JPH04242Y2 - - Google Patents

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JPH04242Y2
JPH04242Y2 JP12043985U JP12043985U JPH04242Y2 JP H04242 Y2 JPH04242 Y2 JP H04242Y2 JP 12043985 U JP12043985 U JP 12043985U JP 12043985 U JP12043985 U JP 12043985U JP H04242 Y2 JPH04242 Y2 JP H04242Y2
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JP
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winder
gear
reel
case
tape measure
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JP12043985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は巻尺に関するものであり、とくに早
巻き巻尺に関するものである。
(従来の技術) 巻尺は、ケース内にテープを巻取用リールを回
転可能に収容し、巻尺テープをケース内に収容す
るようにされている。この際、リールの内部にバ
ネを巻回しておき、バネの戻り力により巻尺テー
プを自動的にリールに巻取るようにしているもの
もあるが、これは比較的短かい巻尺テープ、とく
に10m以下の巻尺テープに適用されるに過ぎなか
つた。10m以上100mというような長尺の巻尺テ
ープは、バネの使用により巻取ることが困難なの
で、リールにハンドルを付して手でハンドルを回
転させることにより巻取ることとされた。この形
式の巻尺は、ケース内にテープ巻取りリールを回
転可能に付設し、ケースの外側にハンドルを付設
してなるものである。
測量用長尺体が、テープではなくて紐の場合に
は、巻取りに際し、長尺体の捩れが障害とならな
いので、リールの巻取速度を大きくし、いわゆる
早巻きとしたものが古くから知られていた。とこ
ろが、長尺体がテープの場合には、早巻きする
と、テープがねじれてリールに巻回されるので、
早巻きは余り試みられなかつた。
しかし、巻尺テープを早巻きにしたものが知ら
れてきている。例えば、実開昭57ー41102号公報
に、フレームから膨出して円形のギアボツクスが
形成され、ギヤボツクスの中央に円形の公転駆動
盤がハンドル軸によつて回転自在に支持され、公
転駆動盤には互いに120度の間隔を以つた3個の
遊星歯車が支持され、これらの遊星歯車と噛合す
る公転駆動歯車がギアボツクスの内周壁面に固着
されており、更に遊星歯車と噛合する太陽歯車の
歯車軸に巻取ドラムが一体的に結合されている巻
尺装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の巻尺はギアボツクスが密
室とされていないため泥、砂等の混入により歯車
の破損等故障が生じたり、又、太陽歯車と遊星歯
車、公転駆動歯車をバランスよく咬み合わせなが
ら全体を組立しなければならないため作業性に劣
る上に歯車ががたつく等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は従来の問題点に鑑みなされたもので、
鋭意工夫の結果、上述の問題点を解決した巻尺を
提供するものである。
以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1はケースであつて、対称形状
の板が2枚対向されてビス止めされており、第1
図の如き把手部11と石突き12が形成されてい
る。
2は内歯車であつて、ケース1を形成する一方
の板に穿設された円形の開口部13よりやや大径
に形成されて、ケース開口部13の外周に取付け
られている。又、内歯車2の前面は後述のワイン
ダー3の周縁が当接されるため第2図の如く凹ま
されていると、ワインダー3のケース1からの突
出度合が少なく好ましい。尚、21は内歯車2か
らケース1内方に向けて突設された取付用ボスで
ある。
3はワインダーである。ワインダー3は内歯車
2と同心的に内歯車2前面に当接されて上記開口
部13を塞ぐ如く設けられ、ワインダー3の内面
中央に突設された中心軸31の端部がケース1の
軸孔14に回転自在に支持されている。ワインダ
ー3の外面にはハンドル4が連結され、ハンドル
4の操作によりワインダー3が回転するようにな
されている。又、ワインダー3内面には互いに
120°の間隔を持つて同一円周上に3個の遊星歯車
軸32が突設されている。
上記中心軸31に、一端部に太陽歯車51を備
えた回転筒軸5が支持され、遊星歯車軸32に遊
星歯車6が支持されて、何れも回転自在となされ
ており、遊星歯車6が内歯車2と咬み合い、更に
太陽歯車51と咬み合う状態に支持されている。
7は蓋板であつて、ワインダー3との間に内歯
車2、太陽歯車51、遊星歯車6を介在させてワ
インダー3内面に固着され、密室のギアボツクス
を形成するためのものである。具体的には、第2
図及び第3図の如く回転筒軸5が蓋板7の孔71
に嵌まり、同時に遊星歯車軸32も蓋板7の孔7
2に嵌まり、ビス73で蓋板7が遊星歯車軸32
に固定されている。又、組立てに際して、予めワ
インダー3の中心軸31に太陽歯車51、遊星歯
車軸32に遊星歯車6をそれぞれ支持しておき、
内歯車2を介して蓋板7をワインダー3に固着し
て歯車機構ユニツトを形成した後、内歯車2をケ
ース1に固着するものである。
太陽歯車51を備えた回転筒軸5の蓋板7の外
に出る部分には、巻取リール8が回転筒軸5と一
体的に回転可能に支持されている。回転筒軸5と
巻取リール8を一体的に回転させる方法は、回転
筒軸5の横断面外形が正方形となされ、巻取リー
ル8の中心孔81も同様に正方形となされ、両者
が嵌合されるものである。また、巻取リール8の
外周に巻尺テープ9が巻回されている。
尚、巻尺テープ9は鋼帯、繊維補強合成樹脂帯
等から作製され、通常50mや100mといつた長尺
のものが使用される。
(作用) 本考案巻尺はハンドル操作によるワインダーの
回転により遊星歯車が内歯車と咬み合い自転しな
がらワインダーとともに内歯車と太陽歯車間を移
動する。同時に太陽歯車を回転させ回転筒軸を介
して巻取リールを回転させる。この際ワインダー
の回転は太陽歯車の歯数に対する内歯車の歯数の
割合分だけ増速して回転筒軸に伝えられてテープ
巻取リールが回転される。
(考案の効果) 以上詳述した如く本考案によれば、太陽歯車、
遊星歯車、及び内歯車がワインダーと蓋板間で形
成される空間内に収容されているので、泥、砂等
の混入による歯車の破損や歯車のがたつきの心配
がない。
又、組立てに際してワインダーに内歯車を嵌合
させ、太陽歯車及び遊星歯車をワインダーに軸支
させ、更に蓋板をかぶせて一体とした歯車機構ユ
ニツトを、ケースに取付けたり、はずしたりする
だけで容易に組立てや交換ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案巻尺を示す図面であり、第1図は
正面図、第2図は分解斜視図、第3図は要部断面
図、第4図は歯車の咬み合い状態を示す正面図で
ある。 1……ケース、13……ケース開口部、2……
内歯車、3……ワインダー、31……中心軸、5
……回転筒軸、51……太陽歯車、6……遊星歯
車、7……蓋板、8……巻取リール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1内に巻取リール8が回転可能に収容さ
    れ、ケース1外側にハンドル4が付設され、ハン
    ドル4によりリール8を回転させて巻尺テープが
    巻取られるようにされた巻尺において、ケース1
    のほぼ中央部開口部13の外周に内歯車2が固着
    され、ハンドル4と連結されたワインダー3が内
    歯車2と同心的に内歯車2前面に当接され、ワイ
    ンダー3の中心軸31がケース1に回転自在に支
    持され、端部に太陽歯車51を備えた回転筒軸5
    が上記中心軸31に回転自在に支持され、太陽歯
    車51及び内歯車2と咬み合う遊星歯車6がワイ
    ンダー3の内面に回転自在に軸支され、蓋板7が
    ワインダー3との間に内歯車2、太陽歯車51、
    遊星歯車6を介在させてワインダー3に固着さ
    れ、上記回転筒軸5に巻取リール8が回転筒軸5
    と一体的に回転可能に支持された巻尺。
JP12043985U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH04242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12043985U JPH04242Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP12043985U JPH04242Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228102U JPS6228102U (ja) 1987-02-20
JPH04242Y2 true JPH04242Y2 (ja) 1992-01-07

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ID=31008750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12043985U Expired JPH04242Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6228102U (ja) 1987-02-20

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