JP2001166051A - 車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置 - Google Patents

車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置

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JP2001166051A JP35163999A JP35163999A JP2001166051A JP 2001166051 A JP2001166051 A JP 2001166051A JP 35163999 A JP35163999 A JP 35163999A JP 35163999 A JP35163999 A JP 35163999A JP 2001166051 A JP2001166051 A JP 2001166051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出物体18,19との間の距離を検出す
るために放射するビームを、鉛直軸線6まわりにほぼ水
平面内で、予め定める軸線7の左右両側にわたって走査
偏向し、前記予め定める軸線7と、車両の直線走行の軸
線21との軸ずれ角θを正確に検出する。 【解決手段】 車両13にレーダ手段25を装着し、駆
動手段5によってレーダ手段25からのビームが走査す
るように角変位駆動し、反射ビームを受信する。車両1
3が直線道路の左走行レーン16を走行中、左方の路側
に設けられた直線状ガードレール18を、前記予め定め
る軸線7の左側方で、走査角度φが異なる複数回、検出
し、これらの複数の各検出位置を結ぶ仮想直線yLa,
yRaを演算して求め、その傾きkに対応する軸ずれ角
θを演算して求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用レーダ装置
の軸ずれ検出装置に関し、特に、たとえば自動車などの
車両に搭載され、ミリ波帯の高周波信号ビームまたはレ
ーザビームなどのビームを、ほぼ水平面内で、ほぼ鉛直
な縦の軸線まわりに角変位して走査し、被検出物体まで
の距離を計測する車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】このようないわば走査形の車両用レーザ
装置では、車両の直線走行方向の軸線に関して、ビーム
を走査する角度φが正確に検出されていなければならな
い。さもなければ、計測した距離とビームの走査の中心
である前記縦の軸線まわりの角度φとに対応した被検出
物体の位置を正確に検出することができない。したがっ
て、車両の直線走行方向の軸線に関するビーム角度φを
正確に検出することができなくなった軸ずれの状態で
は、被検出物体の位置の誤検出が生じる。したがって軸
ずれが生じないように補正または調整する必要がある。
レーダ装置が車両に装着された状態において、振動によ
って、または経年変化などによって、レーダ装置の車両
への装着状態が変化し、軸ずれを生じるおそれがある。
【0003】従来から、このような軸ずれの検出を、常
時、特に車両の走行中においても、容易に行うことがで
きる構成は、提案されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
の直線走行方向の軸線に関して、走査されるビームの角
度φの軸ずれを、車両の走行中においても、容易に検出
する車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に設けら
れ、前方に向けてビームを放射し、被検出物体による反
射ビームを受信して、被検出物体との間の距離を検出す
るレーダ手段と、レーダ手段を縦の角変位軸線まわり
に、予め定める角変位範囲8内で、かつ、その角変位範
囲内のビーム放射方向の予め定める軸線7の少なくとも
一方側にわたって、角変位駆動する駆動手段と、レーダ
手段の駆動手段による角度φを検出する角度検出手段と
を含み、レーダ手段は、角変位範囲内の前記少なくとも
一方側で複数回、距離を検出する車両用レーダ装置の軸
ずれ検出装置において、レーダ手段と角度検出手段との
各出力に応答し、前記予め定める軸線の少なくとも一方
の側で、被検出物体の検出角度φが相互に異なる複数の
各検出位置を結ぶ仮想直線が車両の直線走行方向の軸線
と成す軸ずれ角θを演算する軸ずれ角演算手段を含むこ
とを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置であ
る。
【0006】本発明に従えば、図1〜図9に関連して後
述されるように、自動車などの車両の車体にレーダ手段
が設けられ、このレーダ手段は、ミリ波帯などの高周波
信号ビーム、またはレーザビームなどのビームを車両の
前方に向けて放射し、被検出物体、たとえば車両の走行
方向前方を走行している車両および道路の路側に設置さ
れたガードレールなどによる反射ビームを受信し、これ
によって被検出物体との間の距離を検出する。レーダ手
段は、駆動手段によって、たとえば鉛直の縦の角変位軸
線6まわりに予め定める角変位範囲φaL,φaR内
で、ビーム放射方向の予め定める軸線7の少なくとも一
方側、たとえば左側または右側にわたって、角変位駆動
し、こうしてビームをたとえばほぼ水平面内で走査して
偏向することができる。レーダ手段の駆動手段による角
度は、角度検出手段によって検出される。レーダ手段
は、角変位範囲内の少なくとも一方側で複数回、距離を
検出する。
【0007】こうして車両が直線状の道路を走行し、そ
の道路の側方にガードレールが道路に沿って直線状に設
置されている状態で、レーダ手段は、ビームの走査位置
に、前記一方側で、被検出物体であるガードレールまで
の距離を、複数回検出することができる。そこで、得ら
れた前記一方側における検出角度φが相互に異なる複数
の各検出位置を結ぶ仮想直線yLa,yRaが、車両の
直線走行方向の軸線21と成す軸ずれ角θを演算する。
これによって車両の直線走行中、レーダ手段によって検
出されるガードレールと車両の直線走行方向の軸線とが
平行となって軸ずれ角θが零であって軸ずれを生じてい
ないか、または軸ずれ角θが零でない或る値であって、
軸ずれを生じているかを検出することができる。前記駆
動手段は、レーダ手段を機械的に角変位する構成であっ
てもよいけれども、ビーム放射方向を電気的手法によっ
て角変位する後述のフェイズドアレイアンテナなどによ
って走査する構成であってもよい。軸ずれ角θに代え
て、軸ずれ角θに対応する値であってもよい。
【0008】軸ずれ角θが零でなく、したがって軸ずれ
を生じているとき、角度検出手段による検出角度φを、
(φ+θ)に補正して、被検出物体の位置の検出のため
に用い、または後述の調整手段12によってレーダ手段
および駆動手段の車両との取付け姿勢を調整する。これ
によって前記仮想直線、したがってビーム放射方向の前
記予め定める軸線7を、車両の直線走行方向の軸線21
に仮想上、正確に一致することができる。これによって
車両の前方に存在する被検出物体との間の距離および走
査角変位の角度φに基づいて、被検出物体の位置を正確
に把握することができるようになる。
【0009】また本発明は、軸ずれ角演算手段は、レー
ダ手段と角度検出手段との各出力に応答し、前記仮想直
線を演算する仮想直線演算手段と、仮想直線演算手段の
出力に応答し、仮想直線の傾きkに基づいて軸ずれ角θ
を演算する手段とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、前記仮想直線を演算し、
1次関数を求め、その仮想直線の傾きkに対応した軸ず
れ角θを演算する。こうして軸ずれ角θを容易に求める
ことができる。この仮想直線の1次関数は、前記複数の
検出位置に基づいて最小二乗法によって演算して求める
ようにしてもよい。
【0011】また本発明は、車両が直線走行しているこ
とを検出する直線走行検出手段と、直線走行検出手段の
出力に応答し、直線走行時にのみ、軸ずれ角演算手段を
動作させる直線走行用制御手段とを含むことを特徴とす
る。
【0012】本発明に従えば、直線走行検出手段によっ
て、車両が直線走行していることが検出されたときにの
み、直線走行用制御手段は軸ずれ角演算手段を動作さ
せ、これによって軸ずれ角θが演算される。こうして直
線道路の路側に設置されたガードレールなどの道路と平
行な被検出物体を検出し、実際の走行状態における軸ず
れ角θを正確に検出することが可能になる。
【0013】また本発明は、軸ずれ角演算手段によって
演算された軸ずれ角θをストアするメモリと、電源投入
時から、少なくとも軸ずれ角演算手段によって軸ずれ角
θが演算されるまでの期間中、メモリにストアされた軸
ずれ角θを読出して出力する出力手段とを含むことを特
徴とする。
【0014】本発明に従えば、本件軸ずれ検出装置の立
ち上げ時、すなわちたとえば電源投入時から、軸ずれ角
演算手段によって実際の軸ずれ角θが演算されるまでの
期間中は少なくとも、メモリに予めストアされている軸
ずれ角θを用い、被検出物体の検出位置の補正を行うこ
とを可能にする。このメモリには、本件軸ずれ検出装置
の電源遮断時直前における検出された軸ずれ角θをスト
アするようにしてもよく、このメモリは不揮発性メモリ
によって実現されてもよい。
【0015】また本発明は、車両に作用する加速度を検
出する加速度センサと、加速度センサの出力に応答し、
検出された加速度が予め定める値以上であるとき、軸ず
れ角演算手段を動作させる加速度用制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、加速度センサによって車
両のたとえば走行方向前後の加速度を検出し、この検出
された加速度が予め定める値以上であって、車両に比較
的大きな衝撃力が作用したとき、軸ずれ角演算手段を動
作させて、新たに軸ずれ角θを演算して求める。車両に
大きな衝撃力が作用したとき、車両に装着されたレーダ
手段および駆動手段は、車両との相対的な装着姿勢が変
化するおそれがあり、このようなとき、軸ずれ角θを新
たに演算し直すことによって、常に実際の正確な軸ずれ
角θを検出することができる。
【0017】また本発明は、前記駆動手段は、レーダ手
段を、前記角変位範囲内で前記予め定める軸線7の両側
にわたって角変位駆動することを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、レーダ手段によるビーム
を、角変位範囲内における前記予め定める軸線7の左右
両側にわたって角変位駆動し、これによって車両の前方
における比較的広い範囲にわたって被検出物体の検出を
行うことができる。
【0019】また本発明は、車両に設けられ、前方に向
けてビームを放射し、被検出物体による反射ビームを受
信して、被検出物体との間の距離を検出するレーダ手段
と、レーダ手段を縦の角変位軸線まわりに、予め定める
角変位範囲8内で、かつ、その角変位範囲内のビーム放
射方向の予め定める軸線7の少なくとも両側にわたっ
て、角変位駆動する駆動手段と、レーダ手段の駆動手段
による角度を検出する角度検出手段とを含み、レーダ手
段は、角変位範囲内の前記両側で、距離をそれぞれ検出
する車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置において、左右
の同一距離に対応する角度検出手段による検出角度φ
L,φRの差θsを演算する角度差演算手段とを含むこ
とを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置であ
る。
【0020】本発明に従えば、図11〜図13に関連し
て後述されるように、車両に設けられるレーダ手段を、
たとえば鉛直である縦の軸線6まわりに角変位してビー
ムをたとえば水平面内で走査偏向し、その走査が行われ
る角変位範囲内で、ビーム放射方向の予め定める軸線7
に関して左右両側で少なくとも1回、たとえば複数回、
被検出物体との間の距離をそれぞれ検出する。左右の同
一距離に対応した角度φL,φRの差θsを角度差演算
手段によって演算して求める。これによって軸ずれ角θ
(=θs/2)を検出することができる。
【0021】また本発明は、レーダ手段と駆動手段とを
一体的に、車両に取付ける姿勢を、調整する調整手段を
含むことを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、レーダ手段と駆動手段と
を一体的にして、調整手段によって車両に取付ける姿勢
を調整することができるようになる。これによって軸ず
れ角θを零となるように調整することができる。調整手
段は、作業者が手動によって取付け姿勢を調整するよう
に構成されてもよいけれども、電気信号に応答して自動
的に取付け姿勢を調整するように構成されてもよい。
【0023】また本発明は、レーダ手段と駆動手段とを
一体的に、車両に取付ける姿勢を、調整する調整手段
と、軸ずれ角演算手段の出力に応答し、軸ずれ角θが零
となるように、調整手段を駆動する調整駆動手段とを含
むことを特徴とする。
【0024】また本発明は、レーダ手段と駆動手段とを
一体的に、車両に取付ける姿勢を、調整する調整手段
と、角度差演算手段の出力に応答し、角度φL,φRの
差θsが零となるように、調整手段を駆動する調整駆動
手段とを含むことを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、軸ずれ角θまたはその軸
ずれ角θに対応する角度差θsが零となるように、レー
ダ手段と駆動手段とを一体的に車両に取付ける姿勢を調
整する調整手段を、調整駆動手段によって駆動して制御
する。こうしてビームの角変位範囲内における前記予め
定める軸線を、車両の直線走行の軸線に常に正確に一致
することが自動的に可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
全体の電気的構成を示すブロック図である。走査形FM
−CW(Frequency Modulation-Continuous Wave)レー
ダ装置1のセンサ装置2は、自動車などの車両に搭載さ
れ、送信アンテナ3によって車両の前方にミリ波帯の高
周波信号のビームまたはレーザビームなどのビームが、
放射される。被検出物体による反射ビームは、受信アン
テナ4によって受信される。このセンサ装置2は、駆動
手段5に連結される。
【0027】図2は、センサ装置2,駆動手段5、およ
びその付近の構成を示す簡略化した斜視図である。セン
サ装置2では、ほぼ鉛直の縦の角変位軸線6まわりに、
ビーム放射方向の予め定める軸線7の左右の少なくとも
一方側(この実施の形態では左右両側)にわたって、最
大角度φaL,φaRの角変位範囲内で角変位駆動す
る。たとえばφaL=φaR=5度であってもよい。こ
の予め定める軸線7に関する左右の最大角度φaL,φ
aRにわたる角変位範囲は、参照符8で示される。セン
サ装置2の駆動手段5による前記角変位範囲8内の前記
軸線7に関する角度φiは、角度検出手段11によって
検出される。この角度検出手段11は、たとえばポテン
シオメータなどによって実現されてもよい。角変位範囲
8は、縦の軸線6に垂直なほぼ水平面内に存在する。
【0028】センサ装置2と駆動手段5と角度検出手段
11などとは、一体的に、調整手段12を介して車両の
車体に取付けられる。調整手段12は、電気信号によっ
て、センサ装置2と駆動手段5と角度検出手段11など
との車両に取付ける姿勢を調整することができ、たとえ
ば水平面内で角変位して調整する。調整手段12は、作
業者の手動によって取付け姿勢が変化して調整されるよ
うに構成されてもよい。
【0029】図3は、自動車である車両13が直線道路
14を走行している状態を示す平面図である。道路14
は、白線などの中央線15の左右に走行レーン16,1
7を有する。各走行レーン16,17に沿って、路側に
は静止物体である水平に延びるガードレール18,19
が設置される。センサ装置2が軸ずれを生じていない状
態における角変位範囲は、参照符8aで示され、右方に
軸ずれを生じている状態は参照符8bで示される。
【0030】軸ずれというのは、角変位範囲8内のビー
ム放射方向の前記予め定める軸線7が、車両13の直線
走行方向の軸線21と成す軸ずれ角θが零でない状態を
いう。すなわち角度検出手段11が、たとえばポテンシ
オメータによって実現される構成において、検出角度φ
に対応する出力電圧が1次直線で表されるとき、ビーム
放射方向の前記軸線7の角度に対応する電圧V7と、車
両13の前記軸線21に対応する電圧V21とが一致し
ないとき、その電圧の差ΔV(=V7−V21)に対応
する軸ずれ角θが発生していることになる。したがって
角度検出手段11の出力電圧Vを、(V+ΔV)に演算
し直して補正することによって、角度検出手段11の出
力からビームの放射されている実際の角度φを正確に検
出することができるようになる。このような軸ずれが生
じている状態では、車両13の前方に存在する他の車両
およびガードレール18,19などの距離および角度検
出手段11による角度によって演算される車両13との
相対的な検出位置を正確に得ることができなくなる。本
発明では、この軸ずれ角θを正確に自動的に検出するこ
とができるようになり、この軸ずれ角θが零となるよう
に、角度検出手段11による検出角度φが補正され、ま
たは調整手段12が動作する。たとえば前記軸線7に対
応する角度検出手段11の検出角度φが、車両13の前
記軸線21に関して、誤差である右に正または左に負の
軸ずれ角θを生じているとき、角度検出手段11によっ
て検出される角度φを、(φ+θ)に補正する。
【0031】センサ装置2からライン23に導出される
出力は、マイクロコンピュータなどによって実現される
処理回路24に与えられ、これによってFM−CWレー
ダ方式によって、距離と相対速度とが計測される。セン
サ装置2と処理回路24とは、レーダ手段25を構成す
る。
【0032】図4は、図1に示されるレーダ手段25に
よって被検出物体との間の距離を求める動作を説明する
ための波形図である。図5は、図1に示されるレーダ手
段25によって被検出物体との相対速度を求める動作を
説明するための波形図である。これらの図面を参照し
て、レーダ手段25のセンサ装置2において、変調信号
発生器27は、たとえば750Hzの周波数を有する三
角波を発生し、発振器28が出力するミリ波帯の高周波
である搬送波信号を、周波数変調(略称FM)され、そ
の結果得られるFM変調された送信信号34は、送信ア
ンテナ3から被検出物体に向けて放射される。被検出物
体による反射ビームの受信波35は、受信アンテナ4に
よって受信され、混合器29に与えられる。この混合器
29にはまた、発振器28からの高周波信号が方向性結
合器31を経て、与えられる。混合器29からのビート
周波数fbを有するビート信号は、増幅器32によって
増幅され、前述のライン23を介して処理回路24に与
えられる。受信アンテナ4によって受信される被検出物
体からの反射ビームの受信アンテナ4による受信波35
は、センサ装置2と被検出物体との間の距離に対応する
距離周波数frが変化し、また図5に示されるように被
検出物体との相対速度に対応する速度周波数fdが変化
する。混合器29から導出されるビート信号のビート周
波数fbは、式1で示される。 fb = fr±fd …(1)
【0033】変調信号発生回路27からの変調信号の変
調幅をΔΩとし、変調波周期をTとし、cを光速とし、
Rをセンサ装置2と被検出物体との間の距離とし、vを
被検出物体との相対速度とし、f0を、搬送波を発生す
る発振器28の送信中心周波数とするとき、式2および
式3が成立する。 fr = 4・ΔΩ・T・R/c …(2) fd = 2・f0・v/c …(3)
【0034】したがって、FM−CWレーダ方式におい
て、処理回路24は、式2および式3に基づき、周波数
fr,fdを求めることによって、距離Rおよび相対速
度vを演算して計測する。
【0035】処理回路24にはまた、角度検出手段11
からの出力が与えられ、さらにヨーレートセンサ36と
加速度センサ37の出力が与えられる。処理回路24に
よる演算結果は、陰極線管または液晶などの表示手段3
8に表示される。処理回路24には、メモリ39,40
が接続される。メモリ39は、書込み可能な不揮発性メ
モリであって、たとえばEEPROM(Electrically E
rasable ProgrammableRead only Memory)などによって
実現することができる。メモリ40は、たとえばランダ
ムアクセスメモリによって実現される。
【0036】図6は、レーダ手段25のセンサ装置2が
軸ずれを生じていないときにおける表示手段38による
表示状態を示す図である。センサ装置2によるビーム放
射方向の前記予め定める軸線7は、車両13の直線走行
方向の軸線21に、一致し、または平行である。車両1
3が前述の図3に示されるように左走行レーン16を直
線走行中、ビームが角変位範囲8aの前記軸線7aに関
して一方側、すなわち左側で、複数回、距離Riを検出
し、またこのとき、角度検出手段11によって前記軸線
7aに関する角度φiが検出され、こうして左ガードレ
ール18の各検出位置41の座標(Ri,φi)が得ら
れる。このような複数の検出位置41のうち、たとえば
最小二乗法の手法によって、角度検出手段11による同
一角度φの計測距離Rのうち最小値である検出位置42
を結ぶ仮想直線yLaを演算して求める。この仮想直線
yLaは、車両13の軸線21をx軸とし、そのx軸に
直交する車両13の左右幅方向をy軸とする2次元平面
内で得られる。この走行中、または車両13が右走行レ
ーン17を前述と同一方向に直線走行中、右ガードレー
ル19が前述と同様にして検出されるとき、その検出位
置43が得られ、それらの検出位置43のうち、各角度
の最小の検出位置44を結ぶ仮想直線yRaを得ること
もまた、可能である。図6では、仮想直線yLa,yR
aは、x軸に平行であり、その傾きk(後述の式4を参
照)は、零であり、軸ずれ角θ=0である。
【0037】本件明細書の説明における参照符に含まれ
る添え字a,b,Lは、省略されて総括的に示すことが
ある。
【0038】図7は、レーダ手段25のセンサ装置2に
よるビーム放射方向の前記軸線7bが、車両13の軸線
21に関して軸ずれを生じたときにおける表示手段38
の表示状態を示す図である。ビーム放射方向の軸線7b
は、図7において車両13の軸線21に関して右方に、
零でない軸ずれ角θだけずれている。車両13が図3の
左走行レーン16を直線走行中、左ガードレール18の
検出位置45が得られ、これによって角度検出手段11
によって検出される複数の各角度毎の最小の計測距離の
検出位置46を結ぶ仮想直線yLbが、前述と同様にた
とえば最小二乗法の手法によって得られる。これによっ
て前述と同様な2次元画面において、軸ずれ角θを得る
ことができる。また同様に右走行レーン17の右ガード
レール19の検出位置47のうち最小距離の検出位置4
8から、仮想直線yRbが得られ、軸ずれ角θが得られ
る。
【0039】処理回路24によって得られる図6の仮想
直線yLa,yRaと、図7の仮想直線yLb,yRb
とを、総括的に参照符yで表すとき、その1次直線の式
は、次のように表される。 y = kx+r …(4) この仮想直線yの傾きkは、軸ずれ角θに対応する。 θ = tan-1k …(5)
【0040】処理回路24は、センサ装置2および角度
検出手段11の各出力に応答して、図6および図7に関
連して前述したように、車両13の軸線21であるx軸
と、そのx軸に直交する車両13の左右方向のy軸とか
ら成る2次元平面内で、ビーム放射方向の前記軸線7に
関して少なくとも一方側、たとえば左方にわたる角変位
範囲θaL内で、複数回、距離を検出し、角度検出手段
11によって検出される検出角度φiが相互に異なる複
数の検出位置42,46を結ぶ仮想直線yLa,yLb
を演算し、その傾きkによって、軸ずれ角θを演算して
求めることができる。右ガードレール19が検出される
ときにもまた、同様にして仮想直線yRa,yRbが前
述のように得られ、このときにもまた、軸ずれ角θを演
算して求めることができる。
【0041】図8は、処理回路24による軸ずれ各θを
演算する具体的な動作を説明するためのフローチャート
である。ステップu1からステップu2に移り、図1に
示される電源スイッチ51が投入されたことが処理回路
24によって判断されると、ステップu3では、書込み
可能な不揮発性メモリ39から、予めストアされている
軸ずれ角θを読出す。ステップu4では、この読出され
た軸ずれ角θに対応する電気信号が処理回路24から調
整手段12に与えられ、軸ずれ角θが零となるように、
センサ装置2、駆動手段5および角度検出手段11が、
角変位調整される。実施の他の形態では、メモリ39か
ら読出された軸ずれ角θを用いて、角度検出手段11に
よる検出角度φを補正するようにしてもよい。メモリ3
9には、後述のステップu14に関連して説明されるよ
うに、電源スイッチ31の遮断直前に検出された最後の
軸ずれ各θがストアされる。電源スイッチ51は、車両
13の内燃機関のための点火回路の電源52に関連して
設けられたアクセサリスイッチであってもよい。
【0042】ステップu5では、ヨーレートセンサ36
の出力によって車両13が直線走行しているかどうかを
判断する。直線走行しているとき、次のステップu6に
移る。ステップu6では、車速センサ53によって検出
される車両13の走行速度v1が、予め定める値v10
以上であるか(v1≧v10)が判断される。この予め
定める値v10は、たとえば60km/hであってもよ
い。こうして車両13が予め定める値v10以上の速度
で走行中に、軸ずれ角θが検出される。これによって車
両13の軸線21と、センサ装置2によるビームの角変
位範囲8内における前記予め定める軸線7とを、実際の
走行中に正確に一致することができ、軸ずれ角θを確実
に零とすることができるようになる。
【0043】ステップu7では、タイマW1を零とし、
次のステップu8では、センサ装置2の働きによって被
検出物体までの距離Riを演算して求める。ステップu
9ではこの距離Riが得られるときにおける角度検出手
段11によって検出される角度φiが得られる。ステッ
プu10では、タイマW1を時間ΔW1だけインクリメ
ントする。タイマW1の計測時間を同一の参照符で表す
とき、ステップu11では、タイマW1の時間が予め定
める時間W10以上であるか(W1≧W10)が判断さ
れる。W10は、たとえば6秒などであってもよく。距
離Riと角度θiとの計測サンプリング時間間隔ΔW1
は、たとえば6msecであってもよい。こうして得ら
れた距離Riと角度θiとによって、前述の2次元平面
内で、u12では、仮想直線yが前述の式4から、たと
えば2分毎に求められる。ステップu13では、仮想直
線yの傾きkから、前述の式5によって軸ずれ角θが得
られる。こうして得られた軸ずれ角θは、ステップu1
4によってメモリ39に書込まれる。ステップu15で
は調整手段12が動作され、前述のステップu13で得
られた軸ずれ角θが零となるように、制御される。
【0044】ステップu16では、加速度センサ37に
よって検出される車両13の走行方向に沿う加速度a1
に応答し、その検出された加速度a1が、予め定める値
a10以上であるか(a1≧a10)を判断し、加速度
が大きいとき、軸ずれが生じている可能性が大きく、そ
のような加速度が大きいとき、再びステップa8に戻
る。本発明の実施の他の形態では、ステップu7〜ステ
ップu15を、常時連続して繰返し行うように構成して
もよい。
【0045】車両13が前述のステップu5において直
線走行状態であるかどうかは、上述の実施の形態では車
両13の鉛直軸線まわりの旋回を検出するヨーレートセ
ンサん36の出力によって行われたけれども、本発明の
実施の他の形態では、(1)車両13の運転者が走査す
る操舵輪の角度または操舵角をセンサによって検出する
ようにしてもよく、または(2)車両13に搭載されて
前方の景色を撮像するテレビカメラを備え、撮像された
画像を処理して直線走行を検出する構成としてもよく、
さらにまた(3)車両13の走行位置を検出するGPS
(GlobalPositionning System)装置によって道路地図
データと対応し、直線走行を検出する構成であってもよ
く、(4)そのほかの構成によって直線走行を検出する
ようにしてもよい。
【0046】図9は、本件発明者による実験結果を示す
図である。図9の実験結果は、前述の図7に対応する。
本件発明者は図1〜図8に示される前述の実施例によっ
て、同一走行方向の左右各1車線の道路14の左走行レ
ーン16を直線走行することによって、図9に示される
黒点で表される検出位置を得ることができた。図9にお
いて仮想直線yLb1を、最小二乗法によって得ること
ができ、その傾きkに対応した軸ずれ角θ1を求めるこ
とができた。図9では、この軸ずれ角θ1は、たとえば
0.1度未満であって比較的小さい値であり、調整手段
12によって軸ずれのための補正動作を行わなくてもよ
い。軸ずれ調整を調整手段12によって行うかどうかの
判断は、仮想直線yLb1が、車両13の直線走行時の
軸線21であるx軸上の予め定める位置x1以上(図9
の位置x1よりも上方)で交差するかどうかの判断を行
うことによって達成することができ、仮想直線yLb1
が、x軸と前記位置x1以上で交差するとき、軸ずれ角
θ1が、小さい値であって、調整手段12による軸ずれ
補正を行う必要がないものと判断することができる。仮
想直線yLb1が、X軸と位置x1未満(図9の下方)
でX軸と交差するとき、軸ずれ角θ1が大きく、したが
って調整手段12による調整動作が必要なものと判断
し、調整動作を行うように構成することができる。
【0047】図9において仮想直線yLb1を演算して
求めるにあたり、その演算処理量をできるだけ小さくす
るために、図9に示される2次元平面内で、前記位置x
1を含む領域55を設定し、この領域55内に存在する
検出位置のみを用いて仮想直線yLb1の演算を行うよ
うにしてもよい。これによって処理回路24による演算
処理量をできるだけ少なくし、仮想直線yLb1を迅速
に求めることができる。
【0048】図10は、本件発明者による他の実験結果
を示す図である。演算によって得られた仮想直線yLb
2は、車両13の軸線21であるx軸と、位置x1未満
の範囲で交差し、したがってその軸ずれ角θ2が比較的
大きく、調整手段12による軸ずれ調整動作が行われ
る。そのほかの実験の条件は、前述の図9に関連して述
べた実験と同様である。軸ずれ角θ2は、図10の実験
では、2度である。
【0049】図11は、本発明の実施の他の形態におけ
る直線道路56を車両13が直線走行している状態を示
す簡略化した平面図である。車両13が走行している走
行レーン57の左右両側に、走行レーン58,59が存
在し、したがってこの道路では、同一走行方向に、少な
くとも合計3車線以上存在する。走行レーン58,59
には、車両61,62が同一方向に走行している。車両
13には、前述の図1〜図10に関連して述べた実施の
形態における車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置が搭載
されている。この実施の形態では、車両13が走行レー
ン57を直線走行しているとき、左右の走行レーン5
8,59を走行する他の車両61,62を検出すること
によって、軸ずれ角θを検出することができる。このよ
うな左右の走行レーン58,59を走行している車両6
1,62は、車両13とはその走行速度が異なり、した
がって複数回にわたって、車両13に搭載されたレーダ
装置を用いて車両61,62を検出して、前述の実施の
形態における、左右のガードレール18,19と同様な
被検出物体として扱い、軸ずれ角θを演算して求めるこ
とができる。この実施の形態は、前述の実施の形態と類
似する構成を有し、同一の参照符を用いて説明する。
【0050】図12は、図11に示される本発明の実施
の形態において、処理回路24の演算結果が表示手段2
8の2次元表示画面に表示された状態を示す図である。
センサ装置2と角度検出手段11との出力によって処理
回路24は、被検出物体である車両61,62までの距
離Rと、角度検出手段11による検出角度φとの関係を
示す図である。道路56の車両13が直線走行している
走行レーン57に関して左方の走行レーン58を走行す
る車両61を検出することによって、ライン64が得ら
れ、また右方のレーン59を走行する車両62を検出す
ることによってライン65が得られる。各レーン58,
59には、予め定める時間、たとえば20分間に、複数
の車両61,62が走行し、車両13の速度と車両61
の速度とは前述のようになっている。車両13に搭載さ
れている軸ずれ検出装置における処理回路24が、レー
ン58,59を走行中の時間経過に伴って異なる車両6
1,62を前記予め定める時間中検出することによっ
て、図12に示される各ライン64,65の実験結果が
得られる。各ライン64,65は、予め定める距離R1
において角度L,φRの差θs(=φL−φR)が存在
する。この角度差θsは、前述の軸ずれ角θに対応する
(θ=θs/2)。
【0051】図13は、図11および図12に示される
実施の形態における処理回路24の一部の動作を説明す
るためのフローチャートである。この図13のステップ
h1〜ステップh4は、図8のステップu8〜ステップ
u13に代えて、実行される。ステップh1では、車両
13の前方に、前述の実施の形態と同様に、ビームを放
射操作し、その反射ビームを受信することによって、車
両13の走行しているレーン57の両側の各レーン5
8,59を走行している各車両61,62までの距離R
iL,RiRを演算して求める。ステップh2では、こ
れらの各距離RiL,RiRが得られるときにおける角
度検出手段11によって検出された角度φiL,φiR
をそれぞれ求める。こうして得られた左右の各距離と角
度との複数の組合せデータ(RiL,φiL)、(Ri
R,φiR)を、予め定める時間W10にわたってメモ
リ40にストアする。こうして前述の図12に示される
距離Rと角度φとに対応するライン64,65が得られ
る。
【0052】ステップh3では、予め定める同一の距離
R1における角度φiL,φiRの角度差θs(=φi
L−φiR)を演算して求める。これによって軸ずれ角
θを演算する。ステップh4では、タイマW1の時間
が、予め定める時間W10以上になったか(W1≧W1
0)が判断され、そうであれば図8のステップu14以
下の動作が実行される。本発明の実施の他の形態では、
車両13が走行する走行レーン58,59のいずれか少
なくとも一方では、車両61,62が、車両13とは逆
方向に走行していてもよい。さらにまた車両13は停止
したままであってもよい。
【0053】本発明の実施の他の形態では、検出された
軸ずれ角θが予め定める値θ11以上であるとき、軸ず
れ検出装置の動作を休止する。この値θ11は、たとえ
ば2度以上の値であってもよい。作業者は、軸ずれ角θ
が異常に大きくなった原因を究明し、修理を行う。
【0054】センサ装置2からライン23を介して処理
回路24に与えられる被検出物体の反射ビームに対応す
る信号について、処理回路24によってその信号の最大
受信レベルの周波数に対応した距離および相対速度を演
算するようにしてもよく、またはその受信レベルをレベ
ル弁別し、受信レベルが予め定める値以上であるときに
おける信号周波数を演算するようにしてもよい。
【0055】本発明は、前述のFM−CWレーダ方式だ
けでなく、そのほかの構成を有するレーダ方式を採用し
て、非検出物体との距離を計測するレーダ手段に関連し
て、広範囲に実施することができる。
【0056】レーダ手段から放射されるビームを角変位
して走査するために、レーダ手段を機械的構成によって
角変位する構成としてもよく、またはレーダ手段の送信
アンテナおよび受信アンテナだけを機械的に角変位する
構成であってもよく、さらに送信波および受信波の角度
を電気的手法によって角変位してもよく、たとえば送信
アンテナおよび受信アンテナとしてフェイズドアレイア
ンテナを用い、このフェイズドアレイアンテナの各アン
テナ素子から放射される電磁波のビームの位相差を変化
する構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、車両の直線
走行方向の軸線21に関して、操作されるビームの角度
φの軸ずれを、車両の走行中においても、容易に自動的
に検出することができるようになる。したがってレーダ
手段などの車両への取付け姿勢が、変化しても、軸ずれ
を検出することによって、被検出物体の位置を正確に検
出することができるようになる。このような車両用レー
ダ装置は、被検出物体との間が予め定める値未満になっ
たとき、制動動作を行うようにしてもよく、また前方を
走行中の車両との間の距離を同一に保つように走行する
ために、実施することができる。
【0058】請求項2の本発明によれば、仮想直線であ
る1次関数を求め、軸ずれ角θを容易に演算して求める
ことができるようになる。
【0059】請求項3の本発明によれば、車両が直線走
行しているときにのみ、軸ずれ角θを演算して求めるの
で、実際の走行状態における軸ずれ角θを正確に検出す
ることができるようになる。
【0060】請求項4の本発明によれば、本件軸ずれ検
出装置の立ち上げ時に、たとえば電源投入時から、最初
の軸ずれ角θが演算されるまでの期間中、メモリにスト
アされている軸ずれ角θを導出し、これによって被検出
物体の位置を正確に検出することができる。
【0061】請求項5の本発明によれば、加速度センサ
によって、予め定める値以上の衝撃力が車両に作用した
ときに、軸ずれ角θを新たに演算し直すので、常に実際
の正確な軸ずれ角θを検出することができる。
【0062】請求項6の本発明によれば、レーダ手段に
よるビームを、前記軸線7の左右両側にわたって角変位
駆動して走査し、したがって車両の前方における比較的
広い範囲にわたって被検出物体を検出を行うことができ
る。
【0063】請求項7の本発明によれば、ビーム放射方
向の予め定める軸線7に関して左右両側で少なくとも1
回、すなわち左側少なくとも1回および右側で少なくと
も1回、被検出物体との間の距離を検出し、その距離に
対応する角度検出手段の出力によって表される角度を求
め、こうして左右の同一距離に対応した角度φL,φR
の差θsを演算して求めることによって、軸ずれ角θを
検出することができるようになる。
【0064】請求項8の本発明によれば、調整手段によ
って軸ずれ角θが零となるように調整することができ、
被検出物体の位置を正確に検出することができるように
なる。請求項9,10の本発明によれば、軸ずれ角θま
たはそれに対応する角度差θsを演算して求め、軸ずれ
をなくすように調整駆動手段によって調整手段を駆動
し、こうして被検出物体の位置を正確に検出することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の全体の電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】センサ装置2および駆動手段5とその付近の構
成を示す簡略化した斜視図である。
【図3】自動車である車両13が直線道路14を走行し
ている状態を示す平面図である。
【図4】図1に示されるレーダ手段25によって被検出
物体との間の距離を求める動作を説明するための波形図
である。
【図5】図1に示されるレーダ手段25によって被検出
物体との相対速度を求める動作を説明するための波形図
である。
【図6】レーダ手段25のセンサ装置2が軸ずれを生じ
ていないときにおける表示手段38による表示状態を示
す図である。
【図7】レーダ手段25のセンサ装置2によるビーム放
射方向の軸線7bが、車両13の軸線21に関して軸ず
れを生じたときにおける表示手段38の表示状態を示す
図である。
【図8】処理回路24による軸ずれ各θを演算する具体
的な動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本件発明者による一実験結果を示す図である。
【図10】本件発明者による他の実験結果を示す図であ
る。
【図11】本発明の実施の他の形態における直線道路5
6を車両13が直線走行している状態を示す簡略化した
平面図である。
【図12】図11に示される本発明の実施の形態におい
て、処理回路24の演算結果が表示手段28の2次元表
示画面に表示された状態を示す図である。
【図13】図11および図12に示される実施の形態に
おける処理回路24の一部の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置 2 センサ装置 3 送信アンテナ 4 受信アンテナ 5 駆動手段 6 縦の軸線 7,7a,7b ビーム放射方向の予め定める軸線 8 角変位範囲 11 角度検出手段 12 調整手段 13 車両 14 道路 21 車両13の直線走行方向の軸線 24 処理回路 25 レーダ手段 36 ヨーレートセンサ 37 加速度センサ 38 表示手段 39,40 メモリ 51 電源スイッチ 53 車速センサ φ 検出角度 θ 軸ずれ角 yLa,yRa,yLb,yRb 仮想直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 品川 登起雄 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB19 AB24 AC01 AC02 AC11 AD02 AD10 AE01 AF03 AH25 AH35 AK22 BA01 BF02 BF04 5J084 AA02 AA04 AA05 AA10 AB01 AC02 BA03 BA11 BA32 CA70 EA04 EA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられ、前方に向けてビームを
    放射し、被検出物体による反射ビームを受信して、被検
    出物体との間の距離を検出するレーダ手段と、レーダ手
    段を縦の角変位軸線まわりに、予め定める角変位範囲8
    内で、かつ、その角変位範囲内のビーム放射方向の予め
    定める軸線7の少なくとも一方側にわたって、角変位駆
    動する駆動手段と、 レーダ手段の駆動手段による角度φを検出する角度検出
    手段とを含み、 レーダ手段は、角変位範囲内の前記少なくとも一方側で
    複数回、距離を検出する車両用レーダ装置の軸ずれ検出
    装置において、 レーダ手段と角度検出手段との各出力に応答し、前記予
    め定める軸線の少なくとも一方の側で、被検出物体の検
    出角度φが相互に異なる複数の各検出位置を結ぶ仮想直
    線が車両の直線走行方向の軸線と成す軸ずれ角θを演算
    する軸ずれ角演算手段を含むことを特徴とする車両用レ
    ーダ装置の軸ずれ検出装置。
  2. 【請求項2】 軸ずれ角演算手段は、 レーダ手段と角度検出手段との各出力に応答し、前記仮
    想直線を演算する仮想直線演算手段と、 仮想直線演算手段の出力に応答し、仮想直線の傾きkに
    基づいて軸ずれ角θを演算する手段とを含むことを特徴
    とする請求項1記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 車両が直線走行していることを検出する
    直線走行検出手段と、直線走行検出手段の出力に応答
    し、直線走行時にのみ、軸ずれ角演算手段を動作させる
    直線走行用制御手段とを含むことを特徴とする請求項1
    または2記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  4. 【請求項4】 軸ずれ角演算手段によって演算された軸
    ずれ角θをストアするメモリと、 電源投入時から、少なくとも軸ずれ角演算手段によって
    軸ずれ角θが演算されるまでの期間中、メモリにストア
    された軸ずれ角θを読出して出力する出力手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載の車
    両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  5. 【請求項5】 車両に作用する加速度を検出する加速度
    センサと、 加速度センサの出力に応答し、検出された加速度が予め
    定める値以上であるとき、軸ずれ角演算手段を動作させ
    る加速度用制御手段とを含むことを特徴とする請求項1
    〜4のうちの1つに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検
    出装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、レーダ手段を、前記角
    変位範囲内で前記予め定める軸線7の両側にわたって角
    変位駆動することを特徴とする請求項1〜5のうちの1
    つに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  7. 【請求項7】 車両に設けられ、前方に向けてビームを
    放射し、被検出物体による反射ビームを受信して、被検
    出物体との間の距離を検出するレーダ手段と、レーダ手
    段を縦の角変位軸線まわりに、予め定める角変位範囲8
    内で、かつ、その角変位範囲内のビーム放射方向の予め
    定める軸線7の少なくとも両側にわたって、角変位駆動
    する駆動手段と、 レーダ手段の駆動手段による角度を検出する角度検出手
    段とを含み、 レーダ手段は、角変位範囲内の前記両側で、距離をそれ
    ぞれ検出する車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置におい
    て、 左右の同一距離に対応する角度検出手段による検出角度
    φL,φRの差θsを演算する角度差演算手段とを含む
    ことを特徴とする車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  8. 【請求項8】 レーダ手段と駆動手段とを一体的に、車
    両に取付ける姿勢を、調整する調整手段を含むことを特
    徴とする請求項1〜7のうちの1つに記載の車両用レー
    ダ装置の軸ずれ検出装置。
  9. 【請求項9】 レーダ手段と駆動手段とを一体的に、車
    両に取付ける姿勢を、調整する調整手段と、 軸ずれ角演算手段の出力に応答し、 軸ずれ角θが零となるように、調整手段を駆動する調整
    駆動手段とを含むことを特徴とする請求項1〜6のうち
    の1つに記載の車両用レーダ装置の軸ずれ検出装置。
  10. 【請求項10】 レーダ手段と駆動手段とを一体的に、
    車両に取付ける姿勢を、調整する調整手段と、 角度差演算手段の出力に応答し、角度φL,φRの差θ
    sが零となるように、調整手段を駆動する調整駆動手段
    とを含むことを特徴とする請求項7記載の車両用レーダ
    装置の軸ずれ検出装置。
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