JP2001037386A - 釣用電動リール - Google Patents

釣用電動リール

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JP2001037386A
JP2001037386A JP11217796A JP21779699A JP2001037386A JP 2001037386 A JP2001037386 A JP 2001037386A JP 11217796 A JP11217796 A JP 11217796A JP 21779699 A JP21779699 A JP 21779699A JP 2001037386 A JP2001037386 A JP 2001037386A
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reel
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lever
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Hideo Noda
英夫 野田
Kenji Maruyama
憲二 丸山
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣用電動リールをコンパクト化する。 【解決手段】 リール本体(8)の側板(9,10)間
に手動ハンドル(13)にて回転可能に支持されたスプ
ール(11)と、スプール(11)を回転駆動可能にリ
ール本体(8)又はスプール(11)内に装着したスプ
ール駆動モータ(14)と、スプール駆動モータ(1
4)のモータ出力を停止状態から多段階に調整可能とす
るリール本体(8)に変位操作可能に設けられたモータ
出力調整手段とを具備する。モータ出力調整手段を構成
する可変抵抗体(47)と、可変抵抗体(47)に連動
する調整レバー(48)とをリール本体(8)の各々別
位置に配置し、可変抵抗体(47)と調整レバー(4
8)とを連結部材(49a〜49e)で連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ出力の調整レ
バーを備えた釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−153888号、特願平10
−257303号、特願平11−80745号は、モー
タ出力の調整レバーを備えた釣用電動リールについて開
示する。
【0003】これらの釣用電動リールは、図6乃至図8
に示すように、リール本体1の側板2,3間に手動ハン
ドル4にて回転可能に支持されたスプール5と、スプー
ル5を回転駆動可能にリール本体1又はスプール5内に
装着したスプール駆動モータと、このスプール駆動モー
タのモータ出力を停止状態から多段階に調整可能とする
リール本体1に変位操作可能に設けられたモータ出力調
整手段である調整レバー6とを具備する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
釣用電動リールのモータ出力調整手段はその可変抵抗体
と可変抵抗体を操作する調整レバー6とをリール本体1
の同じ個所に配置してなるものであるから、調整レバー
6がリール本体1のプロフィール(輪郭)から大きく突
出してしまうという欠点がある。また、殊に図8に示す
リールの調整レバー6はその破損、誤動作防止のためク
ラッチレバー7を調整レバーよりも後方へ大きく突出さ
せるようにしているので、リール全体が大型化してしま
うという欠点を有する。また、図6乃至図8に示すリー
ルはいずれも調整レバー6の手動ハンドル4側への突出
量が大きく、そのため手動ハンドル4の取り付け位置が
リール本体1から離れてしまうという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体(8)の側板
(9,10)間に手動ハンドル(13)にて回転可能に
支持されたスプール(11)と、該スプール(11)を
回転駆動可能にリール本体(8)又はスプール(11)
内に装着したスプール駆動モータ(14)と、該スプー
ル駆動モータ(14)のモータ出力を停止状態から多段
階に調整可能とするリール本体(8)に変位操作可能に
設けられたモータ出力調整手段とを具備する釣用電動リ
ールにおいて、上記モータ出力調整手段を構成する可変
抵抗体(47)と、該可変抵抗体(47)に連動する調
整レバー(48)とをリール本体(8)の各々別位置に
配置し、該可変抵抗体(47)と該調整レバー(48)
とを連結部材(49a〜49e,51,52,53,5
4,55)で連動させた釣用電動リールを採用する。
【0006】また、請求項2に係る発明は、上記調整レ
バー(48)をリール本体(8)の側板(10又は9)
に回転可能に軸支し、上記可変抵抗体(47)を上記調
整レバー(48)の取り付け側と反対側(9又は10)
へ設置し、両者を連結部材(51,52,53,54,
55)で連動させた請求項1記載の釣用電動リールを採
用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0008】<実施の形態1>図1乃至図3に示すよう
に、この釣用電動リールのリール本体8はその左右に側
板9,10を備える。各側板9,10は、枠板9a,1
0aと両枠板9a,10a上に夫々外側から取り付けら
れるカバー9b,10bとを有している。
【0009】左右両側板9,10間にはスプール11が
水平に支持される。スプール11はスプール軸11aに
ベアリング12を介して回転可能に支承される。スプー
ル11及びスプール軸11aは以下に述べるように手動
ハンドル13又はスプール駆動モータ14により駆動す
るようになっている。
【0010】手動ハンドル13はリール本体8の外部に
設けられ、ハンドル軸13aが右側板10に回転可能に
支持される。ハンドル軸13aには、ドラッグ装置15
を介しマスター歯車16が取り付けられる。手動ハンド
ル13を回せばドラッグ装置15を介する摩擦抵抗によ
りマスター歯車16がハンドル軸13aと一体で回転す
る。また、ハンドル軸13a上のドラッグ装置15には
ラチェット車17も設けられ、このラチェット車17の
歯に枠板10a上に支持された爪18が噛み合ってお
り、このため手動ハンドル13は釣糸の巻取り方向に回
転可能であるが釣糸の繰出し方向には回転を阻止され
る。
【0011】右側板10には、ハンドル軸13aと平行
にピニオン軸19が回転可能に支持されている。ピニオ
ン軸19の左右端はスプール軸11aの右端と右側板1
0とに相対回転可能に夫々滑り軸受20,21(左側の
滑り軸受20は図4参照。)を介し支持される。ピニオ
ン軸19にはピニオン22がスライド自在に取り付けら
れている。ピニオン22は上記マスター歯車16と常時
噛み合っている。
【0012】ピニオン22の左端とピニオン軸19の中
間位置とには、クラッチ機構のクラッチ爪23(図4参
照。)が形成されている。クラッチ機構は、スプール1
1と手動ハンドル13又はスプール駆動モータ14とを
駆動連結した釣糸巻上げ状態と駆動連結を解除した釣糸
繰出し状態との間で切換を行うためのもので、後述する
レバー装置によりクラッチ爪23を係脱させるようにな
っている。クラッチ爪23が噛み合った状態(クラッチ
ON)で手動ハンドル13が釣糸の巻取方向に回される
と、ハンドル軸13a、マスター歯車16、ピニオン2
2、ピニオン軸19及び後述する第1と第2の遊星歯車
装置24,25を介してトルクがスプール11へと伝達
され、スプール11は釣糸を巻き取る。逆にクラッチ爪
23が離れた状態(クラッチOFF)では、スプール1
1は手動ハンドル13と動力的に切り離され、フリー回
転が可能になり、仕掛けの重み等により釣糸を繰り出
す。
【0013】上記クラッチ爪23の係脱によるクラッチ
のON・OFFは、レバー装置により操作される。すな
わち、ピニオン22の中間位置には環状溝が形成され、
この環状溝にシフター26が嵌まり込んでいる。リール
本体8の右側の枠板10aには、クラッチ爪23(図4
参照。)を取り囲むように配置されたクラッチカム27
が回転自在に保持され、クラッチカム27のカム片27
aはシフター26に接触可能である。シフター26は、
図示しないコイルスプリングにより、クラッチON状態
が維持されるような向きに常時付勢されている。リール
の左右側板9,10間であってスプール11よりも後方
には、クラッチ機構の操作部である操作レバー28が掛
け渡されている。操作レバー28を一体的に保持した操
作レバー軸28aの一端にはアーム29が固定され、該
アーム29に連接棒30の一端がピン結合されている。
連接棒30の他端にはピン30aが取り付けられてお
り、このピン30aがクラッチカム27に設けられたフ
ォーク27bと係合している。
【0014】アーム29と枠板10aとの間には、操作
レバー28及びアーム29を操作レバー軸28aの回り
で振り分け付勢するデッドポイントバネ31が掛け渡さ
れている。
【0015】このレバー装置において、操作レバー28
が図1及び図3中実線で示されるようなクラッチONの
位置へと回動すると、クラッチカム27がシフター26
を押圧から解放するような向きに回転し、ピニオン22
がピニオン軸19上をスライドし、ピニオン12の左端
のクラッチ爪23がピニオン軸19上のクラッチ爪23
と噛み合い、従ってスプール11は手動ハンドル13の
操作により回転可能になる。このクラッチONの状態は
デッドポイントバネ31の付勢力により保持される。逆
に操作レバー28がクラッチOFF位置に切り換え操作
されると、操作レバー28の回転によるトルクがアーム
29、連接棒30、ピン30a及びフォーク27bを介
しクラッチカム27に伝達され、クラッチカム27はそ
の回転に伴いカム片27aでシフター26を押し退け、
ピニオン12はピニオン軸19上をスライドし、ピニオ
ン12の左端のクラッチ爪23がピニオン軸19上のク
ラッチ爪23から離れ、従ってスプール11はフリー回
転可能になる。このクラッチOFF状態はデッドポイン
トバネ31が反転することにより保持される。
【0016】一方、図2及び図3に示すように、スプー
ル11を駆動するためのスプール駆動モータ14がリー
ル本体8の左右両側板9,10間にモータケース32を
介し横置きで固定されている。スプール駆動モータ14
は図示しないバッテリにより駆動する。図3に示すよう
に、スプール駆動モータ14の駆動、停止等を行うため
の制御装置は、リール本体8の上部に載置されたコント
ロールボックス33中に設けられている。スプール駆動
モータ14の設置位置はリール本体8内に限るものでは
なく、スプール11内に配置するようにしても良い。
【0017】スプール駆動モータ14が発生する動力
は、図2に示す第1の遊星歯車装置24及び歯車列34
と図4に示す第2の遊星歯車装置25とによりスプール
11に伝達される。左側の枠板9aにはギアボックス3
5が取り付けられ、このギアボックス35内に第1の遊
星歯車装置24と歯車列34とが収納されている。スプ
ール駆動モータ14の出力軸14aの前端は第1の遊星
歯車装置24に連結され、出力軸14aの後端は一方向
クラッチ36を介しモータケース32に支持されてい
る。一方向クラッチ36はスプール駆動モータ14の逆
転を阻止する。スプール駆動モータ14が起動すると、
後述する第1と第2の遊星歯車装置24,25及び歯車
列34を介してトルクがスプール11へと伝達され、ス
プール11は釣糸を巻き取る。スプール11は手動ハン
ドル13の回転操作によりスプール駆動モータ14を補
助して釣糸巻取り方向に回転可能である。一方、クラッ
チ機構をクラッチOFFにすると、スプール11はフリ
ー回転可能になり、仕掛けの重み等により釣糸を繰り出
す。
【0018】第1と第2の遊星歯車装置24,25及び
歯車列34は連動関係にあり、手動ハンドル13の操作
でスプール11を回す場合は手動ハンドル13の回転数
を多少増速してスプール11に伝達し、スプール駆動モ
ータ14の動力でスプール11を回す場合はスプール駆
動モータ14の回転数を減速してスプール11に伝達す
るようになっている。
【0019】第1の遊星歯車装置24は、図2に示すよ
うに、第1の太陽歯車37と、第1の太陽歯車37に噛
み合う第1の遊星歯車38と、第1の遊星歯車38を回
転可能に支持する第1の腕輪39と、第1の遊星歯車3
7に噛み合う第1の内歯歯車40とを具備する。第1の
太陽歯車37はスプール駆動モータ14の出力軸14a
に固定される。第1の腕輪39は中間軸41に固定され
る。中間軸41はスプール駆動モータ14の出力軸14
aとギアボックス35との間に回転可能に掛け渡されて
いる。第1の内歯歯車40はモータケース32の内壁面
に固定される。
【0020】歯車列34は四個の歯車42a,42b,
42c,42dからなり、最初の歯車42aが上記中間
軸41に固定され、最後の歯車42dがスプール軸11
aの左端に固定されている。中間の歯車42b,42c
はギアボックス35に軸支されている。
【0021】第2の遊星歯車装置25は図4に示すリー
ルと同様な構成を有するので図4及び図2に基づいて説
明すると、第2の太陽歯車43と、第2の太陽歯車43
に噛み合う第2の遊星歯車44と、第2の遊星歯車44
を回転可能に支持する第2の腕輪45と、第2の遊星歯
車44に噛み合う第2の内歯歯車46とを具備する。第
2の太陽歯車43はスプール軸11aの右端に固定され
る。第2の腕輪45はピニオン軸19の左端に固定され
る。第2の内歯歯車46はスプール11の右端壁に固定
される。
【0022】これにより、手動ハンドル13を回転させ
ると、太陽歯車43はスプール駆動モータ14の右端の
一方向クラッチ36により回転がロックされ、第2の遊
星歯車装置25によりスプール11に伝達され、スプー
ル11はハンドル回転数より増速された回転数で回転し
ながら釣糸を巻き取る。スプール駆動モータ14により
スプール11を回転させると、歯車列34及び第1と第
2の遊星歯車装置24,25が減速機として作用し、ス
プール駆動モータ14の回転数よりも少ない回転数でス
プール11が回転し、その回りに釣糸を巻き取る。
【0023】なお、第1と第2の遊星歯車装置24,2
5はスプール11の左右側に分割しないで、左右いずれ
かの側にまとめて設置するようにしてもよい。
【0024】上記スプール11を駆動するスプール駆動
モータ14は、後述するモータ出力調整手段の操作によ
り停止(OFF)又は駆動(ON)が可能であり、また
モータ出力調整手段の操作により回転数を停止状態から
多段階に調整可能である。
【0025】スプール駆動モータ14のモータ出力調整
手段は、図2及び図3に示すように、リール本体8の内
部に設けられた可変抵抗体であるポテンショメータ47
と、このポテンショメータ47に連動する調整レバー4
8とを含んでいる。
【0026】ポテンショメータ47と調整レバー48は
リール本体8の各々別位置に配置され、ポテンショメー
タ47と調整レバー48とは伝動手段である連結部材を
介し結ばれている。
【0027】ポテンショメータ47は、右側板10の空
洞内であってハンドル軸13aよりも前方に配置され
る。また、ポテンショメータ47は、その作動軸47a
がスプール軸11aと平行になるように、右側の枠板1
0a上に取り付けられる。
【0028】調整レバー48は、右側板10の外部であ
ってハンドル軸13aよりも後方に配置される。調整レ
バー48はハンドル軸13aに平行な軸部48aを有
し、この軸部48aを介して右側のカバー10bに回動
可能に取り付けられている。調整レバー48は軸部48
aを支点にしてカバー10b上で回動可能である。
【0029】連結部材は五個の連結ギアからなる歯車列
で構成され、この歯車列は側板10の空洞内にリールの
前後方向に沿って配置される。歯車列中最初の歯車49
aは調整レバー48の軸部48aの側板10内に入り込
んだ先端にネジ止めされ、最後の歯車49eはポテンシ
ョメータ47の作動軸47aの先端にネジ止めされる。
中間の三個の歯車49b,49c,49dは右側の枠板
10a上に設けられた軸50に夫々回転可能に保持され
る。
【0030】このモータ出力調整手段によれば、調整レ
バー48の先端に指を掛けて調整レバー48を軸部48
aの回りに回動操作すると、そのトルクが連結部材であ
る歯車49a〜49eを介してポテンションメータ47
の作動軸47aに伝達され、この作動軸47aが回動し
てポテンショメータ47の抵抗値を変化させる。この抵
抗値の変化はコントロールボックス33内の制御装置に
入力され、制御装置はこの入力に基づき演算を行いスプ
ール駆動モータ14の出力を出力停止状態から最大まで
多段階に調整する。また、調整レバー48の操作により
スプール駆動モータ14が出力停止状態にセットされる
とスプール駆動モータ14はOFF状態にされ、さらに
スプール駆動モータ14への電源が切られる。
【0031】また、このモータ出力調整手段において
は、上述の如くポテンショメータ47と調整レバー48
がリール本体8の各々別位置に配置されていることか
ら、図1と図7の対比から明らかなように、調整レバー
48の配置される個所においてリール本体8のプロフィ
ールからの突出部が解消され、リール本体8が小型化さ
れる。
【0032】なお、この実施の形態では、クラッチ機構
の操作レバー28の操作に調整レバー48が連動してい
ないが、所定の公知の連動機構を介在させることでクラ
ッチ機構の操作レバー28の操作でクラッチをOFFに
する際に調整レバー48を出力停止状態に自動復帰させ
ることも可能である。
【0033】<実施の形態2>図4及び図5に示すよう
に、この釣用電動リールのモータ出力調整手段において
は、調整レバー48がリール本体8の一方の側板10に
回転可能に軸支され、可変抵抗体であるポテンショメー
タ47が他方の側板9内に設置されている。
【0034】また、調整レバー48とポテンショメータ
47とを結ぶ連結部材としてクラッチ機構の操作レバー
28の軸28aと平行に左右側板9,10間に掛け渡さ
れる連結軸51が用いられている。すなわち、連結軸5
1が左右の側板9,10内に入り込んだ軸端には夫々歯
車52,53が固定され、各歯車52,53がポテンシ
ョメータ47の作動軸47aに固定された歯車54と調
整レバー48の軸部48aに固定された歯車55とに夫
々噛み合っている。
【0035】このモータ出力調整手段によれば、調整レ
バー48の先端に指を掛けて調整レバー48を軸部48
aの回りに回動操作すると、そのトルクが連結軸51及
び歯車55,53,52,54を介してポテンションメ
ータ47の作動軸47aに伝達され、この作動軸47a
が回動してポテンショメータ47の抵抗値を変化させ
る。
【0036】また、このモータ出力調整手段においては
ポテンショメータ47と調整レバー48がリール本体8
の左右に振り分けられることから、調整レバー48の配
置される個所においてリール本体8のプロフィールから
の突出部が解消されるのは勿論のことリール全体の左右
のバランスが向上する。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、可変抵抗
体と調整レバーとをリール本体の別位置に配置する事
で、従来可変抵抗体によりリール本体のプロフィールラ
インから大きく突出していた部分を除去することができ
る。又、調整レバーの取り付け位置もリールの中心部へ
より近づけることができ、調整レバー自体の突出量も小
さくすることができる。更に、調整レバーの他の物体へ
の接触防止のため後部を大きく突出させていたクラッチ
の操作レバーも小さくすることができるので、リール全
体の小型化を図ることができる。
【0038】請求項2に係る発明によれば、調整レバー
は回転式なので、モータ出力の微調整が可能であり且つ
操作がしやすい。また、可変抵抗体を調整レバーと反対
側に設けることで、リール本体の調整レバー側をコンパ
クトにすることができる。更に、リール全体の左右のバ
ランスがよくなり、実釣での操作性が向上する。更に、
可変抵抗体と調整レバーの配置の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る釣用電動リールの
右側面図である。
【図2】図1に示した釣用電動リールの水平断面図であ
る。
【図3】図1に示した釣用電動リールのカバーを除いて
示す右側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る釣用電動リールの
水平断面図である。
【図5】図4に示した釣用電動リールのカバーを除いて
示す右側面図である。
【図6】従来の釣用電動リールの平面図である。
【図7】図6に示した釣用電動リールの右側面図であ
る。
【図8】従来の他の釣用電動リールの平面図である。
【符号の説明】
8…リール本体 9,10…側板 11…スプール 13…手動ハンドル 14…スプール駆動モータ 47…ポテンショメータ 48…調整レバー 49a〜49e,52,53,54,55…歯車 51…連結軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の側板間に手動ハンドルにて
    回転可能に支持されたスプールと、該スプールを回転駆
    動可能にリール本体又はスプール内に装着したスプール
    駆動モータと、該スプール駆動モータのモータ出力を停
    止状態から多段階に調整可能とするリール本体に変位操
    作可能に設けられたモータ出力調整手段とを具備する釣
    用電動リールにおいて、上記モータ出力調整手段を構成
    する可変抵抗体と該可変抵抗体に連動する調整レバーと
    をリール本体の各々別位置に配置し、該可変抵抗体と該
    調整レバーとを連結部材で連動させたことを特徴とする
    釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 上記調整レバーをリール本体の側板に回
    転可能に軸支し、上記可変抵抗体を上記調整レバー取り
    付け側と反対側へ設置し、両者を連結部材で連動させた
    ことを特徴とする請求項1記載の釣用電動リール。
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