JP2019042266A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019042266A
JP2019042266A JP2017170009A JP2017170009A JP2019042266A JP 2019042266 A JP2019042266 A JP 2019042266A JP 2017170009 A JP2017170009 A JP 2017170009A JP 2017170009 A JP2017170009 A JP 2017170009A JP 2019042266 A JP2019042266 A JP 2019042266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
amount
cloth
reservation
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017170009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6799753B2 (ja
Inventor
堀部 泰之
Yasuyuki Horibe
泰之 堀部
中尾 浩
Hiroshi Nakao
浩 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017170009A priority Critical patent/JP6799753B2/ja
Publication of JP2019042266A publication Critical patent/JP2019042266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6799753B2 publication Critical patent/JP6799753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】予約待機中に洗濯物の追加や取り出しをされたとしても、予約運転開始時に再度布量判定を行い布量に応じた脱水起動制御を行うことで、脱水起動時の異常振動や運転時間の延長を防ぐ、ことを目的とする。【解決手段】本発明における洗濯機は、水槽105内に支持されたドラム106と、ドラム106内の布量を検出する布量検知手段と、コントローラ108と、を備え、コントローラ108は、予約運転が選択された場合において、予約運転開始時にドラム106内の布量を検知し、脱水工程時において、検知された布量に応じた脱水起動制御を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、予約機能を搭載した洗濯機に関するものである。
特許文献1は、予約運転時における布量検知精度を向上させ、洗浄不足や布傷みを防止する洗濯機を開示する。
この洗濯機は、洗濯機本体内の洗濯槽内の水位を検知する水位検知手段と、洗濯槽内の布量を検知する布量検知手段と、布量検知手段により検知された布量に応じて水位などを制御し洗濯・すすぎ・脱水の各工程を決定して制御する制御手段と、洗濯終了時刻を任意に設定する予約時刻設定手段とを備える。制御手段が、予約設定時に布量検知手段により布量検知を行い、検知された布量に適切な水位まで給水し、予約運転開始時に再度布量検知を行い、検知された布量に応じて洗濯を行う。これにより、洗浄水量およびすすぎ水量を最適に調整でき、洗浄不足や布傷みを防止することができる。
特開平4−256790号公報
しかしながら、上記従来の構成では、布量に応じた最適な脱水起動制御を行っていないため、異常振動が発生することで洗濯機が設置場所から移動して家屋を傷付ける、または、無用に運転時間が長くなる、などの弊害が発生する虞があった。
本発明は、従来技術の課題を解決するもので、予約待機中に洗濯物の追加や取り出しがされた場合でも、予約運転開始時の布量に応じた脱水起動制御を行うことで、脱水起動時の異常振動や運転時間の延長を防ぐ、ことを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に支持された洗濯槽と、前記洗濯槽内の布量を検出する布量検知手段と、洗い工程・すすぎ工程・脱水工程などの各種洗濯運転や予約運転などを制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約運転開始時に前記洗濯槽内の布量を検知し、前記脱水工程時において、検知された布量に応じた脱水起動制御を実行するようにしたものである。
これにより、常に布量に応じた最適な脱水起動制御を行うことができる。
本発明によれば、布量に応じた最適な脱水起動制御を行うことができるので、低振動性や運転時間の正確性に優れた洗濯機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の斜視図 本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 本発明の実施の形態1における洗濯機の脱水起動時のタイムチャート、および、ドラム内の洗濯物の模式図 本発明の実施の形態1における洗濯機の予約運転時のタイムチャート 本発明の実施の形態2における洗濯機の縦断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機の予約運転時のタイムチャート 本発明の実施の形態3における洗濯機の縦断面図 本発明の実施の形態4における洗濯機の縦断面図
第1の発明における洗濯機は、筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に支持された洗濯槽と、前記洗濯槽内の布量を検出する布量検知手段と、洗い工程・すすぎ工程・脱水工程などの各種洗濯運転や予約運転などを制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約運転開始時に前記洗濯槽内の布量を検知し、前記脱水工程時において、検知された布量に応じた脱水起動制御を実行するのである。
これにより、予約待機中に洗濯物の追加や取り出しを行っても、布量に応じた最適な脱水起動制御を行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の洗濯機において、洗濯運転に関する設定内容などを表示する表示部と、を備え、前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約設定時に、前記洗濯槽内の布量を検知し、前記予約設定時の布量検知により検出された布量に応じた洗剤量を前記表示部に表示するものである。
これにより、予約運転の設定時に表示部に表示された適切な量の洗剤を投入でき、使用者にとって使い勝手の良いものとなる。
第3の発明における洗濯機は、筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に支持された洗濯槽と、前記洗濯槽内の布量を検知する布量検知手段と、洗い工程・すすぎ工程・脱水工程などの各種洗濯運転や予約運転を実行するコントローラと、液剤を収容するタンクと、前記洗濯槽に前記タンク内の液剤を供給する液剤供給装置と、前記洗濯槽内への液剤供給量を算出する液剤供給量算出部と、を備え、前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約運転開始時に前記洗濯槽内の布量を検知し、洗濯運転時では、検知された布量に応じた液剤を前記洗濯槽へ供給するものである。
これにより、予約待機中に洗濯物の追加や取り出しを行っても、最適な量の液剤で洗濯を行うことができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の洗濯機において、洗濯運転に関する設定内容などを表示する表示部を備え、前記コントローラは、前記予約運転が選択され、かつ、洗剤や柔軟剤を手動で前記洗濯槽へ投入する手動投入コースが選択された場合において、予約設定時に前記洗濯槽内の布量を検知し、前記予約設定時の布量検知により検出された布量に応じた洗剤量を前記表示部に表示するものである。
これにより、洗剤を手動投入する場合、予約運転時に、表示部に適切な洗剤量が表示されるため、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
(実施の形態1)
以下、図1〜4を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の斜視図、図2は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
図1及び図2において、洗濯機100の外郭である筐体101の内部には、有底円筒形の水槽105が複数のサスペンション(図示せず)およびダンパー163により弾性的に防振支持されている。水槽105内には、有底円筒形のドラム106(洗濯槽)が回転可能に配設される。ドラム106の内壁面には、バッフル106aが複数個設けられている。ドラム106を低速で回転させることにより、バッフル106aが洗濯物を引っ掛けて上方に持ち上げ、落下させるといった撹拌動作を与えることができる。ドラム106の周面には、貫通された複数の小孔106bが形成されている。水槽105には、ドラム106を回転駆動させる槽回転モータ107が配設される。
筐体101の前面には、洗濯物を出し入れするため開口された洗濯物投入取出口103が形成されている。筐体101の前面には、蓋体102が設けられている。蓋体102は、洗濯物投入取出口103を開閉自在に覆っている。蓋体102を開放することにより、洗濯物投入取出口103からドラム106内へ洗濯物を投入できる。
蓋体102上部には、運転を操作する操作部と、運転状態を表示する表示部と、を備える操作表示部104が配設される。
筐体101には、槽回転モータ等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の工程を逐次実行するコントローラ108が配設される。コントローラ108は、ドラム106内の布量を判定する布量判定部(図示せず)と、液剤投入量算出部(図示せず)と、を有する。布量判定部は、例えば、槽回転モータを一定回転速度で回転させた時のトルク電流値により、10kgまでの洗濯物を10段階程度に分類する機能を提供する。また、布量判定結果に応じて、洗濯で使用する水量を決定する。洗剤投入量算出部は、布量判定部により検出した布量から、洗剤投入量及び柔軟剤投入量を算出する。
洗濯機100には、記憶部(図示せず)が設けられている。記憶部は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)からなる。記憶部には、洗剤種類に関する情報を記憶する洗剤種類記憶部(図示せず)を含む、洗濯運転に関する各種設定情報が記憶される。
給水器110は、筐体101上部に設けられ、給水路(図示せず)と、第1の給水弁110a(給水弁)から構成される。給水路(図示せず)の一端は、給水ホース(図示せず)を介して蛇口と連通している。
上記構成における洗濯機において、以下に洗濯運転の動作を説明する。
洗濯機100の洗濯運転は、洗濯物を洗濯水に浸しドラム106を回転することで汚れを落とす『洗い工程』、洗剤水で浸った洗濯物を水で濯ぐ『すすぎ工程』、水を含んだ洗濯物を脱水する『脱水工程』、温風をドラム106へ供給しドラム106内の洗濯物を乾燥させる『乾燥工程』などがある。
使用者は、洗濯を行う前に、蓋体102を開け、洗濯物投入取出口103からドラム1
06内に洗濯物を投入する。次に、操作表示部104(表示部)を操作して電源スイッチをONにするとともに、洗いやすすぎ、脱水など、各種洗濯コースや洗濯条件を設定する。設定できる洗濯コースは、『洗濯コース』、『洗いのみ』、『すすぎのみ』、『脱水のみ』などである。
洗濯運転が開始されると、布量判定部により判定された布量に応じた洗剤量及び柔軟剤量が、操作表示部104に表示される。使用者は、操作表示部104に表示された量の洗剤及び柔軟剤をドラム106に投入する。
『洗濯コース』運転が開始されると、コントローラ108は、布量判定工程、給水工程、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程を逐次実行するよう制御する。布量判定工程では、布量判定部が、槽回転モータを一定回転速度で正転方向、反転方向に繰り返し回転させた時のトルク電流値を測定することにより、ドラム106内の布量を検出する。次に、給水弁110aを開け、布量に応じた水量の水道水をドラム106内に給水する給水工程を実行する。
洗い工程終了後、コントローラ108は、脱水工程を実行した後、すすぎ工程を実行する。すすぎ工程では、給水弁110aを開放させ、柔軟剤液を水槽105内へ供給する。すすぎ工程が終了すると、脱水工程を実行し、洗濯コースが完了する。
ここで、洗い工程後の脱水工程及びすすぎ工程後の脱水工程について詳しく説明する。
図3(a)は、実施の形態1における洗濯機のドラム内の洗濯物量が多い場合の脱水起動時のドラム回転速度を示すタイムチャートおよびドラム内の洗濯物の状態を示す模式図、図3(b)は、実施の形態1における洗濯機のドラム内の洗濯物量が少ない場合の脱水起動時のドラム回転速度を示すタイムチャートおよびドラム内の洗濯物の状態を示す模式図である。
図3(a)に示すように、ドラム106内に洗濯物が多い場合は、脱水の起動時(状態a−1)からに比較的急激にドラム106の回転速度を上昇(例えば、ドラム106の回転速度を5秒間で遠心力により洗濯物がドラム106の内壁に張り付き始める80rpmまで上昇)させても、洗濯物はドラム106の内壁に均一に張り付く(状態a−2)。このため、短時間で高速脱水工程に移行できる。また、洗濯物は、脱水起動後間もなくドラム106の内壁に張り付くため、洗濯物同士の絡みを抑制できる。
一方、図3(b)に示すように、ドラム106内の洗濯物量が少ない場合は、脱水工程の起動時(状態b−1)、比較的緩やかにドラム106の回転速度を上昇(例えば、15秒間でドラム106回転速度を80rpmまで上昇)させる必要がある。これは、緩やかに回転速度を上昇させることで、一か所に集まった洗濯物を分散(状態b−2)させてから、洗濯物をドラム106の内壁に均一に張り付ける(状態b−3)ためである。仮に、洗濯物が少ない状態で誤って比較的急激にドラム106の回転速度を上昇(例えば、図3(a)の脱水起動制御を行った場合)させると、一か所に集まった洗濯物が分散する前にドラム106の内壁に張り付いてしまう(状態b−4)。即ち、一か所に集まった洗濯物がアンバランス状態になり、そのまま高速脱水工程に移行すると、異常振動を引き起こす原因となる。
次に、予約設定した場合の洗濯運転動作を説明する。
図4は、本発明の実施の形態1における洗濯機の予約設定時の運転動作を示すタイムチャートである。
予約設定で運転した場合、予約設定時に布量検知(布量検知1)を行うが、予約待機時間中に洗濯物を追加したり、取り出したりすることがあるため、予約運転開始時に再度布量検知(布量検知2)を行う。従来は、布量検知2の判定結果に基づき洗濯時の水位を調整していたが、脱水起動時の制御は布量検知1の判定結果に基づいて制御されていた。このため、前述の脱水起動制御とならず、不具合が生じることがあった。
即ち、予約待機中に洗濯物を追加することにより、図3(a)に示す通り、脱水起動時に比較的急激にドラム106の回転速度を上昇させても良い状態となった場合でも、図3(b)に示す通り、脱水の起動時に比較的緩やかにドラム106の回転速度を上昇させる制御を行っていた。これにより、無用に運転時間が長くなるばかりでなく、洗濯物同士の絡みを促進してしまい、脱水工程にアンバランス状態となる虞があった。また、洗濯終了後に使用者が洗濯物を取り出す際に取り出しにくくなる等の問題を引き起こしていた。
一方、予約待機中に洗濯物を取り出した場合、本来は、図3(b)に示す通り、脱水の起動時に比較的緩やかにドラム106の回転速度を上昇させる必要があるにも関わらず、図3(a)に示す通り、脱水の起動時に比較的急激にドラム106の回転速度を上昇させる制御を行っていた。これにより、ドラム106内で一か所に集まった洗濯物が分散する前にドラム106の内壁に張り付いてしまい(状態b−4)、アンバランス状態になり、異常振動を引き起こす虞があった。
本実施の形態では、予約設定時に布量検知1を行うとともに、予約運転開始時に布量検知2を行い、布量検知2で検出された布量に応じて脱水起動制御を行う。これにより、予約待機中に、ドラム106内に洗濯物が追加投入されたり、ドラム106から取り出された場合でも、最適な脱水起動制御を行うことができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における洗濯機の縦断面図、図6は、本発明の実施の形態2における洗濯機の予約運転時のタイムチャートである。
図5、図6を用いて、実施の形態2を説明する。
洗濯機100は、水槽105およびドラム106内に除菌物質を放出することで洗濯物を除菌する除菌手段211を備える。除菌手段211としては、例えば、静電霧化により帯電微粒子水を生成する構成などがある。また、送風手段212と送風経路213は水槽105と連通しており、除菌手段211は送風経路213内に配されており、除菌手段から発生した除菌物質は、送風手段212の風によって矢印Aのように水槽105およびドラム106内に送られる。ドラム106内に送られた除菌物質を含む空気は矢印Bのように送風経路213に戻り、循環する。
洗濯物には着用による汚れおよび水分、人体の表面や室内に存在する常在菌などが存在し、これら汚れ・水分・菌の存在が揃うことで、予約待機中に菌の増殖や臭気を増大させる。このため、予約待機中に、除菌手段211が発生する除菌物質を水槽105およびドラム106内の洗濯物に供給することは有用である。
更に、送風手段212を駆動させて、除菌手段211が発生する除菌物質を水槽105およびドラム106内に供給することにより、ドラム106内の洗濯物の水分減少も促し、菌の増殖や臭気の増大を抑制することができる。
予約待機中の除菌手段211は、t1時間(例えば、400秒間)ON制御した後、t
2時間(例えば、3200秒間)OFF制御する間欠駆動を行う。また、予約待機中の送風手段212は、t3時間(例えば、600秒間)ON制御した後、t4時間(例えば、3000秒間)OFF制御する間欠駆動を行う。これにより、予約運転におけるコストを削減することができる。
他の構成については、実施の形態1の構成と同様であるため、説明は割愛する。
予約設定時に水分を含んだ洗濯物をドラム106内に投入した場合、予約設定時の布量検知(布量検知1)では、実際よりも布量を多く判定してしまい、洗濯運転に悪影響を及ぼす虞がある。本実施の形態では、予約待機中に送風手段212を駆動することにより、洗濯物の水分が減少するため、予約運転開始時には本来の洗濯物の重量に近づき、布量検知2にて、より正確な布量判定が可能となる。
また、洗濯物の取り扱い方として、従来は、洗濯機100の傍に箱状で何の機能も有しない「洗濯かご」を置き、日々の洗濯物を「洗濯かご」溜め、定期的(例えば2日に一度)に「洗濯かご」に溜まった洗濯物を洗濯機100で洗濯することが一般的であった。箱状の何の機能も有しない「洗濯かご」に洗濯物を放置すると菌の増殖や臭気の増大を招くという課題を有していた。
本実施の形態のように、予約待機中に除菌手段211および送風手段212を駆動させることで、例えば、箱状の「洗濯かご」は置かずに、ドラム106をあたかも「洗濯かご」の代用とする様な使い方が可能となる。これにより、洗濯機100は除菌手段211を有するので、洗濯運転をしていない状態でも除菌物質をドラム106に供給する「除菌モード」を実行させることで、洗濯物をより清潔に保つことができることができる。即ち、予約待機中に菌の増殖や臭気の増大を抑える効果を有することで、使用者は洗濯物を清潔に保つためだけに予約待機中にドラム106内に洗濯物を一時的に追加投入し、予約運転開始前には洗濯物の一部を取り出すという使い方を行うことができる。
また、脱衣所に洗濯機を置くことが多いが、一般に脱衣所はスペースが狭いため、ドラム106を「洗濯かご」としても使うことができると、脱衣所の省スペース化にも貢献できる。
また、予約運転開始時に布量検知2を行うことで、より正確な布量判定が可能となり、布量に応じた最適な脱水起動制御を行うことも可能となる。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に記載の洗濯機の縦断面図である。以下、図7を用いて、実施の形態3を説明する。
筐体101の水槽105よりも上部には、液剤自動投入装置109が設けられている。また、筐体101上部には、開閉可能な蓋体314aが設けられており、蓋体314aを開け、開口内にタンク収容ケース314を設け、タンク収容ケース314には、洗剤タンク317(タンク)と柔軟剤タンク326(タンク)が着脱可能に取り付けられる。使用者は液剤自動投入装置109を使用する場合、洗濯を行う前に、予め、洗剤液を洗剤タンク317へ投入するとともに、柔軟剤液を柔軟剤タンク326へ投入しておく。これにより、使用者が布量検知結果の表示を基に手動で洗剤や柔軟剤を投入しなくとも、液剤自動投入装置109を駆動することで、布量に応じた洗剤および柔軟剤を所定のタイミングで自動的に水槽105内へ供給することができる。
タンク収容ケース314の収容部の前方には、洗剤ケース(図示せず)が着脱可能に取
り付けられる。洗剤ケースは、上面が開口した容器で、洗剤収容部と柔軟剤収容部とに区画される。使用者は液剤自動投入装置109を使用しない場合に、洗剤収容部に洗剤を、柔軟剤収容部に柔軟剤を手動投入して、洗濯運転を行う。
他の構成については、実施の形態1または2の構成と同様であるため、説明は割愛する。
洗剤量や柔軟剤量には、布量に適した投入量があり、少な過ぎても多過ぎても所望の洗浄性能やすすぎ性能および柔軟効果等が得られない。ここで、予約設定で運転した場合は、通常は予約設定時の布量検知(布量検知1)結果に基づき、洗剤を自動若しくは手動で投入することになるが、使用者が予約待機中に洗濯物の追加や取り出しをすると、布量に適した洗剤や柔軟剤が投入されないため、所望の洗浄性能やすすぎ性能および柔軟効果等が得られなくなる。
そこで、予約運転開始時に再度布量検知(布量検知2)を行い、その結果に基づき洗剤を自動若しくは手動で投入すれば、上述の課題は解決できる。
また手動で投入する場合、予約運転開始時に使用者が洗濯機100の傍に居る。このため、使用者が、洗剤や柔軟剤が手動投入できる手動投入コースを選択し、かつ、予約運転設定を選択した場合、予約設定時の布量検知(布量検知1)で検知された布量に応じて、操作表示部104に洗剤量または柔軟剤量を表示させる。これにより、洗剤を手動投入する場合、予約運転時に、表示部に適切な洗剤量が表示されるため、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4における洗濯機の縦断面図である。以下、図8を用いて、実施の形態4を説明する。
洗濯機100は、水槽105およびドラム106内に除菌物質を放出することで洗濯物を除菌する除菌手段211を備えており、その存在および得られる効果により、実施の形態2で述べた通り、使用者が予約待機中に洗濯物の追加や取り出しを行う頻度が上昇する。即ち、予約運転開始時に(布量検知2)を行い、その結果に基づき洗剤を自動投入することが有用となる。
他の構成については、実施の形態1〜3の構成を同様であるため、説明は割愛する。
なお、本実施の形態はドラム式洗濯機を用いて説明したが、本発明はこれに限られず、縦型洗濯機でも同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、予約待機中に洗濯物の追加や取り出しをされたとしても、予約運転開始時に再度布量判定を行い布量に応じた脱水起動制御を行うことで、脱水起動時の異常振動や運転時間の延長を防ぐことが可能となる。
101 筐体
105 水槽
104 操作表示部(表示部)
106 ドラム(洗濯槽)
108 コントローラ
109 液剤自動投入装置
211 除菌手段
317 洗剤タンク(タンク)
326 柔軟剤タンク(タンク)

Claims (5)

  1. 筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に支持された洗濯槽と、前記洗濯槽内の布量を検出する布量検知手段と、洗い工程・すすぎ工程・脱水工程などの各種洗濯運転や予約運転などを制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約運転開始時に前記洗濯槽内の布量を検知し、
    前記脱水工程の際、検知された布量に応じた脱水起動制御を実行する洗濯機。
  2. 洗濯運転に関する設定内容などを表示する表示部と、を備え、
    前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約設定時に、前記洗濯槽内の布量を検知し、
    前記予約設定時の布量検知により検出された布量に応じた洗剤量を前記表示部に表示する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に支持された洗濯槽と、前記洗濯槽内の布量を検知する布量検知手段と、洗い工程・すすぎ工程・脱水工程などの各種洗濯運転や予約運転を実行するコントローラと、液剤を収容するタンクと、前記洗濯槽に前記タンク内の液剤を供給する液剤供給装置と、前記洗濯槽内への液剤供給量を算出する液剤供給量算出部と、を備え、
    前記コントローラは、前記予約運転が選択された場合において、予約運転開始時に前記洗濯槽内の布量を検知し、
    洗濯運転時では、検知された布量に応じた液剤を前記洗濯槽へ供給する洗濯機。
  4. 洗濯運転に関する設定内容などを表示する表示部を備え、
    前記コントローラは、前記予約運転が選択され、かつ、洗剤や柔軟剤を手動で前記洗濯槽へ投入する手動投入コースが選択された場合において、予約設定時に前記洗濯槽内の布量を検知し、前記予約設定時の布量検知により検出された布量に応じた洗剤量を前記表示部に表示する請求項3に記載の洗濯機。
  5. 除菌物資を前記洗濯槽内に供給する除菌手段を更に備え、予約待機中に、除菌手段により前記洗濯槽内に前記除菌物資を供給する請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
JP2017170009A 2017-09-05 2017-09-05 洗濯機 Active JP6799753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017170009A JP6799753B2 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017170009A JP6799753B2 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019042266A true JP2019042266A (ja) 2019-03-22
JP6799753B2 JP6799753B2 (ja) 2020-12-16

Family

ID=65813148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017170009A Active JP6799753B2 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6799753B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113136683A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的控制方法及其洗衣机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06238087A (ja) * 1993-02-15 1994-08-30 Sharp Corp 洗濯機
JP2000350881A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2008104494A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
JP2011087697A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Sharp Corp 洗濯機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06238087A (ja) * 1993-02-15 1994-08-30 Sharp Corp 洗濯機
JP2000350881A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2008104494A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
JP2011087697A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Sharp Corp 洗濯機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113136683A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机的控制方法及其洗衣机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6799753B2 (ja) 2020-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7735344B2 (en) Drum type washing machine
RU2647607C1 (ru) Способ управления стиральной машиной
JP6173759B2 (ja) 洗濯機
JP2018000856A (ja) 洗濯機
JP2019092690A (ja) 洗濯機
JP2018046887A (ja) ドラム式洗濯機
JPWO2020003760A1 (ja) 洗濯機
JP6799753B2 (ja) 洗濯機
WO2020098537A1 (zh) 洗衣机
JP2017012208A (ja) 洗濯機
WO2016088397A1 (ja) 洗濯機
JP2021146140A (ja) 洗濯機
JP2019084311A (ja) 洗濯機
JP2016158745A (ja) 洗濯機
JP2020065740A (ja) 洗濯機
WO2023125407A1 (zh) 洗衣设备
JP2019088720A (ja) 洗濯機
JP7169158B2 (ja) 洗濯機
JP4922054B2 (ja) 洗濯機
WO2023125408A1 (zh) 洗衣设备
JP7018062B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP6767773B2 (ja) 洗濯機
JP2021023740A (ja) ドラム式洗濯機
CN116745483A (zh) 滚筒洗衣机
JP2023091878A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201019

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6799753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151