JP2014079327A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような銘柄の洗剤であっても、洗剤の量を過不足なく設定でき、適正な洗浄やすすぎを行うことを可能にできる洗濯機を提供する。
【解決手段】この洗濯機によれば、使用する洗剤の銘柄を変更した場合に、この変更後の銘柄の洗剤に対応した基準水量とこの基準水量に対する基準洗剤量とを入力手段(35,S6)で入力可能かつ表示手段(35,S4)で表示可能なので、どのような銘柄の洗剤であっても、洗剤の量を過不足なく設定でき、適正な洗浄やすすぎを行うことができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、洗濯機に関する。
従来、日本では、洗剤の主要な洗浄成分である臨界ミセル濃度(CMC:Critical Micelle Concentration)を元に、例えば、「水30リットルに対して洗剤20g」というように、水量に対して洗剤量を決めている。
しかし、近年、市販される洗剤が多種となり、前述した水量に対する洗剤量は、様々な値になってきた。
したがって、水量に対する洗剤量を固定し、洗濯物の重量に応じてのみ洗剤量を設定する従来のやり方では、洗剤の過不足が生じることとなる。
各洗濯機メーカーは、取扱説明書等に洗剤の銘柄別(洗剤メーカ、洗剤名等)の洗剤量を記載するなどして対応しているが、多種化する洗剤の種類を全て分かり易く記載することは難い。また、洗濯機を発売した後で発売された洗剤には対応することができない。
また、ユーザーにとっても、洗剤の銘柄に応じてその都度、取扱説明書で調べるという煩わしさがあった。
ここで、特許文献1(特開2006−25826号)では、使用する洗剤の銘柄を設定して、設定した洗剤の銘柄に応じて洗剤量を表示する洗濯機が記載されている。
しかし、上記洗濯機でも、毎年発売される新たな洗剤に対応する洗剤量を表示することには対応できないという問題がある。
また、取扱説明書も、毎年新たに発売される洗剤に関して記載することは難しく、その結果、多くのユーザーが洗剤を適正な量にすることができず、適当な量の洗剤を投入している。その結果、洗浄不足、すすぎ不足、さらには、すすぎ不足に起因する洗濯物の黒ずみ等の問題を抱えている。
特開2006−25826号公報
そこで、この発明の課題は、どのような銘柄の洗剤であっても、洗剤の量を過不足なく設定でき、適正な洗浄やすすぎを行うことを可能にできる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の洗濯機は、基準水量とこの基準水量に対する基準洗剤量とを入力可能な第1の入力手段と、
上記第1の入力手段で直前に入力された上記基準水量と上記基準洗剤量とを表示する表示手段と、
使用する洗剤を変更したことを入力可能な第2の入力手段と
を備え、
上記第1の入力手段は、
上記第2の入力手段により使用する洗剤を変更したことが入力されたときに、上記変更した洗剤に対応した基準水量と基準洗剤量とを入力可能であることを特徴としている。
この発明の洗濯機によれば、使用する洗剤の銘柄を変更した場合に、この変更後の銘柄の洗剤に対応した基準水量とこの基準水量に対する基準洗剤量とを入力可能かつ表示可能なので、どのような銘柄の洗剤であっても、洗剤の量を過不足なく設定でき、適正な洗浄やすすぎを行うことができる。
この発明の一実施形態のドラム式洗濯機の概略斜視図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の概略断面図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 上記ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明するフローチャートである。 表示入力部による表示画面の一例(ステップS4)を示す図である。 表示入力部による表示画面の一例(ステップS6)を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態のドラム式洗濯乾燥機を斜め上方から見た概略図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱開口部6を前面部に有する外箱1を備えている。外箱1の前面部には、外箱開口部6を閉鎖するためのドア7をヒンジで左右方向に開閉可能に取り付けている。また、外箱1の前面部には、操作キーや表示部を有する操作部9を設けている。この操作部9の裏側(外箱1の内部側)には、ドラム式洗濯乾燥機の動作を制御する制御装置11(図2参照)を配置している。
図2は、上記ドラム式洗濯乾燥機を側方から見た概略断面図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1内に配置された有底筒形状の水槽2と、この水槽2内に回転可能に配置され、洗濯物を収容する有底円筒形状のドラム3と、水槽2の後部に取り付けられ、ドラム3を回転駆動するブラシレスモータ4と、水槽2の後部を弾性支持する2本のダンパ12(図2では1本のみ図示)とを備えている。なお、ドラム3は回転槽の一例であり、ブラシレスモータ4は駆動装置の一例である。
上記外箱1の上面部の後部には給水口10を設けている。この給水口10は、図示しない給水ホースを介して水道の蛇口に接続される。また、給水口10を外箱1内で給水弁13の注入口に接続している。これにより、水道水が、給水ダクト15と、図示を省略した洗剤ケースとを経由して、水槽2の上部から水槽2内に流入したり、あるいは、冷却水ダクト14を流れて、水槽2の下部から水槽2内に流入したりすることが可能になっている。なお、給水弁13は給水装置の一例である。
上記水槽2の前面部には、斜め上方を向いて外箱開口部6に対向する水槽開口部16を設けている。この水槽開口部16の開口縁は、筒状の接続部材17を介して外箱開口部6の開口縁に接続されている。また、水槽開口部16の開口縁には、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン18を固着している。これにより、ドア7を閉じると、ドア7がパッキン18に密着して、水槽2内の液体が水槽2外へ漏れ出るのを防げるようになっている。また、排水モータ23が排水弁22を開放すると、水槽2内の液体は、排水ダクト19、接続ケース20および排水ホース21を順次流れて外箱1外へ流れる。また、排水弁22を閉鎖した状態で循環ポンプ24を駆動すると、水槽2内の液体を水槽2外に出して、排水ダクト19および循環ダクト25を介して水槽2内に戻せるようになっている。また、接続ケース20は糸屑フィルタ70を収容している。
上記ドラム3は前側に対して後側が下がるように水平方向に対して傾斜するように配置されている。また、ドラム3の前面部には、外箱開口部6および水槽開口部16に対向するドラム開口部26を設けている。また、ドラム3の周壁には複数の小孔27(図2では6個のみ図示)を全周にわたって設けている。また、ドラム3の周壁の内面には、半径方向内側に向かって突出する複数のバッフル28(図2では1個のみ図示)を設けている。また、ドラム3のドラム開口部26には液体バランサ29を取り付けている。
上記ダンパ12は、オイルが封入されたシリンダ部42と、上端部がシリンダ部42内に入ったピストンロッド43とを有している。このピストンロッド43の下端部は、弾性材(例えばNBR(ニトリルゴム))からなるダンパブッシュ44を介してダンパ支持金具45に取り付けられている。
また、このドラム式洗濯乾燥機は、洗濯物を乾燥させるためのヒートポンプユニット(図示せず)が水槽2の下方背面側に配置されている。このヒートポンプユニットは、乾燥運転には、洗濯物の水分を含んだ空気が回転するドラム3から導入され、上記水分を含んだ空気の除湿,加熱を行い乾燥した温風を上記ドラム3へ導入する。
図3は上記ドラム式洗濯機の制御ブロック図である。
上記制御装置11は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、ブラシレスモータ4,操作部9,給水弁13,排水モータ23,循環ポンプ24が接続されている。この操作部9からの信号等に基づいて、制御装置11は、ブラシレスモータ4,給水弁13,排水モータ23,循環ポンプ24,表示入力部35等を制御する。
上記操作部9は、図1に示すように、スタートキー30と、電源ボタン31と、「洗濯のみ」,「洗濯+乾燥」,「乾燥のみ」等の動作を選択するためのボタン群32と、動作状態,各種設定値,ユーザーへのメッセージ等を表示可能であると共にユーザーが各種情報を入力可能な表示入力部35とを有する。この表示入力部35は、例えば、タッチパネル等で構成される。
また、上記制御装置11は、読み出し書き換え可能な不揮発性のメモリ48とタイマー49を有する。
図4は、上記ドラム式洗濯乾燥機の動作を説明するフローチャートである。
ステップS1で、電源ボタン31を押すと、電源がオンされ、ステップS2で、ボタン群32や表示入力部35を操作することで、「洗濯のみ」,「洗濯+乾燥」,「乾燥のみ」の各コースの選択や洗濯における洗い運転の条件や乾燥における乾燥条件等を設定することができる。
次に、ステップS3では、制御装置11は、ボタン群32の操作で選択された動作に「洗い運転」が含まれているか否かを判断し、「洗い運転」が含まれていると判断すると、ステップS4に進み、「洗い運転」が含まれていないと判断すると、例えば乾燥運転が選択されていれば、乾燥運転のための制御等が実行される。
ステップS4では、制御装置11は、表示入力部35に、洗剤銘柄と、この洗剤銘柄に対応する基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)とを表示すると共に、使用する洗剤の銘柄を変更したか否かの入力を促す画面を表示する。このステップS4での表示入力部35の表示画面の一例を、図5に示す。図5に示す表示では、洗剤銘柄の部分に、前回使用した洗剤メーカーと洗剤名等が表示される。そして、その洗剤銘柄に応じた基準水量、基準洗剤量が同時に表示されている。また、今回の洗濯において洗剤が変更される場合、図5の表示でタッチキーの「はい」がキー操作され、その変更を入力するための表示が合わせて表示される。
上記基準水量A(リットル)は、洗い運転時に洗濯槽に溜める基準水量を表し、上記基準洗剤量B(グラム)は上記基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)を表している。上記基準水量A(リットル)は、例えば、30L(リットル)であり、上記基準洗剤量B(グラム)は、例えば、20g(グラム)である。
表示入力部35に表示された上記基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)は、前回、表示入力部35から入力され、メモリ48に記憶されていたデータである。また、このメモリ48には、予め、既存の複数の洗剤銘柄と、各洗剤銘柄に対応する基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)とが書き込まれている。したがって、表示入力部35には、前回、表示入力部35から入力されて、メモリ48に書き込まれた基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)とが表示される。また、この基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)とに対応した洗剤銘柄を表示入力部35に表示できる。
上記表示入力部35とステップS4が、表示手段および第2の入力手段を構成している。
次に、ステップS5に進み、ユーザーにより使用する洗剤の種別を変更したことが表示入力部35に入力された場合は、ステップS6に進み、ユーザーにより使用する洗剤の種別を変更していないことが表示入力部35に入力された場合は、ステップS7に進む。
ステップS6では、制御装置11は、表示入力部35に、変更後の洗剤の銘柄に対応する基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)の入力をユーザーに促す画面を表示する。そして、この画面に、ユーザーが、変更後の洗剤の銘柄に対応する基準水量A(リットル)とこの水基準量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)を入力すると、ステップS7に進む。このステップS6が、第1の入力手段を構成している。このステップS6での表示入力部35の表示画面の一例を、図6に示す。
図6に示す表示において、使用洗剤を変更する場合について説明する。図6の表示状態は、前回の使用洗剤、例えば、洗剤銘柄である洗剤メーカーAの洗剤名aに対応する基準水量(30L)、基準洗剤量(20グラム)が表示されている。使用する洗剤が、洗剤メーカーAから洗剤メーカーBに変更される場合、使用する洗剤名bに対応する基準水量および基準洗剤量を入力する操作を行う。上記洗剤名bに対応する基準水量および基準洗剤量は、洗剤外箱等に表記されており、例えば、基準水量30L、基準洗剤量18グラムを入力する操作を行う。この場合、基準水量については、前回の洗剤と同一の30Lであり、変更操作は不要であるが、基準洗剤量については20グラムから18グラムに変更する必要がある。よって、基準洗剤量18グラムを、「UP」,「DOWN」キー(タッチキー)を用いて入力する。すなわち、基準洗剤量を変更するために、「DOWN」キーを操作して基準洗剤量の表示内容を「18」に設定し、「OK」キーを操作する。
これにより、変更した今回使用する洗剤に対応する基準水量と基準洗剤量がメモリ49に記憶される。また、洗剤メーカーB、洗剤名b等の洗剤銘柄については、図示していないが、その他のキーを用いて、例えば、アルファベットキーによるローマ字入力やひらがなキーによって入力される。この場合、洗剤銘柄としては洗剤名だけでもよく、洗剤メーカーも合わせて入力するようにしてもよい。
なお、洗剤メーカー、洗剤名(洗剤銘柄)については、メモリ48に既に記憶されていれば、そのメモリ48の内容を順次表示させるようにし、今回使用する洗剤銘柄と同一のものがあれば、その洗剤銘柄を選択操作(OKキー等の操作)するようにしてもよい。この選択操作をした時、その洗剤銘柄に対応する基準水量、基準洗剤量が合わせて表示される。これにより、基準水量、基準洗剤量の入力操作を省くことができる。
また、洗剤銘柄としては、洗剤メーカーを入力する必要はない。つまり、洗剤名(洗剤の種類)は、洗剤メーカー独自に命名され、同一もの以外には同一名が使用されない。そのため、洗剤メーカーを入力することなく、洗剤名を洗剤銘柄として入力すればよい。
なお、このステップS6で、一例として上述のようにして入力された変更後の基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)はメモリ48に記憶され、後述するステップS9において、今回の「洗い運転」に対応する洗剤使用量を決定するのに用いられる。また、メモリ48に記憶された上記変更後の基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)は、洗い運転を含んだ次回の洗濯運転を行う際に、ステップS4にて表示入力部35に表示される。また、上記変更後の基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)が、メモリ48に予め記憶された洗剤銘柄の基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)に対応している場合には、その洗剤銘柄が表示入力部35に表示される。
ステップS7では、スタートキー30が押されたか否かを判断し、スタートキー30が押されたと判断したときに、ステップS8へ進む。
ステップS8では、ドラム3内に投入された洗濯物の容量を検出するための容量センシング動作が行われる。この容量センシング動作では、ドラム3に取り付けられた加速度センサ(図示せず)で、モータ4を駆動したときのドラム3の加速度を検出し、この検出した加速度に基づいて、制御装置11に内蔵されたマイクロコンピュータ等で上記洗濯物の容量が検出される。
次に、ステップS9に進み、上記検出された洗濯物の容量と、先述のステップS4〜S6で決定した上記基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)とに基づいて、今回の「洗い運転」に対応する洗剤使用量を決定して、表示入力部35に表示する。この洗剤使用量の表示は、専用カップで「1杯」あるいは「0.8杯」といった杯数で表示してもよいし、g(グラム)数で表示してもよい。ステップS8,S9と表示入力部35が洗剤使用量導出表示手段を構成している。
ステップS9において、ステップS8で検出した洗濯物の容量(重量)に基づき、使用する水量が決まる。その水量が30Lであれば、投入する洗剤量としては、図5に示す例であれば、20グラム(g)の洗剤量が表示される。もし使用する水量が27Lであれば、投入する洗剤量としては、18グラム(g)として表示される。その投入する洗剤量の算出は、基準水量と、基準洗剤量とに基づき、ステップS8により検出した洗濯物の容量から今回の使用する水量が決まることで、制御装置11が行うことになる。
ユーザーは、図1に示す引き出し構造の洗剤投入部37を引き出して、上記洗剤使用量の表示にしたがって、上記引き出した洗剤投入部37に洗剤を投入した後、洗剤投入部37を元の状態に押し込むことで、先述のステップS1での操作,設定に沿って、洗濯運転が開始される(ステップS10)。
上記洗濯運転の洗い工程が開始されると、給水弁13が開き、水道水が給水ダクト15を流れる。これにより、水道水は、洗剤投入部37から洗剤が導入された洗剤ケース(図示せず)内の洗剤を含んで洗い水となった後、水槽2内に流入する。このような水槽2への給水を、ドラム3内の水位が設定水位になるまで行う。次に、モータ4を駆動してドラム3の回転を開始し、ドラム3内の洗濯物をタンブリングさせて洗う洗いタンブリングを行う。また、この洗いタンブリングの後、排水モータ23で排水弁22を開いて、排水ダクト19,排水ホース21から排水する中間排水、シャワーすすぎ、ため/注水すすぎ等が、先述のステップS1での操作,設定に沿って実行される。
上述したように、この実施形態によれば、ステップS1において、ユーザーによって洗い運転を含んだ運転が選択された場合、ステップS4で、表示入力部35に、前回の洗い運転時に使用した洗剤銘柄とこの洗剤銘柄に対応する水量A(リットル)と洗剤量B(グラム)とが表示される。この表示により、ユーザーは、今回使用する洗剤銘柄が、前回使用した洗剤銘柄と同じであるか否かを知ることができる。
このステップS4では、表示入力部35に、使用する洗剤が変わったか否かの入力を促す画面が表示されるので、ユーザーは、使用する洗剤が同じである場合には、使用する洗剤が同じであることを入力(図5に示すタッチキーの「いいえ」をキー操作)し、前回の水量A(リットル)と洗剤量B(グラム)の入力状態のまま、スタートキー30を押して洗濯を開始することができる。
一方、上記表示された洗剤銘柄が、今回使用する洗剤銘柄と異なっている場合には、ユーザーは、ステップS5で、使用する洗剤が変わったことを入力(図5に示すタッチキーの「はい」キーを操作)し、ステップS6で今回使用する洗剤銘柄、およびその洗剤銘柄に対応する水量A(リットル)とこの水量A(リットル)に対応した洗剤量B(グラム)を表示入力部35にて入力することができる。ユーザーは、例えば、今回使用する洗剤銘柄の外箱に記載されている水量A(リットル)とこの水量A(リットル)に対応した洗剤量B(グラム)を表示入力部35に入力する。
これにより、入力された変更後の洗剤銘柄、およびその洗剤銘柄に対応した水量A(リットル)と洗剤量B(グラム)とがメモリ48に記憶され、今回の「洗い運転」に対応する洗剤使用量を決定するのに用いられると共に、次回の洗い運転を含んだ洗濯運転を行う際に、表示入力部35に表示される。
したがって、この実施形態によれば、どの様な銘柄の洗剤を使用する場合にも、使用する洗剤の銘柄に対応した基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)に基づいて、今回の「洗い運転」に対応する投入する洗剤使用量を決定できる。よって、どのような銘柄の洗剤であっても、洗い運転で使用する洗剤の量を過不足なく設定でき、適正な洗浄やすすぎを行うことができる。
尚、上記実施形態では、ステップS6において、変更後の洗剤銘柄の基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)の入力をユーザーに促す画面を表示したが、この基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)だけでなく、変更後の洗剤銘柄も入力できる画面を表示入力部35に表示してもよい。この入力された洗剤銘柄は、上記基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)に対応してメモリ48に記憶される。また、ステップS6において、表示入力部35にて変更後の洗剤銘柄を入力することで、この変更後の洗剤銘柄、およびこの洗剤銘柄に対応する基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)が表示される。この場合、この変更後の洗剤銘柄を表示入力部35にて入力することで、上記変更後の基準水量A(リットル)と基準洗剤量B(グラム)がステップS9で今回の「洗い運転」に対応する洗剤使用量を決定するのに用いられる。
以上の説明においては、使用する洗剤を、前回とは変更する場合、その洗剤名を含む洗剤銘柄、及び基準水量、基準洗剤量を入力するようにしている。しかし、洗剤銘柄の入力、またその洗剤銘柄の表示は特に必要はない。
つまり、ステップS5にて、使用する洗剤が変更される場合、その都度ステップS6にて変更入力を行うようにしている。そのため、使用する洗剤が変更されるまでは、前回使用の洗剤に対応する基準水量、基準洗剤量が表示され、変更がない場合には今回の洗剤に対応する基準水量、基準洗剤量での対応がなされている。
また、使用する洗剤を変更する場合、新製品の洗剤であっても、その洗剤外箱等に表記されている基準水量、基準洗剤量を入力すればよく、それに対応する洗濯時に必要となる洗剤量の表示が行われる。そのため、ユーザーの負担を軽減できるだけでなく、常に最適な洗剤量にて洗濯を実行できる。
また、今回の「洗い運転」で使用される洗剤銘柄に対応する基準水量A(リットル)とこの基準水量A(リットル)に対応した基準洗剤量B(グラム)が特殊な洗剤例えば、特に泡立ちやすい洗剤である場合には、ステップS9では、他の洗剤と同様にして算出した洗剤使用量に修正係数として0.8を乗算した値を、今回の「洗い運転」に対応する洗剤使用量として決定して、表示入力部35に表示してもよい。この場合、「洗い運転」において、泡が異常に多く発生する現象を回避し、タンブリングさせて洗う場合のたたき洗い効果が減少しないようにして、洗浄能力を向上できる。ここで、上記ステップS9が洗剤量導出手段を構成する。なお、上記修正係数は、特殊な洗剤に応じて、0.8以外の0.9や0.7に設定してもよい。この係数の入力についても、図6に示す表示状態において行うようにすればよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、本発明は、乾燥機能を有さないドラム式洗濯機、ドラム式洗濯乾燥機、乾燥機能を有さない縦型洗濯機、縦型洗濯乾燥機などといったあらゆるタイプの洗濯機に適用できる。
1 外箱
2 水槽
3 ドラム
4 ブラシレスモータ
6 外箱開口部
7 ドア
9 操作部
10 給水口
11 制御装置
12 ダンパ
13 給水弁
14 冷却水ダクト
15 給水ダクト
16 水槽開口部
17 接続部材
18 パッキン
19 排水ダクト
20 接続ケース
21 排水ホース
22 排水弁
23 排水モータ
24 循環ポンプ
30 スタートキー
31 電源ボタン
32 ボタン群
35 表示入力部
48 メモリ
49 タイマー

Claims (4)

  1. 基準水量とこの基準水量に対する基準洗剤量とを入力可能な第1の入力手段と、
    上記第1の入力手段で直前に入力された上記基準水量と上記基準洗剤量とを表示する表示手段と、
    使用する洗剤を変更したことを入力可能な第2の入力手段と
    を備え、
    上記第1の入力手段は、
    上記第2の入力手段により使用する洗剤を変更したことが入力されたときに、上記変更した洗剤に対応した基準水量と基準洗剤量とを入力可能であることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記第1の入力手段によって入力された基準水量と基準洗剤量とに基づいて、洗い運転時の洗剤使用量を導出して表示する洗剤使用量導出表示手段を備えることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機において、
    上記洗剤使用量導出表示手段は、
    上記第1の入力手段によって入力された基準水量と基準洗剤量とが特殊な洗剤に対応している場合に、導出した洗い運転時の洗剤使用量を予め設定された割合だけ減量して表示することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項2または3に記載の洗濯機において、
    上記洗剤使用量導出表示手段は、
    検出された洗濯物の容量に応じた洗濯時に使用する水量に基づき、使用する洗剤に対応した基準水量と基準洗剤量とから洗剤使用量を導出して表示することを特徴とする洗濯機。
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