JP2001145441A - スピニングリールの回転伝達装置 - Google Patents

スピニングリールの回転伝達装置

Info

Publication number
JP2001145441A
JP2001145441A JP2000038957A JP2000038957A JP2001145441A JP 2001145441 A JP2001145441 A JP 2001145441A JP 2000038957 A JP2000038957 A JP 2000038957A JP 2000038957 A JP2000038957 A JP 2000038957A JP 2001145441 A JP2001145441 A JP 2001145441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
transmission device
rotation transmission
spinning reel
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000038957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001145441A5 (ja
JP4572016B2 (ja
Inventor
Shinichi Morimoto
伸一 森本
Yoshiyuki Furomoto
儀幸 風呂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2000038957A priority Critical patent/JP4572016B2/ja
Priority to TW089118165A priority patent/TW449459B/zh
Priority to KR1020000052783A priority patent/KR100646435B1/ko
Priority to MYPI20004143 priority patent/MY126712A/en
Priority to US09/657,525 priority patent/US6460792B1/en
Priority to AT00307766T priority patent/ATE310385T1/de
Priority to EP00307766A priority patent/EP1082899B1/en
Priority to DE60024182T priority patent/DE60024182T2/de
Publication of JP2001145441A publication Critical patent/JP2001145441A/ja
Publication of JP2001145441A5 publication Critical patent/JP2001145441A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4572016B2 publication Critical patent/JP4572016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0114Reciprocating mechanisms

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オシレーティング機構の回転伝達装置におい
て、連結軸の取付精度を高く維持でき、かつリール全体
の軽量化を図れるようにする。 【解決手段】 スピニングリールの回転伝達機構14
は、オシレーティング機構6にハンドルの回転を伝達す
るものであって、ピニオンギア12と、連結軸36と、
第1軸受部28と、第2軸受部29と、第1ギア37
と、第2ギア38と、第3ギア39とを備えている。連
結軸は、ピニオンギアと食い違う軸に沿って配置されて
いる。第1軸受部は、リール本体に着脱自在に固定され
連結軸の一端を回転自在に支持する。第2軸受部は、リ
ール本体に設けられ連結軸の他端を回転自在に支持す
る。第1ギアは、連結軸に設けられピニオンギアに噛み
合う。第2ギアは、連結軸に第1ギアと間隔を隔てて設
けられている。第3ギアは、オシレーティング機構に連
結され第2ギアに噛み合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転伝達装置、特
に、スピニングリールのリール本体に装着されたスプー
ルを前後に往復移動させる往復移動機構にハンドルの回
転を伝達するスピニングリールの回転伝達装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールのオシレーティング機
構(往復移動機構の一例)としてトラバースカム方式の
ものが知られている。このオシレーティング機構は、ス
プール軸と平行に配置された螺軸と、螺軸に係合するス
ライダとを有しており、スライダにスプール軸が軸方向
移動不能に装着されている。螺軸にハンドルの回転を伝
達する回転伝達装置は、ハンドルの回転に連動して回転
するマスターギアに噛み合うピニオンギアと、ピニオン
ギアに噛み合う中間ギアとを有しており、中間ギアが螺
軸の一端に回転不能に取り付けられている。
【0003】このようなトラバースカム方式のオシレー
ティング機構では、ロータ1回転当たりのスプールの移
動量は、螺軸のリード角によって決定されている。この
ため、釣り糸間の空間が多くなり、釣り糸をスプールに
効率よく巻き付けにくい。そこで、特開平11−86号
に、ハンドルの回転に対してスプールの前後移動量を少
なくして釣り糸をスプールに密に巻き付け可能なオシレ
ーティング機構が開示されている。このオシレーティン
グ機構にハンドルの回転を伝達する回転伝達装置は、ピ
ニオンギアと、オシレーティング機構に向くようにピニ
オンギアと食い違う軸に沿って配置された連結軸と、連
結軸の一端に固定されピニオンギアに噛み合うねじギア
と、連結軸の他端に固定されたウォームギアと、螺軸に
回転不能に装着されウォームギアに噛み合うウォームホ
イールとを備えている。連結軸は、リール本体の蓋によ
って封止される開口部分とスプール軸を挟んで逆側でリ
ール本体に回転自在に支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の密巻用の回
転伝達装置では、連結軸がリール本体に回転自在に支持
されているので、他にも複数の軸を支持している複雑な
形状のリール本体の内部で連結軸の取付精度を高く維持
するように内部を加工するのが困難である。連結軸の取
付精度を高く維持しないと、連結軸とスプール軸及び連
結軸と螺軸との軸間距離が変動する。軸間距離が変動す
ると、ピニオンギアとねじギアとの噛み合い精度やウォ
ームホイールとウォームギアとの噛み合い精度が低下
し、回転伝達効率が低下する。しかも、リール本体内部
に連結軸のための支持構造を設けると、そのためのリブ
やボス部などの構造をリール本体内部に作り込む必要が
生じ、リール本体の重量増を招く。
【0005】本発明の課題は、ハンドルの回転を連結軸
を介して往復移動機構に伝達する回転伝達装置におい
て、連結軸の取付精度を高く維持でき、かつリール全体
の軽量化を図れるようにすることにある。また、このよ
うな回転伝達装置は、複数のギアで構成されるため、伝
達効率を高い状態に維持しようとするとメンテナンスが
重要になる。メンテナンスの際には、ギアにグリースな
どの潤滑剤を塗布する作業が必要である。しかし、前記
従来の構成では、連結軸がスプール軸の奥側に隠れてい
るので、リール本体の蓋を開けてもギアに潤滑剤を塗布
しにくく、メンテナンスを行いにくい。
【0006】本発明の別の課題は、回転伝達装置のメン
テナンスを行いやすくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールの回転伝達装置は、スピニングリールのリール本
体に装着されたスプールを前後に往復移動させる往復移
動機構にハンドルの回転を伝達する装置であって、ピニ
オンギアと、連結軸と、第1軸受部と、第2軸受部と、
第1ギアと、第2ギアと、第3ギアとを備えている。ピ
ニオンギアは、ハンドルの回転が伝達されるギアであ
る。連結軸は、往復移動機構とピニオンギアとを連結可
能にピニオンギアと食い違う軸に沿って配置された軸で
ある。第1軸受部は、リール本体に着脱自在に固定され
連結軸の一端を回転自在に支持するものである。第2軸
受部は、リール本体に設けられ連結軸の他端を回転自在
に支持するものである。第1ギアは、連結軸に設けられ
ピニオンギアに噛み合うギアである。第2ギアは、第1
ギアと別の位置で連結軸に設けられたギアである。第3
ギアは、往復移動機構に連結され第2ギアに噛み合うギ
アである。
【0008】この回転伝達装置では、ハンドルが回転す
ると、それに応じてピニオンギアが回転する。ピニオン
ギアの回転は、それに噛み合う第1ギアに伝達され連結
軸が回転する。この連結軸には第1ギアに加えて第2ギ
アが設けられており、連結軸が回転すると第2ギアも回
転する。そして、第2ギアが回転すると、それに噛み合
う第3ギアも回転し、往復移動機構が動作してスプール
が前後に往復移動する。ここでは、連結軸の一端がリー
ル本体に着脱自在に固定された第1軸受部に支持され、
他端がリール本体に設けられた第2軸受部に支持されて
いる。したがって、リール本体には他端を支持する第2
軸受部だけを作り込めばよく、第1軸受部を作る必要が
ない。このため、小さな部品でよい高精度な第1軸受部
を簡単に製作できるとともに、複雑な形状のリール本体
内部に1つの軸受部を作るだけでよく、第2軸受部の精
度も維持しやすく、連結軸の取付精度を高く維持でき
る。しかも、第1軸受部はリール本体内部に作るより単
純な形状になるので、リール全体としての軽量化を図る
ことができる。
【0009】発明2に係るスピニングリールの回転伝達
装置は、発明1に記載の装置において、ピニオンギアは
ねじギアであり、第1ギアは、ピニオンギアに噛み合う
ねじギアである。この場合には、ピニオンギアと第1ギ
アとが食い違って配置されていても回転がピニオンギア
から第1ギアに確実に伝達される。発明3に係るスピニ
ングリールの回転伝達装置は、発明1又は2に記載の装
置において、第2ギアはウォームギアであり、第3ギア
はウォームホイールである。この場合には、第2ギアか
ら第3ギアに伝達されるときの回転を大きく減速するこ
とができ、ハンドルの回転に対してスプールの前後移動
速度を確実に小さくすることができる。
【0010】発明4に係るスピニングリールの回転伝達
装置は、発明1又は2に記載の装置において、第2ギア
はねじ歯車であり、第3ギアは、第2ギアに噛み合うね
じ歯車である。この場合には、減速比を大きくするのは
困難であるが、製造がより容易になる。発明5に係るス
ピニングリールの回転伝達装置は、発明1から4のいず
れかに記載の装置において、連結軸は、リール本体に対
して斜めに配置されている。この場合には、連結軸を設
けても、水平(左右)方向及び垂直(上下)方向のサイ
ズをバランスよく維持した状態で、リール本体をコンパ
クト化することができる。
【0011】発明6に係るスピニングリールの回転伝達
装置は、発明1から5のいずれかに記載の装置におい
て、往復移動機構は、ピニオンギアに平行に配置された
螺軸の回転に係合してスプールを往復移動させるトラバ
ースカム方式の往復移動機構であり、第3ギアは、螺軸
に回転不能に装着されている。この場合には、ピニオン
ギアの回転を螺軸に直接伝達する場合に比べて大きな減
速比を得ることができる。
【0012】発明7に係るスピニングリールの回転伝達
装置は、発明1から6のいずれかに記載の装置におい
て、第1軸受部は、リール本体のスピニングリールのロ
ータ後方に形成され第2ギアの外径より大きい内径を有
する貫通孔に装着され、第2ギアは、連結軸の一端側に
配置されかつ第1ギアと同径又は第1ギアより大径であ
る。この場合には、第1軸受部がロータの後方に形成さ
れた貫通孔に装着され、かつ第1軸受部に近い第2ギア
が第1ギア以下の径であるので、第1軸受部をリール本
体から外すだけで、連結軸を貫通孔から両ギアとともに
取り外すことができる。このため、ロータを外したりリ
ール本体の他の部分を開けてスプール軸や往復移動機構
の部品を取り外す必要がなくなり、回転伝達装置のメン
テナンスを行いやすくなる。
【0013】発明8に係るスピニングリールの回転伝達
装置は、発明1から7のいずれかに記載の装置におい
て、ピニオンギアと第3ギアとの回転数比は、4:1か
ら24:1の範囲である。この場合には、従来に比べて
往復移動機構側が減速されるので、釣り糸をスプールに
密に巻き付けできる。発明9に係るスピニングリールの
回転伝達装置は、発明1から8のいずれかに記載の装置
において、第1軸受部は、リール本体に着脱自在に装着
される蓋部材と、蓋部材に装着された玉軸受とを有し、
連結軸の一端は玉軸受により回転自在に支持されてい
る。この場合には、連結軸が玉軸受により支持されるの
で、回転効率が高くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔全体構成及びリール本体の構
成〕図1において、本発明の一実施形態を採用したスピ
ニングリールは、ハンドル1と、ハンドル1を回転自在
に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4と
を備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転
自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面
に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在
に配置されている。
【0015】リール本体2は、側部に開口2cを有する
リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方
に一体で延びるT字状の竿取付脚2bと、リールボディ
2aの開口2cを閉塞するための蓋体2dとを有してい
る。リールボディ2aは、図2及び図3に示すように、
内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3を
ハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構
5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻
き取るためのオシレーティング機構6とが設けられてい
る。
【0016】図2に示すように、リールボディ2aの図
2右側面には、筒状のボス部17aが形成されている。
ボス部17aは、ハンドル軸10(後述)の図2右端を
支持する軸受16aを収納するためにリールボディ2a
の内方に突出して形成されている。蓋体2dのボス部1
7aに対向する位置には、ボス部17bが形成されてい
る。ボス部17bはハンドル軸10の図2左端を支持す
る軸受16bを収納するためにリールボディ2aの外方
に突出して形成されている。ハンドル1が装着された側
と逆側のボス部(図2ではボス部17a)は、軸カバー
19により閉塞されている。ハンドル1が装着された側
のボス部(図2ではボス部17b)は、孔あきカバー1
9bにより水の侵入が防止されている。軸カバー19及
び孔あきカバー19bは、楕円形の部材であり、それぞ
れ2本のビスによりボス部に取り付けられる。なお、外
方に突出していないボス部17aには、軸カバー19及
び孔あきカバー19bを面一に装着するための楕円形の
窪み18aが形成されている。
【0017】リールボディ2aのボス部17aの前方に
は、図3に示すように、後述する回転伝達機構(図3)
14を収納するための膨出部2eが形成されている。膨
出部2eは、図2下方側に向かって徐々に突出するよう
に斜めに形成されており、膨出部2eの下端には、回転
伝達機構14を構成する第1軸受部28が着脱自在に装
着されている。膨出部2eの基端側には、リールボディ
2aの内方に突出する第2軸受部29が形成されてい
る。
【0018】ロータ駆動機構5は、図1及び図2に示す
ように、ハンドル1が回転不能に装着されたハンドル軸
10と、ハンドル軸10とともに回転するフェースギア
11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア
12とを有している。ハンドル軸10の両端は、軸受1
6a,16bを介してリールボディ2aに回転自在に支
持されている。ハンドル軸10の図2右端は、軸受16
aの外側面より内側に位置している。ハンドル軸10の
中心部には断面が矩形の貫通孔が形成されており、この
貫通孔にハンドル1が回転不能に挿入される。ハンドル
1の先端面にはネジ孔が形成されており、このネジに螺
合する取付ネジ20によりハンドル1がハンドル軸10
に取り付けられている。
【0019】〔オシレーティング機構の構成〕オシレー
ティング機構6は、スプール4の中心部に固定されたス
プール軸15をロータ3に連動して前後方向に移動させ
てスプール4を同方向に移動させるための機構である。
オシレーティング機構6には、回転伝達機構14を介し
てハンドル1の回転が伝達される。
【0020】オシレーティング機構6は、図1,図2及
び図4に示すように、スプール軸15の下方に配置され
た螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するス
ライダ22と、スライダ22を案内する2本のガイド軸
24a,24bとを有している。螺軸21は、スプール
軸15と平行に配置されており、リールボディ2aに回
転自在に支持されている。また、螺軸21の外周部には
螺旋状の交差する溝21aが形成されている。この溝2
1aのリード角θは、20〜45゜に設定されている。
なお、螺旋溝21aのリード角θとは、溝21aの底径
をD、螺軸21の一回転で進む軸方向の長さすなわちリ
ードをLとした場合、 リード角θ=アークcot(πD/L) で表される角度である。このリード角θが20゜より小
さい場合は溝間の肉厚が薄くなるとともに溝の交差部の
数が増加するので好ましくない。一方、45゜を越える
と、回転運動から直線運動への変換効率が低下するので
好ましくない。
【0021】スライダ22は、スライダ本体25と、ス
ライダ本体25内に収納された係合部材26とを有して
いる。スライダ本体25は、ガイド軸24a,24bに
よりスプール軸15と平行に案内される。係合部材26
は、スライダ本体25内に回動自在に装着されており、
係合部材26の先端は、螺軸21の溝21aに噛み合っ
ている。
【0022】回転伝達機構14は、図3及び図4に示す
ように、膨出部2eの内部に収納されており、ピニオン
ギア12と、連結軸36と、連結軸36の下端を回転自
在に支持する第1軸受部28と、連結軸36の上端を回
転自在に支持する第2軸受部29と、第1〜第3ギア3
7〜39とを有している。ピニオンギア12は、ロータ
駆動機構5を構成するとともに回転伝達機構14も構成
している。ピニオンギア12は、後部にねじ歯車からな
るギア部12bを有しており、このギア部12bがフェ
ースギア11に噛み合っている。
【0023】連結軸36は、螺軸21に連結可能にピニ
オンギア12と食い違う軸に沿って斜めに配置された軸
であり、膨出部2eの内部に配置されている。具体的に
は、連結軸36は、ピニオンギア12と螺軸21とにそ
れぞれ軸交差角が90度となるようにハンドル軸10と
交差する面に対して傾いて、つまりリール体2に対して
水平(左右)方向及び垂直(上下)方向に対して斜めに
傾いて配置されている。このように連結軸36を斜めに
配置することで、連結軸36を設けても、水平方向及び
垂直方向のサイズをバランスよく維持した状態で、リー
ル本体2をコンパクト化することができる。
【0024】第1軸受部28は、前述したようにリール
ボディ2aに形成された膨出部2eの下面に着脱自在に
装着されており、ねじにより固定されている。第2軸受
部29は、前述したように膨出部2eの基端部からリー
ルボディ2aの内方に向かって突出して形成されてい
る。第1及び第2軸受部28,29は、連結軸36を回
転自在に支持するための軸受28a,29aをそれぞれ
有している。
【0025】第1ギア37は、ピニオンギア12のギア
部12bにフェースギア11の噛み合い位置と逆側の面
で噛み合うねじ歯車であり、連結軸36に回転不能に固
定されている。第2ギア38は、ウォームギアであり、
連結軸36に第1ギア37と間隔を隔てて設けられてい
る。この第2ギア38は、連結軸36と一体形成されて
いる。第3ギア39は、第2ギア38に噛み合うウォー
ムホイールであり、螺軸21の前端に回転不能に固定さ
れている。
【0026】回転伝達機構14の減速比(ピニオンギア
12の回転に対する螺軸21の回転の比)NC は、ロー
タ3の1回転当たりのスプール4の移動量RM が糸径D
L と同じになるように設定されている。つまり、ロータ
3の一回転に対して釣り糸の径DLだけずらしながらス
プール4に釣り糸を巻き付けるようにスプール4の移動
量RM が設定されている。ここで、前述したリード(螺
軸21の一回転あたりの移動量)をLとし、釣り糸の糸
径をDL とすると、ロータ3一回転に対して釣り糸の糸
径DL だけずらしながら釣り糸をスプール4に巻き付け
る場合、ロータ3の一回転に対する螺軸21の回転数の
比である減速比NC は、NC =DL /Lとなる。
【0027】たとえば、糸径DL が0.2mm(1.5
号)、リードLが3.6mmであれば、減速比NC は、
NC =0.2/3.6=1/18となる。つまり、ロー
タ3から螺軸21への減速比NC を1/18に設定すれ
ばロータ3一回転に対してスプール4は0.2mmずつ
移動してスプール4に釣り糸が密に巻き付けられる。こ
のような場合には、たとえば、ギア部12bと第1ギア
37との間で1/2に減速し、第2ギア38と第3ギア
39との間で1/9に減速すれば、全体の減速比NC を
1/18に設定でき、図5に示すように、ロータ3の一
回転に対して釣り糸が糸径DL ずつずれてスプール4に
巻き付けられ、スプール4に釣り糸が密に巻き付けられ
る。なお、螺軸21の溝21aが端部で進行方向を変え
るためにリード角が他の部分より小さくなっているの
で、その部分では螺軸21のリードLが小さくなり前述
した移動量RM も小さくなる。
【0028】なお、スプール4を一往復させるのに要す
る螺軸21の回転数をCN とした場合、この数値は必ず
整数である必要があるが、これに対応するロータ3の回
転数が整数(つまり回転位相が2nπ)であると、下層
の釣り糸と上層の釣り糸が交差する点が常に同じ位相で
現れるため、スプール軸芯に垂直な断面の糸巻形状が楕
円のように2方向に突出した形状になってしまう。これ
は回転位相が(2n+1)πであっても同じで、(2n
+1/2)πであれば四角形に近い断面になる。円に近
い多角形に近づけるためには回転位相を2nπ+ιとし
て、ιを整数倍した場合に2nπで割り切れないように
設定すればよい。ただし、ιがあまり小さいと突出部が
近接して連続して発生するため、糸巻形状が螺旋様にな
ってしまう。
【0029】たとえば、上記の例に沿って説明すれば、
スプール4を一往復させるのに必要な螺軸21の回転数
を10とすれば、これに対応するロータ3の回転数は1
80である。しかし、リードLを3.6から3.666
mmに変更することによって減速比NC が200/36
66となり、ロータ3の回転数を183.3にできる。
これによってスプール軸芯に垂直な断面の糸巻形状を円
に近い多角形にすることができる。
【0030】〔ロータの構成〕ロータ3は、図1に示す
ように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向
してそれぞれ設けられた第1及び第2ロータアーム3
1,32とを有している。円筒部30と両ロータアーム
31,32とは一体成形されている。円筒部30の前部
には前壁33が形成されており、前壁33の中央部には
ボス33aが形成されている。このボス33aの貫通孔
をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が
貫通している。前壁33の前方側にはナット34が配置
されており、このナット34がピニオンギア12の先端
のネジ部に螺合している。ナット34の内周部には、ナ
ット34をスプール軸15に対して回転自在に支持する
ための軸受35が配置されている。
【0031】第1及び第2ロータアーム31,32の先
端には、ベールアーム44が糸巻取姿勢と糸開放姿勢と
の間で揺動自在に装着されている。ベールアーム44
は、図1及び図3に示すように、第1及び第2ロータア
ーム31,32の先端の内側にそれぞれ揺動自在に装着
された第1及び第2ベール支持部材40,42と、第1
ベール支持部材40の先端に基端が固定された固定軸を
含む固定軸カバー47と、釣り糸をスプール4に案内す
るラインローラ41と、固定軸カバー47と第2ベール
支持部材42とを連結するベール43とを有している。
第1ベール支持部材40は、図1に示すように、第1ロ
ータアーム31の先端外側に揺動自在に装着されてい
る。第2ベール支持部材42は、第2ロータアーム32
の先端内側に揺動自在に装着されている。
【0032】ラインローラ41は軸受(図示せず)を介
して固定軸に回転自在に支持されている。ラインローラ
41は、周面に軸方向の中央部が小径となるように2つ
のテーパ面が形成された鼓状の部材である。この小径部
には円周方向の周溝41aが形成されている。この周溝
41aの溝幅は2mm以下であり、望ましくは、糸径の
2倍以下の値が好ましい。このように周溝41aの溝幅
を小さくすることで釣り糸がスプール4の軸方向にずれ
にくくなり、スプール4の移動速度を遅くした場合に釣
り糸が精度良くスプール4に巻き付けられる。
【0033】ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3
の逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構5
0は、ローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェ
イクラッチ51を作動状態及び非作動状態に切り換える
操作機構52とを有している。ワンウェイクラッチ51
は、外輪がリールボディ2aに固定され、内輪がピニオ
ンギア12に回転不能に装着されている。操作機構52
は、リールボディ2aの後部に配置された操作レバー5
3を有しており、操作レバー53を揺動させることでワ
ンウェイクラッチが2つの状態に切り換られ、作動状態
のときにロータ3が逆転不能になり、非作動状態のとき
ロータ3が逆転可能になる。
【0034】〔スプールの構成〕スプール4は、ロータ
3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との
間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機
構60を介して固定されている。スプール4は、外周に
釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4a
の後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻胴部
4aの前部に固定された前フランジ部4cとを有してい
る。糸巻胴部4aはロータ3の円筒部30の外周側まで
延びる円筒状の部材である。また、スカート部及び前フ
ランジ部4b,4cは、糸巻胴部4aの両端から垂直に
径方向外方に拡がっている。これにより、釣り糸がスプ
ール4の糸巻胴部4aに巻き付けられるとき、各糸巻段
での釣り糸の巻数がほぼ等しくなる。
【0035】〔リールの操作及び動作〕このスピニング
リールでは、キャスティング時には、ベールアーム44
を糸巻取姿勢から糸開放姿勢に倒す。これにより第1及
び第2ベール支持部材40,42は、同方向に揺動す
る。釣り糸巻取時には、ベールアーム44を糸巻取姿勢
に倒す。これは、ハンドル1を糸巻取方向に回転させる
と図示しないカムとバネの働きにより自動的に行われ
る。ハンドル1を糸巻取方向に回転させると、この回転
力はハンドル軸10及びフェイスギア11を介してピニ
オンギア12に伝達される。このピニオンギア12に伝
達された回転力は、ピニオンギア12前部12aを介し
てロータ3に伝達され、ロータ3が糸巻取方向に回転す
る。
【0036】一方、ピニオンギア12に噛み合う第1ギ
ア37によって連結軸36が回転し、第2ギア38を介
して第3ギア39が回転し螺軸21が前述した減速比N
C で減速されて回転する。この結果、螺軸21の溝21
aに噛み合うスライダ22がガイド軸24a,24bに
案内されて前後方向に移動する。このときのスプール4
の移動量RM は、前述のように糸径DLに応じたもので
ある。そして、スプール軸15およびスプール4が前後
方向に往復移動し、ベール43及びラインローラ41に
よってスプール4に案内された釣り糸は、図5に示すよ
うに、ロータ3の1回転に対して糸径DLずつずれてス
プール4にの糸巻胴部4aに巻き付けられ、スプール4
に釣り糸が密に巻き付けられる。このため、スプール4
に釣り糸が効率よく巻き付けられる。
【0037】〔他の実施形態〕 (a)スピニングリールの形態は前記実施形態に限定さ
れるものではなく、ドラグ機構を有さないものや後部に
有するものや、逆転防止機構に代えてブレーキレーバを
有する制動機構を装着したものにも本発明を適用でき
る。 (b)第1から第3ギアの形態は、前記実施形態に限定
されるものではなく、ねじ歯車や傘歯車やフェースギア
などの種々の形態のギアを適用できる。ねじ歯車を使用
すると、ウォームよりは減速比は小さくなるが、製造が
より容易になる。また、ねじ歯車を使用すると、第1ギ
ア37の径を第2ギア38の径より小さくすることがで
きる。これにより、メンテナンス性を向上させることが
できる。
【0038】図6及び図7において、この実施形態で
は、回転伝達機構14を構成する第1ギア37,第2ギ
ア38及び第3ギア38は、いずれもねじ歯車である。
その他の構成は、前記実施形態と略同等なため説明を省
略する。この回転伝達機構14の減速比NCは、たとえ
ば略1/5である。この減速比NCの範囲は、1/4〜
1/24の範囲が好ましい。この減速比NCが1/4未
満であると、スプール4の移動速度が速くなりスプール
4への密巻き付け効果が十分に得られない。また、1/
24を越えると、スプール4の移動速度が遅くなりす
ぎ、細い釣り糸でもロータ3の1回転で2度巻すること
がある。
【0039】ここで、第2ギア38は、第1ギア37よ
り外径が小さい。また、ピニオンギア12のピッチ円筒
ねじれ角(以下、ねじれ角という)は、たとえば55度
に、第1ギア37のねじれ角は35度にそれぞれ設定さ
れている。第2ギア38のねじれ角は、たとえば77.
5度に、第2ギア38のねじれ角は13.5度に設定さ
れている。このように、ピニオンギア12及び第2ギア
38のねじれ角を第1ギア37及び第3ギア39に対し
て大きくしたので、外径の寸法の変化に対して減速比を
大きくすることができる。なお、図7は、これらのギア
12,37〜39を模式的に描いたものであり、ねじれ
角や歯数を正確に描いてはいない。
【0040】第1軸受部28は、リールボディ2aに着
脱自在に装着された蓋部材28bと、蓋部材28bに装
着された玉軸受28aとを有している。蓋部材28b
は、ロータ3の円筒部30の後端部で覆われるようにリ
ールボディ2aの前部に形成されたフランジ部2gより
後方でリールボディ2aに着脱自在に装着されている。
蓋部材28bの装着部分において、リールボディ2aの
底部には、第2ギア38の最外径より大径の内周面を有
する貫通孔2fが形成されている。この貫通孔2fに蓋
部材28bがはめ込まれる。蓋部材28bは、ビス23
によりリールボディ2aに固定されている。
【0041】このような構成では、第2ギア38の外径
が第1ギア37の外径より大きく、かつ蓋部材28b装
着部分に第2ギア38の外径より大径の貫通孔2fが形
成されているので、蓋部材28bを開けると、連結軸3
6とともに2つのギア37,38を取り出すことができ
る。このため、メンテナンス時にこれらのギア37,3
8にグリースなどを塗布する作業を行う場合、スプール
軸15やオシレーティング機構6を分解する必要がなく
なる。したがって、回転伝達機構14のメンテナンス作
業を容易に行うことができる。
【0042】(c)前記実施形態では、螺軸を有するト
ラバースカム方式のオシレーティング機構を例示した
が、回転カム機構によりハンドルの回転を往復運動に変
換する減速カム方式のオシレーティング機構にも本発明
を適用できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、連結軸の一端がリール
本体に着脱自在に固定された第1軸受部に支持され、他
端がリール本体に設けられた第2軸受部に支持されてい
る。したがって、リール本体には、他端を支持する第2
軸受部だけを作り込めばよく第1軸受部を作る必要がな
い。このため、小さな部品でよい高精度な第1軸受部を
簡単に製作できるとともに、複雑な形状のリール本体内
部に1つの軸受部を作るだけでよく、第2軸受部の精度
も維持しやすく、連結軸の取付精度を高く維持できる。
しかも、第1軸受部はリール本体内部に作るより単純な
形状になるので、リール全体としての軽量化を図ること
ができる。
【0044】別の発明によれば、第1軸受部がロータの
後方に形成された貫通孔に装着され、かつ第1軸受部に
近い第2ギアが第1ギア以下の径であるので、第1軸受
部をリール本体から外すだけで、連結軸を貫通孔から両
ギアとともに取り外すことができる。このため、ロータ
を外したりリール本体の他の部分を開けてスプール軸や
往復移動機構の部品を取り外す必要がなくなり、回転伝
達装置のメンテナンスを行いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの左側面断面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1のIII−III断面図。
【図4】回転伝達機構の斜視図。
【図5】スプールの断面模式図。
【図6】他の実施形態の図3に相当する図。
【図7】他の実施形態の図4に相当する図。
【符号の説明】
2 リール本体 2a リールボディ 2e 膨出部 2f 貫通孔 2g フランジ部 3 ロータ 4 スプール 6 オシレーティング機構 12ピニオンギア 14 回転伝達機構 28 第1軸受部 28a 軸受 28b 蓋部材 29 第2軸受部 36 連結軸 37 第1ギア 38 第2ギア 39 第3ギア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピニングリールのリール本体に装着され
    たスプールを前後に往復移動させる往復移動機構にハン
    ドルの回転を伝達するスピニングリールの回転伝達装置
    であって、 前記ハンドルの回転が伝達されるピニオンギアと、 前記往復移動機構と前記ピニオンギアとを連結可能に前
    記ピニオンギアと食い違う軸に沿って配置された連結軸
    と、 前記リール本体に着脱自在に固定され前記連結軸の一端
    を回転自在に支持する第1軸受部と、 前記リール本体に設けられ前記連結軸の他端を回転自在
    に支持する第2軸受部と、 前記連結軸に設けられ前記ピニオンギアに噛み合う第1
    ギアと、 前記第1ギアと別の位置で前記連結軸に設けられた第2
    ギアと、 前記往復移動機構に連結され前記第2ギアに噛み合う第
    3ギアと、を備えたスピニングリールの回転伝達装置。
  2. 【請求項2】前記ピニオンギアはねじ歯車であり、 前記第1ギアは、前記ピニオンギアに噛み合うねじ歯車
    である、請求項1に記載のスピニングリールの回転伝達
    装置。
  3. 【請求項3】前記第2ギアはウォームギアであり、 前記第3ギアはウォームホイールである、請求項1又は
    2に記載のスピニングリールの回転伝達装置。
  4. 【請求項4】前記第2ギアはねじ歯車であり、 前記第3ギアは、前記第2ギアに噛み合うねじ歯車であ
    る、請求項1又は2に記載のスピニングリールの回転伝
    達装置。
  5. 【請求項5】前記連結軸は、前記リール本体に対して斜
    めに配置されている、請求項1から4のいずれかに記載
    のスピニングリールの回転伝達装置。
  6. 【請求項6】前記往復移動機構は、前記ピニオンギアと
    平行に配置された螺軸の回転に係合してスプールを往復
    移動させるトラバースカム方式の往復移動機構であり、 前記第3ギアは、前記螺軸に回転不能に装着されてい
    る、請求項1から5のいずれかに記載のスピニングリー
    ルの回転伝達装置。
  7. 【請求項7】前記第1軸受部は、前記リール本体の前記
    スピニングリールのロータ後方に形成され前記第2ギア
    の外径より大きい内径を有する貫通孔に装着され、 前記第2ギアは、前記連結軸の一端側に配置されかつ前
    記第1ギアと同径又は前記第1ギアより大径である、請
    求項1から6のいずれかに記載のスピニングリールの回
    転伝達装置。
  8. 【請求項8】前記ピニオンギアと前記第3ギアとの回転
    数比は、4:1から24:1の範囲である、請求項1か
    ら7のいずれかに記載のスピニングリールの回転伝達装
    置。
  9. 【請求項9】前記第1軸受部は、前記リール本体に着脱
    自在に装着される蓋部材と、前記蓋部材に装着された玉
    軸受とを有し、前記連結軸の一端は前記玉軸受により回
    転自在に支持されている、請求項1から8のいずれかに
    記載のスピニングリールの回転伝達装置。
JP2000038957A 1999-09-09 2000-02-17 スピニングリールの回転伝達装置 Expired - Fee Related JP4572016B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000038957A JP4572016B2 (ja) 1999-09-09 2000-02-17 スピニングリールの回転伝達装置
TW089118165A TW449459B (en) 1999-09-09 2000-09-05 Spinning reel rotation transmission device
KR1020000052783A KR100646435B1 (ko) 1999-09-09 2000-09-06 스피닝릴의 회전전달장치
MYPI20004143 MY126712A (en) 1999-09-09 2000-09-07 Spinning reel rotation transmission device
US09/657,525 US6460792B1 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Spinning reel rotation transmission device
AT00307766T ATE310385T1 (de) 1999-09-09 2000-09-08 Angelwinde mit drehbewegungsübertragungseinrichtung
EP00307766A EP1082899B1 (en) 1999-09-09 2000-09-08 Spinning reel rotation transmission device
DE60024182T DE60024182T2 (de) 1999-09-09 2000-09-08 Angelwinde mit Drehbewegungsübertragungseinrichtung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-255413 1999-09-09
JP25541399 1999-09-09
JP2000038957A JP4572016B2 (ja) 1999-09-09 2000-02-17 スピニングリールの回転伝達装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001145441A true JP2001145441A (ja) 2001-05-29
JP2001145441A5 JP2001145441A5 (ja) 2007-02-15
JP4572016B2 JP4572016B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=26542196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000038957A Expired - Fee Related JP4572016B2 (ja) 1999-09-09 2000-02-17 スピニングリールの回転伝達装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6460792B1 (ja)
EP (1) EP1082899B1 (ja)
JP (1) JP4572016B2 (ja)
KR (1) KR100646435B1 (ja)
AT (1) ATE310385T1 (ja)
DE (1) DE60024182T2 (ja)
MY (1) MY126712A (ja)
TW (1) TW449459B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020043853A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 寧波海寶漁具有限公司 ドラグ機構、該ドラグ機構を用いるスピニングリール装置、及び該ドラグ機構を用いる両軸受けリール装置。

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682007B2 (en) * 2001-03-15 2004-01-27 Kabushiki Kaisha Johshuya Spinning reel having improved spool oscillating mechanism
JP3926198B2 (ja) * 2002-04-19 2007-06-06 株式会社シマノ スピニングリールの螺軸取付構造
JP2004081077A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Shimano Inc スピニングリールの往復移動装置
US6655621B1 (en) * 2003-02-14 2003-12-02 Heligear Engineering (H.K.) Company, Ltd. Guiding mechanism for a fishing reel
US10004214B2 (en) * 2014-10-17 2018-06-26 Haibao Fishing Tackle Co., Ltd. Spinning reel with variable gear ratio transmission
CN106561590B (zh) * 2016-09-22 2022-07-05 宁波中源欧佳渔具股份有限公司 缓速手刹的渔线轮
JP6979844B2 (ja) * 2017-10-06 2021-12-15 株式会社シマノ 回転伝達機構、及びそれを備えた魚釣用スピニングリール
CN107581169A (zh) * 2017-10-26 2018-01-16 宁波市北仑海伯精密机械制造有限公司 纺车式鱼线轮的齿轮传动机构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1186A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Shimano Inc 釣り用リールのレベルワインド機構

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5308017A (en) * 1990-06-20 1994-05-03 Shimano Inc. Spinning reel with a shock absorbing mechanism
US5232181A (en) * 1991-05-24 1993-08-03 Olympic Co., Ltd. Spinning reel for fishing
KR100304065B1 (ko) * 1993-10-21 2001-11-22 마쯔이 요시유끼 낚시용스피닝릴의드래그장치
US5890668A (en) * 1995-02-02 1999-04-06 Shimano Inc. Spinning reel having a roller-type one-way clutch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1186A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Shimano Inc 釣り用リールのレベルワインド機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020043853A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 寧波海寶漁具有限公司 ドラグ機構、該ドラグ機構を用いるスピニングリール装置、及び該ドラグ機構を用いる両軸受けリール装置。

Also Published As

Publication number Publication date
US6460792B1 (en) 2002-10-08
EP1082899B1 (en) 2005-11-23
EP1082899A3 (en) 2002-04-10
ATE310385T1 (de) 2005-12-15
TW449459B (en) 2001-08-11
KR100646435B1 (ko) 2006-11-14
DE60024182T2 (de) 2006-07-27
JP4572016B2 (ja) 2010-10-27
KR20010071115A (ko) 2001-07-28
MY126712A (en) 2006-10-31
EP1082899A2 (en) 2001-03-14
DE60024182D1 (de) 2005-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100722535B1 (ko) 스피닝릴의 왕복이동장치
JP2002017213A (ja) スピニングリールの往復移動装置
JP2004236568A (ja) スピニングリールのリール本体
JP2001145441A (ja) スピニングリールの回転伝達装置
JP3372809B2 (ja) スピニングリールのフレーム構造
KR100450629B1 (ko) 폭이 좁은 릴 본체 하우징을 갖는 스피닝 릴
JP3556072B2 (ja) スピニングリールのレベルワインド機構
JP2003225040A5 (ja)
JP2003225040A (ja) 釣り用リールの動力伝達装置
TW200415988A (en) Reel unit for spinning reel
JP2004081149A (ja) スピニングリールの釣り糸案内機構
JP4476128B2 (ja) スピニングリールのマスターギア
JP2004121166A (ja) スピニングリールの釣り糸案内機構
JP4362313B2 (ja) スピニングリールの往復移動装置
JP2002125538A (ja) スピニングリールの往復移動装置
JP2005253477A (ja) スピニングリールの往復移動装置
JP2000023600A (ja) 釣り用リールのレベルワインド機構
JP3504845B2 (ja) スピニングリール
JP3711308B2 (ja) スピニングリールのスライダ取付構造
JP3884314B2 (ja) スピニングリールのマスターギア
JP3392267B2 (ja) スピニングリール及びその往復動装置
JP4023802B2 (ja) 魚釣用リール
JPH0522816Y2 (ja)
JPH10113100A (ja) スピニングリール
JP2002058396A (ja) スピニングリールのロータ駆動機構

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090602

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees