JP2001149241A - 貯米装置 - Google Patents

貯米装置

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JP2001149241A JP33645099A JP33645099A JP2001149241A JP 2001149241 A JP2001149241 A JP 2001149241A JP 33645099 A JP33645099 A JP 33645099A JP 33645099 A JP33645099 A JP 33645099A JP 2001149241 A JP2001149241 A JP 2001149241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯米庫15内に米を供給する供給手段17の
影響を受けることなく、計量手段16によって正確な米
の計量を行えるようにした貯米装置1を提供する。 【解決手段】 貯米庫15に米を供給する供給手段17
と、貯米庫15内の米を計量して排出する計量手段16
とを備える。そして、計量手段16の作動中に供給装置
17が作動しないように、また、供給装置17の作動中
に計量装置16が作動を開始したときには供給装置17
を停止するように制御する制御部8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、自動炊飯装
置や自動洗米装置等に並設される貯米装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平11−137458号公
報に記載されているように、貯米庫と該貯米庫内の米を
計量して排出する計量ドラムとを有した貯米装置と、計
量ドラムから投入された米を水洗いする洗米装置と、水
洗いした米を炊飯する炊飯器とを備え、米の計量から洗
米、炊飯までを自動的に行うようにした自動炊飯装置が
従来より知られている。この貯米装置には貯米庫内に米
を供給する供給装置を備えており、この供給装置は、貯
米庫内の上部にブロアを備えると共に、袋や容器等のコ
ンテナと貯米庫とを送給ホースで接続し、前記ブロアで
貯米庫内を減圧することによってコンテナ内の米を貯米
庫内へ吸引、供給するように構成したものとなってい
る。
【0003】また、供給装置としては、リフトコンベア
によって米をコンテナ内から貯米庫へ搬送するようにし
たものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブロアを備えた供給装
置では、このブロアの作動によって貯米庫内の米が上方
へ吸い上げられるという現象が生じる。この際、計量装
置が同時に作動していると、貯米庫内の米の吸い上げに
よって計量ドラム内に定量の米が流入し難くなるという
問題があった。また、リフトコンベア等を備えた供給装
置であっても、計量装置と同時に作動していると、新た
に供給される米が貯米庫内に残っている米の上に蓄積さ
れることで、計量ドラムへの米の流れが阻害されたり、
逆にドラム内で米詰まりを生じることがあった。
【0005】そして、これらのようなことが生じると正
確な計量がなされず、特に、自動炊飯装置の場合には後
工程の水加減等が狂って米の炊き上がりを悪くしてしま
うという弊害を伴うものとなっていた。そこで、本発明
は、貯米庫内に米を供給する供給手段の影響を受けるこ
となく、計量手段によって正確な米の計量を行えるよう
にした貯米装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯米庫に米を
供給する供給手段と、貯米庫内の米を計量して排出する
計量手段とを備えている貯米装置において、前記供給手
段と計量手段とが同時に作動しないように制御するもの
である。具体的には、前記供給手段又は計量手段の一方
の動作中に、他方の作動を規制するように制御を行う制
御部を備えていることを特徴とする。これにより、例え
ば、計量手段の作動中には供給手段の作動が規制され、
又は、供給手段の作動中には計量手段の作動が規制され
るようになり、両者が同時に作動しなくなって供給手段
の影響をうけることなく計量手段によって正確な計量が
行えるようになる。
【0007】また、本発明は、前記供給手段又は計量手
段の一方の動作中に他方が作動を開始したとき、前記一
方の動作を停止するように制御を行う制御部を備えてい
ることを特徴とする。これによって、例えば、供給手段
の作動中に計量手段が作動を開始したときに、供給手段
の動作を停止して計量手段のみを作動するようなことが
でき、計量手段による計量が供給手段の影響を受けるこ
となく正確に行えるものとなる。逆に、計量手段の作動
中に供給手段が動作を開始したときに、計量手段の動作
を停止(待機)するようなことができるようになるた
め、供給手段の動作とともに計量動作を続行することに
より供給手段の影響を受けて計量誤差を生じるようなこ
とを防止できる。
【0008】また、本発明は、前記供給手段と計量手段
とが同時に作動しないよう該計量手段を前記供給手段に
優先して作動するように制御を行う制御部を備えている
ことを特徴とする。これによって、供給手段の作動中に
計量手段が作動を開始した場合には、供給手段の動作を
停止して優先的に計量手段を作動し、且つ、計量手段の
作動中には、該計量手段が優先されて供給手段の作動を
規制することとなるため、計量手段による計量が供給手
段の影響を受けることなく正確に行えるものとなる。
【0009】そして、計量手段が供給手段に対して優先
的に作動することから、例えば、供給手段の作動中に自
動炊飯等が開始した場合に、供給手段に優先して即座に
計量動作を行えるようになり、タイムロスを生じること
なく作業効率を好適に維持できるものとなる。本発明
は、貯米庫に米を供給する供給手段と、貯米庫内の米を
計量して排出する計量手段とを備えている貯米装置にお
いて、前記貯米庫内を、前記供給手段によって米が供給
される空間と、計量手段によって計量される空間とに区
画及び区画解除可能とするシャッター手段を備えている
ことを特徴とする。
【0010】これによって、供給手段と計量手段とが別
々に作動しているときには、シャッター手段による貯米
庫の区画を解除し、供給手段と計量手段とが同時に作動
するような場合には、シャッター手段によって貯米庫内
を米の供給空間と計量空間とに区画することによって、
ブロアによる米の吸い上げや新たに貯米庫内に蓄積され
る供給米等に影響されることなく正確な計量が行えるよ
うになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図4は、本発明に係る貯米装置1
を具備した業務用自動炊飯装置2を示しており、この炊
飯装置2は、機枠3の上部に貯米装置1を備え、該貯米
装置1の下方に洗米タンク4を備え、該洗米タンク4の
下方に炊飯器5を備えて主構成されており、貯米装置1
から排出された米を洗米タンク4内で洗浄し、洗浄した
米を炊飯器5に投入して炊飯を行い、これらの作業を1
サイクルとして繰り返し自動炊飯を行うことができるよ
うになっている。
【0012】前記貯米装置1は、機枠3上部のケース6
内に配設されるようになっており、ケース6の前面には
操作パネル7を有する制御部8が設けられている。操作
パネル7には、図5に示すように平面ディスプレイより
なる表示部9と操作部10とが備えられ、操作部10に
は、自動炊飯の炊飯モード等を設定する設定ボタン1
1、スタートボタン12、取り消しボタン13等が設け
られ、表示部9には、自動炊飯等の設定表示画面、自動
炊飯工程の流れを表示する工程表示画面、操作を誤った
場合等にその内容およびエラーコード等を表示するエラ
ー表示画面(図例ではエラー表示画面を示す)とに全面
切換可能としている。
【0013】制御部8は、操作パネル7において設定さ
れた炊飯モード等に基づいて、貯米装置1、洗米タンク
4内の洗米装置、炊飯器5の動作を制御し、また、後述
する貯米装置1の計量装置16と供給装置17との動作
を関連づけて制御するものとなっている。貯米装置1
は、上部が角筒形状で下部に先細り状の漏斗部が形成さ
れた貯米庫15と、貯米庫15内の米を計量して洗米タ
ンク4へと排出する計量装置(計量手段)16と、貯米
庫15に対して米を供給する供給装置(供給手段)17
とを有している。
【0014】供給装置17は、貯米庫15の上部に備え
られていて該貯米庫15内を負圧にするブロア等の負圧
発生器18と、貯米庫15外に設けられた俵、袋、コン
テナ等の米の保留部19と、この保留部19と貯米庫1
5内の上部とを接続・連通する送給管20とを備え、負
圧発生器18の作動によって貯米庫15内を減圧すると
ともに、この減圧によって保留部19内の米を送給管2
0を介して貯米庫15内に吸引、供給するように構成し
ている。図1(a)に示すように、貯米庫15には、内
部の米残量が少なくなったことを検出する第1検出セン
サー21と、内部の米の満杯状態を検出する第2検出セ
ンサー22が設けられている。貯米庫15内の米残量が
少なくなったことを第1検出センサー21によって検出
すると、操作パネル7の表示部9に米の補給を促す旨の
表示がなされ、この表示に従って使用者は負圧発生器1
8の作動スイッチをオンする。
【0015】負圧発生器18が作動することによって米
が満杯まで補給されると、その状態を第2検出センサー
22が検出し、その検出信号を負圧発生器18に入力す
ることにより、米が溢れる前に負圧発生器18の作動を
停止するようになっている。なお、上記では、使用者の
人為的操作で負圧発生器18の作動スイッチをオンする
ようになっているが、第1検出センサー21の検出信号
を負圧発生器18に入力することによって自動で作動さ
せるようにしてもよい。前記計量装置16は、図1乃至
図3に示すように、上下が開口したケーシング24と、
該ケーシング24内で前後方向の回転軸25回りに回転
する計量ドラム26とを備えて構成されており、前記ケ
ーシング24の上部開口は、貯米庫15の下部に形成さ
れた排出口15Aに接続され、下部開口は洗米タンク4
に接続されている。
【0016】計量ドラム26は、鋼板等の板材によって
円筒形に形成されており、その外周面には、ドラム26
内に米を流入可能とし且つドラム26内の米を排出可能
とする開口部26Aが形成されている。そして、回転軸
25に接続されたモータ27の作動によって矢示a方向
に回転駆動されるようになっている。計量ドラム26が
矢示a方向に回転して開口部26Aが上向きに位置した
とき、貯米庫15の排出口15Aから計量ドラム26内
に定量(計量ドラム26の容積分)の米が流入し(この
状態を計量状態という)、図1(b)に示す如く計量ド
ラム26の開口部26Aが右側に向いて上向き状態から
外れたとき、貯米庫15の排出口15Aが計量ドラム2
6の外周面で塞がれ、図2(a)に示す如く計量ドラム
26の開口部26Aが下向きに位置したとき、該開口部
26Aから計量された米を排出して、洗米タンク4内へ
投入するように構成されている。
【0017】計量ドラム26の回転軸25の外端部には
エンコーダ28が設けられており、該エンコーダ28
は、計量ドラム26の回転に同期して一定角度の回転毎
にパルス信号を発生するようになっている。前記モータ
27は前記制御部8により制御されるようになってお
り、該制御部8は、エンコーダ28からのパルス信号が
入力されるとともに、予め設定された炊飯量に応じた回
転数だけ計量ドラム26を矢示a方向に回転させた後、
その計量ドラム26の回転をその開口部26Aが上向き
になる直前(例えば、図2(b)で示す左向き)で停止
して待機させるように、モータ27を制御するようにな
っている。
【0018】なお、計量ドラム26の待機位置は、開口
部26Aが上向きになった直後の右向き状態(図1
(b)の状態)、米を排出したままの下向きの状態(図
2(a)の状態)等に設定することもできる。但し、右
向きの状態で待機した場合は、次の計量が始動してから
実際に計量がなされるまで(上向きの計量状態になるま
で)の回転量(約270°)が大きくなることから若干
時間的なロスが生じ、下向きの状態で待機した場合は、
炊飯器5からの蒸気が浸入して計量ドラム26内が湿気
り、米が付着して計量誤差を生じさせる恐れがあること
から、開口部26Aが上向きになる直前(左向き)で待
機させるようにするのが好ましい。
【0019】前記制御部8は、計量装置16及び供給装
置17が同時に作動しないように制御する機能を有して
いる。すなわち、図1(a)に示すように、供給装置1
7の負圧発生器18はリレー回路30を介して電源に接
続されており、自動炊飯等の開始に伴って計量装置16
が作動を開始すると、その開始信号が制御部8からリレ
ー回路に入力されて負圧発生器18への通電を遮断し、
計量装置16の作動が終了すると、その信号が制御部8
からリレー回路30に入力されて負圧発生器18への通
電がなされるようになっている。
【0020】したがって、供給装置17の動作中に計量
装置16が動作を開始した場合、負圧発生器18は通電
が遮断されてその動作を中断し、計量装置16が優先的
に作動するようになり、計量が終了すれば負圧発生器1
8への通電がなされて再び供給動作を行うように制御さ
れる。また、計量装置16の動作中に供給装置17の作
動スイッチがオンされたとしても、負圧発生器18は通
電が遮断されているために作動が規制され、計量が終了
したあと通電が復帰してから負圧発生器18が作動する
ように制御される。
【0021】このような制御を行うことにより、米の計
量中には負圧発生器18による貯米庫15内の米の吸い
上げ等が発生しないため、計量ドラム26内への米の流
入が適正になされて正確な計量が行えるようになってい
る。また、供給装置17に対して計量装置16を優先的
に作動するように制御しているため、例えば、供給装置
17の作動中に自動炊飯をスタートさせた場合であって
も、即座に計量装置16によって計量を開始することが
でき、タイムロスを少なくして自動炊飯の作業能率を損
なうことがないようにしている。
【0022】なお、供給装置17の作動中に計量装置1
6が動作を開始した場合は、供給装置17の作動を停止
させ、計量終了後に再び手動等にて負圧発生器18の作
動スイッチをオンすることで供給装置17を作動させる
ようにしても良い。また、計量装置16の作動中で供給
装置17の作動が規制された場合にも、計量終了後に再
び負圧発生器18の作動スイッチをオンすることで供給
装置17を作動させるようにしてもよい。本発明は上記
と逆の制御、すなわち、供給装置17を計量装置16に
優先して作動するように制御することも可能である。
【0023】例えば、本発明の第2実施形態にかかる図
6を参照すると、制御部8には負圧発生器18の作動状
態(オン・オフ状態)が入力されるようになっており、
この負圧発生器18がオフ状態のときにのみ計量装置1
6を作動するように制御部8によって制御するようにし
ている。すなわち、供給装置17の作動中には負圧発生
器18のオン状態が制御部8に入力されて、この入力信
号に従って計量装置16の作動が規制され、このときに
自動炊飯等に伴って計量動作を開始しようとしたとして
も、供給動作が終了するまで計量装置16が待機状態と
なる。
【0024】逆に、計量装置16の作動中に供給装置1
7が作動を開始した場合には、負圧発生器18のオン状
態が制御部8に入力されるとともに、この信号に従って
計量装置16の動作を中断して待機し、供給装置17を
優先的に作動するものとなっている。これにより、計量
装置16と供給装置17とが同時には作動せず、該供給
装置17が作動していないときに、計量手段16によっ
て正確な計量が行えるようになる。
【0025】なお、計量ドラム26の待機位置は、前述
したように開口部26Aを上向き以外の位置として待機
するようにしており、これによって、仮に、計量途中の
状態(開口部26Aが上向きの状態)で待機した場合
に、負圧発生器18の作動で貯米庫15内の米の吸い上
げられて待機中の計量ドラム26に定量の米が流入しな
くなるようなことが防止され、再び計量装置が作動した
ときに正確な量の米を排出できるようになっている。図
7は本発明の第3実施形態を示している。
【0026】上記第1,第2実施形態では、計量装置1
6と供給装置17とを同時に作動しないように制御する
ことによって正確な計量を行えるようにしているもので
あるが、本実施形態では、計量装置16と供給装置17
とが同時に作動することを許容するとともに、同時に作
動する場合には、貯米庫15内を、米を供給するための
上部空間Hと、計量するための下部空間Lとに区画し、
計量装置16による計量動作が供給装置17の影響を受
けないようにしたものとなっている。すなわち、本実施
形態における貯米庫15内には、その上下中途部に開閉
自在なシャッター33Aを有するシャッター装置(シャ
ッター手段)33が設けられ、このシャッター装置33
の駆動部33Bは、その動作が制御部8によって制御さ
れるようになっている。また、制御部8には、負圧発生
器18のオン・オフ状態が入力されるようになってお
り、計量装置16と供給装置17(負圧発生器18)と
の両方が停止しているとき、又は一方が作動していると
きにはシャッター33Aを開状態として通常通りの運転
を行い、両方が同時に作動しているときにはシャッター
33Aを閉状態として貯米庫15内を上下H,Lに区画
する。
【0027】したがって、計量装置16および供給装置
17が同時に作動し、負圧発生器18の作動によって貯
米庫の上側空間Hが減圧されたとしても、下側の計量空
間Lはシャッター装置33によって区画されているため
にこの影響を受けず、正確な計量を行えるようになって
いる。図4に示すように、上述した各実施形態の自動炊
飯装置2においては、洗米タンク4やその下部の排水ジ
ャケット35、排水ボックス36、ケース6側面の吸気
口37など、水や空気が流通する部分を定期的に清掃す
る必要があり、これらの清掃時期は、例えば、一週間
毎、一ヶ月毎など部位によって異なるものとなってい
る。
【0028】通常、これらの清掃時期は取扱説明書に記
載され、使用者はこの記載に基づいて各部の清掃を行う
ものとなっているが、実際問題として、使用者において
使用時期を管理するのは面倒であり、また、自動炊飯装
置2の使用頻度によっては、最適な清掃時期が取扱説明
書記載のものと異なる場合もあるため、この清掃時期を
過ぎても清掃がなされずに、不具合が生じてから初めて
清掃を行ういったことが多く発生していた。そこで、上
記各実施形態の自動炊飯装置2では、各部位における最
適な清掃時期を自動炊飯装置2の運転回数に換算し、制
御部8においてこの運転回数をカウントするとともに、
所定のカウントに達したときに、図5に示すように、操
作パネル7の表示部9(エラー表示画面)に清掃指示表
示を行うことによって使用者に各部の最適な清掃時期を
知らせるようにしている。
【0029】例えば、一週間毎に清掃する必要がある部
位に対しては自動炊飯装置を50回運転するごとに清掃
指示表示を行い、一ヶ月毎に清掃する必要がある部分に
対しては、100回運転するごとに清掃指示表示を行う
ようにする。そして、表示部9においては、エラー表示
画面の左側に、該当部位(図例では洗米タンク)を清掃
する旨を表示し、右側に自動炊飯装置2のイラストを表
示するとともに、該当部位に対して強調したマークAを
付するようにしている。また、右上には、該当するエラ
ーコード(図例ではエラー:20)を表示するようにし
ている。
【0030】このようにすることによって、各部位の汚
れ等が原因で自動炊飯装置2の機能が衰えたり、故障す
るようなことを防止でき、また、清掃管理等の使用者の
負担を少なくすることができるようになっている。本発
明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能で
ある。例えば、供給装置としては、負圧発生器によるも
のに限らず、コンテナ等の保留部からリフトコンベアに
よって米を搬送、供給する構成等であっても良い。ま
た、計量装置としては、回転動作する計量ドラムを備え
たものに限られず、他の形態であっても良い。
【0031】本発明の貯米装置は、上述した自動炊飯装
置以外に、炊飯機能を備えない自動洗米装置に並設した
り、単独で用いることができるものである。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、貯
米庫に米を供給する供給手段に影響されることなく、計
量手段によって正確な計量が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる貯米装置を示す正面断面図であ
る。
【図2】計量装置の正面断面図である。
【図3】計量装置の側面断面図である。
【図4】自動炊飯装置の全体正面図である。
【図5】操作パネルの正面図である。
【図6】第2の実施形態を示す貯米装置の正面断面図で
ある。
【図7】第3の実施形態を示す貯米装置の正面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 貯米装置 8 制御部 15 貯米庫 16 計量装置 17 供給装置 33 シャッター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 好央 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 4B066 DD12 DD19 DD22 DD29 DD33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯米庫に米を供給する供給手段と、貯米
    庫内の米を計量して排出する計量手段とを備えている貯
    米装置において、 前記供給手段又は計量手段の一方の動作中に、他方の作
    動を規制するように制御を行う制御部を備えていること
    を特徴とする貯米装置。
  2. 【請求項2】 貯米庫に米を供給する供給手段と、貯米
    庫内の米を計量して排出する計量手段とを備えている貯
    米装置において、 前記供給手段又は計量手段の一方の動作中に他方が作動
    を開始したとき、前記一方の動作を停止するように制御
    を行う制御部を備えていることを特徴とする貯米装置。
  3. 【請求項3】 貯米庫に米を供給する供給手段と、貯米
    庫内の米を計量して排出する計量手段とを備えている貯
    米装置において、 前記供給手段と計量手段とが同時に作動しないよう、該
    計量手段を前記供給手段に優先して作動するように制御
    を行う制御部を備えていることを特徴とする貯米装置。
  4. 【請求項4】 貯米庫に米を供給する供給手段と、貯米
    庫内の米を計量して排出する計量手段とを備えている貯
    米装置において、 前記貯米庫内を、前記供給手段によって米が供給される
    空間と、計量手段によって計量される空間とに区画及び
    区画解除可能とするシャッター手段を備えていることを
    特徴とする貯米装置。
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