JP2000334197A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2000334197A
JP2000334197A JP11146092A JP14609299A JP2000334197A JP 2000334197 A JP2000334197 A JP 2000334197A JP 11146092 A JP11146092 A JP 11146092A JP 14609299 A JP14609299 A JP 14609299A JP 2000334197 A JP2000334197 A JP 2000334197A
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克幸 永井
Hisashi Hagiwara
久 萩原
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一利 足立
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽に液体洗剤を自動的に投入する
洗濯機において、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方
ができ、かつ液体洗剤を自動的に投入できるようにして
使い勝手を向上する。 【解決手段】 少なくとも2回の洗濯に使用できる量の
液体洗剤を収容可能な洗剤タンクから空気ポンプにより
洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入し、制御手段21により
洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する。入力
操作を行う入力手段24に液体洗剤の投入の有無を選択
する洗剤投入設定スイッチを設け、液体洗剤の投入を選
択したとき表示手段25に液体洗剤の投入を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽に液
体洗剤を自動的に投入する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機は、図4に示すように構成
していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図4に示すように、洗濯兼脱水槽1は、底
面に撹拌翼2を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽1
の外側に水受け槽3を設けている。水受け槽3の底面に
は洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取り
付け、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置5を介して
洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するように構成し
ている。また、水受け槽3は、外郭6にサスペンション
7を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽1の上部に
は、液体を内封した流体バランサー8を固定し、水受け
槽3の上面は、水受け槽カバー9によって覆われてい
る。
【0004】水受け槽3を収納している外郭6の上部
は、制御装置10、給水弁11、給水経路12等を収納
した外郭カバー13によって覆われている。外郭カバー
13の略中央には、衣類の出し入れを行う穴部を有し、
この穴部には、外郭蓋14を開閉自在に配設している。
【0005】上記構成において、洗い行程では、洗濯兼
脱水槽1内に投入された洗濯物(衣類等)の量に適した
水量を給水弁11から給水経路12を通して水受け槽3
に供給する。また衣類投入時、または給水時とほぼ同時
に洗剤を投入し、その後、撹拌翼2による撹拌を行い、
衣類の汚れを除去する行程へと進む。このとき、洗濯兼
脱水槽1に投入する洗剤には、粉末洗剤や液体洗剤があ
り、通常一回ごとに洗濯する衣類の量、または給水する
水量に合わせて毎回計量器具を用いて適量を投入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗濯に際して、衣類の量または給水された水量に
合わせて、毎回洗剤を測定して投入する場合、粉末洗剤
にしても液体洗剤にしても市販されている容器ごと洗濯
機の近傍にもっていって投入しなければ、床や、洗濯機
の制御装置等のある場所にこぼしてしまうという投入作
業時の安全性に不具合があった。また、計量がほとんど
目視であり、投入量がばらついて、洗浄力が出なかった
り、洗剤を無駄にしてしまうという取扱い上の不具合が
あった。
【0007】また、昨今、洗濯機においては、自動的に
水量を決め、自動的に洗い行程を進める全自動洗濯機が
主流となりつつあり、家事の省力化が進んできている
が、洗剤だけは、毎回自分で計測投入しなければならな
いという利便性の不具合があった。
【0008】一方、粉末洗剤の自動投入は、粉末洗剤が
固形化しやすい性状を有することもあって、長期間の安
定使用が困難であり、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使
い方を前提とし、運転シーケンスも含めて具体的で、か
つ効果的な洗剤の自動投入が望まれる。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使い方ができ、かつ
液体洗剤を自動的に投入できるようにして使い勝手を向
上することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液
体洗剤を収容可能な洗剤タンクから洗剤投入手段により
洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入し、制御手段により洗
い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するよう構成
し、入力操作を行う入力手段に液体洗剤の投入の有無を
選択するスイッチを設け、液体洗剤の投入を選択したと
き表示手段に液体洗剤の投入を表示するようにしたもの
である。
【0011】これにより、液体洗剤と粉末洗剤の選択的
な使い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき液
体洗剤を自動的に投入することができ、使い勝手を向上
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤を
収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクから洗濯兼脱
水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、洗い、すす
ぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段と、入力
操作を行う入力手段と、表示動作を行う表示手段とを備
え、前記入力手段は液体洗剤の投入の有無を選択するス
イッチを有し、液体洗剤の投入を選択したとき前記表示
手段に液体洗剤の投入を表示するようにしたものであ
り、入力手段により液体洗剤の投入を行う、行わないを
選択することができて、液体洗剤と粉末洗剤の選択的な
使い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき、液
体洗剤の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤
を自動的に投入することができ、使い勝手を向上するこ
とができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、液体洗剤の投入を選択した場合、
洗い行程の時間を短縮するようにしたものであり、液体
洗剤は水に溶け易く、液体洗剤の投入を行わないとき
(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程の時間を短縮して
も同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮す
ることができ、省エネルギーとすることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、洗濯兼脱水槽の底部に撹
拌翼を備え、液体洗剤の投入を選択した場合、洗い行程
中の前記撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御する
ようにしたものであり、液体洗剤は水に溶け易く、液体
洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、
洗い行程中の撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御
しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短
縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、洗濯兼脱水槽の底部に撹
拌翼を備えとともに、前記洗濯兼脱水槽を回転すること
により衣類を洗うよう構成し、液体洗剤の投入を選択し
た場合、洗い行程中の前記洗濯兼脱水槽の回転による洗
い時間と撹拌翼の回転による洗い時間の比率を制御する
ようにしたものであり、液体洗剤は水に溶け易く、液体
洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、
洗い行程中の洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間と撹拌
翼の回転による洗い時間の比率を制御しても同等の洗浄
性能を得ることができ、洗濯時間を短縮することがで
き、省エネルギーとすることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、液体洗剤の投入を選択した場
合、洗濯兼脱水槽内の水位を低く設定するようにしたも
のであり、液体洗剤は水に溶け易く、液体洗剤の投入を
行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗剤液の濃度
を濃くすることができるため、少ない水量で効率よく洗
濯することができ、節水、省エネルギーとすることがで
きる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、電源を供給しなくても記憶内
容が消滅しない不揮発性記憶手段を備え、運転を開始し
た場合、前記不揮発性記憶手段に液体洗剤の投入の有無
のどちらか選択された方を記憶し、次回には前記不揮発
性記憶手段の記憶内容に基づいて動作するようにしたも
のであり、洗濯をする毎に液体洗剤の投入を行う、行わ
ないを選択する必要をなくすことができ、使い勝手を向
上することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0019】(実施例1)図2に示すように、外郭カバ
ー15は、外郭6の上部を覆い、制御装置16、給水弁
11、給水経路12等を設けている。この外郭カバー1
5内に、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗
剤17を収容した洗剤タンク18を設けている。
【0020】洗剤タンク18は、液体洗剤17を補給す
る補給口18aを洗剤タンク蓋19によりパッキング
(図示せず)を介して閉じて、洗剤ケース18内を密閉
できるようにし、空気流入口18bと液体排出口18c
とを有している。空気ポンプ20は、洗剤投入手段を構
成するもので、ピストン式、弁式等で構成し、洗剤ケー
ス18の空気流入口18bに連通し、この空気ポンプ2
0によって、密閉した洗剤タンク18内の空気圧を高め
るようにしている。
【0021】制御装置16は、図1に示すように構成し
ており、制御手段21は、マイクロコンピュータで構成
し、パワースイッチング手段22を介して、モータ4、
給水弁11、排水弁23、空気ポンプ20などの動作を
制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御す
る。入力手段24は使用者が入力操作するもので、制御
手段21に指示を与え、表示手段25は、制御手段21
の出力により表示動作を行う。不揮発性記憶手段26は
電源を供給しなくても記憶内容が消滅しない記憶手段で
ある。
【0022】入力手段24は、図3に示すように、水位
設定スイッチ24a、洗い時間設定スイッチ24b、す
すぎ回数設定スイッチ24c、脱水時間設定スイッチ2
4d、スタート/一時停止スイッチ24e、洗剤投入設
定スイッチ24f、コース設定スイッチ24g、電源切
スイッチ24h、電源入りスイッチ24iなどで構成し
ている。洗剤投入設定スイッチ24fは液体洗剤17の
投入を行う、行わないを選択、すなわち液体洗剤17の
投入の有無を選択するスイッチを構成している。
【0023】表示手段25は、発光ダイオードで構成
し、水位表示部25a、洗い時間表示部25b、すすぎ
回数表示部25c、脱水時間表示部25d、残時間、予
約時刻、粉末洗剤投入量などを表示するデジタル表示部
25e、液体洗剤投入表示部25f、コース表示部25
gなどで構成している。
【0024】水位表示部25aは、布量検知手段(図示
せず)により、洗濯兼脱水槽1内の洗濯物の量(布量)
を検知した後の水位を表示するとともに、水位設定スイ
ッチ24aにより水位表示を変更できるようにしてい
る。液体洗剤投入表示部25fは、電源入りスイッチ2
4iをオンすれば点灯し、この状態で、布量検知の結果
に対応した量の液体洗剤17を自動的に投入できるよう
にしている。
【0025】上記構成において、洗剤タンク18内に少
なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体洗剤17を収
容し、この洗剤タンク18を外郭カバー15内に取り付
けておき、洗濯兼脱水槽1内に洗濯物を投入し、電源入
りスイッチ24iをオンすると、液体洗剤投入表示部2
5fが点灯する。この状態で、スタート/一時停止スイ
ッチ24eをオンして運転を開始すると、布量を検知し
た後、水位表示部25aにより洗濯兼脱水槽1内の洗濯
物の量に応じた水位を表示する。
【0026】また、制御装置16は空気ポンプ20を駆
動して、密閉した洗剤タンク18内の空気圧を高めて、
洗剤タンク18内の液体洗剤17を液体排出口18cよ
り押し出し、洗濯兼脱水槽1に投入する。これによっ
て、洗濯兼脱水槽1に投入された洗濯物に応じて、液体
洗剤17を精度よく液体排出口18cより洗濯兼脱水槽
1に投入することができる。
【0027】その後、制御装置16によりモータ4、給
水弁11、排水弁23などの動作を制御し、洗濯、すす
ぎ、脱水の一連の行程を逐次制御し、洗濯物を洗濯した
後、すすぎ、脱水する。
【0028】電源入りスイッチ24iをオンし、液体洗
剤投入表示部25fが点灯した後、洗剤投入設定スイッ
チ24fを押して液体洗剤投入表示部25fを消灯し、
その状態で、スタート/一時停止スイッチ24eをオン
して運転を開始すると、布量検知の後、液体洗剤17は
自動的に投入されず、使用者はデジタル表示部25eに
表示された粉末洗剤投入量にしたがって粉末洗剤を投入
する。
【0029】このように本実施例によれば、洗剤投入設
定スイッチ24fにより液体洗剤の投入を行う、行わな
いを選択することができて、液体洗剤17と粉末洗剤の
選択的な使い方ができ、かつ液体洗剤17の投入を選択
したとき、液体洗剤投入表示部25fにより液体洗剤1
7の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤17
を自動的に投入することができ、使い勝手を向上するこ
とができる。
【0030】(実施例2)図1に示す制御手段21は、
洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入
を選択した場合、洗い行程の時間を短縮するようにして
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液
体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗
剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コー
スを実行するようにし、液体洗剤専用コースでは、液体
洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗
剤を溶解するための時間を短縮することができるため、
洗い行程の時間を、たとえば、11分から9分に短縮す
る。
【0032】このように本実施例によれば、液体洗剤1
7の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易
く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のと
き)と比べ、洗い行程の時間を短縮しても同等の洗浄性
能を得ることができ、洗濯時間を短縮することができ、
省エネルギーとすることができる。
【0033】(実施例3)図1に示す制御手段21は、
洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入
を選択した場合、洗い行程中の撹拌翼2の回転、休止の
デューティ比を制御するようにしている。他の構成は上
記実施例1と同じである。
【0034】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液
体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗
剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コー
スを実行するようにし、液体洗剤専用コースでは、液体
洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗
剤を溶解するための洗いの方法を変えることができる。
【0035】たとえば、洗い行程中の撹拌翼2の回転、
休止のデューティ比を粉末洗剤を使用する場合は、2秒
回転、0.8秒休止に対して、液体洗剤17を使用する
場合は、1秒回転、0.6秒休止とする。
【0036】このように本実施例によれば、液体洗剤1
7の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易
く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のと
き)と比べ、洗い行程中の撹拌翼の回転、休止のデュー
ティ比を制御しても同等の洗浄性能を得ることができ、
洗濯時間を短縮することができ、省エネルギーとするこ
とができる。
【0037】(実施例4)図1に示す制御手段21は、
洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入
を選択した場合、洗い行程中の洗濯兼脱水槽1の回転に
よる洗い時間と撹拌翼2の回転による洗い時間の比率を
制御するようにしている。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0038】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液
体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗
剤17を投入するよう選択した場合、液体洗剤専用コー
スを実行する。液体洗剤専用コースでは、液体洗剤17
は粉末洗剤に比べて水に溶解しやすいので、洗濯兼脱水
槽1の回転による洗い時間に対して、撹拌翼2の回転に
よる洗い時間の比率を少なくする。
【0039】たとえば、洗い行程中は、洗濯兼脱水槽1
の回転による洗いと撹拌翼2の回転による洗いを繰り返
し、粉末洗剤を使用する場合は、洗濯兼脱水槽1の回転
による洗い時間の合計5分に対して撹拌翼2の回転によ
る洗い時間の合計を6分としているのに対して、液体洗
剤17を使用する場合は、洗濯兼脱水槽1の回転による
洗い時間の合計6分に対して撹拌翼2の回転による洗い
時間の合計を3分とする。
【0040】このように本実施例によれば、液体洗剤1
7の投入を選択した場合、液体洗剤17は水に溶け易
く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤のと
き)と比べ、洗い行程中の洗濯兼脱水槽1の回転による
洗い時間と撹拌翼2の回転による洗い時間の比率を制御
しても同等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短
縮することができ、省エネルギーとすることができる。
【0041】(実施例5)図1に示す制御手段21は、
洗剤投入設定スイッチ24fにより液体洗剤17の投入
を選択した場合、洗濯兼脱水槽1内の水位を低く設定す
るようにしている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0042】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液
体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。液体洗
剤17を投入するよう選択した場合、高水位と中水位で
は、液体洗剤の投入を行わないとき(粉末洗剤のとき)
と比べ、洗濯兼脱水槽1内の水位を水柱30mm低く設
定する。
【0043】液体洗剤17は粉末洗剤に比べて水に溶解
しやすいので、洗剤の濃度を高くしても水に溶解するこ
とができる。つまり、粉末洗剤を使用するの時よりも少
ない水量で洗うことができる。
【0044】このように本実施例によれば、液体洗剤1
7の投入を行うを選択した場合、液体洗剤17は水に溶
け易く、液体洗剤17の投入を行わないとき(粉末洗剤
のとき)と比べ、洗剤液の濃度を濃くすることができる
ため、少ない水量で効率よく洗濯することができ、節
水、省エネルギーとすることができる。
【0045】(実施例6)図1に示す制御手段21は、
運転を開始した場合、不揮発性記憶手段26に液体洗剤
17の投入の有無のどちらか選択された方を記憶し、次
回には不揮発性記憶手段26の記憶内容に基づいて動作
するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じで
ある。
【0046】上記構成において動作を説明すると、運転
を開始する前に、洗剤投入設定スイッチ24fにより液
体洗剤17の投入を行う、行わないを選択する。つぎ
に、スタート/一時停止スイッチ24eにより運転を開
始すると、制御手段21は、不揮発性記憶手段26に液
体洗剤17の投入を行う、行わないのどちらか選択され
た方を記憶する指示をする。そして、次回には不揮発性
記憶手段26に記憶されている内容に基づいて動作す
る。
【0047】このように本実施例によれば、洗濯をする
毎に液体洗剤の投入を行う、行わないを選択する必要を
なくすことができ、使い勝手を向上することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の
液体洗剤を収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクか
ら洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、
洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手
段と、入力操作を行う入力手段と、表示動作を行う表示
手段とを備え、前記入力手段は液体洗剤の投入の有無を
選択するスイッチを有し、液体洗剤の投入を選択したと
き前記表示手段に液体洗剤の投入を表示するようにした
から、入力手段により液体洗剤と粉末洗剤の選択的な使
い方ができ、かつ液体洗剤の投入を選択したとき、液体
洗剤の投入を行うことを表示するとともに、液体洗剤を
自動的に投入することができ、使い勝手を向上すること
ができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明によれば、液
体洗剤の投入を選択した場合、洗い行程の時間を短縮す
るようにしたから、液体洗剤の投入を行わないとき(粉
末洗剤のとき)と比べ、洗い行程の時間を短縮しても同
等の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮するこ
とができ、省エネルギーとすることができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽の底部に撹拌翼を備え、液体洗剤の投入を選
択した場合、洗い行程中の前記撹拌翼の回転、休止のデ
ューティ比を制御するようにしたから、液体洗剤の投入
を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中
の撹拌翼の回転、休止のデューティ比を制御しても同等
の洗浄性能を得ることができ、洗濯時間を短縮すること
ができ、省エネルギーとすることができる。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽の底部に撹拌翼を備えとともに、前記洗濯兼
脱水槽を回転することにより衣類を洗うよう構成し、液
体洗剤の投入を選択した場合、洗い行程中の前記洗濯兼
脱水槽の回転による洗い時間と撹拌翼の回転による洗い
時間の比率を制御するようにしたから、液体洗剤の投入
を行わないとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗い行程中
の洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間と撹拌翼の回転に
よる洗い時間の比率を制御しても同等の洗浄性能を得る
ことができ、洗濯時間を短縮することができ、省エネル
ギーとすることができる。
【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、液
体洗剤の投入を選択した場合、洗濯兼脱水槽内の水位を
低く設定するようにしたから、液体洗剤の投入を行わな
いとき(粉末洗剤のとき)と比べ、洗剤液の濃度を濃く
することができるため、少ない水量で効率よく洗濯する
ことができ、節水、省エネルギーとすることができる。
【0053】また、請求項6に記載の発明によれば、電
源を供給しなくても記憶内容が消滅しない不揮発性記憶
手段を備え、運転を開始した場合、前記不揮発性記憶手
段に液体洗剤の投入の有無のどちらか選択された方を記
憶し、次回には前記不揮発性記憶手段の記憶内容に基づ
いて動作するようにしたから、洗濯をする毎に液体洗剤
の投入を行う、行わないを選択する必要をなくすことが
でき、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路
【図2】同洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機の操作表示部の拡大正面図
【図4】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 17 液体洗剤 18 洗剤タンク 20 空気ポンプ(洗剤投入手段) 21 制御手段 24 入力手段 24f 洗剤投入設定スイッチ(液体洗剤の投入の有無
を選択するスイッチ) 25 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 一利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 裕幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA21 BB02 BB15 BB16 CA06 CB06 GA25 GB01 GB06 JA12 JB04 KA21 LA02 LA11 LB02 LB22 LB31 MA01 MA08 MA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2回の洗濯に使用できる量の
    液体洗剤を収容可能な洗剤タンクと、前記洗剤タンクか
    ら洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する洗剤投入手段と、
    洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手
    段と、入力操作を行う入力手段と、表示動作を行う表示
    手段とを備え、前記入力手段は液体洗剤の投入の有無を
    選択するスイッチを有し、液体洗剤の投入を選択したと
    き前記表示手段に液体洗剤の投入を表示するようにした
    洗濯機。
  2. 【請求項2】 液体洗剤の投入を選択した場合、洗い行
    程の時間を短縮するようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯兼脱水槽の底部に撹拌翼を備え、液
    体洗剤の投入を選択した場合、洗い行程中の前記撹拌翼
    の回転、休止のデューティ比を制御するようにした請求
    項1または2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 洗濯兼脱水槽の底部に撹拌翼を備えると
    ともに、前記洗濯兼脱水槽を回転することにより衣類を
    洗うよう構成し、液体洗剤の投入を選択した場合、洗い
    行程中の前記洗濯兼脱水槽の回転による洗い時間と撹拌
    翼の回転による洗い時間の比率を制御するようにした請
    求項1または2記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 液体洗剤の投入を選択した場合、洗濯兼
    脱水槽内の水位を低く設定するようにした請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 電源を供給しなくても記憶内容が消滅し
    ない不揮発性記憶手段を備え、運転を開始した場合、前
    記不揮発性記憶手段に液体洗剤の投入の有無のどちらか
    選択された方を記憶し、次回には前記不揮発性記憶手段
    の記憶内容に基づいて動作するようにした請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の洗濯機。
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