JP2019042265A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯水量当たりの液剤基準使用量を正しく設定することで、液剤自動投入量を常に適正にする、ことを目的とする。【解決手段】水槽105内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラム106と、液剤を収容した洗剤タンク117と、洗剤タンク117内の液剤をドラム106内へ自動投入する液剤自動投入装置109と、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する液剤投入量入力手段と、液剤投入量入力手段で設定された値を操作表示部104に表示させる液剤基準使用量表示手段と、コントローラと、を備える。洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、コントローラは、操作表示部104に、洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、液剤自動投入装置を搭載した洗濯機に関するものである。
特許文献1は、洗剤液又は柔軟剤液などの液剤を自動で投入する洗濯機を開示する。
この洗濯機は、筐体と、筐体内に弾性防振支持された水槽と、水槽内に回転可能に支持されたドラムと、ドラム内に投入した洗濯物の量を検知する布量検知手段と、布量検知手段の信号によって洗濯水量を設定する水量設定手段と、液剤を収容したタンクと、タンク内の液剤をドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、液剤の洗濯水量当たりの投入量を2水準以上の選択肢から選択可能とする液剤投入量選択手段と、液剤投入量選択手段で設定された液剤の洗濯水量当たりの投入量を表示する液剤投入量表示手段と、を備える。水量設定手段と液剤投入量選択手段の信号により、液剤自動投入手段はタンク内の液剤を水槽内へ供給する。
特開2001−162083号公報
上記従来の構成では、洗濯に適した液剤濃度とするために、洗濯水量に応じた所定量の液剤を液剤自動投入手段で投入していた。また、液剤は洗濯水量当たりの基準使用量が設定されているのが一般的であり、基準使用量が予め液剤投入量選択手段で設定した基準使用量と合わない場合、液剤が多く投入されたり少なく投入されたりして、所望の洗浄性能やすすぎ性能が得られなくなる。
しかしながら、従来の液剤投入量表示手段は、2水準以上の選択肢(例えば「おおめ」「ふつう」「すくなめ」)からいずれかを選択した状態のみ表示しているため、使用者が液剤の洗濯水量当たりの投入量を設定できているか否かが認知しにくかった。即ち、洗濯機を購入後、液剤の洗濯水量当たりの投入量を全く設定しなくても、選択肢の内の一つが表示されていれば、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを認知しにくく、適正な液剤を投入できないまま洗濯機を使い続ける、という虞があった。
本発明は、従来技術の課題を解決するもので、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、外郭を形成する筐体と、前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラムと、液剤を収容したタンクと、前記タンク内の液剤を前記ドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、操作部と表示部を有する操作表示部と、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する液剤投入量入力手段と、前記液剤投入量入力手段で設定された値を前記操作表示部に表示させる液剤基準使用量表示手段と、洗い・すすぎ・脱水の一連の洗濯運転を実行するコントローラと、を備え、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、前記コントローラは、前記操作表示部に、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示すようにしたものである。
これにより、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる。
本発明の洗濯機は、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の斜視図 本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 本発明の実施の形態1における洗濯機のタッチパネル表示部の電源投入後の画面を示す図 図3において自動投入ボタンが操作された際に遷移する画面を示す図 図4において洗剤投入量入力手段が操作された際に遷移する画面を示す図 図5において洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定した際に遷移する画面を示す図 (a)図4または図6において洗剤投入方法設定・表示ボタンがタッチ操作された際に遷移する画面を示す図、(b)図4または図6において洗剤投入方法設定・表示ボタンがタッチ操作された際に遷移する画面を示す図 従来の洗濯機の操作表示部の平面図
第1の発明における洗濯機は、外郭を形成する筐体と、前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラムと、液剤を収容したタンクと、前記タンク内の液剤を前記ドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、操作部と表示部を有する操作表示部と、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する液剤投入量入力手段と、前記液剤投入量入力手段で設定された値を前記操作表示部に表示させる液剤基準使用量表示手段と、洗い・すすぎ・脱水の一連の洗濯運転を実行するコントローラと、を備え、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、前記コントローラは、前記操作表示部に、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示すよう構成されたものである。
これにより、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の洗濯機において、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、前記コントローラは、前記操作表示部の前記液剤基準使用量表示手段により前記洗濯水量当たりの液剤投入量が表示される位置に、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示するものである。
これにより、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を視認し易くなる。
第3の発明は、第1または2の発明の洗濯機において、初期状態における洗濯水量当たりの液剤投入量を記憶する記憶部と、を備え、前記コントローラは、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない状態で前記洗濯運転を実行した場合、前記記憶部に記憶されている液剤投入量に基づいた量の液剤を前記ドラムへ投入するよう構成されたものである。
これにより、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合でも洗濯運転は可能
であり、たちまち洗濯ができなくなるという事態を避けることが可能となる。
第4の発明は、外郭を形成する筐体と、前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、前記水槽内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラムと、液剤を収容したタンクと、前記タンク内の液剤を前記ドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、操作部と表示部を有する操作表示部と、洗剤または柔軟剤を手動投入するモードと、液剤を自動投入するモードのいずれかを選択する洗剤投入方法設定手段と、洗い・すすぎ・脱水の一連の運転を実行するコントローラと、を備え、前記コントローラは、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない状態において、前記液剤投入方法設定手段で液剤を自動投入するモードを選択した場合、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する画面へ遷移するものである。
これにより、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
(実施の形態1)
以下、図1〜8を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の斜視図、図2は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
図1及び図2において、洗濯機100の外郭である筐体101の内部には、有底円筒形の水槽105が複数のサスペンション(図示せず)およびダンパー163により弾性的に防振支持されている。水槽105内には、有底円筒形のドラム106(洗濯槽)が回転可能に配設される。ドラム106の内壁面には、バッフル106aが複数個設けられている。ドラム106を低速で回転させることにより、バッフル106aが衣類を引っ掛けて上方に持ち上げ、落下させるといった撹拌動作を与えることができる。ドラム106の周面には、貫通された複数の小孔(図示せず)が形成されている。水槽105の底部には、ドラム106を回転駆動させる槽回転モータ(図示せず)が配設される。
筐体101の前面には、衣類を出し入れするため開口された衣類投入取出口103が形成されている。筐体101の前面には、蓋体102が設けられている。蓋体102は、衣類投入取出口103を開閉自在に覆っている。蓋体102を開放することにより、衣類投入取出口103からドラム106内へ衣類を投入できる。
筐体101の水槽105よりも上部には、液剤自動投入装置109が設けられている。
筐体101上部には、開閉可能な蓋体114aが設けられる。蓋体114aを開け、洗剤タンク(タンク)117及び柔軟剤タンク(タンク)126を着脱可能に装着できる。
蓋体102上部には、運転を操作する操作部と、運転状態を表示する表示部とを備える操作表示部104が配設される。
筐体101には、槽回転モータ等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の工程を逐次実行するコントローラ108が配設される。コントローラ108は、布量判定部(図示せず)と、液剤投入量算出部(図示せず)を有する。布量判定部は、例えば、槽回転モータを一定回転数で回転させた時のトルク電流値により、10kgまでの洗濯物を10段階程
度に分類する機能を提供する。また、布量判定結果に応じて、洗濯で使用する水量を決定する。液剤投入量算出部は、布量判定部により検出した布量から、洗剤投入量及び柔軟剤投入量を算出する。
洗濯機100には、記憶部(図示せず)が設けられている。記憶部は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)からなる。記憶部には、洗剤種類に関する情報を記憶する洗剤種類記憶部(図示せず)を含む、洗濯運転に関する各種設定情報が記憶される。
給水器110は、筐体101上部に設けられ、給水路(図示せず)と、第1の給水弁110a(給水弁)から構成される。給水路(図示せず)の一端は、給水ホース(図示せず)を介して蛇口と連通している。
タンク収容ケース(図示せず)は、上面が開口した収容部を有する容器である。タンク収容ケース(図示せず)には、洗剤タンク117と柔軟剤タンク126が着脱可能に取り付けられる。タンク収容ケース(図示せず)の収容部の前方には、洗剤ケース115が着脱可能に取り付けられる。洗剤ケース115は、上面が開口した容器で、洗剤収容部と柔軟剤収容部とに区画される。使用者は液剤自動投入装置109を使用しない場合に、洗剤収容部に洗剤を、柔軟剤収容部に柔軟剤を手動投入して、洗濯運転を行う。
上記構成における洗濯機において、以下に洗濯運転の動作を説明する。
洗濯機100の洗濯運転は、衣類を洗濯水に浸しドラム106を回転することで汚れを落とす『洗い工程』、洗剤水で浸った衣類を水で濯ぐ『すすぎ工程』、水を含んだ衣類を脱水する『脱水工程』、温風をドラム106へ供給しドラム106内の衣類を乾燥させる『乾燥工程』などがある。
使用者は洗濯を行う前に、予め、洗剤液を洗剤タンク117へ投入するとともに、柔軟剤液を柔軟剤タンク126へ投入しておく。また、蓋体102を開け、衣類投入取出口103からドラム106内に衣類を投入する。次に、操作表示部104を操作して電源スイッチをONにするとともに、洗いやすすぎ、脱水など、各種洗濯コースや洗濯条件を設定する。
以下、『洗濯コース』における運転動作を説明する。
使用者はまず、洗濯機本体に電源を供給する。これにより、タッチパネル表示部104aが点灯し、図3に示す画面が表示される。タッチパネル表示部104aに表示される設定ボタンの上を指でタッチ操作することで画面の切り替えや設定内容の変更等を行う。
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機のタッチパネル表示部の電源投入後の表示画面である。図3には、洗濯のみ・洗濯〜乾燥など運転モードを切り替えるモード切替ボタン200と、特に使用者が良く使用すると考えられる標準的な運転コースを切り替えるコース切替ボタン201と、液剤自動投入装置109を使用する際に各種設定を行う自動投入ボタン202が配置されている。
図4は、図3における自動投入ボタン202がタッチ操作された際に遷移する画面である。図4には、手動投入方法を選択しているか、自動投入方法を選択しているかを表示する洗剤投入方法設定・表示ボタン203と、洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を入力する画面に遷移させる洗剤投入量入力手段204と、入力された洗濯水量当たりの洗剤基準使
用量を表示する第一洗剤基準使用量表示205(液剤基準使用量表示手段)が配置されている。ここで、基準使用量が設定されていない場合、基準使用量が設定されていない旨を明確に示す『未設定』の表示を、操作表示部104に配されたタッチパネル表示部104aに行う。
また、柔軟剤についても洗剤と同様に、柔軟剤投入方法設定・表示ボタン206と、柔軟剤投入量入力手段207と、第一柔軟剤基準使用量表示208(液剤基準使用量表示手段)が配置されている。
図5は、図4における洗剤投入量入力手段204がタッチ操作された際に画面遷移する画面である。図5には、入力された洗剤の洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を表示する第二洗剤基準使用量表示209と、基準使用量を水30Lあたり3〜30mlに設定するための洗剤基準量調整スライドボタン210が配置されている。また、柔軟剤についても洗剤と同様の構成なので、説明は割愛する。
洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定すると、図6に示す第2画面に戻り、第一洗剤基準使用量表示205には、洗剤基準量調整スライドボタン210で設定された基準使用量(水30Lあたり10ml)が表示されている。また、柔軟剤についても洗剤と同様の構成なので、説明は割愛する。
図7(a)は、図4または図6において洗剤投入方法設定・表示ボタンがタッチ操作された際に画面遷移する画面、図7(b)は、図4または図6において洗剤投入方法設定・表示ボタンがタッチ操作された際に画面遷移する画面である。
図7(a)に配置する投入方法選択ボタン211aは、手動投入を選択した状態での洗剤投入量の選択ボタンで、「なし」が洗濯されている。図7(b)には、洗剤を自動で投入する場合の投入方法選択ボタン211bが配置されており、「標準」が選択されている。
使用者は液剤自動投入装置109を使用して洗剤を自動投入する場合、図4の画面で各種設定を行うことになる。ここで、図8に示す従来の洗濯機の操作表示部では、2水準以上の選択肢(例えば「おおめ」「ふつう」「すくなめ」)の内、「ふつう」が選択された状態のみを表示しているため、使用者が洗濯水量当たりの液剤投入量を正しく設定できていなかったとしても、その状態を認知しにくかった。
一方、本実施の形態においては、図4に示すように、操作表示部104内に配されたタッチパネル表示部104a内のどこかに基準使用量が設定されていない旨を明確に示す『未設定』の表示を行うことから、洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定する必要があることを認知しやすい。即ち、洗剤投入量入力手段204をタッチ操作し、図5の洗剤基準量調整スライドボタン210で使用する洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定する作業を確実に行うことが可能となる。
また、使用者が洗濯水量あたりの洗剤基準使用量を設定していなかった場合、『未設定』である状態を、操作表示部104内部に配されたタッチパネル表示部104aの中でも特に、図4のとおり第一洗剤基準使用量表示205に表示することで、未設定である状態をより鮮明に、即ち啓蒙表示としては、より強調した形態で行うことができる。
次に、図7(b)の投入方法選択ボタン211bで、洗剤の投入方法を選択し(例えば自動投入「標準」)し、『洗濯コース』運転をスタートする。また、柔軟剤を自動投入する場合についても洗剤と同様の構成なので、説明は割愛する。
『洗濯コース』運転を開始すると、コントローラ108は、布量判定工程、給水工程、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程を逐次実行するよう制御する。布量判定工程では、布量判定部が、布量検知では、槽回転モータを一定回転数で正転方向、反転方向に繰り返し回転させた時のトルク電流値を測定することにより、ドラム106内の布量を検出する。
次に、液剤自動投入装置109を駆動させ、洗剤液を洗剤タンク117からドラム106内へ投入する。次に、給水弁110aを開け、布量に応じた水量の水道水をドラム106内に給水する給水工程を実行する。
洗い工程終了後、コントローラ108は、脱水を実行した後、すすぎ工程を実行する。すすぎ工程では、給水弁110aを開放させ、所定量の水道水を水槽105内へ供給した後、液剤自動投入装置109を駆動させ、柔軟剤液を柔軟剤タンク126から水槽105内へ供給する。洗剤液や柔軟剤液供給の後、水道水を給水して洗剤や柔軟剤液の水路を洗い流す。すすぎ工程が終了すると、脱水工程を実行し、洗濯コースが完了する。
以上のように、本実施の形態における洗濯機は、水槽105内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラム106と、液剤を収容した洗剤タンク117と、洗剤タンク117内の液剤をドラム106内へ自動投入する液剤自動投入装置109と、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する液剤投入量入力手段と、液剤投入量入力手段で設定された値を操作表示部104に表示させる液剤基準使用量表示手段と、コントローラと、を備える。洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、コントローラは、操作表示部104に、洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示する。これにより、使用者が、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定し忘れることを抑制できる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、使用者が洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定する画面に遷移させる洗剤投入量入力手段204を押さず、第一洗剤基準使用量表示205には、『未設定』と表示されている状態で、液剤自動投入装置109を使用して洗剤を自動投入しようとした場合でも洗濯運転ができるよう、コントローラ108内に記憶された初期液剤投入量(例えば水30Lあたり10ml)に基づき洗剤をドラム106内へ自動投入する。但し、第一洗剤基準使用量表示205には、『未設定』と表示されている状態を継続し、正しい基準使用量が設定されていない旨を啓蒙表示し続ける。これにより、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合でも洗濯運転は可能であり、たちまち洗濯ができなくなるという事態を避けることが可能となる。
他の構成については、実施の形態1と同様の構成なので、説明は割愛する。また、使用者が洗濯水量当たりの柔軟剤の基準使用量を設定していない状態で、洗濯工程を使用しようとした場合も、同様の構成なので、説明は割愛する。
(実施の形態3)
実施形態3では、使用者が洗濯水量当たりの洗剤基準使用量の設定忘れを防ぐため、洗剤基準使用量が未設定の状態で、図7(b)で示すように、投入方法選択ボタン211bで、自動投入(例えば自動投入「標準」)を選択した場合、図4でなく、図5に示す第3画面に自動的に遷移するよう制御することを特徴とする。これにより、洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定する必要があることを認知しやすくなる。即ち、図5の洗剤基準量調整スライドボタン210で使用する洗剤の洗濯水量当たりの洗剤基準使用量を設定する作業を確実に行うことが可能となる。他の構成については、実施の形態1と同様の構成なので、説明は割愛する。また、柔軟剤を自動投入する場合についても洗剤と同様の構成なので、説明は割愛する。
なお、本実施の形態はドラム式洗濯機を用いて説明したが、本発明はこれに限られず、縦型洗濯機でも同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、洗濯水量当たりの洗剤基準使用量の設定忘れを防止でき、液剤投入量を適正にすることで、所望の洗浄性能やすすぎ性能を提供することができる。
101 筐体
104 操作表示部
105 水槽
106 ドラム
108 コントローラ
109 液剤自動投入装置
110a 給水弁
117 洗剤タンク(タンク)
126 柔軟剤タンク(タンク)
205 第一洗剤基準使用量表示(液剤基準使用量表示手段)
208 第一柔軟剤基準使用量表示(液剤基準使用量表示手段)

Claims (4)

  1. 外郭を形成する筐体と、
    前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、
    前記水槽内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラムと、
    液剤を収容したタンクと、
    前記タンク内の液剤を前記ドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、
    操作部と表示部を有する操作表示部と、
    洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する液剤投入量入力手段と、
    前記液剤投入量入力手段で設定された値を前記操作表示部に表示させる液剤基準使用量表示手段と、
    洗い・すすぎ・脱水の一連の洗濯運転を実行するコントローラと、を備え、
    前記洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、前記コントローラは、前記操作表示部に、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示する洗濯機。
  2. 前記洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない場合、前記コントローラは、前記操作表示部の前記液剤基準使用量表示手段により前記洗濯水量当たりの液剤投入量が表示される位置に、前記洗濯水量当たりの液剤投入量が未設定である旨を表示する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 初期状態における洗濯水量当たりの液剤投入量を記憶する記憶部と、を備え、
    前記コントローラは、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない状態で前記洗濯運転を実行した場合、前記記憶部に記憶されている液剤投入量に基づいた量の液剤を前記ドラムへ投入する、ことを特徴とした請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 外郭を形成する筐体と、
    前記筐体内に弾性防振支持された水槽と、
    前記水槽内に回転可能に配設された有底円筒形状のドラムと、
    液剤を収容したタンクと、
    前記タンク内の液剤を前記ドラム内へ自動投入する液剤自動投入手段と、
    操作部と表示部を有する操作表示部と、
    洗剤または柔軟剤を手動投入するモードと、液剤を自動投入するモードのいずれかを選択する洗剤投入方法設定手段と、
    洗い・すすぎ・脱水の一連の運転を実行するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、洗濯水量当たりの液剤投入量が設定されていない状態において、前記洗剤投入方法設定手段で液剤を自動投入するモードを選択した場合、洗濯水量当たりの液剤投入量を設定する画面へ遷移する洗濯機。
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