JPH0824130A - 洗米炊飯機の重量測定装置 - Google Patents

洗米炊飯機の重量測定装置

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JPH0824130A
JPH0824130A JP16233994A JP16233994A JPH0824130A JP H0824130 A JPH0824130 A JP H0824130A JP 16233994 A JP16233994 A JP 16233994A JP 16233994 A JP16233994 A JP 16233994A JP H0824130 A JPH0824130 A JP H0824130A
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drainage
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Taiichi Mori
泰一 森
Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Hiromichi Kawaguchi
川口  弘道
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗米器内へ供給される白米重量及び水重量を
正確に測定しようとするものである。 【構成】 洗米器3内へ供給される白米重量及びこの供
給された白米重量に応じて供給される水重量を、この洗
米器3に設けた重量測定手段18で測定する。 【効果】 重量測定手段によって白米重量及び水重量が
直接計量されることにより、これを正確に測定すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗米炊飯機の重量測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
の洗米炊飯機では、貯米タンク内に収容された白米は、
計量器の回転数が回転センサで検出されることにより、
供給白米量は測定されながら、該貯米タンクから計量器
で汲出されて、洗米器内へ設定された所定量の白米が供
給され、この洗米器内で洗米されて、洗米が終了すると
供給された白米量に応じた水は、実告平2−39558
等のように、流量センサで流量が検出されながら所定量
の水が供給され、これらが終了すると炊飯器内へ洗米済
み白米と水との両者が投下供給されて浸漬され、浸漬が
終了すると点火されて炊飯され、炊飯が終了すると所定
時間むらしが行われて炊き上りとなる。
【0003】上記において、供給白米量は、回転センサ
で計量器の回転数を検出することで行われることによ
り、計量器の回転で汲出す白米量にばらつきがあると、
供給白米量に狂いが発生することがあったり、給水量
は、流量センサで検出されていることにより、給水源の
水圧変動によって、誤差が発生することがあった。又浸
漬時間の長短の違いによって、水加減設定値を補正する
必要等があったが、これらの問題点を解消しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
貯米タンク2下部の供給器15から白米の供給を受けて
洗米、水加減、及び浸漬する洗米器3の下側には炊飯器
4を設けると共に、該洗米器3内へ供給される白米重
量、及び供給された該白米重量に応じて供給される水重
量を測定する重量測定手段18を設けたことを特徴とす
る洗米炊飯機の重量測定装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用、及び効果】洗米炊飯機の貯米タンク2内
に収容された白米は、供給器15の回転によって汲出さ
れて、洗米器3内へ供給され、この供給される白米は、
重量測定手段18で測定されながら、設定された所定量
の白米重量が該重量測定手段18で測定されると、白米
の供給が停止される。この白米は、この洗米器3内で洗
米されて洗米が終了すると、供給された白米重量に応じ
た水重量が、該重量測定手段18で測定されると水加減
が終了する。これが終了すると、炊飯器4内へ洗米済み
白米と水との両者が投下供給されて浸漬され、浸漬が終
了すると点火されて炊飯され、炊飯が終了すると所定時
間むらしが行われて炊き上りである。
【0006】上記により、洗米器3内へ供給される白米
重量及び水重量の両者は、重量測定手段18によって、
直接計量されることにより、正確に水重量が測定され
て、安定した水加減制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、白米を貯留、洗米及び炊飯する洗米炊
飯機1を示すものであり、この洗米炊飯機1は、白米を
貯留する貯米タンク2、白米の供給を受けて洗米、水加
減及び浸漬する洗米器3、洗米済み白米を炊飯する炊飯
器4が2台等よりなる状態を示したものである。
【0008】機枠5の底部には、左右一対のガス釜を配
設し、各ガス台6上に各炊飯器4a,4bを載置して、
ガス着火により炊飯できる構成としている。これら炊飯
器4a,4bは外釜と、この外釜内に嵌合させた内釜8
及び釜蓋9等を有し、該各ガス台6と共に前側に引き出
しできるハンドル10を有し、これら炊飯器4a,4b
の該内釜8の着脱等は、前側へ引き出した位置で行う構
成としている。
【0009】前記機枠5上部後側には、左右水平状に上
下にレール11,12が架設され、上部の貯米タンク2
及び下部の洗米器3を有した移動台13が、ローラ14
a,14bによって移動自在に支持され、該洗米器3を
炊飯器4a,4bの上側へ移動対向させて、洗米供給位
置を切換自在にした構成としている。前記貯米タンク2
は、下部に供給器15を有する。この供給器15は、欠
円筒形態の回転筒を軸16の回りに計量モータ17で回
転させて、該貯米タンク2内の米を一定量毎に回転しな
がら汲出すものである。
【0010】前記洗米器3は、貯米タンク2の下側にあ
って、中央部には、上下方向の撹拌軸22によって回転
される撹拌棒23が、上部の洗米モータ24によってウ
オームギヤ25等を介して伝導回転すべくもうけられ、
底部には、排出弁26によって開閉される排出口27が
設けられている。この排出弁26は、該撹拌軸22の中
心部に沿って挿通させる弁軸28の下端部に一体で、該
弁軸28上部には、排出モータ29によってクランク機
構等を介して上下作動される構成としている。
【0011】重量測定手段18は、洗米器3内へ供給さ
れる白米重量及び水重量等をこの洗米器3と共に測定す
る複数個のロードセルよりなる構成であり、このロード
セルで測定された測定値は、マイクロコンピュータを有
する操作装置19内の運転制御装置20のCPU21へ
入力されて、正味の白米重量及び水重量が算出される構
成である。このロードセルは、洗米器3外周部の円筒機
壁上端の外側へ折曲する折曲部18′の下側に複数個設
けた構成としている。
【0012】前記排出口27には、外周部に網30を介
在させて排水室(A)31と連通させ、この排水室
(A)31内の排水弁32の開閉によって、水道水を下
部ノズル33から洗米器3内へ給水させたり、洗米後の
排水を行わせることができる。水道パイプから誘導する
給水パイプ35は、ソレノイドバルブ36によって開閉
されて給水される該下部ノズル33と、ソレノイドバル
ブ37とによって開閉されて給水される上部シャワー3
8とを有し、該洗米器3の上下部から洗米用及び水加減
用の給水を行いうる構成である。又、該排水室(A)3
1内の該排水弁32は、ソレノイド39によってワイヤ
40、ベルクランク41等を介して開閉作動される。4
1′は下給水バルブである。
【0013】前記洗米器3は、貯米タンク2の前側寄り
に偏位させて、この後側部で該洗米器3下端部の排水室
(B)42に連接の排水室(A)31を有し、この排水
室(A)31は、上方部の貯米タンク2の下側域から外
方へ突出しない形態としている。又該洗米器3の後側部
には、移動台13をレール11,12で支持する機枠5
が設けられるが、該移動台13が該レール11,12に
沿って左右方向へ移動するとき、該排水室(A)31
が、この機枠5に当らないように設定している。
【0014】前記貯米タンク2上には蓋43が開閉自在
に設けられ、米の供給充填を行うことができる。又、こ
の貯米タンク2の下部には、米の減少を検出して、米の
補給をブザー等で促するための米下限センサ44を有す
る。前記洗米器3内へ供給されて、重量測定手段18で
測定した給水重量は、運転制御装置20のCPU21へ
設定して記憶させた、所定値以上が測定されると、この
洗米器3内は満水状態であると検出される構成であり、
この検出に伴って、給水パイプ35,35の途中に設け
たソレノイドバルブ36,37は、閉状態に作動制御さ
れて、下部の下部ノズル33部より供給される給水が停
止されると共に、上部の上部シャワー38部より供給さ
れる給水が停止される構成であり、これによって給水重
量を測定して満水状態を検出することにより、該洗米器
3内の満水量を正確に検出できる構成であり、又該重量
測定手段8を他目的にも使用することにより、この重量
測定手段8を有効利用して、コストダウンを図る構成と
している。満水量以上が供給されると、この給水はオー
バーフロー口46から機外へ排水される。47は該洗米
器3の外周部を開閉する点検蓋である。
【0015】前記移動台13は、貯米タンク2、洗米器
3、供給器15、給水パイプ35及びこれらの計量モー
タ17、洗米モータ24、排出モータ29等を装着する
他に、移動モータ48を有して、レール11,12上を
転動するローラ14a,14bを駆動回転することによ
って横方向へ移動制御できる構成としている。前記操作
装置19は、移動台13上の貯米タンク2の正面に装着
し、この操作装置19は、箱形状で、この箱体の表面板
には、ON−OFFスイッチ方式の各種の操作手段類や
LED表示部等が配置される。表示部49は、通常時
は、時刻表示を行うようになっているが、時刻以外の表
示であるときに時刻表示に戻したいときは時計手段50
を押せばよい。テスト手段51を押せば、該表示部49
の周囲に配置された各種表示ランプ、即ち、操作手段番
号で表示するヘルプ番号52、タイマ予約53、現在時
刻54、貯米量55、累計釜数56、予約釜数57及び
該貯米タンク2に対する米補給から炊飯完了に亘る各工
程や残時間等を表示する工程表示58が順次表示され
る。又、計量手段59を押せば、計量モータ17が駆動
されて、供給器15が一回転される。洗米手段60を押
せば、洗米モータ24が駆動されて、撹拌棒23が回転
される。上給水手段61、下給水手段62等を押せば、
各開閉装置36,37等を開いて洗米器3内へ給水を行
う。水位手段63を押せば、該洗米器3内の水重量が重
量測定手段18で検出する満水重量の検出時から水加減
手段64によって設定された供給水重量になるように、
ソレノイド39出力による排水弁32の開きによって排
水調整されて、所定の供給水重量が該重量測定手段18
で測定される。排水手段65を押せば、該ソレノイド3
9出力によって該排水弁32を開いて、洗米排水を網3
0を通して行わせる。投下手段66を押せば、排出モー
タ29を駆動して、排出弁26を開く。リセット手段6
7を押せば、該表示部49のエラー表示のフラグを解除
できる。このような、該テスト手段51〜該リセット手
段67等は、主として始業前の点検を行うときに操作す
る。尚該水加減手段64によって設定された供給水重量
を直接測定させる構成とするもよい。
【0016】設定手段としては、前記の水加減手段64
の他に、炊飯量を設定する炊飯量手段68、洗米方法を
設定する洗い方手段69、浸漬時間を設定する浸漬手段
70、むらし時間を設定するむらし手段71、炊飯モー
ドを設定するモード手段72、貯米タンク2内に供給さ
れた米の量を設定する貯米手段73等を配置して、各々
炊飯前に適宜に設定しておくことができる。
【0017】74は、釜数を設定するための釜設定手
段、75は、供給器15の計量作動から開始させる始動
手段、76は、予約タイマを設定するタイマ設定手段、
77は、表示部49に表示される累計釜数をクリヤーす
るクリヤー手段、78は、エラーランプ79やブザー8
0等で警報される故障個所が不明なときに押すことによ
って、この故障個所を番号によって表示させるためのヘ
ルプ手段である。
【0018】洗米、炊飯の作用工程は、重量測定手段1
8による計重量→洗米器3による洗米→該洗米器3にお
ける上部シャワー38からの間欠的シャワーによる洗米
部(ざる上げ)浸漬→該洗米器3の移動台13の左、右
移動→該洗米器3内での水加減→排出弁26の開放によ
る排米→炊飯器4aの内釜8での釜浸漬→ガス点火によ
る炊飯→むらし→炊飯終了後の該内釜8交換の各工程を
経る構成である。
【0019】前記洗米器3が単一で左(L)、右(R)
へ移動し、左、右二基の炊飯器4a,4bへ洗米を切換
供給しながら炊飯する形態では、浸漬工程を、浸漬時間
として浸漬手段70により適宜時間を設定することによ
って、各洗米工程と、各炊飯器4a,4bにおける炊飯
工程とを連続させて、洗米→炊飯の全工程の効率的作業
を行わせることができる。各工程のうち、時間の変化さ
れるものは、主として浸漬工程とむし工程とであり、洗
米部浸漬と釜浸漬との比を変更することができるように
してもよい。該浸漬手段70による浸漬時間の設定は、
これらいずれか一方、又は双方を変更設定するようにし
てもよい。これらの浸漬時間は、CPU21で演算され
て、この洗米後の釜浸漬時間を算出制御する。この設定
値に一致する浸漬時間となるように水加減が、ソレノイ
ドバルブ36,37の出力によって開始されるが、この
ような水加減の開始は、該炊飯器4a又は4bの炊飯工
程の終了を検出することによって、この炊飯器4a又は
4b上へ該洗米器3が移動した後ちに行われる。
【0020】即ち、炊飯器4a,4bには、空の内釜8
が備えられていることを検出する内釜センサ83、この
内釜8上の釜蓋9の有無を検出する蓋センサ84、炊飯
終了後に洗米器3が左、右移動して停止したことを検出
する移動センサ85等によって、該洗米器3による該炊
飯器4a、又は4bに対する洗米の投下の用意が完了し
た状態位置で、該洗米器3における前記水加減が開始さ
れる。この水加減が終了すると、排出モータ29の出力
によって、排出弁26が開かれて、洗米を該加減水と共
に該炊飯器4a、又は4bへ排米投下し、前記演算され
た時間の釜浸漬が行われる。
【0021】又、洗米が早く終了して、炊飯が遅れてい
るときは、洗米器3での洗米部浸漬を終えた状態で、該
洗米器3内の排水水切りを行った状態で、移動開始を待
つ。このとき、該洗米器3の洗米は浸漬作用を受けない
状態で待機している。前記洗い方手段69の操作で、洗
米を軽く行う場合から念入りに行うまで五段階に設定し
ておき、これを洗米時に予めいずれの洗い方モードにす
るか設定しておく。該洗い方手段69で、五段階のうち
いずれかの洗い方が選定されると、CPU21を経て、
洗米モータ24、上給水用のソレノイドバルブ37、下
給水用のソレノイドバルブ36、乃至排水弁32のソレ
ノイド39等を出力して、洗米制御を行う。
【0022】洗い方の五段階の各モードは、制御出力と
して、洗米時間、上給水時間、下給水時間、排水時間、
これら洗米等の繰返回数、洗米行程全体の時間等を、糠
抜き、研米、荒すすぎ、オーバーフローによる仕上すす
ぎ等の各行程毎に変更設定して、洗米を軽く行うモード
から念入に行うモードで五段階に設定してメモリーさせ
ている。
【0023】前記洗米器3内を洗浄するには、図5のよ
うに排水弁32を有する排出口27の排水室(B)42
を、円筒形状の形態として構成し、この一側の排水室
(A)31との間の連通路86,87を該排水室(B)
42に対して接線方向に設定し、前記左右一対の排水弁
32及び水位弁88を該各連通路86,87の該排水室
(A)31側端に開閉するように対向させている。又給
水パイプ35の下部ノズル33は、該連通路86にのぞ
ませている。
【0024】前記水位弁88は、排水弁32と同様にソ
レノイド89及びワイヤー90等を経て開閉作動させる
ものであるが、下部ノズル33から下給水を行うとき
は、連通路86を閉じて、排水室(B)42側へ案内さ
せる。又洗米後の排水を行うときは、該排水弁32と共
に開くように制御している。洗米終了後、米と水とを排
出弁26の開きによって投下完了した後、直ちに、排水
弁32及び水位弁88を閉じたままで、上給水のソレノ
イドバルブ37を開けて、上部シャワー38から給水す
ることによって、洗米器3内に付着している糠や塵等を
洗い流すことができ、その後直ちに、該排水弁32を開
け、下部ノズル33から給水を行うことにより、この下
部給水は、連通路86から排水室(B)42内へ勢い良
く渦状に流れ込み、この洗浄水は反対側の連通路87か
ら排水室(A)31へ排水されるため、効果的な洗浄を
行うことができる。91は該排水室(A)31の排水口
である。92はオーバーフローパイプで、オーバーフロ
ー口46からの越流水を一旦該排水室(A)31内を通
して、該排水口91へ流下させる。
【0025】前記洗米炊飯機1の各部をチェックするテ
スト運転を行うときは、始動手段75とヘルプ手段78
との両者の同時ON操作の入力により、供給器15の作
動から開始されて、この洗米炊飯機1の各部を回転駆動
する構成としている。前記運転制御装置20は、操作装
置19内に設け、各種センサ44,83,84,85の
検出の入力、各重量測定手段18の検出の入力、各種手
段50,51,59,60,61,62,63,65,
66,67の操作の入力、各種手段64,68,69,
70,71,72,73の操作の入力、各種手段74,
75,76,77,78の操作が入力され、これらの入
力を算術論理演算及び比較演算するCPU21等よりな
り、このCPU21で各モータ17,24,29,4
8、各ソレノイドバルブ36,37、下給水バルブ4
1′、各ソレノイド39,89、供給器15、ブザー8
0等を始動及び停止制御し、又ヘルプ番号52、タイマ
予約53、現在時刻54、貯米量55、累計釜数56、
予約釜数57、エラーランプ79を点灯及び消灯制御
し、更に表示部49へ累計釜数及び予定釜数等を表示す
ると共に、工程表示58する構成としている。
【0026】図8は、他の実施例を示す図で、図8の如
く洗米器3から排水される排水終了の検出制御は、下記
の如く行われる。前記洗米器3から排水される排水重量
は、各重量測定手段18で測定され、この測定重量から
単位時間当りの排水量(W)が算出され、この算出され
た排水量(W)とCPU21へ設定し記憶させた所定値
(WA)とが比較され、この排水量(W)がこの所定値
(WA)以下になったとが検出され、この検出から経過
した時間(T)が、該CPU21へ設定して記憶させた
所定時間(T1 )以上を経過したことが検出されること
により、該洗米器3内の排水が終了したと検出されて、
洗米が終了すると最終の水加減が行われる。
【0027】又排水量(W)が所定値(WA)以下にな
ったことが検出されると、この検出により、例えばブザ
ー80から警報が発せられる。上記により、排水終了時
が確実に検出されることにより、排水不完全なまま最終
の水加減が行われて、汚濁度の高い水で炊飯する不都合
が解消される。経過時間(T)が所定時間(T1 )以上
で終了と検出することにより、微小量の排水量を検出す
る必要がなく、このため各重量測定手段18も安価なも
のが使用できてコストダウンとなる。又排水系に詰りが
発生してくると、相対的に排水時間が長くなってくる。
異常な長さの排水時間となる前に、ブザー80で警報を
発することにより、清掃を促することとなり、スムーズ
に炊飯作業ができる。
【0028】図9は、他の実施例を示す図で、図9の如
く洗米器3から排出される排水量から排水経路の詰りを
検出する検出制御は、下記の如く行われる。前記洗米器
3へ給水される供水重量は、各重量測定手段18で測定
され、この測定される給水重量から単位時間当りの給水
重量が算出され、これら算出値から増加率が算出され、
この算出された増加率から給水流速が算出される。又単
位時間当りの給水重量の減少率が算出され、この算出さ
れた減少率とCPU21へ設定して記憶させた所定値と
が比較され、減少率が所定値以下であると検出される
と、この検出によって排水経路に詰りが発生し、所定量
の排水が行われていないと検出され、この検出により、
例えばブザー80から警報が発せられる。これによって
排水経路が清掃時期であることが知らされる。
【0029】上記により、排水能力の低下を直接検出可
能となることにより、積極的に清掃のアクションが取り
やすくなり、このため安定した排水を行うことができ
る。図10は、他の実施例を示す図で、図10の如く洗
米器3へ給水する給水制御は、下記の如く行われる。前
記洗米器3から排水される排水重量は、各重量測定手段
18で測定され、測定重量から単位時間当りの排水能力
(S)が算出され、この算出された排水能力(S)と、
CPU21へ設定して記憶させた設定排出能力(SA)
とが比較され、排出能力(S)が設定排出能力(SA)
以下が検出されて、その値が、例えば通常のとき、少し
低下したとき及びかなり低下したとき等によって、下部
の下部ノズル33部から給水される下部給水時間が、図
10のB,B′,B″の如く所定時間長くなるように、
変更されて給水される。Aは、上部の上部シャワー38
部から上部給水でシャワーリングによる研ぎ洗いする時
間である。
【0030】排水を開始する直前の給水は、下部の下部
ノズル33部から給水が行われる。又シャワーリングを
行った後は、必ず下部給水による洗米が行われる。上記
により、洗米時に白米と白米との粒間隔がせまくなり、
排水時に排水能力(S)が低下して、所定時間以上排水
しても排水が終了せず、このため水加減制御のときに誤
差となったり、前回の汚濁水が残っていて、炊飯を行う
こととなったりしていたが、これらの問題点は、排水能
力(S)により、下部給水時間が変更制御されて、洗米
されることにより、解消することができた。
【0031】以下、上記実施例の作用について説明す
る。洗米炊飯器1の貯米タンク2内へ収容した穀粒は、
操作装置19の各部を操作することにより、各種項目が
設定され、又設定データ及び各種センサの状態等が確認
され、設定された設定量の白米は、該貯米タンク2から
供給器15の回転によって汲出されて、洗米器3内へ供
給され、この供給される白米重量は、各重量測定手段1
8で測定されながら、設定された所定量の白米重量は、
この各重量測定手段18で測定されると、白米の供給は
停止される。この白米は、この洗米器3内で洗米されて
洗米が終了すると、供給された白米重量に応じた水重量
が該各重量測定手段18で測定されると水加減は終了す
る。これらの作業が終了すると、炊飯器4a内へ洗米済
み白米と水との両者が投下供給されて浸漬され、この浸
漬が終了すると点火されて炊飯され、炊飯が終了すると
所定時間のむらしが行われて炊き上りである。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】洗米器部の拡大側断面図
【図2】洗米炊飯機の全体正面図
【図3】洗米炊飯機の全体側面図
【図4】洗米炊飯機の全体平面図
【図5】排水部の拡大断面図
【図6】ブロック図
【図7】操作装置の拡大正面図
【図8】他の実施例を示す図で、洗米器重量と時間との
関係図
【図9】他の実施例を示す図で、洗米器重量と時間との
関係図
【図10】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【符号の説明】
2 貯米タンク 3 洗米器 4a 炊飯器 4b 炊飯器 15 供給器 18 重量測定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯米タンク2下部の供給器15から白米
    の供給を受けて洗米、水加減、及び浸漬する洗米器3の
    下側には炊飯器4を設けると共に、該洗米器3内へ供給
    される白米重量、及び供給された該白米重量に応じて供
    給される水重量を測定する重量測定手段18を設けたこ
    とを特徴とする洗米炊飯機の重量測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010025379A (ko) * 2000-12-20 2001-04-06 조교운 전자동 밥솥
JP2010156107A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toto Ltd 水洗圧送移動式便器

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