JP3760937B2 - 洗米炊飯制御装置 - Google Patents

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この発明は、洗米炊飯装置に関する。
洗米炊飯を自動的に行う洗米炊飯制御装置では、毎回の炊飯に当たって炊飯条件が異なるため、例えば水加減などは都度設定する。
しかしながら、毎回炊飯毎の選択設定は煩わしく、このため前回の条件を表示して変更部分の選択設定を行う形態に改良された(特許文献1)。
特開平3−94711号公報
昨今のように炊飯に対する機能分類ニーズが多様化し、特に外米を始めとする幅広い品種への対応が要求される時代にあっては、その対応が不十分である。
そこで、この発明は、適応範囲を大きくして、あらゆる条件に対応して最適の炊飯を行いうるようにする。
このため、この発明は、洗米炊飯を自動的に行わせる洗米炊飯制御装置であって、洗米炊飯制御装置のパネル面に炊飯量を設定する炊飯量設定スイッチ、水加減の設定を行う水加減設定スイッチ等各々炊飯前に適宜設定するスイッチを配設し、米の種類、洗米方式、浸漬方式等の運転条件を設定する機能選択項目は予め初期モードに設定して記憶させ、この機能選択項目を変更する選択モードに移行すべく構成し、この選択モードへの移行はパネル面の複数のスイッチ操作によって行うよう構成し、この選択モードの移行によって米が水中に沈むようにして行う水中の浸漬方式と水切り状態で行うざる上げの浸漬方式とに設定可能に設け、且つ浸漬が完了した時に点火して炊飯をするおき炊きモードと浸漬なしで点火してから浸漬炊飯をするすぐ炊きモードとに設定可能に設けた洗米炊飯制御装置の構成とする。
これによって、各々炊飯前に設定しなければならないものは各専用のスイッチで設定し、米の種類、洗米方式、浸漬方式等の運転条件を設定する機能選択項目は予め初期モードに設定して記憶させ、選択モードへの移行によって米が水中に沈むようにして行う水中の浸漬方式と水切り状態で行うざる上げの浸漬方式とに設定でき、且つ浸漬が完了した時に点火して炊飯をするおき炊きモードと浸漬なしで点火してから浸漬炊飯をするすぐ炊きモードとに設定できる。
この発明によって、選択モードへの移行によって米が水中に沈むようにして行う水中の浸漬方式と水切り状態で行うざる上げの浸漬方式とに設定でき、且つ浸漬が完了した時に点火して炊飯をするおき炊きモードと浸漬なしで点火してから浸漬炊飯をするすぐ炊きモードとに設定できるので、外米を始めとする幅広い品種等あらゆる条件に対応してユーザのニーズに合致させ得る。
適応範囲を大きくして、あらゆる条件に対応して最適の炊飯を行いうるようにする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図例は、白米を貯留、洗米及び炊飯する洗米炊飯機7を示すものであり、この洗米炊飯機7は、白米を貯留する貯米タンク8、白米の供給を受けて洗米、水加減及び浸漬する洗米器9、洗米済み白米を炊飯する炊飯器10が2台等よりなる状態を示したものである。
機枠11の底部には、左右一対のガス釜を配設し、各ガス台12上に各炊飯器10a,10bを載置して、ガス点火により炊飯できる構成としている。これら炊飯器10a,10bは外釜と、この外釜内に嵌合させた内釜13及び釜蓋14等を有し、該各ガス台12と共に前側に引き出しできるハンドル15を有し、これら炊飯器10a,10bの該内釜13の着脱等は、前側へ引き出した位置で行う構成としている。
該機枠11上部後側には、左右水平状に上下にレール16,17が架設され、上部の貯米タンク8及び下部の洗米器9を有した移動台18が、ローラ19a,19bによって移動自在に支持され、該洗米器9を炊飯器10a,10bの上側へ移動対向させて、洗米供給位置を切換自在にした構成としている。該貯米タンク8は、下部に計量器20を有する。この計量器20は、欠円筒形態の回転筒を筒軸21の回りに計量モータ22で回転させて、該貯米タンク8内の米を一定量毎に回転しながら汲出すもので、この筒軸21の回転数を回転センサ23で検出することにより、マイクロコンピュータを有する洗米炊飯制御装置1のCPUへ入力して計量(容量又は重量として)する構成としている。
前記洗米器9は、貯米タンク8の下側にあって、中央部には、上下方向の撹拌軸24によって回転される撹拌翼25が、上部の洗米モータ26によってウォームギヤ27等を介して伝動回転すべく設けられ、その下端部には、排出弁28によって開閉される排出口29が設けられている。この排出弁28は、該撹拌軸24の中心部に沿って挿通させる弁軸30の下端部に一体とし、該弁軸30を、上部に設けた排出モータ31によってクランク機構32等を介して上下作動させる構成としている。
該排出口29は、外周部に漏水網33を介在させて給排水室34と連通させ、この給排水室34を排水弁35の開閉によって排水案内室36へ連通させ、水道水を下部ノズル37から洗米器9内へ給水させたり、洗米後の排水を行わせることができる。水道パイプから流量センサ38を経て誘導する給水路39内には、開閉弁40aによって開閉給水される該下部ノズル37と、開閉弁40bによって開閉給水される上部シャワー41とを有し、開閉弁40cの開閉によって機外へ排水される。該洗米器9の上下部から洗米用及び水加減用の給水を行いうる構成とし、該開閉弁40a,40b,40cはソレノイドバルブ方式によって開閉を行わせると共に、該排水弁35は、ソレノイド42によってワイヤ43,ベルクランク44等を介して開閉作動させる構成としている。
該洗米器9は、貯米タンク8の前側寄りに偏位させて、この後側部で該洗米器9下端部の給排水室34に連接の排水案内室36を、上方部の貯米タンク8の下側域から外方へ突出しない形態としている。又該洗米器9の後側部には、移動台18をレール16,17で支持する機枠11が設けられるが、該移動台18が該レール16,17に沿って左右方向へ移動するとき、該排水案内室36が、この機枠11に干渉しないように設定している。
該貯米タンク8の上部には、タンク蓋45が開閉自在に設けられ米の供給充填を行うことができる。又、この貯米タンク8の下部には、米の減少を検出して米の補給をブザー等で促するための米下限センサ46を有する。洗米器8の上部には、洗米水の満杯供給を検出するフロート形式の水上限センサ47と、これ以上の給水は機外へ排水させるオーバーフロー口48とを有する。49は該洗米器9の外周部を開閉する点検蓋である。
前記移動台18は、貯米タンク8,洗米器9,計量器20,給水路39及びこれらを駆動する計量モータ22,洗米モータ26,排出モータ31等を装架し、移動モータ50により、レール16,17上を転動するローラ19a,19bを駆動回転することによって、横方向へ移動制御できる構成としている。前記洗米炊飯制御装置 1は、移動台18上の貯米タンク8の正面に装着し、この制御装置1は、箱形状で、この箱体のパネル面1aには、図5に示す如く、ON−OFF方式の各種のスイッチ類やLED表示部等が配置される。マルチ表示窓51は、通常時は時刻表示を行うようになっているが、時刻以外の表示であるときに時刻表示に戻したいときは時計スイッチ52をONすればよい。テストスイッチ53をONすれば、該表示部51の周囲に配置された各種表示灯54、即ち、タイマの予約中,現在時刻,累計釜数,予定釜数,及び貯米タンク8に対する米補給から炊飯完了に亘る各工程や残時間等を表示する工程表示等が順次表示される。又、計量スイッチ55をONすれば、計量モータ22が駆動されて計量器20が一回転される。洗米スイッチ56をONすれば、洗米モータ26が駆動されて撹拌翼25が回転される。上水スイッチ57又は下水スイッチ58をONすれば、各開閉弁40a,40b等を開いて洗米器9内へ給水を行う。水位スイッチ59をONすれば、該洗米器9内の水位が水上限センサ47による検出時から水加減設定スイッチ2によって設定された水位になるように、該洗米器9内へ該開閉弁40a,40bが開状態に制御され所定の給水量に給水制御される。排水スイッチ60をONすれば、該ソレノイド42の出力によって該排水弁35を開いて、洗米排水を漏水網33を通して行わせる。投下スイッチ61をONすれば、排出モータ31を駆動して排出弁28を開く。リセットスイッチ62をONすれば、該マルチ表示部51のエラー表示のフラグを解除できる。このような該テストスイッチ53〜リセットスイッチ62等は、主として始業前の点検を行うときに操作する。
設定手段及びその表示としては、前記の水加減の設定を行う水加減設定スイッチ2及びこの設定量を表示する水加減表示窓3と、炊飯量を設定する炊飯量設定スイッチ63及びこの設定量を表示する炊飯量表示窓64と、洗米の程度を設定する洗い方設定スイッチ4及びこの程度を表示する洗い方表示窓5と、浸漬時間を設定する浸漬設定スイッチ65及びこの設定量を表示する浸漬表示窓66と、むらし時間を設定するむらし設定スイッチ67及びこの設定量を表示するむらし表示窓68と、炊飯モードを設定するモード設定スイッチ69及びこのモードを表示するモード表示灯70と、該炊飯器10のガス点火の方法を設定する点火設定スイッチ71及びこの方法を表示する点火表示灯72とを配置して、各々炊飯前に適宜に設定しておくことができる。
73は、釜数を設定するための釜設定スイッチ、74は、計量器20の計量作動から開始させるスタートスイッチ、75は、マルチ表示窓51に表示する時間及び曜日の予約設定と解除を行うタイマ設定スイッチ、76は、マルチ表示窓51に表示される累計釜数のクリヤー及び予約時の曜日を変更するクリヤースイッチ、6は、エラーランプ77やブザー等で警報される故障個所が不明なときにマルチ表示窓51により番号表示させるヘルプ操作、及び処理内容の切替操作時等に誤操作防止用として他の操作スイッチ等と併用操作する切替スイッチである。
洗米・炊飯の作用工程は、計量器20による計量→洗米器9による洗米→洗米器9における上部シャワー41からの間欠的シャワーによる洗米部(ざる上げ)浸漬→洗米器9の移動台18による左,右移動→洗米器9内での水加減→排出弁28の開放による排米→炊飯器10の内釜13での釜浸漬→ガス点火による炊飯→むらし→炊飯終了後の内釜13交換の各工程を経る構成である。
該単一の洗米器9が左又は右へ移動し、左,右2基の炊飯器10a,10bへ洗米を切り替え供給しながら炊飯する形態では、浸漬工程を、浸漬時間として浸漬設定スイッチ65により適宜時間を設定することによって、各洗米工程と、各炊飯器10a,10bにおける炊飯工程とを連続させて、洗米→炊飯の全工程の効率的作業を行わせることができる。各工程のうち、時間の変化されるものは、主として浸漬工程とむらし工程とであり、洗米部浸漬と釜浸漬との比を変更することができるようにしてもよい。該浸漬設定スイッチ65による浸漬時間の設定は、これらいずれか一方、又は双方を変更設定するようにしてもよい。これらの浸漬時間はCPUで演算されて、この洗米後の釜浸漬時間を算出制御する。この設定値に一致する浸漬時間となるように水加減が、開閉弁40a,40bの出力によって開始されるが、このような水加減の開始は、該炊飯器10a又は10bの炊飯工程の終了を検出することによって、この炊飯器10a又は10b上へ該洗米器9が移動した後に行われる。
即ち、該炊飯器10a,10bには、空の内釜13が備えられていることを検出する内釜センサ78と、この内釜13上の釜蓋14の有無を検出する蓋センサ79と、炊飯終了後に洗米器9が左,右移動により停止したことを検出する移動センサ80等によって、該洗米器9による該炊飯器10a又は10bに対する洗米の投下の用意が完了した状態位置で、該洗米器9における前記水加減が開始される。この水加減が終了すると、排出モータ31の出力によって、排出弁28が開かれて、洗米を該加減水と共に該炊飯器10a又は10bへ排米投下し、前記演算された時間の釜浸漬が行われる。
又、洗米が早く終了して炊飯が遅れているときは、洗米器9での洗米部浸漬を終えた状態で、該洗米器9内の排水水切りを行った状態で移動開始を待つ。このとき、該洗米器9の洗米は浸漬作用を受けない状態で待機している。前記洗い方設定スイッチ4の操作で、洗米を軽く行う場合から念入りに行うまでの5段階に設定しておき、これを洗米時に、予めいずれの洗い方モードにするか設定しておく。該洗い方設定スイッチ4で、5段階のうちいずれかの洗い方が選定されると、CPUを経て洗米モータ26,上給水用の開閉弁40b,下給水用の開閉弁40a,乃至は排水弁35のソレノイド42等を出力して洗米制御を行う。
洗い方の程度の設定は、洗米時間,上給水時間,下給水時間,排水時間,これら洗米等の繰返回数,洗米工程全体の時間等を、糠抜き,研米,荒すすぎ,オーバーフローによる仕上げすすぎ等の各工程毎に変更設定して、洗米を軽く行うモードから念入に行う5段階の設定を、洗い方表示窓5に表示させるようメモリーされている。
水加減の設定は、水加減表示窓3に表示された、中心から増量側と減量側とに各々7段階からなる微調節域の1レンジの増減データにより、水加減設定スイッチ2の操作を行い増減設定を行わせるが、昨今のように外米を始めとする幅広い品種等あらゆる条件に対応してユーザのニーズに合致させるためには、図6に示す如く、該増減データの中心位置を各々5段階宛ずらした5つのレンジの増減データを、前記洗米炊飯制御装置1のメモリーに用意すると共に、これらの増減データを適宜に切り替えて水加減の設定を行う。
この設定の手順は、図7のフローチャートに示すごとく、まず、水加減設定スイッチ2と前記切替スイッチ6とが同時にONされたかどうかをチェックし、NOの時は通常処理に戻り、YESのときは、更に切替スイッチ6のみが操作されたかどうかをチェックし、YESであれば水加減設定がENDとなり、NOのときは、水加減設定スイッチ2の増量側がONかどうかをチェックし、YESのときは、現在該表示窓3に表示されているレンジの増減データが多い側のMAX値であるかどうかをチェックし、NOであれば微調節域を1段階宛増量点灯し、YESのときは、増量側レンジの増減データを切り替え表示すると共に、該表示窓3の表示レンジの切り替えにより前記洗い方表示窓5を利用したレンジ位置の表示を1段階アップ点灯し、この洗い方表示窓5の5段目が点灯したかどうかをチェックし、YESであれば多い側のMAX値で停止させる。
また、水加減設定スイッチ2の増量側がNOのときは、減量側がONかどうかをチェックし、YESのときは、現在該表示窓3に表示されているレンジの増減データが少い側のMIN値であるかどうかをチェックし、NOであれば微調節域を1段階宛減量点灯し、YESのときは、減量側レンジの増減データを切り替え表示すると共に、該表示窓3の表示レンジの切り替えにより該洗い方表示窓5を利用したレンジ位置の表示を1段階ダウン点灯し、この洗い方表示窓5の1段目が点灯したかどうかをチェックし、YESであれば少い側のMIN値で停止させる。なお、増減データの微調節域の段階数やレンジ数等については、本実施例に限定するものではない。
これらの水加減の水位調節は、開閉装置40aを開いて洗米器9内へ下部ノズル37から給水を行い、この給水がオーバーフロー口48から溢れたとき停止され、このオーバーフロー口48を基準として増減データにより設定された水位となるよう減水制御される。前記ガス台12と共に機枠11内へ押し込んだ炊飯器10を、その中心部を洗米器9の排出弁28の直下に近接位置させ、該排出弁28を排出モータ31の駆動により開いて水加減を行った洗米を釜蓋14を開いた炊飯器10へ投下する。炊飯完了により炊き上がった米飯を機外へ取り出すときは、ハンドル15によってガス台12と共に機外へ引き出し、内釜13を炊飯器10から引き上げ次の内釜13をセットする。
また、洗米・炊飯を行うときは、事前にそのための運転条件となる機能分類項目(図9参照)を設定しておく必要があるが、この機能分類項目は前記洗米炊飯制御装置 1にメモリされており、通常は初期モード(図9に示す*印)に設定されている。この初期モードの変更を必要とするときは、図10のフローチャートに示す如く、前記モード設定スイッチ69と切替スイッチ6とが同時にONされたかどうかをチェックし、NOのときは通常運転処理に戻り、YESのときは選択モードへ移行することにより、浸漬表示窓66を利用して各機能項目の番号を表示させると共に、むらし表示窓68を利用してこの各機能項目における選択項目の番号を表示させるようにする。
次に、このような選択モードにおいて、切替スイッチ6をON状態のままで浸漬設定スイッチ65の+側又は−側がONしたかどうかをチェックし、YESのときは、浸漬表示窓66に表示された各機能項目の番号を逓増又は逓減させる。更に、この状態において、切替スイッチ6をON状態のままでむらし設定スイッチ67の+側又は−側がONしたかどうかをチェックし、YESのときは、浸漬表示窓66に表示された各機能項目に対して、むらし表示窓68に表示された選択項目の番号を逓増又は逓減させる。これら一連のモード変更は、切替スイッチ6がOFFのとき設定が完了すると共に、通常運転処理に戻る。
例えば、浸漬表示窓66の番号が16で、むらし表示窓68の番号が01のときは、「炊飯器モードのすぐ炊き」が選択されたことになる。このように、浸漬設定スイッチ65,浸漬表示窓66,むらし設定スイッチ67,むらし表示窓68,モード設定スイッチ69,切替スイッチ6等を利用して、外米を始めとする幅広い品種等あらゆる条件に対応してユーザのニーズに合致させうるよう、数多くの機能項目に対する選択項目を、機能ソフトの処理により簡単な操作で的確に設定することができ、コスト的にも付加を抑えることが可能である。
また、図11に示す如く、前記排水弁35を開き、開閉弁40bによって上部シャワー41を開いて給水しながら洗米する洗米工程において、排水弁35,オーバーフロー口48,排水ホース81等の芥詰まりにより排水不能となったときは、洗米器9から溢れた水によってこの洗米器9の上部側壁面に取り付けられた電装品等が浸水する恐れがある。
そこでこれを防止するため、前記水上限センサ47の検出時から水が溢れるまでの容積(図11の斜線部分)は予め分かっているので、この溢れる上限位置より少し余裕を残した給水停止位置Sを設定し、この設定による容積を流量センサ38による流量パルスの積算値に換算する。この積算値による該S位置の給水停止要領は、図12のフローチャートに示す如く、洗米処理工程において、水上限センサ47がフロート47aの上昇によりONしたかどうかをチェックし、YESのときは流量パルスの積算を開始する。次に、この積算値がS位置の容積に達したかどうかをチェックし、YESのときは開閉弁40bを閉じて給水を停止させ、異常処理を報知する。このように洗米工程における異常時に、CPUの制御により洗米器9からの水の溢れを防止することができるので、電装品等を浸水から保護すると共に、漏電等の危険を回避して作業者の安全を確保することができる。なお、水上限センサ47はフロート47aが下端位置ではOFFとなり、ストッパ47b位置まで上動したときはONするよう構成されている。
また、上記と異なる実施例として、排水弁35が開いているにもかかわらず水上限センサ47がONすることは、一応正常な状態ではないが、屑米等により排水が悪い場合や、流量が多過ぎる場合等には屡々見受けられる現象であり、この様な状態で一々異常処理を出していたのでは作業効率が非常に悪いことになるので、水上限センサ47のON位置では、まだオーバーフロー口48からの排水で水の溢れを阻止することは可能であるため、この水上限センサ47のフロート47aの動きを、上記の如く上動位置でONするまでは同じとし、図13に示す如く、このON時のストッパ47bを取り除き、このストッパ47b位置から更に上動したときは再びOFFとなるようリードスイッチ等によって構成することによって、このフロート47の上動OFFの検出によって給水を停止させ、異常処理を報知する。
なお、水上限センサ47のOFF検出による給水停止を、チャタリングやOFF位置から満杯までの時間(例えば5秒間程度)を考慮して遅延処理させる。この遅延処理の間に、水上限センサ47が再びONを検出したときは水位が低下したことになるので、給水停止の処理を取り消して最初の状態に戻す。このような処理により、作業効率を余り阻害せずに水の溢れを防止することができる。
洗米炊飯機の全体を示す正面図。 洗米炊飯機の全体を示す側面図。 洗米器及び貯米タンクの詳細を示す側断面図。 洗米器の駆動及び開閉弁関係を示す平面図。 洗米炊飯制御装置のパネル面の詳細配置を示す正面図。 水加減の増減データ切替処理範囲とその切替位置の表示を示す表示図。 水加減の増減処理手順を示すフローチャート図。 洗米・炊飯の自動制御の電気回路を示すブロック図。 洗米・炊飯の機能分類項目の一覧表を示す説明図。 洗米・炊飯の機能項目及びその選択項目の処理手順を示すフローチャート図。 洗米器給水時の水上限センサの作用を示す概略側面図。 洗米処理時の洗米水のオーバーフロー防止手順を示すフローチャート図。 水上限センサのフロートの作用を示す側面図。
符号の説明
1 洗米炊飯制御装置
62 切替スイッチ
65 浸漬設定スイッチ
66 浸漬表示
67 むらし設定スイッチ
68 むらし表示窓
69 モード設定スイッチ

Claims (1)

  1. 洗米炊飯を自動的に行わせる洗米炊飯制御装置であって、洗米炊飯制御装置のパネル面に炊飯量を設定する炊飯量設定スイッチ、水加減の設定を行う水加減設定スイッチ等各々炊飯前に適宜設定するスイッチを配設し、米の種類、洗米方式、浸漬方式等の運転条件を設定する機能選択項目は予め初期モードに設定して記憶させ、この機能選択項目を変更する選択モードに移行すべく構成し、この選択モードへの移行はパネル面の複数のスイッチ操作によって行うよう構成し、この選択モードの移行によって米が水中に沈むようにして行う水中の浸漬方式と水切り状態で行うざる上げの浸漬方式とに設定可能に設け、且つ浸漬が完了した時に点火して炊飯をするおき炊きモードと浸漬なしで点火してから浸漬炊飯をするすぐ炊きモードとに設定可能に設けた洗米炊飯制御装置。
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