JPS6343698A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洗濯機に係り、特に液体洗剤の投入装置に関す
る。

〔従来の技術〕

洗濯物の量と汚れに応じて給水量、洗剤投入量、洗い時
間およびすすぎ時間を制御するようにした全自動機洗濯
機が特開昭５３−３５２７２号公報に開示されている。

しかしながら、洗剤投入装置をどのように配置するかに
ついては提案されていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、洗濯機は長年にわたって小形化を目毒した改
良が加えられてきた結果、洗剤投入装置を外枠内に収納
するスペースがなくなっている。

特に数週間分の液体洗剤を貯蔵する大きな洗剤貯蔵タン
クを、洗剤を補充しやすい位置に設けようとすると枠外
に設けなければならず、外観を損なう欠点があった。

従って本発明の目的は、洗剤投入装置における特に洗剤
貯蔵タンクを外枠内に、しかも洗剤補充に便利なように
収納することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこの目的を達成するために、外枠の前面に転開
可能なパネルを設け、このパネルの内側に洗剤貯蔵タン
クを設けることにより、洗剤貯蔵タンクを外枠と外槽の
間に収納したことを特徴とする。

〔作用〕

洗剤貯蔵タンクは、常時は外枠と外槽の間に収納されて
いるので外観を損ねることがなく、また洗剤補充時はパ
ネルを転量することによって外枠の前面側に露出させる
ことができるので補充作業が溶易になる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第５図は洗濯機の全体構成を示すものであるが、洗剤投
入装置は枠外に取出した状態で図示しである。同図面に
おいて、外枠１は下面に４木の足１ａを有し、上面内側
には４つのコーナープレー１−１ｂを有している。洗濯
用の水を溜める外槽２は側壁下部の外側に突出した４つ
の支持部２ａを有する。

上端がつり棒受け３によって前記コーナープレート１ｂ
に係止された４本のつり棒４の下部は、それぞれ支持部
２ａを貫通して垂下し、その下端に設けられたばね受け
５と前記支持部２ａとの間にばね６を圧縮収納すること
によって外槽２を外枠１内に弾性的に吊下げ支持する。

外槽２の底部を貫通する駆動軸７は２重軸であって、外
側軸は外槽２内に洗濯（無脱水）槽８を回転自在に支持
し、内側軸は洗濯槽８内に攪拌翼９を回転自在に支持す
る。モータ１０および駆動制御機構部１１を取付けたセ
ンターベース１２は外槽２の底部外側に取付けられてお
り、モータエＯの回転はブー１月３、ベルト１４、プー
リ１５を介して駆動制御機構部１１に伝達される。駆動
制御機構部１１は、減速機構、クラッチ機構およびブレ
ーキ機構を備え、洗いおよびすすぎ時には洗濯槽８を制
止させて攪拌翼９を低速回転させ、脱水時には洗濯槽８
を攪拌翼９と共に高速回転させるように駆動軸７に回転
力を伝えるものである。

外槽２の底部に形成された排水口２ｃは電磁排水弁１６
を介して排水ホース１７に接続され、外槽２の下部から
膨出したエアートラップ２ｄはチューブ１８を介して気
圧応動形の水位センサー１９に接続される。前記モータ
１０の下部には該モータ１０の回転数を参照して洗濯槽
８内の布量を検出する布量センサー２０が設けられる。

給水口２１は電磁給水弁２２を介して給水ホース２３に
接続される。洗剤投入装置の液体洗剤貯蔵タンク２４は
上面に洗剤補給口を有し、該補給口にはＭ　２４．　ａ
が設けられる。洗剤投入用電動ポンプ２５の吸込みチュ
ーブ２６は前記洗剤貯蔵タンク２４の底部に連通し、吐
出チューブ２７は流量調節器２８および該吐出チューブ
２７の先端に設けた逆止弁２９を介して前記給水口２１
に連通ずる。

第６図は電気制御回路図で、電源回路３０から給電を受
ける処理回路３１はマイクロコンピュータを用いて構成
され、前記水位センサー１９および布量センサー２０か
ら検出回路３２．３３および比較回路３４．３５を介し
て入力したデータと、選択回路３６に設定された洗濯工
程選択データを入力し、駆動回路３７を介して前記モー
タ１０、電磁排水弁１６、電磁給水弁２２および洗剤投
入用電動ポンプ２５を駆動し、更に表示回路３８に洗濯
工程、洗剤投入量および各種異常状態の表示制御を実行
させる。

第１図〜第４図および第７図〜第１４図は前述した洗剤
投入装置の詳細図である。第７図は系統図で、洗剤投入
電動ポンプ２５は、第８図および第９図に示すように、
電動機２５ａの回転軸２５ｂをオイルシール２５ｃを通
してポンプケーシング２５ｄ内に導き羽根車２５ｅを回
転させるものである。羽根車２５ｅはゴム等の弾性体で
作られて羽根の先端はポンプケーシング内壁を摺動して
回転するように構成され、粘性の高い液体洗剤に対して
吸込み力と吐出し力を高めている。

流量調！ｆｆ器２８は、第１０図および第１１図に示す
ように、本体ケーシング２８ａは流入口２８ｂと吐出口
２８ｃを有し、○リング２８ｄに封止されて回転するつ
まみ２８ｅの下部に延びた弁体２８’ｆに設けた切欠き
２８ｇによって洗剤通路の面積を変化させるようにした
もので、つまみ２８ｅのまわりには目盛２８ｈが設けで
ある。

逆止弁２９は、第１２図に示すように、吐出口２９ａが
給水口２１に嵌合して該給水口内に開口する本体ケーシ
ング２９ｂを有し、該本体ケーシング２９ｂの流入口２
９ｃには吐出チューブ２７の先端が接続され、該本体ケ
ーシング２９ｂ内には受板２９ｆ″′？：裏打ちしたシ
ール部材２９ｄを設け、該シール部材２９ｄをばね２９
ｅで流入口２９ｃの内側に圧接したものである。この逆
止弁２９は、洗剤投入電動ポンプ２５が運転されて吐出
チューブ２７内の洗剤液圧が所定値以上になるとシール
部材２９ｄが押戻されて洗剤を通過させ、給水口２１を
流れる水と混合しながら洗濯槽８へ供給する。そして洗
剤投入電動ポンプ２５が停止したときにはシール部材２
９（Ｌが流入口２９ｃに圧接して洗剤の自然流出あるい
は逆流を防止し、洗剤投入電動ポンプ２５の運転時間を
制御することで所定量の洗剤を正確に投入できるように
機能する。

洗剤投入電動ポンプ２５の電動機２５ａは、第１３図に
示すように、駆動回路３７によって断続される交流電源
をトランス４０で降圧した後に整流ブリッジ４１で整流
し、手動、自動を切換えるス・イツチ４２を介して給電
される。

以上のような洗剤投入装置は、本発明に従って外枠の前
面に転開可能に設けられたパネルの内側に取付けられて
該パネルと外槽の間に配置される。

第１図は本発明になる洗濯機の外観斜視図であり、外枠
１の上部開口は樹脂成形品であるトップカバー４５で被
われる。このトップカバー４５の内側には給水ホース２
３に連なる前述の電磁給水弁２２および給水口２１、電
気制御回路基板、水位センサー１９が設けられ、更に上
面には電源スイツチ操作ボタン４６、入カキ−や表示部
をもつ操作パネル４７および衣類投入口開閉蓋４８が設
けられる。

外枠１の前面には横長の洗剤収納パネル５０が前後方向
に転開可能に設けられ、該洗剤収納パネル５０の外側に
は把手５０ａ、透明板で形成された洗剤確認窓５０ｂお
よび表示ランプ５０ｃが設けられる。洗剤収納パネル５
０の内側には、第２図〜第４図および第１４図に示すよ
うに、円形の外槽２に対する逃げ部２４ｂをもつ横長の
前記洗剤貯蔵タンク２４と、前記流量調節器２８のつま
み２８ｅおよび目盛２８ｈと、前記切換えスイッチ４２
の操作ボタン４２ａが設けられる。

以上のような洗剤投入装置を備えた洗濯機において、通
常は、洗剤貯蔵タンク２４に液体洗剤を入れておき、流
量調節器２８を該洗剤の能力（例えば洗剤メーカによっ
て指定された所定水量に対する洗剤投入量）に合わせて
設定し、切換えスイッチ４２をオン（洗剤自動投入）の
状態にしておく。

このような状態で該洗濯機を運転すれば、処理回路３１
によって必要時に洗剤投入電動ポンプ２５を運転して所
要量の洗剤を洗濯槽８内へ投入する。

そして洗剤貯蔵タンク２４内の洗剤の残量不足を洗剤確
認窓５０ｂを通して確認したときには、第２図のように
、把手５０ａを引いて洗剤収納パネル５０を転量し、洗
剤貯蔵タンク２４を外枠１の前面に露出させることによ
り、蓋２４ａをとって洗剤を補給する。このとき洗剤の
能力が異れば流量調節器２８を該洗剤の能力に応じた値
に再設定する。粉末洗剤を手で投入しようとするときは
切換えスイッチ４２をオフにする。

以上の実施例は洗剤投入装置を外枠前面の上部に位置さ
せたことにより取扱い性は最良である。

第１５図および第１６図は縦長の洗剤収納パネル５０を
外枠前面の下部左側に左右方向に転開可能に設け、該洗
剤収納パネル５０の内側に縦長の洗剤貯蔵タンク２４を
取付けたものである。この例は、外枠工のコーナ一部の
内側下部の比較的大きい空間を利用するもので、取付は
位置が低いために前述の例より操作性が悪いが、洗剤貯
蔵タンク２４を大きくすることができる利点がある。そ
の他の構成については前述の例と同一の参照符号を付し
て詳細な説明を省略する。

以上、２つの実施例は、洗剤貯蔵タンク２４・、洗剤投
入量を設定する流量調節器２８および洗剤の自動投入と
手動投入を切換えるスイッチ４２を、外枠１の前面に転
開可能に設けた洗剤収納パネル５０の内側に取付けたの
で、洗剤収納バぶル５０を閉じた状態ではこれらを外枠
１と外槽２の空間に収納することができ、外観を損ねる
ことがない。

しかも洗剤補給時に洗剤収納パネル５０を転開すること
によって容易に補給作業を行うことができる効果がある
。

なお、洗剤の補給はタンクと共に行う　（タンク交換）
ようにしてもよいことは明らかである。

〔発明の効果〕

以上のように本発明は、外枠の前面に転開可能に設けた
パネルの内側に洗剤貯蔵タンクを設けたことにより、洗
剤貯蔵タンクは外枠と外槽の間に収納されて外観を損ね
ることがなく、またパネルを転開することによって洗剤
貯蔵タンクを外枠前面側に露出させることができて洗剤
補給作業が容易になる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は洗濯機の
外観斜視図、第２図は洗剤収納パネルを転開したときの
斜視図、第３図は横断平面図、第４図は洗剤貯蔵タンク
の斜視図、第５図は洗濯機の全体構成図、第６図は電気
制御回路図、第７図は洗剤投入装置の系統図、第８図は
洗剤投入電動ポンプの一部縦断正面図、第９図は同横断
平面図、第１０図は流量調節器の一部縦断正面図、第１
１図は同平面図、第１２図は逆止弁の一部縦断正面図、
第１３図は洗剤投入電動ポンプ制御回路図、第１４図は
洗剤収納パネルに取付けた流量調節器と切換スイッチの
操作部拡大斜視図であり、第１５図と第１６図は他の実
施例を示すもので、第１５図は洗濯機の外観斜視図、第
１６図は洗剤収納パネルを転開したときの斜視図である
。 １・・・・・・外枠、２・・・・・・外槽、２４・・・
・・・洗剤貯蔵タンク、５０・・・・・・洗剤収納パネ
ル。 第１図 ７！ｌＩρ ２４５元等１１１＝ｉ’尾タンク ５０’３元を趨大納へ゛ネル 第２図 第３図 ｂ 第４図 第５０ 第６図 第８図　　　　第９図 第１０図 第１１図 第１２図 第１３図 第１４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外枠と、該外枠内に設けられた外槽と、該外槽に液
   体洗剤を供給する洗剤投入装置とを備えた洗濯機におい
   て、前記洗剤投入装置は、外枠の前面に転開可能に設け
   たパネルと、該パネルの内側に取付けられ該パネルと前
   記外槽の間に配置される洗剤貯蔵タンクとを備えたこと
   を特徴とする洗濯機。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記パネルはその
   内側に流量調節器を有することを特徴とする洗濯機。