JP2962811B2 - 釣り用リール - Google Patents
釣り用リールInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は釣り用リールに関し、詳しくは、釣り糸が巻
取られる回転体(スプール)におけるバックラッシュを
防止するための技術に関するものである。
取られる回転体(スプール)におけるバックラッシュを
防止するための技術に関するものである。
両軸受リールを例に挙げると、従来バックラッシュを
防止するための技術として、キャスト時においてスプー
ルの回転数の増減に比例して制動力が変化する遠心ブレ
ーキ、あるいは、マグネットブレーキ等と称せられる種
類のものと、スプールと共に回転するスプール軸に対し
て常時制動力を作用させるキャストコントローラと称せ
られる種類のものとが存在する。
防止するための技術として、キャスト時においてスプー
ルの回転数の増減に比例して制動力が変化する遠心ブレ
ーキ、あるいは、マグネットブレーキ等と称せられる種
類のものと、スプールと共に回転するスプール軸に対し
て常時制動力を作用させるキャストコントローラと称せ
られる種類のものとが存在する。
尚、遠心ブレーキ、マグネットブレーキ等は竿を振っ
て仕掛の投出を行う場合等、スプールが高速回転する際
に有効に機能し、又、キャストコントローラと称せられ
る種類のものは船釣りを行う際等、スプールが比較的低
速で回転する際に有効に機能する。
て仕掛の投出を行う場合等、スプールが高速回転する際
に有効に機能し、又、キャストコントローラと称せられ
る種類のものは船釣りを行う際等、スプールが比較的低
速で回転する際に有効に機能する。
ここで、船釣りを行う際について考えるに、船釣りで
仕掛を棚まで降す場合には、リールのクラッチを切り操
作した後、仕掛の重量によってスプールから釣り糸を曳
出し乍ら降下することから、この降下時においては、ス
プールに動慣性が作用しスプールは比較的高速の回転状
態を維持することになる。
仕掛を棚まで降す場合には、リールのクラッチを切り操
作した後、仕掛の重量によってスプールから釣り糸を曳
出し乍ら降下することから、この降下時においては、ス
プールに動慣性が作用しスプールは比較的高速の回転状
態を維持することになる。
又、船釣りにおいて船が上下に大きく動揺することが
あるため、釣り竿を大きく「シャクリ」上げた後、下げ
る操作を行った場合と同様に、釣り糸に「フケ」を生じ
てスプールにバックラッシュを生ずることも多い。
あるため、釣り竿を大きく「シャクリ」上げた後、下げ
る操作を行った場合と同様に、釣り糸に「フケ」を生じ
てスプールにバックラッシュを生ずることも多い。
このバックラッシュは船の動揺によって釣り竿が持ち
上げられた際に仕掛も引き上げられた後に生ずるもので
あり、例えば、仕掛が適当な深度にまで達している状態
では、釣り竿が持ち上げられることがあっても海水の抵
抗により仕掛の引上げ量も減じられることから、バック
ラッシュを生じ難いことが知られている。
上げられた際に仕掛も引き上げられた後に生ずるもので
あり、例えば、仕掛が適当な深度にまで達している状態
では、釣り竿が持ち上げられることがあっても海水の抵
抗により仕掛の引上げ量も減じられることから、バック
ラッシュを生じ難いことが知られている。
尚、バックラッシュの発生を抑制するため、船釣り用
のリールではスプール軸に制動力を作用させる構造の所
謂キャストコントローラが備えられているものの、この
コントローラの制動力を大きい値に設定した場合には仕
掛の下降速度が減じられるため釣りの能率を低下させる
ものとなる。
のリールではスプール軸に制動力を作用させる構造の所
謂キャストコントローラが備えられているものの、この
コントローラの制動力を大きい値に設定した場合には仕
掛の下降速度が減じられるため釣りの能率を低下させる
ものとなる。
本発明の目的は船釣りを行う際に、釣りの能率をあま
り低下させること無く、バックラッシュの発生を抑制し
得る釣り用リールを合理的に構成する点にある。
り低下させること無く、バックラッシュの発生を抑制し
得る釣り用リールを合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、釣り糸が巻取られる回転体から所定
長さの釣り糸が繰出されるまで、若しくは、繰出し開始
から所定時間が経過するまで回転体の回転に制動力を作
用させ、この後、制動力の低減、あるいは、解除を行う
制動手段が備えられて成る点にあり、その作用、及び、
効果は次の通りである。
長さの釣り糸が繰出されるまで、若しくは、繰出し開始
から所定時間が経過するまで回転体の回転に制動力を作
用させ、この後、制動力の低減、あるいは、解除を行う
制動手段が備えられて成る点にあり、その作用、及び、
効果は次の通りである。
上記特徴を例えば第1図乃至第4図に示すように構成
すると、クラッチ機構(D)が切り操作され回転体
(2)が転動を開始した後には、制動手段(F)の制動
力が回転体(2)に作用し続けると共に、この状態で回
転体(2)から所定の長さの釣り糸の繰出しを計測した
後には、制動手段(F)の制動力が取除かれることにな
る。
すると、クラッチ機構(D)が切り操作され回転体
(2)が転動を開始した後には、制動手段(F)の制動
力が回転体(2)に作用し続けると共に、この状態で回
転体(2)から所定の長さの釣り糸の繰出しを計測した
後には、制動手段(F)の制動力が取除かれることにな
る。
つまり、本発明では、「フケ」を生じやすい仕掛投入
初期には回転体(2)に制動力を作用させることで、
「フケ」を生ずることがあっても回転体(2)からの過
大な釣り糸の繰出しを抑制すると共に、仕掛が「フケ」
を生じ難い深度に達した後には比較的高速での仕掛の下
降を行えるのである。
初期には回転体(2)に制動力を作用させることで、
「フケ」を生ずることがあっても回転体(2)からの過
大な釣り糸の繰出しを抑制すると共に、仕掛が「フケ」
を生じ難い深度に達した後には比較的高速での仕掛の下
降を行えるのである。
尚、本発明では第7図に示すように仕掛の投入により
回転体(2)が回転し始めた後、所定時間が経過するま
で所定の値の制動力を作用させる形態でも前述と同様の
作用を奏する。
回転体(2)が回転し始めた後、所定時間が経過するま
で所定の値の制動力を作用させる形態でも前述と同様の
作用を奏する。
従って、船釣りで船が大きく動揺することがあって
も、バックラッシュを発生し難く、しかも、釣りの能率
を、あまり、低下させることの無い釣り用リールが合理
的に構成されたのである。
も、バックラッシュを発生し難く、しかも、釣りの能率
を、あまり、低下させることの無い釣り用リールが合理
的に構成されたのである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図乃至第5図に示すように、左右のサイドケース
(1),(1)の間にレベルワインド機構(A)、回転
体としてのスプール(2)夫々を前後位置に配置すると
共に、右側のサイドケース(1)の外部にドラグ操作具
(3)、ハンドル(4)夫々を備え、又、左右のサイド
ケース(1),(1)の上部同士の間に亘って制御ケー
ス(5)を備えて釣り用リールを構成する。
(1),(1)の間にレベルワインド機構(A)、回転
体としてのスプール(2)夫々を前後位置に配置すると
共に、右側のサイドケース(1)の外部にドラグ操作具
(3)、ハンドル(4)夫々を備え、又、左右のサイド
ケース(1),(1)の上部同士の間に亘って制御ケー
ス(5)を備えて釣り用リールを構成する。
このリールではスプール(2)の内部に電動モータ
(6)、遊星減速機構(B)夫々が内装され、この遊星
減速機構(B)の筒状軸(7)には右側のサイドケース
(1)の内部に立設した軸体(8)を挿通してあり、こ
の軸体(8)には、筒状軸(7)の端部と係脱自在なク
ラッチ部材(9)が外嵌されている。
(6)、遊星減速機構(B)夫々が内装され、この遊星
減速機構(B)の筒状軸(7)には右側のサイドケース
(1)の内部に立設した軸体(8)を挿通してあり、こ
の軸体(8)には、筒状軸(7)の端部と係脱自在なク
ラッチ部材(9)が外嵌されている。
又、右側のサイドケース(1)に立設した支軸(10)
と同軸状に遊転支承したハンドル軸(11)に対して、前
記ドラグ操作具(3)を螺合させると共に、前記ハンド
ル(4)を固設してあり、このハンドル軸(11)の内端
側にはドラグ機構(12)、及び、ラチェット機構(C)
が備えられている。
と同軸状に遊転支承したハンドル軸(11)に対して、前
記ドラグ操作具(3)を螺合させると共に、前記ハンド
ル(4)を固設してあり、このハンドル軸(11)の内端
側にはドラグ機構(12)、及び、ラチェット機構(C)
が備えられている。
そして、ハンドル(4)を巻取り方向に回動操作した
場合には、ハンドル(4)の回動力がドラグ機構(12)
の出力ギヤ(12a)を介してクラッチ部材(9)の入力
ギヤ(9a)に伝えられ、更に、筒状軸(7)、遊星減速
機構(B)夫々を介してスプール(2)に伝えられる結
果、スプール(2)を回転させるようになっている。
場合には、ハンドル(4)の回動力がドラグ機構(12)
の出力ギヤ(12a)を介してクラッチ部材(9)の入力
ギヤ(9a)に伝えられ、更に、筒状軸(7)、遊星減速
機構(B)夫々を介してスプール(2)に伝えられる結
果、スプール(2)を回転させるようになっている。
尚、ドラグ機構(12)は、ドラグ操作具(3)の回転
操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接力を調節し
得るよう構成され、ラチェット機構(C)は、ラチェッ
トホイール(13)と、ラチェット爪(14)と、このラチ
ェット爪(14)の姿勢を切換操作する切換レバー(15)
とで成っている。
操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接力を調節し
得るよう構成され、ラチェット機構(C)は、ラチェッ
トホイール(13)と、ラチェット爪(14)と、このラチ
ェット爪(14)の姿勢を切換操作する切換レバー(15)
とで成っている。
又、遊星減速機構(B)は電動モータ(6)の出力軸
(6a)に直結した第1太陽ギヤ(16)と、これに咬合す
る第1遊星ギヤ(17)と、第1遊星ギヤ(17)のキャリ
ヤ(18)に固設した第2太陽ギヤ(19)と、これに咬合
する第2遊星ギヤ(20)とで成り、第1、第2遊星ギヤ
(17),(20)はスプール(2)の内歯ギヤ部(2a)に
咬合し、第2遊星ギヤ(20)のキャリヤ部と一体的に前
記筒状軸(7)が形成され、この遊星減速機構(B)で
は、前記ラチェット機構(C)が機能し、筒状軸(7)
の繰出し方向への回転が阻止されている状態(ハンドル
(4)の巻取り方向への回転操作が行われている状態も
含む)で電動モータ(6)の駆動力によりスプール
(2)を巻取り方向に回転できるように構成されてい
る。
(6a)に直結した第1太陽ギヤ(16)と、これに咬合す
る第1遊星ギヤ(17)と、第1遊星ギヤ(17)のキャリ
ヤ(18)に固設した第2太陽ギヤ(19)と、これに咬合
する第2遊星ギヤ(20)とで成り、第1、第2遊星ギヤ
(17),(20)はスプール(2)の内歯ギヤ部(2a)に
咬合し、第2遊星ギヤ(20)のキャリヤ部と一体的に前
記筒状軸(7)が形成され、この遊星減速機構(B)で
は、前記ラチェット機構(C)が機能し、筒状軸(7)
の繰出し方向への回転が阻止されている状態(ハンドル
(4)の巻取り方向への回転操作が行われている状態も
含む)で電動モータ(6)の駆動力によりスプール
(2)を巻取り方向に回転できるように構成されてい
る。
尚、レベルワインド機構(A)は、螺軸(21)の回転
によりガイド杆(22)に案内される状態で往復移動する
糸案内具(23)を備えて成り、このレベルワインド機構
(A)がスプール(2)の回転に連係して駆動されるよ
う、螺軸(21)の入力ギヤ(21a)とスプール(2)に
一体形成された出力ギヤ(24)との間には複数の中間ギ
ヤ(25)‥が介装されている。
によりガイド杆(22)に案内される状態で往復移動する
糸案内具(23)を備えて成り、このレベルワインド機構
(A)がスプール(2)の回転に連係して駆動されるよ
う、螺軸(21)の入力ギヤ(21a)とスプール(2)に
一体形成された出力ギヤ(24)との間には複数の中間ギ
ヤ(25)‥が介装されている。
又、このリールでは筒状軸(7)の係合部とクラッチ
部材(9)とを合わせてクラッチ機構(D)と称し、こ
のクラッチ機構(D)では、クラッチ部材(9)に係合
するシフタ(26)を有すると共に、このシフタ(26)を
介してクラッチ部材(9)を係合解除方向に操作するよ
うカム面(27a),(27a)が形成されたスライド型の操
作部材(27)を有し、このクラッチ部材(9)を人為操
作するよう操作レバー(28)と操作部材(27)との間に
は操作系(図示せず)が形成されている。
部材(9)とを合わせてクラッチ機構(D)と称し、こ
のクラッチ機構(D)では、クラッチ部材(9)に係合
するシフタ(26)を有すると共に、このシフタ(26)を
介してクラッチ部材(9)を係合解除方向に操作するよ
うカム面(27a),(27a)が形成されたスライド型の操
作部材(27)を有し、このクラッチ部材(9)を人為操
作するよう操作レバー(28)と操作部材(27)との間に
は操作系(図示せず)が形成されている。
尚、前記制御ケース(5)には多数のスイッチ(29)
‥及び、液晶ディスプレイ(30)が備えられると共に、
マイクロプロセッサで成る制御装置(31)を内装し、こ
の液晶ディスプレイ(30)は、スプール(2)に埋設さ
れたマグネット(32)‥の磁気の作用を受けるセンサ
(33)からの釣り糸(図示せず)の量を第5図に示す如
くデジタル数字で表示する。
‥及び、液晶ディスプレイ(30)が備えられると共に、
マイクロプロセッサで成る制御装置(31)を内装し、こ
の液晶ディスプレイ(30)は、スプール(2)に埋設さ
れたマグネット(32)‥の磁気の作用を受けるセンサ
(33)からの釣り糸(図示せず)の量を第5図に示す如
くデジタル数字で表示する。
又、このリールでは、バネ(34)で退入方向に付勢さ
れたプランジャ(35)、及び、カム(36)、ピン(37)
を介してこのプランジャ(35)と連係する電磁ソレノイ
ド(38)を有して成る制動装置(E)、前記操作部材
(27)がクラッチ切り位置に操作されたことを検出する
リミットスイッチ(39)夫々を備えている。
れたプランジャ(35)、及び、カム(36)、ピン(37)
を介してこのプランジャ(35)と連係する電磁ソレノイ
ド(38)を有して成る制動装置(E)、前記操作部材
(27)がクラッチ切り位置に操作されたことを検出する
リミットスイッチ(39)夫々を備えている。
因みに、このスイッチ(39)は操作部材(27)に押圧
されることでOFF操作され、操作部材(27)が離間する
ことでON操作される。
されることでOFF操作され、操作部材(27)が離間する
ことでON操作される。
このリールでは船釣りで仕掛を投入した後に、釣りの
能率を、あまり低下させずにバックラッシュの発生を抑
制するため制動手段(F)を備えている。
能率を、あまり低下させずにバックラッシュの発生を抑
制するため制動手段(F)を備えている。
即ち、この制動系は第1図に示されるよう構成され、
制動手段(F)は第2図のフローチャートのように、リ
ミットスイッチ(39)がON状態に達した後、センサ(3
3)からの信号をカウントして、釣り糸が所定長さ(10
メートル程度)繰出されるまで電磁ソレノイド(38)に
電流を供給することで、プランジャ(35)とスプール
(2)との接触による制動力を作用させ、釣り糸が所定
長さ繰出された後には制動力を解除する。
制動手段(F)は第2図のフローチャートのように、リ
ミットスイッチ(39)がON状態に達した後、センサ(3
3)からの信号をカウントして、釣り糸が所定長さ(10
メートル程度)繰出されるまで電磁ソレノイド(38)に
電流を供給することで、プランジャ(35)とスプール
(2)との接触による制動力を作用させ、釣り糸が所定
長さ繰出された後には制動力を解除する。
因みに、ソレノイド(38)に電流が係合されると、第
4図に示すように、ソレノイド(38)の鉄芯(38A)が
矢印方向に引かれるため、カム(36)のカム面によって
ピン(37)がスプール(2)の方向に変位し、このピン
(37)と直結するプランジャ(35)がスプール(2)に
圧接して制動力が作用する。
4図に示すように、ソレノイド(38)の鉄芯(38A)が
矢印方向に引かれるため、カム(36)のカム面によって
ピン(37)がスプール(2)の方向に変位し、このピン
(37)と直結するプランジャ(35)がスプール(2)に
圧接して制動力が作用する。
尚、この動作は制御装置(31)のメインの動作中にサ
ブルーチンの型でセットされている。
ブルーチンの型でセットされている。
又、このリールでは制御ケース(5)に備えられた所
定のスイッチ(29)の操作により電動モータ(6)を間
歇的に駆動させて釣り人が行う「シャクリ」動作を記憶
させること、及び、このように記憶された「シャクリ」
の再現、あるいは、予め設定された「シャクリ」作動を
行うことも可能であり、この「シャクリ」作動時には第
6図に示す如く、ディスプレイ(30)の下部に電動モー
タ(6)がON・OFFされる状況、上部に仕掛の深度が変
化する状況が表示され、又、「シャクリ」動作の記憶時
にも前述と同様の表示が時間経過に伴って行われるよう
になっている。
定のスイッチ(29)の操作により電動モータ(6)を間
歇的に駆動させて釣り人が行う「シャクリ」動作を記憶
させること、及び、このように記憶された「シャクリ」
の再現、あるいは、予め設定された「シャクリ」作動を
行うことも可能であり、この「シャクリ」作動時には第
6図に示す如く、ディスプレイ(30)の下部に電動モー
タ(6)がON・OFFされる状況、上部に仕掛の深度が変
化する状況が表示され、又、「シャクリ」動作の記憶時
にも前述と同様の表示が時間経過に伴って行われるよう
になっている。
本発明は上記実施例以外に手動型のリールに適用する
こと、あるいは、キャストコントローラのような制動装
置と併用して用いることが可能であり、制動装置の構
造、制動形態も様々に実施でき、更に、第7図に示すよ
うに、仕掛の投入が行われた後、所定時間が経過するま
では制動力を作用させ、経過後には制動力を低減するよ
う実施することも可能である。
こと、あるいは、キャストコントローラのような制動装
置と併用して用いることが可能であり、制動装置の構
造、制動形態も様々に実施でき、更に、第7図に示すよ
うに、仕掛の投入が行われた後、所定時間が経過するま
では制動力を作用させ、経過後には制動力を低減するよ
う実施することも可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
図面は本発明に係る釣り用リールの実施例を示し、第1
図は制御系の概略ブロック図、第2図は制御動作のフロ
ーチャート、第3図は電動リールの横断平面図、第4図
はプランジャの動作を表す平面図、第5図は電動リール
の平面図、第6図はディスプレイの表示内容を表す平面
図であり、第7図は制御動作の別実施例を表すフローチ
ャートである。 (2)……回転体、(F)……制動手段。
図は制御系の概略ブロック図、第2図は制御動作のフロ
ーチャート、第3図は電動リールの横断平面図、第4図
はプランジャの動作を表す平面図、第5図は電動リール
の平面図、第6図はディスプレイの表示内容を表す平面
図であり、第7図は制御動作の別実施例を表すフローチ
ャートである。 (2)……回転体、(F)……制動手段。
Claims (1)
- 【請求項1】釣り糸が巻取られる回転体(2)から所定
長さの釣り糸が繰出されるまで、若しくは、繰出し開始
から所定時間が経過するまで回転体(2)の回転に制動
力を作用させ、この後、制動力の低減、あるいは、解除
を行う制動手段(F)が備えられて成る釣り用リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31472590A JP2962811B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 釣り用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31472590A JP2962811B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 釣り用リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183349A JPH04183349A (ja) | 1992-06-30 |
JP2962811B2 true JP2962811B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=18056822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31472590A Expired - Fee Related JP2962811B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 釣り用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962811B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP31472590A patent/JP2962811B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04183349A (ja) | 1992-06-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |