JP2017000561A - 洗濯機 - Google Patents

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Kana Tsuzuki
佳奈 都築
美穂 増田
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Abstract

【課題】予洗い行程後に本洗い行程を実行する洗濯機において、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯槽5に水及び洗剤を投入した後に洗い及び排水を行う予洗い行程と、予洗い行程の終了後に洗濯槽5に水及び洗剤を投入した後に洗い、排水、脱水を行う本洗い行程とを実行する洗濯機1において、予洗い行程中に洗濯液の状態を検出する検出部40を備え、検出部40の検出結果が所定の基準を満たせば、予洗い行程後に本洗い行程を実行し、所定の基準を満たさなければ、予洗い行程後に本洗い行程を実行しない又は本洗い行程を短縮する。【選択図】 図4

Description

本発明は、洗濯機に関する。
洗濯機においては、衣類の黒ずみや黄ばみの防止が望まれており、この要請に応えるため、洗濯槽に洗剤及び水を投入して予洗い行程を行った後、再び、洗濯槽に洗剤及び水を投入して本洗い行程を実行することで、洗浄性能を高め衣類の黒ずみや黄ばみを防止する制御が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、衣類の汚れの程度によって衣類の黒ずみや黄ばみを防止するのに必要とされる洗浄能力が異なったり、投入される水や洗剤の種類によって得られる洗浄能力が異なったりするため、予洗い行程後に本洗い行程を実行すると、不必要な洗い行程を実行することがあり、洗濯に要する時間、水使用量、電力使用量などが不必要に増加するおそれがある。
特開2012−90829号公報
そこで、予洗い行程後に本洗い行程を実行する洗濯機において、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる洗濯機を提供することを目的とする。
本実施形態の洗濯機は、洗濯槽に水及び洗剤を投入した後に洗い及び排水を行う予洗い行程と、予洗い行程の終了後に洗濯槽に水及び洗剤を投入した後に洗い、排水、脱水を行う本洗い行程とを実行する洗濯機において、予洗い行程中に洗濯液の状態を検出する検出部を備え、前記検出部の検出結果が所定の基準を満たせば、予洗い行程後に本洗い行程を実行し、所定の基準を満たさなければ、予洗い行程後に本洗い行程を実行しないものである。
本発明の第1実施形態に係る洗濯機の縦断側面図である。 外蓋を開けた状態の洗濯機の斜視図である。 洗濯機の電気的構成を示すブロック図である。 洗濯機の制御内容を示すフロー図である。 洗濯機の予洗い行程を示すフロー図である。 洗濯機の本洗い行程を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態に係る洗濯機1は、縦軸型の洗濯機であって、ほぼ矩形状をなす外箱2の内部に洗濯液を溜める外槽(水槽)3が弾性吊持機構4により弾性的に支持されて設けられている。水槽3内には、縦軸型の内槽(洗濯槽)5が設けられ、その洗濯槽5の内底部には、撹拌体6が設けられている。
水槽3の外底部には、回転駆動源であるモータ7と、モータ7の回転を伝達して洗濯槽5及び撹拌体6を回転駆動する機構部8とが設けられている。撹拌体6は、モータ7の出力軸7aに連結されて回転駆動される。機構部8は、不図示のクラッチの切替によって、モータ7の出力軸7aが、洗い及びためすすぎ時に撹拌体6と連結され、脱水時に洗濯槽5と撹拌体6と連結される。これにより、本実施形態では、洗い及びためすすぎ運転時に撹拌体6は正逆回転され、脱水運転時に洗濯槽5及び撹拌体6が一体的に高速回転する。
水槽3の外底部に設けられた排水口9には、排水弁10及び排水ホース11が接続され、排水口9部分にエアトラップ12が設けられている。このエアトラップ12には、洗濯槽5内の水位が検知する水位センサ13(図3参照)に接続されたエアチューブ13aと汚れ検出部40が設けられている。
外箱2の上部には、トップカバー14が設けられている。このトップカバー14のほぼ中央部には、衣類出入口15が設けられていると共に、この衣類出入口15を開閉する外蓋16が設けられている。水槽3の上部には、水槽カバー17が設けられている。この水槽カバー17には、衣類出入口15の下方に位置して開口部18が形成されていると共に、開口部18を開閉する内蓋19が設けられている。
トップカバー14には、水道の蛇口などの給水源に接続されるホース接続部22が設けられている。ホース接続部22から機内へ導入された水は、衣類出入口15の後方に設けられた注水ホース50a、50bと、給水弁51a、51bと、洗剤ケース52と、注水ケース53と、給水ホース54を介して上部に設けられた給水口56から洗濯槽5内に供給される。
具体的には、ホース接続部22は、機内において流路が2つに分岐し、一方に第1注水ホース50aと第1注水ホース50a内の流路を開閉する第1給水弁51aが接続され、他方に第2注水ホース50bと第2注水ホース50b内の流路を開閉する第2給水弁51bが接続されている。第1注水ホース50a及び第2注水ホース50bは、洗剤ケース52に設けられた第1洗剤貯留部55a及び第2洗剤貯留部55bへ給水源から供給される水を注水する。
洗剤ケース52は、疎水性を有する合成樹脂材料からなる矩形箱型の容器であって、衣類出入口15の内周面に設けられた開口15aから注水ケース53へ出し入れ可能に設けられている(図2参照)。洗剤ケース52は、上面に開口しておりその内部が仕切壁52aによって第1洗剤貯留部55aと第2洗剤貯留部55bとが前後に区画されている。それぞれ洗剤を収容して貯留する。
このような構成では、第1給水弁51aを開放すると給水源の水が、第1注水ホース50aから第1洗剤貯留部55aに注水され、第1洗剤貯留部55aに貯留する洗剤とともに洗剤ケース52の下方から注水ケース53へ排出された後、給水ホース54を介して給水口56から洗濯槽5内に供給される。また、第2給水弁51bを開放すると給水源の水が、第2注水ホース50bから第2洗剤貯留部55bに注水され、第2洗剤貯留部55bに貯留する洗剤とともに洗剤ケース52の下方から注水ケース53へ排出された後、給水ホース54を介して給水口56から洗濯槽5内に供給される。
また、このトップカバー14の前面側には、使用者により操作可能な操作パネル20が設けられると共に、その裏面側に位置して、マイコン等から構成される制御手段としての制御装置21が設けられている。
操作パネル20は、スタートスイッチやコース選択キーを含む各種のスイッチ入力部20aや、必要な表示を行う表示部20bを備える。使用者は、操作パネル20に設けられたスイッチ入力部20aの操作により、洗濯運転のコースの選択や運転開始の指示をすることができる。
制御装置21は、操作パネル20の各種のスイッチ入力部20aからの操作信号や、水位センサ13、水温センサ24、回転センサ25及び汚れ検出部40からの検知信号が入力されるように構成されている。
水温センサ24は、水槽3内に貯水された水(洗濯液)の温度に応じた水温検知信号を制御装置21へ出力するものである。水温センサ24は給水弁51a,51bから水槽3に至る給水経路や水槽3内部に配置することができる。
回転センサ25は、機構部8を介して洗濯槽5及び撹拌体6を回転駆動するモータ7の回転数に応じた回転数検知信号を制御装置21へ出力する。制御装置21は、モータ7により撹拌体6を回転させた時に回転センサ25から入力される回転数検知信号と、予め記憶されたデータテーブルとに基づき、洗濯槽5内に収容された衣類の重量を検知する。
汚れ検出部40は、エアトラップ12を区画する対向壁に設けた一対の透光窓41,42と、一方の透光窓41の外側に設けられた発光素子43と、他方の透光窓42の外側に設けられた受光素子44とを備える。汚れ検出部40は、洗濯液が水槽3に貯水された洗濯運転中に、発光素子43から放出された光を一対の透光窓41,42を介して受光素子44で受光し、受光素子44が受光した光量から洗濯液の汚れ度合を検出する。つまり、汚れ検出部40は、受光素子44が受光する光量が少なければ少ないほど、水槽3に貯水された水が濁っており、洗濯液の汚れ度合(濁度)が大きいことを検出する。
また、制御装置21には、第1給水弁51a、第2給水弁51b、排水弁10、モータ7が駆動回路23を介して接続されている。
そして、制御装置21は、各センサ13,24,25からの検知信号及び各種のスイッチ入力部20aからの操作信号及び制御プログラムに基づいて表示部20b、第1給水弁51a、第2給水弁51b、排水弁10、モータ7等を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転を実行する。
次に、上記構成の洗濯機1の動作の一例を説明する。
洗濯機1は、使用者によりスイッチ入力部20aが操作されて運転のコースが設定されると、設定された運転のコースに応じた洗濯運転を実行するが、その1つとして、予洗いコースを実行する場合には、予洗い行程を実行した後に本洗い行程を実行する。
具体的には、図4に示すように、制御装置21は、ステップS1において、モータ7を駆動して撹拌体6を回転させて洗濯槽5内に収容された衣類の重量を検知し、ステップS2に進む。
ステップS2では、制御装置21は、ステップS1において検知した衣類の重量に基づいて、予洗い行程及び本洗い行程の洗濯条件として水位、洗い時間を設定するとともに、第1洗剤貯留部55a及び第2洗剤貯留部55bに投入する洗剤量を決定し、決定した洗剤量を表示部20bに表示する。
制御装置21は、表示部20bに洗剤量を表示すると、洗剤の投入を可能とするために所定時間が経過するまで待機し(ステップS3のNo)、所定時間が経過すると(ステップS3のYES)、ステップS4に進んで図5に示すような予洗い行程を実行する。
予洗い行程では、まず、制御装置21が、第2給水弁51aを閉状態としつつ第1給水弁51aを所定時間開放する(ステップS41)。これにより、給水源の水が、注水ホース50aを介して第1洗剤貯留部55aに注水され、第1洗剤貯留部55aに収容されている洗剤を希釈して注水ケース53へ排出された後、給水ホース54を介して給水口56から洗剤を含んだ洗濯液となって水槽3内に供給される。そして、制御装置21は、水位センサ13によってステップS1で検知した洗濯物の重量に応じた所定の給水量に達すると第1給水弁51aを閉弁して給水を終了する。
次に、水槽3内に所定量の給水が行われると、制御装置21がモータ7を作動させることにより、撹拌体6を低速で正逆両方向に交互に回転させ、ステップS2で設定した洗い時間が経過するまで予洗いを実行する(ステップS42)。
制御装置21は、予洗いを実行してからこの予洗い後に実行する排水が始まるまでの間に汚れ検出部40によって洗濯液の汚れ度合を検出し、検出した汚れ度合を記憶する(ステップS43)。
予洗いが終了すると、制御装置21は、排水弁10を開弁し、水槽3内の洗濯液を機外に排出し(ステップS44)、その後、ステップS45に進んで洗濯槽5を高速回転させて脱水を行う。
そして、脱水が終わり予洗い行程が終了すると、制御装置23は、ステップS5に進んでステップS43で検知した予洗い行程の実行中の洗濯液の汚れ度合が基準値より多いか否か判断する。予洗い行程の実行中の洗濯液の汚れ度合が基準値より多く汚れている場合、ステップS6に進んで図6に示すような本洗い行程を実行し、洗濯液の汚れ度合が基準値以下で清浄な場合、本洗い行程を実行することなくステップS7へ進み、給水、すすぎ、排水、及び脱水を順次行うすすぎ行程を実行し、全ての行程を終了する。
本洗い行程では、制御装置21が、第2給水弁51bを所定時間開放することにより、給水源の水を注水ホース50bを介して第2洗剤貯留部55bに注水することで、洗剤を含んだ洗濯液を水槽3内に供給する(ステップS61)。その際の給水量は、予洗い行程における給水の場合と同様、ステップS1で検知した洗濯物の重量に応じて決定することができる。制御装置21は、所定の給水量に達すると第2給水弁51bを閉弁して給水を終了する。
水槽3内に所定量の給水が行われると、制御装置23は、モータ7を作動させることにより、撹拌体6を低速で正逆両方向に交互に回転させ、ステップS2で設定した洗い時間が経過するまで本洗いを実行する(ステップS62)。
本洗いが終了すると、制御装置23は、排水弁10を開弁して水槽3内の洗濯液を機外に排出し(ステップS63)、その後、モータ7を作動させて洗濯槽5を高速回転させて脱水を行う(ステップS64)。脱水が終わるとステップS7へ進んですすぎ行程を実行し、全ての行程を終了する。
なお、本実施形態では、ステップS43で検知した予洗い行程の実行中の洗濯液の汚れ度合が基準値以下で清浄な場合、本洗い行程を実行することなくステップS7へ進んですすぎ行程を実行したが、例えば、本洗いの実行時間をステップS2で設定した洗い時間より短縮して本洗い行程を実行してもよい。
以上のように本実施形態の洗濯機1によれば下記の効果を奏する。すなわち、本実施形態の洗濯機1では、予洗い行程の実行中に水槽3内の洗濯液の汚れ度合を汚れ検出部40で検出し、その検出結果が、基準値より汚れていると予洗い行程後に本洗い行程を実行してからすすぎ行程を実行し、基準値より清浄であると予洗い行程後に本洗い行程を実行せずにすすぎ行程を実行するため、衣類の汚れが少ないことから洗い行程を2度行う必要が無い場合に、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる。
また、本実施形態では、予洗い行程の実行中に汚れ検出部40で検出した洗濯液の汚れ度合が基準値より汚れており予洗い行程後に本洗い行程を実行する場合に、予洗い行程において洗濯液を排水した後に洗濯槽5を高速回転させて洗濯物にしみこんだ汚れた洗濯液を排出してから本洗い行程を実行するため、本洗い行程における洗浄効果を高めることができる。
(変更例1)
上記した実施形態では、予洗い行程中の洗濯液の状態を洗濯液の汚れ度合(濁度)から判断したが、予洗い行程中の洗濯液の温度から予洗い行程中の洗濯液の状態を判断してもよい。つまり、水槽3内に貯水された洗濯液の温度を検出する温度センサを設け、予洗い行程の実行中に当該温度センサで検出される洗濯液の温度が、所定温度より低い場合には、洗濯液の洗浄効果が低いため予洗い行程後に本洗い行程を実行してからすすぎ行程を実行し、所定温度以上の場合には、洗濯液の洗浄効果が高いため予洗い行程後に本洗い行程を実行せずにすすぎ行程を実行してもよい。
このような場合でも、温度が高く洗浄効果が高いため、洗い行程を2度行う必要が無い場合に、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる。
(変更例2)
上記した実施形態では、予洗い行程中の洗濯液の状態を洗濯液の汚れ度合(濁度)から判断したが、予洗い行程中の洗濯液の硬度から予洗い行程中の洗濯液の状態を判断してもよい。つまり、水槽3内に貯水された洗濯液の硬度を検出するセンサを設け、予洗い行程の実行中に当該センサで検出される洗濯液の硬度が、所定値より高い場合には、洗濯液の洗浄効果が低いため予洗い行程後に本洗い行程を実行してからすすぎ行程を実行し、所定値以下の場合には、洗濯液の洗浄効果が高いため予洗い行程後に本洗い行程を実行せずにすすぎ行程を実行してもよい。
このような場合でも、洗濯液の硬度が低く洗浄効果が高いため、洗い行程を2度行う必要が無い場合に、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる。
(変更例3)
上記した実施形態では、予洗い行程中の洗濯液の状態を洗濯液の汚れ度合(濁度)から判断したが、予洗い行程中の洗濯液の洗剤濃度から予洗い行程中の洗濯液の状態を判断してもよい。つまり、水槽3内に貯水された洗濯液の洗剤濃度を、例えば、洗濯液の電気伝導度から検出するセンサを設け、予洗い行程の実行中に当該センサで検出される洗濯液の洗剤濃度が、所定値より低い場合には、洗濯液の洗浄効果が低いため予洗い行程後に本洗い行程を実行してからすすぎ行程を実行し、所定値以上の場合には、洗濯液の洗浄効果が高いため予洗い行程後に本洗い行程を実行せずにすすぎ行程を実行してもよい。
このような場合でも、洗濯液の洗剤濃度が高く洗浄効果が高いため、洗い行程を2度行う必要が無い場合に、不要な洗い行程を実行することが無く、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる。
(変更例4)
上記した本実施形態では、本洗い行程における水槽3への給水量や本洗いの実行時間などの洗濯条件を予洗い行程の実行前に検出した衣類の重量に基づいて設定する場合について説明したが、予洗い行程中に検出した洗濯液の汚れ度合に基づいて本洗い行程の洗濯条件を設定してもよい。これにより、衣類の汚れ度合に応じた条件で洗い行程を実行することができるため、時間、水使用量、電力使用量などの増加を抑えることができる。
(変更例5)
上記した本実施形態では、予洗い行程の実行前に検出した衣類の重量に基づいて、表示部20bに表示する第2洗剤貯留部55bへの洗剤投入量を決定したが、予洗い行程中に検出した洗濯液の汚れ度合に基づいて本洗い行程の際に水槽3に投入する洗剤量を算出し、洗濯液の汚れ度合に基づいて算出した洗剤投入量が、衣類の重量に基づいて決定した洗剤投入量より多い場合に、本洗い行程を開始する前に不足量を表示部20bに表示したり、音声で知らせてもよい。これにより、予洗い行程の実行間に表示した第2洗剤貯留部55bへの洗剤投入量では本洗い行程時の洗浄性能の確保が困難な時でも、使用者に洗剤の追加を促し、本洗い行程において所望の洗浄性能を発揮させることができる。
(変更例6)
上記した本実施形態では、予洗い行程の実行前に検出した衣類の重量に基づいて、表示部20bに表示する第2洗剤貯留部55bへの洗剤投入量を決定したが、予洗い行程の実行前に第2洗剤貯留部55bへ投入する洗剤量を表示部20bに表示せず、予洗い行程中に検出した洗濯液の汚れ度合に基づいて本洗い行程の際に水槽3に投入する洗剤量を算出し、算出した洗剤量を予洗い行程が終了するまでに表示部20bに表示したり、音声で知らせてもよい。これにより、本洗い行程を実行しない場合に第2洗剤貯留部55bに洗剤が投入されることがなく、本洗い行程を実行しない場合に洗剤が無駄になることがない。
(変更例7)
上記した本実施形態では、使用者が洗剤貯留部55a,55bに洗剤を投入する場合について説明したが、洗剤容器に収容された洗剤から必要量の洗剤を計量し投入する洗剤自動投入器を設け、予洗い行程中に検出した洗濯液の汚れ度合に基づいて本洗い行程の際に水槽3に投入する洗剤量を算出し、洗剤自動投入器の動作を制御して算出した洗剤量を本洗い行程が開始する前に水槽3に投入してもよい。これにより、洗濯機の動作が開始した後に使用者が洗剤を追加投入したり、本洗い行程を実行しない場合に洗剤が無駄になることがない。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…洗濯機、2…外箱、3…水槽、5…洗濯槽、20…操作パネル、20a…スイッチ入力部、20b…表示部、21…制御装置、40…汚れ検出部、50a…注水ホース、50b…注水ホース、51a…第1給水弁、51b…第2給水弁、52…洗剤ケース、52a…仕切壁、53…注水ケース、54…給水ホース、55a…第1洗剤貯留部、55b…第2洗剤貯留部、56…給水口

Claims (7)

  1. 洗濯槽に水及び洗剤を投入した後に洗い及び排水を行う予洗い行程と、予洗い行程の終了後に洗濯槽に水及び洗剤を投入した後に洗い、排水、脱水を行う本洗い行程とを実行する洗濯機において、
    予洗い行程中に洗濯液の状態を検出する検出部を備え、
    前記検出部の検出結果が所定の基準を満たせば、予洗い行程後に本洗い行程を実行し、所定の基準を満たさなければ、予洗い行程後に本洗い行程を実行しない又は本洗い行程を短縮する洗濯機。
  2. 前記予洗い行程における排水後に脱水してから前記本洗い行程を実行する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 洗剤を溜めておく第1洗剤貯留部及び第2洗剤貯留部と、給水源から前記第1洗剤貯留部を介して前記洗濯槽に給水する第1給水経路と、給水源から前記第2洗剤貯留部を介して前記洗濯槽に給水する第2給水経路と、前記第1給水経路を開閉する第1給水弁と、前記第2給水経路を開閉する第2給水弁とを備える請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記検出部が、洗濯液の汚れ度を検出し、
    前記検出部で検出される汚れ度が、基準値より汚れていると予洗い行程後に本洗い行程を実行し、基準値以下であると予洗い行程後に本洗い行程を実行しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記検出部が、洗濯液の温度を検出し、
    前記検出部で検出される洗濯液の温度が、基準値より低いと予洗い行程後に本洗い行程を実行し、基準値以上であると予洗い行程後に本洗い行程を実行しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記検出部が、洗濯液の硬度を検出し、
    前記検出部で検出される洗濯液の硬度が、基準値より高いと予洗い行程後に本洗い行程を実行し、基準値以下であると予洗い行程後に本洗い行程を実行しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  7. 前記検出部が、洗濯液の洗剤濃度を検出し、
    前記検出部で検出される洗濯液の洗剤濃度が、基準値より低いと予洗い行程後に本洗い行程を実行し、基準値以上であると予洗い行程後に本洗い行程を実行しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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