JP2016073416A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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啓人 中間
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Abstract

【課題】衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減するドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】水槽2内の洗濯水の汚れ濃度を検知する汚れ濃度検知部18と、制御部20とを備え、制御部20は、洗い工程において回転ドラムを回転駆動して衣類を洗う撹拌工程を含むとともに、標準コースとは別に黒ずみ抑制コースを有し、黒ずみ抑制コースの洗い工程において、標準コースの洗い工程における所定の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間T1で第1の撹拌工程を行って水槽2内の洗濯水を所定水位Lsまで排水する1回目の洗い動作を実行し、その後、新しい洗濯水を給水し、新たに撹拌工程を行って排水する追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものであって、第1の撹拌工程において汚れ濃度検知部18により洗濯水の汚れ濃度を検知し、この検知した汚れ濃度の汚れレベルによって、第1の撹拌工程後に排水する所定水位Lsを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等の洗濯を行うドラム式洗濯機に関する。
従来、この種のドラム式洗濯機は、洗浄性能を高めて衣類等の黒ずみを防止する黒ずみ防止コースを設けることが考えられている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機は、黒ずみ防止コースが選択されると、布量検知手段で検知した布量に対応する水位と、水位に対応する標準洗剤量の約2倍の洗剤量を表示することにより、高洗剤濃度で洗浄性能を高めて衣類の黒ずみを防止するようにしたものである。
特許文献2に記載された従来のドラム式洗濯機は、黒ずみ防止コースが選択されると、布量検知後、洗剤を投入して予洗いを行った後、予洗いで使用した洗濯水を排水し、再度洗剤を投入して本洗いを行うことにより、洗浄性能を高めて衣類の黒ずみを防止するようにしたものである。
また、回転ドラムのバッフル内に皮脂成分を吸着する吸着体を設け、洗濯時の水量が少ない場合でも、衣類から洗い出された皮脂成分を吸着体で吸着し、皮脂汚れの再付着による黄ばみや黒ずみを抑えることが考えられている(例えば、特許文献3参照)。
特開2012−075505号公報 特開2012−090829号公報 特開2011−152247号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗浄力が高められたことと、洗い工程時の使用水量が少ないことで、洗濯衣類の周囲の洗濯水には衣類から除去された界面活性剤分子も含めた汚れ物質の濃度が高まり、除去した汚れが洗い工程の中で再び衣類に付着する。また、洗濯水の量が少ない場合には、洗い工程後の排水によって汚れ物質が再び衣類に付着し、引き続きドラムを高速で回転させる中間脱水工程において、汚れの種類によっては、衣類の表面に付着した汚れが繊維の奥まで洗濯水とともに入り込む。これによって、洗濯終了時においても汚れが衣類に残留し、このような状態で繰り返し洗濯を行うことで、衣類が黒ずんだり、時間の経過とともに黄ばんだりするという課題があった。また、洗剤を多量に使用したり、すすぎに時間がかかったりする。さらに、吸着体を用いた場合は、交換等のメンテナンスが必要で、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗剤を多量に使用したり、吸着体などを使用したりすることなく、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減したドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、筐体と、前記筐体内に設けられた水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ、衣類を収容する回転ドラムと、前
記回転ドラムを回転駆動する駆動部と、前記水槽内に洗濯水を給水する給水部と、前記洗濯水を排水する排水部と、前記洗濯水の水位を検知する水位検知部と、前記洗濯水の汚れ濃度を検知する汚れ濃度検知部と、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程等を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記洗い工程において前記回転ドラムを回転駆動して前記衣類を撹拌して洗う撹拌工程を含むとともに、標準的な洗い工程を行う標準コースとは別に黒ずみ抑制コースを有し、前記黒ずみ抑制コースの前記洗い工程において、前記標準コースの洗い工程における所定の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間で第1の撹拌工程を行って前記洗濯水を所定水位まで排水する1回目の洗い動作を実行し、その後、新しい洗濯水を給水し、新たに撹拌工程を行って排水する追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものであって、前記第1の撹拌工程において前記汚れ濃度検知部により洗濯水の汚れ濃度を検知し、この検知した汚れ濃度の汚れレベルによって、前記第1の撹拌工程後に排水する前記所定水位を決定するように構成されたものである。
これによって、所定量の洗剤が投入された洗濯水による1回目の洗い動作において、1回目の撹拌工程時間を短くして衣類から取り除かれた汚れを多く含む洗濯水を一旦、所定水位まで排水することにより、汚れた洗濯水に衣類が浸っている時間を短くするとともに、追加の洗い動作において新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができ、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の概略構成図 本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック回路図 本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の洗い工程の動作を示すタイムチャート 本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の洗濯水の汚れレベルごとの追加の洗い動作の繰り返し回数と所定水位を示す図
第1の発明は、筐体と、前記筐体内に設けられた水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ、衣類を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動する駆動部と、前記水槽内に洗濯水を給水する給水部と、前記洗濯水を排水する排水部と、前記洗濯水の水位を検知する水位検知部と、前記洗濯水の汚れ濃度を検知する汚れ濃度検知部と、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程等を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記洗い工程において前記回転ドラムを回転駆動して前記衣類を撹拌して洗う撹拌工程を含むとともに、標準的な洗い工程を行う標準コースとは別に黒ずみ抑制コースを有し、前記黒ずみ抑制コースの前記洗い工程において、前記標準コースの洗い工程における所定の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間で第1の撹拌工程を行って前記洗濯水を所定水位まで排水する1回目の洗い動作を実行し、その後、新しい洗濯水を給水し、新たに撹拌工程を行って排水する追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものであって、前記第1の撹拌工程において前記汚れ濃度検知部により洗濯水の汚れ濃度を検知し、この検知した汚れ濃度の汚れレベルによって、前記第1の撹拌工程後に排水する前記所定水位を決定するように構成されたものである。
この構成により、所定量の洗剤が投入された洗濯水による1回目の洗い動作において、1回目の撹拌工程時間を短くして衣類から取り除かれた汚れを多く含む洗濯水を一旦、所定水位まで排水することにより、汚れた洗濯水に衣類が浸っている時間を短くするととも
に、追加の洗い動作において新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができ、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。また、洗濯水の汚れレベルが低い時に必要以上に洗濯水を排水しないため、追加の洗い動作における洗濯水中の洗剤濃度の低減を抑えることができ、高い洗浄性能を発揮することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記制御部は、前記汚れレベルが高いほど前記所定水位を低く設定して排水するように構成されたものである。これにより、汚れた洗濯水はできるだけ排水して新しい洗濯水を多く給水するようにして、新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができる。そして、逆に汚れレベルが低いほど水位を高くし、洗濯水の排水量を減らして水槽内に洗濯水を残すようにする。この場合、汚れレベルが低いほど排水量が少なくなり外部に排出される黒ずみ要因物質量は汚れレベルが高い場合よりも少なくなるが、元々洗濯水に含まれる黒ずみ要因物質量が少ないため、残存する黒ずみ要因物質量は大きく変わらない。逆に、洗剤の残存量は多くなるため、より高い洗浄性能を発揮することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記制御部は、前記汚れレベルを複数に区分し、区分された汚れレベルが一番高い場合、排水可能な洗濯水を全て排水するように構成されたものである。これにより、構造上残ってしまう洗濯水以外は全て排水されるため、新しい洗濯水の給水が多くなり、新しい洗濯水への汚れの放出を効果的に行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれかの発明において、前記制御部は、前記汚れレベルが低いほど、前記追加の洗い動作を少なく実行するように構成されたものである。これにより、洗濯水量の低減と洗濯時間の短縮を図ることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記汚れ濃度検知部は濁度センサーで構成されたものである。これにより、洗濯水の汚れ濃度を簡略な構成で精度よく検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の概略構成図である。図2は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック回路図である。図3は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の洗い工程の動作を示すタイムチャートである。
図1〜図2に示されるように、筐体1内にダンパ(図示せず)等で弾性支持した水槽2が設けられている。水槽2内には衣類等の洗濯物(以下、衣類という)を収容する有底円筒状の回転ドラム3が回転可能に設けられ、その回転軸3aは略水平で前後方向に設けられている。
回転ドラム3の周壁面には、水槽2内と連通する多数の小孔5が設けられている。また、回転ドラム3の周壁面の内側には、回転軸3a方向である回転ドラム3の回転中心に向かって内方へ突出した複数のバッフル4が設けられている。さらに、回転ドラム3の前面側には衣類を出し入れする開口部6が設けられている。開閉自在な扉1aが筐体1の前面に設けられている。使用者は、この扉1aを開くことにより、回転ドラム3の開口部6から衣類を出し入れすることができる。
水槽2の後面に回転ドラム3を回転駆動するモータ7が駆動部として取り付けられている。モータ7はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度を自在に変化させることができる。
水槽2の上方には、水槽2内に洗濯水を給水する給水部が設けられている。給水部は、給水配管8と給水弁8aと洗剤収納部9により構成されている。給水弁8aは水道等に接続された給水配管8に設けられている。給水された洗濯水は、給水弁8aの下流に設けられた洗剤収納部9を通って水槽2内に供給される。そして、洗濯水は水槽2内の底部に貯留されるとともに、小孔5から回転ドラム3内に流入する。
水槽2の後部側の最低部に取水口10aが設けられている。取水管10が取水口10aに接続されている。取水管10の他端は、糸くずや埃を捕捉するフィルター11に接続されている。フィルター11から先は2方に分岐し、一方の分岐に、水槽2内の洗濯水を排水する排水管12が接続されている。排水管12は排水弁12aを有し、水槽2内の洗濯水は、排水弁12aが開放されることにより排水管12を経て機外へ排出される。
フィルター11の他方の分岐に、循環ポンプ15を有する循環水路14が接続されている。循環水路14の先端は、取水口10aから取り込んだ水槽2内の洗濯水を、回転ドラム3の開口部6から回転ドラム3内に吐出する吐出口13になっており、循環ポンプ15により洗濯水を循環させる循環経路を構成している。すなわち、水槽2内の洗濯水は、循環経路に設けられた循環ポンプ15が駆動されることにより、循環水路14を通って吐出口13から回転ドラム3内に向けて吐出され、回転ドラム3内の衣類にかけられて、さらに水槽2の底部に流れ落ちて循環する。
水槽2の後部にオーバーフロー穴16aが設けられ、このオーバーフロー穴16aと排水管12とをオーバーフロー水路16が連通接続している。洗濯水は、オーバーフロー穴16aより水位が高くなるとオーバーフロー穴16aからオーバーフロー水路16に入り、排水管12を介して機外へ排出される。水位検知部17は、取水管10の取水口10aに近い部分に配設され、水槽2内に給水された洗濯水の水位を検知する。
汚れ濃度検知部18が、循環ポンプ15の手前の循環水路14に設けられている。汚れ濃度検知部18は、循環水路14を流れる洗濯水の汚れ濃度を検知する。汚れ濃度検知部18は、一般的な濁度センサー(図示せず)で構成され、LED等の発光素子と、フォトトランジスタ等の受光素子を対向するように有している。受光素子は、発光素子から射出された光を循環水路14を流れる洗濯水を通して受光し、電圧に変換して出力する。これにより、洗濯水の汚れ濃度を簡略な構成で精度よく検知することができる。
制御装置19が、筐体1内の前面上部に設けられている。図2に示されるように、制御装置19は、マイクロコンピュータで構成された制御部20を有し、パワースイッチング部21を介してモータ7、給水弁8a、排水弁12a、循環ポンプ15等の動作を制御し、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程等の一連の工程を逐次制御し、洗濯運転を実行する。制御部20は、洗い工程において、給水工程と、回転ドラム3を回転駆動し、内部の衣類を撹拌して洗う撹拌工程と排水工程とを含む。また、洗濯のコースとして、標準的な洗い工程を行う標準コースとは別に、黒ずみ易い衣類のための黒ずみ抑制コースを有している。
この黒ずみ抑制コースは、図3に示されるように、洗い工程において、給水工程、撹拌工程、排水工程を組み合わせた洗い動作を複数回実行するものである。具体的には、1回目の洗い動作として、1回目の給水工程を行い、次に、1回目の撹拌工程を標準コースの洗い工程における所定の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間T1で行い、次に、洗
濯水を所定水位Lsまで排水する1回目の排水工程を行う。その後、追加の洗い動作として、新しい洗濯水を給水する給水工程を行い、第2の撹拌工程時間T2で撹拌工程を行い、排水工程を行う。そして、この追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものである。
すなわち、1回目の撹拌工程を標準コースの撹拌工程より短い時間で行い、衣類から取り除かれた汚れを多く含む洗濯水を一旦、所定水位Lsまで排水し、汚れた洗濯水に衣類が浸っている時間を短くするとともに、新たに給水して残った洗剤成分で2回目以降の撹拌工程を行い、新しい洗濯水へ汚れを放出させる。これにより、衣類から一旦脱離した汚れが、再度衣類に付着してしまうことを抑制して洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。
制御部20は、さらに、洗濯水の汚れ濃度のデータベースとして、汚れ濃度の汚れレベルを複数に区分した情報を有している。これを元に、上述した第1の撹拌工程における洗濯水の汚れを検知した汚れ濃度検知部18からの出力信号により、洗濯水の汚れ濃度が、例えば3段階でどの汚れレベルにあるかを判定する。そして、この汚れレベルごとに所定水位Lsが設定されており、この汚れレベルに合わせて所定水位Lsを決定する。このように、洗濯水の汚れ濃度の汚れレベルを複数に適切に区分することにより、制御が複雑になることを防止することができる。
入力設定部22は、運転コース等を設定するものである。制御部20は入力設定部22からの情報を入力し、その情報を基に表示部23に表示して使用者に知らせる。記憶部24は、上述したデータベースを含め、制御部20により制御するために必要なデータを記憶している。
回転数検知部25は回転ドラム3の回転数を検知する。制御部20は、回転数検知部25の情報から、パワースイッチング部21を介して回転ドラム3の回転数を制御する。ドラム式洗濯機は、電源を商用電源26から供給され、電源スイッチ27がオン状態にされることにより、入力設定部22からの入力が可能になる。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。洗濯は、例えば、洗い工程、すすぎ工程A、すすぎ工程B、最終脱水工程の順に実行される。
使用者は、まず、筐体1の前面側に設けられた扉1aを開いて開口部6から回転ドラム3内に衣類を投入する。次に、電源スイッチ27をオン状態にすると、入力設定部22によって洗濯のコース等が入力できるようになる。洗濯のコースは、標準コースや黒ずみ抑制コースを含めて目的に応じて複数の洗濯コースが選択可能であり、表示部23に表示される。
使用者が「黒ずみ抑制コース」を設定し、スタートボタン(図示せず)を操作して運転を開始すると、図3に示されるような洗い工程が開始される。
洗い工程において、制御部20は、最初に回転ドラム3内に投入された衣類の量を布量検知部29によって検知する。衣類の量は、回転ドラム3を回転駆動し、モータ7にかかるトルク負荷や、モータ7の電流値等から判定することができる。
制御部20は、布量検知部29で検知した衣類の量に応じて、予め設定された洗濯水量および洗剤量等を決定し、表示部23に表示して使用者に知らせる。その後、使用者が洗剤および柔軟剤を投入する時間を考慮し、所定時間(例えば、1分)が経過した後に、給水を開始して1回目の洗い動作を実行する。
給水弁8aを通過した水は洗剤収納部9を通り、洗剤収納部9に投入されている洗剤とともに水槽2に洗濯水として溜められる。制御部20は、水位検知部17によって予め設定された所定量の水位L1まで給水されたことを検知すると給水弁8aを閉じ、第1の撹拌工程時間T1の計測を開始する。このとき、排水弁12aは閉じられており、回転ドラム3および循環ポンプ15の駆動を停止している。
制御部20は、給水が完了すると、回転ドラム3を回転して収容された衣類を撹拌する撹拌工程を行う。回転ドラム3は、衣類が持ち上げられては落下するタンブリング動作が可能な回転数である、例えば、50r/minとなるようにモータ7で回転駆動され、たたき洗いを行う。このとき、モータ7は、回転ドラム3を所定時間毎に交互に正逆回転するように駆動してもよい。例えば、「右回転11秒→停止4秒→左回転11秒→停止4秒→右回転11秒」のように駆動する。
制御部20は、撹拌工程において、モータ7とともに、循環ポンプ15を駆動する。循環ポンプ15が駆動されることにより、水槽2内の洗濯水は、取水口10aからフィルター11を介して循環水路14に流入し、吐出口13から回転ドラム3内の衣類に向けて吐出される。
汚れ濃度検知部18は、撹拌工程が終了するまでかその後の排水工程中に洗濯水の汚れ濃度を検知する。制御部20は、洗濯水の汚れ濃度のデータベースに基づいて、検知した洗濯水の汚れ濃度から汚れレベルを判定し、洗濯水を排水する所定水位Lsを決定する。合わせて、新しい洗濯水を給水して再度撹拌し、排水する追加の洗い動作の実行回数を決定する。なお、汚れ濃度の検知は、汚れレベルをより正確に判定するために、できるだけ撹拌工程が終了する前後に行われることが望ましい。
制御部20は、第1の撹拌工程時間T1(例えば、7分)が経過したことを測定すると、モータ7および循環ポンプ15を停止し、排水弁12aを開いて排水管12から水槽2内の汚れた洗濯水を所定水位Lsまで排水する。
第1の撹拌工程時間T1は、衣類の量に対応した標準コースにおける所定の撹拌工程時間より短く設定されている。本実施の形態では、さらに、所定の撹拌工程時間の半分以上の時間に設定されており、例えば、通常の衣類の量に対応した所定の撹拌工程時間が10分とした場合、第1の撹拌工程時間T1は5分以上10分未満であり、具体的には、例えば7分である。このように、標準コースにおける所定の撹拌工程時間より短く設定されていることにより、汚れた洗濯水と衣類との接触時間が短くなる。なお、本実施の形態では、短くしても所定の撹拌工程時間の半分以上の時間に設定されていることにより、所定量が投入された洗剤による汚れ落しが不十分にならない。
1回目の洗い動作の後に行われる追加の洗い動作の繰り返し回数は、汚れ濃度検知部18で検知した洗濯水の汚れ濃度で決定される。例えば、洗濯水の汚れ濃度の汚れレベルを3段階に区分した場合、図4に示されるように、洗濯水の汚れレベルに応じて、洗濯水を排水する所定水位Lsと追加の洗い動作の繰り返し回数が決定される。
追加の洗い動作を実行する所定回数を、例えば、汚れレベル中を基準として2回とする。これに対し、汚れレベル高のときは、1回目の洗い動作の後に行われる追加の洗い動作の繰り返し回数は、所定回数に対して1回多い3回である。また、汚れレベル低のときは、1回目の洗い動作の後に行われる追加の洗い動作の繰り返し回数は、所定回数に対して1回少ない1回である。このように、制御部20は、汚れ濃度検知部18で検知した汚れレベルが低いほど、追加の洗い動作を少なく実行するように構成されたものである。これ
により、洗濯水量の低減と洗濯時間の短縮を図ることができる。
洗濯水を排水する所定水位Lsは、例えば、汚れレベルが最も高い場合を「高」とし、この場合、排水を停止する水位は「低」である。本実施の形態では、「低」水位は、構造上排水できない洗濯水を除いて全て排水した水位(以下リミット水位と称する)とし、水槽2に溜まっている洗濯水がなくなるようにする。また、汚れレベルが中程度の場合を「中」とし、排水を停止する水位は「中」であり、水槽2に溜まっている洗濯水が全体の水量の約30%となる水位とする。さらに、汚れレベルが低い場合を「低」とし、排水を停止する水位は、水槽2に溜まっている洗濯水が全体の水量の約60%となる水位とする。
このように、制御部20は、汚れ濃度検知部で検知した汚れレベルが高いほど所定水位Lsを低く設定して排水するように構成されたものである。これにより、汚れレベルが高い洗濯水はできるだけ排水して新しい洗濯水を多く給水するようにして、新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができる。そして、逆に汚れレベルが低いほど水位を高くし、洗濯水の排水量を減らして必要以上に洗濯水を排水せずに水槽2内に洗濯水を残すようにする。この場合、汚れレベルが低いほど排水量が少なくなり外部に排出される黒ずみ要因物質量は汚れレベルが高い場合よりも少なくなるが、元々洗濯水に含まれる黒ずみ要因物質量が少ないため、残存する黒ずみ要因物質量は大きく変わらない。逆に、追加の洗い動作における洗剤の残存量は多くなり、洗濯水中の洗剤濃度の低減を抑えることができるため、より高い洗浄性能を発揮することができる。
なお、汚れレベルを区分する数や所定回数、汚れレベルによる繰り返し回数の加減、および汚れレベルによる所定水位Lsなどは上述したものに限定されるものではなく、衣類の繊維の種類や洗剤の種類、洗濯水の量や温度などに応じて、所定の範囲内で任意に決定されればよい。また、排水の所定水位Lsは、1回目の洗い動作時の排水だけに適用してもよいし、追加の洗い動作時の排水にも適用してもよい。さらに、追加の洗い動作時の排水で所定水位Lsを異なるものとしてもよく、例えば、一つ前の洗い動作時の洗濯水の汚れ濃度を都度検知し、その汚れレベルによって改めて水位を決定しても良く、任意に決定されればよい。
さらに、洗い工程における追加の洗い動作について、汚れレベル高の場合を例にとり、図3に基づいて説明する。汚れレベル高の場合、図3に示されるように、1回目の洗い動作の後に、追加の洗い動作が3回繰り返される。制御部20は、1回目の洗い動作が終わると、2回目の洗い動作(追加の洗い動作1回目)を行う。制御部20は、2回目の洗い動作において、給水弁8aを開いて給水工程を行い、洗剤収納部9を通して水槽2内に洗濯水を貯留する。このとき、排水弁12aは閉じられており、回転ドラム3および循環ポンプ15の駆動を停止している。
制御部20は、水位検知部17によって予め設定された所定量の水位L2まで給水されたことを検知すると給水弁8aを閉じ、第2の撹拌工程時間T2の計測を開始する。この給水工程において、洗剤収納部9にはすでに洗剤がなくなっており、水のみが給水されるため、洗剤成分は衣類に浸透している分だけとなり、水槽2内の洗剤濃度は薄くなる。
制御部20は、給水が完了すると、回転ドラム3を回転して収容された衣類を撹拌する撹拌工程を行う。回転ドラム3は、衣類が持ち上げられては落下するタンブリング動作が可能な回転数である、例えば、50r/minとなるようにモータ7で回転駆動され、たたき洗いを行う。このとき、モータ7は、回転ドラム3を所定時間毎に交互に正逆回転するように駆動してもよい。例えば、「右回転11秒→停止4秒→左回転11秒→停止4秒→右回転11秒」のように駆動する。
制御部20は、撹拌工程において、モータ7とともに、循環ポンプ15を駆動する。循環ポンプ15が駆動されることにより、水槽2内の洗濯水は、取水口10aからフィルター11を介して循環水路14に流入し、吐出口13から回転ドラム3内の衣類に向けて吐出される。
制御部20は、第2の撹拌工程時間T2(例えば5分)が経過したことを測定すると、モータ7および循環ポンプ15を停止し、排水弁12aを開いて2回目の排水を行い、排水管12から水槽2内の洗濯水を所定水位Lsまで排水する。
このようにして、洗剤濃度は薄くなっているが、衣類に残った汚れは洗剤成分とともに新しく供給された洗濯水に溶け出す。これにより、衣類の黒ずみの原因となる汚れが衣類と接触している時間が短くなるとともに、新しい洗濯水に放出されることになり、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。
2回目の洗い動作が終わると、同様に、3回目の洗い動作(追加の洗い動作2回目)を第3の撹拌工程時間T3(例えば5分)として行い、さらに、4回目の洗い動作(追加の洗い動作3回目)を第4の撹拌工程時間T4(例えば5分)として、順次行う。追加の洗い動作では、いずれにおいても、洗剤収納部9には洗剤がなく水のみが給水されるため、水槽2内の洗剤濃度は薄くなっていく。しかしながら、衣類から放出される汚れもますます薄くなることで、衣類から脱離した汚れの再付着を効果的に抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。なお、各回の撹拌工程時間は上記例示に限られるものではなく、各回の時間は任意で各回ごとに異なってもよい。
制御部20は、4回目の洗い動作が終われば、洗い工程を終了する。
図には示されていないが、洗い工程に続いてすすぎ工程と最終脱水工程が実行される。制御部20は、すすぎ工程が2回設定されている場合、すすぎ工程Aとして、1回目のすすぎ動作の中間脱水が開始され、回転ドラム3を回転させ、バランスコントロールを経て所定回転数である、例えば900r/minまで回転ドラム3の回転数を上昇させ、所定時間後に停止する。この中間脱水により、洗い工程の終了時に衣類に残存している洗濯水は機外へ排出され、衣類に含まれる洗濯水は少なくなる。
中間脱水に続いて給水が行われる。制御部20は、給水弁8aを開いて給水を行い、洗剤収納部を通して水槽2内に洗濯水を貯留する。水位検知部17によって所定の水位まで給水されたことを検知すると給水弁8aを閉じる。
制御部20は、給水が完了すると、回転ドラム3を回転して収容された衣類を撹拌する撹拌を行う。回転ドラム3は、洗い工程と同様に、衣類が持ち上げられては落下するタンブリング動作が可能な回転数である、例えば、50r/minとなるようにモータ7で回転駆動され、たたき洗いを行う。このとき、モータ7は、回転ドラム3を所定時間毎に交互に正逆回転するように駆動してもよい。制御部20は、モータ7とともに、循環ポンプ15を駆動する。循環ポンプ15が駆動されることにより、水槽2内の洗濯水は、取水口10aからフィルター11を介して循環水路14に流入し、吐出口13から回転ドラム3内の衣類に向けて吐出される。所定のすすぎ時間が経過すると、排水弁12aを開いて水槽2内のすすぎに使用された洗濯水を排水する。
すすぎ工程Aの排水が終わると、すすぎ工程Aと同様にすすぎ工程Bが行われる。
2回のすすぎ工程に続いて最終脱水工程が実行される。最終脱水工程は、回転ドラム3を回転させ、バランスコントロールを経て所定回転数である、例えば900r/minま
で回転ドラム3の回転数を上昇させ、所定時間後に停止する。この最終脱水工程により、すすぎ工程の終了時に衣類に残存している洗濯水は機外へ排出され、衣類に含まれる洗濯水は少なくなる。回転ドラム3が停止した時点で、一連の洗濯運転が終了する。
なお、詳細な説明はしないが、汚れレベル低の場合においては、1回目の洗い動作の後に行われる追加の洗い動作の繰り返し回数は1回である。これにより、洗い動作の繰り返し回数を減らしても、元々汚れが少ないために衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。さらに、洗濯水量の低減と洗濯時間の短縮を図ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、水槽2内に回転可能に設けた回転ドラム3と、回転ドラム3を回転駆動する駆動部(モータ7)と、水槽2内に洗濯水を給水する給水部(給水弁8a)と、水槽2内の洗濯水を排水する排水部(排水弁12a)と、水槽2内の洗濯水の水位を検知する水位検知部17と、水槽2内の洗濯水の汚れ濃度を検知する汚れ濃度検知部18と、洗い、すすぎ、脱水等の各工程を制御する制御部20とを備える。そして、制御部20は、黒ずみ抑制コースが設定されると、洗い工程において、標準コースにおける所定の洗い工程の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間で第1の撹拌工程を行って水槽2内の洗濯水を所定水位Lsまで排水する1回目の洗い動作を実行し、その後、新しい洗濯水を給水して、新たに撹拌工程を行って排水する追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものであって、第1の撹拌工程において汚れ濃度検知部18により洗濯水の汚れ濃度を検知し、この汚れ濃度から判定した汚れレベルによって、第1の撹拌工程後に排水する所定水位Lsを決定するように構成されたものである。
この構成により、所定量の洗剤が投入された洗濯水による1回目の洗い動作において、1回目の撹拌工程時間を短くして衣類から取り除かれた汚れを多く含む洗濯水を一旦、所定水位まで排水することにより、汚れた洗濯水に衣類が浸っている時間を短くするとともに、追加の洗い動作において新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができ、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができる。
また、洗濯水の汚れレベルが低い時に必要以上に洗濯水を排水しないため、追加の洗い動作における洗濯水中の洗剤濃度の低減を抑えることができ、高い洗浄性能を発揮することができる。
また、汚れ濃度検知部18で検知した汚れ濃度の汚れレベルが高いほど、新しい洗濯水を給水して撹拌、排水する追加の洗い動作の回数を多くし、汚れレベルが低いほど、追加の洗い動作の回数を少なくするようにしたものであり、新しい洗濯水への汚れの放出を確実に行うことができる。
なお、洗い、すすぎの各工程における給水および吐出口13からの洗濯水の吐出と回転ドラム3の回転とのタイミングなどは、特に限定されるものではない。例えば、水槽2内に洗濯水を給水する給水時に、回転ドラム3を低速で回転させて衣類を撹拌するようにしてもよい。また、給水しながら循環ポンプ15を駆動して洗濯水を回転ドラム3へ吐出するようにしてもよい。また、回転ドラム3の回転数等も、撹拌や、脱水の状態が維持されれば、特に限定されるものではない。
また、洗い工程において、新しい洗濯水を給水して撹拌、排水する工程が繰り返されているため、衣類に含まれる洗剤量は少なくなっており、1回目のすすぎ工程において中間脱水は省略してもよい。
また、本実施の形態では、水槽2および回転ドラム3は水平に配置されたものとしたが
、前上がりに傾斜していてもよい。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、衣類から脱離した汚れの再付着を抑えて洗濯後の衣類の黒ずみを低減することができるので、ドラム式洗濯機として有用である。
1 筐体
2 水槽
3 回転ドラム
7 モータ(駆動部)
8 給水配管(給水部)
8a 給水弁(給水部)
9 洗剤収納部(給水部)
12 排水管(排水部)
12a 排水弁(排水部)
17 水位検知部
18 汚れ濃度検知部
20 制御部

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体内に設けられた水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ、衣類を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを回転駆動する駆動部と、前記水槽内に洗濯水を給水する給水部と、前記洗濯水を排水する排水部と、前記洗濯水の水位を検知する水位検知部と、前記洗濯水の汚れ濃度を検知する汚れ濃度検知部と、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程等を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記洗い工程において前記回転ドラムを回転駆動して前記衣類を撹拌して洗う撹拌工程を含むとともに、標準的な洗い工程を行う標準コースとは別に黒ずみ抑制コースを有し、前記黒ずみ抑制コースの前記洗い工程において、前記標準コースの洗い工程における所定の撹拌工程時間より短い第1の撹拌工程時間で第1の撹拌工程を行って前記洗濯水を所定水位まで排水する1回目の洗い動作を実行し、その後、新しい洗濯水を給水し、新たに撹拌工程を行って排水する追加の洗い動作を所定回数だけ実行するものであって、前記第1の撹拌工程において前記汚れ濃度検知部により洗濯水の汚れ濃度を検知し、この検知した汚れ濃度の汚れレベルによって、前記第1の撹拌工程後に排水する前記所定水位を決定するように構成されたドラム式洗濯機。
  2. 前記制御部は、前記汚れレベルが高いほど前記所定水位を低く設定して排水するように構成された請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記制御部は、前記汚れレベルを複数に区分し、区分された汚れレベルが一番高い場合、排水可能な洗濯水を全て排水するように構成された請求項2記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記制御部は、前記汚れレベルが低いほど、前記追加の洗い動作を少なく実行するように構成された請求項1〜3のいずれか1項記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記汚れ濃度検知部は濁度センサーで構成された請求項1〜4のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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