JP4922054B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP4922054B2
JP4922054B2 JP2007117200A JP2007117200A JP4922054B2 JP 4922054 B2 JP4922054 B2 JP 4922054B2 JP 2007117200 A JP2007117200 A JP 2007117200A JP 2007117200 A JP2007117200 A JP 2007117200A JP 4922054 B2 JP4922054 B2 JP 4922054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laundry
tank
lid
washing
tub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007117200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008272079A (ja
Inventor
孝 西村
美穂 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007117200A priority Critical patent/JP4922054B2/ja
Priority to PCT/JP2008/000147 priority patent/WO2008117506A1/ja
Priority to KR1020097019440A priority patent/KR101103090B1/ko
Priority to TW097107666A priority patent/TW200914673A/zh
Publication of JP2008272079A publication Critical patent/JP2008272079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922054B2 publication Critical patent/JP4922054B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、槽を乾燥させる槽乾燥運転機能を備えた洗濯機に関する。
洗濯機の中でも乾燥機能を備えた洗濯乾燥機は、槽内に温風を供給する温風供給装置を備えることによって、洗濯物の洗い、すすぎ、脱水のほかに、乾燥をすることができるようになっている。しかしながら、この種の洗濯乾燥機でも、通常の洗濯運転(洗濯物の洗いとすすぎと脱水、もしくはすすぎと脱水だけの運転)を行っただけの状態では、槽に水分が残り、それがかびの発生の原因となっていた。
これに対処するために、槽内を空の状態にして、温風を槽内に供給して槽を乾燥させる槽乾燥コースという専用の運転コースを設けているものもあるが、専用の槽乾燥コースを選択する必要がある。またこの場合でも、通常の洗濯運転しか行わない場合には、槽内に水分が残ったままの状態になってしまうことになる。
そこで、通常の洗濯運転を行う場合に、使用者によるキー操作により、洗濯運転の終了後に槽乾燥運転を自動的に実行する、自動槽乾燥機能を設けたものが考えられている。具体的には、キー操作により通常の洗濯コースを設定した後、槽乾燥キー(スイッチ)を操作することで、設定する。すると、通常の洗濯運転を行った後、洗濯物出入口を開閉する蓋の開閉を蓋開閉検知スイッチにより検知したら、槽乾燥運転を実行する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−49254号公報
上記した自動槽乾燥機能を設けたものでは、次のような問題点がある。すなわち、通常の洗濯運転を実行した後、槽乾燥運転へ移行するためには、槽内の洗濯物を取り出し、槽内を空の状態にする必要がある。このために、蓋開閉検知スイッチにより、蓋の開閉を検知するようにしている。しかしながら、使用者が蓋の開閉操作はしたものの、洗濯物の一部が槽内に残っていた場合でも、そのまま槽乾燥運転が行われてしまうことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗濯運転を実行した後、蓋の開閉操作を行うことに基づき、槽乾燥運転を行うように設定した場合において、槽内に洗濯物が残されたまま槽乾燥運転が行われることを防止できる洗濯機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の発明の洗濯機は、洗濯物の洗い、すすぎ、脱水に用いる槽と、この槽に対して洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口を開閉する蓋と、この蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、前記槽内の洗濯物の有無を検知する洗濯物検知手段と、前記槽を乾燥させる槽乾燥手段と、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程のうち少なくともいずれかの行程を含む洗濯運転を実行し、その洗濯運転の実行が終了した後、前記蓋開閉検知手段により前記蓋の開閉を検知し、その後、特定のキー操作があったら、前記洗濯物検知手段により前記槽内の洗濯物の有無を検知し、その検知結果が洗濯物無しの場合に前記槽乾燥手段により前記槽を乾燥させる槽乾燥運転を実行し、前記洗濯物検知手段による検知結果が洗濯物有りの場合には前記槽乾燥運転を実行しないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段は、洗濯運転を実行した後、蓋開閉検知手段により蓋の開閉を検知し、その後、特定のキー操作があったら、洗濯物検知手段により槽内の洗濯物の有無を検知し、その検知結果が洗濯物無しの場合に槽乾燥運転を実行する。これにより、槽内に洗濯物が残されたまま槽乾燥運転が行われることを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図2には、縦軸型の洗濯乾燥機の縦断側面図が示されている。この図2において、外箱1は矩形筒状をなしていて、この外箱1と、外箱1の上部に装着されたトップカバー2とにより、洗濯乾燥機の外殻が形成されている。外箱1の下面には脚部3が設けられている。外箱1の内部には、槽4が配設されている。
槽4は、外槽5と、この外槽5内に配設された内槽6との二重槽から構成されている。これら外槽5と内槽6は、共に有底円筒状をなしていて、それぞれの軸中心線が上下方向に指向する縦軸状に配置されている。外槽5が、吊り棒7aを主体とする弾性吊持機構7を介して外箱1に弾性的に支持されている。外槽5は、貯水が可能な構成となっている。内槽6は、外槽5内に回転可能に収容されていて、周壁部に多数の透孔8を有している。内槽6の上端開口部の周縁部には、回転バランサ9が設けられている。
内槽6内の底部にはパルセータ10が回転可能に配設され、外槽5の外底部には駆動装置11が配設されている。この駆動装置11は、正逆回転可能なモータ12(図4参照)と、図示しないクラッチ機構などを備えていて、パルセータ10と内槽6とを選択的に回転駆動する構成となっている。外槽5の上面には、環状をなす槽カバー13が設けられていて、この槽カバー13に、内蓋14が後部側(図2において左側)のヒンジ14aを介して上下方向に開閉可能に設けられている。内蓋14は、内槽6の上面開口部の上方に位置している。
上記トップカバー2には、内蓋14の上方に位置させて、内槽6に対して洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口15が形成されているとともに、この洗濯物出入口15を開閉する蓋16が、後部側のヒンジ16aを介して回動可能に設けられている。蓋16は、この場合2つ折り式となっている。
トップカバー2の後部には、槽乾燥手段を兼ねる温風供給装置20が配設されている。この温風供給装置20は、送風用のファン21と、このファン21を囲むファンケーシング22と、ファン21を回転駆動するファンモータ23と、加熱用のヒータ24と、このヒータ24を収容したヒータケース25と、このヒータケース25に接続された供給ダクト26とから構成されている。ファンケーシング22の吸入口22aは、トップカバー2の後部に形成された外部吸込み口27に連通し、ファンケーシング22の吐出口22bは、ヒータケース25内に連通している。供給ダクト26は、伸縮性および可撓性に富む蛇腹状をなしていて、下端部が、上記槽カバー13に形成された温風供給口28に接続されている。
外槽5の周壁部の下部には、排出口29が形成されている。また、外槽5の周壁部の外側には、上下方向に延びる循環ダクト30が設けられていて、この循環ダクト30の下部が、排出口29を介して外槽5内と連通している。循環ダクト30の上部は、槽カバー13に形成された循環口31を介して外槽5内と連通している。循環ダクト30の上端部には、排気口32が形成されているとともに、この排気口32にフィルタ33が装着されている。なお、外槽5の底部には、排水弁34を介して排水路35が接続されている。
ここで、上記温風供給装置20のファンモータ23によりファン21が回転駆動されるとともに、ヒータ24が通電されると、ファン21の送風作用により、図1の矢印Aで示すように、機外の空気が外部吸込み口27から、吸入口22aを介してファンケーシング22内に吸入されるとともに、ファンケーシング22内の空気が吐出口22bからヒータケース25内に吐出される。ヒータケース25内の空気はヒータ24により加熱されて温風化され、その温風が、供給ダクト26を通して槽4内に供給される。槽4内に供給された温風は、主に内槽6内に供給された後、透孔8を通して、内槽6と外槽5との間にも供給される。そして、外槽5内の温風は、排出口29から一旦循環ダクト30側に出て、循環ダクト30を上方へ流れた後、一部は排気口32から循環ダクト30外(外箱1内)へ排出され、残りは、循環口31から再び槽4内へ戻されるというように循環する。
トップカバー2の前部の内部には、制御回路ユニット39が設けられ、トップカバー2の前部の上面には、図3に示す操作パネル40が設けられている。この操作パネル40には、電源用の「入」キー41、「切」キー42と、「スタート」キー43(「一時停止」キーを兼ねる)、「乾燥」キー44、「洗乾」キー45、「洗濯」キー46、「予約」キー47、「脱水」キー48、「すすぎ」キー49、「洗い」キー50、「槽クリーン」キー51、「お手入れ」キー52、「水位」キー53、「水流」キー54、「ふろ水」キー55が設けられているとともに、それらの選択または設定の内容や有無を表示する各種の表示器57〜64が設けられている。
表示器57〜64のうち、「槽クリーン」キー51に対応する表示器60には、洗濯物の有無を表示する洗濯物有無表示部60aがある。洗濯物有無表示部60aには、この場合「洗濯物あり」の文字表示がなされている。この洗濯物有無表示部60aは、点灯時には「洗濯物あり」を表示し、消灯時には「洗濯物なし」を表示する。この洗濯物有無表示部60aは、洗濯物の有無を報知する報知手段を構成する。
上記制御回路ユニット39には、マイクロコンピュータを主体とする制御回路65(図4参照)が設けられている。図4は、制御回路65を中心とした電気的構成を示している。制御回路65は、本発明の制御手段を構成していて、不揮発性メモリ66と接続されている。制御回路65には、上記操作パネル40に設けられた各種の操作キー41〜55から各種の操作信号が入力されるとともに、前記槽4(外槽5)内の水位を検知するように設けられた水位センサ67から水位検知信号が、前記ヒータケース25内の温度を検知するように設けられた温度センサ68から温度検知信号が、前記蓋16の開閉を検知する蓋スイッチ69(蓋開閉検知手段)から開閉検知信号が入力され、さらに、前記駆動装置11のモータ12の回転数を検知するように設けられた回転センサ70から回転数検知信号が入力されるようになっている。
回転センサ70と制御回路65は、内槽6内に収容された洗濯物の重量を検知する重量検知手段と、内槽6内の洗濯物の有無を検知する洗濯物検知手段を構成する。具体的には、モータ12によりパルセータ10を回転させ、そのときの回転センサ70の回転数の大きさと、制御回路65が予め有したテーブルに基づき、内槽6内に収容された洗濯物の重量を判断する。内槽6内に収容された洗濯物の量(重量)が多い場合には、回転センサ70が検出する回転数が低く、洗濯物の量(重量)が少ない場合には、回転センサ70が検出する回転数が高くなる。
制御回路65は、上記した入力信号と、予め記憶された制御プログラムに基づいて、上記モータ12と、前記槽4内(内槽6内)に給水するように設けられた給水弁71と、前記排水弁34と、前記操作パネル40に設けられた各種の表示器57〜64と、報知器であるブザー72と、前記ファンモータ23と、前記ヒータ24と、前記蓋16を閉鎖状態にロックするように設けられた蓋ロック機構73とを、それぞれ駆動回路74を介して制御するようになっている。
次に、上記制御回路65で制御する洗濯乾燥機の運転について述べる、運転コースは、洗濯コースと、洗乾コースと、乾燥コースの3種類があり、それぞれいくつかのコースがある。通常のコース運転を行う場合には、「洗濯」キー46、「洗乾」キー45、「乾燥」キー44のいずれかを操作して、所定のコースを選択する。必要に応じて、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程の内容や、水位設定、水流の強さ、風呂水給水の有無を、「脱水」キー48、「すすぎ」キー49、「洗い」キー50、「水位」キー53、「水流」キー54、「ふろ水」キー55により設定する。上記コース運転以外にも、槽4(外槽5と内槽6)を洗浄する槽洗浄コース、槽4(外槽5と内槽6)を乾燥する槽乾燥コースも設定することができる。各コースは、設定が完了したら、「スタート」キー43を操作することで、運転が開始される。なお、洗濯物は、予め内槽6内に投入しておく。
上記したコース運転において、洗濯コースを運転した場合、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程の順で行われる(設定によっては、行われない行程もある)。洗い行程を行う場合、予め洗剤を内槽6内に投入しておく。制御回路65は、洗い行程を行う場合、まず内槽6内に収容された洗濯物の重量を検知する。重量検知は、モータ12によりパルセータ10のみを回転させ、そのときの回転センサ70の回転数の大きさと、制御回路65が予め有したテーブルに基づき、洗濯物の重量を判断する。制御回路65は、検出した重量に基づき、給水水位を決定する。制御回路65は、排水弁34を閉鎖した状態で、給水弁71を開放することで槽4内に給水して貯留する。このときの水位は、前記重量検知に基づき決定した水位とする。この後、制御回路65は、モータ12によりパルセータ10を正逆回転させる。これにより、内槽6内に収容された洗濯物が洗われる。
洗い行程が終了すると、排水弁34を開放させて、槽4内の水を排水路35から機外へ排出する。すすぎ行程は、洗剤を用いない点と、重量検知を行わない点以外は、洗い行程と同様に行われる。脱水行程は、排水弁71を開放した状態で、モータ12により、パルセータ10と内槽6を一体的に高速回転させることによって行われる。これにより、内槽6内の洗濯物が遠心脱水される。洗濯物から出た水は、排水路35から機外へ排出される。
このような洗濯コースを行った場合、通常では、脱水行程が終わった時点で運転終了となり、ブザー72による報知の後、洗濯乾燥機の電源がオフされる。使用者は、蓋16および内蓋14を開放させて、内槽6内の洗濯物を取り出し、その後、それら内蓋14および蓋16を閉鎖する。この後、洗濯乾燥機は放置される。このとき、槽4における外槽5の内面と、内槽6の内面および外面には水分が残ることになり、これがカビ発生の原因となる。
そこで、本発明においては、次の自動槽乾燥機能を加える。以下、この自動槽乾燥機能について、図1の制御回路65の制御内容を示すフローチャートも参照して説明する。
使用者は、まず、操作パネル40において、運転するコースを設定する(ステップS1)。ここで、使用者が、自動槽乾燥機能を設定する場合には、洗濯コースを選択設定しているときに、「お手入れ」キー52を操作する。これにより、制御回路65は、自動槽乾燥機能を設定し、「お手入れ」キー52に対応する表示器61を点灯状態とし、また、自動槽乾燥機能を設定したことを不揮発性メモリ66に記憶させる。この自動槽乾燥機能の設定は、一度設定したら、次の洗濯時も設定されたまま記憶される。
なお、自動槽乾燥機能の設定を解除するには、使用者が、洗濯コースを選択設定しているときに、「お手入れ」キー52を再操作する。すると、「お手入れ」キー52に対応する表示器61が消灯状態となり、これにより、制御回路65は、自動槽乾燥機能の設定を解除し、その解除したことを不揮発性メモリ66に記憶させる。この場合には、次の洗濯時も自動槽乾燥機能の設定がないものとして扱われる。
制御回路65は、ステップS2において、選択設定されたコースにおいて、自動槽乾燥機能が設定されているか否かを判断する。自動槽乾燥機能が設定されている場合には、「YES」に従ってステップS3へ移行し、ここで洗濯コースの運転が設定されているか否かを判断する。洗濯コースの運転が設定されている場合には、「YES」に従ってステップS4へ移行し、ここで、設定された洗濯コースの行程は、洗い、すすぎ、脱水の行程か、または、すすぎ、脱水の行程が設定されているか否かを判断する。通常の洗濯コースであれば、どちらかに該当する。
ステップS4で、設定された洗濯コースの行程が、洗い、すすぎ、脱水の行程か、または、すすぎ、脱水の行程であると判断された場合には、「YES」に従ってステップS5へ移行し、「スタート」キー43が操作されるまで待機する。「スタート」キー43が操作されると、制御回路65は、使用者により選択設定された洗濯コース(本発明の洗濯運転に相当)を実行する(ステップS6)。選択設定された洗濯コースは、行程が、洗い、すすぎ、脱水の行程か、または、すすぎ、脱水の行程である。
制御回路65は、使用者により選択設定された洗濯コースを実行し、その運転が終了したら、ブザー72による報知を行い、使用者に洗濯運転が終了したことを知らせる(ステップS7)。この後、洗濯運転が終了してからの経過時間を計測し、予め設定された所定時間、この場合1時間経過したか否かを判断し、また蓋開閉検知をしたか否かを判断する(ステップS8、S9)。
通常は、使用者は、ブザー72による報知により洗濯運転が終了したことがわかると、蓋16および内蓋14を開放させて、内槽6内の洗濯物を取り出し、その後、それら内蓋14および蓋16を閉鎖する。制御回路65は、蓋スイッチ69により蓋16の開閉操作を検知することで、内槽6内から洗濯物が取り出されたと判断する。
制御回路65は、ステップS8,S9において、洗濯運転が終了してから1時間以内に蓋16の開閉操作を検知したら、使用者が内槽6内から洗濯物を取り出したと判断し、「YES」に従ってステップS10,S11へ移行する。蓋16の開閉検知後の経過時間を計測し、その経過時間が、予め設定された所定時間、この場合30分経過以内にスタートキーが操作されたか否かを判断する。ステップS10において、30分経過以内に「スタート」キー43が操作されたと判断した場合には、「YES」に従ってステップS12へ移行し、蓋ロック機構73を動作させて、蓋16を閉鎖状態にロックする。この後、制御回路65は、重量検知を行い、内槽6内の洗濯物の有無を判断する(ステップS13,S14)。
ここで、ステップS13の重量検知は、洗い行程のときと同様に、モータ12によりパルセータ10のみを回転させ、そのときの回転センサ70の回転数の大きさと、制御回路65が予め有したテーブルに基づき、洗濯物の重量を判断する。ステップS14の洗濯物の有無の判断は、洗濯物の量を判断するわけではなく、内槽6内に洗濯物が残っているか否かを判断するためであるため、最も少ない量のときのしきい値と比較して、洗濯物の有無を判断する。ステップS14において、洗濯物なしと判断した場合には、「YES」に従ってステップS15へ移行し、ここで、洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」の表示がある場合には、その表示を消去(消灯)するとともに、不揮発性メモリ66の「洗濯物あり」の記憶を消去する。この後、制御回路65は、槽乾燥運転を実行する(ステップS16)。この場合、洗濯運転を実行した後、槽乾燥運転を実行するための特定の操作とは、蓋16の開閉操作と、「スタート」キー43のキー操作である。
槽乾燥運転は、具体的には、図5に示すように行う。槽乾燥運転は、槽乾燥行程と、冷却行程とがある。槽乾燥行程では、排水弁34を開放状態にして、ファンモータ23を通電してファン21を回転駆動するとともに、ヒータ24を通電し、また、モータ12により内槽6を高速回転させる。図5においては、通電状態或いは駆動状態の場合を、斜線で示している。
このうち、ファン21の回転による送風作用とヒータ24による加熱により、前述したように、機外の空気が外部吸込み口27からファンケーシング22内に吸入されるとともに、ファンケーシング22内の空気が吐出口22bからヒータケース25内に吐出され、ヒータ24により加熱されて温風化され、その温風が、供給ダクト26を通して槽4内に供給される。槽4内に供給された温風は、主に内槽6内に供給された後、透孔8を通して、内槽6と外槽5との間にも供給される。そして、外槽5内の温風は、排出口29から一旦循環ダクト30側に出て、循環ダクト30を上方へ流れた後、一部は排気口32から循環ダクト30外(外箱1内)へ排出され、残りは、循環口31から再び槽4内へ戻されるというように循環する。また、内槽6が高速回転されることにより、内槽6に付着した水分が遠心力により吹き飛ばされる。
このようにして、温風と内槽6の高速回転とにより、槽4(外槽5と内槽6)が乾燥されるようになる。このとき、排水弁34を開放させておくことで、槽4からの排気量を増やすことができ、槽4内の水分を槽4外に一層早く排出させることができ、乾燥効率を向上させることが可能になる。槽乾燥行程は、例えば10分間行われる。
乾燥行程が終了したら、冷却行程が行われる。冷却行程では、ファンモータ23の運転は継続したまま、排水弁34を閉鎖するとともにヒータ24を断電する。また、内槽6の高速回転は止め、代わりにパルセータ10のみを正逆回転させる。この冷却行程は、例えば5分間行われる。冷却行程の時間が経過したら、ファンモータ23を停止させるとともに、パルセータ10の回転も停止させる。これにより、槽乾燥運転が終了する。
制御回路65は、槽乾燥運転が終了したら、蓋ロック機構73による蓋16のロック状態を解除し(ステップS17)、この後、電源をオフして(ステップS18)、運転をすべて終了する。
上記ステップS6において洗濯運転を実行し、ブザー72の報知後、1時間経過しても蓋16の開閉検知が行われなかった場合には、使用者が洗濯物を取り出すことを忘れているか、或いは洗濯物を取り出す意思がないと判断し、ステップS8において「YES」に従ってステップS18へ移行し、槽乾燥運転を実行せずに、電源を強制的にオフさせる。これにより、洗濯運転を実行した後、使用者が放置した場合であっても、電源が入ったまま長時間放置されてしまうことを防止できる。
また、上記ステップS6において洗濯運転を実行し、ブザー72の報知後、蓋16の開閉検知は行われたが(ステップS9において「YES」)、30分経過しても「スタート」キー43が操作されなかった場合(ステップS10,S11)には、制御回路65は、使用者が洗濯物は取り出したが、「スタート」キー43の操作を忘れたと判断し、ステップS11において「YES」に従ってステップS12へ移行し、蓋ロック機構73により蓋16をロックした後、重量検知を実行する(ステップS13)。
ステップS13で重量検知し、ステップS14で洗濯物の有無を判断し、その結果、洗濯物があると判断した場合には、内槽6内に洗濯物が残されていることが考えられる。この場合には、「NO」に従ってステップS19へ移行し、ここで、洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」の表示をする(点灯させる)とともに、不揮発性メモリ66に「洗濯物あり」を記憶させる。洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」の表示をすることで、使用者に、洗濯物が内槽6内に残っていることを報知する。使用者は、その洗濯物有無表示部60aの「洗濯物あり」の表示を見ることで、洗濯物の取り出し忘れがあることに気づき、再度蓋16および内蓋14を開放させて、内槽6内の洗濯物を取り出し、その後、それら内蓋14および蓋16を閉鎖することになる。
制御回路65は、洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」の表示した後、予め設定された所定時間(第2の所定時間)、この場合10分経過以内に蓋16の開閉操作があったか否かを判断する(ステップS20,S21)。10分経過以内に蓋16の開閉操作を検知したら、使用者が内槽6内から洗濯物を取り出したと判断し、ステップS21で「YES」に従ってステップS10へ戻る。10分経過しても蓋16の開閉操作を検知しなかった場合には、ステップS20で「YES」に従ってステップS18へ移行し、電源をオフする。
制御回路65は、ステップS19で洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」の表示をするとともに、不揮発性メモリ66に「洗濯物あり」を記憶させた状態で、上記したように、10分間経過しても蓋16の開閉操作を検知せず、槽乾燥運転を実行せず、電源をオフした場合、次回の電源オン時に、洗濯物有無表示部60aに「洗濯物あり」を表示(点灯)させる。これにより、使用者に、内槽6内に洗濯物が残されていることを知らせることができる。
一方、制御回路65は、ステップS2において、設定された運転コースに自動槽乾燥機能が設定されていないと判断した場合には、「NO」に従ってステップS22へ移行し、スタートキーの操作があるまで待機する。そして、「スタート」キー43が操作されたら、選択設定されたコースを実行する(ステップS23)。選択設定されたコースの運転が終了したら、ブザー72による報知をし(ステップS24)、この後、ステップS18へ移行し、電源をオフする。
また、制御回路65は、ステップS2において自動槽乾燥機能設定ありと判断し、ステップS3において、設定されたコースが洗濯コースでないと判断した場合(例えば、洗乾コース、乾燥コースが設定されていた場合)は、「NO」に従ってステップS25へ移行し、自動槽乾燥設定不可とし、スタートキーの操作があるまで待機する(ステップS26)。そして、「スタート」キー43が操作されたら、選択設定されたコースを実行する(ステップS27)。選択設定されたコースの運転が終了したら、ブザー72による報知をし(ステップS28)、この後、ステップS18へ移行し、電源をオフする。
制御回路65は、ステップS4において、ステップS1で設定された洗濯コースの行程が、洗い、すすぎ、脱水又はすすぎ、脱水でない場合には、「NO」に従ってステップS25へ移行する。
上記した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
制御回路65は、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程からなる洗濯運転、もしくはすすぎ行程、脱水行程からなる洗濯運転を行う場合に、自動槽乾燥機能を設定した場合において、前記洗濯運転を実行した後、蓋スイッチ69により蓋16の開閉操作を検知するとともに、「スタート」キー43の操作が行われたことを検知し、その後、重量検知により槽6内の洗濯物の有無を検知し、その検知結果が洗濯物無しの場合に、槽乾燥運転を自動的に実行する。これにより、内槽6内に洗濯物が残されたまま槽乾燥運転が行われることを防止することができる。
制御回路65は、前記重量検知による検知結果が洗濯物有りの場合には、洗濯物有無表示部60aにより「洗濯物あり」の表示をして報知する。使用者はその「洗濯物あり」の表示を見ることで、内槽6内に洗濯物が残っていることがわかる。このため、使用者は、再度蓋16および内蓋14を開放させて、内槽6内の洗濯物を取り出し、その後、それら内蓋14および蓋16を閉鎖することで、内槽6内に洗濯物が残されたまま槽乾燥運転が行われることを防止することができる。
制御回路65は、前記洗濯運転を実行した後、所定時間(1時間)以内に蓋スイッチ69により蓋16の開閉を検知した場合にのみ、重量検知により内槽6内の洗濯物の有無を検知するようにしている。蓋16の開閉操作がなければ洗濯物を取り出すことができないので、内槽6内の洗濯物の有無の検知は、蓋16の開閉操作があった場合のみ行えばよい。内槽6内の洗濯物の有無の検知を無駄に行うことがない。
制御回路65は、前記洗濯物有無表示部60aにより洗濯物有りを報知した後、所定時間(10分)以内に蓋スイッチ69により蓋16の開閉を検知した場合、再度重量検知により内槽6内の洗濯物の有無を検知し、その検知結果を前記洗濯物有無表示部60aにて報知する。これによれば、内槽6内に洗濯物が残されたままになることを極力防止することができる。
制御回路65は、前記洗濯物有無表示部60aにより洗濯物有りを報知した後、所定時間(10分間)経過しても蓋スイッチ69により蓋16の開閉を検知しなかった場合には、槽乾燥運転を実行せず、電源をオフする。これによれば、内槽6内に洗濯物が残されたまま槽乾燥運転が行われることを確実に防止できる。また、電源が入ったまま長時間放置されてしまうことを防止できる。
さらに、制御回路65は、前記洗濯運転が終了した後、所定時間(1時間)を経過しても蓋16の開閉操作がなかったと判断した場合には、槽乾燥運転を実行せず、電源をオフする。これによれば、洗濯運転を実行した後、使用者が放置した場合であっても、電源が入ったまま長時間放置されてしまうことを防止できる。
また、制御回路65は、前記洗濯運転を実行した後、蓋スイッチ69により蓋16の開閉操作を検知し、その後、30分が経過しても「スタート」キー43が操作されない場合には、重量検知を行い、その結果、洗濯物無しと判断された場合には、槽乾燥運転を行う。これによれば、使用者が洗濯物を取り出した後、「スタート」キー43のキー操作を忘れても、槽乾燥運転を自動的に行うことができる。
自動槽乾燥機能の有無を設定する「お手入れ」キー52を備え、その「お手入れ」キー52の操作で自動槽乾燥機能有りを設定した場合には、設定されたことを不揮発性メモリ66に記憶し、次回に電源を入れた際には、自動的に自動槽乾燥機能有りとして設定される。このため、洗濯運転を行うごとに、使用者が自動槽乾燥機能有りの設定を行う必要がなく、使い勝手がよい。また、「お手入れ」キー52の操作で自動槽乾燥機能無しを設定することもでき、自動槽乾燥機能無しを設定した場合にも、それを不揮発性メモリ66に記憶し、次回に電源を入れた際には、自動的に自動槽乾燥機能無しとして設定される。
洗濯運転を実行した後、重量検知を実行する前に、蓋ロック機構73により蓋16を閉鎖状態にロックする構成としているので、重量検知や槽乾燥運転を実行している際に、誤って蓋16が開放されてしまうことを防止できる。
槽乾燥運転時に、排水弁34を開放状態とすることで、槽4側からの排気量を増やして、水分を槽4外へ一層早く排出することができ、槽4の乾燥効率を向上させることが可能になる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
槽乾燥手段は、送風用のファン21と加熱用のヒータ24を備えた温風供給装置20に限られず、例えば送風用のファン21とこれを回転駆動するファンモータ23を備えていればよい。また、槽乾燥手段は、内槽6をモータ12により回転させるのみでもよい。
洗濯運転が終了し、ブザー報知後、蓋開閉検知を待つ時間(ステップS8での時間)は、1時間に限られず、45分、或いは1時間15分でもよい。
蓋開閉検知後、スタートキーの操作を待つ時間(ステップS11での時間)は、30分に限られず、20分、或いは40分でもよい。
洗濯物ありの表示及び記憶の後、蓋開閉検知を待つ時間(ステップS20での時間)は、10分に限られず、15分、或いは8分でもよい。
縦軸型の洗濯乾燥機に限られず、槽の軸中心線がほぼ水平方向に指向する(やや傾斜する場合も含む)、ドラム式洗濯乾燥機にも適用することができる。
本発明の一実施形態を示すもので、制御回路の制御内容を示すフローチャート 洗濯乾燥機の縦断側面図 操作パネルの平面図 電気的構成のブロック図 槽乾燥運転の行程内容を示す図
符号の説明
図面中、4は槽、5は外槽、6は内槽、12はモータ、15は洗濯物出入口、16は蓋、20は温風供給装置(槽乾燥手段)、21はファン、23はファンモータ、24はヒータ、60aは洗濯物有無表示部(報知手段)65は制御回路(制御手段、洗濯物検知手段)、69は蓋スイッチ(蓋開閉検知手段)、70は回転センサ(洗濯物検知手段)を示す。

Claims (2)

  1. 洗濯物の洗い、すすぎ、脱水に用いる槽と、
    この槽に対して洗濯物を出し入れするための洗濯物出入口を開閉する蓋と、
    この蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、
    前記槽内の洗濯物の有無を検知する洗濯物検知手段と、
    前記槽を乾燥させる槽乾燥手段と、
    洗い行程、すすぎ行程、脱水行程のうち少なくともいずれかの行程を含む洗濯運転を実行し、その洗濯運転の実行が終了した後、前記蓋開閉検知手段により前記蓋の開閉を検知し、その後、特定のキー操作があったら、前記洗濯物検知手段により前記槽内の洗濯物の有無を検知し、その検知結果が洗濯物無しの場合に前記槽乾燥手段により前記槽を乾燥させる槽乾燥運転を実行し、前記洗濯物検知手段による検知結果が洗濯物有りの場合には前記槽乾燥運転を実行しないように制御する制御手段とを備えたこと特徴とする洗濯機。
  2. 報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記洗濯物検知手段による検知結果が洗濯物有りの場合には、前記報知手段により洗濯物有りを報知することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
JP2007117200A 2007-03-22 2007-04-26 洗濯機 Expired - Fee Related JP4922054B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007117200A JP4922054B2 (ja) 2007-04-26 2007-04-26 洗濯機
PCT/JP2008/000147 WO2008117506A1 (ja) 2007-03-22 2008-02-05 洗濯機
KR1020097019440A KR101103090B1 (ko) 2007-03-22 2008-02-05 세탁기
TW097107666A TW200914673A (en) 2007-03-22 2008-03-05 Washing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007117200A JP4922054B2 (ja) 2007-04-26 2007-04-26 洗濯機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007247456A Division JP4455637B2 (ja) 2007-09-25 2007-09-25 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008272079A JP2008272079A (ja) 2008-11-13
JP4922054B2 true JP4922054B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=40050825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007117200A Expired - Fee Related JP4922054B2 (ja) 2007-03-22 2007-04-26 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4922054B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5426243B2 (ja) * 2009-06-19 2014-02-26 株式会社東芝 洗濯機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000229193A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Mitsubishi Electric Corp 全自動洗濯機
JP2004049254A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Toshiba Corp 洗濯乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008272079A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4691059B2 (ja) 洗濯乾燥機
TWI448601B (zh) Drum washing machine
JP2012090829A (ja) ドラム式洗濯機
JP5426243B2 (ja) 洗濯機
WO2004044302A1 (ja) 洗濯乾燥機
JPH10127979A (ja) ドラム式乾燥洗濯機
JP4718509B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2008183122A (ja) ドラム式洗濯機
JP4455637B2 (ja) 洗濯機
JP4922054B2 (ja) 洗濯機
KR101103090B1 (ko) 세탁기
JPH09201483A (ja) ドラム式全自動洗濯機
JPH0994370A (ja) 洗濯機
JP2007117141A (ja) ドラム式洗濯機
CN106609437B (zh) 洗衣机
JP4493475B2 (ja) 洗濯乾燥機
KR100873907B1 (ko) 세탁기의 제어방법
JP2004313416A (ja) 洗濯乾燥機
JP6295436B2 (ja) 洗濯機及び洗濯乾燥機
JPH04285591A (ja) 脱水兼用洗濯機
JP2021142179A (ja) 洗濯機
JP2017143900A (ja) 洗濯機
JP6910849B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6767773B2 (ja) 洗濯機
JPH1157276A (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4922054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees