JPS6115721Y2 - - Google Patents

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JPS6115721Y2
JPS6115721Y2 JP13254880U JP13254880U JPS6115721Y2 JP S6115721 Y2 JPS6115721 Y2 JP S6115721Y2 JP 13254880 U JP13254880 U JP 13254880U JP 13254880 U JP13254880 U JP 13254880U JP S6115721 Y2 JPS6115721 Y2 JP S6115721Y2
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JP
Japan
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claw
rotor
coil spring
cam part
whine
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JP13254880U
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JPS5754279U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鳴き爪の構造を簡単化した魚釣用
スピニングリールに関する。
従来鳴き爪を鳴き歯車に係合離脱が選択出来る
スピニングリールでは実公昭52−41054号公報
「スピニングリールにおけるローターの逆転止め
装置」のように、略く字形の腕杆18に鳴き爪1
7が軸支されているから、部品点数が多く、それ
だけ重く、軽量化出来ない欠点がある。又腕杆を
省略してカム部先端の偏心位置に回動自在に鳴き
爪を設けた「魚釣用リール」が実開昭55−56583
号公報で提案されている。しかし、鳴き爪がカム
部先端の偏心位置にあるから、鳴き爪を鳴き歯車
から離脱するときカム部の回動量を大きくしなけ
れば離脱出来ず、回動量が大きいと、鳴き爪を付
勢するバネがヘタつたり、折損も多く、鳴き爪の
軸支部の摩耗も多い欠点がある。又カム部の構造
が複雑になる欠点がある。さらに鳴き爪を弾力性
に富む線材などからなる接触子24、いわゆるバ
ネ爪で構成された「釣りリール」が実公昭53−
33030号公報で提案されているが、バネ爪では激
しく振動されるために材質の疲労によつて折損し
たり、弾性力が変化して音質が変つてくる欠点が
あり、音色に重みがない欠点がある。
本考案の目的は、簡単な構成で上記欠点を解決
した魚釣用スピニングリールを提案することにあ
る。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第1図から第3図の第1実施例でスピニング
リールは筐体1の前面に突設された回転軸筒2と
スプール軸3に夫々ローター4とスプール5が固
定されている。筐体1の一側にはハンドル6が取
りつけられ、ハンドルの回転で軸筒2を介してロ
ーター4が回転され、さらにハンドルの回転で他
の歯車輪列機構を介してスプール軸3が前後に摺
動されるように構成されている。またローター4
の後部の軸筒外周には爪車7が嵌合固定されてい
る。ローター4の後部凹陥部内周には凹凸部材4
aが形成されている。筐体1の上側には操作杆8
が軸線方向に配置され支承され、筐体より突出さ
れた後端には摘み9が固定されている。操作杆8
の先端は筐体より前側に突出されて操作カム部1
0が一体又は別体に固定されている。筐体の前面
には第2図のように係止爪11と鳴き爪12が軸
13,14で回動自在に軸承されている。
上記操作カム部10は曲面部10aと平面部1
0bで形成され、側部には腕部10cが突設され
ている。腕部に穿設された小孔と筐体との間には
トーシヨンバネ15が設けられると共に、ストツ
パーピン16,17が筐体に植設されて操作カム
部と摘みのON・OFF回動位置が規制されてい
る。
上記係止爪11は両端に作動部11aと係止部
11bが形成され、係止部側には挾持片18が固
定されている。作動部は上記カム部10の曲面部
又は平面図部に当接され、係止部は上記爪車7に
係合されるように構成されている。挾持片は爪車
を両側から挾持して爪車が第2図で反時計方向に
逆転されたとき係止片11を支軸13を中心に時
計方向に回動させ、係止部11bを爪車7に係合
させて逆転止めが掛けられるように、他方爪車が
時計方向に正転されたときには係止爪11が反時
計方向に回動されて係合が解除されるように構成
されている。
上記鳴き爪12は爪先12aと腕部12bで形
成され、腕部に穿設された小孔とカム部10の腕
部10cの小孔との間にはコイルバネ19が張設
されている。
上記のように構成されたスピニングリールの摘
み9が逆転止めON位置に切換えられると、第2
図のように操作カム部10の平面部10bが水平
になされて係止爪11の作動部11aが当接され
るようになされ、爪車7が反時計方向に逆転され
たとき係止爪は挾持片18で時計方向に回動され
て係止部11bが爪車に係合されてローター4の
時計方向の正転のみ可能となる。上記切換えで鳴
き爪12はコイルバネ19で支軸14を中心に反
時計方向に回動されて爪先12aが上記凹凸部材
4aに係合される。この状態でローター4が時計
方向に正転されると、爪先と凹凸部材との間でコ
イルバネ19に抗して係脱動作がおこなわれてク
リツク音が発生される。ローター4の反時計方向
の逆転は上記のように爪車7と係止部11bの係
合で回転されない。
次に摘み9がトーシヨンバネ15に抗して逆転
止めOFF位置に切換えられると、鳴き爪12は
コイルバネ19で時計方向に回動されて凹凸部材
4aの回転方向に抜け出されて第3図の状態とな
り、ローター4の回転でクリツク音は発生されな
い。この状態では係止爪の作動部11aが操作カ
ム部10の曲面部10aの隅部で押し下げられて
係止部11bが爪車7から離脱されてローター4
の正逆転が可能となる。
第4図から第6図は第2実施例で、回転軸筒2
の外周に爪車7の中空軸7aが嵌合され、中空軸
の一側に凹凸部材20が嵌合固定されている。支
軸14に回動自在に軸承された鳴き爪12の爪先
12aが凹凸部材20に係合するように配置され
ている。
この実施例の場合も摘み9がトーシヨンバネ1
5に抗して逆転止めON位置に切換えらると、鳴
き爪12はコイルバネ19で時計方向に回動され
て爪先12aが凹凸部材20に係合され、凹凸部
材の時計方向の正転でコイルバネ19に抗して係
脱されてクリツク音が発生される。
次に摘み9が逆転止めOFF位置に切換えられ
ると、鳴き爪12はコイルバネ19で反時計方向
に回動されて、爪先12aは凹凸部材20の正転
方向に抜け出されて第6図の状態となり、ロータ
ー4は正逆転可能となつてクリツク音は発生され
ない。
本考案は上述のように構成されたから、少数の
部品点数で鳴き爪が操作され、構造簡単で重量が
軽くなり、巻数の多いコイルバネで鳴き爪が動作
されるのでバネが材質の疲労で折損されることが
ない。又クリツク音は響きのある音が得られる等
実用上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリー
ルが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の第1実施例で、第
1図はリールの要部断面側面図、第2図は操作カ
ム部逆転止めのON位置の筐体正面図、第3図は
操作カム部逆転カム部逆転止めOFF位置の筐体
正面図、第4図から第6図は第2実施例で、第4
図はリール要部の断面側面図、第5図は操作カム
部逆転止めON位置の筐体正面図、第6図は操作
カム部逆転止めOFF位置の筐体正面図である。 1……筐体、2……回転軸筒、3……スプール
軸、4……ローター、4a,20……凹凸部材、
5……スプール、6……ハンドル、7……爪車、
8……操作杆、9……摘み、10……操作カム
部、10c,12c……腕部、11……係止片、
12……鳴き爪、15……トーシヨンバネ、19
……コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体前面に鳴き爪と逆転止め操作カム部を回動
    自在に設け、上記鳴き爪と操作カム部の側部に突
    設した腕部との間にコイルバネを張設し、上記鳴
    き爪の爪先をローターと一体に回転する凹凸部材
    に臨ませ、上記操作カム部の回動によりコイルバ
    ネを介して上記鳴き爪の爪先を凹凸部材に係脱自
    在にしたことを特徴とする魚釣用スピニングリー
    ル。
JP13254880U 1980-09-18 1980-09-18 Expired JPS6115721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13254880U JPS6115721Y2 (ja) 1980-09-18 1980-09-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13254880U JPS6115721Y2 (ja) 1980-09-18 1980-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5754279U JPS5754279U (ja) 1982-03-30
JPS6115721Y2 true JPS6115721Y2 (ja) 1986-05-15

Family

ID=29492780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13254880U Expired JPS6115721Y2 (ja) 1980-09-18 1980-09-18

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JPS5754279U (ja) 1982-03-30

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