JP2001149164A - リラックス装置 - Google Patents

リラックス装置

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JP2001149164A
JP2001149164A JP33876099A JP33876099A JP2001149164A JP 2001149164 A JP2001149164 A JP 2001149164A JP 33876099 A JP33876099 A JP 33876099A JP 33876099 A JP33876099 A JP 33876099A JP 2001149164 A JP2001149164 A JP 2001149164A
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motor
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chair
body supporting
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JP33876099A
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English (en)
Inventor
Shosuke Akisada
昭輔 秋定
Nobuo Iwai
伸夫 岩井
Hiroki Yoda
裕希 依田
Takayoshi Tanizawa
孝欣 谷澤
Masahide Shiratani
真英 白谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者を支持する人体支持手段の揺動速度を可
変できるリラックス装置を提供する。 【解決手段】背もたれ部3aおよび座部3bを有する椅
子3を備え、この椅子3を駆動手段により駆動させるよ
うに構成されている。椅子3が人体支持手段を構成して
いる。駆動手段は、基台1と、基台1にそれぞれ一端部
が軸支され各他端部が椅子3の座部3b下のベース部5
の下部に軸支されたリンク2,2と、基台1に設置され
たモータ12と、モータ12の駆動装置6と、モータ1
2の動力を椅子3へ伝えて椅子3を揺動させるクランク
機構よりなる動力伝達機構4と、動力伝達機構4とベー
ス部5とを連結するロッド52とで構成されている。駆
動装置6は、椅子3が往復移動する間に椅子3の揺動速
度を可変させる制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揺動によってリラ
ックス効果を得るリラックス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、揺りかごやロッキングチェア
のように、揺動させることによって使用者のリラックス
効果を得るリラックス装置が広く知られている。また、
実公昭48−29644号公報には、前後に揺動可能と
した椅子が開示されている。この公報に開示された椅子
は、肘掛兼用の脚の肘掛部に枢着されて吊り下げられた
リンクにより椅子本体が支持されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、揺動につい
ては、周波数を1/fゆらぎとすることにより、高いリ
ラックス効果を得られることが知られている。しかしな
がら、上述の従来のリラックス装置においては、椅子を
自動的に揺動させるための駆動手段を備えておらず、揺
動の際には、使用者自身、若しくは補助を行う者が手足
を用いて揺動させなければならなかったので、1/fゆ
らぎのような揺動をさせることはできなかった。また、
上述の従来のリラックス装置においては、揺動開始から
の時間経過に応じて揺動の振幅が減少していくので、使
用者がスムーズに入眠できるように揺動を継続させるこ
とが難しかった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、使用者を支持する人体支持手段の揺
動速度を可変できるリラックス装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、人体を支持する人体支持手段
と、人体支持手段を揺動可能とする駆動手段と、駆動手
段を制御し人体支持手段が往復移動する間に揺動速度を
可変させる制御手段とを備えることを特徴とするもので
あり、人体支持手段が往復移動する間の揺動速度を可変
することができるので、例えば1/fゆらぎで揺動させ
ることが可能になり、使用者に快い感じを与えることが
でき、リラックス効果を高めることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、駆動手段は、基台と、基台に軸支され基台と人体支
持手段とを連結するリンクと、DCブラシレスモータ
と、複数のスイッチング素子を含みDCブラシレスモー
タを駆動するモータ駆動回路と、DCブラシレスモータ
のロータの磁極を検出する磁気検出手段とを備え、制御
手段は、磁気検出手段の出力に基づいてモータ駆動回路
のスイッチング素子をPWM制御するので、DCブラシ
レスモータを用いていることによりモータの長寿命化を
図ることができ、制御手段が磁気検出手段の出力に基づ
いてモータ駆動回路のスイッチング素子をPWM制御す
ることにより、DCブラシレスモータの回転速度を減速
させることができ、望ましい揺動を得ることができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、制御手段は、DCブラシレスモータの駆動周波数を
任意の周波数に制御するので、揺動開始からの時間経過
に応じて揺動の振幅や揺動速度を変化させることが可能
であり、使用者をスムーズに入眠させるような動作パタ
ーンを実現できるようになる。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、制御手段は、DCブラシレスモータの駆動周波数を
制御することでDCブラシレスモータの位置制御を行う
ので、1/fゆらぎのような揺動が可能となる。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、DCブラシレスモータのロータと同期して回転し位
置情報を有する位置検知板と、位置検知板の位置情報を
検出する位置情報検出手段とを備え、制御手段は、位置
情報検出手段の出力に基づいてモータ駆動回路を制御し
てDCブラシレスモータの位置制御を行うので、あらか
じめ時間と位置情報との関係を制御手段に記憶させてお
くことにより、1/fゆらぎのような揺動が可能とな
る。
【0010】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記位置情報が位置検知板に形成された複数のスリ
ットであって、制御手段は、位置検出手段によるスリッ
トの検出回数に基づいてモータ駆動回路を制御すること
を特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、前記位置情報がロータの回転方向に沿って形成され
隣り合うスリット同士の長さが異なる複数のスリットで
あって、制御手段は、位置検出手段により検出したスリ
ットの長さに基づいてモータ駆動回路を制御することを
特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、駆動手段は、基台と、基台に軸支され基台と人体支
持手段とを連結するリンクと、モータと、モータを駆動
するモータ駆動回路と、モータの回転速度を減速させる
減速回路とを備え、制御手段は、減速回路を制御するこ
とにより人体支持手段の揺動速度を変化させるので、滑
らかな揺動動作を実現して高いリラックス効果を得るこ
とが可能になる。
【0013】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、人体支持手段に使用者の体重に関する情報を検知す
る人体検知センサを設け、制御手段は、人体検知センサ
の検知出力に基づいて減速回路を制御するので、使用者
の体重にかかわらず人体支持手段を同じように揺動させ
ることができる。
【0014】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に使用者の体重に関する情報を検知
する人体検知センサを設け、駆動手段は、基台と、基台
に軸支され基台と人体支持手段とを連結するリンクと、
モータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータ
の回転速度を減速させるダンパとを備え、制御手段は、
人体検知センサの検知出力に基づいてダンパを制御する
ことにより人体支持手段の揺動速度を変化させるので、
使用者の体重にかかわらず人体支持手段を同じように揺
動させることができる。
【0015】請求項11の発明は、請求項5の発明にお
いて、位置情報検出手段の出力に基づいてモータの異常
を検知する異常検出手段を備えるので、モータの異常を
検知することができ、事故の発生を未然に防止すること
が可能となる。
【0016】請求項12の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持される使用者に振動刺激を与
える振動手段を備え、振動手段は、使用者のリラックス
感を増進させる誘眠手段として用いられ、制御手段は、
人体支持手段の揺動に合わせて振動手段を振動させるの
で、人体支持手段の揺動と振動刺激との相互作用によ
り、リラックス効果を高めることができる。
【0017】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、音量を可変な音響出力手段を備え、音響出力手段
は、使用者のリラックス感を増進させる誘眠手段として
用いられ、制御手段は、人体支持手段の揺動に合わせて
音響出力手段の音量を変化させるので、人体支持手段の
揺動と音との相互作用により、リラックス効果を高める
ことができる。
【0018】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持される使用者に振動刺激を与
える振動手段を備え、振動手段は、使用者をリラックス
した状態から覚醒させる覚醒手段として用いられ、制御
手段は、人体支持手段を揺動させている期間の途中から
振動手段による振動刺激を次第に大きくさせるので、使
用者をリラックスさせた状態から人に心地よい振動刺激
で覚醒させることが可能になる。
【0019】請求項15の発明は、請求項1の発明にお
いて、音量を可変な音響出力手段を備え、音響出力手段
は、使用者をリラックスした状態から覚醒させる覚醒手
段として用いられ、制御手段は、人体支持手段を揺動さ
せている期間の途中から音響出力手段の音量を次第に大
きくさせるので、使用者をリラックスさせた状態から人
に心地よい音刺激で覚醒させることが可能になる。
【0020】請求項16の発明は、請求項1の発明にお
いて、光量および照射方向それぞれを調節可能な光源装
置を備え、人体支持手段が背もたれ部を有する椅子であ
って、背もたれ部に人体支持手段に支持された人体を検
知するセンサを設け、制御手段は、センサの出力に基づ
いて使用者の顔面の位置を検出して光源装置の照射角度
を調節させ、人体支持手段を揺動させている期間の途中
から使用者の顔面に照射する光源装置の光量を次第に多
くさせるので、使用者をリラックスさせた状態から人に
心地よい光刺激で覚醒させることが可能になる。
【0021】請求項17の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段が座部に対してリクライニング自在
な背もたれ部を有する椅子であって、制御手段は、人体
支持手段の揺動期間中に背もたれ部をリクライニングさ
せた状態に維持し揺動終了時に背もたれ部を元の状態に
復帰させるので、揺動期間中のリラックス効果を高める
ことができ、揺動終了時に背もたれ部が元の状態に復帰
することで、使用者をリラックスさせた状態から覚醒さ
せることが可能となる。
【0022】請求項18の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持された人体を検知する人体検
知センサを設け、制御手段は、人体検知センサによる検
知出力がないときには人体支持手段の揺動を禁止するの
で、使用者が人体支持手段に支持されていないにもかか
わらず人体支持手段が揺動することを防止でき、安全性
を高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のリラ
ックス装置は、図1に示すように、背もたれ部3aおよ
び座部3bを有する椅子3を備え、この椅子3を駆動手
段により駆動させるように構成されている。ここに、椅
子3が人体支持手段を構成している。
【0024】駆動手段は、基台1と、基台1にそれぞれ
一端部が軸支され各他端部が椅子3の座部3b下のベー
ス部5の下部に軸支されたリンク2,2と、基台1に設
置されたモータ12と、モータ12の駆動装置6と、モ
ータ12の動力を椅子3へ伝えて椅子3を揺動させるク
ランク機構よりなる動力伝達機構4と、動力伝達機構4
とベース部5とを連結するロッド52とで構成されてい
る。したがって、モータ12を回転させると動力伝達機
構4にロッド52を介して連結された椅子3が揺動す
る。要するに、椅子3はリンク2,2を介して基台1に
揺動自在に支持されている。なお、動力伝達機構4とし
ては、クランク機構の代わりに、カム機構や送りねじ機
構などを用いてもよい。
【0025】本実施形態では、モータ12としてDCブ
ラシレスモータを用いている。駆動装置6は、図2に示
すように、モータ12を駆動するモータ駆動回路11
と、モータ12のロータの磁極を検出する磁気検出手段
たるホール素子13と、ホール素子13の出力信号を信
号処理する信号処理回路14と、信号処理回路14の出
力信号に基づいてモータ駆動回路11を制御する制御手
段である制御装置10とを備えている。ここに、制御装
置10は、マイクロコンピュータにより構成されてい
る。
【0026】ところで、ホール素子13は4端子素子で
あって、信号処理回路14は、図3に示すように、ホー
ル素子13の2つの出力端がそれぞれ抵抗R1,R2を
介してオペアンプIC1の反転入力端子,非反転入力端
子に接続されている。なお、ホール素子13の入力端間
には一定電流が流れるようになっている。
【0027】オペアンプIC1は、反転入力端子と非反
転入力端子との間にコンデンサC1が接続され、出力端
子がシュミットトリガNAND素子IC2の入力端子に
接続されている。なお、シュミットトリガNAND素子
IC2の出力信号は制御装置10にも入力される。
【0028】シュミットトリガNAND素子IC2の出
力端子はexciusive NOR素子IC3(以下、EX−
NOR素子IC3と略称する)の一方の入力端子に接続
されている。また、EX−NOR素子IC3の他方の入
力端子とNAND素子IC2の出力端子との間には、抵
抗R3,R4,C2で構成された積分回路が挿入されて
いる。したがって、オペアンプIC1の出力信号が図4
(a)に示すような波形とすると、NAND素子IC2
の出力信号SAが図4(b)に示すような波形となり、
EX−NOR素子IC3の上記他方の入力端子に入力さ
れる信号SBは図4(c)に示すように時間送れがある
(この送れ時間をτとする)ので、EX−NOR素子I
C3の出力信号SCは図4(d)に示すようになる。こ
のため、制御装置10には、オペアンプIC3の出力信
号の立ち上がりおよび立ち下がりそれぞれに同期して送
れ時間τの間だけLレベルになる信号が入力されること
になる。
【0029】制御装置10は、上述のようにNAND素
子IC2の出力信号とEX−NOR素子IC3の出力信
号とが入力されるようになっている。ところで、上記信
号処理回路14は各ホール素子13ごとに設けてあり、
以下では各信号処理回路14のEX−NOR素子IC3
の出力信号をそれぞれホール素子信号HA,HB,HC
として説明する。制御装置10は、内部のカウンタを利
用してホール素子信号HA,HB,HCが変化した時間
間隔を測定し、モータ12の回転速度を演算する。とこ
ろで、モータ12には3個のホール素子13が等間隔で
設けてあって、制御装置10は、ホール素子信号HA,
HB,HCが変化した時、他のホール素子信号HA,H
B,HCの状態に基づいてモータ12の回転方向を検出
するようになっている。
【0030】モータ駆動回路11は、図5に示すよう
に、MOSFETよりなる一対のスイッチング素子Q
1,Q4が直列接続された第1の直列回路と、MOSF
ETよりなる一対のスイッチング素子Q2,Q5が直列
接続された第2の直列回路と、MOSFETよりなる一
対のスイッチング素子Q3,Q6が直列接続された第3
の直列回路とを備え、各直列回路が、直流電源Eに並列
接続されている。また、各スイッチング素子Q1〜Q6
にはそれぞれ回生用のダイオードD1〜D6が逆並列に
接続されている。このモータ駆動回路11では、第1の
直列回路の両スイッチング素子Q1,Q4の接続点と、
第2の直列回路の両スイッチング素子Q2,Q5の接続
点と、第3の直列回路の両スイッチング素子Q3,Q6
の接続点とをそれぞれモータ12の各入力相に接続して
いる。各スイッチング素子Q1〜Q6は、制御装置10
から各スイッチング素子Q1〜Q6それぞれへの制御信
号によりオンオフされるが、各アームのハイサイド側の
スイッチング素子Q1〜Q3は、モータ電流の相切替の
ためにオンオフされ、各アームのローサイド側のスイッ
チング素子Q4〜Q6は、モータ電流の相切替およびP
WM制御のためにオンオフされる。
【0031】各ホール素子13のホール素子信号HA,
HB,HC、各スイッチング素子Q1〜Q6のオンオフ
を図6に示す。ここに、各アームそれぞれのローサイド
側のスイッチング素子Q4〜Q6は、直列接続されたハ
イサイド側のスイッチング素子Q1〜Q3がオフの期間
にスイッチング素子Q1〜Q3に比べて高周波でオンオ
フされる。また、制御装置10は、ローサイド側のスイ
ッチング素子Q4〜Q6それぞれの制御信号をモータ1
2の加速時とモータ12の減速時とで変化させるように
なっている。すなわち、モータ12の加速時にはスイッ
チング素子Q4〜Q6の制御信号のパルス幅およびデュ
ーティ比を図7(a)に示すように、図7(b)に示す
モータ12の減速時のパルス幅およびデューティ比に比
べて相対的に大きくしている。要するに、本実施形態で
は、制御装置10にモータ12の位置制御若しくは速度
制御を行わせることにより、椅子3が往復移動する間
(揺動の1周期中)に揺動速度を可変することができる
ので、例えば1/fゆらぎで揺動させることが可能にな
り、使用者に快い感じを与えることができ、リラックス
効果を高めることができる。
【0032】ところで、椅子3に使用者が座った状態で
椅子3が揺動する際、椅子3が上昇する時と下降する時
とでモータ12にかかる負荷が異なり、椅子3の下降時
においては椅子3の上昇時に比べてモータ12が所定の
速度から加速されるように力が働くが、本実施形態で
は、椅子3の下降時において、制御装置10が、図7
(b)に示すようにパルス幅およびデューティ比を相対
的に小さくするような制御信号をモータ駆動回路11の
スイッチング素子Q4〜Q6へ与えるので、椅子3の下
降時の加速を抑制することができ、より滑らかな揺動感
が得られる。
【0033】(実施形態2)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図8に示すように、制御装
置10が、モータ12の速度を検出する速度検出手段1
5の出力に基づいてモータ駆動回路11を制御する点に
特徴がある。なお、実施形態1と同様の構成要素には同
一の符号を付して説明を省略する。
【0034】本実施形態においては、DCブラシレスモ
ータよりなるモータ12の回転速度を速度検出手段15
により検出し、速度検出手段15の出力を制御装置10
にフィードバックし、制御装置10が速度検出手段15
の出力に基づいてモータ駆動回路11を制御することで
モータ12を任意の周波数に制御できる。なお、本実施
形態においては、実施形態1で説明したホール素子13
が速度検出手段を構成している。
【0035】しかして、本実施形態では、モータ12を
任意の周波数で制御することができるので、1/fゆら
ぎで揺動させることが可能になり、また、揺動開始から
の時間経過に応じて揺動の振幅、揺動速度を変化させる
ことが可能となり、使用者が入眠しやすい椅子3の動作
パターンを実現可能になる。
【0036】なお、本実施形態では、速度検出手段15
としてモータ12の回転速度を検出するものを用いてい
るが、リンク2などの揺動する部材の速度を検出するも
のを用いてもよい。
【0037】(実施形態3)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図9に示すように、制御装
置10が、モータ12の回転数を検出する回転数検出手
段18の出力に基づいてモータ駆動回路11を制御する
点に特徴がある。ここに、制御装置10は、モータ12
の回転数をカウントすることにより、椅子3がどの位置
を揺動しているか認識できるようになっている。なお、
実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0038】ところで、制御装置10は、上述の図4
(d)の信号の立ち上がりまたは立下りを検知すること
により、モータ12の回転数を検知できるので、モータ
12の回転数を位置情報として、揺動開始からの時間と
位置情報との関係をあらかじめ制御装置10に記憶させ
ておけば、椅子3を1/fゆらぎで揺動させることが可
能になり、また、時間経過に応じて椅子3の揺動の振幅
や揺動速度を変化させることが可能となり、使用者が入
眠しやすい椅子3の動作パターンを実現可能となる。
【0039】なお、本実施形態では、制御装置10がモ
ータ12の回転数に基づいてモータ駆動回路11を制御
するようにしてあるが、揺動機構の回転数に基づいてモ
ータ駆動回路11を制御するようにしてもよい。
【0040】(実施形態4)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図10に示すように、モー
タ12の回転位置を検出する回転位置検出手段30を設
け、制御装置10が回転位置検出手段30の出力に基づ
いてモータ12の回転位置を検知するようになっている
点に特徴がある。
【0041】回転位置検出手段30は、図11に示すよ
うに、モータ12の回転軸に固着されモータ12のロー
タと同期して回転する円形状の位置検知板30aと、後
述の光センサ30cとを備えている。
【0042】位置検知板30aの周部には、周方向に沿
って等間隔で複数のスリット30bが形成されている。
ここに、スリット30bが位置検知板30aに形成され
た位置情報を構成している。一方、光センサ30cは、
フォトインタラプタの発光素子と受光素子とを位置検知
板30aを挟む形で配設しておくことで、位置検知板3
0aのスリット30bを通った光を受光素子にて検知す
るようになっている。ここに、位置検知板30aの周方
向における各スリット30bの幅寸法は同じ寸法に設定
されているので、制御装置10は、光センサ30cの受
光素子にて光を検知した回数をカウントすることにより
モータ12の回転位置を検出することができる。
【0043】しかして、本実施形態では、揺動開始から
の時間と位置情報との関係をあらかじめ制御装置10に
記憶させておけば、椅子3を1/fゆらぎで揺動させる
ことが可能になり、また、時間経過に応じて椅子3の揺
動の振幅や揺動速度を変化させることが可能となり、使
用者が入眠しやすい椅子3の動作パターンを実現可能と
なる。
【0044】なお、本実施形態では、位置検知板30a
を円形状に形成してあるが、位置検知板30aの形状は
円形に限定されるものではない。
【0045】(実施形態5)本実施形態の基本構成は実
施形態4と略同じであって、図11に示すように、回転
位置検出手段30にてモータ12の回転位置を検出する
代わりに、回転位置検出手段30にてリンク2の回転位
置を検出するようにした点に特徴があり、本実施形態で
は位置検知板30aをリンク2の回転軸に固着してあ
る。なお、実施形態4と同様の構成要素には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0046】しかして、本実施形態では、揺動開始から
の時間とリンク2に関する位置情報との関係をあらかじ
め制御装置10に記憶させておけば、椅子3を1/fゆ
らぎで揺動させることが可能になり、また、時間経過に
応じて椅子3の揺動の振幅や揺動速度を変化させること
が可能となり、使用者が入眠しやすい椅子3の動作パタ
ーンを実現可能となる。
【0047】なお、本実施形態では、位置検知板30a
を円形状に形成してあるが、位置検知板30aの形状は
円形に限定されるものではない。
【0048】(実施形態6)本実施形態の基本構成は実
施形態4と略同じであって、モータ12の回転軸に固着
する位置検知板30aの周部に設けるスリット30bの
円周方向における幅(長さ)を、図13に示すように隣
り合うスリット30bで異なるように設定している点に
特徴がある。具体的には、周方向において中央に位置す
るスリット30bの幅が最も大きく、該中央に位置する
スリット30bからの距離が遠いスリット30bほど幅
が小さくなっている。なお、実施形態4と同様の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0049】本実施形態では、位置検知板30aの周方
向におけるスリット30bの幅(長さ)の情報を予め制
御装置10に記憶させておくことで、制御装置10は、
実施形態4で説明した光センサ30cの検知出力に基づ
いて、揺動しているリンク2や椅子3の位置を認識する
ことが可能となる。なお、図14に示すように、スリッ
ト30bの形態がそれぞれ異なる位置検知板30a.3
0a’を有する2つの回転位置検出手段30,30’を
設けて、制御装置10が2つの回転位置検出手段30,
30’のうちの1つを選択して利用できるようにしてお
けば、様々な揺動パターンが実現可能となる。ここに、
図14に示した例では、2つの回転位置検出手段30,
30’を設けてあるが、3つ以上設けてもよい。
【0050】しかして、本実施形態では、揺動開始から
の時間と位置情報との関係をあらかじめ制御装置10に
記憶させておけば、椅子3を1/fゆらぎで揺動させる
ことが可能になり、また、時間経過に応じて椅子3の揺
動の振幅や揺動速度を変化させることが可能となり、使
用者が入眠しやすい椅子3の動作パターンを実現可能と
なる。
【0051】なお、本実施形態では、位置検知板30a
を円形状に形成してあるが、位置検知板30aの形状は
円形に限定されるものではない。また、回転位置検出手
段30を実施形態5と同様に、リンク2の回転軸に固着
するようにしてもよいし、動力伝達機構4のギアの回転
軸に固着するようにしてもよい。
【0052】(実施形態7)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであり、図15に示すように、モータ
駆動回路11とモータ12の間にモータ12の回転速度
を減速させる減速回路11bを備えている点に特徴があ
る。ここに、減速回路11bは、図16に示す3つのフ
ォトカプラPC1〜PC3、各フォトカプラPC1〜P
C3それぞれのフォトトランジスタPTr1〜PTr3
に直列接続された抵抗R11〜R13などにより構成さ
れている。各フォトカプラPC1〜PC3それぞれのフ
ォトトランジスタPTr1〜PTr3と各抵抗R11〜
R13との直列回路は、それぞれ異なる相間に接続され
ており、各フォトカプラPC1〜PC3それぞれの発光
ダイオードLE1〜LE3は制御装置10により発光・
消灯が制御されるようになっている。なお、実施形態1
と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0053】本実施形態においても、制御装置10は、
モータ12の回転時には3個のホール素子13の出力信
号HA,HB,HCに基づいて各スイッチング素子Q1
〜Q6のオンオフを上述の図6のように制御してモータ
電流相を変えることでモータ12を回転させている点は
同じである。
【0054】減速回路11bは、モータ12に電流が流
れる時にモータコイルに並列に抵抗R11〜R13のい
ずれかを入れることでモータ12に流れる電流を低減す
る回路である。例えば、直流電源E−スイッチング素子
Q1−モータ12−スイッチング素子Q5−直流電源E
の経路で電流が流れる時に、制御装置10からの信号に
より発光素子LE1を発光させてフォトカプラPC1を
オンさせると、第1の直列回路を構成する2つのスイッ
チング素子Q1,Q4の接続点と第2の直列回路を構成
する2つのスイッチング素子Q2,Q5の接続点との間
に抵抗R11が電気的に接続されるので、モータ電流が
減少してモータ12の回転速度が減速される(ブレーキ
がかかる)。ただし、モータ12を逆回転させる時に
は、抵抗R11〜R13には電流は流れない(例えば、
直流電源E−スイッチング素子Q2−モータM−スイッ
チング素子Q4−直流電源Eの経路で電流が流れる時に
は抵抗R11には電流は流れない)。
【0055】ところで、椅子3に使用者が座った状態で
椅子3が揺動する際、椅子3が上昇する時と下降する時
とでモータ12にかかる負荷が異なり、椅子3の下降時
においては椅子3の上昇時に比べてモータ12が所定の
速度から加速されるように力が働くが、本実施形態で
は、椅子3の下降時において、制御装置10が、減速回
路11bを働かせるように動作するので、椅子3の下降
時の加速を抑制することができ、より滑らかな揺動感が
得られる。
【0056】(実施形態8)ところで、実施形態7のリ
ラックス装置では、制御装置10が椅子3の下降時にお
いて減速回路11bを働かせるように設定してあるの
で、使用者により滑らかな揺動感を与えることが可能と
なるが、椅子3に座る使用者の体重、体格は様々であ
り、使用者によって椅子3の下降時の加速力も異なるの
で、椅子3をスムーズに揺動できない場合がある。
【0057】本実施形態のリラックス装置は、この種の
不具合を解決するものであり、図17に示すように、椅
子3の座部3bに、椅子3に支持された使用者Uを検知
する圧力センサよりなる人体検知センサ40を設け、制
御装置10が人体検知センサ40の出力信号に基づいて
図18に示す構成の減速回路11bを制御するようにし
た点に特徴がある。なお、実施形態7と同様の構成要素
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0058】本実施形態では、減速回路11bは、図1
8に示す6つのフォトカプラPC1a,PC1b,PC
2a,PC2b,PC3a,PC3b、各フォトカプラ
PC1a,PC1b,PC2a,PC2b,PC3a,
PC3bそれぞれのフォトトランジスタPTr1a,P
Tr1b,PTr2a,PTr2b,PTr3a,PT
r3bに直列接続された抵抗R11a,R11b,R1
2a,R12b,R13a,R13bなどにより構成さ
れている。各フォトカプラPC1a〜PC3bそれぞれ
の発光ダイオードLE1a〜LE3bは制御装置10に
より発光・消灯が制御されるようになっている。なお、
実施形態7と同様の構成要素には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0059】本実施形態においても、制御装置10は、
モータ12の回転時には3個のホール素子13の出力信
号HA,HB,HCに基づいて各スイッチング素子Q1
〜Q6のオンオフを上述の図6のように制御してモータ
電流相を変えることでモータ12を回転させている点は
同じである。
【0060】本実施形態では、制御装置10は、人体検
知センサ40の出力信号に基づいて使用者の体重を演算
し、演算の結果得られた体重に応じてモータ12に接続
する抵抗を変化させるようになっている。例えば、直流
電源E−スイッチング素子Q1−モータ12−スイッチ
ング素子Q5−直流電源Eの経路で電流が流れる時に、
制御装置10は使用者の体重に応じてフォトカプラPC
1aのみをオンさせるか、フォトカプラPC1bのみを
オンさせるか、2つのフォトカプラPC1a,PC1b
のみをオンさせるを選択するようになっている。
【0061】なお、モータ12の相間に挿入するフォト
カプラの数は2個に限定されるものではなく、フォトカ
プラの数を増やすことにより、モータ12の速度を細か
く制御ができることは勿論である。
【0062】(実施形態9)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図19に示すように、モー
タ12の回転軸12aの一端部にプーリ16が設けられ
ベルト17を介してモータ12の回転が伝達され、モー
タ12の回転速度を減速させる減速手段として、モータ
12の回転軸12aの他端部に空気ダンパ20を設けて
いる点に特徴がある。なお、実施形態1と同様の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0063】空気ダンパ20は、ハウジング21内に収
納されており、吸入管25を通して空気導入が行われ排
気管26を通して排気が行われるようになっている。
【0064】本実施形態においては、図20(a),
(b)に示すように、空気ダンパ20へ吸入管25を通
して空気を送るポンプ22、ポンプ22の動作を制御す
る制御回路23、空気ダンパ20内の空気を排気管26
を通して排気するための排気弁(図示せず)、排気弁の
開閉を制御する排気制御部24などが設けられており、
ポンプ制御回路23および排気制御部24は制御装置1
0からの信号によって制御される。
【0065】以下、減速手段の動作について説明する。
【0066】制御装置10は、モータ12を減速させる
場合には、ポンプ制御回路23によりポンプ22を動作
させるとともに排気制御部24により排気弁を閉成させ
るので、空気ダンパ20に空気が送り込まれ、図20
(b)に示すように回転軸12aへ空気ダンパ20によ
り圧力が加えられてモータ12が減速される。一方、減
速の必要がない場合には、排気制御部24を制御して排
気弁を開成させるので、空気ダンパ20内の空気が排気
され、図20(a)に示すように回転軸12aへ空気ダ
ンパ20による圧力が加わわらないようになっている。
【0067】ところで、本実施形態では、実施形態7と
同様、図17に示すように、椅子3の座部3bに、椅子
3に支持された使用者Uを検知する圧力センサよりなる
人体検知センサ40を設けてある。本実施形態における
制御装置10は、人体検知センサ40により検出された
圧力値に応じて、ポンプ制御回路23を制御することで
ポンプ22から送出される空気量を制御しモータ12の
速度を調整でき(減速でき)、椅子3の揺動速度を変化
させることができ、椅子3の下降時の加速を抑制するこ
とができるから、より滑らかな揺動感が得られる。
【0068】(実施形態10)本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じであって、図21に示すように、円
形状の位置検知板30a”と、位置検知板30a”の周
部に形成された円弧状の2つのスリット30b1,30
b2を検知するための光センサ30cと、光センサ30
cの出力に応じて所定の位置検知信号を出力する位置検
知回路33とを備え、制御装置10が位置検知回路33
からの位置検知信号に基づいてモータ駆動回路11を制
御する点に特徴がある。ここにおいて、2つのスリット
30b1,30b2は位置検知板30a”の径方向にお
いて互いに離間し且つ周方向においてずれて形成されて
いる。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0069】位置検知板30a”は、検知板支持部29
の先端に取り付けられ、リンク2の回転軸に取り付けら
れている(図12参照)。なお、位置検知板30a”は
モータ12の回転軸に取り付けてもよい。
【0070】ところで、位置検知板30a”に形成され
ている2つのスリット30b1,30b2は長さが同じ
であるが、内側のスリット30b1と外側のスリット3
0b2とは上述のように位置検知板30a”の周方向に
おける形成位置をずらしてある。
【0071】光センサ30cは、2つのフォトインタラ
プタPC11,PC12(図22参照)を備えており、
一方のフォトインタラプタPC11を位置検知板30
a”の中心に近い側のスリット30b1の検知用に用
い、他方のフォトインタラプタPC12を位置検知板3
0a”の中心から遠い側のスリット30b2の検知用に
用いている。
【0072】したがって、光センサ30cの検知状態に
は、2つのスリット30b1,30b2を同時に検出し
た状態と、内側のスリット30b1のみを検出した状態
と、外側のスリット30b2のみを検出した状態とあ
る。図21は、椅子3が揺動前の規定位置にある時の光
センサ30cと各スリット30b1,30b2との位置
関係を示しており、図21中のA2の範囲では2つのス
リット30b1,30b2を検出することができ、同図
中のA1の範囲では外側のスリット30b2のみを検出
することができ、同図中のA3の範囲では内側のスリッ
ト30b1のみを検出することができる。
【0073】位置検知回路33は、図22に示すよう
に、光センサ1cの各フォトインタラプタPC11,P
C12それぞれの発光ダイオードLE11,LE12が
トランジスタTrのコレクタに接続され、トランジスタ
Trのエミッタに抵抗R14が接続されている。ここ
に、トランジスタTrのベースには、抵抗R01とツェ
ナダイオードZD1のカソードとの接続点が接続されて
いる。また、各フォトインタラプタPC11,PC12
それぞれのフォトトランジスタPTr11,PTr12
のエミッタにはそれぞれ抵抗R15,R16が接続され
ており、フォトトランジスタPTr11と抵抗R15と
の接続点が制御装置10に接続されるとともに、フォト
トランジスタPTr12と抵抗R16との接続点が制御
装置10に接続されている。
【0074】ところで、図21において位置検知板30
a”の外側のスリット30b2は椅子3が最も低い位置
に移動した時にスリット30b2の左側端が検知され、
内側のスリット30b1は椅子3が最も高い位置に移動
した時にスリット30b1の右側端が検知されるように
なっている。
【0075】したがって、制御装置10は位置検出回路
33から入力される2つの信号(フォトトランジスタP
Tr11と抵抗R15との接続点の電位、フォトトラン
ジスタPTr12と抵抗R16との接続点の電位)のレ
ベル(HレベルまたはLレベル)の組み合わせてよって
椅子3が揺動している位置を検知することができる。こ
こに、制御装置10は、位置検出回路33からの各入力
信号が両方ともHレベルである状態からいずれか一方が
Lレベルになると、モータ12の回転方向が反転するよ
うにモータ駆動回路11を制御する。つまり、制御装置
10は、図21における位置検知板30a”の範囲A
2,A3それぞれの範囲内でモータ12の回転方向が反
転するようにモータ駆動回路11を制御する。
【0076】また、本実施形態においては、正常動作
時、位置検出回路33の出力として「H,L」、「H,
H」、「L,H」の3種類の組み合わせしか得られない
ようにスリット30b1,30b2を形成してあるの
で、位置検知板30a”が1回転してしまうような場合
には、位置検出回路33の出力として「L,L」が継続
される期間が発生するので、制御装置10は、位置検出
回路33の出力に基づいて異常が発生したことを判断す
ることができる。このような異常としてはリンク2若し
くは動力伝達機構4の異常な動きなどがある。また、制
御装置10は、モータ駆動回路11へ制御信号を出力し
つづけているにも関わらず、所定時間(椅子3が1往復
する期間、つまり揺動の周期よりも長い時間で設定され
る)連続して位置検出回路33からの入力が変化しない
場合、異常が発生していると判断する。このような異常
としては、動力を伝達するためのベルトの切断や、ベル
トの延びなどによりモータ12の動力が椅子3に伝わら
ない異常などがある。なお、本実施形態では、制御装置
10が、位置検出手段たる位置検知回路33の出力に基
づいてモータ12の異常を検知する異常検出手段を兼ね
ている。
【0077】(実施形態11)本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じであり、図23に示すように、使用
者Uを支持する人体支持手段たる椅子3の背もたれ部3
aおよび脚乗せ部3cそれぞれに振動手段たる振動モー
タ34,34を設けてある点が相違する。なお、実施形
態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省
略する。
【0078】振動モータ34は、制御装置10により制
御される振動モータ駆動回路35によって駆動される。
なお、振動モータ34は、バイブレータという通称で知
られているものである。
【0079】振動モータ駆動回路35は、図24に示す
ように、交流電源Vsの両端間に接続される振動モータ
34とトライアック37との直列回路を備えている。こ
こに、トライアック37の両端間にはコンデンサC51
と抵抗R51との直列回路からなるスナバ回路が並列接
続されている。また、振動モータ駆動回路35は、トラ
イアック37をオンオフするために、抵抗R52,R5
3,R54、フォトカプラ36などを備えている。ここ
において、フォトカプラ36は、受光素子がフォトトラ
イアックにより構成されたいわゆるフォトトライアック
カプラであって、制御装置10の出力端子P6の出力信
号によりオンオフされる。すなわち、制御装置10の出
力端子P6の出力信号によりフォトカプラ36の発光ダ
イオードを発光させると、フォトトライアックがオン
し、トライアック37のゲートがトリガされトライアッ
ク37がオンするので振動モータ34が駆動される。な
お、上記スナバ回路は、トライアック37のdv/dt
を改善するために設けてある。
【0080】ところで、上述のようにモータ12は、制
御装置10からモータ駆動回路11へ与える制御信号の
デューティ比を変化させることで揺動の1往復中(1周
期中)における揺動速度を変化させている。すなわち、
制御装置10は、モータ12の加速時には、図25
(a)の左側半分のように制御信号のパルス幅(つま
り、デューティ比)を徐々に大きくし、モータ12の減
速時には、図25(a)の右側半分のように制御信号の
パルス幅(つまり、デューティ比)を徐々に小さくして
いる。
【0081】本実施形態においては、制御装置10から
振動モータ制御回路35への制御信号と制御装置10か
らモータ制御回路11への制御信号とを同期させている
(制御装置10は、椅子3の揺動に合わせて振動モータ
34を振動させている)ので、椅子3の揺動速度が変化
する際に振動モータ34から椅子3に座っている使用者
Uに伝わる衝撃も変化することになり、使用者Uに心地
よい振動刺激を与えることができ、振動モータ34の振
動と椅子3の揺動との相互作用により、高いリラックス
効果が得られる。なお、本実施形態においては、振動手
段を、使用者Uのリラックス感を増進させる誘眠手段
(使用者Uをうとうとさせる手段)として用いている。
【0082】(実施形態12)本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じであって、図26に示すように、使
用者Uを支持する人体支持手段たる椅子3の背もたれ部
3a内部に音響出力手段たるスピーカSPを配設してあ
る点が相違する。ここにおいて、スピーカSP3の音量
は、制御装置10により制御される音量制御回路18の
出力によって変化する。なお、実施形態1と同様の構成
要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0083】音量制御回路38は、図27に示すよう
に、制御装置10の出力端子P8からの信号に基づいて
音楽信号を出力する音出力集積回路39を備えている。
音出力集積回路39からの音声信号はオペアンプAmで
増幅されてスピーカSPを鳴動させる。スピーカSPの
音量は、オペアンプAmの非反転入力端子の入力電圧に
より決まる。ここに、オペアンプAmの非反転入力端子
は、直列接続された抵抗R10,R20の接続点に接続
されている。図27に示す構成の音量制御回路38にお
いては、制御装置10の出力端子P8の出力がHレベル
となっており、音量を変化させる場合には、制御装置1
0の出力端子P8の出力がHレベルからLレベルに変更
される。出力端子P8の出力がLレベルになると、フォ
トカプラPC10がオンして、抵抗R20に並列に抵抗
R21が入るので、オペアンプAmの非反転入力端子に
入力される電圧が変化し、スピーカSPの音量が変化す
るのである。
【0084】なお、図27中に破線で示すように抵抗R
22,R23などを制御装置10の信号に応じて抵抗R
20に並列に入れることができるようにしておけば、ス
ピーカSPの音量を多様に変化させることができる。な
お、抵抗R20の両端電圧が高くなるとスピーカSPの
音量が高くなり、抵抗R20の両端電圧が低くなるとス
ピーカSPの音量が小さくなる。
【0085】ところで、上述のようにモータ12は、制
御装置10からモータ駆動回路11へ与える制御信号の
デューティ比を変化させることで揺動の1往復中(1周
期中)における揺動速度を変化させている。すなわち、
制御装置10は、モータ12の加速時には、図28
(a)の左側半分のように制御信号のパルス幅(つま
り、デューティ比)を徐々に大きくし、モータ12の減
速時には、図28(a)の右側半分のように制御信号の
パルス幅(つまり、デューティ比)を徐々に小さくして
いる。
【0086】本実施形態においては、制御装置10から
の音量制御回路38への制御信号と制御装置10からモ
ータ制御回路11への制御信号とを同期させている(制
御装置10は、椅子3の揺動に合わせて音量制御回路3
8を制御している)ので、モータ12の加速時には図2
8(b)に示すように抵抗R20の両端電圧が徐々に増
大してスピーカSPの音量も図28(c)に示すように
大きくなり、モータ12の減速時には図28(b)に示
すように抵抗R20の両端電圧が徐々に減少してスピー
カSPの音量も図28(c)に示すように小さくなる。
【0087】しかして、椅子3の揺動速度が変化する際
にスピーカSPの音量も変化するので、椅子3に座って
いる使用者に心地よい音刺激を与えることができ、音と
椅子3の揺動との相互作用により、高いリラックス効果
が得られる。なお、本実施形態においては、音響出力手
段を、使用者Uのリラックス感を増進させる誘眠手段
(使用者Uをうとうとさせる手段)として用いている。
【0088】(実施形態13)本実施形態の基本構成は
実施形態11と同じであり、人体支持手段たる椅子3に
座っている使用者Uをリラックス状態(例えば、うとう
としている状態)から覚醒させる覚醒手段として振動手
段たる振動モータ34を利用している点に特徴がある。
【0089】本実施形態においては、制御装置10は、
椅子3の揺動動作を開始させてから揺動動作を終了させ
るまで、使用者Uがリラックスできるように揺動の1往
復(1周期)の時間を図29(a)に示すように段階的
に長くしているが、揺動動作を終了させる所定時間前か
ら図29(b)に示すようなタイミングで振動モータ3
4を駆動させることで、つまり、使用者Uに伝わる刺激
が次第に大きくなるように振動モータ34を駆動させる
ことで、心地よい振動刺激で使用者をリラックス状態か
ら覚醒させることが可能となる。
【0090】(実施形態14)本実施形態の基本構成は
実施形態12と同じであり、人体支持手段たる椅子3に
座っている使用者Uをリラックス状態から覚醒させる覚
醒手段として、音響出力手段たるスピーカSPを利用し
ている点に特徴がある。
【0091】本実施形態においては、制御装置10は、
椅子3の揺動動作を開始させてから揺動動作を終了させ
るまで、使用者Uがリラックスできるように揺動の1往
復(1周期)の時間を図30(a)に示すように段階的
に長くしているが、揺動動作を終了させる所定時間前か
ら図30(b)に示すようにスピーカSPの音量を徐々
に大きくさせることで、心地よい音刺激で使用者Uをリ
ラックス状態から覚醒させることが可能となる。
【0092】(実施形態15)本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じであり、図31(a)に示すよう
に、使用者Uを支持する人体支持手段たる椅子3の肘掛
部3dの上部に、照射角度および光量それぞれを調整可
能な光源43を設け、使用者Uをリラックス状態から覚
醒させる覚醒手段として上記光源43を用いている点に
特徴がある。ここに、光源43の照射角度は、図31
(b)に示すステッピングモータ42の回転角によって
制御される。ステッピングモータ42は、モータ駆動回
路41により駆動され、このモータ駆動回路41は制御
装置10からの制御信号により制御される。また、光源
43の光量は、調光回路44により調節され、この調光
回路44は制御装置10からの調光信号により制御され
る。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0093】本実施形態においては、椅子3の背もたれ
部3aに複数の圧力センサ43が背もたれ部3aの上下
方向に沿って設置されており、制御装置10が、これら
の圧力センサ43の出力信号により使用者Uの身長を演
算し、さらに椅子3に対する使用者Uの頭部の位置を判
断し、その判断データに基づいてモータ駆動回路41を
制御して光源43の光が使用者の顔に照射されるように
ステッピングモータ42を駆動させる。
【0094】本実施形態においては、制御装置10は、
椅子3の揺動動作を開始させてから揺動動作を終了させ
るまで、使用者Uがリラックスできるように揺動の1往
復(1周期)の時間を図32(a)に示すように段階的
に長くしているが、揺動動作を終了させる所定時間前か
ら図32(b)に示すように使用者の顔へ光を照射する
光源43の光量を徐々に多くすることで、心地よい光刺
激で使用者Uをリラックス状態から覚醒させることが可
能となる。また、光と揺動の相互作用により、高いリラ
ックス効果が得られる。
【0095】(実施形態16)本実施形態の基本構成は
実施形態1と略同じであり、人体支持手段たる椅子3に
リクライニング機構を設け、制御装置10が椅子3をリ
クライニングさせた状態で椅子3を揺動させる点が相違
する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0096】本実施形態においては、上記リクライニン
グ機構が制御装置10からの指示によって動作するよう
に構成されており、制御装置10は、椅子3の揺動を開
始させる前に、椅子3の背もたれ部3aを図33(a)
の状態から後方にリクライニングさせるとともに椅子3
の脚乗せ部3cを上方にリクライニングさせる。したが
って、椅子3は図33(b)に示すようにリクライニン
グした状態で揺動される。そして、椅子3の揺動を終了
させた後は、椅子3の背もたれ部3aおよび脚乗せ部3
cそれぞれを図33(b)の状態から図33(c)に示
すように元の位置に戻るように指示する(復帰させ
る)。なお、図33中において背もたれ部3aおよび脚
乗せ部3cそれぞれの近傍に付した矢印は、背もたれ部
3aおよび脚乗せ部3cそれぞれが傾く向きを示したも
のである。
【0097】本実施形態においては、制御装置10は、
椅子3の揺動動作を開始させてから揺動動作を終了させ
るまで、使用者Uがリラックスできるように揺動の1周
期の時間を図34(a)に示すように段階的に長くして
いるが、揺動動作を開始させる間に図34(b)に示す
タイミングで椅子3をリクライニング動作させ、揺動動
作を終了させてから図34(b)に示すタイミングで椅
子3を元の位置に元の位置に戻すことで使用者Uをリラ
ックス状態から覚醒させることが可能となる。
【0098】(実施形態17)本実施形態のリラックス
装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図35に
示すように、人体支持手段たる椅子3の背もたれ部3a
および座部3bそれぞれに圧力センサよりなる人体検知
センサ40,40を設け、制御装置10が、両人体検知
センサ40,40の検知出力がある状態でスタートを指
示する操作部(スタート釦)が操作された時のみ椅子3
の揺動を開始させるように構成されている。ここに、人
体検知センサ40,40は椅子3に使用者Uが支持され
ているときに検知出力が得られる。
【0099】したがって、椅子3に人(使用者U)が座
っていない状態で不意に操作部が操作された場合に椅子
3が揺動し始めることがないので、安全性を高めること
ができる。
【0100】制御装置10は、2つの人体検知センサ4
0,40の検知出力がなくなると、揺動の停止を指示す
る操作部(停止釦)の操作の有無に関わらず椅子3の揺
動を停止させるので、安全性を高めることができる。要
する、本実施形態では、人体検知センサ40,40によ
る人体検知出力が得られている間のみ椅子3を揺動可能
となっている。言い換えれば、人体検知センサ40,4
0により人体検知出力が得られていないときには椅子3
の揺動を禁止している。また、人体検知センサ40,4
0を座部3bと背もたれ部3aとにそれぞれ設けてある
ので、座部3b上に物が置かれている場合でも背もたれ
部3aに圧力がかかっていなければ、椅子3が揺動され
ることはないので、安全性が高い。
【0101】
【発明の効果】請求項1の発明は、人体を支持する人体
支持手段と、人体支持手段を揺動可能とする駆動手段
と、駆動手段を制御し人体支持手段が往復移動する間に
揺動速度を可変させる制御手段とを備えるものであり、
人体支持手段が往復移動する間の揺動速度を可変するこ
とができるので、例えば1/fゆらぎで揺動させること
が可能になり、使用者に快い感じを与えることができ、
リラックス効果を高めることができるという効果があ
る。
【0102】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、駆動手段は、基台と、基台に軸支され基台と人体支
持手段とを連結するリンクと、DCブラシレスモータ
と、複数のスイッチング素子を含みDCブラシレスモー
タを駆動するモータ駆動回路と、DCブラシレスモータ
のロータの磁極を検出する磁気検出手段とを備え、制御
手段は、磁気検出手段の出力に基づいてモータ駆動回路
のスイッチング素子をPWM制御するので、DCブラシ
レスモータを用いていることによりモータの長寿命化を
図ることができ、制御手段が磁気検出手段の出力に基づ
いてモータ駆動回路のスイッチング素子をPWM制御す
ることにより、DCブラシレスモータの回転速度を減速
させることができ、望ましい揺動を得ることができると
いう効果がある。
【0103】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、制御手段は、DCブラシレスモータの駆動周波数を
任意の周波数に制御するので、揺動開始からの時間経過
に応じて揺動の振幅や揺動速度を変化させることが可能
であり、使用者をスムーズに入眠させるような動作パタ
ーンを実現できるようになるという効果がある。
【0104】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、制御手段は、DCブラシレスモータの駆動周波数を
制御することでDCブラシレスモータの位置制御を行う
ので、1/fゆらぎのような揺動が可能となるという効
果がある。
【0105】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、DCブラシレスモータのロータと同期して回転し位
置情報を有する位置検知板と、位置検知板の位置情報を
検出する位置情報検出手段とを備え、制御手段は、位置
情報検出手段の出力に基づいてモータ駆動回路を制御し
てDCブラシレスモータの位置制御を行うので、あらか
じめ時間と位置情報との関係を制御手段に記憶させてお
くことにより、1/fゆらぎのような揺動が可能となる
という効果がある。
【0106】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、駆動手段は、基台と、基台に軸支され基台と人体支
持手段とを連結するリンクと、モータと、モータを駆動
するモータ駆動回路と、モータの回転速度を減速させる
減速回路とを備え、制御手段は、減速回路を制御するこ
とにより人体支持手段の揺動速度を変化させるので、滑
らかな揺動動作を実現して高いリラックス効果を得るこ
とが可能になるという効果がある。
【0107】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、人体支持手段に使用者の体重に関する情報を検知す
る人体検知センサを設け、制御手段は、人体検知センサ
の検知出力に基づいて減速回路を制御するので、使用者
の体重にかかわらず人体支持手段を同じように揺動させ
ることができるという効果がある。
【0108】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に使用者の体重に関する情報を検知
する人体検知センサを設け、駆動手段は、基台と、基台
に軸支され基台と人体支持手段とを連結するリンクと、
モータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータ
の回転速度を減速させるダンパとを備え、制御手段は、
人体検知センサの検知出力に基づいてダンパを制御する
ことにより人体支持手段の揺動速度を変化させるので、
使用者の体重にかかわらず人体支持手段を同じように揺
動させることができるという効果がある。
【0109】請求項11の発明は、請求項5の発明にお
いて、位置情報検出手段の出力に基づいてモータの異常
を検知する異常検出手段を備えるので、モータの異常を
検知することができ、事故の発生を未然に防止すること
が可能となるという効果がある。
【0110】請求項12の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持される使用者に振動刺激を与
える振動手段を備え、振動手段は、使用者のリラックス
感を増進させる誘眠手段として用いられ、制御手段は、
人体支持手段の揺動に合わせて振動手段を振動させるの
で、人体支持手段の揺動と振動刺激との相互作用によ
り、リラックス効果を高めることができるという効果が
ある。
【0111】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、音量を可変な音響出力手段を備え、音響出力手段
は、使用者のリラックス感を増進させる誘眠手段として
用いられ、制御手段は、人体支持手段の揺動に合わせて
音響出力手段の音量を変化させるので、人体支持手段の
揺動と音との相互作用により、リラックス効果を高める
ことができるという効果がある。
【0112】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持される使用者に振動刺激を与
える振動手段を備え、振動手段は、使用者をリラックス
した状態から覚醒させる覚醒手段として用いられ、制御
手段は、人体支持手段を揺動させている期間の途中から
振動手段による振動刺激を次第に大きくさせるので、使
用者をリラックスさせた状態から人に心地よい振動刺激
で覚醒させることが可能になるという効果がある。
【0113】請求項15の発明は、請求項1の発明にお
いて、音量を可変な音響出力手段を備え、音響出力手段
は、使用者をリラックスした状態から覚醒させる覚醒手
段として用いられ、制御手段は、人体支持手段を揺動さ
せている期間の途中から音響出力手段の音量を次第に大
きくさせるので、使用者をリラックスさせた状態から人
に心地よい音刺激で覚醒させることが可能になるという
効果がある。
【0114】請求項16の発明は、請求項1の発明にお
いて、光量および照射方向それぞれを調節可能な光源装
置を備え、人体支持手段が背もたれ部を有する椅子であ
って、背もたれ部に人体支持手段に支持された人体を検
知するセンサを設け、制御手段は、センサの出力に基づ
いて使用者の顔面の位置を検出して光源装置の照射角度
を調節させ、人体支持手段を揺動させている期間の途中
から使用者の顔面に照射する光源装置の光量を次第に多
くさせるので、使用者をリラックスさせた状態から人に
心地よい光刺激で覚醒させることが可能になるという効
果がある。
【0115】請求項17の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段が座部に対してリクライニング自在
な背もたれ部を有する椅子であって、制御手段は、人体
支持手段の揺動期間中に背もたれ部をリクライニングさ
せた状態に維持し揺動終了時に背もたれ部を元の状態に
復帰させるので、揺動期間中のリラックス効果を高める
ことができ、揺動終了時に背もたれ部が元の状態に復帰
することで、使用者をリラックスさせた状態から覚醒さ
せることが可能となるという効果がある。
【0116】請求項18の発明は、請求項1の発明にお
いて、人体支持手段に支持された人体を検知する人体検
知センサを設け、制御手段は、人体検知センサによる検
知出力がないときには人体支持手段の揺動を禁止するの
で、使用者が人体支持手段に支持されていないにもかか
わらず人体支持手段が揺動することを防止でき、安全性
を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す概略構成図である。
【図2】同上の回路ブロック図である。
【図3】同上の要部回路図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の回路図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】実施形態2を示す回路ブロック図である。
【図9】実施形態3を示す回路ブロック図である。
【図10】実施形態4を示す概略構成図である。
【図11】同上の要部拡大図である。
【図12】実施形態5を示す概略構成図である。
【図13】実施形態6を示す要部拡大図である。
【図14】同上の他の構成例の要部説明図である。
【図15】実施形態7を示す回路図である。
【図16】同上の要部回路図である。
【図17】実施形態8を示す要部説明図である。
【図18】同上の要部回路図である。
【図19】実施形態9を示す要部斜視図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】実施形態10を示す要部説明図である。
【図22】同上の要部回路図である。
【図23】実施形態11を示す要部説明図である。
【図24】同上の要部回路図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】実施形態12を示す要部説明図である。
【図27】同上の要部回路図である。
【図28】同上の動作説明図である。
【図29】同上の動作説明図である。
【図30】同上の動作説明図である。
【図31】実施形態13を示し、(a)は要部説明図、
(b)は要部回路ブロック図である。
【図32】同上の動作説明図である。
【図33】実施形態14の動作説明図である。
【図34】同上の動作説明図である。
【図35】実施形態15を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 基台 2 リンク 3 椅子 3a 背もたれ部 3b 座部 4 動力伝達機構 6 駆動装置 12 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 裕希 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 谷澤 孝欣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 白谷 真英 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B084 JD01 JD02 JD07 3B091 AA06 AB03 AC02 AD02 3B099 AA03 CA36 CB02 4C074 BB05 CC01 CC11 DD01 EE02 GG03 HH08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を支持する人体支持手段と、人体支
    持手段を揺動可能とする駆動手段と、駆動手段を制御し
    人体支持手段が往復移動する間に揺動速度を可変させる
    制御手段とを備えることを特徴とするリラックス装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段は、基台と、基台に軸支され基
    台と人体支持手段とを連結するリンクと、DCブラシレ
    スモータと、複数のスイッチング素子を含みDCブラシ
    レスモータを駆動するモータ駆動回路と、DCブラシレ
    スモータのロータの磁極を検出する磁気検出手段とを備
    え、制御手段は、磁気検出手段の出力に基づいてモータ
    駆動回路のスイッチング素子をPWM制御することを特
    徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、DCブラシレスモータの駆
    動周波数を任意の周波数に制御することを特徴とする請
    求項2記載のリラックス装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、DCブラシレスモータの駆
    動周波数を制御することでDCブラシレスモータの位置
    制御を行うことを特徴とする請求項3記載のリラックス
    装置。
  5. 【請求項5】 DCブラシレスモータのロータと同期し
    て回転し位置情報を有する位置検知板と、位置検知板の
    位置情報を検出する位置情報検出手段とを備え、制御手
    段は、位置情報検出手段の出力に基づいてモータ駆動回
    路を制御してDCブラシレスモータの位置制御を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載のリラックス装置。
  6. 【請求項6】 前記位置情報が位置検知板に形成された
    複数のスリットであって、制御手段は、位置検出手段に
    よるスリットの検出回数に基づいてモータ駆動回路を制
    御することを特徴とする請求項5記載のリラックス装
    置。
  7. 【請求項7】 前記位置情報がロータの回転方向に沿っ
    て形成され隣り合うスリット同士の長さが異なる複数の
    スリットであって、制御手段は、位置検出手段により検
    出したスリットの長さに基づいてモータ駆動回路を制御
    することを特徴とする請求項5記載のリラックス装置。
  8. 【請求項8】 駆動手段は、基台と、基台に軸支され基
    台と人体支持手段とを連結するリンクと、モータと、モ
    ータを駆動するモータ駆動回路と、モータの回転速度を
    減速させる減速回路とを備え、制御手段は、減速回路を
    制御することにより人体支持手段の揺動速度を変化させ
    ることを特徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  9. 【請求項9】 人体支持手段に使用者の体重に関する情
    報を検知する人体検知センサを設け、制御手段は、人体
    検知センサの検知出力に基づいて減速回路を制御するこ
    とを特徴とする請求項8記載のリラックス装置。
  10. 【請求項10】 人体支持手段に使用者の体重に関する
    情報を検知する人体検知センサを設け、駆動手段は、基
    台と、基台に軸支され基台と人体支持手段とを連結する
    リンクと、モータと、モータを駆動するモータ駆動回路
    と、モータの回転速度を減速させるダンパとを備え、制
    御手段は、人体検知センサの検知出力に基づいてダンパ
    を制御することにより人体支持手段の揺動速度を変化さ
    せることを特徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  11. 【請求項11】 位置情報検出手段の出力に基づいてモ
    ータの異常を検知する異常検出手段を備えることを特徴
    とする請求項5記載のリラックス装置。
  12. 【請求項12】 人体支持手段に支持される使用者に振
    動刺激を与える振動手段を備え、振動手段は、使用者の
    リラックス感を増進させる誘眠手段として用いられ、制
    御手段は、人体支持手段の揺動に合わせて振動手段を振
    動させることを特徴とする請求項1記載のリラックス装
    置。
  13. 【請求項13】 音量を可変な音響出力手段を備え、音
    響出力手段は、使用者のリラックス感を増進させる誘眠
    手段として用いられ、制御手段は、人体支持手段の揺動
    に合わせて音響出力手段の音量を変化させることを特徴
    とする請求項1記載のリラックス装置。
  14. 【請求項14】 人体支持手段に支持される使用者に振
    動刺激を与える振動手段を備え、振動手段は、使用者を
    リラックスした状態から覚醒させる覚醒手段として用い
    られ、制御手段は、人体支持手段を揺動させている期間
    の途中から振動手段による振動刺激を次第に大きくさせ
    ることを特徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  15. 【請求項15】 音量を可変な音響出力手段を備え、音
    響出力手段は、使用者をリラックスした状態から覚醒さ
    せる覚醒手段として用いられ、制御手段は、人体支持手
    段を揺動させている期間の途中から音響出力手段の音量
    を次第に大きくさせることを特徴とする請求項1記載の
    リラックス装置。
  16. 【請求項16】 光量および照射方向それぞれを調節可
    能な光源装置を備え、人体支持手段が背もたれ部を有す
    る椅子であって、背もたれ部に人体支持手段に支持され
    た人体を検知するセンサを設け、制御手段は、センサの
    出力に基づいて使用者の顔面の位置を検出して光源装置
    の照射角度を調節させ、人体支持手段を揺動させている
    期間の途中から使用者の顔面に照射する光源装置の光量
    を次第に多くさせることを特徴とする請求項1記載のリ
    ラックス装置。
  17. 【請求項17】 人体支持手段が座部に対してリクライ
    ニング自在な背もたれ部を有する椅子であって、制御手
    段は、人体支持手段の揺動期間中に背もたれ部をリクラ
    イニングさせた状態に維持し揺動終了時に背もたれ部を
    元の状態に復帰させることを特徴とする請求項1記載の
    リラックス装置。
  18. 【請求項18】 人体支持手段に支持された人体を検知
    する人体検知センサを設け、制御手段は、人体検知セン
    サによる検知出力がないときには人体支持手段の揺動を
    禁止することを特徴とする請求項1記載のリラックス装
    置。
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