JPS6129266Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6129266Y2 JPS6129266Y2 JP11246180U JP11246180U JPS6129266Y2 JP S6129266 Y2 JPS6129266 Y2 JP S6129266Y2 JP 11246180 U JP11246180 U JP 11246180U JP 11246180 U JP11246180 U JP 11246180U JP S6129266 Y2 JPS6129266 Y2 JP S6129266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squealing
- gear
- pawl
- housing
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 7
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 101100394497 Caenorhabditis elegans toe-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、鳴き爪の形状を改善した魚釣用ス
ピニングリールに関する。
ピニングリールに関する。
従来鳴き爪を鳴き歯車に係合離脱が選択出来る
スピニングリールでは実公昭52−40154号公報
「スピニングリールにおけるローターの逆転止め
装置」のように、略く字形の腕杆１８に鳴き爪１
７が軸支されているから、部品点数が多く、それ
だけ重く、軽量化出来ない欠点がある。又腕杆を
省略してカム部先端の偏心位置に回動自在に鳴き
爪を設けた「魚釣用リール」が実開昭55−56583
号公報で提案されている。しかし、鳴き爪がカム
部先端の偏心位置にあるから、鳴き爪を鳴き歯車
から離脱するときカム部の回動量を大きくしなけ
れば離脱出来ず、回動量が大きいと、鳴き爪を付
勢するバネがへタつたり、折損も多く、鳴き爪の
軸支部の摩耗も多い欠点がある。又カム部の構造
が複雑になる欠点がある。
スピニングリールでは実公昭52−40154号公報
「スピニングリールにおけるローターの逆転止め
装置」のように、略く字形の腕杆１８に鳴き爪１
７が軸支されているから、部品点数が多く、それ
だけ重く、軽量化出来ない欠点がある。又腕杆を
省略してカム部先端の偏心位置に回動自在に鳴き
爪を設けた「魚釣用リール」が実開昭55−56583
号公報で提案されている。しかし、鳴き爪がカム
部先端の偏心位置にあるから、鳴き爪を鳴き歯車
から離脱するときカム部の回動量を大きくしなけ
れば離脱出来ず、回動量が大きいと、鳴き爪を付
勢するバネがへタつたり、折損も多く、鳴き爪の
軸支部の摩耗も多い欠点がある。又カム部の構造
が複雑になる欠点がある。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、簡単な構成
とカム部の少ない回動量で鳴き爪が鳴き歯車から
離脱出来る魚釣用スピニングリールを提案するこ
とにある。
とカム部の少ない回動量で鳴き爪が鳴き歯車から
離脱出来る魚釣用スピニングリールを提案するこ
とにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第１図でスピニングリールは筐体１の前面に
突設された回転軸筒２とスプール軸３に夫々ロー
ター４とスプール５が固定されている。筐体１の
一側にはハンドル６が取り付けられ、ハンドルの
回転で軸筒２を介してローター４が回転され、さ
らにハンドルの回転で他の歯車輪列機構を介して
スプール軸３が前後に摺動されるように構成され
ている。またローター４の後部の軸筒外周には中
空軸９ａが嵌合されて爪車９が一体に形成され、
中空軸外周に鳴き歯車１０が固着されている。爪
車と鳴き歯車間の中空軸外周には環状溝が形成さ
れて巻バネ１１が嵌合されている。筐体１の上側
には操作杆１２が軸線方向に配置支承され、筐体
より突出された後端には摘み１３が固定されてい
る。操作杆１２の先端は筐体より前側に突出され
てカム部１４が一体又は別体に固定されている。
筐体の前面には第２図のように係止爪１５と爪作
動板１６が支軸１７で回動自在に軸着されてい
る。爪作動板の折曲部の凹孔には上記巻バネ１１
の折曲部１１ａが嵌挿されている。係止爪１５の
一端には作動部１５ａが、他端には第３図のよう
に爪車９と係合される係合部１５ｂが形成されて
いる。
と、第１図でスピニングリールは筐体１の前面に
突設された回転軸筒２とスプール軸３に夫々ロー
ター４とスプール５が固定されている。筐体１の
一側にはハンドル６が取り付けられ、ハンドルの
回転で軸筒２を介してローター４が回転され、さ
らにハンドルの回転で他の歯車輪列機構を介して
スプール軸３が前後に摺動されるように構成され
ている。またローター４の後部の軸筒外周には中
空軸９ａが嵌合されて爪車９が一体に形成され、
中空軸外周に鳴き歯車１０が固着されている。爪
車と鳴き歯車間の中空軸外周には環状溝が形成さ
れて巻バネ１１が嵌合されている。筐体１の上側
には操作杆１２が軸線方向に配置支承され、筐体
より突出された後端には摘み１３が固定されてい
る。操作杆１２の先端は筐体より前側に突出され
てカム部１４が一体又は別体に固定されている。
筐体の前面には第２図のように係止爪１５と爪作
動板１６が支軸１７で回動自在に軸着されてい
る。爪作動板の折曲部の凹孔には上記巻バネ１１
の折曲部１１ａが嵌挿されている。係止爪１５の
一端には作動部１５ａが、他端には第３図のよう
に爪車９と係合される係合部１５ｂが形成されて
いる。
上記カム部１４は第１図から第４図のように、
係止爪１５の作動部１５ａが係合される高部１４
ａと底部１４ｂと、先端に段部による軸部１４ｃ
と、軸部から外周方向に突設された突出部１４ｄ
と、軸部中心に穿設されてビス１８が螺合される
ネジ孔と外周から突出されてバネ掛け孔が形成さ
れた腕部１４ｅで形成されている。軸部１４ｃ外
周には鳴き爪１９が回動自在に嵌合されて上記ビ
ス１８で抜け止めされている。腕部１４ｅのバネ
掛け孔と筐体１に穿設されたバネ掛け孔にはトー
シヨンバネ２０が掛け止めされている。
係止爪１５の作動部１５ａが係合される高部１４
ａと底部１４ｂと、先端に段部による軸部１４ｃ
と、軸部から外周方向に突設された突出部１４ｄ
と、軸部中心に穿設されてビス１８が螺合される
ネジ孔と外周から突出されてバネ掛け孔が形成さ
れた腕部１４ｅで形成されている。軸部１４ｃ外
周には鳴き爪１９が回動自在に嵌合されて上記ビ
ス１８で抜け止めされている。腕部１４ｅのバネ
掛け孔と筐体１に穿設されたバネ掛け孔にはトー
シヨンバネ２０が掛け止めされている。
上記鳴き爪１９は円板の中心に形成された上記
軸部１４ｃに嵌合される透孔１９ａと、透孔の一
側に形成されて上記突出部１４ｄが挿入される円
弧状孔１９ｂと、円板の外周に形成された爪先１
９ｃと、バネ掛け孔１９ｄで形成され、バネ掛け
孔と筐体に植設されたピン２１間にはバネ２２が
張設されている。上記円弧状孔１９ｂと突出部１
４ｄとで遅延作動機構が構成されている。
軸部１４ｃに嵌合される透孔１９ａと、透孔の一
側に形成されて上記突出部１４ｄが挿入される円
弧状孔１９ｂと、円板の外周に形成された爪先１
９ｃと、バネ掛け孔１９ｄで形成され、バネ掛け
孔と筐体に植設されたピン２１間にはバネ２２が
張設されている。上記円弧状孔１９ｂと突出部１
４ｄとで遅延作動機構が構成されている。
遅延作動機構は円弧状孔１９ｂの一側面をＡ、
他側面をＢとすると、第２図のように爪先１９ｃ
が鳴き歯車１０に係合され、摘み１３がローター
４の逆転止め掛けON位置にあるとき、突出部１
４ｄの一側と上記円弧状孔１９ｂの一側面Ａとは
角度θの間隙に構成され、突出部１４ｄの他側と
円弧状孔の他側面Ｂとは角度θ又はθ以上の間隙
に構成されている。上記角度θの間隙は、摘み１
３がローター４の逆転止め掛けOFF位置に回動
されて係止爪の係合部１５ｂが爪車９の歯先から
離脱された後、突出部１４ｄが一側面Ａを押圧し
て鳴き爪１９を反時計方向に回動させて爪先１９
ｃと鳴き歯車１０の係合を離脱させるように構成
されている。
他側面をＢとすると、第２図のように爪先１９ｃ
が鳴き歯車１０に係合され、摘み１３がローター
４の逆転止め掛けON位置にあるとき、突出部１
４ｄの一側と上記円弧状孔１９ｂの一側面Ａとは
角度θの間隙に構成され、突出部１４ｄの他側と
円弧状孔の他側面Ｂとは角度θ又はθ以上の間隙
に構成されている。上記角度θの間隙は、摘み１
３がローター４の逆転止め掛けOFF位置に回動
されて係止爪の係合部１５ｂが爪車９の歯先から
離脱された後、突出部１４ｄが一側面Ａを押圧し
て鳴き爪１９を反時計方向に回動させて爪先１９
ｃと鳴き歯車１０の係合を離脱させるように構成
されている。
上記鳴き爪１９の動作は第２図の摘み１３の
ON位置で爪先１９ｃが鳴き歯車１０と係合さ
れ、ハンドル６でローター４と中空軸９ａ、爪車
９が示矢時計方向に正転されると共に巻バネ１１
で係止爪１５が支軸１７を中心に反時計方向に回
転されて係合部１５ｂが爪車９から離脱され、上
記鳴き爪１９と鳴き歯車１０でクリツク音が発生
される。ローターの逆転では巻バネ１１で自動的
に係止爪と爪車で逆転が係止される。摘み１３が
第５図のようにOFF位置に切り換えられると、
係止爪１５はカム部の高部１４ａの左隅部で作動
部１５ａが押し下げられ、係合部１５ｂが爪車９
から離脱されてローター４の正逆転が可能とな
り、鳴き爪１９は突出部１４ｄでバネ２２に抗し
て回動されてクリツク音が発生されない。
ON位置で爪先１９ｃが鳴き歯車１０と係合さ
れ、ハンドル６でローター４と中空軸９ａ、爪車
９が示矢時計方向に正転されると共に巻バネ１１
で係止爪１５が支軸１７を中心に反時計方向に回
転されて係合部１５ｂが爪車９から離脱され、上
記鳴き爪１９と鳴き歯車１０でクリツク音が発生
される。ローターの逆転では巻バネ１１で自動的
に係止爪と爪車で逆転が係止される。摘み１３が
第５図のようにOFF位置に切り換えられると、
係止爪１５はカム部の高部１４ａの左隅部で作動
部１５ａが押し下げられ、係合部１５ｂが爪車９
から離脱されてローター４の正逆転が可能とな
り、鳴き爪１９は突出部１４ｄでバネ２２に抗し
て回動されてクリツク音が発生されない。
上記説明における遅延作動機構の突出部と円弧
状孔は、カム部先端に円弧状孔を、鳴き爪に突出
部を設けてもよい。又カム部１４はOFF位置が
第２図のON位置に対し第５図では反時計方向に
回動するように構成されたが、第２図に対し時計
方向に回動されるように構成してもよい。
状孔は、カム部先端に円弧状孔を、鳴き爪に突出
部を設けてもよい。又カム部１４はOFF位置が
第２図のON位置に対し第５図では反時計方向に
回動するように構成されたが、第２図に対し時計
方向に回動されるように構成してもよい。
本考案は上述のように構成されたから、摘みや
カム部や鳴き爪の回動量が少なく鳴き爪と鳴き歯
車の係合離脱操作がなされると共に部品点数が少
なく構成が簡単でかつ小型、軽量化になる等の実
用上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリール
が提供できる。
カム部や鳴き爪の回動量が少なく鳴き爪と鳴き歯
車の係合離脱操作がなされると共に部品点数が少
なく構成が簡単でかつ小型、軽量化になる等の実
用上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリール
が提供できる。
図面は本考案の一実施例が示され、第１図はリ
ールの要部断面側面図、第２図は摘みON位置の
筐体正面図、第３図は鳴き爪を取りはずした筐体
正面図、第４図はカム部の拡大断面側面図、第５
図は摘みOFF位置の筐体正面図である。 １……筐体、２……回転軸筒、９……爪車、１
０……鳴き歯車、１４……カム部、１４ｃ……軸
部、１４……ｄ突出部（遅延作動機構）、１５…
…係止爪、１９……鳴き爪、１９ｂ……円弧状孔
（遅延作動機構）、２２……バネ。
ールの要部断面側面図、第２図は摘みON位置の
筐体正面図、第３図は鳴き爪を取りはずした筐体
正面図、第４図はカム部の拡大断面側面図、第５
図は摘みOFF位置の筐体正面図である。 １……筐体、２……回転軸筒、９……爪車、１
０……鳴き歯車、１４……カム部、１４ｃ……軸
部、１４……ｄ突出部（遅延作動機構）、１５…
…係止爪、１９……鳴き爪、１９ｂ……円弧状孔
（遅延作動機構）、２２……バネ。
Claims (1)
- 筐体前面に突出した回転軸筒に爪車と鳴き歯車
を固着して筐体前面に軸着した係止爪とカム部前
端に軸着してバネで鳴き歯車方向に付勢した鳴き
爪を夫々係合・離脱自在に臨ませ、鳴き爪はカム
部の回動中心の軸部に設けた遅延作動機構で上記
係止爪の離脱動作より遅延して鳴き歯車から離脱
させることを特徴とする魚釣用スピニングリー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11246180U JPS6129266Y2 (ja) | 1980-08-09 | 1980-08-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11246180U JPS6129266Y2 (ja) | 1980-08-09 | 1980-08-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736873U JPS5736873U (ja) | 1982-02-26 |
| JPS6129266Y2 true JPS6129266Y2 (ja) | 1986-08-29 |
Family
ID=29473514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11246180U Expired JPS6129266Y2 (ja) | 1980-08-09 | 1980-08-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129266Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60108750U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-24 | 本田技研工業株式会社 | 気化器装着部品の保護カバ−装置 |
| JPH0356100Y2 (ja) * | 1985-04-13 | 1991-12-16 |
-
1980
- 1980-08-09 JP JP11246180U patent/JPS6129266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5736873U (ja) | 1982-02-26 |
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