JP2001164178A - 水性塗料用樹脂組成物 - Google Patents

水性塗料用樹脂組成物

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JP2001164178A JP34980899A JP34980899A JP2001164178A JP 2001164178 A JP2001164178 A JP 2001164178A JP 34980899 A JP34980899 A JP 34980899A JP 34980899 A JP34980899 A JP 34980899A JP 2001164178 A JP2001164178 A JP 2001164178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤等の揮発性有機化合物をほとんど含
まず、凍結−融解安定性や低温造膜性に優れ、かつ耐ブ
ロッキング性や耐水性等に優れた塗膜を形成する水性塗
料用樹脂組成物を提供する。 【解決手段】多段乳化重合法によって得られる異相構造
エマルション粒子をバインダーとして含有する。前記異
相構造エマルション粒子の最外相を形成する乳化重合体
は、ガラス転移温度−50℃〜10℃のエチレン性不飽
和単量体の乳化重合体であり、かつ、該乳化重合体中に
ポリエチレングリコール鎖及びポリプロピレングリコー
ル鎖の少なくとも一方を有するエチレン性不飽和単量体
を1〜20質量%含有する。また、前記異相構造エマル
ション粒子の内部にある少なくとも一相は、ガラス転移
温度が30〜110℃であるエチレン性不飽和単量体の
乳化重合体である。更に、前記バインダーの最低造膜温
度は、10℃以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揮発性有機化合物
(以下、VOCという。)をほとんど含有せず、また優
れた凍結−融解安定性及び低温造膜性を有し、さらに、
耐ブロッキング性、耐水性等に優れた塗膜を形成する水
性塗料用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VOCや毒性等の低減に関する環
境規制が厳しくなり、また、省資源の観点から、塗料業
界では溶媒として、有機溶剤を使用した塗料から水を使
用した塗料への転換がなされつつある。その代表的な塗
料として水性エマルション塗料があるが、この塗料は、
水を溶媒として使用しているため、貯蔵中に、凍結−融
解サイクルによって、分散状態に変化をきたし、粘度上
昇やひどい場合には凝固する等、凍結−融解安定性が悪
いという問題点があった。そこで、従来は、凍結防止剤
であるエチレングリコール等の有機溶剤を併用し、凍結
−融解安定性を改良する方法が、一般的であった。ま
た、水性エマルション樹脂には、固有の最低造膜温度
(以下、MFTという。)があり、被塗装面の温度がM
FT以下の場合には、造膜ために成膜助剤として有機溶
剤を配合する必要があった。従って、水性エマルション
塗料といえども相当量のVOCを含んでおり、さらに塗
膜の乾燥が不十分な場合、残存するVOCにより、耐水
性や耐ブロッキング性が悪くなる問題点があった。
【0003】そのため、水性エマルション塗料におい
て、環境対策や、省資源対策、さらには臭気防止の観点
からVOCを極力少なくする検討がなされてきている。
例えば、低いMFTの水性エマルション樹脂を使用して
VOCを少なくした塗料も開発されてきているが、低い
MFTの水性エマルション樹脂を使用した塗料は、耐水
性や耐ブロッキング性に劣り、さらに塗膜強度も劣る問
題点があった。また、低VOCで、かつ凍結−融解安定
性等を改良した水性エマルション塗料が、例えば、特開
平8−302238号公報に開示されている。しかしな
がら、その塗料も凍結した状態で長期間貯蔵する場合
は、やはり凍結−融解安定性が悪くなり、また、得られ
る塗膜は、耐ブロッキング性や耐水性が劣るといった問
題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の課題を背景になされたもので、環境汚染や、
臭気の発生源となる凍結防止剤や、成膜助剤などのVO
Cを使用しなくとも、また使用したとしても少量の添加
で、凍結−融解安定性や低温造膜性に優れ、かつ、耐ブ
ロッキング性や、耐水性に優れた塗膜を形成する水性塗
料用樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、鋭意検討した結果、以下の構成により、上
記課題が確実に達成できることを見出し、本発明に到達
したものである。即ち、本発明は、以下の発明に関する
ものである。多段乳化重合法によって得られる異相構造
エマルション粒子をバインダーとして含有する水性塗料
用樹脂組成物において、前記異相構造エマルション粒子
の最外相を形成する乳化重合体が、ガラス転移温度−5
0〜10℃のエチレン性不飽和単量体の乳化重合体であ
り、かつ以下の条件(1)〜(3)が満されることを特
徴とする水性塗料用樹脂組成物。 (1)最外相を形成する前記乳化重合体が、ポリエチレ
ングリコール鎖及びポリプロピレングリコール鎖の少な
くとも一方を有するエチレン性不飽和単量体を1〜20
質量%含有する。 (2)前記異相構造エマルション粒子の最外相より内側
にある少なくとも一相が、ガラス転移温度30〜110
℃であるエチレン性不飽和単量体の乳化重合体で構成さ
れる。 (3)前記バインダーの最低造膜温度が、10℃以下で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の水性塗料用樹脂組成物は、水中にて、エ
チレン性不飽和単量体を多段乳化重合法によって製造し
た異相構造エマルション粒子をバインダーとして使用す
るものである。多段乳化重合法は、水中にて、エチレン
性不飽和単量体を従来から公知の乳化重合法にて2段階
以上、通常2〜5段階繰返し行い、形成されるエチレン
性不飽和単量体の乳化重合体が、異相構造、すなわち、
最外相と一相以上の内部相とからなるエマルション粒子
を形成させる方法である。
【0007】多段乳化重合法の代表例としては、水中に
て乳化剤及び重合開始剤、さらに必要に応じて連鎖移動
剤や、乳化安定剤等の存在下で、エチレン性不飽和単量
体を、通常60〜90℃の加温下で乳化重合し、この工
程を複数段回繰り返し行う方法が挙げられる。前記乳化
剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム等の脂肪
酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポ
リオキシノニルフェニルエーテルスルホン酸アンモニウ
ム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコー
ルエーテル硫酸塩、スルホン酸基または硫酸エステル基
を有するモノマーのような反応性乳化剤等のアニオン性
界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシノニルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマ
ー、反応性ノニオン界面活性剤等のノニオン性界面活性
剤;アルキルアミン塩、第四級アンモニウム塩等のカチ
オン性界面活性剤;(変性)ポリビニルアルコール等を
挙げることができる。
【0008】前記重合開始剤としては、一般的にラジカ
ル重合に使用されているものが使用可能であるが、中で
も水溶性のものが好適であり、例えば、過硫酸カリウム
や、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩類、2,2'−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)ハイドロクロライド、4,
4'−アゾビス−シアノバレリックアシッド、2,2'−アゾ
ビス(2−メチルブタンアミドオキシム)ジハイドロク
ロライドテトラハイドレートなどのアゾ系化合物、過酸
化水素水、t−ブチルハイドロパーオキサイドなどの過
酸化物等が挙げられる。更に、L−アスコルビン酸や、
チオ硫酸ナトリウムなどの還元剤と硫酸第一鉄などを組
み合わせたレドックス系も使用できる。
【0009】前記連鎖移動剤としては、例えば、n−ド
デシルメルカプタンなどの長鎖のアルキルメルカプタン
類や、芳香族メルカプタン類、ハロゲン化炭化水素類等
を挙げることができる。前記乳化安定剤としては、例え
ば、ポリビニルアルコ−ルや、ヒドロキシエチルセルロ
−ス、ポリビニルピロリドン等を挙げることができる。
また、前記乳化重合は、単量体を一括して仕込む単量体
一括仕込み法や、単量体を連続的に滴下する単量体滴下
法、単量体と水と乳化剤とを予め混合乳化しておき、こ
れを滴下するプレエマルション法、あるいは、これらを
組合わせる方法等が挙げられる。
【0010】本発明は、前述の方法により、バインダー
となる異相構造エマルション粒子を製造するに当たり、
多段乳化重合の最終段階に加えられ、最外相を形成する
エチレン性不飽和単量体として、ポリエチレングリコー
ル鎖及びポリプロピレングリコール鎖の少なくとも一方
を有するエチレン性不飽和単量体を、全エチレン性不飽
和単量体中、1〜20質量%、好ましくは、5〜15質
量%含有させ、かつ、得られる最外相の乳化重合体のガ
ラス転移温度(以下、Tgという。)が、−50〜10
℃、好ましくは−30〜0℃となるエチレン性不飽和単
量体を使用する必要がある。また、内部相の少なくとも
一相の乳化重合体は、Tgが、30〜110℃、好まし
くは34〜90℃となるエチレン性不飽和単量体を使用
する必要がある。
【0011】また、バインダーのMFTは、10℃以
下、好ましくは5℃以下のものを使用する必要がある。
このような条件を満たすことにより、凍結防止剤や成膜
助剤等のVOCを使用しなくとも、また使用したとして
も、少量の添加で凍結−融解性や、低温造膜性、耐ブロ
ツキング性、耐水性等に優れた塗膜の形成が可能となる
のである。なお、本発明において、乳化重合体のTg
は、次のFOX式を用いて計算される。 1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+・・・・+Wi/Tgi+・・・・+Wn
/Tgn 〔上記FOX式は、n種の単量体からなる重合体を構成す
る各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度をTgi(K)
とし、各モノマーの質量分率を、Wiとしており、(W1+W
2+・・・+Wi+・・・Wn=1)である。〕
【0012】本発明において、異相構造エマルション粒
子の、最外相の乳化重合体のTgが、−50℃未満になる
と、得られる塗膜の耐汚染性や耐水性等が悪く、逆に1
0℃を超えると低温時における造膜性が悪くなるので好
ましくない。一方、内部相を形成する全ての相の乳化重
合体のTgが、30℃未満になると、得られる塗膜の耐ブ
ロッキング性や物理的強度が悪くなり、逆に110℃を
超えると反応が進まないので好ましくない。また、バイ
ンダーのMFTが、10℃を超えると、冬期における低
温時において造膜性が悪くなるので好ましくない。次
に、異相構造エマルション粒子の形成に使用されるエチ
レン性不飽和単量体について説明する。
【0013】最外相を形成する乳化重合体に使用される
エチレン性不飽和単量体は、前述の通り、ポリエチレン
グリコール鎖及びポリプロピレングリコール鎖の少なく
とも一方を有するエチレン性不飽和単量体を必須成分と
して含有するものである。該単量体は、以下の式
(1)、(2)または(3)で示されるものである。式(1): CH2=C(R1)−C(=O)−O−〔X−O〕n−R2 (式中、R1は、H又はCH3であり、R2は、H又は炭
素数1〜8のアルキル基であり、Xは、−(CH2
2−、又は−CH2CH(CH3)−であり、nは、1〜
30の整数である。)式(2): CH2=C(R1)−(CH2m−O−〔X−O〕n−R2 (式中、R1、R2、X及びnは、上記式(1)と同一の
意味であり、mは、1〜30の整数である。)式(3): CH2=CR1−C(=O)−O−(CH2CH2O)m
〔CH2−CH(CH3)−O〕n−R2 (式中、R1及びR2は、上記式(1)と同一の意味であ
り、m及びnは、1〜30の整数である。)
【0014】これら式で示される単量体が、最外相を形
成する全エチレン性不飽和単量体中、1質量%未満とな
ると塗料の凍結−融解安定性が悪くなり、逆に20質量
%を越えると得られる塗膜の耐水性が悪くなるので好ま
しくない。これらのモノマーは、例えば、(メタ)アク
リル酸やアリルアルコール等にエチレンオキサイド及び
/又はプロピレンオキサイドを付加重合反応させた後、
必要に応じて、炭素数1〜8個のアルキル基でエーテル
化することによって、容易に製造することができる。こ
のようなモノマーとしては、例えば、商品名として、
「MA−30」、「MA−50」、「MA−100」、「MA−150」、
「MPG−130MA」(以上、日本乳化剤(株)製)、「ブレ
ンマ−PE」、「ブレンマ−PP」、「ブレンマ−AP−40
0」、「ブレンマ−AE−350」、「ブレンマ−PEP」(以
上、日本油脂(株)製)等のモノマーが挙げられる。ま
た、これらの式で示される単量体と共重合する共単量体
としては、従来からアクリル樹脂の製造に使用されてい
る各種エチレン性不飽和単量体が、特に制限なく使用で
きる。
【0015】具体的には、例えば、メチル(メタ)アク
リレートや、エチル(メタ)アクリレート、n-プロピ
ル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリ
レート、n-ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、デシル
(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、α−クロロエチ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、フェニル(メタ)アクリレート、メトキシエ
チル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)ア
クリレート、メトキシプロピル(メタ)アクリレート、
エトキシプロピル(メタ)アクリレートなどの(メタ)
アクリレート系単量体;スチレンや、
【0016】メチルスチレン、クロロスチレン、メトキ
シスチレンなどのスチレン系単量体;(メタ)アクリル
酸や、クロトン酸、イタコン酸、イタコン酸ハーフエス
テル、マレイン酸、マレイン酸ハーフエステルなどのカ
ルボキシル基含有単量体;2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートや、2(3)−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレ
ート、アリルアルコール多価アルコールのモノ(メタ)
アクリル酸エステルなどの水酸基含有単量体;(メタ)
アクリルアミドや、マレインアミドなどのアミド基含有
単量体;2−アミノエチル(メタ)アクリレートや、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、3−アミノ
プロピル(メタ)アクリレート、2−ブチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、ビニルピリジンなどのアミノ
基含有単量体;
【0017】グリシジル(メタ)アクリレートや、アリ
ルグリシジルエーテル、2個以上のグリシジル基を有す
るエポキシ化合物と、活性水素原子を有する単量体との
反応により得られるエポキシ基含有単量体やオリゴマ
ー;その他N−メチロール基を有した、N−メチロール
アクリルアミドや、酢酸ビニル、塩化ビニル、さらに
は、エチレン、ブタジエン、アクリロニトリル、ジアル
キルフマレートなどが代表的なものとして挙げられる。
これら共単量体は、前述の通り、最外相を形成する乳化
重合体のTgが−50〜10℃になり、また、前記バイン
ダーのMFTが、10℃以下になるよう適宜組合わせて
使用すればよい。
【0018】また、異相構造エマルション粒子の内部相
の少なくとも一相の乳化重合体に使用されるエチレン性
不飽和単量体としては、前述のエチレン性不飽和単量体
と同様のものが使用出来るが、乳化重合体のTgが、30
〜110℃になり、また前記バインダーのMFTが、1
0℃以下になるように適宜組合わせて使用する必要があ
る。なお、最外相と、その内部相の一相を形成する乳化
重合体は、前述のTg、MFTを満足する単量体を組合わ
せればよいが、さらに好ましくは、両者のTg差が30℃
以上であり、かつ異相構造エマルション粒子からなるバ
インダーのMFTが、両者の全単量体を一段で均一に乳
化重合して得られる重合体のMFTより低くなるような
単量体を選択し、使用するのが適当である。
【0019】また、エチレン性不飽和単量体として、カ
ルボキシル基含有単量体を使用している場合は、アンモ
ニアや、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等の中和剤で、中和することも可能である。本発明
の水性塗料用樹脂組成物は、以上説明した多段乳化重合
法によって得られる異相構造エマルション粒子をバイン
ダーとして含有するものであるが、このバインダーを水
に分散(エマルション)した状態のものだけでもクリヤ
ー塗料として使用可能であるが、塗料としての各種機能
を付与させるためには、防カビ剤や、防腐剤、紫外線吸
収剤、光安定性、さらに体質顔料や、着色顔料を配合す
る場合は、分散剤や沈降防止剤、増粘剤等の各種添加剤
を配合するのが望ましい。このようにして得られた塗料
は、各種無機質素材や、金属素材、木材素材、プラスチ
ック素材等に適用でき、自然乾燥もしくは100℃以下
の温度で強制乾燥させることにより、優れた塗膜を形成
することが可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明について、実施例により更に詳
細に説明する。なお、実施例中「部」、「%」は、特に
断らない限り質量基準で示す。実施例1〜4及び比較例4〜8 撹拌装置、温度計、冷却管及び、滴下装置を備えた反応
器中に、イオン交換水200部、炭酸水素ナトリウム
(pH調整剤)1部、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニル硫酸アンモニウム塩(乳化剤)〔「ハイテノールN
08」(第一工業製薬(株)3部をそれぞれ仕込み、反応
器内部を窒素で置換しながら、80℃まで昇温した後、
過硫酸カリウム(重合開始剤)1部を加え、続いて、予
め別容器で撹拌混合しておいた表1に示す乳化物(A)
を、3時間かけて連続滴下した。
【0021】1段目滴下終了後、1時間で反応温度を7
0℃まで下げた。続いて1段目と同様に予め撹拌混合し
ておいた表1及び表2に示す乳化物(B)を3時間かけ
て連続滴下した。滴下終了後、70℃で2時間撹拌を続
けながら熟成し、25℃まで冷却した後、28%アンモ
ニア水で、pH8.5に調整し、二相からなる異相構造
エマルション樹脂粒子が分散した水性樹脂組成物を調製
した。
【0022】比較例1〜3 撹拌装置、温度計、冷却管及び、滴下装置を備えた反応
器中に、イオン交換水200部、炭酸水素ナトリウム1
部、ポリオキシエチレンアルキルフェニル硫酸アンモニ
ウム塩3部をそれぞれ仕込み、反応器内部を窒素で置換
しながら、80℃まで昇温した後、過硫酸カリウム1部
を加え、続いて、予め別容器で撹拌混合しておいた表2
に示す乳化物(A)を、4時間かけて連続滴下した。滴
下終了後、80℃で2時間撹拌を続けながら熟成し、2
5℃まで冷却した後、28%アンモニア水で、pH8.
5に調整し、均一構造エマルション樹脂粒子が分散した
水性樹脂組成物を調製した。
【0023】なお、表1及び表2で示した原料の略号
は、下記の意味を有する。また、該原料の( )内は、
ガラス転移温度を計算する際に用いた各モノマーのホモ
ポリマーのTgを示す。 MMA :メタクリル酸メチル(105℃) BA :アクリル酸ブチル(−54℃) 2EHA:アクリル酸−2−エチルヘキシル(−50
℃) AA :アクリル酸(106℃) PEGモノマー(1):ポリエチレングリコール鎖含有
モノマー(−50℃) H2C=C(CH3)−C(=O)−O(CH2CH2O)8
H PEGモノマー(2):ポリエチレングリコール鎖含有
モノマー(−50℃) H2C=CH−CH2−O−(CH2CH2O)5H PPGモノマー:ポリプロピレングリコール鎖含有モノ
マー(−50℃) H2C=C(CH3)−CO−O(CH2CH(CH3)O)
6
【0024】また、表1及び表2に示したTgにおい
て、〔トータル(℃)〕は、乳化物Aと乳化物Bの混合
物を1段で乳化重合させた場合に得られる、重合体のT
gであり、〔内部/最外相(℃)〕は、〔乳化物Aを乳
化重合させた場合に得られる重合体のTg/乳化物Bを
乳化重合させた場合に得られる重合体のTg〕である。
実施例1〜4及び比較例1〜8で得られた水性樹脂組成
物につき、最低造膜温度(MFT)、凍結−融解安定
性、低温造膜性、粘着性、ブロッキング性、及び耐水性
の各試験を行い、その結果を表1及び表2の下段に示し
た。
【0025】試験方法は、次の方法に従って行った。 <最低造膜温度>0℃〜40℃の温度勾配をつけたアル
ミ板上に膜厚0.2mmのアプリケーターでエマルショ
ンを塗布する。乾燥後、皮膜状態を観察し、連続皮膜を
形成している境界位置の温度を最低造膜温度とする。 <凍結−融解安定性>各水性樹脂組成物を、1リットル
金属製内面コート缶に、ほぼ満たして、密閉し、−20
℃の冷凍庫に24時間保存し、凍結させた。次いで、冷
凍庫から取り出し、20℃で24時間放置した後、攪拌
し、組成物の状態を目視判定するとともに、試験前との
粘度変化の測定及び硝子板に6ミルアプリケーターにて
塗装し、塗膜外観を目視判定した。
【0026】評価基準 〇: 凝固物なく、粘度変化なく、塗膜外観良好 △ : 粘度変化あるが、凝固物なく、塗膜外観良好 × : ゲル化あるいは凝固物あり <低温造膜性>各水性樹脂組成物を、10℃の恒温室に
て、硝子板に6ミルアプリケーターにて塗装し、1日放
置した。得られた塗膜外観を目視判定した。 評価基準 ○ : 白濁、クラックなどが見受けられず、完全に造膜
している。 △ : 大半は造膜しているが、局所的にクラックが見ら
れる。 × : 全面的にクラックや、白濁が見られ、全く造膜し
ていない。
【0027】<粘着性(促進汚染性)>各水性樹脂組成
物を、硝子板に6ミルアプリケーターにて塗装し、80
℃、5分間強制乾燥させ、次いで、20℃に放冷させた
後、塗膜表面にカーボン紙を置き、さらに、その上に分
銅を置き、0.01kg/cm2の荷重を24時間かけ
た。次いで、カーボン紙をゆっくりはがし、荷重をかけ
た箇所の塗膜外観を目視判定した。 評価基準 〇: 殆どカーボンが付いていない。 △ : 局所的にカーボンが付着している。 × : 荷重のかかっていた箇所の7割以上にカーボンが
付着している。
【0028】<ブロッキング性>各水性樹脂組成物を、
硝子板に6ミルアプリケーターにて塗装し、80℃、5
分間強制乾燥させ、次いで、20℃に放冷させた後、3
0℃に加温したホットプレート上に置いた。次いで、塗
膜表面にガーゼをのせ、さらにその上に30℃に加温し
た分銅を置き、0.05kg/cm2の荷重を30分間
かけた。次いで、20℃に放冷させた後ガーゼをゆっく
りはがし、その時のはがし抵抗、及びガーゼの痕跡を、
目視で判定した。 評価基準 ◎ : ガーゼが自然に落下し、塗膜上にガーゼの痕跡が
殆ど残っていない。 ○ : ガーゼが自然に落下することはないが、塗膜上に
ガーゼの痕跡が殆ど残っていない。 △ : 自然に落下することはないが、少しの力で剥離す
ることが出来、ガーゼの痕跡が多少残っている。 × : ガーゼを剥離時に塗膜の一部も剥離し、ガーゼの
痕跡がくっきり残っている。
【0029】<耐水性>各水性樹脂組成物を、硝子板に
6ミルアプリケーターにて塗装し、80℃、5分間強制
乾燥させ、次いで、20℃に放冷した。次いで、50℃
の温水に24時間浸漬し、温水から取り出した直後の塗
膜外観を目視判定し、さらに、20℃で24時間放置
し、乾燥させ、塗膜外観を目視判定した。 評価基準 ○ : 塗膜の白化は少なく、乾燥後は、完全に温水浸漬
前のクリアー塗膜に回復する。 △ : 多少塗膜の白化は認められるが、乾燥後はほぼ温
水浸漬前のクリアー塗膜に回復する。 × : かなり塗膜が白化しており、乾燥後も温水浸漬前
のクリアー塗膜に戻りきらない。
【0030】
【表1】表1
【0031】
【表2】
【0032】表1より明らかの通り、本発明の実施例1
〜4の水性樹脂組成物は、VOCを含有しなくとも優れ
た塗膜性能を有していた。一方、異相構造ではなく、均
一構造のエマルション粒子をバインダーとする比較例1
〜3の水性樹脂組成物は、いずれも、凍結−融解安定性
や、低温造膜性、耐ブロッキング性が劣っていた。ま
た、ガラス転移温度が、10℃を越える最外相を有する
異相構造エマルション粒子をバインダーとする比較例
4、8の水性樹脂組成物は、低温造膜性や耐ブロッキン
グ性が劣っていた。
【0033】また、最外相にポリエチレングリコール
鎖、ポリプロピレングリコール鎖を有するエチレン性不
飽和単量体を含有しない比較例5、7の水性樹脂組成物
は、凍結−融解安定性が劣っていた。また、最外相にポ
リプロピレングリコール鎖を過剰に含有する比較例6
は、耐水性が劣っていた。
【発明の効果】本発明の水性塗料用樹脂組成物は、低V
OCであるため、環境汚染や臭気が防止でき、また、凍
結−融解安定性や低温造膜性に優れ、かつ耐ブロッキン
グ性や耐水性等に優れた塗膜を形成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 博治 栃木県那須郡西那須野町下永田7−1414− 46 (72)発明者 常田 和義 栃木県那須郡西那須野町下永田 Fターム(参考) 4J038 CA021 CB031 CC061 CC071 CC091 CC101 CD041 CE011 CE051 CF021 CG011 CG061 CG121 CG141 CG161 CG171 CH031 CH041 CH071 CH091 CH111 CH121 CH171 CH201 CH241 CJ251 CK041 DB211 GA01 GA02 GA03 GA06 GA08 GA09 GA10 GA12 HA156 MA03 MA08 MA10 MA13 NA04 NA10 NA26 NA27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段乳化重合法によって得られる異相構
    造エマルション粒子をバインダーとして含有する水性塗
    料用樹脂組成物において、前記異相構造エマルション粒
    子の最外相を形成する乳化重合体が、ガラス転移温度−
    50〜10℃のエチレン性不飽和単量体の乳化重合体で
    あり、かつ以下の条件(1)〜(3)が満されることを
    特徴とする水性塗料用樹脂組成物。 (1)最外相を形成する前記乳化重合体が、ポリエチレ
    ングリコール鎖及びポリプロピレングリコール鎖の少な
    くとも一方を有するエチレン性不飽和単量体を1〜20
    質量%含有する。 (2)前記異相構造エマルション粒子の最外相より内側
    にある少なくとも一相が、ガラス転移温度30〜110
    ℃であるエチレン性不飽和単量体の乳化重合体で構成さ
    れる。 (3)前記バインダーの最低造膜温度が、10℃以下で
    ある。
  2. 【請求項2】 前記ポリエチレングリコール鎖又はポリ
    プロピレングリコール鎖を有するエチレン性不飽和単量
    体が、次式(1)、 CH2=C(R1)−C(=O)−O−〔X−O〕n−R2 (式中、 R1は、H又はCH3であり、R2は、H又は炭素数1〜
    8のアルキル基であり、 Xは、−(CH22−、又は−CH2CH(CH3)−で
    あり、nは、1〜30の整数である。)で示される単量
    体である、請求項1の水性塗料用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記ポリエチレングリコール鎖又はポリ
    プロピレングリコール鎖を有するエチレン性不飽和単量
    体が、次式(2)、 CH2=C(R1)−(CH2m−O−〔X−O〕n−R2 (式中、R1、R2、X及びnは、式(1)と同一の意味
    であり、mは、1〜30の整数である。)で示される単
    量体である、請求項1の水性塗料用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記ポリエチレングリコール鎖又はポリ
    プロピレングリコール鎖を有するエチレン性不飽和単量
    体が、次式(3)、 CH2=CR1−C(=O)−O−(CH2CH2O)m
    〔CH2−CH(CH3)−O〕n−R2 (式中、R1及びR2は、式(1)と同一の意味であり、
    m及びnは、1〜30の整数である。)で示される単量
    体である、請求項1の水性塗料用樹脂組成物。
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