JP2021069734A - 衣類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タンク装着部にタンクが装着されていることを簡素な構成により検知できるようにした衣類処理装置を提供する。【解決手段】本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を収容する衣類処理槽と、衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンクと、前記タンクが装着されるタンク装着部と、前記タンク装着部に装着された前記タンク内の衣類処理剤を前記衣類処理槽内に自動的に投入する自動投入部と、前記タンクに設けられる金属部と、前記タンク装着部の外側に設けられ、前記金属部を検知する金属検知部と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
近年、衣類に所定の処理を施す衣類処理装置の一例である洗濯機においては、使用者の利便性向上の要望に応えるため、洗剤や柔軟剤などの衣類処理剤を自動投入用のタンク内に予め複数回分貯留しておき、洗濯運転中に必要量をタンクから自動的に水槽内へ投入する自動投入部を備えた構成が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の自動投入部を備える衣類処理装置においては、タンク装着部にタンクが適正に装着されていないと、槽内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が行われてしまうことが懸念される。
そこで、タンク装着部にタンクが装着されていることを簡素な構成により検知できるようにした衣類処理装置を提供する。
本実施形態の衣類処理装置は、衣類を収容する衣類処理槽と、衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンクと、前記タンクが装着されるタンク装着部と、前記タンク装着部に装着された前記タンク内の衣類処理剤を前記衣類処理槽内に自動的に投入する自動投入部と、前記タンクに設けられる金属部と、前記タンク装着部の外側に設けられ、前記金属部を検知する金属検知部と、を備える。
以下、衣類処理装置に係る一実施形態について図面を参照ながら説明する。図1に例示する洗濯機1は、衣類に所定の処理、この場合、少なくとも、洗い処理、すすぎ処理、脱水処理を施すことが可能な衣類処理装置の一例である。また、洗濯機1は、回転槽の回転中心軸が水平方向あるいは水平方向に対して傾斜する方向に延びる、いわゆるドラム式の洗濯機である。
洗濯機1は、その外郭を構成する矩形箱状の筐体2の内部に、衣類を洗浄するための洗浄槽3を備えている。洗浄槽3は、衣類処理槽の一例であり、有底円筒状の水槽の内部に、同じく有底円筒状のドラムを回転可能に備えた構成である。ドラムの周壁には多数の小孔が設けられており、また、ドラムの内周面には、衣類をかき上げるためのバッフルが設けられている。洗浄槽3の前面開口部は、筐体2の前面に設けられたドア5によって開閉可能となっている。使用者は、ドア5を開くことにより、洗浄槽3の前面開口部を通して当該洗浄槽3内に衣類を出し入れすることができる。
また、洗濯機1は、洗浄槽3内に水を供給するための給水部4、および、洗浄槽3内の水を機外に排水するための図示しない排水部を備えている。給水部4は、例えば水道などの図示しない水源から洗浄槽3に延びる給水経路の途中に給水弁10などを備えた構成となっている。また、排水部は、洗浄槽3の底部から機外に延びる排水経路の途中に排水弁などを備えた構成となっている。
図2に例示するように、給水部4は、図示しない水源から洗浄槽3に延びる給水経路の途中に、給水弁10、自動投入部11、注水ケース12などを備えた構成となっている。給水弁10の入口は、例えば水道などの図示しない水源に接続されている。また、給水弁10は、少なくとも2つの出口を有しており、第1出口は、自動投入用経路13aを介して注水ケース12に接続され、第2出口は、手動投入用経路13bを介して注水ケース12に接続されている。注水ケース12の出口は、給水ホース14を介して洗浄槽3に接続されている。
自動投入部11は、洗剤タンク15および柔軟剤タンク16を備えている。洗剤タンク15および柔軟剤タンク16は、給水部4に対し着脱可能に備えられている。この場合、洗剤タンク15および柔軟剤タンク16は、給水部4に設けられているタンク装着部4a内に着脱可能に装着されるようになっている。タンク装着部4aは、例えば、注水ケース12に一体的に設けられている。
洗剤タンク15内には、運転複数回分の衣類処理剤、この場合、洗浄槽3内の衣類を洗浄するための洗剤を貯留可能となっている。柔軟剤タンク16内には、運転複数回分の衣類処理剤、この場合、洗浄槽3内の衣類に柔軟処理を施すための柔軟剤を貯留可能となっている。
洗剤タンク15は、洗剤用計量ポンプ17を介して自動投入用経路13aに接続されている。洗剤用計量ポンプ17は、例えば、モータやソレノイドなどのアクチュエータによってピストンを駆動することにより液体を吸引して送出する構成となっている。洗剤用計量ポンプ17は、タンク装着部4aに装着された洗剤タンク15内から所定量、この場合、1回の運転に使用する量の洗剤を吸引し、その吸引した洗剤を自動投入用経路13a内に送出する。そして、自動投入用経路13a内に送出された洗剤は、給水弁10から供給される水とともに注水ケース12内に導入される。そして、注水ケース12内に導入された洗剤は、同じく注水ケース12内に導入された水とともに給水ホース14を介して洗浄槽3内に供給される。これにより、洗剤タンク15内から洗浄槽3内に洗剤が自動的に投入される。なお、洗剤用計量ポンプ17は、液体を吸引するものに限られず、例えば、液体を押し出すものであってもよい。
柔軟剤タンク16は、柔軟剤用計量ポンプ18を介して自動投入用経路13aに接続されている。柔軟剤用計量ポンプ18は、例えば、モータやソレノイドなどのアクチュエータによってピストンを駆動することにより液体を吸引して送出する構成となっている。柔軟剤用計量ポンプ18は、タンク装着部4aに装着された柔軟剤タンク16内から所定量、この場合、1回の運転に使用する量の柔軟剤を吸引し、その吸引した柔軟剤を自動投入用経路13a内に送出する。そして、自動投入用経路13a内に送出された柔軟剤は、給水弁10から供給される水とともに注水ケース12内に導入される。そして、注水ケース12内に導入された柔軟剤は、同じく注水ケース12内に導入された水とともに給水ホース14を介して洗浄槽3内に供給される。これにより、柔軟剤タンク16内から洗浄槽3内に柔軟剤が自動的に投入される。なお、柔軟剤用計量ポンプ18は、液体を吸引するものに限られず、例えば、液体を押し出すものであってもよい。
タンク装着部4aにおいて洗剤タンク15が所定の正規取り付け位置に適正に装着された状態では、洗剤タンク15の衣類処理剤送出口15aが洗剤用計量ポンプ17の衣類処理剤流入口17aに接続され、洗剤用計量ポンプ17が洗剤タンク15内の洗剤を吸引可能な装着状態となる。また、タンク装着部4aにおいて柔軟剤タンク16が所定の正規取り付け位置に適正に装着された状態では、柔軟剤タンク16の衣類処理剤送出口16aが柔軟剤用計量ポンプ18の衣類処理剤流入口18aに接続され、柔軟剤用計量ポンプ18が柔軟剤タンク16内の柔軟剤を吸引可能な装着状態となる。
また、注水ケース12内には、図示しない手動投入用ケースが出し入れ可能に収容されている。手動投入用ケース内には、使用者の手動によって洗剤が投入される手動洗剤投入部、および、使用者の手動によって柔軟剤が投入される手動柔軟剤投入部が設けられている。手動洗剤投入部に投入されている洗剤、あるいは、手動柔軟剤投入部に投入されている柔軟剤は、給水弁10から手動投入用経路13bを介して注水ケース12内に注水される水とともに給水ホース14を介して洗浄槽3内に供給される。
以上のように構成される洗濯機1は、図1に例示するように、さらに表示操作パネル40を備えている。表示操作パネル40は、報知処理部の一例であり、この場合、洗濯機1の筐体2の前面の上部、より詳細には、ドア5の上部に設けられている。表示操作パネル40は、例えば液晶ディスプレイを備えており、洗濯機1の運転に関する各種の情報が含まれた各種の画面を表示可能である。また、表示操作パネル40は、洗濯機1の運転に関する各種のエラー情報が含まれた各種の画面を表示可能である。また、表示操作パネル40は、洗濯機1の運転に関する各種の操作を受け付けるための操作キー、いわゆるタッチキーが含まれた各種の画面を表示する。使用者は、表示操作パネル40が表示する画面に含まれる各種の操作キーをタッチ操作することにより、洗濯機1の運転に関する各種の操作を行うことができる。
なお、表示操作パネル40を構成するタッチパネルとしては、例えば、使用者の手指が触れた際に発生する静電容量の変化をセンサで感知する静電容量方式のタッチパネルを適用することができる。また、表示操作パネル40を構成するタッチパネルとしては、静電容量方式のタッチパネルに限らず、例えば、抵抗膜方式のタッチパネルなどの各種の方式のタッチパネルを適用することができる。また、表示操作パネル40は、液晶ディスプレイにより構成されるものに限られず、例えば、有機ELディスプレイなどの各種の表示装置を適用することができる。
図3に例示するように、表示操作パネル40への各種の画面の表示は、制御装置50によって制御される。制御装置50は、制御部の一例である。制御装置50は、例えば、マイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムや各種の設定情報に基づいて洗濯機1の動作全般を制御する。なお、制御装置50には、表示操作パネル40だけでなく、例えば、上述した給水弁10、洗剤用計量ポンプ17、柔軟剤用計量ポンプ18、図示しない排水弁、図示しないドラム回転モータなどの各種の駆動系の構成要素が接続されている。
以上に説明した洗濯機1は、上述した通り、タンク装着部4aに装着されたタンク15,16内の衣類処理剤を洗浄槽3内に自動的に投入する自動投入機能を備えた衣類処理装置となっている。そして、この種の衣類処理装置においては、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されていないと、洗浄槽3内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が行われてしまうことが懸念される。そこで、本実施形態に係る洗濯機1においては、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されていることを極力簡素な構成により検知するための創意工夫が施されている。以下、この点について詳細に説明する。
図4に例示するように、タンク装着部4aは、上面が開放した矩形箱状をなしている。タンク装着部4aの上面開口には、当該上面開口を開閉する図示しない蓋が回動可能に設けられている。また、タンク装着部4aの外側には、金属検知部100が設けられている。この場合、金属検知部100は、タンク装着部4aの底面の外側に設けられている。金属検知部100は、例えば、金属が近接することに伴いインダクタンスが変化する周知の近接センサなどで構成することができる。また、金属検知部100は、タンク装着部4aに装着可能なタンク15,16の数に応じて複数、この場合、2つが設けられている。
一方、タンク15,16は、何れも矩形の容器状をなしている。そして、タンク15,16の表面には、金属部200が設けられている。金属部200は、例えば、タンク15,16の表面に金属材料をメッキ処理したり、シート状あるいは板状の金属片を貼り付けたりすることにより実現することができる。また、金属部200は、タンク15,16の表面のうち所定部位に設けられるものであり、この場合、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されたとき、つまり、洗剤用計量ポンプ17が洗剤タンク15内の洗剤を吸引可能な装着状態となったとき、柔軟剤用計量ポンプ18が柔軟剤タンク16内の柔軟剤を吸引可能な装着状態となったとき、に金属検知部100に対向する部位に設けられている。そのため、金属検知部100は、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されたときに、近接したタンク15,16の金属部200を検知可能となっている。
また、本実施形態に係る洗濯機1においては、制御装置50は、金属検知部100によって金属部200が検知されない場合には、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されていないことを示すエラーメッセージを表示操作パネル40に表示するように構成されている。なお、制御装置50は、金属検知部100によって金属部200が検知されない場合には、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されていないことを示すエラー音声や警告音を図示しないスピーカなどから出力するように構成してもよい。
また、図5に例示するように、制御装置50は、洗濯機1の電源がオンされると、金属検知部100による金属部200の検知処理を所定の行程が終了するまで継続するように構成されている。即ち、制御装置50は、洗濯機1の電源がオンされると、金属検知部100を動作させて、金属部200が検知されたか否かを監視する処理を実行する。そして、制御装置50は、この監視処理を、所定の行程が終了するまで継続する。この場合、制御装置50は、洗剤タンク15の金属部200を検知するための金属検知部100による検知処理については、洗浄槽3内の衣類を洗う周知の洗い行程が終了するまで継続するように構成されている。また、制御装置50は、柔軟剤タンク16の金属部200を検知するための金属検知部100による検知処理については、洗浄槽3内の衣類をすすぐ周知のすすぎ行程が終了するまで継続するように構成されている。
以上に例示した洗濯機1によれば、タンク装着部4aの外側に設けられた金属検知部100は、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されたときに、タンク15,16の金属部200を検知するように構成した。この構成によれば、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されているか否かを、金属検知部100による検知結果に基づき精度良く判定することができ、洗浄槽3内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が行われてしまうことを確実に回避することができる。また、金属部200と金属検知部100からなる検知機構によれば、例えばマグネット、ホールIC、リードスイッチなどからなる検知機構に比べ、その構成を複雑化することなく簡素な構成とすることができ、限りのある洗濯機1の筐体2内のスペースを有効に活用することができる。
また、洗濯機1によれば、金属検知部100によって金属部200が検知されない場合には報知処理を実行するように構成されている。この構成によれば、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されていないことを使用者に伝達しやすくすることができ、洗浄槽3内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が行われてしまうことを一層確実に回避することができる。
また、洗濯機1によれば、金属検知部100による金属部200の検知処理を所定の行程が終了するまで継続するように構成されている。この構成によれば、運転開始から所定の行程が終了するまでの間に仮にタンク15,16が取り外された場合であっても、そのことを検知することができる。よって、洗浄槽3内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が続行されてしまうことを回避することができる。
また、洗濯機1によれば、金属部200をタンク15,16の表面のうち所定部位に設けるようにした。この構成によれば、金属部200を構成する金属材料の使用量を必要最小限に抑えることができる。また、洗濯機1によれば、金属部200を設ける所定部位を、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されたときに金属検知部100に対向する部位とした。この構成によれば、金属部200の大きさを必要最小限に抑えたとしても、タンク装着部4aにタンク15,16が適正に装着されたか否かを確実に検知することができる。
なお、本実施形態は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や拡張を行うことができる。
即ち、タンク15,16の表面及び内部において金属部200を設ける部位は、適宜変更して実施することができる。例えば、図6に例示するように、金属部200は、タンク15,16の下部の全体に設けてもよい。また、図7や図8に例示するように、金属部200は、タンク15,16の角部に設けてもよい。この構成によれば、金属部200を、タンク15,16の角部の保護部材としても兼用することができる。また、詳しい図示は省略するが、金属部200は、タンク15,16の側面や上面などに設けてもよい。
また、図9に例示するように、タンク15,16は、タンク装着部4aに対し衣類処理剤送出口15a,16a側から上下方向に回動するようにして嵌め込まれる。そのため、金属部200は、タンク15,16の表面のうち衣類処理剤送出口15a,16aとは反対側の部位、つまり、タンク装着部4a内に極力最後に嵌め込まれる部位に設けるようにしてもよい。また、図示は省略するが、タンク15,16の外郭を構成するケース自体を金属製としてもよい。即ち、タンク15,16の表面の全体を金属部200として構成してもよい。
また、図10に例示するように、金属部200は、タンク15,16の外郭を構成するケースの壁部内に内包、換言すれば、埋め込む構成としてもよい。この構成によれば、金属検知部100による金属部200の検知を可能としつつも、金属部200を保護することができ、金属部200が損傷したり、錆びたり、汚れたりしてしまうことを回避することができる。
また、洗剤タンク15と柔軟剤タンク16とで、金属部200を設ける位置を異ならせるようにしてもよい。また、洗剤タンク15と柔軟剤タンク16とで、金属部200を構成する金属材料の種類を異ならせるようにしてもよい。また、洗剤タンク15と柔軟剤タンク16とで、金属部200の大きさや形状などを異ならせるようにしてもよい。また、タンク15,16に設けられている金属部200の位置、大きさ、形状などに応じて、タンク装着部4a側における金属検知部100の位置も適宜変更して実施することができる。よって、金属検知部100は、例えば、タンク装着部4aの側面に設けてもよいし、タンク装着部4aの上面開口を開閉する図示しない蓋に設けてもよい。
また、制御装置50は、自動投入部11による衣類処理剤の自動投入処理の設定が無効に設定されている場合、つまり、自動投入部11による衣類処理剤の自動投入を行わない設定となっている場合には、金属検知部100によって金属部200が検知されない場合であっても報知処理を実行しないように構成するとよい。また、制御装置50は、通信機能を有するのであれば、金属検知部100によって金属部200が検知されない場合に、その情報を外部の情報端末に送信するように構成してもよい。この構成によれば、外部の情報端末から洗濯機1に対し運転の中止を入力することができ、洗浄槽3内に衣類処理剤が適切に投入されないまま運転が行われてしまうことを外出先からでも抑止することができる。
また、タンクは、洗剤を貯留する洗剤タンク15や柔軟剤タンク16に限られるものではなく、例えば、消臭剤を貯留する消臭剤タンク、除菌剤を貯留する除菌剤タンクなど、衣類に何らかの処理を施す種々の処理剤を貯留するタンクであれば種々の種類のタンクを適宜採用することができる。また、給水部4に備えられるタンクの数は、2つに限られるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上の複数であってもよい。また、給水部4に備えられる複数のタンクは、同じ種類の処理剤を貯留するタンクであってもよいし、異なる種類の処理剤を貯留するタンクであってもよい。また、ポンプは、液体を吸引するものに限られず、例えば、液体を押し出すものであってもよい。
また、本実施形態は、回転槽の回転中心軸が鉛直方向に延びる、いわゆる縦軸型の洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有する洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有しない洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、例えば、衣類の消臭、脱臭、除菌など、衣類に対して何らかの処理を施す装置であれば、種々の衣類処理装置に適用することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機(衣類処理装置)、3は洗浄槽(衣類処理槽)、4aはタンク装着部、11は自動投入部、15は洗剤タンク(タンク)、16は柔軟剤タンク(タンク)、40は表示操作パネル(報知処理部)、100は金属検知部、200は金属部を示す。
Claims (5)
- 衣類を収容する衣類処理槽と、
衣類を処理する衣類処理剤を貯留するタンクと、
前記タンクが装着されるタンク装着部と、
前記タンク装着部に装着された前記タンク内の衣類処理剤を前記衣類処理槽内に自動的に投入する自動投入部と、
前記タンクに設けられる金属部と、
前記タンク装着部の外側に設けられ、前記金属部を検知する金属検知部と、
を備える衣類処理装置。 - 前記金属検知部によって前記金属部が検知されない場合に報知処理を実行する報知処理部をさらに備える請求項1に記載の衣類処理装置。
- 前記金属検知部による前記金属部の検知処理を所定の行程が終了するまで継続する請求項1または2に記載の衣類処理装置。
- 前記金属部は、前記タンクの表面のうち所定部位に設けられている請求項1から3の何れか1項に記載の衣類処理装置。
- 前記所定部位は、前記タンク装着部に前記タンクが適正に装着されたときに前記金属検知部に対向する部位である請求項4に記載の衣類処理装置。
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Cited By (1)
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2019
- 2019-10-31 JP JP2019198672A patent/JP2021069734A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2023098601A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | アイリスオーヤマ株式会社 | 洗濯機 |
JP2023098602A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | アイリスオーヤマ株式会社 | 洗濯機 |
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