JP2020162819A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020162819A JP2020162819A JP2019065589A JP2019065589A JP2020162819A JP 2020162819 A JP2020162819 A JP 2020162819A JP 2019065589 A JP2019065589 A JP 2019065589A JP 2019065589 A JP2019065589 A JP 2019065589A JP 2020162819 A JP2020162819 A JP 2020162819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent
- washing
- tank
- power failure
- liquid detergent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
【課題】停電からの復帰時に、洗剤自動投入装置による洗剤過剰投入を防止すること。【解決手段】外郭カバー13内に配設され収容された液体洗剤15を所定のタイミングで自動的に水槽3に投入する洗剤自動投入装置30と、各種情報を記憶する記憶手段と、洗剤自動投入装置30に設けられた液体洗剤15を収容する洗剤タンク16と、洗剤タンク16内の液体洗剤15を液体洗剤排出口19aから給水経路12に送り出すエアポンプ18とを備え、運転開始時において、前回運転時に停電で終了した情報が記憶手段にあった場合に、前記停電が洗い行程運転時であり、かつ、洗剤自動投入装置30により液体洗剤15が投入されていた場合は、洗剤自動投入装置30を動作させずに洗い行程を運転する構成とすることにより、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯物を洗濯する洗濯機に関する。
従来、この種の洗濯機では、液体洗剤を予め蓄えた洗剤タンクから、自動的に洗濯兼脱水槽に投入する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の縦断面図である。
図3において、洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽1は、内底面に撹拌翼2を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽1は、水槽3に回転自在に内包されている。
水槽3の外底面には、洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取りつけ、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置5を介して洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するように構成されている。
また、水槽3は、外郭6にサスペンション7を介して防振支持されている。され洗濯兼脱水槽1の上部には、液体を内封した振動低減用の流体バランサー8を固定し、水槽3の上面は、水槽カバー9によって覆われている。
外郭6の上部は、制御装置40、給水弁11、給水経路32等を配設した外郭カバー13によって覆われている。外郭カバー13の略中央には、衣類の出し入れを行う衣類投入用開口部を有し、この衣類投入用開口部を覆うように蓋体42を開閉自在に配設している。
また、水槽3外底部には排水弁20が設けられ、水槽3内の水を機外へ排水するようになっている。
そして、外郭カバー13内に、洗液体洗剤35を投入する洗剤自動投入装置43が配設されている。
洗剤自動投入装置43は、液体洗剤35と洗剤タンク36と洗剤投入装置39とで構成し、洗剤タンク36の補給口37をキャップ38によって覆い、洗剤投入装置39は、自動ポンプにより洗剤タンク36内の液体洗剤35を洗濯兼脱水槽1内に投入するもので、制御装置40により動作を制御される。
以上の構成にて、洗剤タンク36内に液体洗剤35を収容し、この洗剤タンク36を外郭カバー13内に取り付けておき、洗濯兼脱水槽1内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、洗濯兼脱水槽1内に投入された衣類等の洗濯物の量に適した水量を給水弁11から給水経路32を通して水槽3に給水すると同時に、制御装置40は洗剤投入装置39を駆動し、洗剤タンク36内の液体洗剤35を洗濯兼脱水槽1内に所定の量だけ投入する。その後、制御装置40によりモータ4、給水弁11などの動作を制御し、洗濯物を洗濯した後、すすぎ、脱水を行なう。
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯機が動作中に何らかの原因によって停電した後、再起動することが想定される。
例えば、洗い行程の動作中に停電し、再起動を行った場合に、一度洗剤を投入しているにも関わらず、再度洗い行程を始めからやり直すため、もう一度洗剤が投入される。一度の洗濯動作に二度洗剤が投入され、洗剤の過剰な投入により、槽内が過剰に泡立ち、機外へ水漏れする虞がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗剤自動投入装置が運転開始時及び停電復帰時の状態に応じて、洗剤自動投入装置の動作を変更し、停電動作復帰時で、かつ、洗剤自動投入装置が一度動作していた場合には、復帰時の洗い行程動作の際に、再度洗剤自動投入装置を動作させないことにより、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止する洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、外郭と、前記外郭内に弾性支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動するモータと、収容された液体洗剤を所定のタイミングで自動的に投入する洗剤自動投入装置と、前記外郭に設けられ、運転コースなどの入力設定や入力情報などの表示を行なう操作表示部と、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、運転開始時において、前記記憶手段に前回運転時に停電で終了した情報を保有している場合に、前記停電が洗い行程運転時であり、かつ、前記洗剤自動投入装置により液体洗剤が投入されていた場合は、洗剤自動投入装置を動作させずに洗い行程を運転する構成としたものである。
これにより、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止することができる。
本発明の洗濯機は、停電から復帰した場合において、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止することができる。
第1の発明は、外郭と、前記外郭内に弾性支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動するモータと、収容された液体洗剤を所定のタイミングで自動的に投入する洗剤自動投入装置と、前記外郭に設けられ、運転コースなどの入力設定や入力情報などの表示を行なう操作表示部と、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、運転開始時において、前記記憶手段に前回運転時に停電で終了した情報を保有している場合に、前記停電が洗い行程運転時であり、かつ、前記洗剤自動投入装置により液体洗剤が投入されていた場合は、洗剤自動投入装置を動作させずに洗い行程を運転する構成とするものである。
これにより、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止することができる。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図である。
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図である。
図1において、外郭6の上部に配設された外郭カバー13の略中央部には蓋体14が開閉自在に設けられ、外郭カバー13内には、洗剤自動投入装置30が配設されている。
洗剤自動投入装置30は、液体洗剤15を溜めた洗剤タンク16を設け、この洗剤タンク16の上部にはエアホース17を介して洗剤タンク16内に空気を送り込むエアポンプ18を接続している。
また、洗剤タンク16の下部には、洗剤タンク16から給水経路12まで液体洗剤を導き、先端に液体洗剤排出口19aを設けた洗剤ホース19を接続している。なお、液体洗剤15は、洗剤タンク蓋16aを開けて補充可能である。
外郭カバー13の前面部内方に配設した制御装置10は、洗剤自動投入装置30のエアポンプ18の動作を制御して、洗剤タンク16内の液体洗剤15を水槽3内に投入するとともに、モータ4、クラッチ装置5、給水弁11、排水弁20などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する。
また、運転コース等のモードや各種機能の選択は、外郭カバー13の前面部に配した操作表示部21のスタートスイッチや各種ボタンを有する入力設定手段(図示せず)から使用者が入力して行い、制御装置10が、その入力情報を基に、表示手段(図示せず)で表示して使用者に知らせる。
以上の構成にて、洗い行程では、洗濯兼脱水槽1内に投入された衣類等の洗濯物の量に適した水量を給水弁11から給水経路12を通して水槽3に給水する。
また、衣類投入時または給水時とほぼ同時にエアポンプ18に通電してエアホース17を介して洗剤タンク16の上部へ空気を送る。これにより、洗剤タンク16の内部の圧力が高くなり、洗剤タンク16内の液体洗剤15は洗剤ホース19を通って液体洗剤排出口19aから給水経路12へ押し出され、給水弁11から流入する水とともに洗濯兼脱水槽1内に投入される。
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
図2は、本実施の形態における洗濯機の制御アルゴリズムを示すフローチャートである。
図2において、洗濯兼脱水槽1に洗濯物が投入された後、操作表示部21にて電源が投入されると、初めに記憶手段(図示せず)によって前回の電源遮断の状態が、正常に運転が行われ終了して電源が遮断されたのか、あるいは、停電によるものかを判断する(ステップS1)。停電復帰時でない場合(ステップS1のNo)は、ステップS2に移り、使用者が操作表示部21で運転コースを選択してスタートスイッチ(図示せず)を押すと、
モータ4が小刻みに駆動して布量検知が行われ(ステップS3)、布量に応じた水位まで給水が行われ(ステップS4)、給水と同時に、洗剤自動投入装置30のエアポンプ18を駆動して水位(給水量)に応じた液体洗剤15が洗濯兼脱水槽1に投入される(ステップS5)。そして、行程が進行していく。
モータ4が小刻みに駆動して布量検知が行われ(ステップS3)、布量に応じた水位まで給水が行われ(ステップS4)、給水と同時に、洗剤自動投入装置30のエアポンプ18を駆動して水位(給水量)に応じた液体洗剤15が洗濯兼脱水槽1に投入される(ステップS5)。そして、行程が進行していく。
前回の電源遮断の状態が、停電による遮断であった場合は(ステップS1のYes)、次に停電時の状態を確認する(ステップS6)。
停電時に、洗い行程で停電していたかどうかを判断し(ステップS7)、洗い行程動作中に停電が発生していなかった場合は(ステップS7のNo)、スタートスイッチが押されると(ステップS10)、停電時の状態から運転を継続する。
停電時に、洗い行程で停電していた場合は(ステップS7のYes)、その動作までに洗剤が自動投入されている状態か、されていない状態なのかを判断し(ステップS8)、洗剤がまだ投入前の段階であれば(ステップS8のNo)、スタートスイッチが押されると(ステップS12)、洗剤を自動投入して(ステップS5)、行程が進行していく。
ステップS8の段階で洗剤が自動投入されていた場合は(ステップS8のYes)、スタートスイッチが押されると(ステップS9)、洗剤の投入を行わずに洗い行程での洗い撹拌を実施し(ステップS10)、洗い行程が終了したら、次行程へ移行する。
以上の制御により、停電から復帰した時に、一度洗剤を投入しているにも関わらず、再度洗い行程を始めからやり直した為に、もう一度洗剤を投入するという不具合が発生することも防止でき、これにより、槽内が過剰に泡立ち、機外へ水漏れしてしまうということも防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、運転開始時において、前回運転時に停電で終了した情報が記憶手段にあった場合に、前記停電が洗い行程運転時であり、かつ、洗剤自動投入装置30により液体洗剤15が投入されていた場合は、洗剤自動投入装置30を動作させずに洗い行程を運転する構成とすることにより、洗剤を無駄に消費することを防止し、過剰に投入することによる機外への水漏れを防止することができる。
なお、本実施の形態では、縦型洗濯機を例にとり説明したが、ドラム式洗濯機に採用してもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、電源投入時及び停電復帰時において、その際の状態に合わせて洗剤自動投入装置の動作を変更することにより、洗剤の貯留残量が無駄に減少することを防止し、また、洗剤を過剰に投入してしまうことで、槽内が過剰に泡立ち機外へ水漏れすることを防止することが可能となるので、ドラム式など他洗濯機の用途に適用できる。
1 洗濯兼脱水槽
2 撹拌翼
3 水槽
4 モータ
6 外郭
10 制御装置
11 給水弁
12 給水経路
13 外郭カバー
15 液体洗剤
16 洗剤タンク
18 エアポンプ
19a 液体洗剤排出口
21 操作表示部
30 洗剤自動投入装置
2 撹拌翼
3 水槽
4 モータ
6 外郭
10 制御装置
11 給水弁
12 給水経路
13 外郭カバー
15 液体洗剤
16 洗剤タンク
18 エアポンプ
19a 液体洗剤排出口
21 操作表示部
30 洗剤自動投入装置
Claims (1)
- 外郭と、前記外郭内に弾性支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転駆動するモータと、収容された液体洗剤を所定のタイミングで自動的に投入する洗剤自動投入装置と、前記外郭に設けられ、運転コースなどの入力設定や入力情報などの表示を行なう操作表示部と、洗い、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、運転開始時において、前記記憶手段に前回運転時に停電で終了した情報を保有している場合に、前記停電が洗い行程運転時であり、かつ、前記洗剤自動投入装置により液体洗剤が投入されていた場合は、洗剤自動投入装置を動作させずに洗い行程を運転する洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019065589A JP2020162819A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019065589A JP2020162819A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020162819A true JP2020162819A (ja) | 2020-10-08 |
Family
ID=72715351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019065589A Pending JP2020162819A (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020162819A (ja) |
-
2019
- 2019-03-29 JP JP2019065589A patent/JP2020162819A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100716336B1 (ko) | 드럼식 세탁기 | |
EP2597187A1 (en) | Drum-type washing machine | |
US7921492B2 (en) | Method of controlling laundry treatment machine | |
JP7244246B2 (ja) | 洗濯機 | |
US20080155760A1 (en) | Method and apparatus for operating a washing machine | |
JP6956318B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5828123B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2018000856A (ja) | 洗濯機 | |
JP6814938B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP4103247B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2008055016A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2017055890A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2020162819A (ja) | 洗濯機 | |
JP4103246B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2017205340A (ja) | 洗濯機 | |
JP2013220255A (ja) | 洗濯機 | |
JP6100124B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP4103248B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2022106415A (ja) | 洗濯機 | |
JP2014171564A (ja) | 洗濯機 | |
JP2016146984A (ja) | 洗濯機 | |
JP2021146140A (ja) | 洗濯機 | |
JP2016158745A (ja) | 洗濯機 | |
JP2021007635A (ja) | 衣類処理装置 | |
JPH11319364A (ja) | 洗濯機 |