JP2002315995A - 洗剤自動投入装置 - Google Patents

洗剤自動投入装置

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JP2002315995A
JP2002315995A JP2001121139A JP2001121139A JP2002315995A JP 2002315995 A JP2002315995 A JP 2002315995A JP 2001121139 A JP2001121139 A JP 2001121139A JP 2001121139 A JP2001121139 A JP 2001121139A JP 2002315995 A JP2002315995 A JP 2002315995A
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JP
Japan
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detergent
air
tank
pressure
air leak
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JP2001121139A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nishida
一夫 西田
Shigeru Matsuo
松尾  繁
Kyosuke Kimura
恭介 木村
Katsuya Izawa
克也 井澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯機の洗濯兼脱水槽に液体洗剤を投入する
洗剤自動投入装置において、予期しないエアリークによ
る洗剤投入量の誤差を少なくし、また不要な洗剤の滴下
を防止する。 【解決手段】 液体洗剤15を溜めておく洗剤タンク1
6にエアポンプ18により空気を送ることで洗剤タンク
16内の液体洗剤15を自動投入する。エアポンプ18
から洗剤タンク16に至るエアホース21上にエアリー
ク弁22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の洗濯兼脱
水槽に液体洗剤を投入する洗剤自動投入装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗剤自動投入装置を備え
た洗濯機は、図12に示すように構成していた。以下、
その構成について説明する。
【0003】図12に示すように、洗濯兼脱水槽1は、
底面に撹拌翼2を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽
1の外側に水受け槽3を設けている。水受け槽3の底面
に洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取り
付け、駆動部の切り換えを行うクラッチ装置5を介して
洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するように構成し
ている。また、水受け槽3は、外郭6にサスペンション
7を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽1の上部に
は、液体を内封した流体バランサー8を固定し、水受け
槽3の上面は、水受け槽カバー9によって覆われてい
る。
【0004】水受け槽3を収納している外郭6の上部
は、制御装置10、給水弁11、給水経路12等を収納
した外郭カバー13によって覆われている。外郭カバー
13の略中央には、衣類の出し入れを行う穴部を有し、
この穴部には、蓋体14を開閉自在に配設している。
【0005】また、外郭カバー13内には液体洗剤15
を溜めた洗剤タンク16を設け、この洗剤タンク16の
上部にはエアホース17を介して洗剤タンク16内に空
気を送り込むエアポンプ18を接続している。また、洗
剤タンク16の下部には給水経路12近傍まで洗剤を導
く洗剤ホース19を接続している。なお、液体洗剤15
は、洗剤タンクふた16aを開けて補充可能である。
【0006】上記構成において動作を説明する。洗濯行
程では、洗濯兼脱水槽1内に投入された洗濯物(衣類
等)の量に適した水量を給水弁11から給水経路12を
通して水受け槽3に給水する。また、衣類投入時または
給水時とほぼ同時にエアポンプ18に通電してエアホー
ス17を介して洗剤タンク16の上部へ空気を送る。こ
れにより、洗剤タンク16の内部の圧力が高くなり、洗
剤タンク16内の液体洗剤15は洗剤ホース19を通っ
て液体洗剤排出口19aから給水経路12近傍へ押し出
され、給水弁11から流入する水とともに洗濯兼脱水槽
1内に投入される。
【0007】液体洗剤15が投入され、所定の水量給水
されると、撹拌翼2による撹拌を行い、衣類の汚れを除
去する行程へと進む。このとき、洗濯兼脱水槽1に投入
する液体洗剤15は、洗濯する衣類の量、または給水す
る水量に合わせて自動的に適量が投入されるようエアポ
ンプ18に通電する時間の長さを変えることによって調
節する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗剤自動投入時のエアポンプ18とエアホース1
7と洗剤タンク16の内部の空気の圧力の変化を時間の
経過で表すと、図13に示すようになる。なお、図13
の縦軸の圧力上昇は、大気圧からの圧力の上昇を表わす
こととする。すなわち、圧力上昇0というのは、大気圧
と同じ圧力を示す。以下、圧力上昇を示す図は、大気圧
からの圧力の上昇を表わしている。
【0009】エアポンプ18は、制御装置10からの制
御により時刻T1から時刻T2までの間通電される。これ
により、空気の圧力は、時刻T1のときの0から時刻T2
のP1まで、曲線A〜Bに沿って徐々に上昇する。この
圧力上昇により、液体洗剤15は洗剤タンク16から洗
剤ホース19を通って液体洗剤排出口19aから給水経
路12近傍に投入される。
【0010】一般に、液体洗剤15は粘度が高いので、
時刻T2でエアポンプ18の通電が終了したとき、圧力
は一気には下がらず、時刻T3まで曲線B〜Cのように
徐々に下がっていく。この時刻T2から時刻T3の間にも
液体洗剤15は押し出される。そして、圧力がほぼ0に
なる時刻T3に液体洗剤15の投入は終了する。
【0011】さて、一般に圧力上昇をさせる経路は、予
期しないエアリークが多少発生することがある。時刻T
2から以降の圧力の減少は、主に液体洗剤15が液体洗
剤排出口19aから押し出されることによるものである
が、その他にエアポンプ18とエアホース17と洗剤タ
ンク16とのわずかな予期しないエアリークにも影響さ
れる。すなわち、この予期しないエアリークが少ない
と、曲線B〜Cのように圧力は変化するが、予期しない
エアリークが多いと、時刻T2から時刻T4まで曲線B〜
Dのように圧力の減少が速くなる。
【0012】投入される液体洗剤15の量は、圧力が加
わる量に比例するので、予期しないエアリークが少ない
ときは、図13のA〜B〜C〜Aで囲まれた面積に比例
し、予期しないエアリークが多いときは、A〜B〜D〜
Aで囲まれた面積に比例する。予期しないエアリークの
程度は機体ごとに異なるので、制御装置10でエアポン
プ18の通電時間を一定にしても、機体ごとに洗剤投入
量には差が出てしまう。つまり、予期しないエアリーク
がばらつくことにより、洗剤投入量の誤差が大きくなる
という問題があった。
【0013】また、液体洗剤15の自動投入が完了した
時刻T3の時点で、予期しないエアリークがほとんどな
いと、洗剤ホース19内の液体洗剤15は、洗剤ホース
19内の洗剤タンク16出口から液体洗剤排出口19a
まで充填されたままである。この状態で、脱水などの振
動が加わったり、洗剤タンク16付近の温度が上昇して
洗剤タンク16内の圧力が上昇すると、洗剤ホース19
内の液体洗剤15は、液体洗剤排出口19aから滴下し
てしまう。これにより、洗濯が終了した衣類に不要に液
体洗剤15が付着してしまうという問題もある。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、予期しないエアリークによる洗剤投入量の誤差を少
なくし、また不要な洗剤の滴下を防止することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗剤を溜めておく洗剤タンクにエアポンプ
により空気を送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動投入
するよう構成し、エアポンプから洗剤タンクに至る高圧
空気の経路上にエアリーク弁を設けたものである。
【0016】これにより、高圧空気の経路で積極的なエ
アリークを起こさせることにより、圧力の変化を一定に
して、予期しないエアリークによる洗剤投入量の誤差を
少なくすることができ、また洗濯終了後に液体洗剤が滴
下するのを防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗剤タンクに
空気を送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動投入するエ
アポンプとを備え、前記エアポンプから前記洗剤タンク
に至る高圧空気の経路上にエアリーク弁を設けたもので
あり、機体ごとに異なる予期しないエアリークを上回る
量の積極的なエアリークを起こすことで、エアポンプか
ら洗剤タンクに至る高圧空気の経路上の圧力変化を機体
が異なっても一定にでき、機体が異なっても洗剤投入量
の誤差を小さくすることができ、また、積極的なエアリ
ークを起こすことで、液体洗剤の投入終了後に洗剤ホー
スの給水経路側の末端まで来ていた液体洗剤を洗剤タン
ク近くまで戻すことができ、洗濯終了後に液体洗剤が滴
下するのを防ぐことができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、エアリーク弁は、多孔性樹脂膜で
形成したものであり、多孔性樹脂膜のエアリーク性を利
用して、安価で安定した積極的なエアリークを起こすエ
アリーク弁を提供することができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、エアリーク弁は、針状ノズルで形
成したものであり、針状ノズルのエアリーク性を利用し
て、安価で安定した積極的なエアリークを起こすエアリ
ーク弁を提供することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、エアリーク弁は、空気の吐出
口を下方を向けたものであり、エアリーク弁に液体洗剤
や水が付着した場合でもエアリーク弁が塞がることな
く、安定して積極的なエアリーク性能を維持することが
できる。
【0021】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、エアリーク弁は、エアポンプ
と一体としたものであり、部品点数を低減できて、安価
にすることができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、エアリーク弁は、洗剤タンク
と一体としたものであり、部品点数を低減できて、安価
にすることができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、洗剤を溜めてお
く洗剤タンクと、前記洗剤タンクに空気を送ることで洗
剤タンク内の洗剤を自動投入するエアポンプとを備え、
前記洗剤タンク内の高圧空気を抜く電磁弁を設けたもの
であり、ポンプの通電終了後に電磁弁を切換えて高圧空
気を抜き、大気と同じ圧力に戻すことにより、機体ごと
に異なる予期しないエアリークによる影響をなくするこ
とができ、洗剤タンク内空気の圧力変化を機体が異なっ
ても一定にできて、機体が異なっても洗剤投入量の誤差
を小さくすることができ、また、液体洗剤の投入終了後
に、洗剤ホースの給水経路側末端まで来ていた液体洗剤
を洗剤タンク近くまで戻すことができ、洗濯終了後に液
体洗剤が滴下するのを防ぐことができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、上記請求項7に
記載の発明において、電磁弁は、非通電時に洗剤タンク
の空気が抜け、通電時に空気が抜けないように設定した
ものであり、エアポンプから洗剤タンクに至る空気の経
路が非通電時でも電磁弁により大気につながることによ
り、非通電時に洗剤タンク付近で急激な温度上昇が発生
しても、液体洗剤の滴下を防ぐことができる。
【0025】請求項9に記載の発明は、上記請求項7ま
たは8に記載の発明において、電磁弁は、空気の吐出口
を下方を向けたものであり、電磁弁に液体洗剤や水が付
着した場合でもエアリーク弁が塞がることなく、安定し
て積極的なエアリーク性能を維持することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、洗剤タンク16は、少なくとも2回の洗濯に使用で
きる量の液体洗剤(洗剤)15を収容している。エアポ
ンプ18は、制御装置20による制御で通電されて、洗
剤タンク16内にエアホース(高圧空気の経路)21を
介して空気を送り、洗剤タンク16内の圧力を上げるこ
とにより液体洗剤15を液体洗剤排出口19aを介して
洗濯兼脱水槽1内に投入する。エアホース21には、エ
アリーク弁22を設けている。
【0028】このエアリーク弁22は、わずかに空気漏
れを起こさせるもので、エアホース21の中程に設け、
多孔性樹脂膜22aと多孔性樹脂膜22aを支える弁座
22bとで構成している。多孔性樹脂膜22aは、微細
な穴が開いた樹脂製の膜であり、空気は通過可能である
が液体は通さないという性質を有する。
【0029】弁座22bは、図示のように、T字状の形
状の内部に穴が開いたものである。この弁座22bに多
孔性樹脂膜22aを接着あるいは溶着等で組み合わせる
ことにより、弁座22bの内部の穴と多孔性樹脂膜22
aの微細な穴を通じて、エアホース21内の空気を徐々
に外部(大気)に排出できるよう構成している。
【0030】このエアリーク弁22は、多孔性樹脂膜2
2aの外気に触れる面がどちらを向いていても通常の性
能には影響ないが、図1に示すように、多孔性樹脂膜2
2aの外気に触れる面が下向きになるように取り付ける
ことで、万一、水や液体洗剤がエアリーク弁22にかか
っても、多孔性樹脂膜22aの表面の穴が水や液体洗剤
で塞がれるのを防ぐことができる。
【0031】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明する。エアポンプ18は、制御装置20からの制
御により、図3の時刻T11から時刻T12までの間通電さ
れる。これにより、エアポンプ18、エアホース21お
よび洗剤タンク16の内部の空気の圧力は、時刻T11の
0から時刻T12のP11まで曲線A1〜B1に沿って徐々に
上昇する。
【0032】この圧力上昇により液体洗剤15は洗剤タ
ンク16から洗剤ホース19を通って液体洗剤排出口1
9aから給水経路12近傍に投入される。ここで、エア
リーク弁22がなければ、圧力は時刻T3まで曲線B1〜
Cのように徐々に下がっていくはずである。エアリーク
弁22を設けることにより、圧力は早めに抜けるので、
時刻T13まで曲線B1〜C1に沿って下がっていく。
【0033】エアリーク弁22の多孔性樹脂膜22aの
膜の種類と面積を決めれば、エアリーク量は安定したも
のをつくることができる。よって、圧力上昇をさせる経
路の予期しないエアリークの量よりもエアリーク弁22
によるエアリークの量を十分大きく設定しておけば、曲
線B1〜C1の圧力減少の変化は機体が異なってもほぼ一
定になる。つまり、曲線A1〜B1〜C1は、機体が異な
ってもほぼ一定になり、洗剤自動投入装置としての洗剤
投入量のばらつきを小さくできる。
【0034】また、液体洗剤15の自動投入が完了した
時刻T13では、エアリーク弁22がなく、しかも予期し
ないエアリークがほとんどない場合は、洗剤ホース19
内の液体洗剤15は、洗剤ホース19内の洗剤タンク1
6の出口から液体洗剤排出口19aまで充填されたまま
である。
【0035】しかし、エアリーク弁22があるために自
動投入が完了した後、エアホース21と洗剤タンク16
内の圧力は大気と同じとなる。このため、洗剤ホース1
9の液体洗剤排出口19aまで充填されていた液体洗剤
15は、洗剤タンク17に戻り、洗剤タンク16内の液
体洗剤15の液面と同じ高さ、つまり図1の洗剤ホース
19のHの箇所まで戻ることになる。
【0036】この状態で、脱水などの振動が加わった
り、洗剤タンク16付近の温度が急激に上昇して洗剤タ
ンク16内の圧力が上昇しても、洗剤ホース19のHの
箇所から液体洗剤排出口19aまでは十分な距離があ
り、またエアリーク弁22により圧力が抜けるので、液
体洗剤15が不要に滴下することはない。よって、洗濯
が終了した衣類に不要に液体洗剤15が付着することが
なくなる。
【0037】(実施例2)図4に示すように、エアリー
ク弁23は、エアホース21の中程に設け、わずかに空
気漏れを起こさせるもので、内部に穴が開いたT字状の
形状で針状のノズル23aを構成している。他の構成は
上記実施例1と同じである。
【0038】針状のノズル23aは、その針状部分の内
径と長さを決めることで一定のエアリークを起こさせる
ことができるので、エアホース21内の空気を徐々に外
部(大気)に排出することができる。
【0039】よって、上記実施例1と同様に、洗剤自動
投入装置の機体間の洗剤投入量のばらつきを小さくする
ことができ、また、洗剤自動投入後の液体洗剤15の不
要な滴下を防止することができる。
【0040】(実施例3)図5に示すように、エアポン
プ24は、洗剤タンク16内にエアホース25を介して
空気を送り、洗剤タンク16内の圧力を上げることによ
り液体洗剤15を洗濯兼脱水槽内に投入するもので、こ
のエアポンプ24のエア吐出口24aに、多孔性樹脂膜
24bと弁座24cとで構成したエアリーク弁24dを
一体に設けている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0041】このエアリーク弁24dは、上記実施例1
で説明したエアリーク弁22と同じ働きをするので、上
記実施例1と同様に、機体間の洗剤投入量のばらつきを
小さくし、また、洗剤自動投入後の液体洗剤15の不要
な滴下を防止することができる。
【0042】一般に、エアポンプを製造するときには、
エアが所定量吐出すること(加圧性能)を検査するため
に、図6に示すように、エアポンプ24に負荷になるエ
ア溜まり26を介して圧力計27を取り付け、一定時間
通電したときの圧力上昇を調べる。すなわち、図7の時
刻T21から時刻T22までエアポンプ24に通電して、曲
線A2〜B2のような圧力上昇を起こさせ、時刻T22のと
きの圧力P21を測定してそのエアポンプの加圧性能が良
品であるか不良品であるかを検査する。
【0043】さて、エアポンプ24では、多孔性樹脂膜
24bと弁座24cとで構成するエアリーク弁24dが
備わっているため、エアポンプ24への一定時間通電後
には、時刻T22から時刻T23まで、圧力値P21から圧力
0まで曲線B2〜C2のような圧力減少が起きる。ここ
で、例えば、時刻T22のポンプ通電終了から一定時間後
の時刻T24において圧力P22を測定すると、エアリーク
弁24dのエアリーク性能が良品であるか不良品である
かを検査することができる。
【0044】よって、エアリーク弁24dが備わったエ
アポンプ24は、製造時に一回の検査工程で、加圧性能
とエアリーク性能の両方を検査可能である。上記実施例
1では、エアポンプ18とエアリーク弁22が別部品で
あるため、一回の工程では検査できないが、本実施例で
は、一回の工程で検査が可能で、しかも部品点数も少な
く、コストを低減して同じ効果を実現可能である。
【0045】なお、本実施例では、エアリーク弁24d
は多孔性樹脂膜で構成したが、上記実施例2のような針
状のノズルで構成しても、同じ効果を得ることができ
る。
【0046】(実施例4)図8に示すように、洗剤タン
ク28は、少なくとも2回の洗濯に使用できる量の液体
洗剤15を収容している。この洗剤タンク28の上部の
空気層のエア吸入口28a付近に、多孔性樹脂膜28b
と弁座28cとで構成したエアリーク弁28dを設けて
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0047】このエアリーク弁28dは、上記実施例1
で説明したエアリーク弁22と同じ働きをするので、上
記実施例1と同様に、機体間の洗剤投入量のばらつきを
小さくし、また、洗剤自動投入後の液体洗剤15の不要
な滴下を防止することができる。
【0048】一般に、洗剤タンクのように圧力上昇を利
用する部品を製造するときには、成型不良でピンホール
が開いて不良エアリークがないかを確認するために、図
9に示すように、洗剤タンク28に検査用のエアポンプ
18をエアホース21を介してつなぎ、さらに、圧力計
27を洗剤ホース19を介してつなぎ、エアリークの検
査する。この場合は、不良エアリークのチェックである
から液体洗剤は入っていない。
【0049】ここで、洗剤タンク28の不良エアリーク
を調べるため、まず、エアリーク弁28dからエアリー
クを起こさせないようにエアリーク弁28dに蓋29を
装着する。そして、一定時間通電したときの圧力上昇を
調べる。すなわち、図7の時刻T21から時刻T22まで検
査用のエアポンプ18に通電して曲線A2〜B2のような
圧力上昇を起こさせ、時刻T22のときの圧力P21を測定
して洗剤タンク28に不良エアリークがないか、つまり
良品であるか不良品であるかを検査する。
【0050】洗剤タンク28では、多孔性樹脂膜28b
と弁座28cとで構成するエアリーク弁28dが備わっ
ているため、エアポンプ18の通電終了時の時刻T22に
蓋29をエアリーク弁28dからはずすと、時刻T22か
ら時刻T23まで、圧力値P21から圧力0まで曲線B2〜
C2のような圧力減少が起きる。ここで、例えば、時刻
T22から一定時間後の時刻T24において圧力P22を測定
すると、エアリーク弁28dのエアリーク性能が良品で
あるか不良品であるかを検査することができる。
【0051】よって、エアリーク弁28dが備わった洗
剤タンク28は、製造時に一回の検査工程で、不良エア
リークとエアリーク弁28dのエアリーク性能の両方を
検査可能である。上記実施例1では、洗剤タンク16と
エアリーク弁22が別部品であるため、一回の工程では
検査できないが、本実施例では、一回の工程で検査が可
能で、しかも部品点数も少なく、コストを低減して同じ
効果を実現可能である。
【0052】なお、本実施例では、エアリーク弁28d
は多孔性樹脂膜で構成したが、上記実施例2のような針
状のノズルで構成しても、同じ効果を得ることができ
る。
【0053】(実施例5)図10に示すように、電磁弁
30は、洗剤タンク16内の高圧空気を抜くもので、エ
アホース31の中程に設けている。この電磁弁30は三
方弁で構成し、3つの接続口30a、30b、30cを
有し、接続口30aと接続口30bをエアホース31に
接続し、接続口30cは大気に開放している。電磁弁3
0は、制御装置(図示せず)により制御され、接続口3
0aと接続口30bがつながり、接続口30cがつなが
らない状態と、接続口30aと接続口30cがつなが
り、接続口30bがつながらない状態との、いずれかに
切り換えるよう構成している。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0054】上記構成において図11を参照しながら動
作を説明する。図11の時刻T31にて制御装置による制
御により、電磁弁30は接続口30aと接続口30bと
をつながる状態に切り換える。そしてエアポンプ18
は、制御装置からの制御により時刻T31から時刻T32ま
での間通電される。これにより、洗剤タンク16内の空
気の圧力は、時刻T31の0から時刻T32のP31まで、曲
線A3〜B3に沿って徐々に上昇する。
【0055】この圧力上昇により、液体洗剤15は洗剤
タンク16から洗剤ホース19を通って液体洗剤排出口
19aから給水経路12近傍に投入される。その後、電
磁弁30がなければ、圧力は時刻T32から時刻T3まで
曲線B3〜Cのように徐々に下がっていくはずである。
【0056】エアポンプ18の通電を終了した時刻T32
の後、圧力が下がりかけた時刻T33に制御装置による制
御により、電磁弁30は接続口30aと接続口30cと
をつながる状態に切り換えられる。その結果、洗剤タン
ク16内の空気は電磁弁30の接続口30aと接続口3
0cを介して大気に開放されるので、時刻T33に曲線E
3〜C3のように急激に圧力が0になる。そして、圧力が
0になるとともに洗剤投入は終了する。
【0057】これにより、圧力上昇をさせる経路の予期
しないエアリークは、従来、曲線B3からCまで長い時
間の圧力変化のばらつきとして影響していたのが、曲線
B3からE3までの短い時間の圧力変化の影響だけです
む。すなわち、電磁弁30を接続口30aと接続口30
cとをつながる状態に切り換えて洗剤タンク16内の空
気を大気に開放することで、エアポンプ18の通電を終
了した時刻T32以降の予期しないエアリークによる圧力
変化のばらつきの影響を小さくすることができる。
【0058】よって、曲線B3〜E3〜C3の圧力減少の
変化は、機体が異なってもほぼ一定になる。つまり、曲
線A3〜B3〜E3〜C3は、機体が異なってもほぼ一定に
なり、洗剤自動投入装置としての洗剤投入量のばらつき
を小さくできる。
【0059】また、液体洗剤15の自動投入が完了した
とき、もし電磁弁30がなく、しかも予期しないエアリ
ークがほとんどないと、洗剤ホース19内の液体洗剤1
5は、洗剤ホース19内の洗剤タンク16出口から液体
洗剤排出口19aまで充填されたままである。
【0060】しかし、電磁弁30があるために、時刻T
33時点で電磁弁30を接続口30aと接続口30cとを
つながる状態に切り換えた後は、洗剤タンク16内の圧
力は大気と同じとなる。このため、洗剤ホース19の液
体洗剤排出口19aまで充填されていた液体洗剤15
は、洗剤タンク16に戻り、洗剤タンク16内の液体洗
剤15の液面と同じ高さ、つまり洗剤ホース19のHの
箇所まで戻ることになる。
【0061】この状態で、脱水などの振動が加わった
り、洗剤タンク16付近の温度が急激に上昇して洗剤タ
ンク16内の圧力が上昇しても、洗剤ホース19のHの
箇所から液体洗剤排出口19aまでは十分な距離がある
ので、液体洗剤15が不要に滴下することはない。よっ
て、洗濯が終了した衣類に不要に液体洗剤15が付着し
てしまうことはなくなる。
【0062】ここで、電磁弁30は、非通電時には接続
口30aと接続口30cとをつながる状態に切り換え
て、洗剤タンク16の空気が抜け、通電時には接続口3
0aと接続口30bとをつながる状態に切り換え、空気
が抜けないように設定しておけば、液体洗剤15を自動
投入するときだけ(時刻T31〜T33)電磁弁30に通電
すればいいので、電気使用量はわずかですむ。
【0063】しかも、洗濯機本体の電源が切られた状態
でも、接続口30aと接続口30cとはつながってお
り、洗剤タンク16内の空気は大気とつながっているの
で、液体洗剤15は、洗剤タンク16内の液体洗剤15
の液面と同じ高さ、つまり洗剤ホース19のHの箇所ま
で戻ったままであり、振動が加わったり、洗剤タンク1
6付近の温度が急激に上昇しても洗剤ホース19のHの
箇所から液体洗剤排出口19aまでは十分な距離がある
ので、液体洗剤15が不要に滴下することはない。
【0064】この電磁弁30は、接続口30c(空気の
吐出口)がどちらを向いていても通常の性能には影響な
いが、図10に示すように、接続口30c(空気の吐出
口)が下向きになるように取り付けることで、万一、水
や液体洗剤15が電磁弁30にかかっても、接続口30
c(空気の吐出口)が水や液体洗剤で塞がれるのを防ぐ
ことができる。
【0065】なお、本実施例では、電磁弁30をエアホ
ース31の途中に設けているが、電磁弁30はエアポン
プ18の吐出部もしくは洗剤タンク16に設けても、同
様の効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗
剤タンクに空気を送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動
投入するエアポンプとを備え、前記エアポンプから前記
洗剤タンクに至る高圧空気の経路上にエアリーク弁を設
けたから、機体ごとに異なる予期しないエアリークを上
回る量の積極的なエアリークを起こすことで、エアポン
プから洗剤タンクに至る高圧空気の経路上の圧力変化を
機体が異なっても一定にでき、機体が異なっても洗剤投
入量の誤差を小さくすることができ、また、積極的なエ
アリークを起こすことで、液体洗剤の投入終了後に洗剤
ホースの給水経路側の末端まで来ていた液体洗剤を洗剤
タンク近くまで戻すことができ、洗濯終了後に液体洗剤
が滴下するのを防ぐことができる。
【0067】また、請求項2に記載の発明によれば、エ
アリーク弁は、多孔性樹脂膜で形成したから、多孔性樹
脂膜のエアリーク性を利用して、安価で安定した積極的
なエアリークを起こすエアリーク弁を提供することがで
きる。
【0068】また、請求項3に記載の発明によれば、エ
アリーク弁は、針状ノズルで形成したから、針状ノズル
のエアリーク性を利用して、安価で安定した積極的なエ
アリークを起こすエアリーク弁を提供することができ
る。
【0069】また、請求項4に記載の発明によれば、エ
アリーク弁は、空気の吐出口を下方を向けたから、エア
リーク弁に液体洗剤や水が付着した場合でもエアリーク
弁が塞がることなく、安定して積極的なエアリーク性能
を維持することができる。
【0070】また、請求項5に記載の発明によれば、エ
アリーク弁は、エアポンプと一体としたから、検査工数
と部品点数を低減できて、安価にすることができる。
【0071】また、請求項6に記載の発明によれば、エ
アリーク弁は、洗剤タンクと一体としたから、検査工数
と部品点数を低減できて、安価にすることができる。
【0072】また、請求項7に記載の発明によれば、洗
剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗剤タンクに空気を
送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動投入するエアポン
プとを備え、前記洗剤タンク内の高圧空気を抜く電磁弁
を設けたから、ポンプの通電終了後に電磁弁を切換えて
高圧空気を抜き、大気と同じ圧力に戻すことにより、機
体ごとに異なる予期しないエアリークによる影響をなく
することができ、洗剤タンク内空気の圧力変化を機体が
異なっても一定にできて、機体が異なっても洗剤投入量
の誤差を小さくすることができ、また、液体洗剤の投入
終了後に、洗剤ホースの給水経路側末端まで来ていた液
体洗剤を洗剤タンク近くまで戻すことができ、洗濯終了
後に液体洗剤が滴下するのを防ぐことができる。
【0073】また、請求項8に記載の発明によれば、電
磁弁は、非通電時に洗剤タンクの空気が抜け、通電時に
空気が抜けないように設定したから、エアポンプから洗
剤タンクに至る空気の経路が非通電時でも電磁弁により
大気につながることにより、非通電時に洗剤タンク付近
で急激な温度上昇が発生しても、液体洗剤の滴下を防ぐ
ことができる。
【0074】また、請求項9に記載の発明によれば、電
磁弁は、空気の吐出口を下方を向けたから、電磁弁に液
体洗剤や水が付着した場合でもエアリーク弁が塞がるこ
となく、安定して積極的なエアリーク性能を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗剤自動投入装置の断
面図
【図2】同洗剤自動投入装置を備えた洗濯機の断面図
【図3】同洗剤自動投入装置の動作タイムチャート
【図4】本発明の第2の実施例の洗剤自動投入装置の断
面図
【図5】本発明の第3の実施例の洗剤自動投入装置の断
面図
【図6】同洗剤自動投入装置の検査工程での接続図
【図7】同洗剤自動投入装置の検査工程での動作タイム
チャート
【図8】本発明の第4の実施例の洗剤自動投入装置の断
面図
【図9】同洗剤自動投入装置の検査工程での接続図
【図10】本発明の第5の実施例の洗剤自動投入装置の
断面図
【図11】同洗剤自動投入装置の動作タイムチャート
【図12】従来の洗剤自動投入装置を備えた洗濯機の断
面図
【図13】従来の洗剤自動投入装置の動作タイムチャー
【符号の説明】
15 液体洗剤(洗剤) 16 洗剤タンク 18 エアポンプ 21 エアホース(高圧空気の経路) 22 エアリーク弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 恭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井澤 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 GB02 GB04 MA01 MA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗
    剤タンクに空気を送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動
    投入するエアポンプとを備え、前記エアポンプから前記
    洗剤タンクに至る高圧空気の経路上にエアリーク弁を設
    けた洗剤自動投入装置。
  2. 【請求項2】 エアリーク弁は、多孔性樹脂膜で形成し
    た請求項1記載の洗剤自動投入装置。
  3. 【請求項3】 エアリーク弁は、針状ノズルで形成した
    請求項1記載の洗剤自動投入装置。
  4. 【請求項4】 エアリーク弁は、空気の吐出口を下方を
    向けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗剤自動投
    入装置。
  5. 【請求項5】 エアリーク弁は、エアポンプと一体とし
    た請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗剤自動投入装
    置。
  6. 【請求項6】 エアリーク弁は、洗剤タンクと一体とし
    た請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗剤自動投入装
    置。
  7. 【請求項7】 洗剤を溜めておく洗剤タンクと、前記洗
    剤タンクに空気を送ることで洗剤タンク内の洗剤を自動
    投入するエアポンプとを備え、前記洗剤タンク内の高圧
    空気を抜く電磁弁を設けた洗剤自動投入装置。
  8. 【請求項8】 電磁弁は、非通電時に洗剤タンクの空気
    が抜け、通電時に空気が抜けないように設定した請求項
    7記載の洗剤自動投入装置。
  9. 【請求項9】 電磁弁は、空気の吐出口を下方を向けた
    請求項7または8記載の洗剤自動投入装置。
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