JP4103246B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯兼脱水槽に液体洗剤を自動的に投入する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗濯機は、図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、洗濯兼脱水槽1は、底面に撹拌翼2を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽1の外側に水受け槽3を設けている。水受け槽3の底面には洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取り付け、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置5を介して洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するように構成している。また、水受け槽3は、外郭6にサスペンション7を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽1の上部には、液体を内封した流体バランサー8を固定し、水受け槽3の上面は、水受け槽カバー9によって覆われている。
【0004】
水受け槽3を収納している外郭6の上部は、制御装置10、給水弁11、給水経路12等を収納した外郭カバー13によって覆われている。外郭カバー13の略中央には、衣類の出し入れを行う穴部を有し、この穴部には、外郭蓋14を開閉自在に配設している。
【0005】
上記構成において、洗い行程では、洗濯兼脱水槽1内に投入された洗濯物(衣類等)の量に適した水量を給水弁11から給水経路12を通して水受け槽3に供給する。また衣類投入時、または給水時とほぼ同時に洗剤を投入し、その後、撹拌翼2による撹拌を行い、衣類の汚れを除去する行程へと進む。このとき、洗濯兼脱水槽1に投入する洗剤には、粉末洗剤や液体洗剤があり、通常一回ごとに洗濯する衣類の量、または給水する水量に合わせて毎回計量器具を用いて適量を投入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、洗濯に際して、衣類の量または給水された水量に合わせて、毎回洗剤を測定して投入する場合、粉末洗剤にしても液体洗剤にしても市販されている容器ごと洗濯機の近傍にもっていって投入しなければ、床や、洗濯機の制御装置等のある場所にこぼしてしまうという投入作業時の安全性に不具合があった。また、計量がほとんど目視であり、投入量がばらついて、洗浄力が出なかったり、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具合があった。
【0007】
また、昨今、洗濯機においては、自動的に水量を決め、自動的に洗い行程を進める全自動洗濯機が主流となりつつあり、家事の省力化が進んできているが、洗剤だけは、毎回自分で計測投入しなければならないという利便性の不具合があった。
【0008】
一方、粉末洗剤の自動投入は、粉末洗剤が固形化しやすい性状を有することもあって、長期間の安定使用が困難であり、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方を前提とし、運転シーケンスも含めて具体的で、かつ効果的な洗剤の自動投入が望まれる。
【0009】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤を自動的に投入できるようにして使い勝手を向上することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクから洗剤投入手段により洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入し、制御手段により洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するよう構成し、入力操作を行う入力手段に液体洗剤の投入の有無を選択するスイッチを設け、液体洗剤の投入を選択したとき表示手段に液体洗剤の投入を表示するようにしたものである。
【0011】
これにより、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき液体洗剤を自動的に投入することができ、使い勝手を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、外郭と、前記外郭内に防振支持された水受け槽と、前記水受け槽内に回転自在に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記水受け槽内に給水する給水弁と、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクから前記洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段と、液体洗剤の投入の有無を選択する洗剤投入設定スイッチを有する入力手段と、前記液体洗剤の投入が選択されたとき前記液体洗剤の投入を表示する液体洗剤投入表示部を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記洗い行程において、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗いと、前記撹拌翼の回転による洗いとを実行するようにし、前記洗剤投入設定スイッチにより前記液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗い行程の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短縮するとともに、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間に対する前記撹拌翼の回転による洗い時間の比率を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より少なくするようにしたものであり、入力手段により液体洗剤の投入を行う、行わないを選択することができて、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき、液体洗剤の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤を自動的に投入することができ、使い勝手を向上することができ、さらに、液体洗剤は水に溶け易く、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程の時間を短縮し、かつ、撹拌翼の回転による洗い時間の比率を少なくしても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することで、省エネルギーとすることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、洗い行程中の前記撹拌翼の回転、休止のデューティ比の回転の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短くするようにしたものであり、液体洗剤は水に溶け易く、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中の撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の布量を検知する布量検知手段をさらに備え、表示手段は、前記布量検知手段により検知した前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を表示する水位表示部をさらに有し、制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より低く設定するようにしたものであり、液体洗剤は水に溶け易く、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗剤液の濃度を濃くすることができるため、少ない水量で効率よく洗濯することができ、節水、省エネルギーとすることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0016】
(実施例1)
図2に示すように、外郭カバー15は、外郭6の上部を覆い、制御装置16、給水弁11、給水経路12等を設けている。この外郭カバー15内に、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤17を収容した洗剤タンク18を設けている。
【0017】
洗剤タンク18は、液体洗剤17を補給する補給口18aを洗剤タンク蓋19によりパッキング(図示せず)を介して閉じて、洗剤ケース18内を密閉できるようにし、空気流入口18bと液体排出口18cとを有している。空気ポンプ20は、洗剤投入手段を構成するもので、ピストン式、弁式等で構成し、洗剤ケース18の空気流入口18bに連通し、この空気ポンプ20によって、密閉した洗剤タンク18内の空気圧を高めるようにしている。
【0018】
制御装置16は、図1に示すように構成しており、制御手段21は、マイクロコンピュータで構成し、パワースイッチング手段22を介して、モータ4、給水弁11、排水弁23、空気ポンプ20などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する。入力手段24は使用者が入力操作するもので、制御手段21に指示を与え、表示手段25は、制御手段21の出力により表示動作を行う。不揮発性記憶手段26は電源を供給しなくても記憶内容が消滅しない記憶手段である。
【0019】
入力手段24は、図3に示すように、水位設定スイッチ24a、洗い時間設定スイッチ24b、すすぎ回数設定スイッチ24c、脱水時間設定スイッチ24d、スタート/一時停止スイッチ24e、洗剤投入設定スイッチ24f、コース設定スイッチ24g、電源切スイッチ24h、電源入りスイッチ24iなどで構成している。洗剤投入設定スイッチ24fは液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択、すなわち液体洗剤17の投入の有無を選択するスイッチを構成している。
【0020】
表示手段25は、発光ダイオードで構成し、水位表示部25a、洗い時間表示部25b、すすぎ回数表示部25c、脱水時間表示部25d、残時間、予約時刻、粉末洗剤投入量などを表示するデジタル表示部25e、液体洗剤投入表示部25f、コース表示部25gなどで構成している。
【0021】
水位表示部25aは、布量検知手段(図示せず)により、洗濯兼脱水槽1内の洗濯物の量(布量)を検知した後の水位を表示するとともに、水位設定スイッチ24aにより水位表示を変更できるようにしている。液体洗剤投入表示部25fは、電源入りスイッチ24iをオンすれば点灯し、この状態で、布量検知の結果に対応した量の液体洗剤17を自動的に投入できるようにしている。
【0022】
上記構成において、洗剤タンク18内に少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤17を収容し、この洗剤タンク18を外郭カバー15内に取り付けておき、洗濯兼脱水槽1内に洗濯物を投入し、電源入りスイッチ24iをオンすると、液体洗剤投入表示部25fが点灯する。この状態で、スタート/一時停止スイッチ24eをオンして運転を開始すると、布量を検知した後、水位表示部25aにより洗濯兼脱水槽1内の洗濯物の量に応じた水位を表示する。
【0023】
また、制御装置16は空気ポンプ20を駆動して、密閉した洗剤タンク18内の空気圧を高めて、洗剤タンク18内の液体洗剤17を液体排出口18cより押し出し、洗濯兼脱水槽1に投入する。これによって、洗濯兼脱水槽1に投入された洗濯物に応じて、液体洗剤17を精度よく液体排出口18cより洗濯兼脱水槽1に投入することができる。
【0024】
その後、制御装置16によりモータ4、給水弁11、排水弁23などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、脱水する。
【0025】
電源入りスイッチ24iをオンし、液体洗剤投入表示部25fが点灯した後、洗剤投入設定スイッチ24fを押して液体洗剤投入表示部25fを消灯し、その状態で、スタート/一時停止スイッチ24eをオンして運転を開始すると、布量検知の後、液体洗剤17は自動的に投入されず、使用者はデジタル表示部25eに表示された粉末洗剤投入量にしたがって粉末洗剤を投入する。
【0026】
このように本実施例によれば、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤の投入を行う、行わないを選択することができて、液体洗剤17と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤17の投入を選択したとき、液体洗剤投入表示部25fにより液体洗剤17の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤17を自動的に投入することができ、使い勝手を向上することができる。
【0027】
(実施例2)
図1に示す制御手段21は、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を選択した場合、洗い行程の時間を短縮するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】
上記構成において動作を説明すると、運転を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コースを実行するようにし、液体洗剤専用コースでは、液体洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗剤を溶解するための時間を短縮することができるため、洗い行程の時間を、たとえば、11分から9分に短縮する。
【0029】
このように本実施例によれば、液体洗剤17の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程の時間を短縮しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0030】
(実施例3)
図1に示す制御手段21は、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を選択した場合、洗い行程中の撹拌翼2の回転、休止のデューティ比を制御するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】
上記構成において動作を説明すると、運転を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コースを実行するようにし、液体洗剤専用コースでは、液体洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗剤を溶解するための洗いの方法を変えることができる。
【0032】
たとえば、洗い行程中の撹拌翼2の回転、休止のデューティ比を粉末洗剤を使用する場合は、2秒回転、0.8秒休止に対して、液体洗剤17を使用する場合は、1秒回転、0.6秒休止とする。
【0033】
このように本実施例によれば、液体洗剤17の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中の撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0034】
(実施例4)
図1に示す制御手段21は、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を選択した場合、洗い行程中の洗濯兼脱水槽1の回転による洗い時間と撹拌翼2の回転による洗い時間の比率を制御するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において動作を説明すると、運転を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コースを実行する。液体洗剤専用コースでは、液体洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗濯兼脱水槽1の回転による洗い時間に対して、撹拌翼2の回転による洗い時間の比率を少なくする。
【0036】
たとえば、洗い行程中は、洗濯兼脱水槽1の回転による洗いと撹拌翼2の回転による洗いを繰り返し、粉末洗剤を使用する場合は、洗濯兼脱水槽1の回転による洗い時間の合計5分に対して撹拌翼2の回転による洗い時間の合計を6分としているのに対して、液体洗剤17を使用する場合は、洗濯兼脱水槽1の回転による洗い時間の合計6分に対して撹拌翼2の回転による洗い時間の合計を3分とする。
【0037】
このように本実施例によれば、液体洗剤17の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中の洗濯兼脱水槽1の回転による洗い時間と撹拌翼2の回転による洗い時間の比率を制御しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0038】
(実施例5)
図1に示す制御手段21は、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を選択した場合、洗濯兼脱水槽1内の水位を低く設定するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0039】
上記構成において動作を説明すると、運転を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗剤17を投入するよう選択した場合、高水位と中水位では、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗濯兼脱水槽1内の水位を水柱30mm低く設定する。
【0040】
液体洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗剤の濃度を高くしても水に溶解することができる。つまり、粉末洗剤を使用するの時よりも少ない水量で洗うことができる。
【0041】
このように本実施例によれば、液体洗剤17の投入を行うを選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗剤液の濃度を濃くすることができるため、少ない水量で効率よく洗濯することができ、節水、省エネルギーとすることができる。
【0042】
(実施例6)
図1に示す制御手段21は、運転を開始した場合、不揮発性記憶手段26に液体洗剤17の投入の有無のどちらか選択された方を記憶し、次回には不揮発性記憶手段26の記憶内容に基づいて動作するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0043】
上記構成において動作を説明すると、運転を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。つぎに、スタート/一時停止スイッチ24eにより運転を開始すると、制御手段21は、不揮発性記憶手段26に液体洗剤17の投入を行う、行わないのどちらか選択された方を記憶する指示をする。そして、次回には不揮発性記憶手段26に記憶されている内容に基づいて動作する。
【0044】
このように本実施例によれば、洗濯をする毎に液体洗剤の投入を行う、行わないを選択する必要をなくすことができ、使い勝手を向上することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、外郭と、前記外郭内に防振支持された水受け槽と、前記水受け槽内に回転自在に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記水受け槽内に給水する給水弁と、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクから前記洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段と、液体洗剤の投入の有無を選択する洗剤投入設定スイッチを有する入力手段と、前記液体洗剤の投入が選択されたとき前記液体洗剤の投入を表示する液体洗剤投入表示部を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記洗い行程において、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗いと、前記撹拌翼の回転による洗いとを実行するようにし、前記洗剤投入設定スイッチにより前記液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗い行程の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短縮するとともに、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間に対する前記撹拌翼の回転による洗い時間の比率を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より少なくするようにしたから、入力手段により液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき、液体洗剤の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤を自動的に投入することができ、使い勝手を向上することができ、さらに、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程の時間を短縮し、かつ、撹拌翼の回転による洗い時間の比率を少なくしても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0046】
また、請求項2に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽の底部に撹拌翼を備え、制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、洗い行程中の前記撹拌翼の回転、休止のデューティ比の回転の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短くするようにしたから、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中の撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0047】
また、請求項3に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽内の布量を検知する布量検知手段をさらに備え、表示手段は、前記布量検知手段により検知した前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を表示する水位表示部をさらに有し、制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より低く設定するようにしたから、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗剤液の濃度を濃くすることができるため、少ない水量で効率よく洗濯することができ、節水、省エネルギーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路図
【図2】 同洗濯機の縦断面図
【図3】 同洗濯機の操作表示部の拡大正面図
【図4】 従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽
17 液体洗剤
18 洗剤タンク
20 空気ポンプ(洗剤投入手段)
21 制御手段
24 入力手段
24f 洗剤投入設定スイッチ(液体洗剤の投入の有無を選択するスイッチ)
25 表示手段
Claims (3)
- 外郭と、前記外郭内に防振支持された水受け槽と、前記水受け槽内に回転自在に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記水受け槽内に給水する給水弁と、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤を収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクから前記洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段と、液体洗剤の投入の有無を選択する洗剤投入設定スイッチを有する入力手段と、前記液体洗剤の投入が選択されたとき前記液体洗剤の投入を表示する液体洗剤投入表示部を有する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記洗い行程において、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗いと、前記撹拌翼の回転による洗いとを実行するようにし、前記洗剤投入設定スイッチにより前記液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗い行程の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短縮するとともに、前記洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間に対する前記撹拌翼の回転による洗い時間の比率を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より少なくするようにした洗濯機。
- 制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、洗い行程中の前記撹拌翼の回転、休止のデューティ比の回転の時間を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より短くするようにした請求項1記載の洗濯機。
- 洗濯兼脱水槽内の布量を検知する布量検知手段をさらに備え、表示手段は、前記布量検知手段により検知した前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を表示する水位表示部をさらに有し、制御手段は、液体洗剤の投入が選択された場合、前記洗濯兼脱水槽内の布量に対応する水位を前記液体洗剤の投入が選択されない場合より低く設定するようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
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