JPH10254552A - 定量送液装置 - Google Patents

定量送液装置

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JPH10254552A
JPH10254552A JP9072607A JP7260797A JPH10254552A JP H10254552 A JPH10254552 A JP H10254552A JP 9072607 A JP9072607 A JP 9072607A JP 7260797 A JP7260797 A JP 7260797A JP H10254552 A JPH10254552 A JP H10254552A
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Japan
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liquid
tank
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compressed air
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JP9072607A
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Masayuki Ichihara
政幸 市原
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ICHIHARA KOGYO KK
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ICHIHARA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動クリーニングシステムに備えられる仕上げ
洗い槽へ挿入される液体漂白剤を所定量正確に送れる装
置を、耐食性があり低コストの装置として提供する。 【解決手段】定液面槽5に溜められる液体漂白剤は、フ
ロート7の下降によって開く弁9の働きで液面が一定に
保たれ、したがってこの定液面槽5に連通する複数の計
量槽13は液面が一定に保たれる。この状態で、エアポ
ンプ27から圧縮エアが三方電磁弁25を介して送られ
てくると、この圧縮エアが計量槽13の液面を押し、押
された液体は送液管19から押し出され、液面が下降し
送液管19の開口が露出することにより、今度は圧縮エ
アが押し出される。この圧縮エアによって前記液体がさ
らに送られる。送られる液体の量は、送液管19が液面
下に挿通されている寸法Lによって調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定量の液体を
送るための定量送液装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】定量の液体を正確に送るための装置は、
種々の分野で要求される。例えば、汚れた衣類などを自
動的に洗濯する自動クリーニングシステムにおいて、本
洗い槽に投入されるべき液体洗剤、あるいは仕上げ洗い
槽に投入されるべき液体漂白剤などは、所定量が正確に
送られなければならない。そして、従来は液体ポンプに
より所定量の液体を送っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体ポ
ンプを用いた場合には、液体ポンプの羽根の部分は強度
や加工性から金属製とされるため、液体によっては腐食
しやすいものであった。また、液体を複数箇所へそれぞ
れ独立して送らなければならない場合には、複雑な切り
換え弁が必要であったり、あるいは複数箇所ごとに別々
に液体ポンプを設ける必要があった。そのため装置がコ
スト高になってしまうものであった。
【0004】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、腐食の心配がなく、複数箇所に対し
ても独立して送液が行える低コストの定量送液装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、不足する液体を補給して液面
を一定に保つ手段を有し、密閉された構造を有する計量
槽と、各計量槽の液面下に所定の深さまでそれぞれ挿通
され開口した送液管と、計量槽の液面の上方に開口し圧
縮エアを送るエア供給管と、を有することを特徴とする
定量送液装置である。
【0006】請求項2の発明は、前記計量槽は複数が設
けられ、前記不足する液体を補給して液面を一定に保つ
手段は、各計量槽が各逆止弁を介して連通する定液面槽
と、定液面槽の液面に浮かべられたフロートと、フロー
トの下降によって開く弁を有する液補給管と、から成
り、前記各送液管は、前記所定の深さを任意に調節でき
る調節手段を有し、前記各エア供給管は、エア抜きを行
う各三方電磁弁を介して共通のエアポンプに連通するこ
とを特徴とする定量送液装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態に係る定
量送液装置を、図1及び図2に示す。このうち図2に、
装置の全体概略回路図を示す。この装置は、自動クリー
ニングシステムに備えられる仕上げ洗い槽へ投入される
液体漂白剤を送る用途に用いられる。
【0008】液体漂白剤を大量に溜めておく貯留槽1
は、液補給管3を介して下流側の定液面槽5に連通す
る。この液補給管3には、定液面槽5の液面に浮かべら
れたフロート7の下降によって開く弁9を有する。この
弁9はフロート7の上昇によって閉じる。定液面槽5の
液面上の空間は、エア抜き管10を介して大気と連通し
ている。
【0009】定液面槽5は、分岐する連通路11を介し
て下流側に設けられた3つの計量槽13へ連通される。
この連通路11の3つに分岐した下流側には、開閉弁1
5及び逆止弁17が設けられる。
【0010】各計量槽13は、密閉構造を有し、上方か
ら送液管19が挿通され、液面下に所定の深さで開口す
る。この液面下の挿通寸法Lによって、後述するように
送られる液体の量が定まる。この送液管19は、チャッ
ク装置21により機密状態で取り付けられる。チャック
装置21を緩めることで、送液管19は上下方向にスラ
イド移動でき、前記挿通寸法Lは任意に調節できる。
【0011】このスライド移動量を吸収できるように、
例えば送液管19の図1中上方の一部をフレキシブルな
ものとすることが考えられる。このフレキシブルな送液
管19は、圧縮エアによっても内径は変化せず、長手方
向のフレキシビリティのみが機能するものを使用する。
あるいは、送液管19の一部を二重構造とし、水密を保
ったまま軸方向にスライド可能な構造を採用することも
可能である。
【0012】そして、計量槽13の液面の上方には、エ
ア供給管23が開口する。このエア供給管23は、それ
ぞれ三方電磁弁25を介して共通のエアポンプ27に連
通する。この三方電磁弁25は、送液動作が完了するた
びにエア抜きを行うためのものである。
【0013】各送液管19の他端は、自動クリーニング
システムに備えられる仕上げ洗い槽29の中で開口す
る。すなわち、この自動クリーニングシステムは3つの
自動クリーニングラインを有し、各ラインには、例えば
予洗い槽、本洗い槽、仕上げ洗い槽などが連続して備え
られ、衣類などの洗濯物が自動的に送られて予洗い、本
洗い、仕上げ洗いが順に行われる。そして、各ラインの
仕上げ洗い槽29へそれぞれの量の液体漂白剤(次亜鉛
素酸)を正確に送液する。
【0014】以下、この実施形態の動作を説明する。定
液面槽5に対して各計量槽13が連通しているので、定
液面槽5の液面に対し各計量槽13の液面は同一の高さ
となる。この状態でエアポンプ27が動作し、3つの三
方電磁弁25のうちいずれか(あるいは全て)が働い
て、エア供給管23を介して圧縮エアを送ると、送られ
た計量槽13の液面が押される。押された液体は逆止弁
17により定液面槽5へ逆流するのが防止されているの
で、送液管19から上方へ押し出される。
【0015】液体が押し出され続けて液面が下降する
と、やがて送液管19の開口が露出する。この露出によ
り、今度は圧縮エアが送液管19から押し出される。こ
の時、押し出された圧縮エアによって、先行して押し出
された液体がさらに押され、長い送液管19であっても
十分に液体が送られる。
【0016】そして、液面が下降し送液管19の開口が
露出するまでの寸法×計量槽の水平断面積によって定ま
る体積に相当する量の液体が送られることとなる。すな
わち送液管19の挿通寸法Lによって、送られる液体の
量が定まる。この挿通寸法Lは、チャック装置21を緩
め送液管19を上下にスライドさせることで任意に調節
できる。この調節は、各計量槽13で別個に独立して行
われ得る。
【0017】このようにして、液体すなわち液体漂白剤
は圧縮エアによって送液管19の中を送られ、仕上げ洗
い槽29へ投入される。この送液が完了した後に、三方
電磁弁25によりエア供給管23は大気に解放される。
大気に解放されることにより、計量槽13のエア圧が減
少し、定液面槽5から液体が計量槽13へ供給される。
この供給によって定液面槽5の液面は下降し、これによ
ってフロート7が下降する。フロート7の下降によって
弁9が開くことで、液補給管3を介して、貯留槽1の液
体漂白剤が定液面槽5へ補給され、定液面槽5は液面を
一定に保つ。なお、開閉弁15は、計量槽13の保守点
検を行う場合などにのみ閉じられ、通常は開いた状態で
装置の運転が行われる。
【0018】以上説明したように、この実施形態によれ
ば、液体漂白剤(次亜鉛素酸)などのように金属に対す
る腐食性を有する液体であっても、十分な耐食性を装置
に持たせることができる。すなわち、この液体が触れる
部分、すなわち定液面槽5、計量槽13、液補給管3、
弁9、開閉弁15、逆止弁17、送液管19などは、必
ずしも金属を用いる必要がなく、塩化ビニールなどの耐
食性を有する材料で形成することが容易に行われる。
【0019】また、3つ設けられる計量槽13に対しエ
アポンプ27は共通なものが1つ設けられれば良く、し
かも3つの三方電磁弁25が独立して働くことで、送液
も3つの計量槽13について独立して行われる。
【0020】また、送液管19をスライドして挿通寸法
Lを調節する調節動作も、独立して行える。更に、送液
管19をスライドさせ挿通寸法Lを調節することによ
り、送られる液体の量を正確に調節できる。また、これ
らのことから装置全体のコストを低く抑えることが可能
となる。
【0021】(他の実施形態)以上の実施形態によれ
ば、定液面槽5の液面を一定に保つ手段として、フロー
ト7の下降によって開く弁9を用いたが、他の実施形態
においては液面の変動を検出するセンサを用い、このセ
ンサからの検出信号によって開閉する弁を用いることも
可能である。
【0022】また、以上の実施形態においては計量槽1
3は3つが設けられるものであったが、他の実施形態に
おいては2つあるいは4つ以上を設けることももちろん
可能である。
【0023】また、以上の実施形態においては、送られ
る液体は液体漂白剤としたが、他の実施形態においては
液体洗剤であっても良い。更に、この発明は、自動クリ
ーニングシステムに限らず、所定量の薬剤を正確に送液
しなければならない装置に実施することが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
に記載の定量送液装置によれば、液体ポンプを用いる必
要がなく、また、液体に触れる計量槽や送液管の材料は
金属に限る必要がなく、その液体に対し耐食性がある材
料を容易に選ぶことが可能である。
【0025】また、請求項2の発明によれば、さらに、
計量槽を複数設け、各計量槽に圧縮エアを送るエア供給
管は各三方電磁弁を介して共通のエアポンプを使用する
ので、各計量槽毎に独立した送液が可能であり、また同
時に、このエアポンプは特殊なものである必要がないの
で、装置を低コストに抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る定量送液装置の要部
を示す拡大断面図である。
【図2】図1を含む装置全体の回路図である。
【符号の説明】
1 貯留槽 3 液補給管 5 定液面槽 7 フロート 9 弁 11 連通管 13 計量槽 15 開閉弁 17 逆止弁 19 送液管 23 エア供給管 25 三方電磁弁 27 エアポンプ 29 仕上げ洗い

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不足する液体を補給して液面を一定に保つ
    手段を有し、密閉された構造を有する計量槽と、各計量
    槽の液面下に所定の深さまでそれぞれ挿通され開口した
    送液管と、計量槽の液面の上方に開口し圧縮エアを送る
    エア供給管とを有することを特徴とする定量送液装置。
  2. 【請求項2】前記計量槽は、複数が設けられ、前記不足
    する液体を補給して液面を一定に保つ手段は、各計量槽
    が各逆止弁を介して連通する定液面槽と、定液面槽の液
    面に浮かべられたフロートと、フロートの下降によって
    開く弁を有する液補給管と、から成り、前記各送液管
    は、前記所定の深さを任意に調節できる調節手段を有
    し、前記各エア供給管は、エア抜きを行う各三方電磁弁
    を介して共通のエアポンプに連通することを特徴とする
    請求項1に記載の定量送液装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000300891A (ja) * 1999-04-16 2000-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2006020900A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Tosen Machinery Corp 洗濯用助剤の投入装置、および同投入方法
CN100383326C (zh) * 2002-07-05 2008-04-23 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机的液体洗涤剂自动投入装置
CN105239317A (zh) * 2014-06-30 2016-01-13 无锡小天鹅股份有限公司 用于洗衣机的洗涤剂投放泵

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