JP3926198B2 - スピニングリールの螺軸取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、螺軸取付構造、外周面に交差する螺旋状溝が形成され、スピニングリールの糸巻用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に往復移動させるための螺軸を両端部に配置された第1及び第2軸受を介してリール本体に回転自在に取り付ける螺軸取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にスピニングリールは、リール本体と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、外周に釣り糸が巻かれるスプールとを有している。ロータは、1対のアーム部を有しており、両アーム部の間には糸案内姿勢と糸開放姿勢との間で開閉自在なベールが設けられている。また、一方のアーム部先端には、糸巻取り時に巻き取られた釣り糸をスプール外周に案内するためのラインローラが設けられている。
【0003】
このようなスピニングリールには、ベール及びラインローラによって案内された釣り糸をスプール外周に前後方向に均一に巻き付けるためのオシレーティング機構が設けられている。オシレーティング機構はリール本体の内部に設けられており、スプールが装着されたスプール軸と平行に配置された螺軸と、ロータに連動して螺軸を回転させるための伝達機構と、螺軸に係合するスライダとを有している。
【0004】
螺軸の外周には交差する螺旋状の溝が形成されており、螺軸は、両端部に装着された2つの軸受を介してリール本体に回転自在に支持されている。また螺軸の前部には、ピニオンギアからの回転を螺軸に伝達するための中間ギアが回転不能に装着されている。
【0005】
従来、螺軸の後端部は、リール本体の後部に形成された後壁部に軸受を介して支持されている。後壁部には、螺軸が通過可能な貫通孔が形成されており、貫通孔に装着された軸受を介して螺軸の端部はリール本体に支持されている。また螺軸の前端部は、リール本体の前部に形成された凹穴に軸受を介して支持されている。このような螺軸をリール本体に取り付ける場合、前側の凹穴に軸受を装着した状態で、リール本体の後方から後端側の貫通孔に螺軸の前端部を通し、中間ギアを前部に装着した後、凹穴に装着された軸受に螺軸の前端部を装着する。そして、後端側の貫通孔に軸受を装着し、後壁部の後面に軸受の抜け止め用のプレートを装着して螺軸の取付作業を完了する。
【0006】
このオシレーティング機構では、ハンドルの回転に連動して回転する螺軸の螺旋状溝にスライダが係合することでスライダが螺軸に沿って往復移動する。スライダが螺軸に沿って往復移動することにより、スプール軸及びスプールも同様に往復移動する。このように、ハンドルの回転操作に連動してロータと同期してスプールを往復移動させることにより、スプール外周に釣り糸が均一に巻かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来構成の螺軸取付構造では、リール本体の後壁部に形成された貫通孔と前部に形成された凹穴とがそれぞれ前後方向に形成されている。このため、リール本体をダイキャスト法や射出成形法などの固定金型を用いた型成形により製造する際に左右方向に型抜きする場合、貫通孔と凹穴とを固定金型とは別の前後にスライドする専用のスライド金型によって成形しなければならない。このように専用のスライド金型を使用して貫通孔と凹穴とを形成する場合、2つのスライド金型を同芯に精度良く配置しても成形時にずれることがある。このため、凹穴と貫通孔とを同芯に精度良く形成するのが困難であり、螺軸の取付精度を確保しにくい。特に大型のスピニングリールの場合、螺軸の長さが長くなるため、このような精度の確保が困難になる。
【0008】
また、後方から螺軸を装着しているので、後壁部の後方にリール本体の外縁部を別に形成した場合、外縁部に螺軸を通過させるための通過孔を設ける必要がある。このような通過孔を形成すると、この部分の意匠表現が制約されてしまう。
【0009】
本発明の課題は、スピニングリールの螺軸取付構造において、螺軸の取付精度を容易に確保できかつ意匠表現の制約を少なくすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールの螺軸取付構造は、外周面に交差する螺旋状溝が形成され、スピニングリールの糸巻用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に往復移動させるための螺軸を両端部に配置された第1及び第2軸受を介してリール本体に回転自在に取り付ける構造であって、第1取付部と、抜け止め部材とを有している。第1取付部は、リール本体に一体形成され、開口部と、開口部から螺軸の回転軸方向と交差する第1方向に凹陥してリール本体に形成され螺軸の後端部に装着される第1軸受の外周面が接触可能な軸受装着部とを有し、螺軸の後端部が取り付けられている。抜け止め部材は、開口部を塞ぐように第1取付部に着脱自在に装着され、第1軸受の外周面に接触して第1軸受の第1方向の移動を規制する部材である。
【0011】
この螺軸取付構造では、螺軸の後端部を第1取付部に取り付ける際には、第1軸受を螺軸の後端部に装着した状態で、第1軸受を開口部から第1方向に移動させながら軸受装着部に螺軸を装着する。そして、抜け止め部材を装着して第1軸受の第1軸方向の移動を規制する。ここでは、第1取付部に貫通孔ではなく、第1方向に開口する軸受装着部を設け、そこに第1軸受を装着した状態の螺軸の後端部を第1軸方向に移動させて取り付けている。このため、軸方向に移動するスライド型を用いることなく固定金型による型成形により第1取付部を精度良く形成できる。したがって、螺軸の前端部をスライド金型により形成された別の取付部に取り付けても、そのスライド金型の精度さえ確保すれば2つの取付部を精度良く同芯に配置でき、螺軸の取付精度を容易に確保することができる。また、螺軸を後方から装着する必要がないので、第1取付部の後方にリール本体の外縁部を設けても、外縁部に螺軸の通過させるための通過孔を設ける必要がなくなる。このため、意匠表現の制約が少なくなる。
【0012】
発明2に係るスピニングリールの螺軸取付構造は、発明1に記載の構造において、第1方向は、ハンドルの回転軸方向と実質的に平行である。この場合には、ハンドルの回転軸が通常は左右方向、つまり金型の抜き方向に一致するので、第1取付部を固定金型によりさらに精度良く形成できる。
【0013】
発明3に係るスピニングリールの螺軸取付構造は、発明1又は2に記載の構造において、抜け止め部材は、開口部を塞ぐとともに第1軸受の後端面に接触して第1軸受の回転軸方向の移動を規制するように折り曲げられた板状部材である。この場合には、単純な折り曲げ構造で第1軸受の第1方向の移動の規制と第1方向と交差する回転軸方向の移動の規制とを行える。
【0014】
発明4に係るスピニングリールの螺軸取付構造は、発明1から3のいずれかに記載の構造において、リール本体に一体形成され、螺軸の前端部に配置される第2軸受が装着され螺軸の前端部が取り付けられる第2取付部をさらに備える。この場合には、第1取付部に第1方向から螺軸の後端部を取り付けてから、螺軸の前端部を第2軸受を介して第2取付部に取り付けることにより螺軸の取付が容易になる。また、第2取付部をスライド金型で形成してもその精度だけを確保すれば螺軸の取付精度を容易に確保できる。
【0015】
発明5に係るスピニングリールの軸受支持構造は、発明4に記載の構造において、第2取付部は、螺軸が通過可能な貫通孔部を有し、第2軸受が貫通孔部に装着される。この場合には、螺軸を貫通孔部を通過させてリール本体の前方から装着できる。このリール本体の前部は通常はロータによりカバーされるため、貫通孔部が外部露出することはない。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1において、本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、大型のスピニングリールであり、ハンドル1を回転自在に支持され釣り竿に装着されるリール本体2と、ロータ3と、スプール4と、ロータ駆動機構5と、オシレーティング機構6とを主に備えている。ロータ3は、スプール4に釣り糸を巻き付けるものであり、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、外周面に釣り糸を巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。なお、ハンドル1は、リール本体2の左右のいずれにも装着可能である。ロータ駆動機構5は、ハンドル1の回転に連動してロータ3を回転させるものである。オシレーティング機構6は、ハンドル1の回転に連動してスプール4を前後に往復移動させるものである。
【0017】
リール本体2は、図2〜図4に示すように、ロータ3やスプール4を支持する筐体部2aと、筐体部2aに着脱自在にねじ止めされた蓋体部2bと、筐体部2a及び蓋体部2bにそれぞれ一体形成された第1及び第2フランジ部分24a,24bを有する円形のフランジ部2cとを主に有している。
【0018】
筐体部2aはたとえばガラス繊維で強化されたポリアミド系合成樹脂製であり、射出成形法により製造された部材である。筐体部2aは、側部に形成された開口25と、内部に形成された機構収納空間26と、ロータ3のリール本体2側に形成された円形の凹陥部3a内に配置されるように形成されロータ3の回転軸(後述するピニオンギア12)を回転自在に支持する回転支持部27と、ハンドル1の回転軸であるハンドル軸10の一端を支持するためのボス部からなる第1ハンドル支持部28aとを有している。筐体部2aは、リール本体2の略半分の厚みである。
【0019】
開口25は、機構収納空間26に各種の機構を装着するために前部を除く上下及び後部の三方に設けられている。機構収納空間26には、図1に示すように、ロータ駆動機構5と、オシレーティング機構6とが設けられている。回転支持部27は、機構収納空間26の前部に一体形成された略半円形の第1フランジ部分24aにさらに略円柱状に一体形成されており、中心にピニオンギア12が貫通する貫通孔27a(図2)が形成されている。この回転支持部27の前面には、後述する逆転防止機構50のワンウェイクラッチ51がねじ止め固定されている。また、回転支持部27には、図2及び図5に示すように、オシレーティング機構6の螺軸20の前端部を第2軸受17bとともに取り付けるための第2取付部27bが形成されている。第2取付部27bは、回転支持部27を貫通孔27aの外周部と一部が重複する形状で貫通して形成されている。
【0020】
筐体部2aの中間部には、ピニオンギア(後述)12の後端部を支持するためのギア支持部29が形成されている。ギア支持部29は、蓋体部2b側に突出して形成された厚肉リブであり、ピニオンギア12の後部を回転自在に支持するためのブッシュ14b(図1)が装着されている。このギア支持部29には、後述する螺軸20が通過可能な貫通孔29aが形成されている。
【0021】
筐体部2aの後部には、オシレーティング機構6の後端部を取り付けるための機構取付部16が形成されている。機構取付部16は、後部に蓋体部2b側に突出して形成された厚肉のリブであり、図に示すように、上部にオシレーティング機構6のガイド軸(後述)23が貫通するガイド支持部16aが形成され、中心部にオシレーティング機構6の螺軸(後述)20の後端部が取り付けられる第1取付部16bが形成されている。第1取付部16bは、開口部16cと、螺軸20の後端部に装着される第1軸受17aの外周面が接触可能な軸受装着部16dとを有している。軸受装着部16dは、開口部16cからハンドル1の回転であるハンドル軸10と実質的に平行(螺軸20の回転軸と交差する)な第1方向にU字型に凹んで形成されている。開口部16cは、抜け止め部材18により塞がれている。抜け止め部材18は、開口部16cを塞ぐように第1取付部16bにビス19により着脱自在に装着されている。抜け止め部材18は、金属製の板状部材であり、第1軸受17aの両方向の移動を規制するように折り曲げた形状の部材である。抜け止め部材18は、第1軸受17aの外周面及び後面に接触して第1軸受17aの第1方向及びそれと直交する第2方向の移動を規制する。
【0022】
蓋体部2bは、たとえばガラス繊維で強化されたポリアミド系合成樹脂製であり、射出成形法により製造された部材である。蓋体部2bは、図2に示すように、筐体部2aの開口25を覆いかつ内部に空間が形成され得るようにロータ装着側に壁部としての第2フランジ部分24bが一体形成された薄肉のカバー部35と、カバー部35から上方に延びる繰り竿取付用の取付脚部36とを有している。カバー部35は、リール本体2の厚みの略半分の厚みで形成されている。カバー部35の前部を除く上部及び後部には開口25に対向して縁取り部が形成されている。カバー部35の前部に、略半円形の第2フランジ部分24bが形成されている。第2フランジ部分24bの内方に突出する内側部分がカバー部35を補強する壁部として機能している。また、カバー部35の側部には、ハンドル軸10の他端を支持するためのボス部からなる第2ハンドル支持部28bが形成されている。
【0023】
取付脚部36は中実の厚肉部材であり、その先端は前後両側に延びており釣り竿取付部36aとなっている。取付脚部36からカバー部35にかけて境界部分は、略半分の厚みに切り欠かれており、その切欠き部分に外側面が滑らかに連続するように筐体部2aの上部がはめ込まれている。第1及び第2ハンドル支持部28a,28bは筐体部2a及び蓋体部2bに設けられた筒状の部分であり、内部に図示しない軸受が装着されている。
【0024】
また、リール本体2の背面下部には、銘板38が装着されている。この銘板38によりオシレーティング機構6のガイド軸23を装着するための装着孔2d(図2)を隠すことができる。
【0025】
ロータ駆動機構5は、図2に示すように、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギアからなるマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ロータ3の回転軸であるピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、ナット13によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ回転支持部27に装着された軸受14aと、ギア支持部29に装着されたブッシュ14bとを介してリール本体2に回転自在に支持されている。
【0026】
オシレーティング機構6は、スプール4の中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、図1〜図3に示すように、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸20と、螺軸20に沿って前後方向に移動するスライダ21と、螺軸20の先端部に固定された中間ギア22とを有している。
【0027】
螺軸20の外周面には交差する螺旋状溝20aが形成されている。螺軸20の後端部には、第1取付部16bに取り付けられた第1軸受17aが装着され、前端には、第2取付部27bに取り付けられた第軸受17bが装着されている。第1軸受17aは、第1取付部16bの開口部16cから取付可能である。また、第2軸受17bは、第2取付部27bに前方から取付可能である。回転支持用の両軸受17a,17bは、たとえばポリアセタール樹脂などの合成樹脂製のブッシュであり、図2に示すように、回り止め及び軸方向の位置決めのための突起部17c,17dをそれぞれ有している。これらの突起部17c,17dは、第1及び第2取付部16b,27bに形成された凹部16e,27cに係止される。
【0028】
スライダ21にはスプール軸15の後端が2本のビス21c,21dにより回転不能に固定されている。スライダ21の内部には、螺旋状溝20aに係合する係合部材21aが螺軸20と直交する軸回りに回動自在に装着されている。この係合部材21aが螺旋状溝20aに係合することにより、螺軸20の回転がスライダ21の前後往復移動に変換される。
【0029】
中間ギア22は、ピニオンギア12に噛み合っている。スライダ21には、螺軸20と、螺軸20の上方に平行に配置されたガイド軸23とが貫通している。この螺軸20とガイド軸23とにより、スライダ21はリール本体2の前後方向に案内される。
【0030】
ロータ3は、図1に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30と両ロータアーム31,32とは一体成形されている。
【0031】
円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス33aが形成されている。このボス33aの貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が貫通している。前壁33の前方側にはナット13が配置されており、このナット13がピニオンギア12の先端のネジ部に螺合している。円筒部30の前壁33より後方が凹陥部3aとなっており、この凹陥部3aの後端面と面一にリール本体2のフランジ部2cが筐体部2a及び蓋体部2bにそれぞれ一体形成されている。
【0032】
第1ロータアーム31の先端の外周側には第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためにラインローラ41が装着されている。また、第2ロータアーム32の先端の外周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端のラインローラ41と第2ベール支持部材42との間にはベール43が設けられている。これらのベール支持部材40,42、ラインローラ41及びベール43によりベールアーム44が構成される。
【0033】
ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3の逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、ローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェイクラッチ51を作動状態及び非作動状態に切り換える操作機構52とを有している。ワンウェイクラッチ51は、外輪が回転支持部27に固定され、内輪がピニオンギア12に回転不能に係止されている。操作機構52は、筐体部2aと蓋体部2bとの間に配置された操作レバー53と、操作レバー53が後端に装着され筐体部2aに揺動自在に装着された操作軸54とを有しており、操作レバー53を揺動させることで操作軸54の先端のカム突起(図示せず)が揺動してワンウェイクラッチ51を作動状態及び非作動状態とに切り換える。このワンウェイクラッチ51が作動状態のときにロータ3が逆転不能になり、非作動状態のときロータ3が逆転可能になる。
【0034】
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装着されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前部に固定された前フランジ部4cとを有している。
【0035】
このような構成のスピニングリールにおけるオシレーティング機構6の組み立て手順について図4及び図5に参照して説明する。
オシレーティング機構6を組み立てる際には、まず螺軸20を筐体部2aに取り付ける。この螺軸取付作業では、図5(A)に示すように、スライダ21を所定位置に配置した状態で螺軸20を第2取付部27bの前方から貫通孔29a及びスライダ21を貫通させて筐体部2a内に挿入する。つぎに、図5(B)に示すように、螺軸20の後端部を蓋体部2b側に径方向外方に持ち上げて僅かに斜めに配置し、前端部に隙間をあけてそこに中間ギア22を配置する。また、螺軸20の後端部に第1軸受17aを装着するとともに、第2取付部27bに第2軸受17bを突起部17cを凹部27cに合わせて装着する。この第2軸受17bは、回転支持部27に装着されるワンウェイクラッチ51により抜け止めされる。この状態で、螺軸20を中間ギア22を貫通して先端を第2軸受17bに挿入するとともに、後端の第1軸受17aを機構取付部16の第1取付部16bの開口部16cから軸受装着部16dにはめ込む。このとき、突起部17cが凹部16eに係止されるようにする。これにより、図5(C)に示すように螺軸20の両端が第1及び第2軸受17a,17bで軸支された状態になる。
【0036】
つづいて、ガイド軸23を装着する。ガイド軸23を装着する際には、図6(A)に示すように、筐体部2aの後方から装着する。まず、ガイド軸23を筐体部2aの後方から装着孔2dを貫通させさらにスライダ21を貫通してギア支持部29に先端を係止する。そして、機構取付部16のガイド支持部16aに軸受23aを介して取り付ける。そして、抜け止め部材18を第1取付部16bにビス19により固定し、第1軸受17a及び軸受23aの軸方向及び径方向の抜け止め及び位置決めを行う。この状態を図6(B)に示す。そして、スライダ21にスプール軸15の後端部を2本のビス21c,21dにより固定してオシレーティング機構6の組み立て作業を終わる。
【0037】
このような組み立て作業において、第1取付部16bに貫通孔ではなく、第1方向に開口する軸受装着部16dを設け、そこに第1軸受17aを装着した状態の螺軸20の後端部を径方向に移動させて取り付けている。このため、軸方向に移動するスライド型を用いることなく固定金型による型成形により第1取付部16bを精度良く形成できる。したがって、螺軸20の前端部をスライド金型により形成された第2取付部27bに取り付けても、第2取付部27bのスライド金型の精度さえ確保すれば2つの取付部16b,27bを精度良く同芯に配置でき、螺軸20の取付精度を容易に確保することができる。また、螺軸20を後方から装着する必要がないので、第1取付部16bの後方にリール本体2の外縁部を設けても、外縁部に螺軸20の通過させるための通過孔を設ける必要がなくなる。このため、リール本体2の外縁部の意匠表現の制約が少なくなる。
【0038】
〔他の実施形態〕
(a)スピニングリールの形態は前記実施形態に限定されるものではなく、リアドラグ機構を有するものや、ブレーキレーバを有するロータ制動機構を装着したものにも本発明を適用できる。
【0039】
(b)抜け止め部材の形状は前記実施形態に限定されるものではなく、樹脂成形されたものでもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、第1取付部に貫通孔ではなく、第1方向に開口する軸受装着部を設け、そこに第1軸受を装着した状態の螺軸の後端部を第1軸方向に移動させて取り付けている。このため、軸方向に移動するスライド型を用いることなく固定金型による型成形により第1取付部を精度良く形成できる。したがって、螺軸の前端部をスライド金型により形成された別の取付部に取り付けても、そのスライド金型の精度さえ確保すれば2つの取付部を精度良く同芯に配置でき、螺軸の取付精度を容易に確保することができる。また、螺軸を後方から装着する必要がないので、第1取付部の後方にリール本体の外縁部を設けても、外縁部に螺軸の通過させるための通過孔を設ける必要がなくなる。このため、意匠表現の制約が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの左側面断面図。
【図2】 リール本体の分解斜視図。
【図3】 筐体部の断面拡大図。
【図4】 図3のIV−IV断面図。
【図5】 オシレーティング機構の組立手順を示す断面図。
【図6】 オシレーティング機構の組立手順を示す断面図。
【符号の説明】
1 ハンドル
2 リール本体
4 スプール
6 オシレーティング機構
10 ハンドル軸
16b 第1取付部
16c 開口部
16d 軸受装着部
17a,17b 第1及び第2軸受
18 抜け止め部材
20 螺軸
20a 螺旋状溝
27b 第2取付部

Claims (5)

  1. 外周面に交差する螺旋状溝が形成され、スピニングリールの糸巻用のスプールをハンドルの回転に連動して前後に往復移動させるための螺軸を両端部に配置された第1及び第2軸受を介してリール本体に回転自在に取り付ける螺軸取付構造であって、
    前記リール本体に一体形成され、開口部と、前記開口部から前記螺軸の回転軸方向と交差する第1方向に凹陥して前記リール本体に形成され前記螺軸の後端部に装着される前記第1軸受の外周面が接触可能な軸受装着部とを有し、前記螺軸の後端部が取り付けられる第1取付部と、
    前記開口部を塞ぐように前記第1取付部に着脱自在に装着され、前記第1軸受の外周面に接触して前記第1軸受の前記第1方向の移動を規制する抜け止め部材と、
    を備えたスピニングリールの螺軸取付構造。
  2. 前記第1方向は、前記ハンドルの回転軸方向と実質的に平行である、請求項1に記載のスピニングリールの螺軸取付構造。
  3. 前記抜け止め部材は、前記開口部を塞ぐとともに前記第1軸受の後端面に接触して前記第1軸受の前記回転軸方向の移動を規制するように折り曲げられた板状部材である、請求項1又は2に記載のスピニングリールの螺軸取付構造。
  4. 前記リール本体に一体形成され、前記螺軸の前端部に配置される第2軸受が装着され螺軸の前端部が取り付けられる第2取付部をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載のスピニングリールの螺軸取付構造。
  5. 前記第2取付部は、前記螺軸が通過可能な貫通孔部を有し、前記第2軸受が前記貫通孔部に装着される、請求項4に記載のスピニングリールの軸受取付構造。
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