JPH04687Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04687Y2 JPH04687Y2 JP1984201790U JP20179084U JPH04687Y2 JP H04687 Y2 JPH04687 Y2 JP H04687Y2 JP 1984201790 U JP1984201790 U JP 1984201790U JP 20179084 U JP20179084 U JP 20179084U JP H04687 Y2 JPH04687 Y2 JP H04687Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- rotating shaft
- spool
- supported
- fixed
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は魚釣用電動リールに関し、更に詳しく
はモータがスプールの胴部内に装備されたタイプ
の電動リールに関する。
はモータがスプールの胴部内に装備されたタイプ
の電動リールに関する。
(従来の構造)
従来のこの種電動リールにおけるモータの支持
は、モータの回転軸端部をスプールに固定した側
蓋で支持し、回転軸と反対側の支持筒部を側枠
(B皿側)で支持する二点支持の構造をなしてい
た。
は、モータの回転軸端部をスプールに固定した側
蓋で支持し、回転軸と反対側の支持筒部を側枠
(B皿側)で支持する二点支持の構造をなしてい
た。
そのため、電動リールを誤つて落下させた時、
その衝撃によつて回転軸の支持部分に曲りが発生
しやすいといつた欠点を有する。そして、上述し
た落下衝撃によつて回転軸の支持部分に曲りが生
じた場合には回転軸にブレが発生し、回転軸に固
着された歯車とスプールの胴部内面に形成した内
歯歯車及び両歯車間に介在された遊星歯車との噛
合いに異常をきたし、噛み合い音が大きくなつた
り、或いは回転不能となるなどの不具合を有す
る。
その衝撃によつて回転軸の支持部分に曲りが発生
しやすいといつた欠点を有する。そして、上述し
た落下衝撃によつて回転軸の支持部分に曲りが生
じた場合には回転軸にブレが発生し、回転軸に固
着された歯車とスプールの胴部内面に形成した内
歯歯車及び両歯車間に介在された遊星歯車との噛
合いに異常をきたし、噛み合い音が大きくなつた
り、或いは回転不能となるなどの不具合を有す
る。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上述した如き事情に鑑み、仮令、電動
リールを落下するようなことがあつても、回転軸
に曲りを与えるような衝撃が作用しないモータの
支持構造を提供することにある。
リールを落下するようなことがあつても、回転軸
に曲りを与えるような衝撃が作用しないモータの
支持構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、従来のモータの左右両側を支持した二点支
持に加え更に回転軸基部のボス部分を支持する三
点支持とする。回転軸基部のボス部分を支持する
構造としてはスプール側に固定した環状板、又は
ベアリングを取付けた環状板の何れでも可能であ
る。
段は、従来のモータの左右両側を支持した二点支
持に加え更に回転軸基部のボス部分を支持する三
点支持とする。回転軸基部のボス部分を支持する
構造としてはスプール側に固定した環状板、又は
ベアリングを取付けた環状板の何れでも可能であ
る。
(作用)
モータが回転軸端、支持筒及び回転軸基部のボ
ス部分の三ケ所で支持されることにより、モータ
のケーシングより突出する回転軸はその基部と端
部の二ケ所で支持されると共に、両方の支持間距
離は短かいため落下時の衝撃に対しても曲りの発
生を防止する。そして、回転軸基部のボス部分を
支持する支持部材はモータ側と遊星歯車側とを仕
切つて歯車部分のオイルがモータ側に流入するの
を防止する。
ス部分の三ケ所で支持されることにより、モータ
のケーシングより突出する回転軸はその基部と端
部の二ケ所で支持されると共に、両方の支持間距
離は短かいため落下時の衝撃に対しても曲りの発
生を防止する。そして、回転軸基部のボス部分を
支持する支持部材はモータ側と遊星歯車側とを仕
切つて歯車部分のオイルがモータ側に流入するの
を防止する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、電動リールAは今日周知の形態、所謂、
左右側枠1,2間にスプール3が回転可能に軸承
され、スプール3の胴部3a内にはモータ4が収
納されると共に、モータ4の回転軸5に固着した
歯車6はスプール3の胴部3a内面に形成した内
歯歯車7と噛合する遊星歯車8に噛合され、それ
によりスプール3はモータ4の外側を回転するよ
うになつている。
すると、電動リールAは今日周知の形態、所謂、
左右側枠1,2間にスプール3が回転可能に軸承
され、スプール3の胴部3a内にはモータ4が収
納されると共に、モータ4の回転軸5に固着した
歯車6はスプール3の胴部3a内面に形成した内
歯歯車7と噛合する遊星歯車8に噛合され、それ
によりスプール3はモータ4の外側を回転するよ
うになつている。
上記スプール3に収納されるモータ4の支持
は、回転軸5の側端部分をスプール3の胴部側面
にネジ止めによつて固着した側蓋9に装着した軸
受メタル10で支持し、回転軸5と反対側部分は
モータ4のケーシング4aにネジ止めによつて一
体的に固着した支持筒11をスプール3の側蓋9
に装着された軸受12を貫通して外方に突出さ
せ、その突出部分を側枠2の通孔に嵌挿通すると
共に支持筒11の外周面に刻設せるネジ条にナツ
ト13を螺合して支持する。
は、回転軸5の側端部分をスプール3の胴部側面
にネジ止めによつて固着した側蓋9に装着した軸
受メタル10で支持し、回転軸5と反対側部分は
モータ4のケーシング4aにネジ止めによつて一
体的に固着した支持筒11をスプール3の側蓋9
に装着された軸受12を貫通して外方に突出さ
せ、その突出部分を側枠2の通孔に嵌挿通すると
共に支持筒11の外周面に刻設せるネジ条にナツ
ト13を螺合して支持する。
又、モータ4の回転軸5基部のボス部分14は
スプール3の胴部3a内に嵌合固着した支持部材
15で支持し、モータ4が三点で支持されてい
る。
スプール3の胴部3a内に嵌合固着した支持部材
15で支持し、モータ4が三点で支持されてい
る。
モータ4のボス部分14を支持する支持部材1
5としては第1図に図示するドーナツツ状を呈し
た支持板15aの通孔内にベアリング15bが一
体的に装着され、そのベアリング15bでボス部
分14を受けるタイプと、ベアリング15bが無
く、単に支持板15aの通孔でボス部分14を支
持するタイプの二通りがある。どちらにしてもモ
ータ4側と歯車側とは支持部材15で仕切られ、
歯車に付着されたオイルがモータ側に流入するの
を防止し得る利点を有する。
5としては第1図に図示するドーナツツ状を呈し
た支持板15aの通孔内にベアリング15bが一
体的に装着され、そのベアリング15bでボス部
分14を受けるタイプと、ベアリング15bが無
く、単に支持板15aの通孔でボス部分14を支
持するタイプの二通りがある。どちらにしてもモ
ータ4側と歯車側とは支持部材15で仕切られ、
歯車に付着されたオイルがモータ側に流入するの
を防止し得る利点を有する。
尚、図中、16はモータ4の駆動スイツチ、1
7はスタードラツグ機構、18はハンドル、であ
る。
7はスタードラツグ機構、18はハンドル、であ
る。
(考案の効果)
本考案の魚釣用電動リールは上述した如くスプ
ールの胴部内に収納したモータを回転軸部分、回
転軸と反対側の支持筒部分及び回転軸基部のボス
部分の三点で支持したものであるから、仮令リー
ルを落下するようなことがあつてもその衝撃で回
転軸が曲るのを確実に防止することができる。
ールの胴部内に収納したモータを回転軸部分、回
転軸と反対側の支持筒部分及び回転軸基部のボス
部分の三点で支持したものであるから、仮令リー
ルを落下するようなことがあつてもその衝撃で回
転軸が曲るのを確実に防止することができる。
即ち、モータのケーシングより突出せる回転軸
は基部のボス部分と側端とを支持されるため歪み
変形を起こすことがなく、長期に渉つて真直状態
を維持する。
は基部のボス部分と側端とを支持されるため歪み
変形を起こすことがなく、長期に渉つて真直状態
を維持する。
従つて、回転軸に固着された歯車と遊星歯車、
内歯歯車との噛合いを長期に渉り正常に維持でき
る。
内歯歯車との噛合いを長期に渉り正常に維持でき
る。
しかも、回転軸基部のボス部分を支持する支持
部材はスプールの胴部内に嵌合固着されるため、
モータ側と歯車側とを仕切る隔壁として作用し、
歯車に付着されるオイルがモータ側に流入するの
を防止できる。
部材はスプールの胴部内に嵌合固着されるため、
モータ側と歯車側とを仕切る隔壁として作用し、
歯車に付着されるオイルがモータ側に流入するの
を防止できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
正面図、第2図は支持部材の変形例を示す部分断
面図、第3図は第1図の3−3線に沿える断面
図、第4図は第2図の4−4線に沿える断面図で
ある。 図中、A……電動リール、1,2……側枠、3
……スプール、4……モータ、5……回転軸、1
1……支持筒、14……ボス部分、15……支持
部材。
正面図、第2図は支持部材の変形例を示す部分断
面図、第3図は第1図の3−3線に沿える断面
図、第4図は第2図の4−4線に沿える断面図で
ある。 図中、A……電動リール、1,2……側枠、3
……スプール、4……モータ、5……回転軸、1
1……支持筒、14……ボス部分、15……支持
部材。
Claims (1)
- 左右側枠間にスプールが回転可能に軸承され、
そのスプールの胴部内にモータが嵌合保持された
電動リールにおいて、前記モータを回転軸の側端
部分をスプールの胴部側面に固着した側蓋に装着
した軸受メタルで支持し、回転軸と反対側部分は
モータのケーシングに固着した支持筒を側枠にナ
ツト締めで固定し、更に回転軸基部のボス部分を
スプールの胴部内に嵌合固着したドーナツ状の支
持部材で支持する三点支持構造としたことを特徴
とする魚釣用電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984201790U JPH04687Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984201790U JPH04687Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61110275U JPS61110275U (ja) | 1986-07-12 |
JPH04687Y2 true JPH04687Y2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=30763907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984201790U Expired JPH04687Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04687Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610775Y2 (ja) * | 1987-12-29 | 1994-03-23 | 株式会社オリムピック | 魚釣用電動リール |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502913A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-13 | ||
JPS5712847U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | ||
JPS5727254U (ja) * | 1980-07-21 | 1982-02-12 | ||
JPS5727584U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-13 | ||
JPS5850678B2 (ja) * | 1978-03-20 | 1983-11-11 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850678U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-06 | オリムピツク釣具株式会社 | 魚釣用電動リ−ル |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP1984201790U patent/JPH04687Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502913A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-13 | ||
JPS5850678B2 (ja) * | 1978-03-20 | 1983-11-11 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物 |
JPS5712847U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | ||
JPS5727254U (ja) * | 1980-07-21 | 1982-02-12 | ||
JPS5727584U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61110275U (ja) | 1986-07-12 |
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