JP2002320793A - 洗剤自動投入装置 - Google Patents
洗剤自動投入装置Info
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Abstract
洗剤自動投入装置において、洗濯機の修理や点検を行う
ときに、洗濯機本体を傾けたり、横倒しにしても、エア
ポンプへ液体洗剤が浸入するのを防止し、エアポンプの
性能を損なうのを防止する。 【解決手段】 液体洗剤14を溜めておく洗剤タンク1
9にエアポンプ17により空気を送ることで洗剤タンク
19内の液体洗剤14を自動投入する。洗剤タンク19
を傾けたとき、液体洗剤14がエアポンプ17へ流出し
ないよう構成する。
Description
水槽に液体洗剤を投入する洗剤自動投入装置に関するも
のである。
していた。以下、その構成について説明する。
面に撹拌翼2を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽1
の外側に水受け槽3を設けている。水受け槽3の底面に
は洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取り
付け、駆動部の切り替えを行うクラッチ装置5を介して
洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するように構成し
ている。また、水受け槽3は、外郭6にサスペンション
7を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽1の上部に
は、液体を内封した流体バランサー8を固定し、水受け
槽3の上面は、水受け槽カバー9によって覆われてい
る。
は、制御装置10、給水弁11、給水経路12等を収納
した外郭カバー13によって覆われている。
を溜めた洗剤タンク15を取り付けている。この洗剤タ
ンク15の上部にはエアホース16を介して洗剤タンク
15内に空気を送り込むエアポンプ17を接続してい
る。また、洗剤タンク15の下部には給水経路12近傍
まで液体洗剤14を導く洗剤ホース18を接続してい
る。なお、液体洗剤14は、洗剤タンクふた15a部分
から補充可能である。
脱水槽1内に投入された洗濯物(衣類等)の量に適した
水量を給水弁11から給水経路12を通して水受け槽3
に給水する。また、衣類投入時または給水時とほぼ同時
にエアポンプ17に通電してエアホース16を介して洗
剤タンク15の上部へ空気を送る。これにより洗剤タン
ク15の内部の圧力が高くなり、洗剤タンク15内の液
体洗剤14は洗剤ホース18を通って液体洗剤排出口1
8aから給水経路12近傍へ押し出され、給水弁11か
ら流入する水とともに洗濯兼脱水槽1内に投入される。
給水されると、撹拌翼2による撹拌を行い、衣類の汚れ
を除去する行程へと進む。このとき、洗濯兼脱水槽1に
投入する液体洗剤14は、洗濯する衣類の量、または給
水する水量に合わせて自動的に適量が投入されるようエ
アポンプ17に通電する時間の長さを変えることによっ
て調節する。
における洗剤自動投入装置を有する洗濯機において、洗
濯機の修理や点検を行うときには、洗濯機本体を傾けた
り、横倒しにしたりすることが多い。図5(a)は洗剤
自動投入装置が正常な状態を示し、図5(b)は90度
倒した状態を示している。図示のように、洗剤タンク1
5内に液体洗剤14が入った状態で、洗剤自動投入装置
が90度倒れた状態になると、液体洗剤14がエアホー
ス16の内部(図5のZ部)に浸入する。この後で、洗
濯機を傾けた状態から元の通常の状態に戻すと、液体洗
剤14の一部はエアポンプ17に浸入してエアポンプ1
7の性能を損なう恐れがあるという問題があった。
で、洗濯機の修理や点検を行うときに、洗濯機本体を傾
けたり、横倒しにしても、エアポンプへ液体洗剤が浸入
するのを防止し、エアポンプの性能を損なうのを防止す
ることを目的としている。
するために、液体洗剤を溜めておく洗剤タンクにエアポ
ンプにより空気を送ることで洗剤タンク内の液体洗剤を
自動投入するよう構成し、洗剤タンクを傾けたとき、液
体洗剤がエアポンプへ流出しないよう構成したものであ
る。
きに、洗濯機本体を傾けたり、横倒しにしても、エアポ
ンプへ液体洗剤が浸入するのを防止することができ、エ
アポンプの性能を損なうのを防止することができる。
は、液体洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗剤タン
クに空気を送ることで洗剤タンク内の液体洗剤を自動投
入するエアポンプとを備え、前記洗剤タンクを傾けたと
き、液体洗剤がエアポンプへ流出しないよう構成したも
のであり、洗濯機の修理や点検を行うときに、洗濯機本
体を傾けたり、横倒しにしても、エアポンプへ液体洗剤
が浸入するのを防止することができ、エアポンプの性能
を損なうのを防止することができる。
記載の発明において、洗剤タンク内の容量いっぱいまで
液体洗剤を入れた状態で洗剤タンクを傾けたとき、洗剤
タンクとエアポンプとの接続部は、液体洗剤の液面より
も上部になるよう構成したものであり、洗濯機の修理や
点検を行うときに、洗濯機本体を傾けたり、横倒しにし
たとき、洗剤タンクとエアポンプとの接続部は、液体洗
剤の液面よりも上部にあるため、エアホースの中に液体
洗剤が入ることがなく、洗濯機本体を元の通常の状態に
戻しても、エアポンプへ液体洗剤が浸入することがな
く、エアポンプの性能を損なうのを防止することができ
る。
記載の発明において、洗剤タンクは、液体洗剤を補充す
るためのふたを有し、前記ふたは、洗剤タンクの最上部
よりも下部に設け、ふたの縁部まで液体洗剤を補充した
状態で洗剤タンクを傾けたとき、洗剤タンクとエアポン
プとの接続部は、液体洗剤の液面より上部になるよう構
成したものであり、簡単な手段で、液体洗剤がエアポン
プへ流出しないようにすることができる。
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
ク19は、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体
洗剤14を収容し、外郭カバー13内に設けている。エ
アポンプ17は、制御装置10による制御で通電され
て、洗剤タンク19内にエアホース20を介して空気を
送り、洗剤タンク19内の圧力を上げることにより液体
洗剤14を洗剤ホース21を介して液体洗剤排出口21
aから洗濯兼脱水槽1内に投入するようにしている。
ンプ17に接続したエアホース20と洗剤タンク19と
の接続部20bは、洗剤タンク19の右端近傍に設け、
洗剤タンク19内の容量いっぱいまで液体洗剤14を入
れた状態で、図2(b)に示すように、洗剤タンク19
を傾けたとき、接続部20bは、液体洗剤14の液面よ
りも上部になるよう構成し、液体洗剤14がエアポンプ
17へ流出しないよう構成している。他の構成は従来例
と同じである。
動投入装置が正常な状態を示す図2(a)の状態で、洗
剤タンク19には液体洗剤14が上部まで入っている。
エアポンプ17はエアホース20によって、洗剤タンク
19とつながっている。液体洗剤14を補充するとき
は、ふた19aを開けて補充する。
っており、エアポンプ17に通電されると空気がエアホ
ース20を通じて洗剤タンク19内に入り、液体洗剤1
4はこの空気に押し出されて、洗剤ホース21を通っ
て、液体洗剤排出口21aから自動投入される。
に、洗濯機本体を傾けたり、横倒しにしたりすると、洗
剤自動投入装置は、図2(b)に示す状態になる。洗剤
タンク19のエアホース20との接続部20bは、洗剤
タンク19の右端近傍に設けているので、洗剤自動投入
装置を90度倒した状態では、液体洗剤14の水面H1
は、接続部20bよりも下になる。
4は、エアホース20の内部には浸入しない。よって、
液体洗剤14が、エアポンプ17へ浸入する恐れはなく
なり、エアポンプ17へ液体洗剤14が浸入することに
よるエアポンプ17の性能が低下することがなくなる。
ク22は、液体洗剤14を補充するためのふた22aを
有し、ふた22aは、洗剤タンク22の最上部よりも下
部に設けている。ふた22aの縁部まで液体洗剤14を
補充した状態で洗剤タンク22を傾けたとき、洗剤タン
ク22とエアポンプ17に接続したエアホース23との
接続部23bは、液体洗剤14の液面より上部になるよ
う構成している。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
動投入装置が正常な状態を示す図3(a)の状態で、洗
剤タンク22には液体洗剤14が入っている。洗剤タン
ク22には洗剤ホース24がつながっており、エアポン
プ17に通電されると空気がエアホース23を通して洗
剤タンク22内に入り、液体洗剤14はこの空気に押し
出されて、洗剤ホース24を通って液体洗剤排出口24
aから自動投入される。
よりも下部に位置している。よって、液体洗剤14は、
ふた22aから補充するとき、ふた22aの縁部分の高
さである水面H2までしか入れられない。つまり、洗剤
タンク22の容積よりも少なめにしか液体洗剤14をい
れることができない。
に、洗濯機本体を傾けたり、横倒しにしたりすると、洗
剤自動投入装置は、図3(b)に示す状態になる。洗剤
タンク22の容積よりも少なめにしか液体洗剤14を入
れることができないため、図3(b)に示すように、液
体洗剤14の水面H3は、接続部分23bよりも下にな
る。
へ浸入する恐れはなくなり、エアポンプ17へ液体洗剤
14が浸入することによるエアポンプ17の性能が低下
することがなくなる。
発明によれば、液体洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前
記洗剤タンクに空気を送ることで洗剤タンク内の液体洗
剤を自動投入するエアポンプとを備え、前記洗剤タンク
を傾けたとき、液体洗剤がエアポンプへ流出しないよう
構成したから、洗濯機の修理や点検を行うときに、洗濯
機本体を傾けたり、横倒しにしても、エアポンプへ液体
洗剤が浸入するのを防止することができ、エアポンプへ
の液体洗剤浸入によるエアポンプの性能低下を防止する
ことができる。
剤タンク内の容量いっぱいまで液体洗剤を入れた状態で
洗剤タンクを傾けたとき、洗剤タンクとエアポンプとの
接続部は、液体洗剤の液面よりも上部になるよう構成し
たから、洗濯機の修理や点検を行うときに、洗濯機本体
を傾けたり、横倒しにしたとき、洗剤タンクとエアポン
プとの接続部は、液体洗剤の液面よりも上部にあるた
め、エアホースの中に液体洗剤が入ることがなく、洗濯
機本体を元の通常の状態に戻しても、エアポンプへ液体
洗剤が浸入することがなく、エアポンプの性能を損なう
のを防止することができる。
剤タンクは、液体洗剤を補充するためのふたを有し、前
記ふたは、洗剤タンクの最上部よりも下部に設け、ふた
の縁部まで液体洗剤を補充した状態で洗剤タンクを傾け
たとき、洗剤タンクとエアポンプとの接続部は、液体洗
剤の液面より上部になるよう構成したから、簡単な手段
で、液体洗剤がエアポンプへ流出しないようにすること
ができ、エアポンプへの液体洗剤浸入によるエアポンプ
の性能低下を防止することができる。
えた洗濯機の断面図
断面図 (b)同洗剤自動投入装置の倒した状態の拡大断面図
置の正常な状態の断面図 (b)同洗剤自動投入装置の倒した状態の断面図
図
断面図 (b)同洗剤自動投入装置の倒した状態の拡大断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 液体洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前
記洗剤タンクに空気を送ることで洗剤タンク内の液体洗
剤を自動投入するエアポンプとを備え、前記洗剤タンク
を傾けたとき、液体洗剤がエアポンプへ流出しないよう
構成した洗剤自動投入装置。 - 【請求項2】 洗剤タンク内の容量いっぱいまで液体洗
剤を入れた状態で洗剤タンクを傾けたとき、洗剤タンク
とエアポンプとの接続部は、液体洗剤の液面よりも上部
になるよう構成した請求項1記載の洗剤自動投入装置。 - 【請求項3】 洗剤タンクは、液体洗剤を補充するため
のふたを有し、前記ふたは、洗剤タンクの最上部よりも
下部に設け、ふたの縁部まで液体洗剤を補充した状態で
洗剤タンクを傾けたとき、洗剤タンクとエアポンプとの
接続部は、液体洗剤の液面より上部になるよう構成した
請求項1記載の洗剤自動投入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128890A JP4474794B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 洗剤自動投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001128890A JP4474794B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 洗剤自動投入装置 |
Publications (2)
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JP4474794B2 JP4474794B2 (ja) | 2010-06-09 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101192191B1 (ko) | 2009-01-05 | 2012-10-17 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 세탁기 |
CN108729141A (zh) * | 2017-04-17 | 2018-11-02 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗涤剂投放结构及洗衣机 |
CN109505100A (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-22 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 衣物处理剂投放装置、洗衣机及其控制方法 |
TWI716095B (zh) * | 2018-10-25 | 2021-01-11 | 日商日立環球生活方案股份有限公司 | 洗衣機 |
TWI718652B (zh) * | 2018-10-25 | 2021-02-11 | 日商日立環球生活方案股份有限公司 | 洗衣機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000300891A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001128890A patent/JP4474794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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