JPH08141273A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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Publication number
JPH08141273A
JPH08141273A JP6292928A JP29292894A JPH08141273A JP H08141273 A JPH08141273 A JP H08141273A JP 6292928 A JP6292928 A JP 6292928A JP 29292894 A JP29292894 A JP 29292894A JP H08141273 A JPH08141273 A JP H08141273A
Authority
JP
Japan
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detergent
amount
washing
degree
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP6292928A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Morita
いづみ 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6292928A priority Critical patent/JPH08141273A/ja
Publication of JPH08141273A publication Critical patent/JPH08141273A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定された水位に適した洗剤量を表示する機
能を備えたものにおいて、洗濯物の汚れ度合に適した量
の洗剤を投入可能にする。 【構成】 本発明の全自動洗濯機は、洗剤を自動的に投
入する洗剤投入装置と、洗濯物の汚れ度合を検知する光
センサとを備えて成るものにおいて、設定された水位に
適した洗剤量を洗い運転の実行前に表示する洗剤量表示
制御手段を備え、表示された洗剤量の洗剤が投入された
後、洗い運転を実行している途中で光センサにより検知
した汚れ度合に基づいて洗剤の不足量を判定する洗剤不
足量判定手段を備え、そして、洗剤投入装置を駆動して
上記判定された洗剤不足量だけ洗剤を追加投入する洗剤
投入制御手段を備える構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定された水位に適し
た洗剤量を洗い運転の実行前に表示する機能を備えた全
自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機においては、使用者が運転
を開始すると、洗濯槽内に給水する前に洗濯槽内に投入
された洗濯物の量を検知し、この検知した洗濯物量に適
した水位を設定すると共に、この設定水位に適した洗剤
量、即ち、洗濯運転に必要な洗剤量を操作パネルの表示
装置に表示するように構成されたものがある。この構成
の場合、使用者は上記表示された量の洗剤を洗濯槽内に
投入してから、洗濯運転を再び開始するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、設定水位に適した洗剤量として洗濯物の汚
れ度合が標準的な場合に対応する洗剤量を表示していた
ので、投入された洗濯物の汚れ度合がひどい場合、洗剤
が不足することになり、洗浄性能が低下するという欠点
があった。また、投入された洗濯物の汚れ度合が軽い場
合には、洗剤が過剰気味になるため、洗剤を無駄に消費
していた。そして、この場合、洗剤が過剰な分だけすす
ぎ運転を多めに実行する必要があり、すすぎ運転時間が
長くなると共に、水を無駄に使っていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、設定された水位
に適した洗剤量を表示する機能を備えたものにおいて、
洗濯物の汚れ度合に適した量の洗剤を投入できるように
して、洗浄性能を高くし得ると共に、洗剤や水等を節約
することができる全自動洗濯機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の全自動洗濯機
は、洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤投入装置
と、前記洗濯槽内に投入された洗濯物の汚れ度合を検知
する汚れ検知手段とを備えて成る全自動洗濯機におい
て、設定された水位に適した洗剤量を洗い運転の実行前
に表示する洗剤量表示制御手段と、表示された洗剤量の
洗剤が投入された後、洗い運転を実行している途中で前
記汚れ検知手段により検知した汚れ度合に基づいて洗剤
の不足量を判定する洗剤不足量判定手段と、前記洗剤投
入装置を駆動して前記洗剤不足量だけ洗剤を前記洗濯槽
内に追加投入する洗剤投入制御手段とを備えたところに
特徴を有する。
【0006】また、上記構成では、洗剤の不足量を判定
した後、洗剤投入装置を駆動して不足量だけ洗剤を洗濯
槽内に自動的に追加投入する構成としたが、これに代え
て、洗剤不足量を表示する不足量表示制御手段を設け、
使用者がこの表示された不足量の洗剤を手動により追加
投入するように構成することも好ましい。更に、洗剤不
足量判定手段は、洗い運転を実行している途中で洗剤の
不足量を複数回判定するように構成することが考えられ
る。
【0007】一方、洗剤量表示制御手段は、設定された
水位に適した洗剤量として洗濯物の汚れ度合が軽い場合
に対応する洗剤量を表示するように構成することが好ま
しい構成である。また、洗剤投入装置を、洗濯機本体の
上部に設けられた上部カバーの内部に設けることも一層
好ましい。更に、洗剤投入装置から投入された洗剤を受
ける受部と、この受部へ水を供給して洗剤を洗濯槽内へ
水と共に流し込む給水装置とを備える構成とすることも
考えられる。更にまた、洗剤不足量判定手段は、洗濯槽
内に貯留されている水の量と、洗濯槽内に貯留されてい
る水の汚濁度とに基づいて洗剤の不足量を判定すること
が好ましい構成である。
【0008】
【作用】上記手段によれば、洗い運転を実行している途
中で、汚れ検知手段により検知した汚れ度合に基づいて
洗剤の不足量を判定すると共に、洗剤投入装置を駆動し
て上記洗剤不足量だけ洗剤を洗濯槽内に追加投入する構
成としたので、洗濯物の汚れ度合に過不足なく適した量
の洗剤が洗濯槽内に投入されるようになる。このため、
汚れ度合がひどい場合には洗浄性能を高くすることがで
き、また、汚れ度合が軽い場合には洗剤や水等を節約す
ることができる。
【0009】また、不足量だけの洗剤を洗濯槽内に自動
的に追加投入する構成に代えて、洗剤不足量を表示する
不足量表示制御手段を設け、使用者がこの表示された不
足量の洗剤を手操作により追加投入するように構成して
も、洗濯物の汚れ度合に過不足なく適した量の洗剤が洗
濯槽内に投入されるようになり、上記構成とほぼ同様な
効果を得ることができる。
【0010】更に、洗い運転を実行している途中で洗剤
の不足量を複数回判定するように構成すると、洗濯水に
汚れが出ることが遅い洗濯物の場合にも、洗濯物の汚れ
度合を正確に検知できるから、洗剤不足量の判定精度が
高くなる。このため、洗濯物の汚れ度合に一層過不足な
く適した量の洗剤を洗濯槽内に投入することが可能にな
る。
【0011】また、設定された水位に適した洗剤量とし
て洗濯物の汚れ度合が軽い場合に対応する洗剤量を表示
するように構成すると、必要最小量の洗剤で洗濯運転を
開始させることができる。このため、洗濯物の汚れ度合
が軽い場合には、従来構成に比べて、洗剤や水等を節約
することができる。更に、洗剤投入装置を、洗濯機本体
の上部に設けられた上部カバーの内部に設ける構成とす
ると、洗濯機本体の上面部の外観形状がほぼフラットに
なり、外観性が向上する。この場合、洗剤投入装置を上
部カバーの内部に設けるためには、洗剤投入装置を小形
に構成する必要があるから、洗剤投入装置に貯留可能な
洗剤の量が少なくなる傾向にある。これに対して、洗剤
不足量、即ち、追加投入する洗剤量はそれほど多くない
から、洗剤投入装置に貯留可能な洗剤量は少なくても良
い。
【0012】更に、洗剤投入装置から投入された洗剤を
受ける受部と、この受部へ水を供給して洗剤を洗濯槽内
へ水と共に流し込む給水装置とを備える構成とすると、
洗濯槽内へ洗剤をスムーズに追加投入することが可能で
ある。更にまた、洗剤不足量判定手段は、洗濯槽内に貯
留されている水の量と、洗濯槽内に貯留されている水の
汚濁度とに基づいて洗剤の不足量を判定する構成とする
と、洗剤の不足量を一層正確に判定することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1な
いし図9を参照しながら説明する。まず、全自動洗濯機
の概略全体構成を示す図2において、洗濯機本体を構成
する外箱1内には、水溜め用の外槽2が弾性吊持されて
配設されている。この外槽2内には、洗濯槽であると共
に脱水バスケットである回転槽3が回転可能に配設され
ている。この回転槽3の周壁部には、多数の孔が形成さ
れている。上記回転槽3の内底部には、洗濯用の撹拌体
4が回転可能に配設されている。
【0014】上記外槽2の外底部には、洗濯及び脱水運
転用のモータ5並びに駆動機構部6が配設されている。
この駆動機構部6は、ベルト伝達機構、クラッチ機構、
歯車減速装置及びブレーキ装置等から構成されている。
そして、駆動機構部6は、洗い及びすすぎ時には、回転
槽3を制動した状態でモータ5の回転力を撹拌体4に減
速して伝えてこれを回転させ、また、脱水時には、回転
槽3の制動を解除した状態でモータ5の回転力を回転槽
3及び撹拌体4に伝えて両者を高速回転させるように構
成されている。また、上記モータ5には、モータ5の回
転速度を検知する回転センサ7(図6参照)が設けられ
ている。この回転センサ7は、例えばロータリエンコー
ダからなり、モータ5の回転に応じてパルス信号を発生
するように構成されている。
【0015】また、外槽2の底部には、排水口8及びエ
アトラップ9が設けられていると共に、排水口8を開閉
する排水弁10が設けられている。この排水弁10は例
えばモータ式の排水弁である。そして、エアトラップ9
には、例えば圧力センサからなる水位センサ11(図6
参照)がエアチューブ12を介して接続されている。更
に、外箱1の上部には上部カバー13が配設されてお
り、この上部カバー13には、洗濯物を出入れするため
の出入れ口を開閉する二つ折り式の蓋13a(図4参
照)が設けられている。また、上部カバー13の前部上
面には、図7に示すような操作パネル14が設けられて
いる。
【0016】上記操作パネル14には、各種の操作スイ
ッチ並びに種々の表示器が配設されている。具体的に
は、図7に示すように、操作パネル14の右端部に電源
を投入及び切るための入りスイッチ15及び切りスイッ
チ16が設けられ、その左側にスタート兼一時停止用の
スタートスイッチ17が設けられている。また、操作パ
ネル14の下辺部分には左から右へ向けて、粉石けんを
使用することを設定する粉石けんスイッチ18、水位を
設定する水位スイッチ19、予約運転を設定する予約ス
イッチ20、洗い運転時間を設定する洗いスイッチ2
1、すすぎ運転回数を設定するすすぎスイッチ22、脱
水運転時間を設定する脱水スイッチ23、各運転の強さ
を好みに応じて設定するお好みスイッチ24、洗濯コー
スを設定するコーススイッチ25が設けられている。
【0017】また、操作パネル14の上半部側には左か
ら右へ向けて、脱水すすぎ運転の実行状態を表示するシ
ャワーモニタ26、設定された水位を表示する水位表示
器27、洗剤量や洗い運転時間やすすぎ運転回数や脱水
運転時間等を表示するための例えば7セグメント形表示
素子からなる3個の数字表示器28、29、30、設定
された洗濯コースを表示するコース表示器31等が配設
されている。上記3個の数字表示器28、29、30の
うちの数字表示器28は2桁の数値及び小数点付きの数
値を表示可能なものであり、これが洗剤量を表示する表
示装置を構成している。
【0018】一方、上部カバー13内の後部には、例え
ば電磁式の給水弁32(図6参照)を備えて成る給水装
置33(図4参照)が配設されている。この図4に示す
ように、給水装置33の給水パイプ34は、基端部が給
水弁32の入力側に接続され、先端部が上部カバー13
の外部へ突出されており、この外部先端部に水道の蛇口
が給水ホースを介して接続される構成となっている。ま
た、給水装置33の給水通路35は、その先端開口部3
5aが回転槽3内に臨むように構成されている。この場
合、給水弁33が開放されると、水が給水装置33の給
水通路35を流れ、その先端開口部35aから回転槽3
内へ流れ込む構成となっている。
【0019】ここで、上部カバー13内における給水装
置33の前側には、洗剤投入装置36が配設されてい
る。この洗剤投入装置36は、周知構成である特公平6
−32745号公報に記載された装置とほぼ同じように
構成されている。この場合、洗剤投入装置36は、上記
公報記載の装置を上部カバー13内に内蔵可能な程度ま
で小形に構成したものである。以下、この洗剤投入装置
36について、図4及び図5を参照して簡単に説明す
る。
【0020】図4及び図5において、洗剤投入装置36
の矩形箱状をなす外ケース37は、上部カバー13に形
成された収容凹部13b内に嵌合されて収容されてい
る。上記外ケース37内には、洗剤を貯留するホッパ状
の内ケース38が配設されており、この内ケース38の
下部には横軸筒状の洗剤送出部39が設けられている。
上記外ケース37及び内ケース38の上面開口部は、蓋
40により開閉される構成となっている。更に、上記洗
剤送出部39内には、コイル状の洗剤送出し部材41が
回動可能に設けられている。
【0021】この洗剤送出し部材41は、モータ42に
より歯車伝達機構43を介して回動駆動されるように構
成されている。上記洗剤送出し部材41の回動によっ
て、内ケース38内の洗剤は、洗剤送出部39内を図5
中右方へ送られ、その先端開口部39aから下方へ落下
され、この落下した洗剤は上部カバー13の収容凹部1
3bの底部に形成された開口部13cを通って回転槽3
内へ投入されるように構成されている。この場合、洗剤
の投入量は、洗剤送出し部材41の回転数に応じて決ま
るから、モータ42の通電時間を調節制御することによ
り洗剤の投入量を所望の量に設定できる構成となってい
る。
【0022】尚、内ケース38内には、撹拌体44が軸
45を介して回動可能に設けられている。この撹拌体4
4の外周部には、歯車状の突起44aが形成されてお
り、この突起44aを洗剤送出し部材41に係合させて
いる。この係合により、洗剤送出し部材41が回動駆動
されると、それに応じて撹拌体44が回動され、もって
内ケース38内の洗剤が撹拌体44により撹拌される構
成となっている。
【0023】一方、図2に示すように、外槽2の内底部
における排水口8に近い部位には、濁度検知装置として
光センサ45が配設されている。この光センサ45は、
図3に示すように、発光素子45a及び受光素子45b
を有しており、両素子45a、45b間を洗濯水が通過
可能に構成されている。これにより、光センサ45は、
洗濯水の濁度に応じた検知信号を出力するように構成さ
れている。この場合、洗濯水の濁度は洗濯物の汚れ度合
と強い関係があるから、洗濯水の濁度を検知した検知信
号によって洗濯物の汚れ度合を検知可能な構成となって
いる。従って、上記光センサ45が汚れ検知手段を構成
している。
【0024】また、電気的構成を機能ブロックの組み合
わせにて示す図6において、制御回路46は、マイクロ
コンピュータ等から構成されており、洗濯運転全般を制
御するための制御プログラムを記憶している。この制御
回路46は、洗剤量表示制御手段、洗剤不足量判定手段
及び洗剤投入制御手段としての各機能を有している。上
記制御回路46は、操作パネル14の各種のスイッチを
有してなるスイッチ入力部47からの各種のスイッチ信
号、水位センサ11からの水位検知信号、光センサ45
からの濁度検知信号並びに回転センサ7からのパルス信
号を受けるように構成されている。また、制御回路46
は、モータ5、排水弁10、給水弁32及び洗剤投入装
置36のモータ42を駆動回路48を介して通電(駆
動)制御すると共に、操作パネル14の各種の表示器を
有してなる表示部49を駆動制御するように構成されて
いる。
【0025】次に、上記構成の作用を、図1、図8及び
図9も参照して説明する。図1のフローチャートは、制
御回路46に記憶された制御プログラムの概略制御内容
を示している。まず、回転槽3内に洗濯物を投入した
後、スタートスイッチ17を操作すると、洗濯運転が開
始される。すると、図1のステップS1において、制御
回路46は、まず回転槽3内に投入された洗濯物の重量
を検知する処理を行う。この場合、回転槽3内へ給水す
る前の状態でモータ5を所定の通電パターンで通電して
撹拌体4だけを短時間正逆回転させる。そして、このと
きに回転センサ7により検知したモータ5の回転速度
(具体的には、回転センサ7から出力されるパルス信号
を所定時間カウントアップしたカウント値)に基づいて
洗濯物の重量を検知している。これは、洗濯物量が多い
ほど、モータ5にかかる負荷量が多くなってその回転速
度が小さくなることに基づいて検知がなされるのであ
る。尚、この場合、モータ5の負荷電流を検知すること
に基づいて洗濯物の重量を判定するように構成しても良
い。
【0026】続いて、制御回路46は、上記洗濯物の重
量検知結果に合う適切な洗濯水位(即ち、回転槽3内に
給水する水量)を自動的に設定する(ステップS2)。
具体的には、洗濯物の重量に応じて、水位を「高」、
「中」、「低」の3段階(或いは「少量」水位を加えた
4段階)に設定するように構成されている。尚、「高」
水位は水量43リットルに対応し、「中」水位は水量3
5リットルに対応し、「低」水位は水量20リットルに
対応している。
【0027】そして、制御回路46は、上記設定された
水位に合う適切な洗剤量を決定すると共に、この決定し
た洗剤量を操作パネル14の数字表示器28に表示する
(ステップS3)。この場合、「高」水位(水量43リ
ットル)のときは洗剤量として36gが表示され(図7
参照)、「中」水位(水量35リットル)のときは洗剤
量として29gが表示され、「低」水位(水量20リッ
トル)のときは洗剤量として17gが表示されるように
なっている。ここで、上記各表示された洗剤量は、洗濯
物の汚れ度合が軽い場合に対応する洗剤量(即ち、必要
最少量の洗剤量)である。尚、上記数字表示器28の右
隅部の「g」表示は、予め印刷しておく構成としても良
いし、洗剤量を表示するときだけLEDで点灯表示する
ように構成しても良い。
【0028】また、このとき、制御回路46は、洗い運
転時間(以下洗い時間と称す)を上記設定水位に合う適
切な時間に設定するように構成されている。具体的に
は、「高」水位のときは洗い時間を12分に設定し、
「中」水位のときは洗い時間を11分に設定し、「低」
水位のときは洗い時間を10分に設定するように構成さ
れている。
【0029】続いて、上記したように洗剤量が表示され
た状態(そして運転が一時停止した状態)で、使用者は
手操作により上記表示された量の洗剤を回転槽3内へ投
入する(ステップS4)。そして、使用者は、スタート
スイッチ17を再操作して洗濯運転を再開させる。する
と、制御回路46によって、給水弁32が開放されて設
定水位まで給水が実行されると共に、ある程度水位が上
昇した状態(或いは水位が設定水位まで上昇した状態)
でモータ5が通電開始されて撹拌体4の正逆回転による
撹拌運転、即ち、洗い行程が開始されるようになってい
る。この後、洗い行程が3分間実行された時点で(ステ
ップS5)、制御回路46は、汚れ検知手段である光セ
ンサ45により外槽2(回転槽3)内の洗濯水の濁度を
検知し、この濁度検知信号を読み込む(ステップS
6)。
【0030】そして、制御回路46は、上記濁度検知信
号に基づいて洗濯物の汚れ度合を検出すると共に、この
検出した汚れ度合に基づいて投入された洗剤量が十分で
あるか不足しているかを判断する(ステップS7)。具
体的には、光センサ45からの濁度検知信号の電圧レベ
ルは、図8に示すように、洗濯水の濁度、即ち、洗濯物
の汚れ度合が大になるほど小さくなる。そこで、次の表
1に示すように、濁度検知信号の電圧レベルが3.5V
以上のときは、洗濯物の汚れ度合が低く、洗剤量が十分
であると判断し、洗剤を追加するための係数Kを「0」
とする。そして、濁度検知信号の電圧レベルが3.5V
未満のときは、洗濯物の汚れ度合が高く、洗剤量が不足
していると判断し、電圧レベルが3.5V未満2.0V
以上のときは洗剤を追加するための係数Kを「0.0
5」に設定し、電圧レベルが2.0V未満のときは洗剤
を追加するための係数Kを「0.1」に設定する。
【0031】
【表1】
【0032】そして、上記係数Kが「0.05」または
「0.1」に設定された場合は、ステップS7にて「N
O」へ進み、洗剤の不足量(追加洗剤量)を上記係数K
に基づいて算出する(洗剤の不足分を換算する)と共
に、この算出した不足量の洗剤を洗剤投入装置36によ
り追加投入する(ステップS8)。具体的には、洗剤の
不足量を算出する式は、最初に投入(表示)した洗剤量
をAgとすると、(A×K)gである。これにより、下
記の表2で示すように、洗剤の不足量(追加量)が算出
される。そして、この算出された洗剤不足量だけ洗剤を
投入するために、制御回路46は洗剤投入装置36のモ
ータ42を上記洗剤不足量に対応する時間だけ通電駆動
するように構成されており、もって、上記不足量の洗剤
が回転槽3内に追加投入される。
【0033】
【表2】
【0034】また、本実施例の場合、洗剤が不足したと
判断された場合には、洗い行程の運転時間即ち洗い時間
を、洗濯物の汚れ度合を示す係数Kに応じて延長するよ
うに構成されている。具体的には、洗い時間の延長時間
は、最初に設定された洗い時間をB分とすると、(B×
K)分である。これにより、上記表2で示すように、洗
い時間が延長設定されるようになっている。そして、上
述したように、洗剤の追加投入並びに洗い時間の延長設
定がなされた後は、洗い行程が続いて実行されるように
なっている(ステップS9)。尚、上記洗剤の追加投入
中も、洗い行程の運転、即ち、撹拌運転は続行されるよ
うになっている。
【0035】一方、上記ステップS7において、係数K
が「0」に設定された場合は、「YES」へ進み、洗剤
の追加投入並びに洗い時間の延長設定を行わずに、洗い
行程を続いて実行するように構成されている(ステップ
S9)。
【0036】そして、この後、上記洗い行程が2分間実
行された時点で(ステップS9)、制御回路46は投入
された洗剤量が十分であるか不足しているかの2回目の
判断を行う。具体的には、制御回路46は、汚れ検知手
段である光センサ45により外槽2(回転槽3)内の洗
濯水の濁度を検知し、この濁度検知信号を読み込む(ス
テップS10)。続いて、制御回路46は、上記濁度検
知信号に基づいて洗濯物の汚れ度合を検出すると共に、
汚れ度合に基づいて投入された洗剤量が十分であるか不
足しているかを判断する(ステップS11)。この場
合、前回の判断処理(ステップS7)の場合と同様にし
て前記表1に従って係数Kの値を設定するように構成さ
れている。
【0037】ここで、設定された係数Kが「0.05」
または「0.1」に設定された場合、即ち、洗剤量が不
足した場合、ステップS11にて「NO」へ進み、洗剤
の不足量(追加量)を上記係数Kに基づいて算出すると
共に、この算出した不足量の洗剤を洗剤投入装置36に
より追加投入する(ステップS12)。この場合、前回
の追加投入処理(ステップS8)の場合と同様にして、
前記表2のように洗剤の不足量を算出すると共に、この
算出された洗剤不足量だけ洗剤を回転槽3内に追加投入
するようになっている。また、この場合には、表2で示
すように、洗い時間を上記係数Kに応じて延長するよう
に構成されている。そして、上述したように、洗剤の追
加投入並びに洗い時間の延長設定がなされた後は、洗い
行程が続いて実行されるようになっている(ステップS
13)。
【0038】一方、上記ステップS11において、係数
Kが「0」に設定された場合は、「YES」へ進み、洗
剤の追加投入並びに洗い時間の延長設定を行わずに、洗
い行程を続いて実行するように構成されている(ステッ
プS13)。続いて、この後、上記洗い行程を洗い時間
の残り時間(即ち、設定された或いは延長された洗い時
間から(3+2)分を差し引いた時間)だけ実行すると
(ステップS13)、洗い行程が完了する。そして、こ
のようにして洗い行程が完了した後は、周知のすすぎ行
程(ステップS14)及び脱水行程(ステップS15)
が順次実行されてようになっている。
【0039】このような構成の本実施例によれば、洗い
行程(運転)を実行している途中で光センサ45により
検知した洗濯水の濁度検知信号(洗濯物の汚れ度合)に
基づいて洗剤の不足量を判定して算出すると共に、洗剤
投入装置36を駆動して上記算出した洗剤不足量だけ洗
剤を洗濯槽内に自動的に追加投入する構成とした。この
ため、洗濯物の汚れ度合に過不足なく適した量の洗剤を
回転槽3内に投入することができるようになる。従っ
て、洗濯物の汚れ度合がひどい場合には洗浄性能を高く
することができ、また、洗濯物の汚れ度合が軽い場合に
は洗剤や水等を節約することができる。そして、上記実
施例では、制御回路46により洗剤の不足量を判定する
場合に、回転槽3内に貯留されている水の量(設定水
位)と、回転槽3内に貯留されている水の汚濁度(濁度
検知信号)とに基づいて、表1及び表2に示すようにし
て洗剤の不足量を判定算出する構成としたので、洗剤の
不足量を正確に判定することができる。
【0040】ところで、洗濯水に汚れが出ることが遅い
洗濯物(例えば油汚れの洗濯物)の場合、洗い行程を開
始してから3分が経過した時点(ある程度早い段階)で
洗剤の不足量を判定するだけでは、汚れが十分に洗濯水
に出ていないので、洗濯物の汚れ度合ひいては洗剤不足
量を正確に検知することができないおそれがある。これ
に対して、上記実施例では、洗い行程(運転)を実行し
ている途中で洗剤の不足量を複数回例えば2回判定する
ように構成したので、洗濯水に汚れが出ることが遅い洗
濯物(例えば油汚れの洗濯物)の場合にも、2回目の洗
剤不足量判定時(洗い行程を開始してから5分が経過し
た時点)には、汚れが十分に洗濯水に出るから、洗濯物
の汚れ度合を正確に検知することができ、ひいては洗剤
不足量の判定精度を高くすることができる。このため、
洗濯物の汚れ度合に、より一層過不足なく適した量の洗
剤を回転槽3内に投入することが可能となる。
【0041】また、上記実施例では、設定された水位に
適した洗剤量として洗濯物の汚れ度合が軽い場合に対応
する洗剤量を表示する(図1のステップS3参照)よう
に構成したので、必要最小量の洗剤量で洗濯運転を開始
させることができる。このため、洗濯物の汚れ度合が軽
い場合には、従来構成に比べて、洗剤や水等を節約でき
る。更に、洗剤投入装置36を、洗濯機本体(外箱1)
の上部に設けられた上部カバー13の内部に設ける構成
としたので、洗濯機本体の上面部の外観形状がほぼフラ
ットになり、外観性を向上させることができる。
【0042】尚、この場合、洗剤投入装置36を上部カ
バー13の内部に設けるためには、洗剤投入装置36を
小形に構成する必要があるから、洗剤投入装置36の内
ケース38内に貯留可能な洗剤の量が少なくなる。これ
に対して、上記実施例では、洗剤投入装置36により投
入する洗剤量は判定された洗剤不足量であり、この洗剤
不足量、即ち、追加投入する洗剤量はそれほど多くない
から(1回最大でも3.6g程度)、洗剤投入装置36
に貯留しておく洗剤量は少なくて良い。従って、洗剤投
入装置36を小形に構成しても、十分な回数洗剤を追加
投入することができる。
【0043】また、上記実施例では、洗剤不足量を判定
するときに洗い時間を光センサ45からの濁度検知信号
(即ち、洗濯物の汚れ度合い)に基づいて延長設定する
ように構成したので、洗浄能力をより一層高くすること
ができる。尚、上記洗い時間を濁度検知信号に基づいて
延長設定する構成は、必ずしも必要な構成ではなく、洗
い時間を延長しない構成としても十分な洗浄能力を得る
ことができる。
【0044】更に、上記実施例では、洗剤不足量を判定
及び算出する際に、光センサ45からの濁度検知信号の
電圧レベルに応じて係数Kを例えば3段階(「0」を除
くと2段階)に設定し、この係数Kと、最初に投入され
た洗剤量Aとの積を洗剤不足量とするように構成した
が、これに限られるものではなく、例えば係数Kをもっ
と細かく4段階(「0」を除くと3段階)以上に設定し
ても良いし、また、濁度検知信号の電圧レベルと線形関
係を有する演算式により係数Kを演算して設定する構成
としても良い。更にまた、上記実施例では、洗剤不足量
の判定及び追加投入処理を洗い行程において2回実行す
る構成としたが、これに代えて、1回だけ実行する構成
としても良いし、3回以上実行する構成としても良く、
実行回数は適宜決めるようにすれば良い。
【0045】また、上記実施例では、洗剤不足量を判定
してその量を算出した後、洗剤投入装置36により自動
的に追加投入する構成としたが、これに代えて、洗剤投
入装置36を設けることを止めると共に、洗剤不足量を
判定算出した際に、図9に示す第2の実施例のように、
上記算出した洗剤不足量を制御回路46によって操作パ
ネル14の数字表示器28に表示させる構成としても良
い。この場合、制御回路46が不足量表示制御手段を構
成している。上記構成の場合、使用者は、数字表示器2
8を視認すると共に、該数字表示器28に表示された洗
剤不足量に相当する量の洗剤を手操作により回転槽3内
へ投入するようにすれば良い。尚、この第2の実施例の
場合、洗剤不足量を数字表示器28に表示する際、同時
にブザーを鳴動させるように構成することが好ましい。
また、上述した以外の構成は第1の実施例と同じ構成と
なっている。従って、この第2の実施例においても、第
1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0046】更に、上記第2の実施例では、洗剤不足量
を操作パネル14の数字表示器28に表示した際も、洗
い運転(行程)を続けるように構成しているが、これに
代えて、洗剤不足量を数字表示器28に表示したときに
洗い運転を一時停止するように構成し、使用者が洗剤を
追加投入した後、スタートスイッチを再び操作すること
に応じて洗い運転を再開させる構成としても良い。
【0047】図10及び図11は本発明の第3の実施例
を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明
する。尚、第1の実施例の構成と同一部分並びに同一ス
テップには、同一符号並びに同一ステップ番号を付して
いる。上記第3の実施例では、図10に示すように、給
水装置33の給水通路35の先端部分を前方(図10中
左方)へ延長して、洗剤投入装置36の洗剤送出部39
の先端開口部39a及び収容凹部13bの開口部13c
の下方部位に達するように構成し、この延長した部分を
洗剤受部50としたものである。この構成の場合、洗剤
投入装置36が駆動されてその洗剤送出部39の先端開
口部39aから下方へ落下された洗剤は、上部カバー1
3の収容凹部13bの底部の開口部13cを通って、給
水通路35の洗剤受部50上に落下して受けられる。
【0048】従って、この構成の場合、上記洗剤受部5
0上に落下した洗剤を回転槽3内へ投入するために、給
水弁32を設定時間である例えば約10秒間開放駆動さ
せて、水を給水通路35内に流し、該水により洗剤受部
50上に落下した洗剤を回転槽3内へ流し込むように構
成されている。具体的には、図11のフローチャートに
おいて、図1のステップS8及びステップS12にそれ
ぞれ代わるステップS81及びステップS121におい
て、洗剤投入装置36を駆動させて洗剤を不足量だけ追
加投入すると共に、給水弁32を約10秒間開放駆動さ
せて給水を行うように構成されている。この場合、洗剤
を追加投入した後、給水弁32を開放駆動するように構
成しても良いし、また、洗剤の追加投入と給水弁32の
開放駆動とを同時に実行開始するように構成しても良
い。更に、洗剤の追加投入が完了した時点では、給水弁
32の開放が続いていることが好ましい。尚、上述した
以外の第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同
じ構成となっている。従って、上記第3の実施例におい
ても、第1の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることが
できる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、洗い運転を実行している途中で汚れ検知手段により
検知した汚れ度合に基づいて洗剤の不足量を判定すると
共に、洗剤投入装置を駆動して上記洗剤不足量だけ洗剤
を洗濯槽内に追加投入する構成としたので、洗濯物の汚
れ度合に過不足なく適した量の洗剤を洗濯槽内に投入で
きるようになり、汚れ度合がひどい場合には洗浄性能を
高くすることができ、また、汚れ度合が軽い場合には洗
剤や水等を節約することができるという優れた効果を奏
する。
【0050】また、洗剤投入装置により不足量だけ洗剤
を洗濯槽内に自動的に追加投入する構成に代えて、洗剤
不足量を表示する不足量表示制御手段を設け、使用者が
この表示された不足量の洗剤を手操作により追加投入す
るように構成しても、洗濯物の汚れ度合に過不足なく適
した量の洗剤が洗濯槽内に投入されるようになり、上記
構成とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0051】更に、洗い運転を実行している途中で洗剤
の不足量を複数回判定するように構成すると、洗濯水に
洗濯物の汚れが出ることが遅い洗濯物の場合にも、洗濯
物の汚れ度合を正確に検知できるから、洗剤不足量の判
定精度が高くなる。このため、洗濯物の汚れ度合により
一層過不足なく適した量の洗剤を洗濯槽内に投入するこ
とができる。
【0052】また、設定された水位に適した洗剤量とし
て洗濯物の汚れ度合が軽い場合に対応する洗剤量を表示
するように構成すると、必要最小量の洗剤量で洗濯運転
を開始させることができる。このため、洗濯物の汚れ度
合が軽い場合には、従来構成に比べて、洗剤や水等を節
約し得る。更に、洗剤投入装置を、洗濯機本体の上部に
設けられた上部カバーの内部に設ける構成とすると、洗
濯機本体の上面部の外観形状がほぼフラットになり、外
観性を向上できる。この場合、洗剤投入装置を上部カバ
ーの内部に設けるためには、洗剤投入装置を小形に構成
する必要があるから、洗剤投入装置に貯留可能な洗剤の
量が少なくなる傾向にある。これに対して、洗剤不足
量、即ち、追加投入する洗剤量はそれほど多くないか
ら、洗剤投入装置に貯留可能な洗剤量は少なくても支障
がない。
【0053】更に、洗剤投入装置から投入された洗剤を
受ける受部と、この受部へ水を供給して洗剤を洗濯槽内
へ水と共に流し込む給水装置とを備える構成とすると、
洗剤投入装置による洗剤の追加投入時に給水装置により
上記受部へ水を供給することによって、洗濯槽内へ洗剤
をスムーズに追加投入することが可能である。更にま
た、洗剤不足量判定手段は、洗濯槽内に貯留されている
水の量と、洗濯槽内に貯留されている水の汚濁度とに基
づいて洗剤の不足量を判定する構成とすると、洗剤の不
足量を一層正確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すフローチャート
【図2】全自動洗濯機の縦断側面図
【図3】光センサの側面図
【図4】洗剤投入装置周辺の縦断側面図
【図5】洗剤投入装置の縦断正面図
【図6】ブロック図
【図7】操作パネルの平面図
【図8】光センサの濁度検出信号の電圧レベルと洗濯水
の濁度との関係を示す図
【図9】本発明の第2の実施例を示す操作パネルの平面
【図10】本発明の第3の実施例を示す図4相当図
【図11】図1相当図
【符号の説明】
1は外箱、3は回転槽(洗濯槽)、4は撹拌体、13は
上部カバー、14は操作パネル、17はスタートスイッ
チ、28、29、30は数字表示器、32は給水弁、3
3は給水装置、35は給水通路、36は洗剤投入装置、
45は光センサ(汚れ検知手段)、46は制御回路(洗
剤量表示制御手段、洗剤不足量判定手段、洗剤投入制御
手段、不足量表示制御手段)、50は洗剤受部を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤
    投入装置と、前記洗濯槽内に投入された洗濯物の汚れ度
    合を検知する汚れ検知手段とを備えて成る全自動洗濯機
    において、 設定された水位に適した洗剤量を洗い運転の実行前に表
    示する洗剤量表示制御手段と、 表示された洗剤量の洗剤が投入された後、洗い運転を実
    行している途中で、前記汚れ検知手段により検知した汚
    れ度合に基づいて洗剤の不足量を判定する洗剤不足量判
    定手段と、 前記洗剤投入装置を駆動して前記洗剤不足量だけ洗剤を
    前記洗濯槽内に追加投入する洗剤投入制御手段とを備え
    たことを特徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯槽内に投入された洗濯物の汚れ度合
    を検知する汚れ検知手段を備えて成る全自動洗濯機にお
    いて、 設定された水位に適した洗剤量を洗い運転の実行前に表
    示する洗剤量表示制御手段と、 表示された洗剤量の洗剤が投入された後、洗い運転を実
    行している途中で、前記汚れ検知手段により検知した汚
    れ度合に基づいて洗剤の不足量を判定する洗剤不足量判
    定手段と、 前記洗剤不足量を表示する不足量表示制御手段とを備え
    たことを特徴とする全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗剤不足量判定手段は、洗い運転を実行
    している途中で洗剤の不足量を複数回判定することを特
    徴とする請求項1または2記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 洗剤量表示制御手段は、設定された水位
    に適した洗剤量として洗濯物の汚れ度合が軽い場合に対
    応する洗剤量を表示することを特徴とする請求項1また
    は2記載の全自動洗濯機。
  5. 【請求項5】 洗剤投入装置を、洗濯機本体の上部に設
    けられた上部カバーの内部に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の全自動洗濯機。
  6. 【請求項6】 洗剤投入装置から投入された洗剤を受け
    る受部と、 この受部へ水を供給して前記洗剤を洗濯槽内へ水と共に
    流し込む給水装置とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の全自動洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗剤不足量判定手段は、洗濯槽内に貯留
    されている水の量と、洗濯槽内に貯留されている水の汚
    濁度とに基づいて洗剤の不足量を判定することを特徴と
    する請求項1または2記載の全自動洗濯機。
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