JP2001245564A - 魚釣り用電動リール - Google Patents

魚釣り用電動リール

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JP2001245564A JP2000061546A JP2000061546A JP2001245564A JP 2001245564 A JP2001245564 A JP 2001245564A JP 2000061546 A JP2000061546 A JP 2000061546A JP 2000061546 A JP2000061546 A JP 2000061546A JP 2001245564 A JP2001245564 A JP 2001245564A
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fishing
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Noboru Nakanishi
昇 中西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのモータ出力調整体で釣糸の繰出し、巻
取り及び停止を制御できる魚釣り用電動リールを提供す
る。 【解決手段】 リール本体1に、前後方向に変位操作可
能なモータ出力調整体4を設ける。前記モータ出力調整
体の変位によってスプール駆動モータ37の出力は、出
力停止状態、釣糸繰出し状態および釣糸巻取り状態の3
モードとなり、さらに、前記モータ出力調整体の変位量
に応じて釣糸の繰出しと巻取り速度を可変とするための
モータ出力調整手段36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、リール本体に回転
自在に支持されたスプールをモータで駆動し、釣糸繰出
し状態、釣糸巻取り状態、および停止状態の3モードを
迅速に行えるように改良した魚釣り用電動リールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】実公平7−46150号公報に開示され
た電動リールは、クラッチ機構のオン・オフを検知する
検知手段と、検知手段の検知結果によりモータを回転制
御する制御手段を有し、クラッチ機構をオフしてスプー
ルを自由状態にすると糸送りモードになる。この糸送り
モードでは、モータを糸巻上げ方向に所定速度で回転さ
せると、遊星減速機構の駆動トルクや摩擦抵抗等が相殺
されるとともにグリースの粘性等により、小さな駆動力
でスプールが糸繰り出し方向に回転する。この結果、自
由状態での降下速度より速く仕掛けが降下するようにな
る。しかし、糸送りモード時のモータ速度を釣り人が自
由に変更できるものではない。
【0003】更に、特開平11−332438号公報に
開示された電動リールは、リール本体に回転可能に支持
されたスプールを回転駆動するスプール駆動モータを備
えた魚釣用電動リールで、リール本体の側部にスプール
駆動モータの出力を多段階に増減させるモータ出力調整
体(レバー)を回転可能に設け、モータ出力調整体のモ
ータ出力増加方向を手動ハンドルの巻取り方向と同方向
にし、且つ、モータ出力調整体を手動ハンドルの巻取り
方向と逆に回動させるとクラッチ機構をオフし、釣糸を
繰出すようにしている。しかし、釣糸の繰出速度は仕掛
けの重量等で決まり、迅速に棚位置へ仕掛けを投入する
ことができず、魚の食いが立ったときに迅速な対応が出
来ず釣果に影響する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に示すよ
うに、1つのモータ出力調整体で、釣糸繰出しと巻き取
り時のモータ速度を、釣人が簡単に変更できないため、
迅速に棚位置へ仕掛けの投入と回収ができず、魚の食い
が立ったとき時等に迅速な対応が出来ないという問題が
あった。これらの問題点を解決するために、釣糸の巻取
り、釣糸の繰出し、及び釣糸の巻取りと繰出し停止を1
つのモータ出力調整体のみで行えるようにし、かつモー
タ出力調整体の変位により釣糸の巻取り速度及び釣糸の
繰出し速度を任意に調整することが出来るようにして、
魚の取込、仕掛けの投入を迅速に行えるようにした魚釣
り用電動リールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、リール本体1に回転可能
に支持されたスプール3と、前記スプール3を回転駆動
するスプール駆動モータ37と、前記スプール3と前記
スプール駆動モータ37との連結を解除するクラッチ機
構5とを備えた魚釣り用電動リールにおいて、上記リー
ル本体1に、前後方向に変位操作可能なモータ出力調整
体4と、前記モータ出力調整体4の変位によって、スプ
ール駆動モータ37のモータ出力を出力停止状態、釣糸
繰出し状態および釣糸巻取り状態の3モードとし、前記
モータ出力調整体4の釣糸繰出し状態および釣糸巻取り
位置での回転角度に対応してモータの正回転出力を多段
階に制御可能とするモータ出力調整手段36と、前記モ
ータ出力調整体4が釣糸繰出し位置に変位された時に前
記クラッチ機構5がオフとなり、前記モータ出力調整体
4が停止位置或いは釣糸巻取り位置に変位された時に前
記クラッチ機構5がオンとなるクラッチ制御手段33と
を備える魚釣り用電動リールを採用する。
【0006】また、請求項2に係る発明は、前記モータ
出力調整体4を一方向に変位させると釣糸を繰出し、該
方向とは逆方向に変位させると釣糸を巻取るモータ出力
調整手段36を備えた魚釣り用電動リールを採用する。
【0007】また、請求項3に係る発明は、前記モータ
出力調整体4は停止位置以外の変位から停止位置へと自
動的に復帰する魚釣り用電動リールを採用する。
【0008】また、請求項4に係る発明は、前記モータ
出力調整体4を停止位置以外に変位させた状態でボタン
を押下すると、押下した際の前記モータ出力調整体4で
設定されたモータ出力を保持する保持ボタン50を備え
た魚釣り用電動リールを採用する。
【0009】また、請求項5に係る発明は、前記保持ボ
タン50の押下によりモータ出力が保持された状態で、
前記モータ出力調整体4を停止位置以外に変位させるこ
とにより、前記保持ボタン50による前記モータ出力の
保持が解除される魚釣り用電動リールを採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき説明する。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施の形態に係る魚釣り用電
動リールの構成について図1乃至図4を用いて説明す
る。リール本体1には、釣糸巻取り用のスプール3が回
転可能に支承されており、リール本体1自体を竿に取り
付けるためのリールシート20(図2)が設けられてい
る。スプール3は、後述の遊星歯車等により構成される
ギヤ伝達機構からなる回転駆動伝達系を介して、手動の
ハンドル2と接続され、又、スプール3内部に設けられ
たスプール駆動モータ37(図3)と接続されている。
【0012】手動ハンドル2及びスプール駆動モータ3
7とスプール3との間は、クラッチレバー11等により
構成されるクラッチ機構5(図3)により、ON/OF
F可能に構成されている。スプール3から繰出された図
示せぬ釣糸は、手動ハンドル2を回転駆動することによ
って、又、スプール駆動モータ37を回転駆動させるこ
とによって巻き上げられる。スプール3には、スプール
3自体の回転を検知するための図示せぬマグネットが設
けられ、このマグネットに対してリール本体1側には図
示せぬリードスイッチ等が設けられている。これらは、
スプール3から繰出された釣糸長さの測定を行うための
糸長演算手段の一部を構成するものであり、また、スプ
ール3の回転を検出するためのスプール回転数計数手段
32の一部を構成するものである。
【0013】図1に示されるリール本体1の右側部に
は、スプール駆動モータ37への供給電流を調整した
り、クラッチ機構5のON/OFFを切換えるモータ出
力調整体4が、前後方向に回動可能に設けられている。
モータ出力調整体4は、図2の実線で示すSの位置、す
なわちスプール駆動モータ37への供給電流がゼロでク
ラッチ機構5がONの状態と、Bの範囲、すなわちクラ
ッチ機構5はONで、スプール駆動モータ37への供給
電流がモータ出力調整体4を前記Sの位置から後方へ回
動させるほど大きくなり釣糸の巻取り速度が高くなる位
置と、Fの範囲、すなわちクラッチ機構5はOFFで、
スプール駆動モータ37への供給電流がモータ出力調整
体4を前記Sの位置前方へ回動させるほど大きくなり釣
糸の繰出し速度が高くなる位置との3モードの動作位置
を備えている。
【0014】前記モータ出力調整体4の回転軸と同軸の
リール本体1の内部には、図示せぬポテンショメータが
配置され、モータ出力調整体4を回動操作することによ
ってポテンショメータの抵抗値が変化し、スプール駆動
モータ37への供給電流及びクラッチ機構5のON/O
FF制御を行うようになっている。モータ出力調整体4
は、図示せぬクリック機構により前記Sの位置では回動
が一旦停止するようになっている。
【0015】リール本体1の上部には、図示せぬネジ等
によってコントロールボックス6が固定されている。コ
ントロールボックス6内部には、いわゆる棚位置や船縁
位置の設定等の様々な制御を行う制御手段(CPU)3
1(図4)が設けられ、また、制御手段31が制御を行
う際のデータや、棚位置や船縁位置として設定しする値
を格納するための記憶手段34が設けられている。コン
トロールボックス6内部には、制御手段31に接続され
た液晶ディスプレイ7からなる表示手段35が設けられ
ている。
【0016】コントロールボックス6上面には、ユーザ
ーによって操作される棚・底スイッチ9、船べりスイッ
チ10、瞬動スイッチ8が設けられている。棚・底スイ
ッチ9は、表示手段35に表示されるスプール3からの
繰出し糸長の表示基準を切換えるものである。即ち、水
面を基準として水面からの繰出し糸長を表示手段35に
表示する「棚表示」と、海底を基準として海底からの巻
取り糸長を表示手段35に表示する「底表示」とに切換
えるものである。船べりスイッチ10は、スプール駆動
モータ37で電動巻き上げ時に仕掛けが船べりに来たと
きに自動停止するように設定するものである。また、瞬
動スイッチ8は、スプール駆動モータ37へのモータ波
形が出力停止されているときに、釣人によって瞬動スイ
ッチ8が押下されると、押下されている間のみ所定の回
転速度でスプール3を回転させるものであり、シャクリ
やジギングを容易に行うことができる。
【0017】次に図3にてギヤ伝達機構からなる回転駆
動伝達系について説明する。スプール駆動モータ37は
スプール3の空洞内に収納された状態でリール本体1に
固定されている。ハンドル2が固定されたハンドル軸2
1は、スプール3と同軸であるモータ出力軸40と平行
に配置され、スプール3にギヤ伝達機構を介して動力的
に接続されている。ハンドル2はハンドル軸21に取り
付けられたラチェット車23とこれにかみ合うリール本
体1に取り付けられた図示せぬ爪との噛み合いにより、
スプール3が釣糸を巻き取る方向には回転可能であるが
逆向き、すなわち釣糸を繰出す方向には回転不能であ
る。また、モータ出力軸21はスプール3が釣糸を繰出
す方向と同方向に回転するようになっており、反対方向
すなわち釣糸巻取り方向と同回転への回転はリール本体
1との間に介装された一方向クラッチ29により阻止さ
れる。
【0018】前記回転駆動伝達系は、遊星伝達機構を含
んでおり、ハンドル2の回転は増速してスプール3に伝
達されるが、スプール駆動モータ37の回転は減速して
スプール3に伝達されるようになっている。また、前記
回転駆動伝達系はクラッチ機構5を含んでおり、モータ
出力軸40又はハンドル軸21とスプール3との駆動伝
達をON/OFFするようになっている。ハンドル軸2
1と平行でモータ軸40と同軸的に中間軸25が設けら
れている。ハンドル軸21にはマスター歯車22がドラ
ッグ装置を介して取り付けられ、前記中間軸25にはマ
スター歯車22と噛み合うピニオン筒24が取り付けら
れる。ピニオン筒24は中間軸25上でスライド自在で
あり、中間軸25の中間部とピニオン筒24の一端とに
はクラッチ片25a、24aが噛み合い可能に形成され
ている。ピニオン筒24の中間部には環状溝が形成さ
れ、環状溝には図示せぬシフタが嵌まり込んでいる。ク
ラッチレバー11を一方向に回動操作すると前記シフタ
を介してピニオン筒24を図3において右側にスライド
させ、クラッチ片25a、24a同士を離反させる。ま
た、クラッチレバー11を前記と逆に回動操作するとシ
フタは元の位置に戻り、ピニオン筒24は左にスライド
し、クラッチ片25a、24a同士が噛み合う。すなわ
ちクラッチ機構5はクラッチONとなり、ハンドル軸2
1及びモータ出力軸40はスプール3と駆動伝達可能と
なる。
【0019】クラッチレバー11の軸部には、クラッチ
歯車47を備えている。また、このクラッチ歯車47に
は図示せぬクラッチモータが歯合してクラッチ制御手段
33(図4)を構成している。モータ出力調整体4が図
2で示すSの位置とBの範囲では、クラッチ制御手段3
3がクラッチ機構5をONとする。また、モータ出力調
整体4がFの範囲ではクラッチ制御手段33はクラッチ
機構5をOFFとする。尚、クラッチモータに代えて、
アクチュエータまたは機械的な連動を用いて、モータ出
力調整体4が図2で示すSの位置とBの範囲ではクラッ
チ制御手段33がクラッチ機構5をONとし、モータ出
力調整体4がFの範囲ではクラッチ制御手段33がクラ
ッチ機構5をOFFとするクラッチ制御手段33を採用
しても良い。
【0020】前記遊星伝達機構は、回転駆動伝達系内に
次のように設けられている。第1太陽ギヤ45がモータ
出力軸40に固定され、第1遊星ギヤ28がモータ出力
軸40に回転可能に支持された第1キャリア43に回転
可能に支持されている。第2太陽ギヤ42が第1キャリ
ア43と一体的に設けられ、第2遊星ギヤ27が中間軸
25に固定された第2キャリア26に回転可能に支持さ
れている。第1、第2遊星ギヤ28,27は第1、第2
太陽ギヤ45、42及び第1、第2キャリア43、26
と共にスプール3の空洞内に収納され、第1、第2遊星
ギヤ28,27はスプール3に形成された内歯ギヤ44
に噛み合っている。上記クラッチ機構5がクラッチON
の状態にある場合、モータ出力軸40の回転は遊星伝達
機構により減速されると共に釣糸巻取り方向への回転に
変換されてスプール3に伝達され、スプール3は釣糸巻
取り方向に回転する。モータ出力調整体4がFの範囲に
回動されると、上記クラッチ機構5がクラッチOFFと
なり、スプール駆動モータ37は、モータ出力調整体4
の回動の大きさに応じて正回転する。クラッチ機構5が
クラッチOFF状態では、中間軸25がフリーとなり、
スプール駆動モータ37の駆動により、第1、第2太陽
ギヤ45、42、第1、第2遊星ギヤ28,27、内歯
ギヤ44の各々の噛み合い抵抗により、これら遊星伝達
機構を構成するギヤ群が釣糸繰出し方向に一体的に回転
し、モータ出力調整体4により釣糸の繰出し速度を必要
に応じて速くしたり遅くしたり調整することができる。
【0021】本発明の第2の実施の形態に係る魚釣り用
電動リールについて、図5を用いて説明する。レバー形
態のモータ出力調整体4には更に側面に保持ボタン50
を備え、モータ出力調整体4は常に図示せぬねじりコイ
ルバネ等によりS位置に自動復帰するようになってい
る。そしてモータ出力調整体4をS位置以外の前後方向
に回動させ、スプール駆動モータ37にモータ出力調整
体4の回動量に応じた駆動電流を供給している状態で、
前記保持ボタン50を押下すると前記制御手段31は、
その時の駆動電流を保持し続ける。前記保持状態の解除
は、モータ出力調整体4を回動、すなわちS位置以外に
回動させることにより解除される。尚、解除方法とし
て、保持ボタン50を再度押下することにより解除する
方法を採用しても良い。
【0022】本発明の第3の実施の形態に係る魚釣り用
電動リールについて、図6を用いて説明する。前記第2
の実施の形態による魚釣り用電動リールと相違する点
は、モータ出力調整体4はダイヤル形態であり、モータ
出力調整体4の周方向に保持ボタン50を備えているこ
とである。それ以外は前記実施の形態2と同様であるの
で省略する。ダイヤル形態のモータ出力調整体4を採用
することにより、釣人は微妙な釣糸巻上げ、繰出し速度
の設定が可能となる。
【0023】尚、前記実施の形態1乃至3は、モータ出
力調整体4をS位置から前方へ回動させるとスプール3
を釣糸の繰出し方向へ回転させ、モータ出力調整体4を
S位置から後方へ回動させるスプール3を釣糸を巻き取
り方向へ駆動するが、反対にモータ出力調整体4をS位
置から前方へ回動させるとスプール3を釣糸の巻取り方
向へ回転させ、モータ出力調整体4をS位置から後方へ
回動させるスプール3を釣糸繰出し方向へ駆動するよう
にしても良い。モータ出力調整体4として、レバー形
態、ダイヤル形態で説明したが、スライドバー形態でも
良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明の魚釣り用電動リー
ルは、次の効果を備える。 釣糸の巻取り、釣糸の繰出し、及び釣糸の巻取り・
繰出し停止を1つのモータ出力調整体のみで行えるよう
にし、かつ、モータ出力調整体の変位により釣糸の巻取
り速度及び釣糸の繰出し速度を任意に調整することが出
来るようにしたので、魚の取込み、仕掛けの投入を迅速
に行なうことができる。 また、モータ出力調整体を、釣糸繰出し状態から、
モータ停止状態又はスプール巻取り状態に回動させると
クラッチが自動的にONとなり、釣糸が巻き取り可能状
態、または釣糸が巻取られるので、釣場の状況に応じて
ジギングやシャクリ等を簡単に行うことができる。 更に、釣糸巻取りと釣糸繰出しのスプールの回転方
向と、モータ出力調整体の回動方向を同一とすれば、モ
ータ出力調整体と釣糸の移動方向が同じなので、人の感
覚と一致し操作し易い。 更に、前記釣糸の繰出し或いは巻取りをのモータ出
力を停止したい場合は、モータ出力調整体から手を放す
とモータ出力調整体はモータ出力停止状態に自動復帰す
るので、ジギング等の操作をより軽快に行うことができ
る。 更に、前記モータ出力調整体には、保持ボタンを備
え、前記釣糸繰出し或いは釣糸巻取りのモータ出力中に
前記保持ボタンを押下するとその時のモータ速度が記憶
保持されるので、モータ出力調整体をずっと保持する必
要がなく快適に釣をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る魚釣り用電動リー
ルを示す平面図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る魚釣り用電動リー
ルを示す右側面図。
【図3】本発明の実施の形態1に係る魚釣り用電動リー
ルを示す水平断面図。
【図4】本発明の実施の形態1に係る魚釣り用電動リー
ルの制御回路を示すブロック図。
【図5】本発明の実施の形態2に係る魚釣り用電動リー
ルのモータ出力調整体を示す右側面図。
【図6】本発明の実施の形態3に係る魚釣り用電動リー
ルのモータ出力調整体の使用状態図。
【符号の説明】
1 リール本体 2 ハンドル 3 スプール 4 モータ出力調整体 5 クラッチ機構 11 クラッチレバー 32 スプール回転数計数手段 37 スプール駆動モータ 50 保持ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールと、前記スプールを回転駆動するスプール駆動モー
    タと、前記スプールと前記スプール駆動モータとの連結
    を解除するクラッチ機構とを備えた魚釣り用電動リール
    において、 上記リール本体に、前後方向に変位操作可能なモータ出
    力調整体と、 前記モータ出力調整体の変位によって、スプール駆動モ
    ータのモータ出力を出力停止状態、釣糸繰出し状態およ
    び釣糸巻取り状態の3モードとし、前記モータ出力調整
    体の釣糸繰出し状態および釣糸巻取り位置での回転角度
    に対応してモータの正回転出力を多段階に制御可能とす
    るモータ出力調整手段と、 前記モータ出力調整体が釣糸繰出し位置に変位された時
    に前記クラッチ機構がオフとなり、前記モータ出力調整
    体が停止位置或いは釣糸巻取り位置に変位された時に前
    記クラッチ機構がオンとなるクラッチ制御手段と、を備
    えることを特徴とする魚釣り用電動リール。
  2. 【請求項2】 前記モータ出力調整体を一方向に変位さ
    せると釣糸を繰出し、該方向とは逆の方向に変位させる
    と釣糸を巻取る前記モータ出力調整手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の魚釣り用電動リール。
  3. 【請求項3】 前記モータ出力調整体は、停止位置以外
    の変位から停止位置へと自動的に復帰することを特徴と
    する請求項2記載の魚釣り用電動リール。
  4. 【請求項4】 前記モータ出力調整体を停止位置以外に
    変位させた状態でボタンを押下すると、押下した際の前
    記モータ出力調整体で設定されたモータ出力を保持する
    保持ボタンを備えていることを特徴とする請求項3記載
    の魚釣り用電動リール。
  5. 【請求項5】 前記保持ボタンの押下によりモータ出力
    が保持された状態で、前記モータ出力調整体を停止位置
    以外に変位させることにより、前記保持ボタンによる前
    記モータ出力の保持が解除されることを特徴とする請求
    項4記載の魚釣り用電動リール。
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