JP2000300891A - 洗濯機 - Google Patents
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- Textile Engineering (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入
装置を有する洗濯機において、洗剤を投入するときの取
扱い上の不具合、洗剤保管上の不具合をなくし、洗剤を
自動的に投入できるようにして使い勝手を向上する。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽１を回転自在に配設した水
受け槽３の上方を水受け槽カバー９により覆い、この水
受け槽３を防振支持する外郭６の上部に水受け槽３を覆
うように外郭カバー１５を設ける。外枠カバー１５に
は、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１
６を収容可能な洗剤タンク１７を設け、洗剤投入装置１
８により液体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１内に投入するよ
う構成する。
装置を有する洗濯機において、洗剤を投入するときの取
扱い上の不具合、洗剤保管上の不具合をなくし、洗剤を
自動的に投入できるようにして使い勝手を向上する。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽１を回転自在に配設した水
受け槽３の上方を水受け槽カバー９により覆い、この水
受け槽３を防振支持する外郭６の上部に水受け槽３を覆
うように外郭カバー１５を設ける。外枠カバー１５に
は、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１
６を収容可能な洗剤タンク１７を設け、洗剤投入装置１
８により液体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１内に投入するよ
う構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽に液
体洗剤を投入する洗剤投入装置を有する洗濯機に関する
ものである。
体洗剤を投入する洗剤投入装置を有する洗濯機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗濯機は、図１２に示すように構
成していた。以下、その構成について説明する。
成していた。以下、その構成について説明する。
【０００３】図１２に示すように、洗濯兼脱水槽１は、
底面に撹拌翼２を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽
１の外側に水受け槽３を設けている。水受け槽３の底面
には洗濯兼脱水槽１と撹拌翼２を駆動するモータ４を取
りつけ、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置５を介し
て洗濯兼脱水槽１または撹拌翼２を駆動するように構成
している。また、水受け槽３は、外郭６にサスペンショ
ン７を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽１の上部
には、液体を内封した流体バランサー８を固定し、水受
け槽３の上面は、水受け槽カバー９によって覆われてい
る。
底面に撹拌翼２を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽
１の外側に水受け槽３を設けている。水受け槽３の底面
には洗濯兼脱水槽１と撹拌翼２を駆動するモータ４を取
りつけ、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置５を介し
て洗濯兼脱水槽１または撹拌翼２を駆動するように構成
している。また、水受け槽３は、外郭６にサスペンショ
ン７を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽１の上部
には、液体を内封した流体バランサー８を固定し、水受
け槽３の上面は、水受け槽カバー９によって覆われてい
る。
【０００４】水受け槽３を収納している外郭６の上部
は、制御装置１０、給水弁１１、給水経路１２等を収納
した外郭カバー１３によって覆われている。外郭カバー
１３の略中央には、衣類の出し入れを行う穴部を有し、
この穴部には、外郭蓋１４を開閉自在に配設している。
は、制御装置１０、給水弁１１、給水経路１２等を収納
した外郭カバー１３によって覆われている。外郭カバー
１３の略中央には、衣類の出し入れを行う穴部を有し、
この穴部には、外郭蓋１４を開閉自在に配設している。
【０００５】上記構成において、洗濯行程では、洗濯兼
脱水槽１内に投入された洗濯物（衣類等）の量に適した
水量を給水弁１１から給水経路１２を通して水受け槽３
に供給する。また衣類投入時、または給水時とほぼ同時
に洗剤を投入し、その後、撹拌翼２による撹拌を行い、
衣類の汚れを除去する行程へと進む。このとき、洗濯兼
脱水槽１に投入する洗剤には、粉末洗剤や液体洗剤があ
り、通常一回ごとに洗濯する衣類の量、または給水する
水量に合わせて毎回計量器具を用いて適量を投入する。
脱水槽１内に投入された洗濯物（衣類等）の量に適した
水量を給水弁１１から給水経路１２を通して水受け槽３
に供給する。また衣類投入時、または給水時とほぼ同時
に洗剤を投入し、その後、撹拌翼２による撹拌を行い、
衣類の汚れを除去する行程へと進む。このとき、洗濯兼
脱水槽１に投入する洗剤には、粉末洗剤や液体洗剤があ
り、通常一回ごとに洗濯する衣類の量、または給水する
水量に合わせて毎回計量器具を用いて適量を投入する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗濯に際して、衣類の量または給水された水量に
合わせて、毎回洗剤を測定して投入する場合、粉末洗剤
にしても液体洗剤にしても市販されている容器ごと洗濯
機の近傍にもっていって投入しなければ、床や、洗濯機
の制御装置等のある場所にこぼしてしまうという投入作
業時の安全性に不具合があった。また、計量がほとんど
目視であり、投入量がばらついて、洗浄力が出なかった
り、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具合が
あった。
では、洗濯に際して、衣類の量または給水された水量に
合わせて、毎回洗剤を測定して投入する場合、粉末洗剤
にしても液体洗剤にしても市販されている容器ごと洗濯
機の近傍にもっていって投入しなければ、床や、洗濯機
の制御装置等のある場所にこぼしてしまうという投入作
業時の安全性に不具合があった。また、計量がほとんど
目視であり、投入量がばらついて、洗浄力が出なかった
り、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具合が
あった。
【０００７】また、昨今、洗濯機のおいては、自動的に
水量を決め、自動的に洗濯行程を進める全自動洗濯機が
主流となりつつあり、家事の省力化が進んできている
が、洗剤だけは、毎回自分で計測投入しなければならな
いという利便性の不具合があった。
水量を決め、自動的に洗濯行程を進める全自動洗濯機が
主流となりつつあり、家事の省力化が進んできている
が、洗剤だけは、毎回自分で計測投入しなければならな
いという利便性の不具合があった。
【０００８】さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児が飲
み込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器から流
れ出したり、保管中に転倒して床面を汚したりという保
管上の不安があった。
み込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器から流
れ出したり、保管中に転倒して床面を汚したりという保
管上の不安があった。
【０００９】このように、洗濯という作業において、洗
剤投入方法のみが、実用的に自動化、省力化されていな
いという課題があった。
剤投入方法のみが、実用的に自動化、省力化されていな
いという課題があった。
【００１０】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗剤を投入するときの取扱い上の不具合、洗剤保管
上の不具合をなくし、洗剤を自動的に投入できるように
して使い勝手を向上することを目的としている。
で、洗剤を投入するときの取扱い上の不具合、洗剤保管
上の不具合をなくし、洗剤を自動的に投入できるように
して使い勝手を向上することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯兼脱水槽を回転自在に配設した水受け
槽の上方を水受け槽カバーにより覆い、この水受け槽を
防振支持する外郭の上部に水受け槽を覆うように外郭カ
バーを設け、外枠カバーには、少なくとも２回の洗濯に
使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設
け、洗剤投入装置により液体洗剤を洗濯兼脱水槽内に投
入するよう構成したものである。
するために、洗濯兼脱水槽を回転自在に配設した水受け
槽の上方を水受け槽カバーにより覆い、この水受け槽を
防振支持する外郭の上部に水受け槽を覆うように外郭カ
バーを設け、外枠カバーには、少なくとも２回の洗濯に
使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設
け、洗剤投入装置により液体洗剤を洗濯兼脱水槽内に投
入するよう構成したものである。
【００１２】これにより、洗剤を投入するときの取扱い
上の不具合、洗剤保管上の不具合をなくすることがで
き、洗剤を自動的に投入できて使い勝手を向上すること
ができる。
上の不具合、洗剤保管上の不具合をなくすることがで
き、洗剤を自動的に投入できて使い勝手を向上すること
ができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、
前記水受け槽の上方を覆う水受け槽カバーと、前記水受
け槽を防振支持する外郭と、前記外郭の上部に前記水受
け槽を覆うように設けた外郭カバーとを備え、前記外枠
カバーには、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液
体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設け、洗剤投入装置に
より前記液体洗剤を前記洗濯兼脱水槽内に投入するよう
構成したものであり、洗剤を容器ごと洗濯機本体の近傍
に持っていって投入する必要があるという洗剤投入時の
不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗浄力が出なかっ
たり、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具
合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児が飲み込んだ
り、液体洗剤においては、投入時に容器から漏れだした
り、保管中に転倒して床面を汚したりという洗剤保管上
の不具合をなくすることができ、洗剤を自動的に投入で
きて使い勝手を向上することができる。
は、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、
前記水受け槽の上方を覆う水受け槽カバーと、前記水受
け槽を防振支持する外郭と、前記外郭の上部に前記水受
け槽を覆うように設けた外郭カバーとを備え、前記外枠
カバーには、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液
体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設け、洗剤投入装置に
より前記液体洗剤を前記洗濯兼脱水槽内に投入するよう
構成したものであり、洗剤を容器ごと洗濯機本体の近傍
に持っていって投入する必要があるという洗剤投入時の
不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗浄力が出なかっ
たり、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具
合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児が飲み込んだ
り、液体洗剤においては、投入時に容器から漏れだした
り、保管中に転倒して床面を汚したりという洗剤保管上
の不具合をなくすることができ、洗剤を自動的に投入で
きて使い勝手を向上することができる。
【００１４】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物
の量を判定する布量判定手段を備え、前記布量判定手段
の判定結果に応じて、液体洗剤を投入するようにしたも
のであり、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に
応じた液体洗剤の量を投入することができ、洗剤だけは
毎回計測して投入するという利便性の不具合を解消する
ことができ、使い勝手を向上することができる。
記載の発明において、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物
の量を判定する布量判定手段を備え、前記布量判定手段
の判定結果に応じて、液体洗剤を投入するようにしたも
のであり、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に
応じた液体洗剤の量を投入することができ、洗剤だけは
毎回計測して投入するという利便性の不具合を解消する
ことができ、使い勝手を向上することができる。
【００１５】請求項３に記載の発明は、上記請求項１ま
たは２に記載の発明において、洗剤投入装置は、液体洗
剤を直接汲み上げるポンプ装置としたものであり、渦巻
ポンプやギヤードポンプ等のポンプ装置により、洗濯兼
脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に応じた液体洗剤の
量を、毎回計量しなくても精度よく投入することができ
る。
たは２に記載の発明において、洗剤投入装置は、液体洗
剤を直接汲み上げるポンプ装置としたものであり、渦巻
ポンプやギヤードポンプ等のポンプ装置により、洗濯兼
脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に応じた液体洗剤の
量を、毎回計量しなくても精度よく投入することができ
る。
【００１６】請求項４に記載の発明は、上記請求項１ま
たは２に記載の発明において、洗剤タンクは、内部を密
閉状態に構成可能とするとともに、空気流入口と液体排
出口とを備え、前記空気流入口に連通した空気ポンプに
よって洗剤タンク内の空気圧を高め、液体洗剤を液体排
出口より洗濯兼脱水槽に投入するよう構成したものであ
り、空気ポンプによって洗剤タンク内の空気圧を高める
ことにより、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）
に応じて、液体洗剤を精度よく液体排出口より洗濯兼脱
水槽に投入することができ、しかも、空気ポンプは、液
体を直接汲み上げるポンプ装置とは異なり、液体洗剤に
直接浸されることがないため、液体洗剤の有機成分や界
面活性剤などによって、空気ポンプの故障が引き起こさ
れる不具合を防止することができる。
たは２に記載の発明において、洗剤タンクは、内部を密
閉状態に構成可能とするとともに、空気流入口と液体排
出口とを備え、前記空気流入口に連通した空気ポンプに
よって洗剤タンク内の空気圧を高め、液体洗剤を液体排
出口より洗濯兼脱水槽に投入するよう構成したものであ
り、空気ポンプによって洗剤タンク内の空気圧を高める
ことにより、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）
に応じて、液体洗剤を精度よく液体排出口より洗濯兼脱
水槽に投入することができ、しかも、空気ポンプは、液
体を直接汲み上げるポンプ装置とは異なり、液体洗剤に
直接浸されることがないため、液体洗剤の有機成分や界
面活性剤などによって、空気ポンプの故障が引き起こさ
れる不具合を防止することができる。
【００１７】請求項５に記載の発明は、上記請求項４に
記載の発明において、洗剤タンクの空気流入口と空気ポ
ンプとの間に、前記洗剤タンク内の液体洗剤が前記空気
ポンプに逆流しない方向に逆止弁を設けたものであり、
洗濯機本体を傾けたり、倒したりして行う補修や、液体
洗剤の補給などで、洗剤タンク内の液体洗剤が空気ポン
プに流入するのを防止することができ、液体洗剤の有機
成分や界面活性剤などによって空気ポンプの故障が引き
起こされる不具合を防止することができる。
記載の発明において、洗剤タンクの空気流入口と空気ポ
ンプとの間に、前記洗剤タンク内の液体洗剤が前記空気
ポンプに逆流しない方向に逆止弁を設けたものであり、
洗濯機本体を傾けたり、倒したりして行う補修や、液体
洗剤の補給などで、洗剤タンク内の液体洗剤が空気ポン
プに流入するのを防止することができ、液体洗剤の有機
成分や界面活性剤などによって空気ポンプの故障が引き
起こされる不具合を防止することができる。
【００１８】請求項６に記載の発明は、上記請求項１〜
５に記載の発明において、外郭カバー内の給水経路に保
持ケースを設け、前記保持ケースに液体排出口より排出
した液体洗剤を保持するようにしたものであり、自動的
に投入される液体洗剤を給水経路に設けた保持ケースに
保持してから洗濯時の給水によって投入することで、液
体洗剤の量が正しいかどうかを確認しようと思えば、保
持ケースに保持された洗剤を確認でき、また、給水量が
少ない場合や予約洗濯などの場合においても、直接衣類
に液体洗剤がかかるのを防止することができ、洗濯物に
直接洗剤がかかったままの状態が長く続くことにより、
洗濯物を変色させたり、傷めてしまうのを防止すること
ができる。
５に記載の発明において、外郭カバー内の給水経路に保
持ケースを設け、前記保持ケースに液体排出口より排出
した液体洗剤を保持するようにしたものであり、自動的
に投入される液体洗剤を給水経路に設けた保持ケースに
保持してから洗濯時の給水によって投入することで、液
体洗剤の量が正しいかどうかを確認しようと思えば、保
持ケースに保持された洗剤を確認でき、また、給水量が
少ない場合や予約洗濯などの場合においても、直接衣類
に液体洗剤がかかるのを防止することができ、洗濯物に
直接洗剤がかかったままの状態が長く続くことにより、
洗濯物を変色させたり、傷めてしまうのを防止すること
ができる。
【００１９】請求項７に記載の発明は、上記請求項６に
記載の発明において、液体排出口と保持ケースの間に、
保持ケースに給水された水が洗剤タンク内に逆流しない
方向に逆止弁を設けたものであり、保持ケースまたは洗
剤タンクの洗剤排出口の近傍に給水経路がある場合で
も、この給水経路から洗剤タンクに水が逆流して洗剤タ
ンク内に入ることがなく、洗剤タンク内に水が入ること
により、洗剤タンク内の液体洗剤が薄められたり、水分
によって液体洗剤が変質したり、適正な量が投入されな
いという不具合を防ぐことができる。
記載の発明において、液体排出口と保持ケースの間に、
保持ケースに給水された水が洗剤タンク内に逆流しない
方向に逆止弁を設けたものであり、保持ケースまたは洗
剤タンクの洗剤排出口の近傍に給水経路がある場合で
も、この給水経路から洗剤タンクに水が逆流して洗剤タ
ンク内に入ることがなく、洗剤タンク内に水が入ること
により、洗剤タンク内の液体洗剤が薄められたり、水分
によって液体洗剤が変質したり、適正な量が投入されな
いという不具合を防ぐことができる。
【００２０】請求項８に記載の発明は、上記請求項１〜
７に記載の発明において、洗剤タンクは、洗剤タンク内
の液体洗剤の残量が視認できる窓部を設け、前記窓部を
外郭カバーの外方から確認できるよう構成したものであ
り、洗剤ケース内の液体洗剤の量が少なくなったり、な
くなった場合には、洗濯物を投入するとき、外郭カバー
の外方より容易に目視確認することができ、洗濯に必要
な液体洗剤を投入できないという不具合を防止すること
ができる。
７に記載の発明において、洗剤タンクは、洗剤タンク内
の液体洗剤の残量が視認できる窓部を設け、前記窓部を
外郭カバーの外方から確認できるよう構成したものであ
り、洗剤ケース内の液体洗剤の量が少なくなったり、な
くなった場合には、洗濯物を投入するとき、外郭カバー
の外方より容易に目視確認することができ、洗濯に必要
な液体洗剤を投入できないという不具合を防止すること
ができる。
【００２１】請求項９に記載の発明は、上記請求項４〜
７に記載の発明において、洗剤タンクは、内部の圧力を
低下させる圧力開放弁を有するものであり、洗剤タンク
内の空気圧を高めて液体洗剤を押し出すとき、大気圧と
洗剤タンク内の圧力差が大きいときは、液体洗剤は勢い
よく押し出されるが、大気圧とタンク内の圧力差が小さ
くなるにつれて押し出される量は少なくなり、圧力差の
減少も緩やかになる。この結果として、初期は多量の液
体洗剤が投入され、後期には投入量は減少して長時間投
入している状態が続くことがあり、洗濯行程が終了し、
すすぎ行程に入っても洗剤が微弱ながら投入されている
状態が続くことがある。この場合は、すすぎ時に泡立ち
が大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりする不具
合があり、これを防止するために、洗剤投入量を確保で
きた後、圧力開放弁によって洗剤タンク内の圧力を低下
させることによって、液体洗剤の投入を停止することが
でき、すすぎ行程に入っても洗剤が微弱ながら投入され
ている状態が続くのを防止することができ、すすぎ時に
泡立ちが大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりす
る不具合を防止することができる。
７に記載の発明において、洗剤タンクは、内部の圧力を
低下させる圧力開放弁を有するものであり、洗剤タンク
内の空気圧を高めて液体洗剤を押し出すとき、大気圧と
洗剤タンク内の圧力差が大きいときは、液体洗剤は勢い
よく押し出されるが、大気圧とタンク内の圧力差が小さ
くなるにつれて押し出される量は少なくなり、圧力差の
減少も緩やかになる。この結果として、初期は多量の液
体洗剤が投入され、後期には投入量は減少して長時間投
入している状態が続くことがあり、洗濯行程が終了し、
すすぎ行程に入っても洗剤が微弱ながら投入されている
状態が続くことがある。この場合は、すすぎ時に泡立ち
が大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりする不具
合があり、これを防止するために、洗剤投入量を確保で
きた後、圧力開放弁によって洗剤タンク内の圧力を低下
させることによって、液体洗剤の投入を停止することが
でき、すすぎ行程に入っても洗剤が微弱ながら投入され
ている状態が続くのを防止することができ、すすぎ時に
泡立ちが大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりす
る不具合を防止することができる。
【００２２】請求項１０に記載の発明は、上記請求項１
〜７に記載の発明において、洗剤タンクの液体排出口の
近傍での液体洗剤の流動を検知する洗剤流動検知手段
と、報知動作をする報知手段とを備え、前記洗剤流動検
知手段により液体洗剤が投入されていないと検知したと
き、報知するようにしたものであり、洗剤流動検知手段
により液体洗剤が洗濯兼脱水槽に流れ込んでいることを
確認することができ、洗剤が流動していない場合は、つ
まりは液体洗剤がなくなったり、洗剤タンク内が密閉さ
れていない場合、漏れ等の不具合がある場合、空気ポン
プが故障している場合などの状態をブザーやランプの点
灯表示などの報知手段によって知らせることができ、洗
剤投入量が不適切のままで洗濯してしまうのを未然に防
止することができる。
〜７に記載の発明において、洗剤タンクの液体排出口の
近傍での液体洗剤の流動を検知する洗剤流動検知手段
と、報知動作をする報知手段とを備え、前記洗剤流動検
知手段により液体洗剤が投入されていないと検知したと
き、報知するようにしたものであり、洗剤流動検知手段
により液体洗剤が洗濯兼脱水槽に流れ込んでいることを
確認することができ、洗剤が流動していない場合は、つ
まりは液体洗剤がなくなったり、洗剤タンク内が密閉さ
れていない場合、漏れ等の不具合がある場合、空気ポン
プが故障している場合などの状態をブザーやランプの点
灯表示などの報知手段によって知らせることができ、洗
剤投入量が不適切のままで洗濯してしまうのを未然に防
止することができる。
【００２３】請求項１１に記載の発明は、上記請求項１
〜１０に記載の発明において、洗剤タンクは、外郭カバ
ーより着脱自在に取り外せるよう構成したものであり、
液体洗剤の中には、メーカーや用途によって、界面活性
剤や有機系溶剤、蛍光剤などの科学的物質に違いがあ
り、またアルカリ性、中性等の性質も違うため、ある液
体洗剤を他の液体洗剤と混ぜた場合に固まってしまった
り、洗浄性能が変質してしまったりする場合がある。こ
のため、ある洗剤を使用していて他の洗剤に変更する場
合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンクを外郭カバーよ
り取り外して洗剤タンク内を洗浄することができ、使い
勝手を向上することができる。
〜１０に記載の発明において、洗剤タンクは、外郭カバ
ーより着脱自在に取り外せるよう構成したものであり、
液体洗剤の中には、メーカーや用途によって、界面活性
剤や有機系溶剤、蛍光剤などの科学的物質に違いがあ
り、またアルカリ性、中性等の性質も違うため、ある液
体洗剤を他の液体洗剤と混ぜた場合に固まってしまった
り、洗浄性能が変質してしまったりする場合がある。こ
のため、ある洗剤を使用していて他の洗剤に変更する場
合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンクを外郭カバーよ
り取り外して洗剤タンク内を洗浄することができ、使い
勝手を向上することができる。
【００２４】請求項１２に記載の発明は、上記請求項１
１に記載の発明において、洗剤タンクに閉止弁を設け、
洗剤タンクを取り外したとき内部の液体洗剤がこぼれな
いにしたものであり、誤って洗剤タンクを外してしまっ
た場合や、液体洗剤を交換して使用したい場合などに
は、洗剤タンクを外しても液体洗剤が漏れることがな
く、洗剤ケース内の液体洗剤を交換したい場合に、洗剤
ケース内の液体洗剤を使い切らなくても着脱して交換す
ることができ、使い勝手を向上することができる。
１に記載の発明において、洗剤タンクに閉止弁を設け、
洗剤タンクを取り外したとき内部の液体洗剤がこぼれな
いにしたものであり、誤って洗剤タンクを外してしまっ
た場合や、液体洗剤を交換して使用したい場合などに
は、洗剤タンクを外しても液体洗剤が漏れることがな
く、洗剤ケース内の液体洗剤を交換したい場合に、洗剤
ケース内の液体洗剤を使い切らなくても着脱して交換す
ることができ、使い勝手を向上することができる。
【００２５】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【００２６】（実施例１）図１に示すように、外郭カバ
ー１５は、外郭６の上部を覆い、制御装置１０、給水弁
１１、給水経路１２等を設けている。この外郭カバー１
５内に、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗
剤１６を収容した洗剤タンク１７を設けている。洗剤投
入装置１８は、洗剤タンク１７内の液体洗剤１６を洗濯
兼脱水槽１内に投入するもので、手動式ポンプ、自動ポ
ンプ、シリンダー等で構成し、制御装置１０により動作
を制御するようにしている。
ー１５は、外郭６の上部を覆い、制御装置１０、給水弁
１１、給水経路１２等を設けている。この外郭カバー１
５内に、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗
剤１６を収容した洗剤タンク１７を設けている。洗剤投
入装置１８は、洗剤タンク１７内の液体洗剤１６を洗濯
兼脱水槽１内に投入するもので、手動式ポンプ、自動ポ
ンプ、シリンダー等で構成し、制御装置１０により動作
を制御するようにしている。
【００２７】上記構成において、洗剤タンク１７内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、この洗剤タンク１７を外郭カバー１５内に取り付
けておき、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を
開始すると、制御装置１０は洗剤投入装置１８を駆動
し、洗剤タンク１７内の液体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１
内に所定の量だけ投入する。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、この洗剤タンク１７を外郭カバー１５内に取り付
けておき、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を
開始すると、制御装置１０は洗剤投入装置１８を駆動
し、洗剤タンク１７内の液体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１
内に所定の量だけ投入する。
【００２８】その後、制御装置１０によりモータ４、給
水弁１１などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一
連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、
脱水する。
水弁１１などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一
連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、
脱水する。
【００２９】これによって、液体洗剤１６を容器ごと洗
濯機本体の近傍に持っていって投入する必要があるとい
う洗剤投入時の不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗
浄力が出なかったり、洗剤を無駄にしてしまうという取
扱い上の不具合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児
が飲み込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器か
ら漏れだしたり、保管中に転倒して床面を汚したりとい
う洗剤保管上の不具合をなくすることができ、液体洗剤
１６を自動的に投入できて使い勝手を向上することがで
きる。
濯機本体の近傍に持っていって投入する必要があるとい
う洗剤投入時の不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗
浄力が出なかったり、洗剤を無駄にしてしまうという取
扱い上の不具合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児
が飲み込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器か
ら漏れだしたり、保管中に転倒して床面を汚したりとい
う洗剤保管上の不具合をなくすることができ、液体洗剤
１６を自動的に投入できて使い勝手を向上することがで
きる。
【００３０】（実施例２）図１に示す制御装置１０は、
洗濯兼脱水槽１に投入された洗濯物（衣類）の量を判定
する布量判定手段（図示せず）を有しており、この布量
判定手段により判定された判定結果に応じて、つまりは
洗濯物の量、または洗濯物の量に合わせた水量の少なく
とも一方に合わせて、洗剤投入装置１８を動作させ、液
体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１に投入するように構成して
いる。他の構成は上記実施例１と同じである。
洗濯兼脱水槽１に投入された洗濯物（衣類）の量を判定
する布量判定手段（図示せず）を有しており、この布量
判定手段により判定された判定結果に応じて、つまりは
洗濯物の量、または洗濯物の量に合わせた水量の少なく
とも一方に合わせて、洗剤投入装置１８を動作させ、液
体洗剤１６を洗濯兼脱水槽１に投入するように構成して
いる。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００３１】上記構成において、洗濯兼脱水槽１内に洗
濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１０はモー
タ４を駆動して撹拌翼２を回転させ、モータ４への通電
をオフした後の惰性回転におけるモータ４の減速の度合
いより、洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量を判定する。こ
の判定結果に基づいて、洗剤投入装置１８を動作させ、
洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量に応じた液体洗剤１６を
洗濯兼脱水槽１に投入する。
濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１０はモー
タ４を駆動して撹拌翼２を回転させ、モータ４への通電
をオフした後の惰性回転におけるモータ４の減速の度合
いより、洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量を判定する。こ
の判定結果に基づいて、洗剤投入装置１８を動作させ、
洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量に応じた液体洗剤１６を
洗濯兼脱水槽１に投入する。
【００３２】これによって、洗剤だけは、毎回自分で計
測投入しなければならないという利便性の不具合を解消
することができ、使い勝手を向上することができる。
測投入しなければならないという利便性の不具合を解消
することができ、使い勝手を向上することができる。
【００３３】（実施例３）図２に示すように、ポンプ装
置１９は、洗剤投入装置を構成するもので、渦巻ポン
プ、ギヤードポンプ等の液体洗剤を直接汲み上げるポン
プ装置で構成している。他の構成は上記実施例１または
２と同じである。
置１９は、洗剤投入装置を構成するもので、渦巻ポン
プ、ギヤードポンプ等の液体洗剤を直接汲み上げるポン
プ装置で構成している。他の構成は上記実施例１または
２と同じである。
【００３４】上記構成において、洗濯兼脱水槽１内に洗
濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１０はモー
タ４を駆動して撹拌翼２を回転させ、モータ４への通電
をオフした後の惰性回転におけるモータ４の減速の度合
いより、洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量を判定する。こ
の判定結果に基づいて、ポンプ装置１９を動作させ、洗
濯兼脱水槽１内の洗濯物の量に応じた液体洗剤１６を洗
濯兼脱水槽１に投入する。
濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１０はモー
タ４を駆動して撹拌翼２を回転させ、モータ４への通電
をオフした後の惰性回転におけるモータ４の減速の度合
いより、洗濯兼脱水槽１内の洗濯物の量を判定する。こ
の判定結果に基づいて、ポンプ装置１９を動作させ、洗
濯兼脱水槽１内の洗濯物の量に応じた液体洗剤１６を洗
濯兼脱水槽１に投入する。
【００３５】その後、制御装置１０によりモータ４、給
水弁１１などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一
連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、
脱水する。
水弁１１などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一
連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、
脱水する。
【００３６】これによって、渦巻ポンプやギヤードポン
プ等のポンプ装置１９により、洗濯兼脱水槽１に投入さ
れた洗濯物の量に応じた液体洗剤１６の量を、毎回計量
しなくても精度よく投入することができる。
プ等のポンプ装置１９により、洗濯兼脱水槽１に投入さ
れた洗濯物の量に応じた液体洗剤１６の量を、毎回計量
しなくても精度よく投入することができる。
【００３７】（実施例４）図３に示すように、洗剤タン
ク２０は、液体洗剤１６を補給する補給口２０ａを洗剤
タンク蓋２１によりパッキング（図示せず）を介して閉
じて、洗剤ケース２０内を密閉できるようにし、空気流
入口２０ｂと液体排出口２０ｃとを有している。空気ポ
ンプ２２は、ピストン式、弁式等で構成し、洗剤ケース
２０の空気流入口２０ａに連通し、この空気ポンプ２２
によって、密閉した洗剤タンク２０内の空気圧を高める
ようにしている。他の構成は上記実施例１または２と同
じである。
ク２０は、液体洗剤１６を補給する補給口２０ａを洗剤
タンク蓋２１によりパッキング（図示せず）を介して閉
じて、洗剤ケース２０内を密閉できるようにし、空気流
入口２０ｂと液体排出口２０ｃとを有している。空気ポ
ンプ２２は、ピストン式、弁式等で構成し、洗剤ケース
２０の空気流入口２０ａに連通し、この空気ポンプ２２
によって、密閉した洗剤タンク２０内の空気圧を高める
ようにしている。他の構成は上記実施例１または２と同
じである。
【００３８】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤タンク２０の補給口２０ａを洗剤タンク蓋２
１によりパッキングを介して閉じて、洗剤ケース２０内
を密閉しておく。洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、
運転を開始すると、制御装置１０は空気ポンプ２２を駆
動して、密閉した洗剤タンク２０内の空気圧を高めて、
洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６を液体排出口２０
ｃより押し出し、洗濯兼脱水槽１に投入する。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤タンク２０の補給口２０ａを洗剤タンク蓋２
１によりパッキングを介して閉じて、洗剤ケース２０内
を密閉しておく。洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、
運転を開始すると、制御装置１０は空気ポンプ２２を駆
動して、密閉した洗剤タンク２０内の空気圧を高めて、
洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６を液体排出口２０
ｃより押し出し、洗濯兼脱水槽１に投入する。
【００３９】これによって、空気ポンプ２２によって洗
剤タンク２０内の空気圧を高めることにより、洗濯兼脱
水槽１に投入された洗濯物に応じて、液体洗剤１６を精
度よく液体排出口２０ｃより洗濯兼脱水槽１に投入する
ことができ、しかも、空気ポンプ２２は、液体を直接汲
み上げるポンプ装置とは異なり、液体洗剤１６に直接浸
されることがないため、液体洗剤１６の有機成分や界面
活性剤などによって、空気ポンプ２２の故障が引き起こ
される不具合を防止することができる。
剤タンク２０内の空気圧を高めることにより、洗濯兼脱
水槽１に投入された洗濯物に応じて、液体洗剤１６を精
度よく液体排出口２０ｃより洗濯兼脱水槽１に投入する
ことができ、しかも、空気ポンプ２２は、液体を直接汲
み上げるポンプ装置とは異なり、液体洗剤１６に直接浸
されることがないため、液体洗剤１６の有機成分や界面
活性剤などによって、空気ポンプ２２の故障が引き起こ
される不具合を防止することができる。
【００４０】（実施例５）図４に示すように、逆止弁２
３は、洗剤タンク２０の空気流入口２０ｂと空気ポンプ
２２との間に、洗剤タンク２０内の液体洗剤１６が空気
ポンプ２２に逆流しない方向に設けている。他の構成は
上記実施例４と同じである。
３は、洗剤タンク２０の空気流入口２０ｂと空気ポンプ
２２との間に、洗剤タンク２０内の液体洗剤１６が空気
ポンプ２２に逆流しない方向に設けている。他の構成は
上記実施例４と同じである。
【００４１】上記構成において、洗剤タンク２０の空気
流入口２０ｂと空気ポンプ２２との間に、洗剤タンク２
０内の液体洗剤１６が空気ポンプ２２に逆流しない方向
に逆止弁２３を設けことにより、洗濯機本体を傾けた
り、倒したりして行う補修や、液体洗剤１６の補給など
で、洗剤タンク２０内の液体洗剤１６が空気ポンプ２２
に流入するのを防止することができ、液体洗剤１６の有
機成分や界面活性剤などによって空気ポンプ１６の故障
が引き起こされる不具合を防止することができる。
流入口２０ｂと空気ポンプ２２との間に、洗剤タンク２
０内の液体洗剤１６が空気ポンプ２２に逆流しない方向
に逆止弁２３を設けことにより、洗濯機本体を傾けた
り、倒したりして行う補修や、液体洗剤１６の補給など
で、洗剤タンク２０内の液体洗剤１６が空気ポンプ２２
に流入するのを防止することができ、液体洗剤１６の有
機成分や界面活性剤などによって空気ポンプ１６の故障
が引き起こされる不具合を防止することができる。
【００４２】（実施例６）図５に示すように、保持ケー
ス２４は、外郭カバー１５内の給水経路２５に設け、こ
の保持ケース２４に洗剤ケース２０の液体排出口２０ｃ
より排出した液体洗剤１６を保持するようにしている。
他の構成は上記実施例４または５と同じである。
ス２４は、外郭カバー１５内の給水経路２５に設け、こ
の保持ケース２４に洗剤ケース２０の液体排出口２０ｃ
より排出した液体洗剤１６を保持するようにしている。
他の構成は上記実施例４または５と同じである。
【００４３】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤ケース２０内を密閉しておく。洗濯兼脱水槽
１内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１
０は空気ポンプ２２を駆動して、密閉した洗剤タンク２
０内の空気圧を高めて、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗
剤１６を液体排出口２０ｃより押し出し、保持ケース２
４に保持する。その後、洗濯時の給水により給水弁１１
を開いて、給水経路２５、保持ケース２４を通して給水
されると、保持ケース２４内の液体洗剤を給水と同時に
洗濯兼脱水槽１に投入する。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤ケース２０内を密閉しておく。洗濯兼脱水槽
１内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１
０は空気ポンプ２２を駆動して、密閉した洗剤タンク２
０内の空気圧を高めて、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗
剤１６を液体排出口２０ｃより押し出し、保持ケース２
４に保持する。その後、洗濯時の給水により給水弁１１
を開いて、給水経路２５、保持ケース２４を通して給水
されると、保持ケース２４内の液体洗剤を給水と同時に
洗濯兼脱水槽１に投入する。
【００４４】これによって、液体洗剤１６の量が正しい
かどうかを確認しようと思えば、保持ケース２４に保持
された洗剤を確認でき、また、給水量が少ない場合や予
約洗濯などの場合においても、直接衣類に液体洗剤がか
かるのを防止することができ、洗濯物に直接洗剤がかか
ったままの状態が長く続くことにより、洗濯物を変色さ
せたり、傷めてしまうのを防止することができる。
かどうかを確認しようと思えば、保持ケース２４に保持
された洗剤を確認でき、また、給水量が少ない場合や予
約洗濯などの場合においても、直接衣類に液体洗剤がか
かるのを防止することができ、洗濯物に直接洗剤がかか
ったままの状態が長く続くことにより、洗濯物を変色さ
せたり、傷めてしまうのを防止することができる。
【００４５】（実施例７）図６に示すように、逆止弁２
６は、洗剤ケース２０の液体排出口２０ｃと保持ケース
２４との間に、保持ケース２４に給水された水が洗剤タ
ンク２０内に逆流しない方向に設けている。他の構成は
上記実施例６と同じである。
６は、洗剤ケース２０の液体排出口２０ｃと保持ケース
２４との間に、保持ケース２４に給水された水が洗剤タ
ンク２０内に逆流しない方向に設けている。他の構成は
上記実施例６と同じである。
【００４６】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤ケース２０内を密閉しておく。洗濯兼脱水槽
１内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１
０は空気ポンプ２２を駆動して、密閉した洗剤タンク２
０内の空気圧を高めて、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗
剤１６を液体排出口２０ｃより押し出し、保持ケース２
４に保持する。その後、洗濯時の給水により給水弁１１
を開いて、給水経路２５、保持ケース２４を通して給水
されると、保持ケース２４内の液体洗剤を給水と同時に
洗濯兼脱水槽１に投入する。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗剤ケース２０内を密閉しておく。洗濯兼脱水槽
１内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、制御装置１
０は空気ポンプ２２を駆動して、密閉した洗剤タンク２
０内の空気圧を高めて、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗
剤１６を液体排出口２０ｃより押し出し、保持ケース２
４に保持する。その後、洗濯時の給水により給水弁１１
を開いて、給水経路２５、保持ケース２４を通して給水
されると、保持ケース２４内の液体洗剤を給水と同時に
洗濯兼脱水槽１に投入する。
【００４７】このとき、洗剤ケース２０の液体排出口２
０ｃと保持ケース２４との間に、保持ケース２４に給水
された水が洗剤タンク２０内に逆流しない方向に逆止弁
２６を設けているので、給水経路２５から洗剤タンク２
０に水が逆流して洗剤タンク２０内に入ることがなく、
洗剤タンク２０内に水が入ることにより、洗剤タンク２
０内の液体洗剤１６が薄められたり、水分によって液体
洗剤１６が変質したり、適正な量が投入されないという
不具合を防ぐことができる。
０ｃと保持ケース２４との間に、保持ケース２４に給水
された水が洗剤タンク２０内に逆流しない方向に逆止弁
２６を設けているので、給水経路２５から洗剤タンク２
０に水が逆流して洗剤タンク２０内に入ることがなく、
洗剤タンク２０内に水が入ることにより、洗剤タンク２
０内の液体洗剤１６が薄められたり、水分によって液体
洗剤１６が変質したり、適正な量が投入されないという
不具合を防ぐことができる。
【００４８】（実施例８）図７に示すように、洗剤タン
ク２０は、洗剤タンク２０内の液体洗剤を確認できるよ
うに窓部２０ｄを設け、窓部２０ｄが外郭カバー１５の
一部から露出し、外方から視認できるように構成してい
る。他の構成は上記実施例１〜７と同じである。
ク２０は、洗剤タンク２０内の液体洗剤を確認できるよ
うに窓部２０ｄを設け、窓部２０ｄが外郭カバー１５の
一部から露出し、外方から視認できるように構成してい
る。他の構成は上記実施例１〜７と同じである。
【００４９】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。ここで、洗剤ケース２０内の液
体洗剤１６の量が少なくなったり、なくなった場合に
は、洗濯物を投入するとき、外郭カバー１５の外方より
容易に目視確認することができ、洗濯に必要な液体洗剤
１６を投入できないという不具合を防止することができ
る。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。ここで、洗剤ケース２０内の液
体洗剤１６の量が少なくなったり、なくなった場合に
は、洗濯物を投入するとき、外郭カバー１５の外方より
容易に目視確認することができ、洗濯に必要な液体洗剤
１６を投入できないという不具合を防止することができ
る。
【００５０】（実施例９）図８に示すように、圧力開放
弁２７は、洗剤タンク２０に連通し、洗剤タンク２０の
内部の圧力を低下させるものである。他の構成は上記実
施例４〜７と同じである。
弁２７は、洗剤タンク２０に連通し、洗剤タンク２０の
内部の圧力を低下させるものである。他の構成は上記実
施例４〜７と同じである。
【００５１】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。
【００５２】このとき、大気圧と洗剤タンク２０内の圧
力差が大きいときは、液体洗剤１６は勢いよく押し出さ
れるが、大気圧とタンク２０内の圧力差が小さくなるに
つれて押し出される量は少なくなり、圧力差の減少も緩
やかになる。この結果として、初期は多量の液体洗剤１
６が投入され、後期には投入量は減少して長時間投入し
ている状態が続くことがある。
力差が大きいときは、液体洗剤１６は勢いよく押し出さ
れるが、大気圧とタンク２０内の圧力差が小さくなるに
つれて押し出される量は少なくなり、圧力差の減少も緩
やかになる。この結果として、初期は多量の液体洗剤１
６が投入され、後期には投入量は減少して長時間投入し
ている状態が続くことがある。
【００５３】このため、洗濯行程が終了し、すすぎ行程
に入っても液体洗剤１６が微弱ながら投入されている状
態が続くことがある。この場合は、すすぎ時に泡立ちが
大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりする不具合
がある。
に入っても液体洗剤１６が微弱ながら投入されている状
態が続くことがある。この場合は、すすぎ時に泡立ちが
大きくなったり、洗濯後に洗剤分が残ったりする不具合
がある。
【００５４】これを防止するために、洗剤投入量を確保
できた後、圧力開放弁２７によって洗剤タンク２０内の
圧力を低下させることによって、液体洗剤１６の投入を
停止することができ、すすぎ行程に入っても洗剤が微弱
ながら投入されている状態が続くのを防止することがで
き、すすぎ時に泡立ちが大きくなったり、洗濯後に洗剤
分が残ったりする不具合を防止することができる。
できた後、圧力開放弁２７によって洗剤タンク２０内の
圧力を低下させることによって、液体洗剤１６の投入を
停止することができ、すすぎ行程に入っても洗剤が微弱
ながら投入されている状態が続くのを防止することがで
き、すすぎ時に泡立ちが大きくなったり、洗濯後に洗剤
分が残ったりする不具合を防止することができる。
【００５５】（実施例１０）図９に示すように、洗剤流
動検知手段２８は、光センサ、超音波センサなどで構成
し、洗剤タンク２０の液体排出口２０ｃの近傍に設け、
液体排出口２０ｃの近傍での液体洗剤１６の流動を検知
するものである。この洗剤流動検知手段２８により液体
洗剤１６が洗濯兼脱水槽１に投入されていないと検知し
たとき、報知手段２９により報知するようにしている。
他の構成は上記実施例４〜７と同じである。
動検知手段２８は、光センサ、超音波センサなどで構成
し、洗剤タンク２０の液体排出口２０ｃの近傍に設け、
液体排出口２０ｃの近傍での液体洗剤１６の流動を検知
するものである。この洗剤流動検知手段２８により液体
洗剤１６が洗濯兼脱水槽１に投入されていないと検知し
たとき、報知手段２９により報知するようにしている。
他の構成は上記実施例４〜７と同じである。
【００５６】上記構成において、洗剤タンク２０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。このとき、洗剤流動検知手段２
８により液体洗剤１６が洗濯兼脱水槽１に流れ込んでい
ることを確認することができる。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク２０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。このとき、洗剤流動検知手段２
８により液体洗剤１６が洗濯兼脱水槽１に流れ込んでい
ることを確認することができる。
【００５７】一方、液体洗剤１６がなくなったり、洗剤
タンク２０内が密閉されていない場合、漏れ等の不具合
がある場合、空気ポンプ２２が故障している場合などに
より、液体洗剤１６が流動していない場合は、洗剤流動
検知手段２８により検知し、ブザーやランプの点灯表示
などの報知手段２９によって知らせることができる。こ
れによって、洗剤投入量が不適切のままで洗濯してしま
うのを未然に防止することができる。
タンク２０内が密閉されていない場合、漏れ等の不具合
がある場合、空気ポンプ２２が故障している場合などに
より、液体洗剤１６が流動していない場合は、洗剤流動
検知手段２８により検知し、ブザーやランプの点灯表示
などの報知手段２９によって知らせることができる。こ
れによって、洗剤投入量が不適切のままで洗濯してしま
うのを未然に防止することができる。
【００５８】なお、本実施例では、液体排出口２０ｃに
洗剤流動検知手段２８を配置したが、洗剤タンク２０の
液体洗剤１６の流動を検知できる場所、たとえば、洗剤
タンク２０の底面等に配置してもよい。また、報知手段
２９としては、光によるもの、音によるもの、振動によ
るもの、匂いによるもの、の少なくとも１つで報知する
ものとし、いずれも同様の効果を得ることができる。
洗剤流動検知手段２８を配置したが、洗剤タンク２０の
液体洗剤１６の流動を検知できる場所、たとえば、洗剤
タンク２０の底面等に配置してもよい。また、報知手段
２９としては、光によるもの、音によるもの、振動によ
るもの、匂いによるもの、の少なくとも１つで報知する
ものとし、いずれも同様の効果を得ることができる。
【００５９】（実施例１１）図１０に示すように、洗剤
タンク３０は、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の
液体洗剤１６を収容するもので、外郭６の上部を覆い、
制御装置１０、給水弁１１、給水経路１２等を設けてい
る外郭カバー３１より着脱自在に取り外せるよう構成し
ている。他の構成は上記実施例１と同じである。
タンク３０は、少なくとも２回の洗濯に使用できる量の
液体洗剤１６を収容するもので、外郭６の上部を覆い、
制御装置１０、給水弁１１、給水経路１２等を設けてい
る外郭カバー３１より着脱自在に取り外せるよう構成し
ている。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００６０】上記構成において、洗剤タンク３０内に少
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク３０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。
なくとも２回の洗濯に使用できる量の液体洗剤１６を収
容し、洗濯兼脱水槽１内に洗濯物を投入し、運転を開始
すると、洗剤洗剤タンク３０内の液体洗剤１６は洗濯兼
脱水槽１に投入される。
【００６１】ここで、液体洗剤１６の中には、メーカー
や用途によって、界面活性剤や有機系溶剤、蛍光剤など
の科学的物質に違いがあり、またアルカリ性、中性等の
性質も違うため、ある液体洗剤を他の液体洗剤と混ぜた
場合に固まってしまったり、洗浄性能が変質してしまっ
たりする場合がある。
や用途によって、界面活性剤や有機系溶剤、蛍光剤など
の科学的物質に違いがあり、またアルカリ性、中性等の
性質も違うため、ある液体洗剤を他の液体洗剤と混ぜた
場合に固まってしまったり、洗浄性能が変質してしまっ
たりする場合がある。
【００６２】このため、ある洗剤を使用していて他の洗
剤に変更する場合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンク
３０を外郭カバー３１より取り外して、洗剤タンク３０
内を洗浄することができ、使い勝手を向上することがで
きる。
剤に変更する場合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンク
３０を外郭カバー３１より取り外して、洗剤タンク３０
内を洗浄することができ、使い勝手を向上することがで
きる。
【００６３】（実施例１２）図１１に示すように、洗剤
タンク３２は、閉止弁３３を有し、洗剤タンク３２を外
郭カバー３１より取り外したとき、図１(b)に示すよう
に、閉止弁３３が閉じて内部の液体洗剤１６がこぼれな
いにし、洗剤タンク３２を外郭カバー３１に取り付ける
と、図１(c)に示すように、閉止弁３３が開くように構
成している。他の構成は上記実施例１１と同じである。
タンク３２は、閉止弁３３を有し、洗剤タンク３２を外
郭カバー３１より取り外したとき、図１(b)に示すよう
に、閉止弁３３が閉じて内部の液体洗剤１６がこぼれな
いにし、洗剤タンク３２を外郭カバー３１に取り付ける
と、図１(c)に示すように、閉止弁３３が開くように構
成している。他の構成は上記実施例１１と同じである。
【００６４】上記構成において、誤って洗剤タンク３２
を外してしまった場合や、液体洗剤１６を交換して使用
したい場合などには、洗剤タンク３２を外しても液体洗
剤１６が漏れることがなく、洗剤ケース３２内の液体洗
剤１６を交換したい場合に、洗剤ケース３２内の液体洗
剤１６を使い切らなくても着脱して交換することがで
き、使い勝手を向上することができる。
を外してしまった場合や、液体洗剤１６を交換して使用
したい場合などには、洗剤タンク３２を外しても液体洗
剤１６が漏れることがなく、洗剤ケース３２内の液体洗
剤１６を交換したい場合に、洗剤ケース３２内の液体洗
剤１６を使い切らなくても着脱して交換することがで
き、使い勝手を向上することができる。
【００６５】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽と、前記水受け槽の上方を覆う水受け槽カバー
と、前記水受け槽を防振支持する外郭と、前記外郭の上
部に前記水受け槽を覆うように設けた外郭カバーとを備
え、前記外枠カバーには、少なくとも２回の洗濯に使用
できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設け、洗
剤投入装置により前記液体洗剤を前記洗濯兼脱水槽内に
投入するよう構成したから、洗剤ケースにより液体洗剤
を貯溜、保管することができ、洗剤を容器ごと洗濯機本
体の近傍に持っていって投入する必要があるという洗剤
投入時の不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗浄力が
出なかったり、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上
の不具合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児が飲み
込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器から漏れ
だしたり、保管中に転倒して床面を汚したりという洗剤
保管上の不具合をなくすることができ、洗剤を自動的に
投入できて使い勝手を向上することができる。
発明によれば、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽と、前記水受け槽の上方を覆う水受け槽カバー
と、前記水受け槽を防振支持する外郭と、前記外郭の上
部に前記水受け槽を覆うように設けた外郭カバーとを備
え、前記外枠カバーには、少なくとも２回の洗濯に使用
できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設け、洗
剤投入装置により前記液体洗剤を前記洗濯兼脱水槽内に
投入するよう構成したから、洗剤ケースにより液体洗剤
を貯溜、保管することができ、洗剤を容器ごと洗濯機本
体の近傍に持っていって投入する必要があるという洗剤
投入時の不便性や、洗剤投入量がばらついて、洗浄力が
出なかったり、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上
の不具合、さらに、洗剤を保管中にに誤って幼児が飲み
込んだり、液体洗剤においては、投入時に容器から漏れ
だしたり、保管中に転倒して床面を汚したりという洗剤
保管上の不具合をなくすることができ、洗剤を自動的に
投入できて使い勝手を向上することができる。
【００６６】また、請求項２に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を判定する布量判定
手段を備え、前記布量判定手段の判定結果に応じて、液
体洗剤を投入するようにしたから、洗濯兼脱水槽に投入
された洗濯物（衣類）に応じた液体洗剤の量を投入する
ことができ、洗剤だけは毎回計測して投入するという利
便性の不具合を解消することができ、使い勝手を向上す
ることができる。
濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を判定する布量判定
手段を備え、前記布量判定手段の判定結果に応じて、液
体洗剤を投入するようにしたから、洗濯兼脱水槽に投入
された洗濯物（衣類）に応じた液体洗剤の量を投入する
ことができ、洗剤だけは毎回計測して投入するという利
便性の不具合を解消することができ、使い勝手を向上す
ることができる。
【００６７】また、請求項３に記載の発明によれば、洗
剤投入装置は、液体洗剤を直接汲み上げるポンプ装置と
したから、渦巻ポンプやギヤードポンプ等のポンプ装置
により、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に応
じた液体洗剤の量を、毎回計量しなくても精度よく投入
することができる。
剤投入装置は、液体洗剤を直接汲み上げるポンプ装置と
したから、渦巻ポンプやギヤードポンプ等のポンプ装置
により、洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物（衣類）に応
じた液体洗剤の量を、毎回計量しなくても精度よく投入
することができる。
【００６８】また、請求項４に記載の発明によれば、洗
剤タンクは、内部を密閉状態に構成可能とするととも
に、空気流入口と液体排出口とを備え、前記空気流入口
に連通した空気ポンプによって洗剤タンク内の空気圧を
高め、液体洗剤を液体排出口より洗濯兼脱水槽に投入す
るよう構成したから、液体洗剤を精度よく洗濯兼脱水槽
に投入することができ、しかも、空気ポンプは、液体洗
剤に直接浸されることがないため、液体洗剤の有機成分
や界面活性剤などによって、空気ポンプの故障が引き起
こされる不具合を防止することができる。
剤タンクは、内部を密閉状態に構成可能とするととも
に、空気流入口と液体排出口とを備え、前記空気流入口
に連通した空気ポンプによって洗剤タンク内の空気圧を
高め、液体洗剤を液体排出口より洗濯兼脱水槽に投入す
るよう構成したから、液体洗剤を精度よく洗濯兼脱水槽
に投入することができ、しかも、空気ポンプは、液体洗
剤に直接浸されることがないため、液体洗剤の有機成分
や界面活性剤などによって、空気ポンプの故障が引き起
こされる不具合を防止することができる。
【００６９】また、請求項５に記載の発明によれば、洗
剤タンクの空気流入口と空気ポンプとの間に、前記洗剤
タンク内の液体洗剤が前記空気ポンプに逆流しない方向
に逆止弁を設けたから、洗濯機本体を傾けたり、倒した
りして行う補修や、液体洗剤の補給などで、洗剤タンク
内の液体洗剤が空気ポンプに流入するのを防止すること
ができ、液体洗剤の有機成分や界面活性剤などによって
空気ポンプの故障が引き起こされる不具合を防止するこ
とができる。
剤タンクの空気流入口と空気ポンプとの間に、前記洗剤
タンク内の液体洗剤が前記空気ポンプに逆流しない方向
に逆止弁を設けたから、洗濯機本体を傾けたり、倒した
りして行う補修や、液体洗剤の補給などで、洗剤タンク
内の液体洗剤が空気ポンプに流入するのを防止すること
ができ、液体洗剤の有機成分や界面活性剤などによって
空気ポンプの故障が引き起こされる不具合を防止するこ
とができる。
【００７０】また、請求項６に記載の発明によれば、外
郭カバー内の給水経路に保持ケースを設け、前記保持ケ
ースに液体排出口より排出した液体洗剤を保持するよう
にしたから、液体洗剤の量が正しいかどうかを確認しよ
うと思えば、保持ケースに保持された洗剤を確認でき、
また、給水量が少ない場合や予約洗濯などの場合におい
ても、直接衣類に液体洗剤がかかるのを防止することが
でき、洗濯物に直接洗剤がかかったままの状態が長く続
くことにより、洗濯物を変色させたり、傷めてしまうの
を防止することができる。
郭カバー内の給水経路に保持ケースを設け、前記保持ケ
ースに液体排出口より排出した液体洗剤を保持するよう
にしたから、液体洗剤の量が正しいかどうかを確認しよ
うと思えば、保持ケースに保持された洗剤を確認でき、
また、給水量が少ない場合や予約洗濯などの場合におい
ても、直接衣類に液体洗剤がかかるのを防止することが
でき、洗濯物に直接洗剤がかかったままの状態が長く続
くことにより、洗濯物を変色させたり、傷めてしまうの
を防止することができる。
【００７１】また、請求項７に記載の発明によれば、液
体排出口と保持ケースの間に、保持ケースに給水された
水が洗剤タンク内に逆流しない方向に逆止弁を設けたか
ら、給水経路から洗剤タンクに水が逆流して洗剤タンク
内に入ることがなく、洗剤タンク内に水が入ることによ
り、洗剤タンク内の液体洗剤が薄められたり、水分によ
って液体洗剤が変質したり、適正な量が投入されないと
いう不具合を防ぐことができる。
体排出口と保持ケースの間に、保持ケースに給水された
水が洗剤タンク内に逆流しない方向に逆止弁を設けたか
ら、給水経路から洗剤タンクに水が逆流して洗剤タンク
内に入ることがなく、洗剤タンク内に水が入ることによ
り、洗剤タンク内の液体洗剤が薄められたり、水分によ
って液体洗剤が変質したり、適正な量が投入されないと
いう不具合を防ぐことができる。
【００７２】また、請求項８に記載の発明によれば、洗
剤タンクは、洗剤タンク内の液体洗剤の残量が視認でき
る窓部を設け、前記窓部を外郭カバーの外方から確認で
きるよう構成したから、洗剤ケース内の液体洗剤の量が
少なくなったり、なくなった場合には、洗濯物を投入す
るとき、外郭カバーの外方より容易に目視確認すること
ができ、洗濯に必要な液体洗剤を投入できないという不
具合を防止することができる。
剤タンクは、洗剤タンク内の液体洗剤の残量が視認でき
る窓部を設け、前記窓部を外郭カバーの外方から確認で
きるよう構成したから、洗剤ケース内の液体洗剤の量が
少なくなったり、なくなった場合には、洗濯物を投入す
るとき、外郭カバーの外方より容易に目視確認すること
ができ、洗濯に必要な液体洗剤を投入できないという不
具合を防止することができる。
【００７３】また、請求項９に記載の発明によれば、洗
剤タンクは、内部の圧力を低下させる圧力開放弁を有す
るから、洗剤投入量を確保できた後、圧力開放弁によっ
て洗剤タンク内の圧力を低下させることによって、液体
洗剤の投入を停止することができ、すすぎ行程に入って
も洗剤が微弱ながら投入されている状態が続くのを防止
することができ、すすぎ時に泡立ちが大きくなったり、
洗濯後に洗剤分が残ったりする不具合を防止することが
できる。
剤タンクは、内部の圧力を低下させる圧力開放弁を有す
るから、洗剤投入量を確保できた後、圧力開放弁によっ
て洗剤タンク内の圧力を低下させることによって、液体
洗剤の投入を停止することができ、すすぎ行程に入って
も洗剤が微弱ながら投入されている状態が続くのを防止
することができ、すすぎ時に泡立ちが大きくなったり、
洗濯後に洗剤分が残ったりする不具合を防止することが
できる。
【００７４】また、請求項１０に記載の発明によれば、
洗剤タンクの液体排出口の近傍での液体洗剤の流動を検
知する洗剤流動検知手段と、報知動作をする報知手段と
を備え、前記洗剤流動検知手段により液体洗剤が投入さ
れていないと検知したとき、報知するようにしたから、
液体洗剤がなくなったり、洗剤タンクないが密閉されて
いない場合、漏れ等の不具合がある場合、空気ポンプが
故障している場合などの状態をブザーやランプの点灯表
示などの報知手段によって知らせることができ、洗剤投
入量が不適切のままで洗濯してしまうのを未然に防止す
ることができる。
洗剤タンクの液体排出口の近傍での液体洗剤の流動を検
知する洗剤流動検知手段と、報知動作をする報知手段と
を備え、前記洗剤流動検知手段により液体洗剤が投入さ
れていないと検知したとき、報知するようにしたから、
液体洗剤がなくなったり、洗剤タンクないが密閉されて
いない場合、漏れ等の不具合がある場合、空気ポンプが
故障している場合などの状態をブザーやランプの点灯表
示などの報知手段によって知らせることができ、洗剤投
入量が不適切のままで洗濯してしまうのを未然に防止す
ることができる。
【００７５】また、請求項１１に記載の発明によれば、
洗剤タンクは、外郭カバーより着脱自在に取り外せるよ
う構成したから、ある洗剤を使用していて他の洗剤に変
更する場合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンクを外郭
カバーより取り外して洗剤タンク内を洗浄することがで
き、使い勝手を向上することができる。
洗剤タンクは、外郭カバーより着脱自在に取り外せるよ
う構成したから、ある洗剤を使用していて他の洗剤に変
更する場合、洗剤を使い終わった後、洗剤タンクを外郭
カバーより取り外して洗剤タンク内を洗浄することがで
き、使い勝手を向上することができる。
【００７６】また、請求項１２に記載の発明によれば、
洗剤タンクに閉止弁を設け、洗剤タンクを取り外したと
き内部の液体洗剤がこぼれないにしたから、誤って洗剤
タンクを外してしまった場合や、液体洗剤を交換して使
用したい場合などには、洗剤タンクを外しても液体洗剤
が漏れることがなく、洗剤ケース内の液体洗剤を交換し
たい場合に、洗剤ケース内の液体洗剤を使い切らなくて
も着脱して交換することができ、使い勝手を向上するこ
とができる。
洗剤タンクに閉止弁を設け、洗剤タンクを取り外したと
き内部の液体洗剤がこぼれないにしたから、誤って洗剤
タンクを外してしまった場合や、液体洗剤を交換して使
用したい場合などには、洗剤タンクを外しても液体洗剤
が漏れることがなく、洗剤ケース内の液体洗剤を交換し
たい場合に、洗剤ケース内の液体洗剤を使い切らなくて
も着脱して交換することができ、使い勝手を向上するこ
とができる。
【図１】本発明の第１の実施例の洗濯機の断面図
【図２】本発明の第３の実施例の洗濯機の断面図
【図３】本発明の第４の実施例の洗濯機の断面図
【図４】本発明の第５の実施例の洗濯機の断面図
【図５】本発明の第６の実施例の洗濯機の断面図
【図６】本発明の第７の実施例の洗濯機の断面図
【図７】(a) 本発明の第８の実施例の洗濯機の一部切欠
した斜視図 (b) 同洗濯機の要部拡大斜視図
した斜視図 (b) 同洗濯機の要部拡大斜視図
【図８】本発明の第９の実施例の洗濯機の断面図
【図９】本発明の第１０の実施例の洗濯機の断面図
【図１０】本発明の第１１の実施例の洗濯機の断面図
【図１１】(a) 本発明の第１２の実施例の洗濯機の一部
切欠した断面図 (b) 同洗濯機の閉止弁が閉状態の要部拡大断面図 (c) 同洗濯機の閉止弁が開状態の要部拡大断面図
切欠した断面図 (b) 同洗濯機の閉止弁が閉状態の要部拡大断面図 (c) 同洗濯機の閉止弁が開状態の要部拡大断面図
【図１２】従来の洗濯機の断面図
１ 洗濯兼脱水槽 ３ 水受け槽 ６ 外郭 ９ 水受け槽カバー １５ 外郭カバー １６ 液体洗剤 １７ 洗剤ケース １８ 洗剤投入装置
フロントページの続き (72)発明者 西田 一夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3B155 BA10 BB02 BB19 CB06 CB48 FA04 FC05 GA01 GA25 GB01 GB04 KA21 MA01 MA02
Claims (12)
- 【請求項１】 水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽と、前記水受け槽の上方を覆う水受け槽カバー
と、前記水受け槽を防振支持する外郭と、前記外郭の上
部に前記水受け槽を覆うように設けた外郭カバーとを備
え、前記外枠カバーには、少なくとも２回の洗濯に使用
できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクを設け、洗
剤投入装置により前記液体洗剤を前記洗濯兼脱水槽内に
投入するよう構成した洗濯機。 - 【請求項２】 洗濯兼脱水槽に投入された洗濯物の量を
判定する布量判定手段を備え、前記布量判定手段の判定
結果に応じて、液体洗剤を投入するようにした請求項１
記載の洗濯機。 - 【請求項３】 洗剤投入装置は、液体洗剤を直接汲み上
げるポンプ装置とした請求項１または２記載の洗濯機。 - 【請求項４】 洗剤タンクは、内部を密閉状態に構成可
能とするとともに、空気流入口と液体排出口とを備え、
前記空気流入口に連通した空気ポンプによって洗剤タン
ク内の空気圧を高め、液体洗剤を液体排出口より洗濯兼
脱水槽に投入するよう構成した請求項１または２記載の
洗濯機。 - 【請求項５】 洗剤タンクの空気流入口と空気ポンプと
の間に、前記洗剤タンク内の液体洗剤が前記空気ポンプ
に逆流しない方向に逆止弁を設けた請求項４記載の洗濯
機。 - 【請求項６】 外郭カバー内の給水経路に保持ケースを
設け、前記保持ケースに液体排出口より排出した液体洗
剤を保持するようにした請求項１〜５のいずれか１項に
記載の洗濯機。 - 【請求項７】 液体排出口と保持ケースの間に、保持ケ
ースに給水された水が洗剤タンク内に逆流しない方向に
逆止弁を設けた請求項６記載の洗濯機。 - 【請求項８】 洗剤タンクは、洗剤タンク内の液体洗剤
の残量が視認できる窓部を設け、前記窓部を外郭カバー
の外方から確認できるよう構成した請求項１〜７のいず
れか１項に記載の洗濯機。 - 【請求項９】 洗剤タンクは、内部の圧力を低下させる
圧力開放弁を有する請求項４〜７のいずれか１項に記載
の洗濯機。 - 【請求項１０】 洗剤タンクの液体排出口の近傍での液
体洗剤の流動を検知する洗剤流動検知手段と、報知動作
をする報知手段とを備え、前記洗剤流動検知手段により
液体洗剤が投入されていないと検知したとき、報知する
ようにした請求項１〜７のいずれか１項に記載の洗濯
機。 - 【請求項１１】 洗剤タンクは、外郭カバーより着脱自
在に取り外せるよう構成した請求項１〜１０のいずれか
１項に記載の洗濯機。 - 【請求項１２】 洗剤タンクに閉止弁を設け、洗剤タン
クを取り外したとき内部の液体洗剤がこぼれないにした
請求項１１記載の洗濯機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109363A JP2000300891A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 洗濯機 |
| KR10-2000-0019195A KR100478372B1 (ko) | 1999-04-16 | 2000-04-12 | 세탁기 |
| CN001065858A CN1217057C (zh) | 1999-04-16 | 2000-04-14 | 洗衣机 |
| CN00206963U CN2463424Y (zh) | 1999-04-16 | 2000-04-14 | 洗衣机 |
| TW089107098A TW508393B (en) | 1999-04-16 | 2000-04-15 | Laundry machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109363A JP2000300891A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000300891A true JP2000300891A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14508343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11109363A Pending JP2000300891A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 洗濯機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000300891A (ja) |
| KR (1) | KR100478372B1 (ja) |
| CN (2) | CN1217057C (ja) |
| TW (1) | TW508393B (ja) |
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| KR100434284B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 액체세제 자동 투입장치 |
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| US11753759B2 (en) | 2014-01-29 | 2023-09-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine and washing water supply device |
| JP7473915B2 (ja) | 2020-07-30 | 2024-04-24 | 青島海爾洗衣机有限公司 | 洗濯機 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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