JPH0638875A - 洗米炊飯機等の米計量装置 - Google Patents

洗米炊飯機等の米計量装置

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JPH0638875A
JPH0638875A JP19962792A JP19962792A JPH0638875A JP H0638875 A JPH0638875 A JP H0638875A JP 19962792 A JP19962792 A JP 19962792A JP 19962792 A JP19962792 A JP 19962792A JP H0638875 A JPH0638875 A JP H0638875A
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JP
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rice
weighing
switch
washing
motor
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Application number
JP19962792A
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English (en)
Inventor
Koichi Tsuga
光一 津賀
Motoyuki Kikuchi
基之 菊池
Yuji Kanefuji
祐治 金藤
Naoki Tokunaga
直樹 徳永
Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Sadaji Hasegawa
貞治 長谷川
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗米、炊飯を連続して行う洗米炊飯機等におい
て、手動による計量スイッチ51の操作で、計量を正確
に行わせる。 【構成】回転周部に米の出入りする升切口76を形成し
た計量筒77を計量モータM1で回転させて米タンク1
内の米を一定量毎に繰出す計量器15のコントローラC
PUに、手動によるON操作毎にこの計量器15を一回
転させて停止する計量スイッチ51を設けてなる洗米炊
飯機等の米計量装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗米炊飯機等の米計
量装置に関し、手動スイッチの操作で計量筒を回転させ
ながら計量する場合に、計量を正確に行わせようとする
ものである。精米機の精米量の計量や、ハイザー等に利
用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】回転
周部に米の出入口である升切口を有した計量筒を回転さ
せて、米タンク内の米を一定量毎繰出して計量する計量
器形態にあっては、手動スイッチのON,OFF操作
で、この計量器を回転させるときは、計量器の回転停止
位置の如何によって、正確な計量が行われないことがあ
る。升切口の停止位置は、必ず上部の米タンクにのぞん
だ位置にあることを要する。この停止位置が任意である
ときは、スイッチをONして計量を開始する毎に、この
計量器の停止位置を確認しなければならず、操作が面倒
である。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転周部に
米の出入りする升切口76を形成した計量筒77を計量
モータM1で回転させて米タンク1内の米を一定量毎に
繰出す計量器15のコントローラCPUに、手動による
ON操作毎にこの計量器15を一回転させて停止する計
量スイッチ51を設けてなる洗米炊飯機等の米計量装置
の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】計量器15が停止状態では、
計量筒77の升切口76は、米タンク1側に対向して、
米の供給を満杯に受けた状態にあり、この状態から回転
されることによって、計量筒77における升切口76で
の升切による計量、更に計量後の米の排出等が行われ
る。そこで、計量スイッチ51を手動でONすると、計
量モータM1の駆動によって計量筒77が該停止位置か
ら頂度一回転される。このため升切口76が下方に対向
した位置で、計量筒77内の米が排出される。この計量
筒77が一回転されて、米タンク1に対向して元の停止
位置に戻ったとき、計量モータM1による駆動が停止さ
れて、この計量筒77の回転も停止する。
【0005】このように計量スイッチ51を手で押して
ONすることにより計量するときは、計量筒77、即ち
計量器15は必ず一回転しなければ停止しないため、計
量を正確に行うことができ、手動による計量スイッチ5
1のON時間の長短によって計量器15の停止位置がず
れることがなく、操作が簡単である。
【0006】
【実施例】機枠5の底部には、左右に一対のガス釜6を
配置し、各ガス台上に炊飯器3,4を載置して、ガス着
火により炊飯できる構成としている。この炊飯器3,4
は、外釜と、この外釜内に嵌合させた内釜7、及び釜蓋
8と等を有し、ガス台6と共に前側に引出できるように
ハンドル9を有し、この炊飯器3,4の内釜7の着脱等
は、前側へ引出した位置で行う。
【0007】機枠5の上部後側には、左右水平状にレー
ル10,11が架設され、上部の米タンク1及び下部の
洗米器2を有した移動台12が、ローラ13,14によ
って移動自在に支持され、洗米器2を炊飯器3,4の上
側に移動対向させて、洗米供給位置を切換自在にしてい
る。米タンク1は、下部に計量器15を有する。この計
量器15は、欠円筒形態の回転筒を軸16の回りにモー
タM1駆動で回転させて、米タンク1内の米を一定量毎
に回転しながら汲出すもので、この軸16の回転数を回
転センサ17で検出することにより、マイクロコンピュ
ータを有するコントローラCPUへ入力して計量(容量
又は重量として)する構成である。
【0008】洗米器2は、該米タンク1の下側にあっ
て、中央部には、上下方向の攪拌軸18によって回転さ
れる攪拌棒19が、上部の洗米モータM2によってウォ
ームギヤ20等を介して伝動回転すべく設けられ、底部
には、排出弁21によって開閉される排出口22が設け
られている。この排出弁21は、該攪拌軸18の中心部
に沿って挿通せる弁軸23の下端部に一体で、弁軸23
の上端部は、排出モータM3によってクランク機構等を
介して上下作動される構成である。
【0009】該排出口22には、外周部に網24を介在
させて排水室25と連通させ、この排水室25内の排水
弁26の開閉によって、水道水を下部ノズル27から洗
米器2内へ給水させたり、洗米後の排水を行わせること
ができる。水道パイプから誘導する給水パイプ28は、
ソレノイドバルブ29によって開閉されて給水される下
部ノズル27と、ソレノイドバルブ30によって開閉さ
れて給水される上部シャワー31とを有し、洗米器2の
上下部から洗米用及び水加減用の給水を行いうる構成で
ある。又、排水室25内の排水弁26は、ソレノイド3
2によってワイヤー33、ベルクランク34等を介して
開閉作動される。
【0010】前記米タンク1上には蓋35が開閉自在に
設けられ、米の供給充填を行うことができる。又、この
米タンク1の下部には、米の減少を検出して、米の補給
をブザー等で促すための米下限センサ36を有する。洗
米器2の上部には、洗米水の満杯供給を検出する水上限
センサ37を有し、又、これ以上の給水はオーバフロー
38から器外へ排出される。39は洗米器2の外周部を
開閉する点検蓋である。
【0011】移動台12には、上記のような米タンク
1、洗米器2、計量器15、排水パイプ28、及びこれ
らの計量モータM1、洗米モータM2、排出モータM3
等を装着する他に、移動モータM4を有して、前記上レ
ール10上に転動する駆動ロール13を駆動回転するこ
とによって横方向へ移動制御できる。移動台12上の米
タンク1の正面には、操作盤40があり、この操作盤4
0には、各種の操作スイッチ類やLED表示部等が配置
される。表示部41には、通常時は、時刻表示を行うよ
うになっているが、時刻以外の表示であるときに時刻表
示に戻したいときはスイッチ42を押せばよい。テスト
スイッチ43を押せば、表示部41の周囲に配置された
各種の表示ランプ、即ち、操作手順を番号で表示するヘ
ルプ番号44、タイマ予約中45、現在時刻46、貯米
量47、累計釜数48、予定釜数49、及び、米タンク
1に対する米補給から炊飯完了に亘る各行程や残り時間
等を表示する行程表示50が順次表示される。又、計量
スイッチ51を押せば、計量モータM1が駆動されて、
計量器15が一回転される。洗米スイッチ52を押せ
ば、洗米モータM2が駆動されて、攪拌棒19が回転さ
れる。上水スイッチ53、下水スイッチ54等を押せ
ば、ソレノイドバルブ30や29等を開いて洗米器2内
への給水を行う。水位スイッチ55を押せば、洗米器2
内の水位が水上限センサ37による検出時から水加減ス
イッチ56によって設定された水位になるように、ソレ
ノイド32出力による排水弁26の開きによって排水調
整される。排水スイッチ57を押せば、該ソレノイド3
2出力によって排水弁26を開いて、洗米排水を網24
を通して行わせる。投下スイッチ58を押せば、排出モ
ータM3を駆動して、排水弁21を開く。リセットスイ
ッチ59を押せば、表示部41のエラー表示のプラグを
解除できる。このような、テストスイッチ43〜リセッ
トスイッチ59等は、主として、始業前の点検を行うと
きに操作する。
【0012】設定スイッチとしては、前記水加減スイッ
チ56の他に、炊飯量を設定する炊飯量スイッ60、洗
米方法を設定する洗い方スイッチ61、浸漬時間を設定
する浸漬スイッチ62、むらし時間を設定するむらしス
イッチ63、炊飯モードを設定するモードスイッチ6
4、米タンク1内に供給された米の量を設定する貯米ス
イッチ65等を配置して、各々炊飯前に適当に設定して
おくことができる。
【0013】66は、釜数を設定するための釜数設定ス
イッチ、67は、計量器15の計量作動から開始させる
スタートスイッチ、68は、予約タイマーを設定するタ
イマー設定スイッチ、69は、表示部41に表示される
累計釜数をクリヤーするクリヤスイッチ、70は、エラ
ーランプ71やブザー72等で警告される故障個所が不
明なとき押すことによって、この故障個所を番号によっ
て表示させるためのヘルプスイッチである。
【0014】洗米、炊飯の作用行程及び所要時間は、フ
ローチャート(図6)のように、計量器15による計量
(t1)→洗米器2による洗米(t2)→洗米器2にお
ける上部シャワー31からの間けつ的シャワーによる洗
米部(ざる上げ)浸漬(t3)→洗米器2の移動台12
の左、右移動(t4)→洗米器2内での水加減(t5)
→排水弁21の開放による排米(t6)→炊飯器3の内
釜7での釜浸漬(t7)→ガス点火による炊飯(t8)
→蒸(むらし)(t9)→炊飯終了後の内釜7交換(t
10)の各行程を経る。
【0015】洗米器2が単一で左L、右Rへ移動し、
左、右二基の炊飯器3,4へ洗米を切換供給しながら炊
飯する形態では、浸漬行程t3〜t7を、浸漬時間とし
て設定スイッチ62により適宜時間に設定することによ
って、各洗米行程T1=t1〜t6と、各炊飯器3にお
ける炊飯行程T2=t7〜t10とを連続させて、洗米
→炊飯の全行程T=T1+T2の効率的作業を行わせる
ことができる。各行程のうち、時間の変化されるのは、
主として浸漬行程t3〜t7と蒸し行程t9とであり、
洗米部浸漬t3と釜浸漬t7との比を変更することがで
きるようにしてもよい。設定スイッチ62による浸漬時
間の設定は、これらいずれか一方t3かt7、又は双方
t3とt7を変更設定するようにするもよい。浸漬時間
は、t3+t7としてコントローラCPUで演算され
て、この洗米後の釜浸漬時間t7を算出制御する。この
設定値に一致する浸漬時間となるように水加減t5が、
ソレノイドバルブ29,30の出力によって開始される
が、このような水加減t5の開始は、炊飯器3、又は4
の炊飯行程T2の終了を検出することによって、この炊
飯器3、又は4上へ洗米器2が移動した後ちに行われ
る。
【0016】即ち、炊飯器3,4には、空の内釜7が備
えられていることを検出する内釜センサ73、この内釜
7上の釜蓋8の有無を検出する蓋センサ74、炊飯終了
後に洗米器2が左、右横移動して停止したことを検出す
る移動センサ75等によって、洗米器2による炊飯器
3、又は4に対する洗米の投下の用意が完了した状態位
置で、洗米器2における前記水加減t5が開始される。
この水加減t5が終ると、排出モータM3の出力によっ
て、排出弁21が開かれて、洗米を該加減水と共に炊飯
器3、又は4へ排米t6投下し、前記演算された時間の
釜浸漬が行われる。
【0017】又、洗米が早く完了して、炊飯が遅れてい
るときは、洗米器2での洗米部浸漬t3を終えた状態
で、洗米器2内の排水水切り行った状態で、移動t4開
始を待つ。このとき、洗米器2の洗米は浸漬作用を受け
ない状態で待機している。なお、図例の主要部におい
て、以下に詳細に説明する。 (計量スイッチによる計量操作について)前記計量スイ
ッチ51をON操作すると、コントローラCPUからの
出力によって計量モータM1が駆動されて、計量筒77
が軸16及びこのカム78等と一体に回転される(図7
〜図12)。このカム78が一回転した位置でパルスス
イッチ(リミットスイッチ)からなる回転センサ17を
ON,OFFすることにより、計量モータM1を停止し
て初期状態にする。又、この回転センサ17のON,O
FF信号をコントローラCPUで入力カウントすること
によって、計量モータM1の回転数や、米タンク1から
洗米器2への繰出量を演算させる。
【0018】この計量スイッチ51は、異常処理や点検
等で押されるが、この計量スイッチ51のON操作によ
って、計量モータM1は計量筒77を一回転駆動した初
期状態に戻った位置で、回転センサ17のON,OFF
で停止し、この回転センサ17のON,OFFが完了す
るまでの間に、一度計量スイッチ51を再度押して停止
しようとしても、該計量モータ15の駆動は計量筒77
が一回転するまでは途中で停止することはできない。
【0019】このように、計量スイッチ51を押して計
量モータM1を駆動したときは、常に初期状態で停止さ
せるために、計量作用に支障を生じさせない。異常処理
や点検等で、計量モータM1が途中位置で停止している
と、洗米、炊飯本来の作業における洗米作業をスタート
させたとき、正確な計量ができ難いからである。 (洗米方法について)前記洗い方スイッチ61の操作
で、洗米を軽く行う場合から念入りに行うまでの五段階
に設定しておき、これを洗米時に予めいずれの洗い方モ
ードにするか設定しておく。洗い方スイッチ61で、五
段階のうちのいずれかの洗い方が選定されると、コント
ローラCPUを経て、洗米モータM2、上給水用のソレ
ノイドバルブ30、下給水用のソレノイドバルブ29、
乃至排水弁26のソレノイド32等を出力して、洗米制
御を行うものである。
【0020】洗い方の五段階の各モードは、制御出力と
して、洗米時間、上給水時間、下給水時間、排水時間、
これら洗米等の繰返回数、洗米行程全体の時間等を(図
13、図14)、ぬか抜き、研米、荒ゆすぎ、オーバー
フローによる仕上げゆすぎ等の各行程毎に変更設定し
て、洗米を軽く行うモードから念入りに行うモードまで
五段階に設定してメモリーさせている。
【0021】又、このような洗米方法は、自由に設定で
きるように、コントローラCPUの通信ポート79を設
け、コントローラCPUのRAMへデータをセットして
やればよい。なお、前記各行程の「ぬか抜き」は、米の
中に残っているぬかを素早く洗い流す。「研米」は、排
水弁26を開いた状態で上から水を流しながら米を研
ぐ。「荒ゆすぎ」は、洗米モータM2を運転し、給水と
排水を繰返して米をゆすぐ。「仕上げゆすぎ」は、洗米
モータM2の運転時間はできるだけ短くし、給水と排水
を繰返して米をゆすぐ。 (給水のチェック制御について)なお、前記上水スイッ
チ53、下水スイッチ54を有しない形態では、前記洗
米器2における洗米が、上給水用のソレノイドバルブ3
0、及び下給水用のソレノイドバルブ29等の開きによ
って行われるものであっても、これらのソレノイドバル
ブ30,29が開かれても、給水不能のときは、洗米で
きない。このようなときは、米タンク1からの米の計量
供給を行わせないようにするものである。
【0022】即ち、計量器15による計量開始前に、給
水用のソレノイドバルブ30,29を開くと共に、排水
弁26を閉める。洗米器2における給水によって水上限
センサ37がONするまでの時間を監視タイマT4でチ
ェックして、給水系の異常を監視する。このとき異常が
あれば、米の計量出力は行わず、作業を停止して異常処
理を行う。又、異常がなければ、米の計量繰出が行われ
て、給水された洗米器2内へ米の供給が行われる。ここ
で排水弁26が開かれると米ぬかが洗い落される(図1
5、図16)このとき撹拌棒19を駆動するもよい。 (投下スイッチ58の操作について)図21,図22に
おいて、排出弁21の開閉機構を詳細に説明すると、排
出モータM3によって駆動される軸83に、排出弁閉セ
ンサ81をON,OFFするタイミングカム84と、排
出弁21を開閉する開閉カム85とを一体回転すべく設
け、この開閉カム85で弁軸23の上端部の突子ローラ
86を押上げて、排出口22を閉鎖し、又この突子ロー
ラ86を開閉カム85から外して自重落下させることに
より、排出口22を開くように構成している。該タイミ
ングカム84は、周縁の一部に切欠部87を形成し、こ
の切欠部87が排出弁閉センサ81に接した位置で、O
FFして、該排出モータM3の駆動を止める。
【0023】又、弁軸23の上端の突子ローラ88の下
動圏には排出弁開センサ82があって、この突子ローラ
88の下動接当によってONして、排出口22が開かれ
たことを検出する構成としている。図17、図20を参
照し、投下スイッチ58を押してONすると、コントロ
ーラCPUからの出力で排出モータM3が回転され、排
出弁開センサ82がONした後ち、排出弁閉センサ81
がOFFすると、排出モータM3を停止する。
【0024】前記投下スイッチ58の機能は次の二通り
がある。洗米器2に米がないときは、本来の単なる点検
スイッチとしての機能を有するため、排出モータM3乃
至排出弁21の異常を確認できるが、洗米中の異常制御
等によって、この洗米器2に米があるときは、この投下
スイッチ58だけで、上、下給水ソレノイドバルブ3
0,29、水位弁80、洗米モータM2、及び排水弁2
1等を自動的に駆動して残米処理を行うことができる
(図17〜図19)。
【0025】即ち、洗米器2に米がないときの投下テス
トでは、投下スイッチ58を押すと排出弁21が開かれ
て、続いて閉じて停止される。連続運転の途中で再度投
下スイッチ58を押すと、即時停止する。即ち、投下ス
イッチ58を押す毎に、ON,OFFの繰返運転が行わ
れて、閉じが完成すると停止する。洗米器2に残米があ
るときは、投下スイッチ58を押すと、排水弁26、水
位弁80を閉じ、上、下給水用ソレノイドバルブ30,
29を開き、洗米器2へ給水する。次に洗米モータM2
を駆動して、標準の投下行程や洗浄行程等を実行して終
了する。
【0026】なお、排出弁閉センサ81は、排出弁21
が排出モータM3によって駆動されて上昇された閉位置
を検出してONするリミットスイッチからなり、この排
出弁閉センサ81がOFFすることによって排出モータ
M2の出力を停止するようにフィードバック制御する。
又、排出弁開センサ82は、排出弁21が開いたことを
検出するもので、リミットスイッチからなる。これら両
センサ81,82のON,OFF信号によって排出弁2
1の作動をチェックして、エラーがあるときは、エラー
ランプ71が点灯され、ブザー72が発音される。
【0027】異常処理や点検等で、投下スイッチ58が
押されたとき、排出モータM3が駆動されて、排出弁2
1を開いて洗米を排出落下させたのち閉鎖して初期状態
に停止する。この排出の途中では排出モータM3が停止
しないようにすると共に、この時、洗米処理行程のリセ
ット機能も有する。排出モータM3が途中で停止してい
ると、洗米を開始したとき、米や水が流下状態のままで
あり、正常な作動をしなくなるため、この投下スイッチ
58で、排出弁58を閉じた状態に初期化して停止させ
る。又、この投下スイッチ58で洗米行程のリセットを
行うため、異常処理等でどのような作動関係にあるのか
が不明になっているときは、この投下スイッチ58によ
る初期化によって、洗米の再スタートが行い易くなる。 (計量スイッチ51と投下スイッチ58と関係につい
て)前記計量スイッチ51によって、洗米器2に米が供
給されたときは、洗米スタートができないようにすると
共に、更に投下スイッチ58によって、排出弁21を開
くと、洗米器2内に残米があった場合でも、米を排出処
理して、異常フラグをリセットして洗米器2内を空にし
洗米スタートできるようにする(図23、図24)。
【0028】このため、計量スイッチ51のONにより
洗米器2へ米が投下されている場合には、洗米スタート
ができないようになっているために、安心して計量部の
点検ができる。又、誤って洗米制御のスタートスイッチ
67を押してONしても、これを受けつけないので洗米
作業の失敗がなくなる。又、計量スイッチ51をONし
たときは、投下スイッチ58をONすることによって、
残米処理して異常フラグをリセットするため、次の洗米
作業が確実にスタートできる。 (予定釜数制御について)前記洗米炊飯にあたっては、
図25−(1),(2)のように、予め釜数設定スイッ
チ66によって、予定釜数を設定しておき、スタートス
イッチ67をONして作業を開始する。洗米炊飯作業に
よってこの設定した釜数は減少表示されるが、これが、
図25−(3)のように0になると自動的に洗米炊飯を
停止される。又、作業者は、釜数を設定しないでスター
トさせても洗米開始するようにして、後で釜数を修正で
きるようにしている。但し、このとき釜数を設定しない
でスタートスイッチ67をONしたときは、予定釜数4
9の表示部は0以外の表示となっていることを要する。
釜数が0のときは、図25−(4)のように0以外の釜
数を設定して再度スタートさせる。これによって、通常
は予定釜数の設定によって洗米開始するが(図26)、
スタートスイッチ67のみの操作によってもスタートで
きる(図27)ために、操作性を高めることができる。
予定釜数49が0のときは、スタート不可能として明示
することによって、誤操作乃至スタート不能の原因も明
瞭化される。 (洗米、炊飯の残時間表示制御について)前記のように
操作盤40においては(図28)、行程表示50とし
て、上部に洗米表示部89が、米補給、洗米、浸漬(洗
米器浸漬)の行程としてLED点灯によって表示され
る。又、下部には左右の炊飯器3,4に対応する炊飯表
示部90,91が、釜準備、浸漬、点火、炊飯、炊飯完
了の行程としてLED点灯によって表示される。これら
洗米表示部89、炊飯表示部90,91には、残時間
(分表示)をLED点灯によって表示される残時間表示
ランプ92,93,94が配置されて、図29のよう
に、コントローラCPUからの表示回路95によって、
図30のようにして点灯表示される。
【0029】従って、現在の行程位置と、洗米、又は炊
飯完了までの残時間とが表示されることとなる。 (ペルプスイッチについて)前記ヘルプスイッチ70を
押して、OFFすると表示部41に異常コードが表示さ
れ、ONするとヘルプ番号として取扱説明書のページ数
が表示される(図31、図31)。異常動作した場合
は、通常ではLEDより異常コードを出して即座に停止
するが、このとき作業者は、この異常コードを見ただけ
では意味が判り難い。このため、ヘルプ番号(取扱説明
書のページ数)を表示できることとすることによって、
対処を速かに行いうる。このヘルプスイッチ70は、押
している間だけ表示される。
【0030】なお、洗米、炊飯制御全体としての全制御
行程における異常時のヘルプ制御処理は、図33のよう
になり、このうちの各ヘルプ処理制御は、図34のよう
になる。ヘルプ表示は、異常処理中のヘルプ処理(ヘル
プコード11〜39)、手作業による誤操作のヘルプ処
理(ヘルプコード51〜57)、催促によるヘルプ処理
(ヘルプコード61〜65)、及び、正常運転状態にお
けるヘルプ処理(ヘルプコード71〜86)の四ブロッ
クに分けて報知するようにして、LEDとブザー音との
組合せや時間、状態等を変更して報知させる。ヘルプコ
ードフラグが複数重複したときは、上記の各ブロックの
順序で高→低へ優先表示され、異常処理中のヘルプ処理
が最優先されることとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作盤の正面図。
【図2】洗米部の側面図。
【図3】その平面図。
【図4】全体の正面図。
【図5】その側面図。
【図6】洗米炊飯制御のフローチャート。
【図7】制御の一部ブロック図。
【図8】計量操作制御部のフローチャート。
【図9】そのタイムチャート。
【図10】計量器部の作用を示す側断面図。
【図11】その側面図。
【図12】その正断面図。
【図13】洗米制御部のブロック図。
【図14】その作動タイムチャート。
【図15】洗米給水のチェック制御部の作動タイムチャ
ート。
【図16】そのフローチャート。
【図17】投下スイッチ操作のタイムチャート。
【図18】残米処理操作のタイムチャート。
【図19】そのフローチャート。
【図20】そのフローチャート。
【図21】排出弁駆動部の拡大側面図。
【図22】その正面図。
【図23】計量スイッチ操作の作動フローチャート。
【図24】計量スイッチと投下スイッチとの作動フロー
チャート。
【図25】表示部の予定釜数表示形態。
【図26】予定釜数操作のフローチャート。
【図27】予定釜数操作のフローチャート。
【図28】操作盤の一部拡大正面図。
【図29】表示部のブロック回路図と、この表示方法を
示す作用図。
【図30】その制御フローチャート。
【図31】ヘルプスイッチによる作用図。
【図32】その制御フローチャート。
【図33】その制御フローチャート。
【図34】その制御フローチャート。
【符号の説明】
1 米タンク 15 計量器 51 計量スイッチ 76 升切口 77 計量筒 M1 計量モータ CPU コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 直樹 愛媛県伊予郡松前町徳丸1515番地 ヒット エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 長谷 喜八郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 長谷川 貞治 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転周部に米の出入りする升切口76を
    形成した計量筒77を計量モータM1で回転させて米タ
    ンク1内の米を一定量毎に繰出す計量器15のコントロ
    ーラCPUに、手動によるON操作毎にこの計量器15
    を一回転させて停止する計量スイッチ51を設けてなる
    洗米炊飯機等の米計量装置。
JP19962792A 1992-07-27 1992-07-27 洗米炊飯機等の米計量装置 Pending JPH0638875A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000005055A (ja) * 1998-06-22 2000-01-11 Kubota Corp 自動炊飯機の表示装置
JP2002336710A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 米とぎ器
US7874081B2 (en) * 2004-04-23 2011-01-25 Key Technology, Inc. Flow control in a washing and centrifugal drying system

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