶されたデータに基づいてそのパターン番号に対応す
る音データの再生タイミングを読み出して着信音の作成
過程へ移行する。図6では、例として、午前0時から午
前8時の間に着信があった場合にはパターン番号「1」
203aが適用され、午後5時15分から午後9時30
分の間に着信があった場合にはパターン番号「2」20
3bの着信音が再生される設定が示されている。具体的
には、着信時刻が、午前1時の場合は、図6の第一の設
定時刻である午前0時から午前8時までの間に入るの
で、パターン番号「1」の着信音、すなわち、図2にお
ける音データ番号「1」と音データ番号「2」と音デー
タ番号「3」が再生される。また、午後8時に着信があ
った場合には、第二の設定時刻である午後5時15分か
ら午後9時30分までの間になるので、パターン番号
「2」の着信音、すなわち、同様に図2における音デー
タ番号「1」と音データ番号「2」と音データ番号
「4」が再生される。これにより、使用者は、着信音を
聞くだけで現在の大まかな時刻を把握することができ
る。この結果、時間に関係する諸活動において大まかな
時刻が把握できているので、余裕ある行動が取れること
となる。また、時間帯により着信音を変えることができ
るので、例えば、深夜から早朝にかけてはさわやかな着
信音、アフターファイブで騒がしい場所にいるときは大
音量でにぎやかな着信音にして、その時間帯に使用者が
いるであろう環境に適した着信音にすることもできる。
【0022】また、時計機能204を利用して、時間の
単位を日または月とすることによりカレンダー機能とす
ることができる。これにより、着信時の曜日や平日・祝
日の区別、或いは、月に応じて着信音を変更することが
可能となる。さらに、特定の相手から電話が掛かって来
るはずの時刻を設定して、実際に電話が掛かってきた時
刻との時間のズレ幅から着信音を変更することも可能と
なる。
【0023】次に、パターン番号の選択方法の3番目の
例を第3の実施の形態として図7、図8を用いて説明す
る。
【0024】本実施の形態では、発呼者の電話番号から
特定の電話番号を特定して、その電話番号からの不在時
の着信回数によりパターン番号の選択を行うことにより
着信音の変更が行われる。通信制御部1516の制御プ
ログラムおよび機能、通信用メモリ部1515に記憶さ
れるパターン番号テーブルの内容以外は第1の実施の形
態と同様である。図7は、着信回数からパターン番号の
選択を行うために必要な機能ブロックを示すブロック図
である。図15に示す携帯電話機の回路構成と対応づけ
て説明すると、無線信号を受信する受信部301は図1
5の無線部1511中に含まれる受信回路部分であり、
電話番号検出部302は図15の通信制御部1516で
あり、通信用メモリ部1515に記憶されたプログラム
に従って無線信号の復調後に電話番号を検出し、検出さ
れた電話番号毎の不在時の着信回数をカウントする。こ
こで、「不在時」とは、着信時に着信音が予め設定され
た時間あるいは回数以上再生されても受信者の応答がな
い場合であり、携帯電話の場合には、例として、使用者
が携帯電話を手元に置いていない場合、使用者が会議
中、映画等の鑑賞中、電車等に乗車中、自動車を運転中
等で電源を切っていたり、マナーモードにしていた場合
等である。図15の通信用メモリ部1515のメモリエ
リアの一部はパターン番号記憶部303及び着信回数記
憶部304として割り当てられ、不在時の着信回数及び
着信回数に対応する着信音のパターン番号が図8に示さ
れるように記憶されている。通信制御部1516は設定
された電話番号から不在時の着信があると着信回数記憶
部304に記憶された電話番号の着信回数をインクリメ
ントして更新する。
【0025】図8では、予め設定された特定電話番号へ
の着信回数に応じて、1回目の着信時にはパターン番号
「1」303aが適用され、着呼しない場合、すなわ
ち、不在時である場合、同じ電話番号が検出されるとパ
ターン番号「2」303bが適用される。それも着呼し
なくて、3回目に同じ電話番号が検出されるとパターン
番号3が適用される設定が示されている。具体的には、
1回目の着信時には、パターン番号「1」303aの着
信音を再生することとなり、図2における音データ番号
「1」と音データ番号「2」と音データ番号「3」が再
生されることとなる。また、2回目の着信時には、パタ
ーン番号「2」303bの着信音を再生することとな
り、同様に図2における音データ番号「1」と音データ
番号「2」と音データ番号「4」が再生されることとな
る。また、3回目の着信時には、パターン番号「3」3
03cの着信音を再生することとなり、図2における音
データ番号「2」が再生されることとなる。何回目かに
不在が解消して着呼すると、その後は、通信制御部15
16が図1の再生タイミング記憶部1にその回数に対応
するパターン番号を送り、着信音の作成過程へ移行す
る。
【0026】この場合、予め設定された電話番号に対し
てだけ、このモードが動作するようにしたのは、うるさ
くしつこい勧誘等の電話、いたずら電話、無言電話等の
迷惑電話、あるいはFAXの誤送信による迷惑なリトラ
イ動作に対するこのモードの動作を防止するためである
とともに、例えば、家族あるいは親類等に病人等がいる
場合に着信の緊急性、重要性を使用者に知らせることが
できる。
【0027】着信音にPCM音源を用いて、設定された
電話番号からの2回目の不在着信には、「2回目の電話
です」などの言葉を再生させることも可能である。この
ように、回数が増える毎に人の注意を喚起する音を設定
しておくと、最初の着信で気が付かなかった場合でも着
信回数が増えると着信が分かり易くなり電話を取れるよ
うになる。また、着信回数が分かるのでその着信の緊急
性、重要性が分かり、優れた使い易さを得られる。
【0028】また、通信制御部1516が、不在着信回
数の代わりに、検出された電話番号の一回の着信におけ
るコール回数をカウントして、着信回数記憶部304に
コール回数を記憶させるとともにインクリメントして更
新するよう、プログラムを変更してもよい。この場合に
は、一回の着信において、時間の経過とともに着信音を
変更することができる。例えば、最初の方のコールでは
優しい音で呼出しを行い、コール回数が非常に多くなる
とうるさい呼出し音に変えることにより、利用者が着信
に気付き易くなる。
【0029】次に、パターン番号の選択方法の4番目の
例を第4の実施の形態として図9、図10、図13、図
14を用いて説明する。本実施の形態では、携帯電話機
が用いられる環境の音の状態に応じてモードを設定し、
そのモードによりパターン番号の選択を行うことにより
着信音の変更が行われる。図9,図10では、通常の街
頭などのように使用する周囲がうるさい場合での着信を
知らせるモードや、会議中の静かにしないといけない場
面での着信を知らせるモードなどを設定して、そのモー
ドによりパターン番号の選択を行うことにより着信音の
変更が行われる。図13,図14では着信を行っている
携帯電話機の周囲の雑音のレベルに応じてモードを設定
し、そのモードによりパターン番号の選択を行うことに
より着信音の変更が行われる。通信制御部1516の制
御プログラムおよび機能、通信用メモリ部1515に記
憶されるパターン番号テーブルの内容以外は第1の実施
の形態と同様である。図9及び図13は、周囲の音の状
態からパターン番号の選択を行うために必要な機能ブロ
ックを示すブロック図である。受信部401と受信部6
01、着信音制御部402と周囲雑音検出部602、パ
ターン番号記憶部403とパターン番号記憶部603と
はそれぞれ同様の機能を有するものであるため、代表し
て図9にて説明する。図15に示す携帯電話機の回路構
成と対応づけて説明すると、無線信号を受信する受信部
401は図15の無線部1511中に含まれる受信回路
部分であり、着信音制御部402は図15の通信制御部
1516であり、通信用メモリ部1515に記憶された
プログラムに従って携帯電話機周囲の音の状態に応じて
モードを設定し、そのモードによりパターン番号の選択
を行う。周囲の音の状態はマイク1513が検出した音
の周波数、音圧レベル、音圧レベルの高低差、ある音圧
レベルの継続時間、または、ある特定の周波数範囲の音
の継続時間等により判定される。図15の通信用メモリ
部1515のメモリエリアの一部はパターン番号記憶部
403として割り当てられ、携帯電話機周囲の音の状態
に対応する着信音のパターン番号が図6に示されるよう
に記憶されている。これらの対応関係は受信部601、
周囲雑音検出部602、パターン番号記憶部603につ
いても同様である。
【0030】図9、図10の場合においては、着信音制
御部402は、通常の街頭などのように使用する周囲が
うるさい場合か、会議中などのように静かにしないとい
けない場合かを判定するために、音圧レベル、音圧レベ
ルの高低差、ある音圧レベルの継続時間、または、ある
特定の周波数範囲の音の継続時間等を判定する。例え
ば、会議中では発言中か否かで音圧レベルの高低差があ
り、また、人間の声の周波数範囲の音が断続的に検出さ
れる。また、図書室などの場合には人間の声の周波数範
囲の音が断続的に検出されるが、音圧レベルが低いとと
もに音圧レベルの高低差も少ない。一方、街頭などの周
囲がうるさい場合には、音圧レベルが大きいとともに音
圧レベルの高低差が少なく、広い周波数範囲の音が連続
的に検出される。着信音制御部402は、例えば上記の
ような音圧レベルの大小、音圧レベルの高低差、ある音
圧レベルの継続時間、または、ある特定の周波数範囲の
音の継続時間等の差異に基づいて携帯電話機周囲の環境
を判断してモード番号を決定し、このモード番号に対応
するパターン番号をパターン番号記憶部403に記憶さ
れたパターン番号から選択する。パターン番号記憶部4
03には、図10のように設定モードに応じて、パター
ン番号が設定されている。設定モードは周囲がうるさい
場合はモード番号「1」や、図書室など静かにしないと
いけない場合はモード番号「2」や、普段の部屋での着
信を念頭においたモード番号「3」など、自分で適当に
設定して良い。ここでは、モード番号「1」、「2」、
「3」に応じて、それぞれパターン番号「1」、
「2」、「3」が設定されている。
【0031】図13,図14の場合においては、単に着
信時の携帯電話機周囲の雑音の音量レベルに対応してパ
ターン番号を設定してパターン番号記憶部603に記憶
している。この場合には周囲雑音検出部602は携帯電
話機周囲の雑音の音量レベルをマイク1513が検出し
た音の音圧レベルで判定する。パターン番号記憶部60
3は、図14のように周囲雑音レベルに応じて、パター
ン番号が設定されている。周囲雑音レベルにおいて、例
えば、60dB以上の音圧レベル範囲を「周囲がかなり
うるさい」と設定者が感じる範囲としてモード番号
「1」603aを設定し、59dB〜40dBの音圧レ
ベル範囲を「まあまあうるさい」と感じる範囲としてモ
ード番号「2」603bを設定し、39dB以下の音圧
レベル範囲を「雑音は存在しない」と感じる範囲として
モード番号「3」603cを設定する。この範囲はそれ
ぞれ設定者個人個人の感覚に応じて自由に設定すること
ができる。その後、通信制御部1516は図1の再生タ
イミング記憶部1にパターン番号を送り、着信音の作成
過程へ移行する。
【0032】ここで、周囲がうるさい場合のモードに対
応するパターン番号では、周囲の音と容易に区別できて
気がつきやすい着信音を事前に設定しておく。また、図
書室などの静かな場面での着信を設定するモードでの着
信音は、なるべく自分にしか分からないような静かな着
信音を設定しておく。これにより、着信時に周囲の音の
状況に合わせて事前に自分が設定した着信音が再生され
る。また、周囲雑音レベルが「かなりうるさい」と感じ
られる場合に対応するパターン番号では、気がつきやす
いように例えば甲高い着信音を事前に設定しておく。ま
た、図書室などのように、周囲雑音レベルが「雑音はな
い」と感じられる場合では、なるべく自分にしか分から
ないような静かな着信音を設定しておく。これにより、
着信時に自動的に周囲雑音を検出して、事前に自分が設
定した着信音で呼出しが行われる。その結果、着信時に
周囲の状況に対応した適切な着信音で呼出しを行うこと
ができる。またモード設定数を増やすことにより、携帯
電話機利用者の利用状況の複雑さにも対応できる。
【0033】本発明は以上の実施の形態に限ることはな
く、使用者が携帯電話機を手に取ったことを検知する熱
・圧力センサーや、温度センサーなどを設けて着信音を
変更するようにしたものであってもよい。携帯電話機を
利用者が手に持っている時には、けたたましい着信音が
なる必要がない。そこで、人の体温を感知する熱センサ
ーや、手で持ったことが検知できる圧力センサーを搭載
することにより、人が手に取っていることを自動判断
し、着信音を小さくするよう制御してもよい。また、手
で持ったことが検知できる圧力センサーと温度センサー
を組合せ、手で持っていないときでも摂氏25度以上の
温度が検出されたら、気温が高い、すなわち、暑い場所
あるいは暑い季節であると判断して涼しげな着信音にし
て、利用者の心を和らげるこようにしてもよい。また、
光センサーを組み合わせて、バッグの中に携帯電話機が
ある場合は大きい着信音であり、バッグから出すと、外
の光を感じ取り静かな着信音になる機能を追加してもよ
い。また、近年法律により車中での携帯電話機の使用は
罰せられるようになった。そこで、携帯電話機が車中に
あることを加速度センサーにより検知する機能を追加し
て運転中であることを自動で判断して、自動的に着信音
を利用者が分からないように小さくするか、あるいは第
3の実施の形態の不在着信回数モードにしてもよい。上
記の変形例は第4の実施の形態における周囲雑音センサ
ーであるマイク1513の出力の代わりに、熱センサ
ー、圧力センサー、温度センサー、光センサー、あるい
は加速度センサーの出力を用いることにより実施可能で
ある。
【0034】次に、パターン番号の選択方法の5番目の
例を第5の実施の形態として図11、図12を用いて説
明する。
【0035】本実施の形態では、携帯電話機の電池残量
からパターン番号の選択を行うことにより着信音の変更
が行われる。通信制御部1516の制御プログラムおよ
び機能、通信用メモリ部1515に記憶されるパターン
番号テーブルの内容以外は第1の実施の形態と同様であ
る。図11は、電池残量からパターン番号の選択を行う
ために必要な機能ブロックを示すブロック図である。図
15に示す携帯電話機の回路構成と対応づけて説明する
と、電池機能504は携帯電話器に電力を供給したり充
電器(図示せず)から充電された電力を蓄える部分であ
り、無線信号を受信する受信部501は図15の無線部
1511中に含まれる受信回路部分であり、電池残量検
出部502は図15の通信制御部1516であり、通信
用メモリ部1515に記憶されたプログラムに従って受
信部501からの着信有りの情報を受けて電池機能50
4から現在の充電されている電池容量を検出する部分で
ある。図15の通信用メモリ部1515のメモリエリア
の一部はパターン番号記憶部503として割り当てら
れ、電池残量に対応する着信音のパターン番号が図12
に示されるように記憶されている。パターン番号記憶部
503は、図12のように電池残量検出部502で得ら
れた電池残量に応じて、パターン番号が設定、記憶され
ており、例として、電池残量が十分ある場合には、パタ
ーン番号「1」503aが適用され、ディスプレイ上で
メモリ2個分の残量の場合にはパターン番号「2」50
3bが適用され、充電の必要がある場合には、パターン
番号「3」503cの着信音が再生されるよう設定され
ている。通信制御部1516は電池残量に対応したパタ
ーン番号を選択した後、図1の再生タイミング記憶部1
に該パターン番号を送り、着信音の作成過程へ移行す
る。
【0036】このように着信が行われた場合に、着信音
を聞くだけで、電池残量を大まかに把握することができ
る。この結果、通話前に電池残量が確認できているの
で、通話時間を短くしたり、充電後に再度交信すること
を依頼することができ、通話中の不慮の通話切断を防止
できる。(従来は通話中に電池容量が無くなり、不慮の
通話切断が起こる場合があった。)また要充電の着信音
を使用者が気がつきやすいものに設定しておくことで、
充電の必要性を携帯電話機利用者に強く認識させること
もできる。また、電池残量に代えて、アンテナの電界強
度や、住所録のメモリ残数や、累積通話時間などにより
着信音を変更するようにしてもよい。これにより、利用
者は、アンテナの電界強度や、住所録のメモリ残数や、
累積通話時間などの情報を着信時に付加的に把握するこ
とができる。
【0037】以上の実施の形態に置いては、着信音とし
て、分析合成符号化方式(FM音源方式)をメインに用
いることにより、比較的メモリ容量が小さくて済むとと
もに、楽器などの音を豊富に再生することができる。そ
れに付随して、直接マイクなどから録音した音源方式な
どの波形符号化方式(PCM音源方式)を使用すること
により、自分の携帯電話機の着信音が、他人の携帯電話
機の着信音と区別できる効果が得られる。この時、PC
M音源方式のデータを保持するデータの容量が大幅に必
要となるが、PCM音源方式のデータを付加的に使用す
ることにより、メモリ容量を削減できる効果が得られ
る。
【0038】また、発呼者の電話番号から着信音を変更
することにより、事前に発呼者を認識することができ
る。これにより、着信音を聞くだけで重要な用件と思わ
れる着信者には直ぐに出たり、不必要な着呼は保留にし
たりできる効果が得られる。
【0039】また、現在時刻や電池残量に応じて着信音
を変更することにより、着信音を聞くだけで現在の大ま
かな時刻の把握や電池残量が分かるなど付加的な情報を
得ることができる。また、特定の人からの発呼回数や、
着信音制御モード、或いは、周囲の雑音レベルそれぞれ
に応じて着信音を変更することにより、所持者が着信に
気付き易くなる効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、着信音の差別化を十分
に行えるとともに、着信時の様々な状況を着信音の変化
で把握でき、優れた利便性を有する携帯電話機を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機
の音データ再生部分の主要部のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機
の音データ番号とそれぞれの再生タイミングの対応図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機
の発呼者の電話番号からパターン番号の選択を行う機能
ブロックを示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯電話機
の発呼者の電話番号とパターン番号の対応図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における携帯電話機
の着信時刻からパターン番号の選択を行う機能ブロック
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における携帯電話機
の着信時刻とパターン番号の対応図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における携帯電話機
の特定の電話番号の着信回数から、パターン番号の選択
を行う機能ブロックを示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における携帯電話機
の特定の電話番号の着信回数とパターン番号の対応図で
ある。
【図9】本発明の第4の実施の形態における携帯電話機
の周囲の音の状態から着信音を制御する機能ブロックを
示すブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における携帯電話
機の周囲の音の状態から着信音を制御するモードとパタ
ーン番号の対応図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態における携帯電話
機の携帯電話機の電池残量からパターン番号の選択を行
う機能ブロックを示すブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態における携帯電話
機の電池残量とパターン番号の対応図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態における携帯電話
機の周囲雑音レベルから着信音を制御する機能ブロック
を示すブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態における携帯電話
機の周囲雑音レベルから着信音を制御するモードとパタ
ーン番号の対応図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態における携帯電話
機の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態における携帯電話
機の概略の外観を示す正面図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態における携帯電話
機の着信音設定時のディスプレイ表示例を示す図で、同
図(a)は「着信音変更メニュー画面」、同図(b)は
「相手の電話番号による着信音変更画面」、同図(c)
は「着信音のパターン選択画面」をそれぞれ示す図であ
る。
【図18】本発明の第1の実施の形態における携帯電話
機の着信音再生時のフローチャートである。
【符号の説明】 1:再生タイミング記憶部 2:制御部 3:音データ記憶部 4:音データ再生部 5:混合器 103:電話番号検出部 202:着信時刻検出部 303:着信回数記憶部 402:着信音制御部 502:電池残量検出部 602:周囲雑音検出部 103、201、301、401、501、601:受
信部 103、203、303、403、503、603:パ
ターン番号記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 和之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 品川 明生 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 (72)発明者 高田 知加子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 FF03 FF26 FF28 FF29 5K067 AA34 BB04 FF06 FF13 FF19 FF26 FF27 FF31 FF32 FF34 GG11 GG12 HH22 HH23

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号の着信を着信音で報知する携帯電話機
    において、複数のパターンで着信音を発生させる着信音
    発生手段と、上記携帯電話機の動作を制御する制御手段
    を備え、上記制御手段は上記信号の着信時に予め設定さ
    れた条件に基づいて上記複数のパターンの着信音のうち
    から、一つのパターンを選択して上記着信音発生手段に
    着信音を発生させる制御を行うよう構成されたことを特
    徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】上記着信音発生手段は、それぞれ異なる発
    生方法により発生される複数の音データをそれぞれ記憶
    する記憶手段と、記憶された上記複数の音データをそれ
    ぞれの発生方法に従って再生する複数の再生手段と、上
    記複数の音データのうち再生する音データの選択と、上
    記選択された音データのそれぞれの再生タイミングを記
    憶する再生タイミング記憶手段とを備え、上記制御手段
    は上記再生タイミングにより上記選択されたそれぞれの
    音データが再生されるよう上記再生手段を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】それぞれ異なる発生方法により発生される
    複数の音データをそれぞれ記憶する記憶手段と、記憶さ
    れた上記複数の音データをそれぞれの発生方法に従って
    再生する複数の再生手段と、上記複数の音データのうち
    再生する音データの選択と、上記選択された音データの
    それぞれの再生タイミングを記憶する再生タイミング記
    憶手段と、上記再生タイミングにより上記選択されたそ
    れぞれの音データの再生を制御する制御手段と、上記再
    生手段の出力を音として出力するスピーカーを備え、上
    記制御手段は上記複数の音データのうちの少なくとも一
    つが上記再生タイミング記憶手段に記憶された再生タイ
    ミングに基づいて上記スピーカーから出力されるよう上
    記再生手段を制御するよう構成されたことを特徴とする
    携帯電話機。
  4. 【請求項4】上記複数の音データは、振幅の大小または
    パワーに応じて量子化幅を設定する波形符号化方式の音
    データと、信号をモデル化して符号化を行う分析合成符
    号化方式の音データを含むことを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】請求項3の携帯電話機において、呼出信号
    を含む無線信号を受信する無線部と、受信された上記無
    線信号から発呼者の電話番号を検出する電話番号検出部
    と、予め登録された電話番号毎に設定された上記音デー
    タの再生パターンを記憶するパターン記憶部をさらに備
    え、上記制御手段は上記検出された電話番号が上記登録
    された電話番号と一致したときに上記登録された電話番
    号に対応する再生パターンで上記音データが再生される
    よう上記再生手段を制御することを特徴とする携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】請求項5の携帯電話機において、上記パタ
    ーン記憶部は電話番号の一部分が予め登録され、上記制
    御手段は上記検出された電話番号の一部分が上記登録さ
    れた電話番号の一部分と一致したときに上記登録された
    電話番号の一部分に対応する再生パターンで上記音デー
    タが再生されるよう上記再生手段を制御することを特徴
    とする携帯電話機。
  7. 【請求項7】請求項1の携帯電話機において、計時手段
    を備え、上記予め設定された条件は上記信号の着信時刻
    が予め設定された時間帯に含まれることであることを特
    徴とする携帯電話機。
  8. 【請求項8】請求項1の携帯電話機において、カレンダ
    ー機能を備え、上記予め設定された条件は上記信号の着
    信日が予め設定された期間に含まれることであることを
    特徴とする携帯電話機。
  9. 【請求項9】請求項1の携帯電話機において、特定の発
    呼者からの不在着信回数の計数手段を備え、上記予め設
    定された条件は上記不在着信回数が予め設定された回数
    の範囲内に含まれることであることを特徴とする携帯電
    話機。
  10. 【請求項10】請求項1の携帯電話機において、携帯電
    話機の電池残量を測定する手段を有し、上記予め設定さ
    れた条件は上記信号の着信時における電池残量が予め設
    定された容量の範囲内に含まれることであることを特徴
    とする携帯電話機。
  11. 【請求項11】請求項1の携帯電話機において、音の測
    定手段を備え、上記予め設定された条件は上記信号の着
    呼時に上記携帯電話機周囲の音が予め設定された音の条
    件に含まれることであることを特徴とする携帯電話機。
  12. 【請求項12】請求項1の携帯電話機において、音量レ
    ベルの測定手段を備え、上記予め設定された条件は上記
    信号の着呼時に上記携帯電話機周囲の音量レベルが予め
    設定された音量レベルの範囲内に含まれることであるこ
    とを特徴とする携帯電話機。
  13. 【請求項13】請求項1の携帯電話機は、熱センサーと
    圧力センサーの少なくともいずれか一方を備え、上記予
    め設定された条件は上記信号の着信時に上記熱センサー
    または上記圧力センサーの少なくともいずれか一方によ
    り上記携帯電話機が使用者の手に保持されていることが
    検知されたことであることを特徴とする携帯電話機。
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