JP2021146140A - 洗濯機 - Google Patents

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稔樹 松原
Toshiki Matsubara
稔樹 松原
聖一 上野
Seiichi Ueno
聖一 上野
秀樹 山川
Hideki Yamakawa
秀樹 山川
克幸 永井
Katsuyuki Nagai
克幸 永井
政志 高木
Masashi Takagi
政志 高木
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Abstract

【課題】本開示は、使用者の利便性を向上させるとともに、洗剤自動投入装置の正常な動作を長期にわたって維持することができる洗濯機を提供する。【解決手段】本開示の洗濯機は、洗濯槽(水槽3)に洗剤を自動的に投入する洗剤自動投入装置40を備える洗濯機であって、少なくとも洗濯複数回分の洗剤を収容可能な洗剤タンク41を有する洗剤自動投入装置40と、洗剤自動投入装置40の内部を洗浄する洗浄機構Wと、を備え、洗浄機構Wは、所定のタイミングで動作することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、洗剤自動投入装置を備える洗濯機に関する。
特許文献1は、洗剤自動投入装置を備える洗濯機を開示する。この洗濯機は、筐体に設けられ水道水の給水を制御する給水弁と、液剤を収容するタンクと、タンクを収容するタンク収容ケースと、筐体の上部に設けられタンク内の液剤をドラムへ自動供給する液剤自動投入装置と、を備える。
特開2019-37357号公報
本開示は、洗剤自動投入装置の洗剤タンクを洗浄する機能を有し、使用者の利便性を向上させるとともに、洗剤自動投入装置の正常な動作を長期にわたって維持することができる洗濯機を提供する。
本開示の洗濯機は、洗濯槽に洗剤を自動的に投入する洗剤自動投入装置を備える洗濯機であって、少なくとも洗濯複数回分の洗剤を収容可能な洗剤タンクを有する洗剤自動投入装置と、洗剤自動投入装置の内部を洗浄する洗浄機構と、を備え、洗浄機構は、所定のタイミングで動作することを特徴とする。
本開示における洗濯機は、洗剤自動投入装置の内部を洗浄機構で洗浄することにより、使用者が洗剤タンクを外して手洗いしたり、手作業で通水したりする必要がなくなるため、使用者の利便性を向上させることができる。そして、これにより、洗剤が洗剤タンク内に固着して詰まったり、堆積して洗剤タンク内の容積が減少したりすることを防止し、洗剤自動投入装置の正常な動作を長期にわたって維持して洗濯槽内に適切に洗剤を投入することができる。
実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の側面縦断面模式図 実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の洗剤自動投入装置の洗剤タンクの洗剤満量時を示す図 実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の洗剤自動投入装置の洗剤タンクの洗剤減少時を示す図 実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の洗剤自動投入装置の内部の洗浄および乾燥を行うフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、筐体に設けられ水道水の給水を制御する給水弁と、液剤を収容する洗剤タンクと、洗剤タンクを収容するタンク収容ケースと、筐体の上部に設けられ洗剤タンク内の液剤をドラムへ自動供給する液剤自動投入装置と、備え
る技術があった。これにより、使用者が洗濯の度に、洗剤を計量して投入するという負担が軽減される。
しかしながら、液体洗剤を内部に保持する洗剤タンクの洗浄機能を有しておらず、洗剤タンクを取り外して洗浄するのも作業が煩雑で面倒であり、洗剤タンクの洗浄をしないと、内部で洗剤が固着して詰まりが発生し、十分な洗剤が供給されず洗浄性能に大きく影響するという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
□そこで本開示は、洗剤自動投入装置の洗剤タンクを洗浄する機能を有し、使用者の利便性を向上させるとともに、洗剤自動投入装置の正常な動作を長期にわたって維持することができる洗濯機を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、洗濯機の一例としてドラム式洗濯乾燥機を示し、図1〜図4を用いて実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.洗濯機の構成]
図1において、ドラム式洗濯乾燥機1の外郭である筐体2の内部には、洗濯槽である有底円筒形の水槽3がサスペンション装置(図示せず)により防振支持されている。水槽3内には、有底円筒形の回転ドラム4が回転自在に配設されている。回転ドラム4の周壁面には、貫通された複数の小孔(図示せず)が形成され、洗濯水および空気が流通する。水槽3の背面側には、回転ドラム4を回転駆動するモータ5が配設されている。
筐体2の前面には、衣類Cを出し入れするための開口部6が形成され、開口部6を開閉する蓋体7が設けられている。
筐体2の上部に水道栓に接続される給水管8が設けられる。給水管8には給水弁9および水流切替部10が設けられる。給水管8は、水流切替部10を介して、水槽側給水路8aおよびタンク側給水路8bに分岐する。水槽側給水路8aは、水槽3に形成された水槽給水口14に接続される。タンク側給水路8bは、洗剤自動投入装置40に接続される。この構成によって、給水弁9からの水は、水槽3または洗剤自動投入装置40のいずれかに供給される。
洗剤自動投入装置40は、液体洗剤Dを水槽3内に自動的に供給するためのものである。洗剤自動投入装置40は、筐体2内の上部に設けられ、洗剤タンク41および洗剤送出部42を有する。
水槽3の最下部に排水口11が設けられ、水槽3内の水を機外へ排出するための排水管12が接続される。排水管12には排水弁13が設けられる。
筐体2内の上部には、温風生成部30が設けられる。温風生成部30は、温風を生成する送風機(図示せず)およびヒータ(図示せず)を有する。温風生成部30には給気風路31が接続される。給気風路31は、給気切替部32を介して、水槽側給気風路31aおよびタンク側給気風路31bに分岐する。水槽側給気風路31aは、水槽3の上部に形成される水槽給気口33に接続される。タンク側給気風路31bは、洗剤自動投入装置40に接続される。この構成によって、温風生成部30は、水槽3または洗剤自動投入装置40のいずれかに温風を供給することができる。
水槽排気口34が、水槽3の背面に設けられる。送風排出口36が、筐体2の後面上部に設けられる。水槽排気口34と送風排出口36とを接続する排気風路35が設けられる。排気風路35に合流するように、洗剤自動投入装置40からのタンク側排気風路35bが、排気切替部38を介して接続される。この構成によって、水槽3または洗剤自動投入装置40を通過した温風は、送風排出口36から排出される。なお、水槽排気口34から排気切替部38までを水槽側排気風路35aとする。水槽側排気風路35aには、空気中の水分を除去する凝縮器37が設けられる。
筐体2の前面上部に操作表示部54が設けられる。報知部56が、操作表示部54の裏側に設けられ、操作表示部54および報知部56は、制御部55と接続されている。使用者は、操作表示部54に設けられた表示部(図示せず)を見ながら操作部(図示せず)を操作し、洗濯から乾燥までの運転コース等の選択および各種機能の設定を行う。制御部55は、洗い、すすぎ、脱水および乾燥などの一連の工程を制御して洗濯運転を実行する。報知部56は、操作および運転の状況を音で報知したり、異常の発生をブザー音で報知したりする。
[1−1−2.洗剤自動投入装置の構成]
洗剤自動投入装置40について、図2、図3を用いて詳細に説明する。
洗剤自動投入装置40は、液体洗剤Dを収容する洗剤タンク41と、液体洗剤Dを送出する洗剤送出部42とを備える。洗剤送出部42は、所定量の液体洗剤Dを送出できるポンプまたはバルブなどで構成される。洗剤タンク41には、液体洗剤Dが補充される補充口43と、洗剤送出部42が接続される洗剤出口44と、タンク側給水路8bが接続されるタンク給水口45と、タンク側給気風路31bが接続されるタンク給気口47と、タンク側排気風路35bが接続されるタンク排気口48と、が設けられている。洗剤タンク41内には、フロート49が設けられ、磁石50および浮動部51を有する。フロート49は、液体洗剤Dの液位に応じて浮動部51が上下する。浮動部51の下がり過ぎを防止するストッパー52が設けられている。磁石50の位置を検知するホールセンサ53が、洗剤タンク41の外面最下部に設けられている。
この構成によって、液体洗剤Dの液位が下がると、ホールセンサ53に磁石50が近づく。制御部55は、磁石50との距離に応じて変化するホールセンサ53の出力により、洗剤タンク41内の液体洗剤Dの液位を検知することができる。
さらに、制御部55は、給水弁9および、水流切替部10などを制御して洗剤自動投入装置40の内部を洗浄する制御を備え、これらは洗浄機構Wとして構成される。洗浄機構Wによって洗剤自動投入装置40の内部が洗浄されることにより、長期の使用により液体洗剤Dが濃縮され、部分的に粘性が高くなって堆積したり、固形化したりしたものを洗い流すことができる。これによって、洗剤送出部42を含む流路が詰まったり、洗剤タンク41の容積が減少したりするなどの不具合を抑制できる。また、使用者が異なる種類の洗剤を使用する予定の場合、従来の洗剤が洗い流されて新しい洗剤に混じることを防止できる。つまり、これらの目的のために、使用者が洗剤タンク41を外して手洗いしたり、手
作業で通水したりする必要がなくなるため、使用者の利便性を向上させることができる。
なお、洗浄機構Wには、洗浄に引き続いて乾燥が行われる機能が含まれてもよい。乾燥により洗剤タンク41の水分がなくなることにより、洗剤タンク41内で保持される液体洗剤Dの濃度が低くなることが防止される。
[1−2.動作]
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機1について、以下その動作、作用を説明する。
ドラム式洗濯乾燥機1は、使用者が開口部6から洗濯物の衣類Cを回転ドラム4に収容して操作表示部54を設定することにより、洗濯運転を開始する。運転が開始されると、制御部55は、公知の方法で衣類Cの量を検知する。そして、水流切替部10を水槽3側にし、給水弁9を開いて、衣類Cの量に応じた所定量の水を水槽3に供給する。制御部55は、給水と合わせて、洗剤自動投入装置40の洗剤送出部42を制御して所定量の液体洗剤Dを水槽3に供給する。
制御部55は、給水が完了すると、設定された運転コースに応じて洗い、すすぎ、脱水および乾燥の各工程を制御し、洗濯運転を実行する。なお、乾燥工程では、温風生成部30により生成された温風が給気切替部32を介して水槽3に送風される。回転する回転ドラム4内で撹拌される衣類Cから水分を奪った温風は、水槽排気口34から水槽側排気風路35aに流入し、凝縮器37で水分を除去されて送風排出口36から外部へ排出される。制御部55は、乾燥工程が完了すると、洗濯運転を終了する。
このようにして、洗濯運転が複数回行われると、洗剤自動投入装置40の洗剤タンク41に収容される液体洗剤Dが減少する。液体洗剤Dが減少するのにしたがって、その液位を検知するためのフロート49の浮動部51が下がる。そして、浮動部51が最下点まで下がるとホールセンサ53が所定の出力値を発生する。これにより、制御部55は、液体洗剤Dが減少したことを検知し、表示部に表示したり報知部56を動作させたりして、使用者に液体洗剤Dの補充を促す。
本実施の形態1では、液体洗剤Dが補充されずに所定回数の洗濯運転が実施されると、洗浄機構Wを駆動して洗剤タンク41を洗浄する動作を実施することが可能に構成されている。
以下、図4を用いて、洗浄機構Wが、洗剤自動投入装置40の内部を洗浄し、さらに乾燥させる動作について具体的に説明する。
洗濯運転が繰り返され、洗剤タンク41内の液体洗剤Dが減少すると、液位とともに浮動部51が下がる。浮動部51が最下点まで下がると、ホールセンサ53の出力値が所定値Aになる。制御部55は、この出力値から液体洗剤Dが減少したことを検知すると(ステップS1のYes)、その旨を表示部に表示する(ステップS2)。さらに、報知部56によりブザー音を発生させる。使用者は、その表示を確認することにより、洗剤タンク41に液体洗剤Dを追加したり、洗浄機構を動作させて洗剤自動投入装置40を洗浄したりすることができる。また、報知部56は、ブザー音を発生させることにより、使用者に対して、より確実に表示部を確認して洗剤の減少を認知させることができる。
制御部55は、洗浄機構Wの動作について待機しておき、液体洗剤Dが追加されると(ステップS3のYes)、減少検知をリセットしてスタートに戻る。しかし、液体洗剤Dが追加されない場合(ステップS3のNo)、使用者が、操作表示部54により洗浄機構
Wを動作させる操作を行うと(ステップS4のYes)、洗浄機構Wを動作させて洗剤自動投入装置40の内部の洗浄を開始する。しかし、使用者による動作指示がない場合(ステップS4のNo)、制御部55は、その状態で、液体洗剤Dが減少したことを検知してからの洗濯運転回数をカウントする(ステップS5)。所定回数の洗濯運転が行われていない場合、ステップS3に戻る(ステップS6のNo)。その後、所定回数の洗濯運転が行われると(ステップS6のYes)、洗剤タンク41に給水して洗剤自動投入装置40の内部の洗浄を開始する。洗濯運転を所定回数行うことについては、洗剤タンク41内に残る液体洗剤Dがほとんど消費されたことを見込むものである。
洗剤自動投入装置40の内部の洗浄が開始されると、制御部55は、水流切替部10にて給水管8をタンク側給水路8b側へ切り替えるとともに、排水弁13を開く(ステップS7)。そして、給水弁9を開くとともに、洗剤送出部42を駆動する(ステップS8)。これにより、洗剤タンク41へ給水されて洗剤タンク41内が洗浄され、その洗浄に使われた水によって、さらに、洗剤送出部42を含む流路が洗浄される。洗浄に使われた水は水槽3に流入し、排水弁13を経由して排水管12から外部へ排出される。この給排水動作により、洗剤タンク41内および洗剤送出部42を含む流路に付着する洗剤を洗い流すことができる。この動作を第1の所定時間が経過するまで行う(ステップS9のNo)。
そして、第1の所定時間経過すると(ステップS9のYes)、給水弁9が閉じられ、さらに、排水時間を見計らって排水弁13が閉じられる(ステップS10)。
次に、制御部55は、洗剤タンク41内の乾燥を行う。制御部55は、まず、給気風路31に設けられた給気切替部32をタンク側給気風路31b側へ切り替えるとともに、排気風路35に設けられた排気切替部38をタンク側排気風路35b側へ切り替える(ステップS11)。そして、温風生成部30を駆動させる(ステップS12)。これにより、洗剤タンク41に温風が供給され、洗浄された洗剤タンク41内を乾燥させることができる。この動作を第2の所定時間が経過するまで行う(ステップS13のNo)。
そして、第2の所定時間経過後(ステップS13のYes)、温風生成部30を停止する(ステップS14)。これにより、洗剤自動投入装置40の内部の洗浄および乾燥が終了する。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、ドラム式洗濯乾燥機1は、少なくとも洗濯複数回分の洗剤を収容可能な洗剤タンク41を有して水槽3(洗濯槽)に洗剤を自動的に投入する洗剤自動投入装置40と、洗剤自動投入装置40の内部を洗浄する洗浄機構Wと、を備え、洗浄機構Wは、所定のタイミングで動作することを特徴とする。
これにより、使用者が洗剤タンク41を外して手洗いしたり、手作業で通水したりする必要がなくなるため、使用者の利便性を向上させることができる。そして、これにより、液体洗剤Dが洗剤タンク41内に固着して詰まったり、堆積して洗剤タンク41内の容積が減少したりすることを防止することができ、洗剤自動投入装置40は、正常な動作を長期にわたって維持して水槽3内に適切に液体洗剤Dを投入することができる。
本実施の形態のように、ドラム式洗濯乾燥機1は、使用者が任意のタイミングで洗浄機構Wを動作させるための操作表示部54(操作部)を備えてもよい。任意のタイミングは、例えば、液体洗剤Dが所定量まで減少した以降のタイミングである。
これにより、使用者は、この任意のタイミングで操作部を操作して洗浄機構Wを動作さ
せることができ、洗剤自動投入装置40に不具合が起こる前に洗剤自動投入装置40の内部を洗浄することができる。また、使用者が異なる種類の洗剤を使用する前に、従来の洗剤を洗い流して新しい洗剤に混じることを防止することができる。
本実施の形態のように、ドラム式洗濯乾燥機1は、洗剤タンク41内の洗剤量を検知するホールセンサ53(検知部)を備え、ホールセンサ53が洗剤タンク41内の液体洗剤Dが所定量を下回ったことを検知した後、所定のタイミングで洗浄機構Wを動作させてもよい。所定のタイミングは、例えば、液体洗剤Dが減少したことを検知してから洗濯運転を所定回数行った後である。
これにより、洗剤タンク41に残る液体洗剤Dがほとんど消費された状態で洗剤自動投入装置40の内部を洗浄することができる。そして、使用者は、内部が洗浄された洗剤タンク41に新しい液体洗剤を補充することができるとともに、洗剤自動投入装置40において不具合が起こることが抑制される。
本実施の形態のように、ドラム式洗濯乾燥機1は、洗剤タンク41内の洗剤量を検知するホールセンサ53(検知部)と、洗濯機の動作状態を使用者へ報知する報知部56と、を備え、ホールセンサ53が洗剤タンク41内の洗剤量が所定量を下回ったことを検知した場合、報知部56が動作するようにしてもよい。
これにより、洗剤量の減少を表示部に表示して補充を促すことはもちろんであるが、報知部56によってブザーなどの音を発生させることにより、より確実に使用者に認知させることができる。
本実施の形態のように、ドラム式洗濯乾燥機1は、洗浄機構Wにより洗剤自動投入装置40の内部を洗浄後、乾燥させる乾燥機能を備えてもよい。
これにより、洗剤タンク41の水分が蒸発してなくなることにより、洗剤タンク41内で保持される液体洗剤Dの濃度が低くなることが防止される。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗浄機構Wが動作するのは、単に液体洗剤Dが減少したことが検知されて所定回数の洗濯運転が終了してからとして説明した。実際に動作するタイミングとしては、洗濯運転後ただちに動作させてもよいし、例えば、更に次回の洗濯運転における洗い工程の排水動作の直前などに動作させてもよく、可能な範囲であれば特に限定されない。洗濯運転中に動作させれば、タンク洗浄動作の騒音を洗濯運転の騒音に紛れさせることができる。
実施の形態1では、使用者が洗浄機構Wを動作させるタイミングとして、液体洗剤Dが減少したことが検知されてからの任意のタイミングとして説明した。しかし、これに限られず、液体洗剤Dがまだ十分に収容されているタイミングでも動作させられるように構成されてもよい。これにより、使用者がどうしても洗剤の種類を変更したいときには、従来の洗剤を洗い流して変更することができる。なお、このような場合、洗剤タンク41を複
数備え、それぞれに異なる種類の洗剤を収容して、交換または切り替えができるように構成されてもよい。
実施の形態1では、液体洗剤Dの残量をフロートとホールセンサにより検知したが、これに限られない。例えば、光学的に液面を検知したり、洗浄タンクの重量を検知したり、底面で液圧を検知したりなど、公知の技術で可能である。
実施の形態1では、洗剤タンク41に保持される洗剤を液体洗剤Dとしたが、粉末洗剤が使用できるように構成されてもよい。使用できる洗剤の種類が多くなれば、使用者の選択肢が増えて利便性が向上する。なお、粉末洗剤であれば、洗剤タンク41と洗剤送出部42を洗浄した後は、より確実に乾燥させることが好ましい。
本開示は、洗剤自動投入装置を具備する各種の洗濯機に適用可能である。具体的には、洗剤を投入して衣類などの洗濯物を洗浄するものであればよく、ドラム式洗濯乾燥機に限らず、乾燥機能を有しないドラム式洗濯機、渦流で洗浄する縦型洗濯機、押し洗い洗濯機および噴霧式洗濯機などに適用可能である。
1 ドラム式洗濯乾燥機
2 筐体
3 水槽(洗濯槽)
4 回転ドラム
5 モータ
6 開口部
7 蓋体
8 給水管
9 給水弁
10 水流切替部
11 排水口
12 排水管
13 排水弁
30 温風生成部
31 給気風路
31a 水槽側給気風路
31b タンク側給気風路
32 給気切替部
33 水槽給気口
34 水槽排気口
35 排気風路
35a 水槽側排気風路
35b タンク側排気風路
36 送風排出口
37 凝縮器
38 排気切替部
40 洗剤自動投入装置
41 洗剤タンク
42 洗剤送出部
43 補充口
44 洗剤出口
45 タンク給水口
47 タンク給気口
48 タンク排気口
49 フロート
50 磁石
51 浮動部
52 ストッパー
53 ホールセンサ(検知部)
54 操作表示部
55 制御部
56 報知部
D 液体洗剤
W 洗浄機構

Claims (5)

  1. 洗濯槽に洗剤を自動的に投入する洗剤自動投入装置を備える洗濯機であって、
    少なくとも洗濯複数回分の前記洗剤を収容可能な洗剤タンクを有する前記洗剤自動投入装置と、
    前記洗剤自動投入装置の内部を洗浄する洗浄機構と、を備え、
    前記洗浄機構は、所定のタイミングで動作する、
    洗濯機。
  2. 使用者が任意のタイミングで前記洗浄機構を動作させるための操作部を備える、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記洗剤タンク内の洗剤量を検知する検知部を備え、
    前記検知部が前記洗剤タンク内の洗剤が所定量を下回ったことを検知した後、所定のタイミングで前記洗浄機構を動作させる、
    請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記洗剤タンク内の洗剤量を検知する検知部と、洗濯機の動作状態を使用者へ報知する報知部と、を備え、
    前記検知部が前記洗剤タンク内の洗剤量が所定量を下回ったことを検知した場合、前記報知部が動作する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記洗浄機構により前記洗剤自動投入装置の内部を洗浄後、乾燥させる乾燥機能を備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
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