JPH0522816Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522816Y2 JPH0522816Y2 JP17298887U JP17298887U JPH0522816Y2 JP H0522816 Y2 JPH0522816 Y2 JP H0522816Y2 JP 17298887 U JP17298887 U JP 17298887U JP 17298887 U JP17298887 U JP 17298887U JP H0522816 Y2 JPH0522816 Y2 JP H0522816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- counter
- reel
- handle
- reel body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はスピニングリール、詳しくはスプー
ルを支持したリールボデイに、該リールボデイに
回転自由に支持される回転枠と、この回転枠を駆
動するハンドル軸を含む駆動機構とを備え、前記
ハンドル軸の駆動による前記回転枠の回転で前記
スプールに釣糸を巻取るごとく成したスピニング
リールに関する。
ルを支持したリールボデイに、該リールボデイに
回転自由に支持される回転枠と、この回転枠を駆
動するハンドル軸を含む駆動機構とを備え、前記
ハンドル軸の駆動による前記回転枠の回転で前記
スプールに釣糸を巻取るごとく成したスピニング
リールに関する。
(従来の技術)
従来、釣糸の繰出量を測定できるようにしたス
ピニングリールは、例えば実開昭57−7972号公報
において既に知られている。
ピニングリールは、例えば実開昭57−7972号公報
において既に知られている。
しかして前記公報記載のスピニングリールは、
スプールとハンドル軸とを支持したリールボデイ
の後方一側部位置に、カウンター軸と、表示部を
もつカウンター本体とから成るカウンターを、前
記表示部が上向きとなるごとく一体に取付けると
共に、前記ハンドル軸と前記カウンター軸とを複
数の歯車を介して連動連結させ、前記ハンドル軸
の回転数を前記カウンター本体の表示部で表示す
るようにしたものである。
スプールとハンドル軸とを支持したリールボデイ
の後方一側部位置に、カウンター軸と、表示部を
もつカウンター本体とから成るカウンターを、前
記表示部が上向きとなるごとく一体に取付けると
共に、前記ハンドル軸と前記カウンター軸とを複
数の歯車を介して連動連結させ、前記ハンドル軸
の回転数を前記カウンター本体の表示部で表示す
るようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが以上のごときスピニングリールでは、
前記カウンターのカウンター本体が前記リールボ
デイの後方一側部位置に、該リールボデイと一体
に取付けられているため、前記ハンドル軸に装着
するハンドルを右、又は、左ハンドルに変更した
り、或いは、前記スピニングリールの使用角度を
変更するとき、例えば投げ釣りを行うような場合
で、前記スピニングリールを横向きとして使用す
るようなときには、前記カウンター本体の表示部
が見にくいのであつて、使い勝手が非常に悪かつ
たのである。
前記カウンターのカウンター本体が前記リールボ
デイの後方一側部位置に、該リールボデイと一体
に取付けられているため、前記ハンドル軸に装着
するハンドルを右、又は、左ハンドルに変更した
り、或いは、前記スピニングリールの使用角度を
変更するとき、例えば投げ釣りを行うような場合
で、前記スピニングリールを横向きとして使用す
るようなときには、前記カウンター本体の表示部
が見にくいのであつて、使い勝手が非常に悪かつ
たのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記カウンターのカウンター
本体を前記リールボデイに対して位置変更可能に
支持することにより、ハンドルを右、又は左ハン
ドルに変更した場合でも、又、如何なる使用形態
にあつても、前記カウンター本体の表示部を容易
に見ることができるスピニングリールを提供する
ことにある。
ので、その目的は、前記カウンターのカウンター
本体を前記リールボデイに対して位置変更可能に
支持することにより、ハンドルを右、又は左ハン
ドルに変更した場合でも、又、如何なる使用形態
にあつても、前記カウンター本体の表示部を容易
に見ることができるスピニングリールを提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、図面の実施例に示したごとく、スプ
ール3を支持したリールボデイ1と、該リールボ
デイ1に回転自由に支持される回転枠4と、この
回転枠4を駆動するハンドル軸7を含む駆動機構
6とを備え、前記ハンドル軸7の駆動による前記
回転枠4の回転で前記スプール3に釣糸を巻取る
ごとく成したスピニングリールであつて、前記リ
ールボデイ1の後部に、該リールボデイ1を貫通
するカウンター軸15と表示部16をもつカウン
ター本体17とを備えたカウンター18のカウン
ター本体17を、リールボデイ1に対し前記カウ
ンター軸15の軸心を中心に位置変更可能に取付
けると共に、前記カウンター軸15を前記ハンド
ル軸7の回転に連動させたことを特徴とするもの
である。
ール3を支持したリールボデイ1と、該リールボ
デイ1に回転自由に支持される回転枠4と、この
回転枠4を駆動するハンドル軸7を含む駆動機構
6とを備え、前記ハンドル軸7の駆動による前記
回転枠4の回転で前記スプール3に釣糸を巻取る
ごとく成したスピニングリールであつて、前記リ
ールボデイ1の後部に、該リールボデイ1を貫通
するカウンター軸15と表示部16をもつカウン
ター本体17とを備えたカウンター18のカウン
ター本体17を、リールボデイ1に対し前記カウ
ンター軸15の軸心を中心に位置変更可能に取付
けると共に、前記カウンター軸15を前記ハンド
ル軸7の回転に連動させたことを特徴とするもの
である。
(作用)
しかして前記スプール3から釣糸を繰出した
後、前記ハンドル軸7を回転操作して前記スプー
ル3上に釣糸を巻取ることにより、前記ハンドル
軸7の回転に連動してカウンター軸15が回転
し、このカウンター軸15の回転数が、前記表示
部16において前記スプール3からの釣糸繰出量
として表示されるのである。
後、前記ハンドル軸7を回転操作して前記スプー
ル3上に釣糸を巻取ることにより、前記ハンドル
軸7の回転に連動してカウンター軸15が回転
し、このカウンター軸15の回転数が、前記表示
部16において前記スプール3からの釣糸繰出量
として表示されるのである。
また前記ハンドル軸7に装着するハンドルを右
又は、左ハンドルに変更したり、或いはスピニン
グリールの使用角度を変更するとき、例えば投げ
釣りを行うような場合で、前記スピニングリール
を横向きとして使用するようなときには、前記カ
ウンター本体17の表示部16が最も見易い位置
に位置されるごとく、前記カウンター本体17を
前記カウンター軸15の軸心を中心に位置変更さ
せるのであり、斯くすることにより、右ハンドル
又は、左ハンドルに変更したり、前記スピニング
リールの使用角度を変更するにも拘わらず、前記
表示部16を容易に見ることができ、前記スプー
ル3からの釣糸繰出量を知ることができるのであ
る。
又は、左ハンドルに変更したり、或いはスピニン
グリールの使用角度を変更するとき、例えば投げ
釣りを行うような場合で、前記スピニングリール
を横向きとして使用するようなときには、前記カ
ウンター本体17の表示部16が最も見易い位置
に位置されるごとく、前記カウンター本体17を
前記カウンター軸15の軸心を中心に位置変更さ
せるのであり、斯くすることにより、右ハンドル
又は、左ハンドルに変更したり、前記スピニング
リールの使用角度を変更するにも拘わらず、前記
表示部16を容易に見ることができ、前記スプー
ル3からの釣糸繰出量を知ることができるのであ
る。
(実施例)
以下本考案にかかるスピニングリールを図面の
実施例によつて説明する。
実施例によつて説明する。
第4図に示したスピニングリールは、一側を開
放したボデイ本体と該ボデイ本体の開放部を閉鎖
する蓋体とから成るリールボデイ1にスプール軸
2を前後方向に移動自由に支持して、該スプール
軸2の先端側にスプール3を取付けると共に、前
記リードボテイ1の前部側に、一対の支持腕4
a,4aをもつた回転枠4を回転可能に支持する
一方、前記リールボデイ1の横方向一側部には、
ハンドル5を回転自由に支持して、該ハンドル5
の回転操作で、前記スプール3の前後方向移動と
前記回転枠4の回転駆動とを行うようにしてい
る。
放したボデイ本体と該ボデイ本体の開放部を閉鎖
する蓋体とから成るリールボデイ1にスプール軸
2を前後方向に移動自由に支持して、該スプール
軸2の先端側にスプール3を取付けると共に、前
記リードボテイ1の前部側に、一対の支持腕4
a,4aをもつた回転枠4を回転可能に支持する
一方、前記リールボデイ1の横方向一側部には、
ハンドル5を回転自由に支持して、該ハンドル5
の回転操作で、前記スプール3の前後方向移動と
前記回転枠4の回転駆動とを行うようにしてい
る。
また、前記リールボデイ1の内部で、前記ハン
ドル5と回転枠4との間には、該回転枠4を駆動
する駆動機構6を設けている。
ドル5と回転枠4との間には、該回転枠4を駆動
する駆動機構6を設けている。
前記駆動機構6は、前記スプール軸2と直交状
に前記リールボデイ1に支持され、かつ長さ方向
一端に前記ハンドル5を結合したハンドル軸7
と、該ハンドル軸7の軸端に取付けたマスターギ
ヤ8と、このマスターギヤ8に噛合するピニオン
ギヤ9と、該ピニオンギヤ9から前方側に延び、
前記スプール軸2の外周部に遊嵌合された駆動軸
10とから成り、前記ハンドル5に伴う前記ハン
ドル軸7の回転により、前記マスターギヤ8とピ
ニオンギヤ9及び駆動軸10を介して前記回転枠
4を回転させ、この回転枠4の支持腕4a間に支
持したベールアーム4bを介して前記スプール3
上に釣糸を巻取るようにしている。
に前記リールボデイ1に支持され、かつ長さ方向
一端に前記ハンドル5を結合したハンドル軸7
と、該ハンドル軸7の軸端に取付けたマスターギ
ヤ8と、このマスターギヤ8に噛合するピニオン
ギヤ9と、該ピニオンギヤ9から前方側に延び、
前記スプール軸2の外周部に遊嵌合された駆動軸
10とから成り、前記ハンドル5に伴う前記ハン
ドル軸7の回転により、前記マスターギヤ8とピ
ニオンギヤ9及び駆動軸10を介して前記回転枠
4を回転させ、この回転枠4の支持腕4a間に支
持したベールアーム4bを介して前記スプール3
上に釣糸を巻取るようにしている。
また、前記リールボデイ1の内部には、前記ス
プール3を前後方向に往復移動させる往復動機構
11を設けており、この往復動機構11は、前記
スプール軸2と平行に支持されたトラバース軸1
2と、このトラバース軸12の前部側に取付けた
前記ピニオンギヤ9に噛合するギヤ13と、前記
トラバース軸12と前記スプール軸2とを互いに
連結する連結体14とから成り、前記ハンドル5
に伴う前記ハンドル軸7の回転により、前記ピニ
オンギヤ9と前記ギヤ13を介して前記トラバー
ス軸12を回転駆動させ、該トラバース軸12の
回転に伴い前記連結体14を介して前記スプール
軸2を前後方向に往復移動させるようにしてい
る。
プール3を前後方向に往復移動させる往復動機構
11を設けており、この往復動機構11は、前記
スプール軸2と平行に支持されたトラバース軸1
2と、このトラバース軸12の前部側に取付けた
前記ピニオンギヤ9に噛合するギヤ13と、前記
トラバース軸12と前記スプール軸2とを互いに
連結する連結体14とから成り、前記ハンドル5
に伴う前記ハンドル軸7の回転により、前記ピニ
オンギヤ9と前記ギヤ13を介して前記トラバー
ス軸12を回転駆動させ、該トラバース軸12の
回転に伴い前記連結体14を介して前記スプール
軸2を前後方向に往復移動させるようにしてい
る。
尚、前記ハンドル5は、リールボデイ1の右側
と左側との一方に選択して配設できるように構成
されている。
と左側との一方に選択して配設できるように構成
されている。
しかして以上のごときスピニングリールにおい
て、前記リールボデイ1の後部側に、該リールボ
デイ1を貫通するカウンター軸15と、表示部1
6をもつカウンター本体17とを備えたカウンタ
ー18の、前記カウンター軸15を、前記往復動
機構11のトラバース軸12と平行になるように
支持すると共に、前記リールボデイ1に前記カウ
ンター本体17を、前記カウンター軸15の軸心
を中心に位置変更可能に取付ける一方、前記カウ
ンター軸15を前記トラバース軸12に連動連結
して、前記ハンドル5の回転操作時に、該ハンド
ル5の回転力を前記ハンドル軸7、マスターギヤ
8、ピニオンギヤ9とギヤ13及びトラバース軸
12を介して前記カウンター軸15に伝達し、該
カウンター軸15の回転数を前記表示部16で表
示するようにしたのである。
て、前記リールボデイ1の後部側に、該リールボ
デイ1を貫通するカウンター軸15と、表示部1
6をもつカウンター本体17とを備えたカウンタ
ー18の、前記カウンター軸15を、前記往復動
機構11のトラバース軸12と平行になるように
支持すると共に、前記リールボデイ1に前記カウ
ンター本体17を、前記カウンター軸15の軸心
を中心に位置変更可能に取付ける一方、前記カウ
ンター軸15を前記トラバース軸12に連動連結
して、前記ハンドル5の回転操作時に、該ハンド
ル5の回転力を前記ハンドル軸7、マスターギヤ
8、ピニオンギヤ9とギヤ13及びトラバース軸
12を介して前記カウンター軸15に伝達し、該
カウンター軸15の回転数を前記表示部16で表
示するようにしたのである。
具体的には、第1図で明らかにしたごとく、前
記リールボデイ1の背壁側に挿通孔1aを形成し
て、該挿通孔1aから前記カウンター18のカウ
ンター軸15を前記リールボデイ1の内方へと突
入させ、このカウンター軸15の突入端部に第1
ギヤ19を取付けると共に、前記トラバース軸1
2の軸端側に、前記第1ギヤ19に噛合する第2
ギヤ20を取付けて、前記トラバース軸12の回
転数を前記各ギヤ19,20を介して前記カウン
ター本体17に伝達し、前記カウンター軸15の
回転数を前記表示部16において、前記ハンドル
5の回転数つまり前記スプール3の釣糸繰出量と
して表示させるのである。
記リールボデイ1の背壁側に挿通孔1aを形成し
て、該挿通孔1aから前記カウンター18のカウ
ンター軸15を前記リールボデイ1の内方へと突
入させ、このカウンター軸15の突入端部に第1
ギヤ19を取付けると共に、前記トラバース軸1
2の軸端側に、前記第1ギヤ19に噛合する第2
ギヤ20を取付けて、前記トラバース軸12の回
転数を前記各ギヤ19,20を介して前記カウン
ター本体17に伝達し、前記カウンター軸15の
回転数を前記表示部16において、前記ハンドル
5の回転数つまり前記スプール3の釣糸繰出量と
して表示させるのである。
また、前記リールボデイ1の背壁側に設ける挿
通孔1aは、前記カウンター軸15に取付ける前
記第1ギヤ19よりもやや大径に形成して、前記
カウンター本体17の前記リールボデイ1への取
付け時に、前記カウンター軸15を前記第1ギヤ
19と一緒に前記挿通孔1aから前記リールボデ
イ1の内方へと挿入可能となして、該リールボデ
イ1に対する前記カウンター18の組付性を良好
となすのである。
通孔1aは、前記カウンター軸15に取付ける前
記第1ギヤ19よりもやや大径に形成して、前記
カウンター本体17の前記リールボデイ1への取
付け時に、前記カウンター軸15を前記第1ギヤ
19と一緒に前記挿通孔1aから前記リールボデ
イ1の内方へと挿入可能となして、該リールボデ
イ1に対する前記カウンター18の組付性を良好
となすのである。
更に、前記カウンター18は、そのカウンター
軸15を前記リールボデイ1の挿通孔1aに回転
可能に支持することにより、前記第1及び第2ギ
ヤ19,20を噛合わせた状態で前記カウンター
本体17の前記リールボデイ1に対する位置変更
可能とするのであり、即ち、前記カウンター軸1
5上に、前記挿通孔1aとほぼ同一径としたブツ
シユ21を嵌合させ、このブツシユ21を介して
前記カウンター軸15を前記挿通孔1aに回転可
能に支持させるのである。
軸15を前記リールボデイ1の挿通孔1aに回転
可能に支持することにより、前記第1及び第2ギ
ヤ19,20を噛合わせた状態で前記カウンター
本体17の前記リールボデイ1に対する位置変更
可能とするのであり、即ち、前記カウンター軸1
5上に、前記挿通孔1aとほぼ同一径としたブツ
シユ21を嵌合させ、このブツシユ21を介して
前記カウンター軸15を前記挿通孔1aに回転可
能に支持させるのである。
また、前記カウンター軸15上に設ける前記ブ
ツシユ21には、第1図及び第2図で明らかにし
たごとく、前方に向かつて突出する筒軸21aを
一体に形成して、該筒軸21aの外周両側に非円
形部21bをそれぞれ設けると共に、前記リール
ボデイ1の内部で前記第1ギヤ19の背後位置
に、前記リールボデイ1の挿通孔1aよりも大
で、かつ前記ブツシユ21の非円形部21bに係
合可能な概略U形状の係合溝22aをもつた止め
板22を取付け、この止め板22の係合溝22a
を前記ブツシユ21の非円形部21bに係合させ
ることにより、前記カウンター軸15の前記リー
ルボデイ1からの抜け止めを行い、該リールボデ
イ1に前記カウンター18を、前記カウンター軸
15を中心に回転可能に取付けるのである。
ツシユ21には、第1図及び第2図で明らかにし
たごとく、前方に向かつて突出する筒軸21aを
一体に形成して、該筒軸21aの外周両側に非円
形部21bをそれぞれ設けると共に、前記リール
ボデイ1の内部で前記第1ギヤ19の背後位置
に、前記リールボデイ1の挿通孔1aよりも大
で、かつ前記ブツシユ21の非円形部21bに係
合可能な概略U形状の係合溝22aをもつた止め
板22を取付け、この止め板22の係合溝22a
を前記ブツシユ21の非円形部21bに係合させ
ることにより、前記カウンター軸15の前記リー
ルボデイ1からの抜け止めを行い、該リールボデ
イ1に前記カウンター18を、前記カウンター軸
15を中心に回転可能に取付けるのである。
前記止め板22は、その全体が円弧形状に湾曲
されていて、該止め板22を前記第1ギヤ19と
前記リールボデイ1の背壁内面側との間に介装さ
せることにより、前記第1ギヤ19及び前記カウ
ンター軸15のガタ付きを防止するようにしてい
る。
されていて、該止め板22を前記第1ギヤ19と
前記リールボデイ1の背壁内面側との間に介装さ
せることにより、前記第1ギヤ19及び前記カウ
ンター軸15のガタ付きを防止するようにしてい
る。
しかして以上の構成とすることにより、前記リ
ールボデイ1の右側に配設した前記ハンドル5を
リールボデイ1の左側に配設して左ハンドルとし
た場合、或いはスピニングリールの使用角度を変
更するとき、例えば投げ釣りを行うような場合
で、前記スピニングリールを横向状態で使用する
ようなときにあつても、前記リールボデイ1に対
して前記カウンター本体17を前記カウンター軸
15を中心に位置変更させることで、前記表示部
16を最も見易い方向に指向させることができる
のであり、従つて該表示部16を容易に見ること
ができて、前記スプール3からの釣糸繰出量を容
易に知ることが可能となるのである。
ールボデイ1の右側に配設した前記ハンドル5を
リールボデイ1の左側に配設して左ハンドルとし
た場合、或いはスピニングリールの使用角度を変
更するとき、例えば投げ釣りを行うような場合
で、前記スピニングリールを横向状態で使用する
ようなときにあつても、前記リールボデイ1に対
して前記カウンター本体17を前記カウンター軸
15を中心に位置変更させることで、前記表示部
16を最も見易い方向に指向させることができる
のであり、従つて該表示部16を容易に見ること
ができて、前記スプール3からの釣糸繰出量を容
易に知ることが可能となるのである。
また、前記カウンター本体17を前記リールボ
デイ1の後部側に位置変更可能に支持するにあた
つては、第3図に示したごとく、前記カウンター
本体17の前壁一部で前記カウンター軸15の外
周部位に、前方側に突出する筒軸17aを一体に
形成し、この筒軸17aを前記リールボデイ1の
挿通孔1aに回転可能に支持させることにより、
前記カウンター軸15を中心に前記カウンター本
体17を、前記リールボデイ1に対して位置変更
可能に支持させることも可能である。
デイ1の後部側に位置変更可能に支持するにあた
つては、第3図に示したごとく、前記カウンター
本体17の前壁一部で前記カウンター軸15の外
周部位に、前方側に突出する筒軸17aを一体に
形成し、この筒軸17aを前記リールボデイ1の
挿通孔1aに回転可能に支持させることにより、
前記カウンター軸15を中心に前記カウンター本
体17を、前記リールボデイ1に対して位置変更
可能に支持させることも可能である。
尚、各図において、23は前記カウンター18
のリセツトボタンである。
のリセツトボタンである。
また、以上の各実施例においては、前記カウン
ター18のカウンター軸15に、前記往復動機構
11のトラバース軸12から回転力を伝達して、
該カウンター軸15の回転数を前記表示部16に
おいて、前記スプール3からの釣糸繰出量として
表示させるようにしたが、その他、前記トラバー
ス軸12とは別に、前記ハンドル軸7の回転に連
動して回転する回転軸を設けて、この回転軸の回
転に前記カウンター軸15を連動させるようにし
てもよいし、又、第5図の如く前記カウンター軸
15を前記ハンドル軸7と同方向となるように配
設して、該カウンター軸1に設ける前記第1ギヤ
19をウオームとし、前記トラバース軸12に設
ける前記第2ギヤ20をウオームホイールとして
前記カウンター軸15を前記ハンドル軸7の回転
に連動させるようにしてもよい。
ター18のカウンター軸15に、前記往復動機構
11のトラバース軸12から回転力を伝達して、
該カウンター軸15の回転数を前記表示部16に
おいて、前記スプール3からの釣糸繰出量として
表示させるようにしたが、その他、前記トラバー
ス軸12とは別に、前記ハンドル軸7の回転に連
動して回転する回転軸を設けて、この回転軸の回
転に前記カウンター軸15を連動させるようにし
てもよいし、又、第5図の如く前記カウンター軸
15を前記ハンドル軸7と同方向となるように配
設して、該カウンター軸1に設ける前記第1ギヤ
19をウオームとし、前記トラバース軸12に設
ける前記第2ギヤ20をウオームホイールとして
前記カウンター軸15を前記ハンドル軸7の回転
に連動させるようにしてもよい。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかるスピニング
リールでは、リールボデイ1の後部に、該リール
ボデイ1を貫通するカウンター軸15と表示部1
6をもつカウンター本体17とを備えたカウンタ
ー18のカウンター本体17をリールボデイ1に
対し前記カウンター軸15の軸心を中心に位置変
更可能に取付けると共に、前記カウンター軸15
を前記ハンドル軸7の回転に連動させるようにし
たから、ハンドルを右、又は、左ハンドルに変更
した場合でも、又、前記スピニングリールを如何
なる形態で使用する場合にあつても、前記リール
ボデイ1に対し前記カウンター本体17を、その
カウンター軸15を中心に位置変更させることに
より、前記カウンター本体17の表示部16を容
易に見ることができて、使い勝手を良好ならしめ
得るに至つたのである。
リールでは、リールボデイ1の後部に、該リール
ボデイ1を貫通するカウンター軸15と表示部1
6をもつカウンター本体17とを備えたカウンタ
ー18のカウンター本体17をリールボデイ1に
対し前記カウンター軸15の軸心を中心に位置変
更可能に取付けると共に、前記カウンター軸15
を前記ハンドル軸7の回転に連動させるようにし
たから、ハンドルを右、又は、左ハンドルに変更
した場合でも、又、前記スピニングリールを如何
なる形態で使用する場合にあつても、前記リール
ボデイ1に対し前記カウンター本体17を、その
カウンター軸15を中心に位置変更させることに
より、前記カウンター本体17の表示部16を容
易に見ることができて、使い勝手を良好ならしめ
得るに至つたのである。
第1図は本考案にかかるスピニングリールの要
部を示す一部切欠断面図、第2図はカウンター軸
の支持部分を示す拡大正断面図、第3図は他の実
施例を示す断面図、第4図はスピニングリールの
全体構造を示す一部切欠側面図、第5図は更に他
の実施例を示す要部のみの断面図である。 1……リールボデイ、3……スプール、4……
回転枠、6……駆動機構、7……ハンドル軸、1
5……カウンター軸、16……表示部、17……
カウンター本体、18……カウンター。
部を示す一部切欠断面図、第2図はカウンター軸
の支持部分を示す拡大正断面図、第3図は他の実
施例を示す断面図、第4図はスピニングリールの
全体構造を示す一部切欠側面図、第5図は更に他
の実施例を示す要部のみの断面図である。 1……リールボデイ、3……スプール、4……
回転枠、6……駆動機構、7……ハンドル軸、1
5……カウンター軸、16……表示部、17……
カウンター本体、18……カウンター。
Claims (1)
- スプール3を支持したリールボデイ1と、該リ
ールボデイ1に回転自由に支持される回転枠4
と、この回転枠4を駆動するハンドル軸7を含む
駆動機構6とを備え、前記ハンドル軸7の駆動に
よる前記回転枠4の回転で前記スプール3に釣糸
を巻取るごとく成したスピニングリールであつ
て、前記リールボデイ1の後部に、該リールボデ
イ1を貫通するカウンター軸15と表示部16を
もつカウンター本体17とを備えたカウンター1
8のカウンター本体17を、リールボデイ1に対
し前記カウンター軸15の軸心を中心に位置変更
可能に取付けると共に、前記カウンター軸15を
前記ハンドル軸7の回転に連動させたことを特徴
とするスピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17298887U JPH0522816Y2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17298887U JPH0522816Y2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0177906U JPH0177906U (ja) | 1989-05-25 |
JPH0522816Y2 true JPH0522816Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=31464932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17298887U Expired - Lifetime JPH0522816Y2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522816Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-11 JP JP17298887U patent/JPH0522816Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0177906U (ja) | 1989-05-25 |
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