JPH052072Y2 - - Google Patents

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JPH052072Y2
JPH052072Y2 JP1986069649U JP6964986U JPH052072Y2 JP H052072 Y2 JPH052072 Y2 JP H052072Y2 JP 1986069649 U JP1986069649 U JP 1986069649U JP 6964986 U JP6964986 U JP 6964986U JP H052072 Y2 JPH052072 Y2 JP H052072Y2
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rotor
drive disk
drive
motor
engaging portion
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は魚釣用スピニングリールの改良に関す
るもので、釣糸を電動及び手動で自在に捲取るこ
とができると共にリール筐体の小型コンパクト化
を図ることを目的とするものである。
従来の技術 魚釣用スピニングの電動駆動手段として、モー
ターの駆動軸に設けたピニオンをローターに形成
した歯部に直接噛合させることが、実公昭42−
551号公報で知られているが、この方式では魚釣
り状況に応じた微妙かつ円滑な手動捲取り操作が
できない欠陥がある。
またリール筐体内の回転軸筒にモーターの駆動
軸に設けた歯車と噛合する歯車を設けると共にハ
ンドル軸にオーバーランニング機構を設けてロー
ターを電動及び手動で回動できるようにした方式
も特公昭47−21452号公報で知られているが、モ
ーター駆動軸の歯車とこれに噛合する回転軸筒に
設けた歯車をリール筐体内に設けているため、リ
ール筐体が大型化しリール操作及び携帯が不便と
なる欠陥がある。
考案の構成 本考案はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、前側に係合部を後側に歯部を夫々形成した
駆動円盤を、ローター後部の凹陥部内における回
転軸筒に回動自在に嵌合し、前記ローターには前
記係合部に係合して駆動円盤の捲取り方向の回動
をローターに伝達する一方のみ係合するクラツチ
爪を設けると共に前記駆動円盤の歯部にはモータ
ーの伝動軸に設けた歯車を噛合せしめたことを要
旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、リ
ール筐体1の前部にはローター2を固着した回転
軸筒3が支承されると共に該回転軸筒3のリール
筐体1内にはストツパー爪4を係合自在に形成し
た爪車5とピニオン6とが設けられ、前記ピニオ
ン6はハンドル軸7の駆動歯車8と噛合してい
る。
またローター2の後部に形成された凹陥部内に
おける回転軸筒3には前側内周面に係合部9を、
後側内周面に歯部10を夫々設けた駆動円盤11
が回動自在に嵌合しており、前記係合部9には、
ローター2の凹陥部底面に軸着された一方向のみ
係合するクラツチ爪12が係合自在に係合し、駆
動円盤11が第2図矢印の如く釣糸捲取り方向で
ある反時計廻り方向に回動するとクラツチ爪12
と係合部9とが係合してローター2を一体的に回
動し、ローター2が第3図矢印の如く釣糸捲取り
方向(反時計廻り方向)に回動するとクラツチ爪
12は係合部9上を滑り駆動円盤11とローター
2とは分離するように形成されている。
前記リール筐体1内の下側には伝動軸13が架
設支承され、該伝動軸13の後端にはモーター1
4の駆動軸15が着脱自在に連結されると共に先
端には前記駆動円盤11の歯部10に噛合する歯
車16が設けられ、更にハンドル軸7にはオーバ
ーランニング機構17を介してハンドル18が取
付けられている。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら、釣糸の電動捲取りの場合には、モーター14
を駆動すると、伝動軸13、歯車16及び歯部1
0を介して駆動円盤11が回動され、該駆動円盤
11の係合部9とクラツチ爪12とは係合してロ
ーター2を回動して釣糸を捲取るものであり、こ
の場合ハンドル18はこれを手で保持していても
オーバーランニング機構17により回転すること
がない。
また釣糸の手動捲取りの場合には、ハンドル1
8を回動すると、オーバーランニング機構17で
ハンドル軸7と係合してこれを回動し、更に駆動
歯車8、ピニオン6及び回転軸筒3を介してロー
ター2を回動して釣糸を捲取ると共にクラツチ爪
12は駆動円盤11の係合部9を滑り駆動円盤1
1を回動することがない。
第8図に示す実施例は、モーター14をリール
筐体1内に設置し、その駆動軸15と伝動軸13
とを歯車19・19を介して連動するようにした
ものである。
なお図中20はモーター14を脱したときに伝
動軸13部分に被嵌するキヤツプである。
考案の効果 本考案はローター凹陥部内の回転軸筒にモータ
ーで連動される駆動円盤を回動自在に嵌合すると
共に該駆動円盤とローターとを一方向のみ係合す
るクラツチ爪で駆動円盤が回動するときのみ両者
が一体的に係合するようにしたので、釣糸を電動
及び手動の双方で随時捲取ることができ、魚釣り
状況に応じた魚釣り操作が円滑容易にできると共
に、駆動円盤はローターの凹陥部内のスペースを
有効に利用でき、リール筐体が必要以上に大型化
又は重量化することを防止することができる優れ
た特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠正面図、第2図及び
第3図は夫々要部の作動状況を示す縦断側面図、
第4図は同要部の着脱状況を示す一部切欠正面
図、第5図は同要部の一部切欠側面図、第6図及
び第7図は夫々要部の作動状況を示す縦断正面
図、第8図は本考案の別実施例の一部切欠正面図
である。 1……リール筐体、2……ローター、3……回
転軸筒、9……係合部、10……歯部、11……
駆動円盤、12……クラツチ爪、13……伝動
軸、14……モーター、16……歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前側に係合部を後側に歯部を夫々形成した駆動
    円盤を、ローター後部の凹陥部内における回転軸
    筒に回動自在に嵌合し、前記ローターには前記係
    合部に係合して駆動円盤の捲取り方向の回動をロ
    ーターに伝達する一方のみ係合するクラツチ爪を
    設けると共に前記駆動円盤の歯部にはモーターの
    伝動軸に設けた歯車を噛合せしめた魚釣用スピニ
    ングリール。
JP1986069649U 1986-05-09 1986-05-09 Expired - Lifetime JPH052072Y2 (ja)

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JP1986069649U JPH052072Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP1986069649U JPH052072Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS62181167U JPS62181167U (ja) 1987-11-17
JPH052072Y2 true JPH052072Y2 (ja) 1993-01-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170876U (ja) * 1982-05-10 1983-11-15 三菱電機株式会社 キヤビネツト構造

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JPS62181167U (ja) 1987-11-17

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